[go: up one dir, main page]

JP2011001447A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011001447A
JP2011001447A JP2009145170A JP2009145170A JP2011001447A JP 2011001447 A JP2011001447 A JP 2011001447A JP 2009145170 A JP2009145170 A JP 2009145170A JP 2009145170 A JP2009145170 A JP 2009145170A JP 2011001447 A JP2011001447 A JP 2011001447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
phenol
reaction
epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009145170A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Nakanishi
政隆 中西
Katsuhiko Oshimi
克彦 押見
Kenichi Kuboki
健一 窪木
Koichi Kawai
宏一 川井
Takao Sunaga
高男 須永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP2009145170A priority Critical patent/JP2011001447A/ja
Publication of JP2011001447A publication Critical patent/JP2011001447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

【課題】ハロゲン化合物やアンチモン化合物などの難燃剤を使用することなく、難燃性を示す半導体封止用エポキシ樹脂組成物を提供。
【解決手段】式(1)
Figure 2011001447

(式中Aはシクロ環を有する炭素数5以上15未満のアルキリデン基である。また複数存在する置換基Rは水素原子、あるいはメチル基を表す。)で表されるフェノール化合物とエピハロヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂とフェノール樹脂系硬化剤、無機充填材を必須成分として含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は難燃性に優れた硬化物を与える半導体封止用エポキシ樹脂組成物に関する。
エポキシ樹脂組成物は作業性及びその硬化物の優れた電気特性、耐熱性、接着性、耐湿性(耐水性)等により電気・電子部品、構造用材料、接着剤、塗料等の分野で幅広く用いられている。
しかし近年、電気・電子分野においてはその発展に伴い、樹脂組成物の高純度化をはじめ耐湿性、密着性、誘電特性、フィラー(無機または有機充填剤)を高充填させるための低粘度化、成型サイクルを短くするための反応性のアップ等の諸特性の一層の向上が求められている。又、構造材としては航空宇宙材料、レジャー・スポーツ器具用途などにおいて軽量で機械物性の優れた材料が求められている。特に半導体封止分野、基板(基板自体、もしくはその周辺材料)においては薄型化が年々高度になり、材料に求められる特性として耐熱性はもちろんのこと、柔軟性が求められるようになってきている。更に環境問題から、近年、難燃剤としてハロゲン系エポキシ樹脂と三酸化アンチモンが特に電気電子部品の難燃剤として多用されているが、これらを使用した製品はその廃棄後の不適切な処理により、ダイオキシン等の有毒物質の発生に寄与することが指摘されている。
上記の問題を解決する方法の一つとして、リン原子を骨格に有するエポキシ樹脂が提案されている。特に、通常のリン酸エステルタイプの化合物はその安定性が低いため、安定性の良い、環状リン酸エステル化合物が使用されている。またリン酸エステル化合物を使用しなくても、樹脂骨格を選ぶことで従来のエポキシ樹脂に比べ難燃性に優れたものが開発されてきている。しかしながら、現在、特に半導体封止材の分野においては、リン系難燃剤も使用せずに難燃化できるようなシステムの開発が検討されており、一般にノンハロゲン、ノンアンチモン、ノンリンと呼ばれる難燃性が求められていている。
この難燃材料の常識とし、その構造中に脂肪族炭化水素基の含有量が多ければ多いほど、その難燃性が低下すると考えられている。例えば理論的な指標として一般に知られているCFT(熱分解残渣率)を基準にすれば、CFTが大きいほど、燃焼時の炭化層形成に寄与する割合が多く、燃えにくくなることを示唆する。芳香族密度の高い樹脂に比べ、脂肪族炭化水素は基本的にこのCFTにおいてはマイナスの寄与をし、他の芳香族系のエポキシ樹脂に比べ、一般に難燃性が劣るという判断されているといのが一般的な見解である(非特許文献1)。
本発明に使用できるようなシクロ環を有するエポキシ樹脂は、従来技術においては、酸無水物やアミン系の硬化剤を使用し硬化物を製造されることが多く、その難燃性に着目した報告は見られない。例えばトリメチルシクロヘキサン構造を有するビスフェノール化合物のエポキシ樹脂が知られており、難燃性の硬化物を製造できるが、この樹脂を含む組成では難燃性が不足する為、難燃剤の添加が必要となる。
ポリマーの難燃化 西沢仁 著 (大成社) p53−57
特開平02−229181号公報 特開2003−082061号公報
本発明はハロゲン化合物やアンチモン化合物、リン系化合物などの難燃剤を使用することなく、その硬化物において難燃性を付与し、且つ優れた流動性・耐熱性を有するエポキシ樹脂組成物および半導体装置を提供することを目的とする。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意研究した結果、本発明を完成させるに到った。
すなわち本発明は
(1)式(1)
Figure 2011001447
(式中Aはシクロ環を有する炭素数5以上15未満のアルキリデン基である。また複数存在する置換基Rは水素原子、あるいはメチル基を表す。)
で表されるフェノール化合物とエピハロヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂とフェノール樹脂系硬化剤、無機充填材を必須成分として含有する組成物において無機充填材の含有量が外割で70〜95質量%であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物、
(2)Aがシクロヘプタン構造、シクロヘキサン構造、ノルボルネン構造、オクタヒドロメタノインデン構造、アダマンタン構造を有する基のいずれか一種であることを特徴とする前項(1)に記載のエポキシ樹脂組成物、
(3)Rが水素原子であり、Aが炭素数7〜10のアルキリデン基でかつ、シクロヘキサン構造、ノルボルネン構造、オクタヒドロメタノインデン構造を有する基のいずれか一種であることを特徴とする前項(1)、(2)いずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物、
(4)硬化剤が、フェノールアラルキル樹脂であることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物、
(5)硬化剤の軟化点が50〜75℃であることを特徴とする前項(4)記載のエポキシ樹脂組成物、
に関する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は難燃剤、リン系化合物を使用しなくても難燃性を発現し、組成物中の難燃剤、リン系化合物の低減に寄与するエポキシ樹脂であり、電気電子部品用絶縁材料及び積層板(プリント配線板、ビルドアップ基板など)やCFRPを始めとする各種複合材料、接着剤、塗料等に有用である。特に半導体素子を保護する半導体封止材料にきわめて有用である。
本発明のエポキシ樹脂組成物は半導体の封止材に好適であり、その組成はエポキシ樹脂、硬化剤、無機充填材を必須成分として含有するエポキシ樹脂組成物である。
本発明のエポキシ樹脂組成物において必須成分であるエポキシ樹脂は式(1)
Figure 2011001447
(式中Aはシクロ環を有する炭素数5以上15未満のアルキリデン基である。また複数存在する置換基Rは水素原子、あるいはメチル基を表す。)
で表されるフェノール化合物とエピハロヒドリンとの反応によって得られる。
以下、このエポキシ樹脂を便宜上「本発明のエポキシ樹脂」と表記する。
本発明のエポキシ樹脂の原料となるフェノール化合物はそれぞれ相当する環状脂肪族ケトン類とフェノール類とを反応させることで得られる。
具体的な化合物例としては下記に示すような化合物が挙げられる。
Figure 2011001447
前記フェノール化合物は、市販品が入手可能で、例えばBisP−CP,BisP−Z、BisP−TMC、BisOC−TMC、BisP−MZ、BisP−3MZ、BisP−IPZ、BisCR−IPZ、Bis26X−IPZ、BisP−TCD、BisOC−CDE、Bis26X−CDE、BisP−CHEP、BisP−COCT、BisP−CPeDE(いずれも本州化学工業製)、TCDBP(METOROPORITAN EXIMCHEM LTD製)などが挙げられる。
また製造方法例としては対応するシクロアルキルケトン類とフェノール類を酸性条件下、あるいは塩基性条件下反応させ、再結晶などの処理をすることで得ることができる。
本発明において特に好ましいフェノール化合物はその構造が前記式(1)においてAが炭素数7〜10のアルキリデン基が好ましく、特にシクロヘキサン構造(例えばメチルシクロヘキサン、ジメチルシクロヘキサン、トリメチルシクロヘキサン、イソプロピルシクロヘキサンなど)、ノルボルネン構造(例えば、ノルボルネン、メチルノルボルネン、トリメチルノルボルネンなど)、オクタヒドロメタノインデン構造(オクタヒドロメタノインデン、メチルオクタヒドロメタノインデンなど)、アダマンタン構造(アダマンタンなど)を有する基のいずれかであることが好ましい。また置換基Rはメチル基、あるいは水素が好ましく、本発明においては特に全て水素原子であることが好ましい。
前述のフェノール化合物とエピハロヒドリンとの反応において使用するエピハロヒドリンとしては、エピクロルヒドリン、α-メチルエピクロルヒドリン、γ-メチルエピクロルヒドリン、エピブロモヒドリン等が挙げられ、本発明においては、工業的に入手が容易なエピクロルヒドリンが好ましい。エピハロヒドリンの使用量は、原料フェノール化合物の水酸基1モルに対し通常3〜20モルであり、好ましくは4〜10モルである。
上記エポキシ化反応においては、アルカリ金属水酸化物を使用することが好ましい。該アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。なお、アルカリ金属水酸化物を、固形物として利用してもよいし、その水溶液として利用してもよい。例えば、アルカリ金属水酸化物を水溶液として使用する場合においては、アルカリ金属水酸化物の水溶液を連続的に反応系内に添加すると共に、減圧下又は常圧下で連続的に水及びエピハロヒドリンを留出させ、更に分液して水を除去し、エピハロヒドリンを反応系内に連続的に戻す方法によりエポキシ化反応を行うことができる。また固形を使用する場合、その取り扱いやすさ、溶解性等の問題からフレーク状の物を使用することが好ましい。アルカリ金属水酸化物の使用量は、原料フェノール化合物の水酸基1モルに対して通常0.90〜1.5モルであり、好ましくは0.95〜1.25モルであり、より好ましくは0.99〜1.15モルである。
上記エポキシ化反応においては、反応を促進するためにテトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムブロマイド、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウム塩を触媒として添加することが好ましい。4級アンモニウム塩の使用量は、原料フェノール化合物の水酸基1モルに対し通常0.1〜15gであり、好ましくは0.2〜10gである。
上記エポキシ化反応においては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、ジメチルスルホン、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の非プロトン性極性溶媒などを添加して反応を行うことが反応進行上好ましい。
上記アルコール類を使用する場合、その使用量は、エピハロヒドリンの使用量に対し通常2〜50質量%であり、好ましくは4〜20質量%である。一方、上記非プロトン性極性溶媒を用いる場合、その使用量は、エピハロヒドリンの使用量に対し通常5〜100質量%であり、好ましくは10〜80質量%である。
上記エポキシ化反応において、反応温度は通常30〜90℃であり、好ましくは35〜80℃である。一方、反応時間は通常0.5〜10時間であり、好ましくは1〜8時間である。これらのエポキシ化反応の反応物は、水洗後、または水洗無しに加熱減圧下でエピハロヒドリンや溶媒等を除去することにより精製され得る。また、更に加水分解性ハロゲンの少ないエポキシ樹脂とするために、回収した反応物をトルエン、メチルイソブチルケトンなどの溶剤に溶解し、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物の水溶液を加えて、副生成物の閉環反応を行い、副生成物であるハロヒドリンの閉環を確実なものにすることもできる。
この場合、アルカリ金属水酸化物の使用量は、エポキシ化に使用した原料フェノール化合物の水酸基1モルに対して通常0.01〜0.3モルであり、好ましくは0.05〜0.2モルである。また、反応温度は通常50〜120℃であり、反応時間は通常0.5〜2時間である。
上記エポキシ化反応においては、反応終了後、生成した塩を濾過、水洗などにより除去し、更に加熱減圧下溶剤を留去することにより本発明に使用できるエポキシ樹脂を得ることができる。
本発明のエポキシ樹脂組成物において、全エポキシ樹脂中、本発明のエポキシ樹脂の割合は50質量%以上が好ましく、より好ましくは70質量%以上、特に好ましくは80質量%以上である。
前記他のエポキシ樹脂としてはノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂などが挙げられる。特にフェノールアラルキル型のエポキシ樹脂の添加は、本発明のエポキシ樹脂組成物の難燃性を阻害する効果が少ないため好ましい。またハロゲン化フェノール化合物(もしくはフェノール樹脂)のエポキシ化物は環境問題、および電気特性の問題(電気特性が悪くなる)からからその使用は好ましくなく、使用したとしても全エポキシ樹脂中で5質量%以下、好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは5000ppm以下である。
使用できる他のエポキシ樹脂の具体例としては、チオジフェノール、フルオレンビスフェノール、テルペンジフェノール、4,4’−ビフェノール、2,2’−ビフェノール、3,3’,5,5’−テトラメチル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジオール、ハイドロキノン、レゾルシン、ナフタレンジオール、トリス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1,2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、フェノール類(フェノール、アルキル置換フェノール、ナフトール、アルキル置換ナフトール、ジヒドロキシベンゼン、ジヒドロキシナフタレン等)とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシアセトフェノン、o−ヒドロキシアセトフェノン、トリシクロペンタジエン、フルフラール、4,4’−ビス(クロルメチル)−1,1’−ビフェニル、4,4’−ビス(メトキシメチル)−1,1’−ビフェニル、1,4−ビス(クロロメチル)ベンゼン、1,4−ビス(メトキシメチル)ベンゼン等との重縮合物及びこれらの変性物、テトラブロモビスフェノールA等のハロゲン化ビスフェノール類、アルコール類から誘導されるグリシジルエーテル化物、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルアミン系エポキシ樹脂、グリシジルエステル系エポキシ樹脂等の固形または液状エポキシ樹脂が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。
本発明のエポキシ樹脂組成物が含有する硬化剤としては、例えばアミン系化合物、酸無水物系化合物、アミド系化合物、フェノール系化合物、カルボン酸系化合物などが挙げられる。用いうる硬化剤の具体例としては、ジアミノジフェニルメタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン等のアミン系化合物;ジシアンジアミド、リノレン酸の2量体とエチレンジアミンより合成されるポリアミド樹脂等のアミド系化合物;無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等の酸無水物系化合物;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、フルオレンビスフェノール、テルペンジフェノール、4,4’−ビフェノール、2,2’−ビフェノール、3,3’,5,5’−テトラメチル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジオール、ハイドロキノン、レゾルシン、ナフタレンジオール、トリス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1,2,2−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタンや、フェノール類(フェノール、アルキル置換フェノール、ナフトール、アルキル置換ナフトール、ジヒドロキシベンゼン、ジヒドロキシナフタレン等)とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシアセトフェノン、o−ヒドロキシアセトフェノン、フルフラールとの重縮合物であるノボラック樹脂や、フェノールまたはクレゾールとフェニレンジメチロール体、ジメトキシメチル体もしくはハロゲン化メチル体との反応物または、フェノールまたはクレゾールとビスクロロメチルビフェニル、ビスメトキシメチルビフェニルもしくはビスヒドロキシメチルビフェニルとの反応物または、フェノールとベンゼンジイソプロパノール、ベンゼンジイソプロパノールジメチルエーテルもしくはベンゼンビス(クロロイソプロパン)との反応物であるフェノールアラルキル樹脂及びこれらの変性物や、テトラブロモビスフェノールA等のハロゲン化ビスフェノール類や、テルペンとフェノール類の縮合物等のフェノール系化合物、イミダゾール、トリフルオロボラン−アミン錯体、グアニジン誘導体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
本発明においては、耐熱性、耐薬品性、電気信頼性の面から、フェノール系化合物を硬化剤とすることが好ましく、特に難燃性から、ノボラック樹脂、中でもフェノールノボラック樹脂またはクレゾールノボラック樹脂や、フェノールアラルキル樹脂が好ましい。特に好ましくはフェノールアラルキル樹脂である。また本発明においては、その軟化点が50〜100℃のフェノールアラルキル樹脂を用いのが好ましい。軟化点が低い方が流動性及び難燃性は向上する傾向があるが、耐熱性を上げるには軟化点が高いもの使用することが好ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物において硬化剤の使用量は、エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して0.8〜1.1当量が好ましい。エポキシ基1当量に対して、0.8当量に満たない場合、あるいは1.1当量を超える場合、いずれも硬化が不完全となり良好な硬化物性が得られない恐れがある。また本発明においてエポキシ樹脂と硬化剤の好ましい組み合わせとしては軟化点45〜70度のエポキシ樹脂(より好ましくは50〜65℃)と軟化点50〜100℃(好ましくは50〜85℃、さらに好ましくは50〜75℃)の硬化剤である。流動性、難燃性、耐熱性の面でバランスの取れた特性を有する樹脂組成物となる。
本発明のエポキシ樹脂組成物においては、硬化促進剤を含有させても差し支えない。使用できる硬化促進剤の具体例としては2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾ−ル類、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等の第3級アミン類、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類、オクチル酸スズ等の金属化合物等が挙げられる。硬化促進剤は、エポキシ樹脂100質量部に対して0.1〜5.0質量部が必要に応じ用いられる。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、リン含有化合物を難燃性付与成分として含有させることもできる。リン含有化合物としては反応型のものでも添加型のものでもよい。リン含有化合物の具体例としては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシリレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、クレジル−2,6−ジキシリレニルホスフェート、1,3−フェニレンビス(ジキシリレニルホスフェート)、1,4−フェニレンビス(ジキシリレニルホスフェート)、4,4'−ビフェニル(ジキシリレニルホスフェート)等のリン酸エステル系化合物;9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド、10(2,5−ジヒドロキシフェニル)−10H−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド等のホスファン類;エポキシ樹脂と前記ホスファン類の活性水素とを反応させて得られるリン含有エポキシ化合物、赤リン等が挙げられるが、リン酸エステル類、ホスファン類またはリン含有エポキシ化合物が好ましく、1,3−フェニレンビス(ジキシリレニルホスフェート)、1,4−フェニレンビス(ジキシリレニルホスフェート)、4,4'−ビフェニル(ジキシリレニルホスフェート)またはリン含有エポキシ化合物が特に好ましい。
しかしながら、環境問題、および電気特性の懸念から前述のようなリン酸エステル系化合物の使用量はリン酸エステル系化合物/エポキシ樹脂≦0.1(質量比)が好ましい。さらに好ましくは0.05以下である。特に好ましくは硬化促進剤として添加する以外は、リン系化合物は添加しないことが良い。
本発明のエポキシ樹脂組成物は無機充填剤を含有する。無機充填剤としては溶融シリカ、結晶性シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、クレー、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ベリリウム、酸化鉄、酸化チタン、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素、マイカ、ガラス、石英、雲母などが挙げられる。さらに難燃効果を付与するため、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの金属水酸化物を使用することも好ましい。ただし、これらに限定されない。また2種以上を混合して使用しても良い。これら無機充填剤のうち、溶融シリカや結晶性シリカなどのシリカ類はコストが安く、電気信頼性も良好なため好ましい。本発明のエポキシ樹脂組成物において、無機充填剤の使用量は内割りで通常70質量%〜95質量%、好ましくは75質量%〜90質量%の範囲である。少なすぎると難燃性の効果が得られず、多すぎると封止する半導体素子が銅系リードフレームに搭載されている場合に封止樹脂とフレームの線膨張率が合わなくて、ヒートショックなどの熱応力による不具合が発生する可能性がある。
本発明のエポキシ樹脂組成物には成形時の金型との離型を良くするために離型剤を配合することができる。離型剤としては従来公知のものいずれも使用できるが、例えばカルナバワックス、モンタンワックスなどのエステル系ワックス、ステアリン酸、パルチミン酸などの脂肪酸およびこれらの金属塩、酸化ポリエチレン、非酸化ポリエチレンなどのポリオレフィン系ワックスなどが挙げられる。これらは単独で使用しても2種以上併用しても良い。これら離型剤の配合量は全有機成分に対して0.5〜3質量%が好ましい。これより少なすぎると金型からの離型が悪く、多すぎるとリードフレームなどとの接着が悪くなる。
本発明のエポキシ樹脂組成物には無機充填剤と樹脂成分との接着性を高めるためにカップリング剤を配合することができる。カップリング剤としては従来公知のものをいずれも使用できるが、例えばビニルアルコキシシラン、エポキアルコキシシラン、スチリルアルコキシシラン、メタクリロキシアルコキシシラン、アクリロキシアルコキシシラン、アミノアルコキシシラン、メルカプトアルコキシシラン、イソシアナートアルコキシシランなどの各種アルコキシシラン化合物、アルコキシチタン化合物、アルミニウムキレート類などが挙げられる。これらは単独で使用しても2種以上併用しても良い。カップリング剤の添加方法は、カップリング剤であらかじめ無機充填剤表面を処理した後、樹脂と混練しても良いし、樹脂にカップリング剤を混合してから無機充填剤を混練しても良い。
更に本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に応じて公知の添加剤を配合することが出来る。用いうる添加剤の具体例としては、ポリブタジエン及びこの変性物、アクリロニトリル共重合体の変性物、ポリフェニレンエーテル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリイミド、フッ素樹脂、マレイミド系化合物、シアネートエステル系化合物、シリコーンゲル、シリコーンオイル、並びにカーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等の着色剤などが挙げられる。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、各成分を均一に分散混合できる従来公知のいかなる手法を用いても製造することができる。例えば各成分を全て粉砕して粉砕化しヘンシェルミキサーなどで混合後、加熱ロールによる溶融混練、ニーダーによる溶融混練、特殊混合機による混合、あるいはこれら各方法の適切な組み合わせを用いることで調製される。また、本発明の半導体装置はリードフレームなどに搭載された半導体素子を、本発明のエポキシ樹脂組成物を用いてトランスファー成形などにより樹脂封止することで製造することができる。
本発明の半導体装置は前記の本発明のエポキシ樹脂組成物で封止されたもの等の本発明のエポキシ樹脂組成物の硬化物を有する。半導体装置としては、例えばDIP(デュアルインラインパッケージ)、QFP(クワッドフラットパッケージ)、BGA(ボールグリッドアレイ)、CSP(チップサイズパッケージ)、SOP(スモールアウトラインパッケージ)、TSOP(シンスモールアウトラインパッケージ)、TQFP(シンクワッドフラットパッケージ)等が挙げられる。
以下、実施例、比較例により本発明を更に具体的に説明する。なお、下記において「部」は「質量部」を意味する。
合成例1
撹拌機、還流冷却管、撹拌装置を備えたフラスコに、窒素パージを施しながら下記式(2)
Figure 2011001447
で表されるフェノール化合物(本州化学工業株式会社製、BisP−TMC)155部エピクロロヒドリン555部、メタノール56部を加え、撹拌下で溶解し、還流(約70℃)にまで昇温した。次いでフレーク状の水酸化ナトリウム41部を90分かけて分割添加した後、更に70℃で3時間反応を行った。反応終了後,水200部で水洗を行い、油層からロータリーエバポレーターを用いて140℃で減圧下、過剰のエピクロルヒドリン等の溶剤類を留去した。残留物にメチルイソブチルケトン800部を加え溶解し、70℃にまで昇温した。撹拌下で30質量%の水酸化ナトリウム水溶液10部を加え、1時間反応を行った後、油層の洗浄水が中性になるまで水洗を行い、得られた溶液から、ロータリーエバポレーターを用いて160℃で減圧下にメチルイソブチルケトン等を留去することで本発明のエポキシ樹脂(EP1)201部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は219g/eq.軟化点47℃、150℃における溶融粘度(ICI溶融粘度 コーン#3)は0.03Pa・sであった。
合成例2
撹拌機、還流冷却管、撹拌装置を備えたフラスコに、窒素パージを施しながら前記式(2)で表されるフェノール化合物(本州化学工業株式会社製、BisP−TMC)155部エピクロロヒドリン277部、ジメチルスルホキシド93部を加え、撹拌下で溶解し、45℃にまで昇温した。次いでフレーク状の水酸化ナトリウム41部を90分かけて分割添加した後、更に45℃で2時間、70℃で1時間反応を行った。油層からロータリーエバポレーターを用いて150℃で減圧下、過剰のエピクロルヒドリン等の溶剤類を留去した。残留物にメチルイソブチルケトン800部を加え溶解し、200部の水で水洗を行い、得られた有機層を70℃にまで昇温した。撹拌下で30質量%の水酸化ナトリウム水溶液10部を加え、1時間反応を行った後、油層の洗浄水が中性になるまで水洗を行い、得られた溶液から、ロータリーエバポレーターを用いて190℃で減圧下にメチルイソブチルケトン等を留去することで本発明のエポキシ樹脂(EP2)205部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は233g/eq.軟化点53℃、150℃における溶融粘度(ICI溶融粘度 コーン#3)は0.05Pa・sであった。
合成例3
合成例1においてフェノール化合物を式(3)
Figure 2011001447
で表されるフェノール化合物(METROPORITAN CHEM製)160部とした以外は同様の操作で合成を行った。得られたエポキシ樹脂(EP3)はエポキシ当量231g/eq.軟化点61℃、150℃における溶融粘度(ICI溶融粘度 コーン#3)は0.07Pa・sであった。
実施例1〜5および比較例1〜3
<難燃性試験>
前記で得られたエポキシ樹脂を表1の割合(質量部)で配合し、ミキシングロールを用いて均一に混合・混練し、封止用エポキシ樹脂組成物を得た。このエポキシ樹脂組成物をミキサーにて粉砕し、更にタブレットマシーンにてタブレット化した。このタブレット化されたエポキシ樹脂組成物をトランスファー成型(175℃×60秒)し、更に脱型後160℃×2時間+180℃×6時間の条件で硬化、評価用試験片を得た。難燃性試験結果も表1に示す。
なお、硬化物の物性は以下の要領で測定した。
・難燃性:UL94に準拠して行った。ただし、サンプルサイズは幅12.5mm×長さ150mmとし、厚さは0.8mmで試験を行った。
・残炎時間:5個1組のサンプルに10回接炎したあとの残炎時間の合計
Figure 2011001447
表中
(EP4):ビスフェノールA型エポキシ樹脂(商品名:jER−834 ジャパンエポキシレジン社製 形状 半固形 エポキシ当量250g/eq)
(H1):フェノールアラルキル型フェノール樹脂(商品名:ミレックス XLC−3L 三井化学製 軟化点71℃ 水酸基当量172g/eq)
(H2):フェノールアラルキル型フェノール樹脂(商品名:KAYAHARD GPH−65 日本化薬製 軟化点65℃ 水酸基当量198g/eq)
(H3):フェノールノボラック(商品名:H−1 明和化成工業製 軟化点83℃、水酸基当量106g/eq)
硬化促進剤:トリフェニルホスフィン(北興化学工業製)
無機充填剤:溶融シリカ(商品名:MSR−2212、龍森製)
離型剤:カルナバワックス1号(セラリカ野田製)
カップリング剤:KBM−303(信越化学製)
表1から、本発明のエポキシ樹脂組成物は、ハロゲンやアンチモン化合物等の難燃剤を用いなくとも、難燃性に優れた硬化物を与えることができることが明らかである。
すなわち、エポキシ樹脂として炭素数6以上のシクロアルキル基を有するビスフェノール体のエポキシ化物に対し、硬化剤としてフェノールアラルキル樹脂(H1、H2)、無機充填剤を含有する本発明のエポキシ樹脂組成物を用いた場合、その燃焼時間が短く、UL−94に準拠した燃焼試験において、同条件で比較した場合、いずれもV−1もしくはV−0レベルであり、少なくともその残炎時間が100秒をきっている。これに対し、シクロアルキル基を有さない、比較用のビスフェノールA型エポキシ樹脂を用いた場合、残炎時間が100秒以上と燃焼時間が長く、さらには全焼してしまうといった結果となった。また硬化剤をフェノールアラルキル樹脂以外の樹脂(H3)にした場合、その難燃性は発現せず、残炎時間が100秒以上と燃焼時間が長いものとなってしまった。

Claims (5)

  1. 式(1)
    Figure 2011001447
    (式中Aはシクロ環を有する炭素数5以上15未満のアルキリデン基である。また複数存在する置換基Rは水素原子、あるいはメチル基を表す。)
    で表されるフェノール化合物とエピハロヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂とフェノール樹脂系硬化剤、無機充填材を必須成分として含有する組成物において無機充填材の含有量が外割で70〜95質量%であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. Aがシクロヘプタン構造、シクロヘキサン構造、ノルボルネン構造、オクタヒドロメタノインデン構造、アダマンタン構造を有する基のいずれか一種であることを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. Rが水素原子であり、Aが炭素数7〜10のアルキリデン基でかつ、シクロヘキサン構造、ノルボルネン構造、オクタヒドロメタノインデン構造を有する基のいずれか一種であることを特徴とする請求項1、2いずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 硬化剤が、フェノールアラルキル樹脂を必須成分とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 硬化剤の軟化点が50〜75℃であることを特徴とする請求項4記載のエポキシ樹脂組成物。
JP2009145170A 2009-06-18 2009-06-18 エポキシ樹脂組成物 Pending JP2011001447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145170A JP2011001447A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 エポキシ樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009145170A JP2011001447A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 エポキシ樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011001447A true JP2011001447A (ja) 2011-01-06

Family

ID=43559676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009145170A Pending JP2011001447A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 エポキシ樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011001447A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013512987A (ja) * 2009-12-02 2013-04-18 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー コンポジット組成物
JP2013512988A (ja) * 2009-12-02 2013-04-18 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー エポキシ樹脂組成物
JP2013253153A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Mitsubishi Chemicals Corp エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び光学部材
CN105331053A (zh) * 2014-07-22 2016-02-17 广东生益科技股份有限公司 一种无卤树脂组合物以及使用它的预浸料和印制电路用层压板
JP2016069548A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 新日鉄住金化学株式会社 エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
CN105968321A (zh) * 2015-03-13 2016-09-28 新日铁住金化学株式会社 含有噁唑烷酮环的环氧树脂、其制造方法、环氧树脂组合物、其固化物及其应用
CN113214452A (zh) * 2020-01-21 2021-08-06 山东圣泉新材料股份有限公司 一种环氧树脂及其制备方法和应用

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013512987A (ja) * 2009-12-02 2013-04-18 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー コンポジット組成物
JP2013512988A (ja) * 2009-12-02 2013-04-18 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー エポキシ樹脂組成物
JP2013253153A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Mitsubishi Chemicals Corp エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び光学部材
CN105331053A (zh) * 2014-07-22 2016-02-17 广东生益科技股份有限公司 一种无卤树脂组合物以及使用它的预浸料和印制电路用层压板
JP2016069548A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 新日鉄住金化学株式会社 エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
CN105968321A (zh) * 2015-03-13 2016-09-28 新日铁住金化学株式会社 含有噁唑烷酮环的环氧树脂、其制造方法、环氧树脂组合物、其固化物及其应用
CN105968321B (zh) * 2015-03-13 2020-05-05 日铁化学材料株式会社 含有噁唑烷酮环的环氧树脂、其制造方法、环氧树脂组合物、其固化物及其应用
CN113214452A (zh) * 2020-01-21 2021-08-06 山东圣泉新材料股份有限公司 一种环氧树脂及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6366590B2 (ja) エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物、硬化物および半導体装置
JP5348740B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP6366504B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物および硬化物
JP2011001447A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP5127164B2 (ja) 変性エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP5142180B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP2017071706A (ja) エポキシ樹脂組成物、硬化性樹脂組成物およびその硬化物
JPWO2008020594A1 (ja) 変性液状エポキシ樹脂、並びにそれを用いたエポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP6735097B2 (ja) エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物、硬化物および半導体装置
WO2011142466A1 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JP5246760B2 (ja) エポキシ樹脂組成物および半導体装置
JP5319289B2 (ja) エポキシ樹脂及びその製造方法、並びにそれを用いたエポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP5322143B2 (ja) フェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP5127160B2 (ja) エポキシ樹脂、硬化性樹脂組成物、およびその硬化物
JP5299976B2 (ja) 変性エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂組成物
JP2023074977A (ja) 半導体封止用樹脂組成物、半導体封止材料及び半導体装置
JP2008081546A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP5220488B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP2010053293A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP2010275479A (ja) 半導体封止用エポキシ樹脂組成物および半導体装置
JP4942384B2 (ja) エポキシ樹脂、硬化性樹脂組成物、およびその硬化物
JP2004307686A (ja) エポキシ樹脂、その製法、エポキシ樹脂組成物及び半導体装置
JP4776446B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、およびその硬化物
JP2023074975A (ja) 半導体封止用樹脂組成物、半導体封止材料及び半導体装置
JP2005298614A (ja) 変性エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物