JP2010274068A - 超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 - Google Patents
超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010274068A JP2010274068A JP2009132558A JP2009132558A JP2010274068A JP 2010274068 A JP2010274068 A JP 2010274068A JP 2009132558 A JP2009132558 A JP 2009132558A JP 2009132558 A JP2009132558 A JP 2009132558A JP 2010274068 A JP2010274068 A JP 2010274068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doppler spectrum
- doppler
- intensity
- range
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
【解決手段】被検体内の運動体を含む診断部位との間で超音波ビームを送受信する送受信手段と、前記送受信手段により得られた受信信号から所望のレンジゲートの位置の前記運動体に起因したドプラ信号を抽出する抽出手段と、前記抽出されたドプラ信号からドプラスペクトラムを演算する周波数分析手段と、前記演算された前記ドプラスペクトラムの強度の小さい方の一部範囲を除く部分範囲にあるドプラスペクトラムの強度を変更する調整手段と、前記調整手段により変更された前記ドプラスペクトラムをその強度に基づく輝度で表示部に表示させる表示制御手段と、を有する。
【選択図】図1
Description
このため、受信電圧信号からドプラ偏移周波数fdを検出することにより血流速度vを知ることができるから、この検知に向けて上述した受信経路が動作する。
具体的に、この発明の第1の形態は、被検体内の運動体を含む診断部位との間で超音波ビームを送受信する送受信手段と、前記送受信手段により得られた受信信号から所望のレンジゲートの位置の前記運動体に起因したドプラ信号を抽出する抽出手段と、前記抽出されたドプラ信号からドプラスペクトラムを演算する周波数分析手段と、前記演算された前記ドプラスペクトラムの強度の小さい方の一部範囲を除く部分範囲にあるドプラスペクトラムの強度を変更する調整手段と、前記調整手段により変更された前記ドプラスペクトラムをその強度に基づく輝度で表示部に表示させる表示制御手段と、を有する超音波診断装置である。
また、この発明の他の形態は、被検体内の運動体を含む診断部位との間で超音波ビームを送受信する送受信ステップと、前記送受信ステップにより得られた受信信号から所望のレンジゲートの位置の前記運動体に起因したドプラ信号を抽出する抽出ステップと、前記抽出されたドプラ信号からドプラスペクトラムを演算する演算ステップと、操作部の操作による指示を受けた場合、前記演算されたドプラスペクトラムを予め定められた利得で増幅し、予め定められた閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムの強度が予め定められた第1目標値に達しないとき、前記閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムが前記第1目標値に達するよう前記ドプラスペクトラムの強度を変更する変更ステップと、前記変更ステップ後に、さらに、前記閾値より大きい範囲を選択して、部分範囲のドプラスペクトラムとする選択ステップと、前記選択された前記部分範囲のドプラスペクトラムを所定の利得で増幅する増幅ステップと、前記増幅ステップにより前記増幅された前記部分範囲のドプラスペクトラムをその強度に基づく輝度で表示部に表示させるステップと、を有することを特徴とする超音波診断装置における画像表示方法である。
(構成)
この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置について図1から図7を参照して説明する。
次に、操作部82のゲイン調節スイッチの操作により、コントローラ90の設定値の小から大への変化を受けた場合の調整手段64の一連の動作について、図7を参照して説明する。図7は調整手段の一連の動作を示すフローチャートである。ここで、設定値の小から大への変化とは、増幅手段67による利得を大きくすることをいう。
次に、本発明の第2実施形態に係る超音波診断装置について、図8を参照して説明する。前記第1実施形態では、操作部82のゲイン調節スイッチの操作により、コントローラ90の設定値の小から大への変化を受けて、調整手段64が、ドプラスペクトラムの強度とダイナミックレンジを変更したが、この第2実施形態では、ゲイン調節スイッチの操作に関わらず、調整手段64が、ドプラスペクトラムの強度とダイナミックレンジを自動的に変更する点が第1実施形態と異なる。それ以外の構成については、第1実施形態の構成と基本的に同じである。
次に本発明の第3実施形態に係る超音波診断装置について、図9及び図10を参照して説明する。図9は超音波診断装置の一連の動作を示す図、図10はドプラスペクトラムを示す図である。
11 超音波プローブ 12 電子走査部 20 基準信号発生器
21 ディレーライン 22 パルサ 23 前置増幅器 24 加算器
25 検波器 30 DSC 31 D/A変換器 32 表示部(表示器)
40 抽出手段 41 ミキサ 42 90度位相器 43 ローパスフィルタ
50 ドプラスペクトラム演算部 60 レンジゲート回路
61 サンプルホールド回路 62 バンドパスフィルタ
63 周波数分析器(FFT)
64 調整手段 65 補正手段 66 選択手段 67 増幅手段
68 記憶手段 69 制御手段 82 操作部(操作パネル)
90 コントローラ
Claims (7)
- 被検体内の運動体を含む診断部位との間で超音波ビームを送受信する送受信手段と、
前記送受信手段により得られた受信信号から所望のレンジゲートの位置の前記運動体に起因したドプラ信号を抽出する抽出手段と、
前記抽出されたドプラ信号からドプラスペクトラムを演算する周波数分析手段と、
前記演算された前記ドプラスペクトラムの強度の小さい方の一部範囲を除く部分範囲にあるドプラスペクトラムの強度を変更する調整手段と、
前記調整手段により変更された前記ドプラスペクトラムをその強度に基づく輝度で表示部に表示させる表示制御手段と、
を有する
ことを特徴とする超音波診断装置。 - 前記調整手段は、予め定められた閾値を下回る強度のドプラスペクトラムを前記一部範囲として除き、前記閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムが予め定められた第1目標値に達しないとき、前記閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムが前記第1目標値に達するよう前記ドプラスペクトラムの強度を変更する補正手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
- 前記調整手段は、前記閾値より大きい範囲を選択して、前記部分範囲のドプラスペクトラムとする選択手段と、前記選択された前記部分範囲のドプラスペクトラムを所定の利得で増幅する増幅手段とを更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波診断装置。
- 前記増幅手段は、前記部分範囲にある最大値のドプラスペクトラムが予め定められた第2目標値となるように、前記選択された前記部分範囲のドプラスペクトラムを増幅させることを特徴とする請求項3に記載の超音波診断装置。
- 前記調整手段は、前記閾値を中心とする予め定められた強度の範囲を選択して、該選択された範囲の内、閾値以上の範囲を前記部分範囲のドプラスペクトラムとする選択手段と、前記選択された前記範囲のドプラスペクトラムを所定の利得で増幅する増幅手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
- 前記表示制御手段は、横軸又は縦軸の一方に時間軸をとり、横軸又は縦軸の他方にドプラ偏移周波数をとり、時間の経過に伴って変化する前記ドプラ偏移周波数の強さに応じた輝度で、前記ドプラスペクトラムを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の超音波診断装置。
- 被検体内の運動体を含む診断部位との間で超音波ビームを送受信する送受信ステップと、
前記送受信ステップにより得られた受信信号から所望のレンジゲートの位置の前記運動体に起因したドプラ信号を抽出する抽出ステップと、
前記抽出されたドプラ信号からドプラスペクトラムを演算する演算ステップと、
操作部の操作による指示を受けた場合、前記演算されたドプラスペクトラムを予め定められた利得で増幅し、予め定められた閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムが予め定められた第1目標値に達しないとき、前記閾値とほぼ同じ強度のドプラスペクトラムが前記第1目標値に達するよう前記ドプラスペクトラムの強度を変更する変更ステップと、
前記変更ステップ後に、さらに、前記閾値より大きい範囲を選択して、部分範囲のドプラスペクトラムとする選択ステップと、
前記選択された前記部分範囲のドプラスペクトラムを所定の利得で増幅する増幅ステップと、
前記増幅ステップにより前記増幅された前記部分範囲のドプラスペクトラムをその強度に基づく輝度で表示部に表示させるステップと、
を有する
ことを特徴とする超音波診断装置における画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009132558A JP2010274068A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009132558A JP2010274068A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010274068A true JP2010274068A (ja) | 2010-12-09 |
Family
ID=43421549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009132558A Pending JP2010274068A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010274068A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104583A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波画像撮像装置及び超音波画像撮像方法 |
CN110037741A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-23 | 深圳市贝斯曼精密仪器有限公司 | 血流速度检测系统 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810257A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-16 | Shimadzu Corp | 超音波診断装置 |
JP2002534185A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ドプラ超音波における自動的なスペクトル最適化法 |
JP2004500915A (ja) * | 2000-04-24 | 2004-01-15 | アキュソン コーポレーション | 適応形多次元バックエンドマッピングを有する医用超音波イメージングシステム |
JP2007152111A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | General Electric Co <Ge> | スペクトルドプラ利得を自動調整するための方法及び装置 |
WO2009057486A1 (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-07 | Aloka Co., Ltd. | Methods and apparatus for ultrasound imaging |
-
2009
- 2009-06-01 JP JP2009132558A patent/JP2010274068A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810257A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-16 | Shimadzu Corp | 超音波診断装置 |
JP2002534185A (ja) * | 1998-12-30 | 2002-10-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ドプラ超音波における自動的なスペクトル最適化法 |
JP2004500915A (ja) * | 2000-04-24 | 2004-01-15 | アキュソン コーポレーション | 適応形多次元バックエンドマッピングを有する医用超音波イメージングシステム |
JP2007152111A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | General Electric Co <Ge> | スペクトルドプラ利得を自動調整するための方法及び装置 |
WO2009057486A1 (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-07 | Aloka Co., Ltd. | Methods and apparatus for ultrasound imaging |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104583A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 日立アロカメディカル株式会社 | 超音波画像撮像装置及び超音波画像撮像方法 |
CN110037741A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-23 | 深圳市贝斯曼精密仪器有限公司 | 血流速度检测系统 |
CN110037741B (zh) * | 2019-04-08 | 2024-02-20 | 深圳市贝斯曼精密仪器有限公司 | 血流速度检测系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6218400B2 (ja) | 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム | |
JP5054361B2 (ja) | 超音波システムにおけるスペクトルドプラ利得の自動調整 | |
US9814447B2 (en) | Ultrasonic diagnostic apparatus | |
JPH03188841A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2017093913A (ja) | 超音波診断装置、信号処理装置及び解析プログラム | |
US7666142B2 (en) | Ultrasound doppler diagnostic apparatus and image data generating method | |
WO2014013839A1 (ja) | 超音波診断装置及び画像処理装置 | |
JP3698173B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2014050648A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH06327672A (ja) | 超音波ドプラ診断装置 | |
JP5455567B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP4503745B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP6012941B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2010274068A (ja) | 超音波診断装置及び超音波診断装置における画像表示方法 | |
JP6305776B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2000342586A (ja) | 超音波診断装置及び超音波診断方法 | |
JP5259259B2 (ja) | 超音波ドプラ診断装置 | |
JP2001327492A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2005058332A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2008142130A (ja) | 超音波診断装置およびその制御処理プログラム | |
JP5578756B2 (ja) | 超音波ドプラ診断装置 | |
JP2012254216A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2004195091A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP3288120B2 (ja) | 超音波ドプラ診断装置 | |
JP5909076B2 (ja) | 超音波診断装置及び制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120528 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130813 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20131015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20131112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20131225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140204 |