JP2010527866A - カートンおよびコーナーインデント壁を備えたカートン用ブランク - Google Patents

Abstract

コーナーインデント壁(12)を有するパッケージ(10)は第1の側壁(14)と正面壁(16)と後面壁(20)と第2の側壁(18)とインデント壁(36)とを含む複数の直立側壁を含む。第1の側壁は正面壁と、正面壁は第2の側壁と隣接するインデント壁と隣接し／第2の側壁は後面壁と隣接し、後面壁は第1の側壁に止着される。本パッケージは複数の底面壁パネルからなる底面壁(22)を含み、各底面壁パネルは対応する側壁と隣接する。本パッケージは、隣接切妻パネルおよびそれぞれの側壁に隣接すると共に上側折り目ライン(64)でそれぞれの側壁から区分された複数の切妻パネル(26,28,30,32)からなる切妻トップ(24)を有する。上側折り目ラインは、そのそれぞれの側壁から切妻パネルを区分するよう直線状であり、かつ、そのそれぞれの側壁から切妻パネルを区分するよう下方に湾曲している。本カートンは対称あるいは非対称に形成できる。カートン用ブランク(50,150)が開示されている。

Description

本発明はカートンブランクに関する。さらに詳しくは、本発明は、カートンの垂直縁部にコーナーインデント壁を有するカートン用カートンブランクに関する。

牛乳、ジュースなど用のコンテナの一つの共通の形態は切妻(gable)トップカートンである。近年、パッケージング技術は、他のタイプのパッケージと同様、こうした切妻トップカートンに関して大きく発展した。現在の技術により、傷みやすい食品を非冷凍長期保存のために包装することが可能となっている。こうしたパッケージは、輸送、配給および貯蔵インフラが制限された世界の地域に、こうした食品を運び込むことを可能とする。

多くの、そうした切妻トップカートンは、非常によく似た外観を有する。通常、それは、切妻形状トップによって閉塞された略四角形パネルである四つの直立側壁を有する。通常の切妻トップは、止着されたトップフィンによって接合された同サイズの前方および後方パネルを有する。正面パネルは、カートンの内容部を取り出すのを容易にするためにパネルに設置されたスパウトのようなクロージャを備えることができる。パッケージを密封するためにネジ付きキャップをスパウトに取り付けることができる。

(本願出願人に通常譲渡され、かつ、この引用によって本明細書に組み込まれる)特許文献１(Ljungstrom)に開示されたもののような改変型カートンは、大きなクロージャスパウトおよびキャップの使用を可能とするために長尺な正面パネルを備える。

他のカートンは、カートンの外観を変更しかつ容易に扱えるカートンを実現するための新規な形状を有するよう構成される。そうしたカートンは(やはり本願出願人に通常譲渡され、かつ、この引用によって本明細書に組み込まれる)特許文献２(Ljungstrom)に開示されており、当該カートンはパネルの交差部に面取りされたコーナーを備える。

米国特許第6,182,887号明細書 米国特許第6,027,016号明細書

したがって、切妻トップカートンの中で差別化を図れる独特のカートン形態が求められている。望ましくは、そうしたカートン形態は、カートンから内容物を供出するために、容易に把持しかつ取り扱えるカートンを実現する。さらに好ましくは、そうしたカートンは、カートンの容量(体積)に著しい悪影響を与えないように、カートンフットプリントの増大を伴わないように、そしてカートンを製造するのに必要な素材の量を増加させないように設計される。

切妻トップパッケージはコーナーインデント壁を有する。当該パッケージは、第１の側壁、正面壁、後面壁、第２の側壁およびコーナーインデント壁を含む複数の直立側壁を備える。第１の側壁は正面壁と隣接するが、これは後面壁と隣接する第２の側壁と隣接する折り目壁と隣接している。後面壁は第１の側壁に対して止着(シール)される。コーナーインデント壁は、パッケージの長さにわたって延在する。

止着(シール)された底面壁は複数の底面壁パネルから形成される。各底面壁パネルは対応する側壁に隣接している。切妻トップは、その隣接する切妻パネルおよびそのそれぞれの側壁とつながった複数の切妻パネルから形成される。切妻パネルは、上側折り目ラインによって、そのそれぞれの側壁から区分されている。上側折り目ラインは、そのそれぞれの側壁から切妻パネルの二つを区分するように直線状であり、かつ、そのそれぞれの側壁から切妻パネルの二つを区分するように下方に湾曲している。切妻トップは止着(シール)されたトップフィンを備えている。

ある実施形態、対称カートンでは、直線状上側折り目ラインは、二つの隣接する側壁間の折り目ラインに対して直交するよう形成される。他の実施形態、非対称カートンでは、直線状上側折り目ラインは、二つの隣接する側壁間の折り目ラインに対して９０度以外の角度をなすよう形成される。

湾曲した上側折り目ラインは、正面壁と、その対応する切妻パネルと、第２の側壁と、その対応する切妻パネルとの間に形成される。湾曲した折り目ラインの交点はさらに、実質的に、コーナーインデント壁を形成する折り目と交差する。

カートン用のブランクは、第１の側壁パネル、正面壁パネル、コーナーインデント壁パネル、第２の側壁パネルおよび後面壁パネルを備え、垂直折り目ラインが正面壁パネルから第１の側壁パネルを区分しており、かつ、垂直折り目ラインが後面壁パネルから第２の側壁パネルを区分している。当該ブランクは、それぞれ、正面壁および第２の側壁からコーナーインデント壁を区分している、一対の対向するミラーイメージ対称湾曲コーナーインデント壁パネル折り目ラインを備える。

複数の底面壁パネルは、正面、後面および側壁パネルに隣接すると共に、これら正面、後面および側壁パネルとつながった状態で形成される。底面壁パネルは、垂直折り目ラインによって、そのそれぞれの底面壁パネルから区分されており、かつ、下側水平折り目ラインによって、そのそれぞれの側壁パネルから区分されている。底面壁パネルは、リーディングパネル、一対の対向するガセットパネル、トレーリングパネルおよびこのトレーリングパネルとつながった第６のパネルを含んでいる。

複数の上面パネルは、正面、後面および側壁パネルに隣接すると共に、これら正面、後面および側壁パネルとつながった状態で形成される。上面パネルは垂直折り目ラインによって、その隣接上面パネルから区分されており、第１の側壁パネルおよび後面パネルは、直線状折り目ラインによって、そのそれぞれの上面パネルから区分されており、そして、正面壁パネルおよび第２の側壁パネルは、凹状の湾曲した折り目ラインによって、そのそれぞれの上面パネルから区分されている。

コーナーインデント壁パネル折り目ラインは、互いに、かつ、下側水平折り目ラインと、かつ、そのそれぞれの上面パネルから正面壁パネルおよび第２の側壁パネルを区分する凹状の湾曲した折り目ラインと交わる。

ブランクは、たとえばクロージャを収容するための開口を、それ自身に含んでいてもよい。

本発明の上記およびその他の特徴および利点は、特許請求の範囲に関連する以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。

本発明の利益および特長は、以下の詳細な説明および図面から、当業者には、より容易に明らかとなるであろう。

本発明の原理を例示する、コーナーインデント壁を備えたカートンの一実施形態の斜視図である。 図１のカートンの正面図である。 図１のカートンの背面図である。 図１のカートンの側面図である。 図１のカートンの側面図である。 図１および図２のカートン用のカートンブランクの平面図である。 コーナーインデント壁を備えたカートンの他の実施形態の斜視図である。 図４のカートンの正面図である。 図４のカートンの背面図である。 図４のカートンの側面図である。 図４のカートンの側面図である。 図４および図５のカートン用のカートンブランクの平面図である。

本発明はさまざまな形態を許容し得るが、本開示は本発明の例証と考えるべきでありかつ本発明を図示の特定の実施形態に限定することを意図していないという認識のもと、目下のところ好ましい実施形態を図示しかつ以下で詳細に説明する。

さらに、本明細書の当該セクションのタイトル、すなわち「発明を実施するための形態」は、米国特許局の要求に適したものであり、本明細書に開示された事項を制限することを暗示するものでも、あるいはそれを意味するものでもないことを理解されたい。

本発明の原理に基づくコーナーインデント壁を備えたパッケージ１０の実施形態を図１に示す。図示するパッケージ１０は対称パッケージである。すなわち、コーナーインデント壁１２を除いて、パネルを通る長手方向ラインによって画定される各パネルの二つの半体は互いのミラーイメージである(たとえば図３のライン１３ａ,１３ｂ参照)。

パッケージ１０は、概して、第１の側壁１４と、正面壁１６と、第２の側壁１８と、後面壁２０と、止着(シール)された底面壁２２と、後面上端パネル２６,２８、上端の折り込まれたすなわち側方切妻パネル３０,３２およびトップフィン３４によって形成された、よく知られた切妻トップ２４とを具備してなる。筒状カートン形状を形成するべく、たとえば後面壁２０に対して止着するために、第１の側壁１４に隣接して長手方向側部止着壁が形成されている(図３参照)。

コーナーインデント(概して１２で示す)は、正面壁１６および第２の側壁１８の一部から割り当てられた壁３６から形成されると共に、対向するミラーイメージ対称弓形折り目ライン３８,４０によって画定されている。コーナーインデント壁３６は、底面壁２２から切妻２４まで、パッケージの全長(正面壁１６および側壁１４,１８の長さ)にわたって延在している。

カートン１０用のブランク５０を図３に示す。ブランク１０は、後壁２０を部分的に形成する第１のパネル５２と、第２の側壁１８を部分的に形成する第２のパネル５４と、正面壁１６を部分的に形成する第３のパネル５６と、第１の側壁１４を部分的に形成する第４のパネル５８と、筒状カートン形状を形成するために第１のパネル５２に対して止着される第５のパネル６８と、第２のパネル５４と第３のパネル５６との間の(第２の側壁１８と正面壁１６との間の)コーナーインデント壁パネル６２とを備える。パネル５２〜６２は、それぞれ隣接パネルとつながっている。

パネル５２〜６０の上側部分(切妻トップ２４を形成しているもの)は、上側横断折り目ライン６４によって中央部分から区分されており、かつ、パネル５２〜６０の下側部分(底面壁２２を形成しているもの)は、下側横断折り目ライン６６によって中央部分から区分されている。下側折り目６６は、(側壁５４,５８に二つの小さな段を有する)真っ直ぐな直線状の折り目である。だが、上側折り目６４は、コーナーインデント壁パネル６２に隣接する正面パネル５６および第２の側面パネル５４に、湾曲した輪郭６４ｂ,６４ｃを備えている。上側折り目６４は、(６４ａで示すように)後面パネルを、そして(６４ｄで示すように)第１の側面パネルを横切る直線状の(かつ水平な)ものであり、かつ、これら折り目部６４ａ,６４ｄは平行であり、しかも本実施形態１０においては互いに同一直線上に存在する。パネル５２ａ〜６０ａの上側部分は、前方および後方傾斜切妻壁２６,２８および内側に向けられた(折り込まれた)切妻壁３０,３２に対応している。

上側パネル部は、直線状水平折り目ライン６８によって切妻パネル５２ａ〜６０ａから区分されたフィンパネル５２ｂ〜６０ｂを含む。内側に向けられた切妻壁フィンパネル５４ｂ,５８ｂは、切妻２４の形成に関して折り込まれ、そして止着(シール)された際に後面および正面フィンパネル５２ｂ,５６ｂ間に配置される。正面切妻パネル５６ｂは、クロージャ(たとえばフランジ、スパウトおよびキャップアセンブリ)を収容するための開口Ｏを備えることができる。キャップＣが図１には示されている。

ここで、底面壁パネルを参照すると、それらは、下側折り目ライン６６の下方に、下側パネル部を備える。底パネルは平坦かつ平面状パネルであり、かつ、大きな、すなわちリーディングパネル５２ｃおよび小さな、すなわちトレーリングパネル５６ｃを備える。底面側パネル５４ｃ,５８ｃは、底面２２を形成するために折り込まれる、略三角形パネルセクションから形成される。

小さな底面パネル５６ｃは、パネル５６ｃの最下縁部付近から延在するタブ７０を備える。底面パネル５２ｃ〜５８ｃが、組み立てられたカートン底２２を形成するために折り込まれかつ止着されたとき、タブ７０は、カートンの内部から離れるよう、むき出しの縁部(７１で示す)位置を突出させる。

(切妻パネル５２ａ、フィンパネル５２ｂおよび底面壁パネル５２ｃを含む)後面パネル５２全体は、長手方向折り目ライン７２によって、第２の側壁パネル５４の全体から区分されている。同様に、正面パネル５６の全体は、長手方向折り目ライン７４によって、第１の側壁パネル５８から区分されている。

第２の側壁パネル５４は、底面パネル５４ｃ,５６ｃおよび切妻パネル５４ａ,５６ａにおいて、長手方向折り込みライン７６によって、正面パネル５６から区分されているが、第２の側壁パネル中央部５４ｄは、底面パネル５４ｃ,５６ｃの上方でかつ切妻パネル５４ａ,５６ａの下方で、コーナーインデント壁パネル６２および折り目ライン３８,４０によって正面壁パネル中央部５６ｄから区分されている。第１の側壁パネル５８は、パネル５８,６０の全体から延在する長手方向折り目ライン７８によって、止着パネル６０から区分されている。

カートン１１０およびブランク１５０の代替実施形態を図４〜図６に示す。当該実施形態(これは非対称カートンである)においては、カートンパネルあるいはカートンパネル半体はいずれも、互いに同一ではなく、あるいは互いのミラーイメージでもない。たとえば、パネル半体１５４ｅおよび１５４ｆはラインｌ₁₅₄に関して非対称であり、かつ、パネル半体１５８ｅおよび１５８ｆはラインｌ₁₅₈に関して非対称である。図から明らかであるように、カートン１１０の後面壁１２０は、傾斜した、すなわち勾配のある上側折り目ライン１６４ａ(切妻パネル１５２ａから中央後面壁パネル１５２ｄを区分する折り込みライン)を有する。第２の側面パネルおよび正面パネル上側折り目ライン１６４ｂ,１６４ｃは、先の実施形態と同様、(インデント壁パネル１３６,１６２の両側で)湾曲しており、しかも第１の側壁上側折り目ライン１６４ｄもまた傾斜させられている。したがって、トップ切妻パネル１５２ａ〜１５８ａは、湾曲底面三角形パネル折り目１６４ｂ,１６４ｃあるいは傾斜した底面三角形パネル折り目１６４ａ,１６４ｄから形成されている。そのようなものとして、三角形パネル１３０,１３２は(たとえばラインｌ₁₃₀およびｌ₁₃₂に関して)非対称であり、かつ、正面上側パネル１２６は、湾曲しかつ傾斜した下側折り目ライン１６４ｃを有する(したがってやはり非対称である)。後面および第１の側壁パネル１５２,１５８における直線状の折り目ライン１６４ａ,１６４ｄは、互いに、ある角度をなしている。

だが、コーナーインデント壁１６２および壁折り目１３８,１４０は対称であり、かつ、切妻１２４からカートン１１０の底面壁１２２まで延在している。カートンの下側部分、すなわち下側折り目ライン１６６の下方のカートンの部分は、図１〜図３の実施形態１０のそれと同じである。(壁１６,１８および１１６,１１８に対する)コーナーインデント壁６２,１６２の対称性のために、インデント壁６２,１６２は、それぞれの隣接壁１６,１８および１１６,１１８に対して約４５度の角度をなしている。

本明細書において言及した全ての特許は、本明細書中で特にそうなされているか否かに関わらず、引用によって本明細書に組み込まれる。

本明細書において、「ある〜」との語句は、単数および複数の両方を含むと解釈すべきである。逆に、複数の物品に関する言及は(適切であれば)単数を含む。

上記記載から、本発明の新規な概念の趣旨および範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および改変をなし得ることは明らかであろう。図示する特定の実施形態に関する限定は意図しておらず、あるいはそれを示唆するものでもないことを理解されたい。本開示は、特許請求の範囲の記載によって、特許請求の範囲に包含される全てのそうした変更をカバーすることを意図するものである。

１０ パッケージ
１２ コーナーインデント壁
１４ 第１の側壁
１６ 正面壁
１８ 第２の側壁
２０ 後面壁
２２ 底面壁
２４ 切妻トップ
２６,２８ 後面上端パネル
３０,３２ 側方切妻パネル
３４ トップフィン
３６ コーナーインデント壁
５０ ブランク
５２ 第１のパネル
５４ 第２のパネル
５６ 第３のパネル
５８ 第４のパネル
６２ コーナーインデント壁パネル
５２ａ〜６０ａ 切妻パネル
５２ｂ〜６０ｂ フィンパネル
５２ｃ リーディングパネル
５４ａ,５６ａ 切妻パネル
５４ｃ,５６ｃ 底面パネル
５６ｂ 正面切妻パネル
６８ 第５のパネル
７０ タブ

Claims (12)

1. コーナーインデント壁を有するパッケージであって、
   第１の側壁、正面壁、後面壁、第２の側壁およびインデント壁を有する複数の直立側壁であって、前記第１の側壁は前記正面壁と隣接しており、前記正面壁は、前記第２の側壁と隣接している前記インデント壁と隣接しており、前記第２の側壁は前記後面壁と隣接しており、前記後面壁は前記第１の側壁に対して止着されている複数の直立側壁と、
   止着された底面壁であって、この底面壁は複数の底面壁パネルから形成されており、各底面壁パネルは対応する側壁に隣接している底面壁と、
   切妻トップであって、この切妻トップは、その隣接する切妻パネルおよびそのそれぞれの側壁とつながった複数の切妻パネルから形成されると共に、上側折り目ラインによって、そのそれぞれの側壁から区分されており、前記上側折り目ラインは、そのそれぞれの側壁から前記切妻パネルの二つを区分するように直線状であり、かつ、そのそれぞれの側壁から前記切妻パネルの二つを区分するように下方に湾曲しており、前記切妻トップは止着されたトップフィンを備えている切妻トップと、
   を具備してなることを特徴とするパッケージ。
2. 前記直線状上側折り目ラインは、二つの隣接する側壁間の折り目ラインに対して直交するよう形成されていることを特徴とする請求項１に記載のパッケージ。
3. 前記直線状上側折り目ラインは、二つの隣接する側壁間の折り目ラインに対して９０度以外の角度をなすよう形成されていることを特徴とする請求項１に記載のパッケージ。
4. 前記湾曲した上側折り目ラインは、前記正面壁と、その対応する切妻パネルと、前記第２の側壁と、その対応する切妻パネルとの間に形成されており、前記湾曲した折り目ラインの交点はさらに、実質的に、前記インデント壁を形成する折り目と交差していることを特徴とする請求項１に記載のパッケージ。
5. 前記インデント壁を形成する前記折り目の上側端部は、実質的に、前記正面壁、第２の側壁、および前記切妻トップを備えたインデント壁の接合部と交差していることを特徴とする請求項４に記載のパッケージ。
6. 前記インデント壁を形成する前記折り目の下側端部は、実質的に、前記正面壁、第２の側壁、および前記切妻トップを備えたインデント壁の接合部と交差していることを特徴とする請求項４に記載のパッケージ。
7. コーナーインデント壁を含む複数の直立側壁を有し、それぞれが、その隣接する側壁および止着された底面壁および切妻トップとつながっているかあるいはそれらに止着されているタイプのカートン用のブランクであって、
   前記ブランクは、
   第１の側壁パネル、正面壁パネル、インデント壁パネル、第２の側壁パネルおよび後面壁パネルであって、垂直折り目ラインが前記正面壁パネルから前記第１の側壁パネルを区分しており、かつ、垂直折り目ラインが前記後面壁パネルから前記第２の側壁パネルを区分しており、一対の対向するミラーイメージ対称湾曲インデント壁パネル折り目ラインが、それぞれ、前記正面壁および前記第２の側壁から前記インデント壁を区分している、第１の側壁パネル、正面壁パネル、インデント壁パネル、第２の側壁パネルおよび後面壁パネルと、
   前記正面、後面および側壁パネルに隣接すると共に、これら正面、後面および側壁パネルとつながった複数の底面壁パネルであって、この底面壁パネルは、前記垂直折り目ラインによって、その隣接底面壁パネルから区分されており、かつ、下側水平折り目ラインによって、そのそれぞれの側壁パネルから区分されており、前記底面壁パネルは、リーディングパネル、一対の対向するガセットパネル、トレーリングパネルおよびこのトレーリングパネルとつながったタブパネルを含んでいる複数の底面壁パネルと、
   前記正面、後面および側壁パネルに隣接すると共に、これら正面、後面および側壁パネルとつながった複数の上面パネルであって、この上面パネルは、前記垂直折り目ラインによって、その隣接上面パネルから区分されており、前記第１の側壁パネルおよび前記後面パネルは、直線状折り目ラインによって、そのそれぞれの上面パネルから区分されており、かつ、前記正面壁パネルおよび第２の側壁パネルは、凹状の湾曲した折り目ラインによって、そのそれぞれの上面パネルから区分されている複数の上面パネルと、を具備してなり、
   前記インデント壁パネル折り目ラインは、互いに、かつ、前記下側水平折り目ラインと、かつ、そのそれぞれの上面パネルから前記正面壁パネルおよび第２の側壁パネルを区分する前記凹状の湾曲した折り目ラインと交わっていることを特徴とするブランク。
8. 前記第１の側壁パネルおよび前記後面パネルを、そのそれぞれの上面パネルから区分する前記直線状折り目ライン同士は互いに平行であることを特徴とする請求項７に記載のブランク。
9. 前記第１の側壁パネルおよび前記後面パネルを、そのそれぞれの上面パネルから区分する前記直線状折り目ライン同士は同一直線上に存在することを特徴とする請求項８に記載のブランク。
10. 前記第１の側壁パネルおよび前記後面パネルを、そのそれぞれの上面パネルから区分する前記直線状折り目ライン同士は、互いに、ある角度をなしていることを特徴とする請求項７に記載のブランク。
11. 前記凹状の湾曲した折り目ラインは、それぞれの正面壁および第２の側壁パネルの中央を通るラインに関して対称であることを特徴とする請求項７に記載のブランク。
12. 前記凹状の湾曲した折り目ラインは、それぞれの正面壁および第２の側壁パネルの中央を通るラインに関して非対称であることを特徴とする請求項７に記載のブランク。

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