JP2010528806A - 建物の火災避難装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明によれば、多層集団建物で火災が発生した場合に、建物内の人々が多層集団建物の内部から外部へ迅速に避難できる火災避難装置を提供する。
【解決手段】
建物の外壁面100に所定の層間隔に形成される複数の横移動ガイドレール110と、前記横移動ガイドレールに設けられ同期駆動する横移動モータ132の駆動により、前記横移動ガイドレールに沿って移動するベース130と、前記ベースから下向きに形成される上下移動ガイドレール140をそれぞれ有し、上下に互いに結合される複数の垂直支持台120と、避難者が搭乗できるように形成され、昇降装置160を介して前記上下移動ガイドレールに沿って昇降する搭乗装置170とを備えることにより、避難者が迅速で且つ安全に脱出することが可能となった。
【選択図】図1
【解決手段】
建物の外壁面100に所定の層間隔に形成される複数の横移動ガイドレール110と、前記横移動ガイドレールに設けられ同期駆動する横移動モータ132の駆動により、前記横移動ガイドレールに沿って移動するベース130と、前記ベースから下向きに形成される上下移動ガイドレール140をそれぞれ有し、上下に互いに結合される複数の垂直支持台120と、避難者が搭乗できるように形成され、昇降装置160を介して前記上下移動ガイドレールに沿って昇降する搭乗装置170とを備えることにより、避難者が迅速で且つ安全に脱出することが可能となった。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物の火災避難装置に関するもので、特に高層アパート、オフィス、学校、病院、高層ビル等の多層集団建物で火災が発生した場合に、建物内の人々が多層集団建物の内部から外部へ迅速に避難し、地上に安全で且つ容易に脱出することができる建物の火災避難装置に関するものである。
一般に、高層アパート、オフィス、学校、病院、高層ビル等の高層集団建物で火災が発生し、避難者が高層部で孤立した場合、火と煙のため、非常通路や非常階段を探すことが難しくなる。さらに煙で窒息するため、非常通路や非常階段を通って脱出することは殆ど不可能となり、脱出路を確保することが難しくなる。
斯かる場合に、避難者を建物の外部に脱出させるために、一般に、救助梯子や緩降機による救助、消防救助隊による救助、ヘリコプターによる救助等がある。しかしながら、消防救助隊やヘリコプターが火災現場に到達するまでには時間を要し、さらに救助過程での時間も長くかかるため、すべての人を救助することが現実的に難しいという問題点がある。特に、建物が高層である場合、救助梯子が到達しないなど救助が難しい場合が多く、たとえ緩降機を用いるにしても緊急な状況では老弱者や一般人が使用するのに難しさがある。また、担架に相当するものをぶら下げて使用したり、ロープとフックを用いる方法など、様々な方法を考慮することができるが、斯かる方法は一回に大勢の人を救助することが難しいという問題点を生じる。また、ヘリコプターで救助する場合には、強い風が吹いている時や、夜遅い時には救助が難しいという短所がある。
斯かる問題点を考慮し、従来から多様な火災避難装置が提案されている。
例えば、韓国登録実用新案第357390号には、高層アパートや商店など建物の各層のベランダにゴンドラを形成し、そのゴンドラに避難者を搭乗させて下降させることにより、避難者を脱出させる火災避難装置が提案されている。
しかしながら、斯かる火災避難装置の場合には、ベランダのない建物には適用することができず、また各層ごとに火災避難装置を設置しなければならないという問題点がある。さらに、ゴンドラに乗って下降する過程でゴンドラ側に炎が接近するような場合、脱出が難しくなる。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、多層集団建物で火災が発生した場合に、建物内の人々が多層集団建物の内部から外部へ迅速に避難し、地上に安全で且つ容易に脱出することができる建物の火災避難装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、火災発生時に搭乗装置を火災発生位置へ自動的に移動させる一方、搭乗装置側に炎が発生した場合に炎を消火できる手段を備えることにより、避難者が迅速で且つ安全に脱出できるようにすることである。
上記目的を達成するために、本発明に係る建物の火災避難装置は、建物の外壁面に所定の層間隔に形成される複数の横移動ガイドレールと、前記横移動ガイドレールに結合され同期駆動する横移動モータの駆動により、前記横移動ガイドレールに沿って移動するベースと、前記ベースから下向きに形成される上下移動ガイドレールをそれぞれ有し、上下に互いに結合される複数の垂直支持台と、火災避難者が搭乗できるように形成され、昇降装置を介して前記上下移動ガイドレールに沿って昇降する搭乗装置と、を備えて構成されることを特徴とする。
本発明によれば、前記昇降装置は、前記複数の垂直支持台のうち最上部垂直支持台のベースに設けられるウィンチと、前記ウィンチの駆動により巻取り及び巻解きされ、下端が前記搭乗装置の上部に連結されるワイヤロープと、前記搭乗装置の側面に設けられ、前記上下移動ガイドレールに沿って回転が案内される複数の案内ローラと、を備えて構成される。
本発明によれば、前記搭乗装置には、熱と煙を感知する火災感知センサーの信号が入力され、前記横移動モータとウィンチとを駆動して、前記搭乗装置を自動的に火災発生位置へ移動するように制御するか、または手動で前記搭乗装置を操縦する制御装置が設けられる。
また、前記搭乗装置には、火災発生時に前記制御装置により作動する警報手段がさらに設けられる。
また、前記搭乗装置にはシリンダにより開閉される扉が設けられ、前記扉には階段が設けられ、前記階段には誘導灯がさらに設けられる。
また、前記搭乗装置には、火災を鎮圧できる火災鎮圧手段がさらに設けられる。前記火災鎮圧手段として、例えば消火器及び噴霧器を挙げることができる。
また、前記搭乗装置の内部には、酸素マスクが備えられることが好ましい。
また、前記搭乗装置の内部には、監視カメラがさらに設けられ、前記監視カメラを通して表示される映像により、管理者が外部で遠隔から搭乗装置を操縦するリモコンがさらに備えられる。
また、前記垂直支持台のうち最下部垂直支持台には、電源の供給が遮断された場合、駆動装置に電源を供給できる蓄電池がさらに設けられることが好ましい。
また、前記上下移動ガイドレールの横断面は、三角形または四角形の構造に形成される。
また、建物のコーナー側で垂直支持台が建物の一方の外壁面から隣接する外壁面に旋回できるように、建物のコーナー部に伸縮シリンダの一端が連結され、前記伸縮シリンダの他端に最上部垂直支持台のベースが連結されている。
本発明に係る建物の火災避難装置によれば、火災発生初期に人命救助位置へ搭乗装置170を自動または手動で接近させ、人命を容易に救助できるだけでなく、火災発生位置への救助者の接近が容易であり、搭乗装置170に備えられた火災鎮圧手段により初期火災鎮圧を容易く遂行できるので、火災による財産被害及び人命被害を画期的に減らすことができる。
また、火災発生事実を警報手段220によって初期に居住者に知らせ、居住者を迅速に退避させることができるので、人命被害をより効果的に減らすことができる。
また、建物の外壁面100から任意の位置へ搭乗装置170を移動させることができるので、数多くの火災避難装置を設置する必要がなく、火災避難装置の設置費用を減らすことができる。
本発明の特徴及び利点は、添付する図面に基づいた次の詳細な説明によってさらに明白になる。これに先立って、本明細書および請求範囲に使用された用語や単語は、発明者が自らの発明を最善の方法により説明するために、用語の概念を適切に定義できるという原則に立脚し、本発明の技術的思想の範囲内の意味と概念に解釈されるべきである。
図1及び図2には、本発明に係る建物の火災避難装置が示されている。
本発明に係る建物の火災避難装置は、複数の横移動ガイドレール110と、複数の垂直支持台120と、搭乗装置170と、を備えて構成される。
前記横移動ガイドレール110は、建物の外壁面100に所定の層間隔に形成されるが、例えば、隔層(図3参照)、3層または4層の間隔に形成されることが好ましい。前記横移動ガイドレール110は、建物の外壁面100に埋立設置されるか又は突出設置されるが、建物のスラブ鉄筋補強材102を用いて溶接等の方法により固定させることができる。
また、前記横移動ガイドレール110として、例えば一面を切り欠いた各種中空パイプ、標準レール等を適用することができ一側面一部を開口した四角断面の中空パイプを適用した横移動ガイドレール110の一例が図示されている。前記横移動ガイドレール110の開口部は、建物の外側に向けられるべきである。
前記垂直支持台120は、前記横移動ガイドレール110に対応する数だけ上下に一直線に形成され、各前垂直支持台120はそれぞれベース130と上下移動ガイドレール140とを備え、前記横移動ガイドレール110に沿って横向きに移動可能とするために前記横移動ガイドレール110に形成される。
前記ベース130は水平鉄骨構造物から形成され、前記上下移動ガイドレール140はトラス形態の垂直鉄骨構造物から形成され、前記ベース130の下部に前記上下移動ガイドレール140が形成される。上下に隣接する垂直支持台120を次々と結合するために、前記ベース130には結合溝131が形成され、前記上下移動ガイドレール140の下部には、前記結合溝131に結合される結合ビーム141が形成される。
従って、ベース130の結合溝131と上下移動ガイドレール140の結合ビーム141とを次々と結合することにより、図2に示されたように、垂直支持台120を上下に一直線に結合することができる。
また、前記垂直支持台120のうち最上部垂直支持台120cの上部には、補助垂直支持台150をさらに形成することができる。この補助垂直支持台150は、前記最上部垂直支持台120cのベース130に下段が結合される補助上下移動ガイドレール151と、前記補助上下移動ガイドレール151の上段に形成される補助ベース152とを備えて構成される。
前記上下移動ガイドレール140と、前記補助上下移動ガイドレール151とは、上から見た時、三角形または四角形の断面構造を有することができるが、ここでは、三角形の断面構造を例示した。
前記垂直支持台120を支持しながら、横移動ガイドレール110に沿って移動するため、前記各ベース130には横移動モータ132がそれぞれ形成され、前記各ベース130の一側には図4に示したように、前記横移動ガイドレール110に挿入され、前記各横移動モータ132の駆動により回転する複数の駆動ローラ133が形成される。前記各横移動モータ132は同期駆動することが好ましい。
従って、横移動モータ132の同期駆動によって各ベース130の駆動ローラ133が各横移動ガイドレール110の内部で回転走行することにより、垂直支持台120を上下に一直線を維持したまま、横向きに移動させることができる。
また、図5のような横移動ガイドレール110も適用されるが、前記横移動ガイドレール110として、例えば、鉄筋補強材102に固定される固定レールバーを挙げることができる。ベース130の端部には、一側面の一部が開口した中空パイプ形態が形成され、前記固定レールバー形態の横移動ガイドレール110の周りに結合することによって、磁気浮上により前記横移動ガイドレール110に沿って磁気浮上レール134が横方向に移動し、ベース130は、前述したように垂直支持台120が上下に一直線を維持したまま、横向きに移動することができる。この場合に、前記横移動モータ132としては、磁気浮上させることができる駆動手段が適用される。
一方、前記搭乗装置170は、火災発生時に建物の内部の避難者が建物の外壁面100に移動して搭乗し、地上に移動できるように構成されているが、この搭乗装置170は、昇降装置160を介して前記上下移動ガイドレール140に沿って昇降するように設けられる。
前記搭乗装置170は、例えば四角ボックス形態に構成され、その一側面が、シリンダ181によって上下に旋回し開閉される扉180から構成されている。前記扉180は、搭乗装置170が火災発生位置(すなわち、火災避難者救助位置)に到達すると、自動で開放するように制御できるが、搭乗装置170の内部で後述する制御装置190により手動で制御するか、後述するリモコン200により外部から遠隔で制御することもできる。
従って、扉180を開放すると、前記扉180が建物の窓際やベランダの欄干104(図1参照)に掛けられるようになり、建物の外壁面100に移動した避難者が扉180を使って、搭乗装置170の内部へ搭乗することができるようになる。
また、搭乗の便宜のために、前記扉180の内側面(すなわち、扉180を開放した場合の上面)には、階段182が設けられることが好ましい。
また、夜間、または煙によって視野の確保が容易ではない場合に、避難者の搭乗を誘導するために、前記階段182には誘導灯183がさらに設けられることが好ましい。
前述したように、搭乗装置170は、昇降装置160を介して前記上下移動ガイドレール140に沿って昇降するが、前記昇降装置160は、ウィンチ161と、ワイヤロープ162と、複数の案内ローラ163とを備えて構成される。前記ウィンチ161は、垂直支持台120のうち最上部垂直支持台120cのベース130に設けられ、このウィンチ161の駆動によって前記ワイヤロープ162が巻取り及び巻解きされる。前記ワイヤロープ162は、ウィンチ161に巻回されたまま、補助垂直支持台150を経由して下方に延び、その下端は搭乗装置170の上部に連結される。ワイヤロープ162の円滑な巻取り及び巻解きのために、前記補助垂直支持台150の上部に形成された補助ベース152には、複数のワイヤロープ162が経由する複数の支持ローラ153が形成されることが好ましい。
前記案内ローラ163は、搭乗装置170が振れることなく安定的な状態で上下移動ガイドレール140に沿って移動させるために形成されるものであって、搭乗装置170の一側面に前記上下移動ガイドレール140に沿って回転が案内されるように複数個形成される。例えば、搭乗装置170の一側面の一帯に案内ローラ163が設けられ、該案内ローラ163の間に上下移動ガイドレール140の一側面を挿入させると、ウィンチ161の駆動によって巻取り及び巻解きされるワイヤロープ162により牽引された状態で、搭乗装置170は上下移動ガイドレール140から離脱することなく、上下移動ガイドレール140に沿って昇降することができる。
また、ここで図示されていないが、前記昇降装置160としてラックとピニオンとを適用することができるが、例えば、上下移動ガイドレール140に沿ってラックが設けられ、前記搭乗装置170の側面に前記ラックに結合されるピニオンおよび前記ピニオンを駆動するモータを設けると、前述した昇降装置160と同様の機能を有することができる。
一方、図6に示したように、建物の内部には、スプリンクラー装置の構成要素として火災発生時に熱と煙を感知する火災感知センサー210が設けられている。そして、前記搭乗装置170には制御装置190が設けられ、この制御装置190に前記火災感知センサー210の信号が入力され、前記横移動モータ132とウィンチ161を駆動することで、前記搭乗装置170を自動的に火災発生位置(救助位置)へ移動させるように制御するか、手動で搭乗装置170を操縦することができる。前記火災感知センサー210へ信号を送るための無線信号手段としては、例えばRF(Radio Frequency)無線通信モジュールを挙げることができる。
従って、火災が発生すると、制御装置190により横移動モータ132とウィンチ161が駆動し、搭乗装置170が自動的に火災発生位置へ接近することができる。また、手動で搭乗装置170を制御する場合には、救助者が搭乗装置170に搭乗し、搭乗装置170が火災発生位置へ移動するように制御装置190によって搭乗装置170を操縦するか、後述するリモコン200によって遠隔で搭乗装置170を操縦することができる。
また、前記搭乗装置170には、火災発生時に前記制御装置190によって作動される警報手段220がさらに設けられるが、この警報手段220により建物の管理者や居住民に火災発生事実を迅速に知らせることによって、人命救助及び初期火災鎮火を助けることができる。前記警報手段220として、例えば警報サイレン、火災放送機、警報灯などを挙げることができる。
また、前記搭乗装置170には、炎を鎮火できる火災鎮圧手段がさらに設けられる。前記火災鎮圧手段として、例えば消火器230及び噴霧器240を挙げることができる。前記消火器230は、搭乗装置170内部に備えられる携帯可能タイプのものが好ましい。また、前記噴霧器240は、前記搭乗装置170に設けられ、防火水や特殊防火液体が内蔵されるタンク241と、前記タンク241から防火水や特殊防火液体をポンピングするポンプ242と、前記ポンプ242から防火水や特殊防火液体を噴射する噴射ノズル243とを備えて構成される。前記噴霧器240は、搭乗装置170の内部で制御装置190により手動で作動されるか、後述するリモコン200により外部から遠隔で作動される。
また、搭乗装置170に搭乗した避難者が炎や煙のため呼吸が困難である場合に備えて、前記搭乗装置170の内部には酸素マスク250が備えられることが好ましい。
また、前記搭乗装置170の内部には、搭乗装置170の内部の状況を監視できる監視カメラ260がさらに設けられることが好ましいが、斯かる場合に前記監視カメラ260を通して表示される映像を見ながら、管理者は搭乗装置170の外部でリモコン200により遠隔で搭乗装置170を操縦することができる。すなわち、管理者は、監視カメラ260を通して表示される映像によってリモコン200を操作し、その操作信号を制御装置190に入力することにより、横移動モータ132、ウィンチ161、搭乗装置170に設けられたシリンダ181、ポンプ242等の各駆動部を制御し、搭乗装置170を適切に操縦することができるようになる。
一方、火災により、本発明に係る建物の火災避難装置に電源供給が不可能になる場合が生じ得るが、斯かる場合に備えて、本発明に係る建物の火災避難装置に蓄電池270がさらに設けられることが好ましい。前記蓄電池270は、例えば前記垂直支持台120のうち最下部垂直支持台120aに設けられる。例えば、前記最下部垂直支持台120aの下端に補助ベース271がさらに設けられ、この補助ベース271の上部に蓄電池270と直流電源変換装置(図示せず)が設けられる。
従って、建物から本発明に係る建物の火災避難装置への交流電源供給が遮断されても、非常待機している蓄電池270により直流電源が直流電源変換装置を介して交流に切り替わり、本発明に係る建物の火災避難装置の各駆動部に供給されることができるので、搭乗装置170を操縦するのに何らの問題も生じない。
一方、本発明に係る建物の火災避難装置は、建物の外観を損なわないように、建物のコーナー側に設けられるが、この場合に避難者の避難便宜性のために、本発明に係る建物の火災避難装置を、建物の一方の外壁面100から隣接する外壁面に建物のコーナー部を軸に旋回させるようにするのが好ましい。
このために、図3に示したように、建物のコーナー部に伸縮シリンダ280の一端が連結され、前記伸縮シリンダ280の他端に最上部垂直支持台120cのベース130が連結されると、横移動モータ132の駆動と前記伸縮シリンダ280の伸縮駆動との適切な組合せにより、本発明に係る火災避難装置が、建物のコーナー部を軸に一方の外壁面100から隣接する外壁面に移動できるようになる。この場合に、垂直支持台120の旋回時に駆動ローラ133が離脱されるので、横移動ガイドレール110は、駆動ローラ133が挿脱され得る構造に形成しなければならない。駆動ローラ133が挿入された状態における支持は、横移動ガイドレール110と伸縮シリンダ280とによって行われる。
次に、上記したように構成された本発明に係る建物の火災避難装置の作用について説明する。
本発明に係る建物の火災避難装置が設けられた建物で火災が発生した場合に、炎により温度が上昇し、建物の内部に煙が立つようになる。斯かる場合に、建物の内部の火災感知センサー210により熱と煙が設定値以上に感知されると、信号が搭乗装置170の制御装置190に入力され、前記制御装置190による制御で横移動モータ132とウィンチ161が駆動される。
前記横移動モータ132の駆動によって横移動ガイドレール110に挿入された駆動ローラ133が回転移動することで、垂直支持台120が横向きに移動することができ、また、ウィンチ161の駆動によって巻取りまたは巻解きされるワイヤロープ162により搭乗装置170が垂直支持台120の上下移動ガイドレール140に沿って移動することで、搭乗装置170が任意の位置へ移動することができる。
このように、搭乗装置170は、建物の外壁面100から任意の位置へ移動可能であるので、火災発生位置(すなわち、避難者救助位置)へ自動的に迅速に接近できるようになる。これと同時に、警報手段220により火災発生事実が監視者や居住者に伝達される。
搭乗装置170の自動駆動が難しい場合および間違った位置に接近した場合には、例えば搭乗装置170に救助者が搭乗し制御装置190により搭乗装置170を操縦するか、管理者がリモコン200により遠隔から搭乗装置170を操縦することができる。
搭乗装置170が救助位置に到達すると、扉180が自動または手動で開放され、窓際やベランダ欄干104に掛けられ、窓際やベランダ欄干104へ避難する避難者が、開放された扉180の階段182を使って搭乗装置170に搭乗することができる。
救助者が搭乗装置170に搭乗した場合には、救助者が搭乗装置170から下りて避難者の避難および搭乗を助けることができるだけでなく、火災鎮圧手段、すなわち消火器230や噴霧器240により炎の接近を遮断するか、火災を初期に鎮圧することができる。搭乗者が呼吸困難である場合には、救助者が助けるか又は避難者が自分で酸素マスク250を着用することで、呼吸困難を解消することができる。
避難者の搭乗が完了すると、搭乗装置170の移動が妨害を受けないように扉180を閉じて、搭乗装置170の内部で制御装置190の操作、または、搭乗装置170の外部からのリモコン200による遠隔操作により、搭乗装置170を横移動および下降移動させ、搭乗装置170を地上に到達させた後、扉180を開けて避難者を地上に避難させる。次に、搭乗装置170を再び手動で操縦し、上記したような過程を繰り返すことにより、消防救助隊が到達するまで初期火災鎮圧と人命救助とを迅速且つ安全に遂行することができる。
100・・建物の外壁面,110・・横移動ガイドレール,120・・垂直支持台,120a・・最下部垂直支持台,120c・・最上部垂直支持台,130・・ベース,132・・横移動モータ,140・・上下移動ガイドレール,160・・昇降装置,161・・ウィンチ,162・・ワイヤロープ,163・・案内ローラ,170・・搭乗装置,180・・扉,181・・シリンダ,182・・階段,183・・誘導灯,190・・制御装置,200・・リモコン,210・・火災感知センサー,220・・警報手段,230・・消火器,240・・噴霧器,250・・酸素マスク,260・・監視カメラ,270・・蓄電池,280・・伸縮シリンダ。
Claims (13)
- 建物の外壁面100に所定の層間隔に形成される複数の横移動ガイドレール110と、
前記横移動ガイドレールに結合され同期駆動する横移動モータ132の駆動により、前記横移動ガイドレールに沿って移動するベース130と、
前記ベースから下向きに形成される上下移動ガイドレール140をそれぞれ有し、上下に互いに結合される複数の垂直支持台120と、
避難者が搭乗できるように形成され、昇降装置160を介して前記上下移動ガイドレールに沿って昇降する搭乗装置170と、を備えて構成されることを特徴とする建物の火災避難装置。 - 前記昇降装置160は、前記複数の垂直支持台120のうち最上部垂直支持台120cのベース130に設けられるウィンチ161と、
前記ウィンチの駆動により巻取り及び巻解きされ、下端が前記搭乗装置170の上部に連結されるワイヤロープ162と、
前記搭乗装置の側面に設けられ、前記上下移動ガイドレール140に沿って回転が案内される複数の案内ローラ163と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の建物の火災避難装置。 - 前記搭乗装置には、熱と煙を感知する火災感知センサー210の信号が入力され、前記横移動モータ132とウィンチ161とを駆動して、前記搭乗装置を自動的に火災発生位置へ移動するように制御するか、または手動で前記搭乗装置を操縦する制御装置190が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建物の火災避難装置。
- 前記搭乗装置170の内部には監視カメラ260が設けられ、前記監視カメラを通して表示される映像により、管理者が前記搭乗装置を外部で遠隔で操縦するリモコン200をさらに備えて構成されることを特徴とする請求項3に記載の建物の火災避難装置。
- 前記搭乗装置170には、火災発生時に前記制御装置190により作動される警報手段220がさらに設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の建物の火災避難装置。
- 前記搭乗装置170には、シリンダ181により開閉される扉180が設けられ、前記扉には、階段182が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の建物の火災避難装置。
- 前記階段182には、誘導灯183がさらに設けられていることを特徴とする請求項6に記載の建物の火災避難装置。
- 前記搭乗装置170には、火炎を鎮火できる火災鎮圧手段がさらに設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の建物の火災避難装置。
- 前記火災鎮圧手段は、消火器230、または、防火水や特殊防火液体を噴射する噴霧器240であることを特徴とする請求項8に記載の建物の火災避難装置。
- 前記搭乗装置170の内部には、酸素マスク250が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の建物の火災避難装置。
- 前記垂直支持台120のうち最下部垂直支持台120aには、電源の供給が遮断された場合、各駆動部に電源を供給できる蓄電池270がさらに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の建物の火災避難装置。
- 前記上下移動ガイドレール140の横断面は、三角形または四角形構造に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の火災避難装置。
- 建物のコーナー部で垂直支持台120が建物の一方の外壁面100から隣接する他の外壁面100に旋回できるように、建物のコーナー部に伸縮シリンダ280の一端が連結され、前記伸縮シリンダ280の他端に前記垂直支持台120のうち最上部垂直支持台120cのベース130が連結されていることを特徴とする請求項2に記載の建物の火災避難装置。
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