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JP2010262002A - 音楽コンテンツデータ処理装置及びプログラム - Google Patents

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JP2010262002A JP2009110454A JP2009110454A JP2010262002A JP 2010262002 A JP2010262002 A JP 2010262002A JP 2009110454 A JP2009110454 A JP 2009110454A JP 2009110454 A JP2009110454 A JP 2009110454A JP 2010262002 A JP2010262002 A JP 2010262002A
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岳志 駒野
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Abstract

【課題】同種の音楽コンテンツ素材データが音楽コンテンツ中に多数存在する場合であっても、所望の音楽コンテンツ素材データをすばやく取り出して利用する。
【解決手段】それぞれ識別情報(波形ID)が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)WVeを記録した音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFeと、音楽コンテンツWFeに含まれる各音楽コンテンツ素材WVeに付与された各識別情報と対応付けて音楽コンテンツWFe内での位置LCを特定する記録位置情報(暗号化アドレス表)ATeが記憶部Csに用意される。音楽コンテンツ素材データ利用時は、記録位置情報ATeに従って、指定された識別情報を持つ音楽コンテンツ素材WVeが記録されている音楽コンテンツWFe上の記録位置が特定され、特定された記録位置から、所望の音楽コンテンツ素材データWVeが切り出され、復号化される。
【選択図】図5

Description

この発明は、音楽コンテンツに含まれる複数の暗号化された音楽コンテンツ素材データを電子音楽装置内部にロードして楽音信号の生成などの処理に利用する音楽コンテンツデータ処理システムに関する。
従来より、電子楽器などの電子音楽装置では、暗号化された音楽コンテンツファイルを音楽コンテンツ配信サーバからダウンロードして利用する場合があり、例えば、特許文献1の電子音楽装置では、それぞれ暗号化された複数の音楽コンテンツ素材データが含まれる複合音楽コンテンツデータから所望の音楽コンテンツ素材データを取り出して復号化し利用している。
特開2005−195673号公報
この従来技術においては、電子音楽装置で利用可能な種類の音楽コンテンツ素材データのみを復号化できるように、セキュリティ情報チャンクに各音楽コンテンツ素材データの種類情報を記述しておき、種類情報に基づいて利用可能な種類の音楽コンテンツ素材データを特定している。これにより、暗号化された各音楽コンテンツ素材データ全てを復号化することなく、所望の音楽コンテンツ素材データを利用可能としている。しかしながら、従来技術では、同じ種類の音楽コンテンツ素材データが多数存在する場合、所望の音楽コンテンツ素材にアクセスするためには、これら同一種類の音楽コンテンツ素材データ全てを復号化する必要がある。
この発明は、このような事情に鑑み、暗号化された同種の音楽コンテンツ素材データが音楽コンテンツ中に多数存在する場合であっても、所望の音楽コンテンツ素材データをすばやく取り出して利用することができる音楽コンテンツデータ処理システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、それぞれ識別情報(波形ID)が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データ(WVe:WVe1,WVe2,…)が記録された音楽コンテンツ(WFe)、及び、各音楽コンテンツ素材データ(WVe)に付与された識別情報(波形ID)に対応付けて、当該音楽コンテンツ(WFe)内の記録位置(LC)を特定する位置情報(ATe)を記憶した音楽コンテンツ記憶手段(Cs)と、利用対象となる音楽コンテンツ素材データ(WVe)を識別情報(波形ID)によって指定する音楽コンテンツ素材指定手段(P5)と、位置情報記憶手段に記憶された位置情報(ATe)に基づいて、識別情報(波形ID)に対応付けられた記録位置(LC)を特定する記録位置特定手段(P5)と、記録位置特定手段(P5)により特定された記録位置(LC)に基づいて、識別情報(波形ID)が付与された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を音楽コンテンツ記憶手段(Cs)に記憶された音楽コンテンツ(WFe)から切り出す音楽コンテンツ素材切出し手段(P6)と、音楽コンテンツ素材切出し手段(P6)により切り出された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を復号化する音楽コンテンツ素材復号化手段(P7)とを具備する音楽コンテンツデータ処理装置〔請求項1〕、並びに、それぞれ識別情報(波形ID)が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データ(WVe:WVe1,WVe2,…)が記録された音楽コンテンツ(WFe)、及び、各音楽コンテンツ素材データ(WVe)に付与された識別情報(波形ID)に対応付けて、当該音楽コンテンツ(WFe)内の記録位置(LC)を特定する位置情報(ATe)を記憶した音楽コンテンツ記憶手段(Cs)を具備し、音楽コンテンツデータ処理装置として機能するコンピュータに、利用対象となる音楽コンテンツ素材データ(WVe)を識別情報(波形ID)によって指定する音楽コンテンツ素材指定ステップ(P5)と、位置情報記憶手段(Cs)に記憶された位置情報(ATe)に基づいて、識別情報(波形ID)に対応付けられた記録位置(LC)を特定する記録位置特定ステップ(P5)と、記録位置特定ステップ(P5)で特定された記録位置(LC)に基づいて、識別情報(波形ID)が付与された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を音楽コンテンツ記憶手段(Cs)に記憶された音楽コンテンツ(WFe)から切り出す音楽コンテンツ素材切出しステップ(P6)と、音楽コンテンツ素材切出しステップ(P6)で切り出された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を復号化する音楽コンテンツ素材復号化ステップ(P7)とから成る手順を実行させる音楽コンテンツデータ処理プログラム〔請求項2〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号や用語等を表わし、以下も同様である。
この発明の主たる特徴による音楽コンテンツデータ処理システム(請求項1,2)では、音楽コンテンツ記憶手段(Cs)に、暗号化された複数の波形データを含む波形パッケージファイルのように、それぞれ識別情報(波形ID)が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データ(WVe:WVe1,WVe2,…)が記録された音楽コンテンツ(WFe)が記憶されるだけでなく、各音楽コンテンツ素材データ(WVe)に付与された識別情報(波形ID)に対応付けて、当該音楽コンテンツ(WFe)内における記録位置(LC)を特定する位置情報(ATe)が記憶される。利用対象となる所望の音楽コンテンツ素材データ(WVe)を識別情報(波形ID)によって指定すると(P5)、位置情報記憶手段(Cs)に記憶された位置情報(ATe)に基づいて、この識別情報(波形ID)に対応付けられた記録位置(LC)を特定し(P5)、特定された記録位置(LC)に基づいて、この識別情報(波形ID)が付与された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を音楽コンテンツ(WFe)から切り出す(P6)。そして、切り出された音楽コンテンツ素材データ(WVe)を復号化して(P7)所定の音楽コンテンツ素材データ保持手段(8b)にロードする(P8)。
この発明では、このように、音楽コンテンツ素材データ(WVe)を特定するための識別情報(波形ID)に基づいて、所望の音楽コンテンツ素材データ(WVe)が記憶されている位置(LC)を特定し(P5)、この記録位置(LC)から音楽コンテンツ素材データ(WVe)を切り出して(P6)復号化する(P7)ように構成されている。従って、この発明によれば、同種の音楽コンテンツ素材データが多数存在する場合であっても、所望の音楽コンテンツ素材データをすばやく取り出すことができる。
この発明の一実施例による電子音楽装置のハードウエア構成図である。 この発明の一実施例によるボイスデータのフォーマット例である。 この発明の一実施例によるボイスデータのロード例を説明する図である。 この発明の一実施例によるボイスファイルロード処理フロー例である。 この発明の一実施例によるボイスデータの暗号化を説明する図である。 この発明の一実施例による暗号化ボイスファイルロード処理フロー例である。
〔システム構成の概要〕
図1は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ処理システムを構成する電子音楽装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。この発明の一実施例による電子音楽装置は、電子的な音楽情報処理機能を有する一種のコンピュータであり、典型的には、電子楽器のような音楽専用機器が用いられる。この電子音楽装置は、図1に示すように、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源・効果回路8、通信インターフェース(I/F)9などを備え、これらの要素1〜9はバス10を介して互いに接続される。
CPU1は、RAM2及びROM3と共にデータ処理部を構成し、音楽コンテンツファイル処理プログラム乃至音楽コンテンツデータ処理プログラムを含む所定の制御プログラムに従い、タイマによるクロックを利用して「ボイスファイルロード処理」乃至「暗号化ボイスファイルロード処理」と呼ばれる音楽コンテンツ処理を含む種々の情報処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要なデータを利用可能に保持するための記憶管理領域や各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられ、また、ROM3には、これらの処理を実行するために、音楽コンテンツファイル処理プログラム乃至音楽コンテンツデータ処理プログラムを含む各種制御プログラムやプリセットされたデータ等が予め記憶される。
記憶装置4は、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル多目的ディスク)、フラッシュメモリ等の半導体メモリなどの記憶媒体と、その駆動装置を含む。任意の制御プログラムや自動演奏データ、ボイス(音色データ)ファイル等の音楽コンテンツファイルを任意の記憶媒体に記憶することができ、ボイスファイルを記憶している記憶装置は、特にボイスファイル記憶装置と呼ばれる。また、記憶媒体は、着脱可能であってもよいし、この電子音楽装置(電子楽器)に内蔵されていてもよい。なお、このような着脱可能な記録媒体には、後述するように、USBメモリが含まれるものとする。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子11と共に演奏操作部を構成し、演奏操作子11の演奏操作を検出して検出内容に対応する演奏操作情報をデータ処理部(1〜3)に導入し、データ処理部は、この演奏操作情報に基づき実演奏情報を生成して音源・効果回路8に送る。設定操作検出回路6は、スイッチやマウス等の設定操作子(パネル操作子)12と共に設定操作部(パネル操作部)を構成し、設定操作子12の操作内容を検出して検出内容に対応する設定操作情報をデータ処理部に導入し、データ処理部は、この設定操作情報に基づき種々の設定を行う。表示回路7は、演奏や設定に必要な各種画面を表示するLCD等のディスプレイ13や、インジケータ/ランプ(図示せず)を備え、これらの表示・点灯内容をデータ処理部からの指令に従って制御し、演奏操作や設定操作などに関する表示援助を行う。
音源・効果回路8は、音源やDSPを有し、演奏操作検出回路5からの演奏操作情報から得られる実演奏情報に基づく楽音信号を生成したり、ROM3又は記憶装置4或いは通信I/F9から得られる自動演奏データに基づく楽音信号を生成すると共に、生成される楽音信号に所定の効果を付与する。サウンドシステム14は、D/A変換部やアンプ、スピーカ等を備え、音源・効果回路8から出力される楽音信号に基づく楽音を発生する。
音源・効果回路8には、楽音信号の生成に利用される音色パラメータデータ(ボイスパラメータ)や波形データなどの音色データを記憶する音色データ記憶部が設けられる。例えば、音色データ記憶部のROM部には、この電子音楽装置に予め用意されたプリセット音色パラメータやプリセット波形データなどのプリセット音色データが記憶されており、その後追加される音色パラメータデータ及び波形データは、それぞれ、RAM部の対応する記憶領域8a,8bに記憶される。ROM部のプリセット波形データ記憶領域は「波形ROM」と呼ばれるのに対して、RAM部の波形データ記憶領域8bは「波形RAM」と呼ばれ、記憶装置4からロードされた波形データは波形RAM8bに記憶される。
通信I/F9は、MIDI等の音楽専用有線I/F、USBやIEEE1394等の汎用近距離有線I/F、Ethernet(登録商標)等の汎用ネットワークI/F、無線LanやBluetooth(登録商標)等の汎用近距離無線I/Fなどの1又は複数を含み、他の音楽機器との間でMIDI演奏データを授受したり、サーバコンピュータ等の外部機器から制御プログラムや自動演奏データ、ボイス(音色データ)ファイル等の音楽コンテンツファイルを受信し記憶装置4に保存することができる。
なお、汎用近距離有線I/Fに含まれるUSBI/Fを通じて外部USB機器と種々の情報授受を行うことができ、USBI/Fの接続スロットにはUSBメモリの装着(接続)が可能であるが、USBメモリについては、説明上、前述した着脱可能な記憶媒体として扱い、記憶装置4に含まれるものとする。
〔ボイス(音色)データのフォーマット〕
この発明の一実施例による電子音楽装置(電子楽器)では、ボイスファイル記憶装置に記憶されたボイスデータ(音色データ)は装置内部即ち音源・効果回路のRAM部に読み込まれて利用可能となり、このような装置内部へのボイスデータの読込みは「ロード」と呼ばれる。この電子音楽装置に新たにロードされるボイスデータは、典型的には、ボイスデータ配信サーバから取得することができ、ボイスファイル記憶装置に記憶される。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)(図示せず)により配信サーバからダウンロードしたボイスファイルをUSBメモリに記憶し、このUSBメモリをこの電子音楽装置のUSBスロットに装着してボイスファイル記憶装置として使用する。或いは、配信サーバからルータ及びLANを介し通信I/F9を通じて電子音楽装置に直接ダウンロードしHD等の内蔵記憶媒体に記憶し、この内蔵記憶媒体をボイスファイル記憶装置として使用する。図2は、ボイスファイル記憶装置に記憶されるボイスデータのフォーマットを示す。
ボイスファイル記憶装置4に記憶されるボイスデータは、予め電子音楽装置に用意されたプリセット音色データに対して追加ボイスデータと呼ばれ、2種類のボイスファイルVFと波形パッケージファイルWFから成る。つまり、ボイスファイルVFは、図2(1)に示すように、タイプ1とタイプ2の2つのタイプがあり、タイプ1のボイスファイルVFaが記憶されるのに対応して、図2(2)に示すように、波形パッケージファイルWFが記憶装置4に記憶される。波形パッケージファイルWFには、それぞれ固有の(=ユニークな)ID(「波形ID」と呼ばれる)が付与されデータ内容が互いに異なる複数の波形データ(楽音波形データともいう)WVが含まれる。
タイプ1のボイスファイルVFaは、図2(1)(a)に示すように、「音色パラメータデータ(「音色パラメータ」、「ボイスパラメータ」ともいう)PR」のみで構成される形式の音楽コンテンツファイルである。ここで、音色パラメータデータPRは、EG(エンベロープ・ジェネレータ)、EQ(イコライザ)、LFO(ロー・フリーケンシー・オシレーター)などの音色に関する種々の楽音信号生成用設定パラメータから成る。タイプ1のボイスファイルVFaの利用については、このボイスファイルだけでなく、別途、波形パッケージファイルWF内に記憶されている波形データWVも併せて電子音楽装置(電子楽器)にロードすることにより、電子音楽装置において発音可能な状態となる。
このため、音色パラメータPR内には、図2(1)に「ID」で示すように、この音色パラメータPRと共に利用される波形データWVのIDを示す波形特定情報DWが記録されており、波形特定情報DWに基づいて、この音色パラメータPRに併せてロードすべき波形データWVを特定することができる。つまり、波形パッケージファイルWF内の各波形データWVには固有の波形IDが付与されており、音色パラメータPRの波形特定情報DWで、ロードすべき波形データWVに固有の波形IDを指示することにより、当該波形データWVをロードすることができる。従って、タイプ1のフォーマットを採用することにより、複数のボイスファイルVFaで1つの波形データWVを共通に利用することができるだけでなく、波形データの重複記憶を防ぎ、ボイスファイル記憶装置4の記憶容量を削減することができ、これは、ボイスデータ配信時のデータ通信量削減につながる。
タイプ2のボイスファイルVFbは、図2(1)(b)に示すように、「音色パラメータデータPR+波形データWV」で構成される複合形式の音楽コンテンツファイルである。タイプ2のボイスファイルVFbについては、このボイスファイルを電子音楽装置にロードするだけで、電子音楽装置において発音可能な状態となる。つまり、タイプ2のボイスファイルVFb内には、音色パラメータPRだけでなく、この音色パラメータPRと併用される波形データWVが記憶されており、タイプ1の場合と同様に、波形データWVには固有の波形IDが付与され、音色パラメータPRには、併せてロードすべき波形データWVの波形IDを指示する波形特定情報DWが記録されている。
この電子音楽装置にロードされた音色パラメータデータPR及び波形データWVは、それぞれ、音源・効果回路8内の音色パラメータ記憶領域8a及び波形RAM8bに記憶される。ただし、音色データロード時には、音楽コンテンツファイル処理プログラムによる波形データ重複記憶禁止機能により、同一の波形IDを持つ波形データWVが波形RAM8bに既に記憶されているかをチェックするので、波形RAM8bに同じ波形IDの波形データWVが重複して記憶されることはない。
なお、1つのボイスファイルVFにおいて複数の波形データWVが特定されることもある。例えば、音域により楽音信号の波形を異ならせたり、複数の楽音波形を重ねて発音させる等の場合である。この場合、全ての波形データWVをボイスファイルVF内に記憶してタイプ2:VFbの形式にしてもよいし、全ての波形データWVを波形パッケージファイルWF内に記憶してタイプ1:VFaの形式にしてもよい。或いは、一部の波形データWVをボイスファイルVF内に記憶させ、残りの波形データWVを波形パッケージファイルWF内に記憶させてもよい(この形式のボイスファイルVFを「タイプ3」のボイスファイルVFcという)。また、ボイスファイルVFのファイル拡張子を夫々のファイルタイプに対応する文字列とすることにより、ファイル拡張子でボイスファイルVFのタイプを識別することができる。
図3は、この発明の一実施例によるボイスデータロード例を説明するための図であり、図3(1)は、USBメモリ等のボイスファイル記憶装置4に記憶されているボイスデータを示す。この例では、ボイスファイル記憶装置4には、図3(1)に示すように、複数のボイスファイルVF1,VF2,…及び波形パッケージファイルWFの形式で記憶されており、図中、「ボイスファイル1」、「ボイスファイル2」、…、及び、「001」、「002」、…は、説明上便宜的に付けたボイスファイル名及び波形ID値である。
また、図3(2)(a),(b)及び(c)は、ボイスデータのロードに用いられる電子音楽装置(電子楽器)内部の音色パラメータ記憶領域8a、波形RAM8b及び管理ファイル記憶領域の記憶状態を説明するための図であり、管理ファイル記憶領域は、新たにロードされた波形データWVの波形IDを順次記録したロード済み波形管理ファイルWMを記憶するために音源・効果回路8のRAM部に設けられた記憶領域である。電子音楽装置内部側については、図3(2)に示された音色パラメータ記憶領域8a、波形RAM8b及びロード済み波形管理ファイルWMの各記憶状態は、図3(1)のボイスデータをロードした後のものであり、ボイスデータロード前においては何れも空白であるとする。なお、管理ファイル記憶領域は、RAM2内に設けてもよい。
ボイスファイル記憶装置4に記憶されたボイスデータを図示ボイスファイル番号「1」,「2」,…の順に電子音楽装置(電子楽器)にロードする際には、図示の「〔1〕」、「〔2〕」、…の順序で次のように処理を進める:
〔1〕第1ボイスファイル(「ボイスファイル1」)VF1を指定すると、指定されたボイスファイルVF1に含まれる音色パラメータデータPR1を音色パラメータ記憶領域8aに読み込む。このボイスファイルVF1はタイプ1であり、音色パラメータデータPR1の波形特定情報DW1により指示される波形ID=「001」がロード済み波形管理ファイルWMに記録されているかを調べると、波形ID=「001」はロード済み波形IDとして記録されていないので、ボイスファイルVF1から波形特定情報DW1に従って、波形ID=「001」を持つ波形データWV1を波形パッケージファイルWFから波形RAM8bに読み込むと共に、この波形ID=「001」を管理ファイルWMに書き込む。
〔2〕次に指定された第2ボイスファイル(「ボイスファイル2」)VF2はタイプ2であり、音色パラメータデータPR2に含まれる波形特定情報DW2の波形ID=「003」は管理ファイルWMに記録されていないため、ボイスファイルVF2自身から、その音色パラメータデータPR2を記憶領域8aに読み込むと共に、波形特定情報DW2に従って波形ID=「003」の波形データWV3を波形RAM8bに読み込み、この波形ID=「003」を管理ファイルWMに書き込む。
〔3〕更に指定された第3ボイスファイル(「ボイスファイル3」)VF3についても、その音色パラメータデータPR3を記憶領域8aに読み込む。このボイスファイルVF1はタイプ1であり、音色パラメータデータPR3の波形特定情報DW3が指示する波形ID=「002」は管理ファイルWMに記録されていないため、波形特定情報DW3に従って、波形ID=「002」の波形データWV2をパッケージファイルWFから波形RAM8bに読み込むと共に、この波形ID=「002」を管理ファイルWMに書き込む。
〔3〕第4番目に指定された第4ボイスファイル(「ボイスファイル4」)VF4については、その音色パラメータデータPR4の波形特定情報DW4により指示される波形ID=「001」を持つ波形データWV1は既に波形RAM8bに読み込まれており、当該波形ID=「001」が管理ファイルWMに記録されているので、当該波形データWV1の読込みを禁止し、音色パラメータデータPR4のみを記憶領域8aに読み込む。
以後は、上述と同様に、指定されたボイスファイルVFの音色パラメータデータPRを音色パラメータ記憶領域8aに記憶し、音色パラメータデータPRの波形特定情報DWが示す波形IDが波形管理ファイルWMに記録されていない場合にのみ、当該波形IDで特定される波形データWVを当該ボイスファイルVF或いは波形パッケージファイルWFから波形RAM8bに読み込むと共に当該波形IDを管理ファイルWMに書き込んでいく。
以上のように、この発明の一実施例による音楽コンテンツファイル処理システムでは、音楽コンテンツファイルとして記憶装置4に記憶されるボイスファイルVFには、「音色パラメータPRのみ」(第1音楽コンテンツ素材のみ)形式の第1タイプVFaと「音色パラメータPR+波形データWV」(第1音楽コンテンツ素材+第2音楽コンテンツ素材)形式の第2タイプVFbがあり、波形データWVには波形IDが付与され、音色パラメータPRには、併用する波形データWVの波形IDを指示する波形特定情報DWが含まれる。また、第1タイプVFaの音色パラメータPRと併用する波形データWVは別ファイルの波形パッケージファイルWFに記録される。ボイスファイルVF:VF1〜VF4の音色パラメータPR:PR1〜PR4を電子音楽装置(電子楽器)にロードする際には、〔1〕,〔3〕第1タイプVFaのボイスファイルVF1,VF3の場合は、当該ボイスファイルVF1,VF3内の音色パラメータPR1,PR3と、波形特定情報DW1,DW3で指示される波形IDが付与された波形パッケージファイルWF内の波形データWV1,WV2をロードし、〔2〕第2タイプVFbのボイスファイルVF2の場合には、当該ボイスファイルVF2内の音色パラメータPRと波形データWV3をロードする。但し、〔4〕ボイスファイルVF4内の音色パラメータPR4に併用される波形データWV1が既にロードされている場合は、ファイルタイプに拘わらず、当該既ロード波形データWV1を再びロードすること(重複記憶)は禁止し、当該音色パラメータPR4のみをロードし、電子音楽装置内においても波形データ記憶のための容量削減を図る。
〔音楽コンテンツファイル処理の動作フロー例〕
図4は、この発明の一実施例による音楽コンテンツファイル処理を表わすフローチャートの例である。この音楽コンテンツファイル処理は、既述のように「ボイスファイルロード処理」と呼ばれ、ボイスファイルVFを音楽コンテンツファイルとし、音色パラメータデータ(ボイスパラメータ)PR及び波形データWVをそれぞれ第1及び第2音楽コンテンツ素材としている。この電子音楽装置(電子楽器)が各種処理モードを待機している状態においてボイスファイルロード処理モードへの移行指示操作があり、このボイスファイルロード処理がスタートすると、CPU1は、まず、ボイスファイル指定画面をディスプレイ13に表示し、ユーザ操作に応じて、ロードすべきボイスデータが記憶されたボイスファイル記憶装置を決定し、このボイスファイル記憶装置からロード可能なボイスファイルをユーザに提示する。そして、ステップS1において、ユーザ操作に応じて当該ボイスファイル記憶装置からロードするボイスファイルVFを指定する。
次のステップS2では、ロード済み波形管理ファイルWMに記録されている波形IDを調べ、指定されたボイスファイルVFの音色パラメータデータPR内の波形特定情報DWで指示された波形IDにより特定される所定の波形データ(「指定波形データ」という)WVは、音源・効果回路8内の波形RAM8bに未だ記憶されていないかどうかを判定する。つまり、音源・効果回路8内に波形データWVがロードされて波形RAM8bに記憶される毎に、記録された波形データWVの波形IDがロード済み波形管理ファイルWMに記憶されるので、この管理ファイルWMを読みに行くことで、波形RAM8b内に指定波形データWVが記憶されているか否かを判断することができる。
この波形データの記憶有無判断で、波形管理ファイルWMに当該波形IDが記録されておらず、指定波形データWVは波形RAM8bに未記憶であると判定したときは(S2=YES)、ステップS3に進んで、さらに、指定されたボイスファイルVF内に、波形特定情報DWで指示された波形IDにより特定される指定波形データWVが含まれていないかどうかを判定する。つまり、このボイスファイルVFがタイプ1のボイスファイルVFaであるか否かを判定する。なお、ボイスファイルVF内における指定波形データWVの有無は、波形特定情報DWに従って実際にボイスファイルVF内をサーチして判断してもよいし、ファイル拡張子などでファイルタイプを判断してもよい。
ファイルタイプ判定ステップS3で、指定されたボイスファイルVFがタイプ1のボイスファイルVFaであると判定したときは(S3=YES)、まず、ステップS4で、波形特定情報DWで指示された波形IDに基づいて、ロードすべき指定波形データWVを波形パッケージファイルWF内で特定し、次いで、ステップS5において、ステップS4で特定された指定波形データをこの電子音楽装置(電子楽器)にロードし、波形RAM8bに保存する。一方、ファイルタイプ判定ステップS3で、指定されたボイスファイルVFがタイプ2のボイスファイルVFbであると判定したときは(S3=NO)、ステップS6に進み、当該ボイスファイルVF内の指定波形データWVをこの電子音楽装置(電子楽器)にロードし、波形RAM8bに保存する。
ステップS2で指定波形データWVが既に波形RAM8bに記憶されていると判定したとき(S2=NO)、或いは、ステップS6又はステップS7における指定波形データWVのロード処理の後は、ステップS7に進んで、指定されたボイスファイルVF内の音色パラメータデータPRを電子音楽装置(電子楽器)にロードし、音源・効果回路8内の所定記憶領域8aに保存する。
続くステップS8では、ロードすべきボイスファイルVFが未だ残っているか否かを判定し、ロードすべきボイスファイルVFがあると(S8=YES)、ステップS1に戻って、ロードすべき新たなボイスファイルVFを指定し、ロードすべきボイスファイルVFがある間は、上述したステップS1〜S7の処理を繰り返す。そして、ロードすべきボイスファイルVFがなくなると(S8=NO)、このボイスファイルロード処理(音楽コンテンツファイル処理)を終了し、元の待機状態にリターンする。
なお、1つのボイスファイルVFにおいて複数の波形データWVが特定される場合については、ステップS2で、これら波形データWVのうち1つでも波形RAM8bに未記憶のものがあればステップS3に進み、未記憶の指定波形データWVについてステップS4〜S6の処理を行う。さらに、ボイスファイルVFにタイプ3のボイスファイルVFcが含まれる場合は、ファイルタイプ判定ステップS3でタイプ1〜3の何れかを判定するものとし、タイプ3と判定したボイスファイルVFcについては、波形RAM8bに未記憶の指定波形データWVに関しステップS4〜S6と同様の処理を行う。つまり、ボイスファイルVFc内に含まれない未記憶の指定波形データWVは、波形パッケージファイルWFから読み出して波形RAM8bに保存し(S4〜S5)、当該ボイスファイルVFc内に含まれる未記憶の指定波形データWVは、当該ボイスファイルVFc内から読み出して波形RAM8bに保存する(S6)。
なお、この実施例では、「第1音楽コンテンツ素材+第2音楽コンテンツ素材」から成る複合音楽コンテンツファイルとして「音色パラメータデータ(PR)+波形データ(WV)」から成るボイスファイル(VF)の例を示したが、これ以外でもよい。例えば、「自動演奏データ+オーディオデータ」、「自動演奏データ+動画データ」、「自動伴奏スタイルデータ+オーディオデータ」など、第1音楽コンテンツ素材(自動演奏データ、自動伴奏スタイルデータなど)と第2音楽コンテンツ素材(第1音楽コンテンツ素材に関係するオーディオデータ、動画データなど)とを含む音楽コンテンツファイルであれば、どのようなものでもよい。ここで、第1音楽コンテンツ素材は各音楽コンテンツファイルで固有のものであり、第2音楽コンテンツ素材は、幾つかの第1音楽コンテンツ素材で共用され得るものとする。また、3種類以上の音楽コンテンツ素材が含まれていていもよい。
〔ボイスデータの暗号化〕
この発明の一実施例による音楽コンテンツ処理システムでは、前述したボイスデータをボイスファイル配信サーバSv(図示せず)から通信I/F9を介して受信することができ、この場合、サーバSvからこの電子音楽装置Emに配信されるボイスデータは暗号化されている。つまり、ボイスデータは、前述したように、ボイスファイルVFと波形パッケージファイルWFから成り、ボイスファイルVFには、タイプ1のボイスファイルVFaとタイプ2のボイスファイルVFbがあるが、これらのファイルVF(VFa,VFb),WFは、サーバSv上で予め暗号化されている。図5は、この発明の一実施例によるボイスデータの暗号化を説明するための図である。
ボイスファイル配信サーバ(以下「サーバ」という)Svは、図1に示す電子音楽装置Emのハードウエア構成と同様に構成されるが、演奏操作部(5−11)や楽音発生部(8−14)はなくてもよい。サーバSvは、また、ボイスデータの配信機能に関して、図5(1)左側に示すように、サーバファイル記憶部Ss、第2鍵生成部Km、暗号化部Ec及びパック部Pkを備えており、サーバファイル記憶部Ssは外部記憶装置(例えば、HDD等)に構築され、第2鍵生成部Km、暗号化部Ec及びパック部Pkの機能は、主として、CPUを中心とするデータ処理部により実行される。一方、電子音楽装置Emは、図5(1)右側に示すように、機器固有情報DNを送信する配信要求部、アンパック部Up及びクライアントファイル記憶部Csを備えており、配信要求部及びアンパック部Upは、主として、CPU1を中心とするデータ処理部(1〜3)により実行され、クライアントファイル記憶部Csは外部記憶装置4(例えば、USBメモリ等)に構築される。
サーバSvでは、図2乃至図3(1)に示すような複数のボイスファイルVF:VF1,VF2,…及び波形パッケージファイルWFが、予め、サーバSv側で一意に定められた第1鍵(KF)で暗号化されており、それぞれ複数の暗号化ボイスファイルVFe及び暗号化波形パッケージファイルWFeとしてサーバファイル記憶部Ssに記憶されている。ここで、ボイスファイルVF群中の各ボイスファイルVF1,VF2,…は、ファイル毎に第1鍵(KF)で個々に暗号化され、複数の暗号化ボイスファイルVFe:VFe1,VFe2,…となる。また、暗号化波形パッケージファイルWFeについては、図5(2)を用いて後述するように、複数の波形データWV:WV1,WV2,…が第1鍵(KF)で個々に暗号化された複数の暗号化波形データWVe:WVe1,WVe2,…を含んでおり、さらに、各暗号化波形データWVeを個別に指示するための暗号化アドレス表ATeをも含んでいる。また、ファイル記憶部Ssには、ファイルVF,WFの暗号化に用いた第1鍵をファイル化した第1鍵ファイルKFも記憶される。なお、記号“VFe”,“WVe”は、個々の暗号化ボイスファイル及び暗号化波形データを代表的に示す。
ボイスデータの配信時には、図5(1)に示すように、電子音楽装置Emは、配信要求部及び通信I/F9を通じて、ボイスデータの配信を要求すると共に、自身の機器固有情報DNをサーバSvに送信する。ここで、機器固有情報DNは、当該電子音楽装置Emに固有の識別情報であって、例えば、ネットワークI/FのMACアドレスから生成された固有IDであり、ROM3の機器情報記録エリアに記録されている。サーバSvは、電子音楽装置Emから通信I/Fを通じて機器固有情報DNを受信すると、第2鍵生成部Kmにより、受信した機器固有情報DNに基づいて第2鍵を生成し、暗号化部Ecによって、この第2鍵で第1鍵ファイルKFをリアルタイムに暗号化し暗号化第1鍵ファイルKFeを生成する。
さらに、パック部Pkにて、生成された暗号化第1鍵ファイルKFeを、既にサーバファイル記憶部Ssに用意されている暗号化ボイスファイルVFe及び暗号化波形パッケージファイルWFeに組み合わせ、これらのファイルKFe,VFe,WFeを、「ボイスデータパック」と呼ばれる1つのファイルFPにパックし、通信I/Fを通じてボイスデータパックFPを電子音楽装置Emへと送信する。
電子音楽装置Emは、サーバSvから通信I/F9を介してボイスデータパックFPを受信すると、アンパック部Upにより、ボイスデータパックFPを夫々のファイルKFe,VFe,WFeにアンパックして個別の暗号化ファイルとする。そして、アンパックされたこれら暗号化第1鍵ファイルKFe、暗号化ボイスファイルVFe及び暗号化波形パッケージファイルWFeをセット(「ボイスデータセット」と呼ぶ)にしてクライアントファイル記憶部Cs(USBフラッシュメモリ等の記憶装置4)に記憶し、音源・効果回路8での利用に備える。
図5(2)は、暗号化波形パッケージファイルWFeのデータ構造を示す。電子音楽装置Em上で波形パッケージファイルWF内の各波形データWVを利用する際は、既述のように、第1タイプのボイスファイルVFaの波形特定情報DWが示す波形IDで特定された波形データを音源・効果回路8の波形RAM8bにロードするが、波形パッケージファイルWFが暗号化された場合、暗号化波形パッケージファイルWFe内にある複数の暗号化波形データWVeの中から、波形IDで特定された所望の波形データを探すのに、全部の暗号化波形データWVeの暗号を解くのでは、非常に時間がかかってしまう。
そこで、この音楽コンテンツ処理システムでは、予め、サーバSvにて、複数の波形データWV:WV1,WV2,…を第1鍵(KF)で波形ID毎に個々に暗号化して暗号化波形データWVe:WVe1,WVe2,…を生成すると共に、波形ID毎に暗号化されたときの各暗号化波形データWVeのアドレスをアドレス表ATとしてテーブル化し、更にこのアドレス表ATについても第1鍵(KF)で暗号化して暗号化アドレス表ATeを生成する。暗号化アドレス表(暗号化アドレステーブル)ATeの内容即ちアドレス表(アドレステーブル)ATは、図5(2)右側に示すように、各波形ID:001,002,…に対して、夫々の波形IDを持つ暗号化波形データWVe:WVe1,WVe2,…が記録されている暗号化波形パッケージファイルWFe内における先頭アドレスHA及び末尾アドレスEAの情報(HA:aaaa,bbbb,…;EA:cccc,dddd,…)を各暗号化波形データWVeの記録位置情報LCとして記述したものである。
なお、同一暗号化波形パッケージファイルWFe内に複数の暗号化波形データWVeが順次記録される場合、先頭アドレスHAのみを記述しておき、或る波形IDに対応する末尾アドレスEAは、この波形IDを持つ暗号化波形データWVeの次に記録されている波形データWVeの波形IDに対応する先頭アドレスHAから求めてもよい。
そして、図5(2)左側に示すように、これら暗号化アドレス表ATe及び暗号化波形データWVe:WVe1,WVe2,…を暗号化波形パッケージファイルWFeの構成データとする。つまり、各暗号化波形データWVe:WVe1,WVe2,…については、波形データWVe単位で暗号化され、その後1つの波形パッケージファイルWFe内に入れられている。これにより、アドレス表ATeで波形パッケージファイルWFe内から一部の波形データWVeを切り出しても正常に復号化することができる。
従って、このような暗号化波形パッケージファイルWFeを含むボイスデータセット(KFe+VFe+WFe)の配信をサーバSvから受けた電子音楽装置Emでは、ファイル記憶部Csに記憶されたボイスデータセット内の各ファイルKFe,VFe,WFeを復号化して、ボイスファイルVFe中の音色パラメータデータPR及びボイスファイルVFe中ないし波形パッケージファイルWFe中の波形データWVを、それぞれ、音源・効果回路8のパラメータ記憶領域8a及び波形RAM8bにロードすることができる。この場合、暗号化波形パッケージファイルWFeについては必要な部分のみを復号化する。つまり、まず、暗号化アドレステーブルATeを復号化し、次に、復号化したアドレステーブルATを使って、迅速に、所望の暗号化波形データWVeにアクセスしてRAM2の所定ワーク領域に切り出し、当該暗号化波形データWVeを復号化した上、波形RAM8bにロードする。
〔暗号化ボイスファイルロード処理の動作フロー例〕
図6は、この発明の一実施例による音楽コンテンツデータ処理を表わすフローチャートの例である。この音楽コンテンツデータ処理は、「暗号化ボイスファイルロード処理」とも呼ばれ、この電子音楽装置(電子楽器)が各種処理モードを待機している状態において暗号化ボイスファイルロード処理モードへの移行指示操作があり、この暗号化ボイスファイルロード処理がスタートする。CPU1は、まず、ボイスデータセット指定画面をディスプレイ13に表示し、ユーザによるセット選択操作があると、ロードすべきボイスデータを含むボイスデータセットが記憶されたファイル記憶部Cs(ファイル記憶部Csには1乃至複数のセットが記憶されているものとする)を決定し、その後、何れかのボイスデータセットをユーザによる指示によって選択した後、ステップP1に進む。
ステップP1では、選択されたボイスデータセットから、ユーザによる選択指示に従って、ロードすべき1乃至複数の暗号化ボイスファイルVFeを選択し、まず、選択されたボイスファイルVFeのうち最初の順位(順位付けは、所定の順、例えば、ファイル名のアルファベット順に従う)のものを、ロード処理するボイスファイルVFeに指定する。次のステップP2では、ROM3の機器情報記録エリアから機器固有情報DNを読み出し、この機器固有情報DNに基づいて第2鍵を生成し、ボイスデータセット内の暗号化第1鍵ファイルKFeを第2鍵で復号化し、この復号化で得られた第1鍵(KF)に基づいて、指定された暗号化ボイスファイルVFeを復号化する。
続くステップP3では、ロード済み波形管理ファイルWM〔図3(2)(c)参照〕に記録されている波形IDを調べ、指定されたボイスファイルVFの音色パラメータデータPR内の波形特定情報DWで指示された波形IDにより特定される所定の波形データ(指定波形データ)WVは、音源・効果回路8内の波形RAM8bに未だ記憶されていないかどうかを判定する〔図4のステップS2における処理を参照〕。この波形データ記憶の有無判断で、波形管理ファイルWMに当該波形IDが記録されておらず、指定波形データWVは波形RAM8bに未記憶であると判定したときは(P3=YES)、ステップP4に進む。ステップP4では、さらに、指定されたボイスファイルVFeが、波形特定情報DWで指示された波形IDにより特定される指定波形データWVを含むタイプ1のボイスファイルVFaであるか否かを判定する〔図4のステップS3における処理を参照〕。
ファイルタイプ判定ステップP4で、指定されたボイスファイルVFeがタイプ1のボイスファイルVFaであると判定したときは(P4=YES)、ステップP5〜P8で、ボイスデータセット内の暗号化波形パッケージファイルWFeについて波形データ個別復号化処理を行う。波形データ個別復号化処理では、まず、ステップP5で、この暗号化波形パッケージファイルWFe内の暗号化アドレス表ATeを第1鍵(KF)で復号化し、復号化したアドレス表ATから、指定されたボイスファイルVFeの波形特定情報DWが示す波形IDに対応する記録位置情報LC(HA,EA)に基づいて、当該波形IDを有し利用対象となる所望の暗号化波形データWVeの暗号化波形パッケージファイルWFe内における記録装置を求める。
次のステップP6では、求めた記録装置に基づいて当該波形パッケージファイルWFe内から所望の暗号化波形データWVeを切り出す。つまり、当該暗号化波形データWVeを波形パッケージファイルWFe内からRAM2の波形データ保持領域に読み出す。そして、続くステップP7にて、RAM2上に切り出された所望の暗号化波形データWVeを第1鍵(KF)で復号化し、ステップP8で、復号化した指定波形データWVをこの電子音楽装置(電子楽器)Emにロードし、音源・効果回路8の波形RAM8bに保存する。
一方、ファイルタイプ判定ステップP4で、指定されたボイスファイルVFeがタイプ2のボイスファイルVFbであると判定したときは(P4=NO)、ステップP9に進み、既にステップP2における当該暗号化ボイスファイルVFeの復号化処理で得られたボイスファイルVF内の指定波形データWVをこの電子音楽装置(電子楽器)Emにロードし、音源・効果回路8の波形RAM8bに保存する。
ステップP3で指定波形データWVが既に波形RAM8bに記憶されていると判定したとき(P3=NO)、或いは、ステップP8又はステップP9における指定波形データWVのロード処理の後は、ステップP10に進んで、指定されたボイスファイルVF内の音色パラメータデータPRを電子音楽装置(電子楽器)Emにロードし、音源・効果回路8内の所定記憶領域8aに保存する。
続くステップP11では、ロードすべき暗号化ボイスファイルVFeが未だ残っているか否かを判定し、ロードすべき暗号化ボイスファイルVFeがあると(P11=YES)、ステップP1に戻って、ロード処理する次順位のボイスファイルVFeを指定し、ロードすべきボイスファイルVFeがある間は、上述したステップP1〜P10の処理を繰り返す。そして、ロードすべき暗号化ボイスファイルVFeがなくなると(P11=NO)、この暗号化ボイスファイルロード処理(音楽コンテンツデータ処理)を終了し、元の待機状態にリターンする。
なお、1つのボイスファイルVFにおいて複数の波形データWVが特定される場合については、図4のボイスファイルロード処理(音楽コンテンツファイル処理)で既に説明した方法と同様の処理が行われる。つまり、ステップP3で、これら波形データWVのうち1つでも波形RAM8bに未記憶のものがあればステップP4に進み、未記憶の指定波形データWVに対応する暗号化波形パッケージファイルWFe内の波形データWVe或いは復号化後のボイスファイルVF内波形データWVについて、ステップP5〜P9の処理を行う。さらに、ボイスファイルVFにタイプ3のボイスファイルVFcが含まれる場合は、ファイルタイプ判定ステップP4でタイプ1〜3の何れかを判定するものとし、タイプ3と判定したボイスファイルVFcについては、波形RAM8bに未記憶の指定波形データWVに関しステップP5〜P9と同様の処理を行う。つまり、ボイスファイルVFc内に含まれない未記憶の指定波形データWVは、暗号化波形パッケージファイルWFeから読み出して復号化した後で波形RAM8bに保存し(P5〜P8)、当該ボイスファイルVFc内に含まれる未記憶の指定波形データWVは、復号化後の当該ボイスファイルVFc内から読み出して波形RAM8bに保存する(P9)。
以上のように、この発明の一実施例による音楽コンテンツデータ処理システムでは、暗号化波形パッケージファイルWFeに含まれる暗号化波形データWVeの処理に着目すると、暗号化波形パッケージファイルWFeの内容を音楽コンテンツとし、暗号化波形データWVeの内容を音楽コンテンツ素材データとすることができ、それぞれ識別情報(波形ID)が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)WVe:WVe1,WVe2,…を記録(「記憶」ともいう)した音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFeと、この音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFeに含まれる各音楽コンテンツ素材(波形データ)WVeに付与された各識別情報(波形ID)と対応付けて音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFe内における記録位置(「記憶位置」ともいう)LCを特定する記録位置情報(暗号化アドレス表)ATeが記憶部Csに用意される。音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFe内の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)WVeを電子音楽装置Emで利用する際は、所望の音楽コンテンツ素材データWVeが識別情報(波形ID)で指定され(P5)、記録位置情報(暗号化アドレス表)ATeに従って、指定された識別情報(波形ID)を持つ音楽コンテンツ素材(波形データ)WVeが記録されている音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)WFe上の記録位置が特定され(P5)、特定された記録位置から、暗号化された音楽コンテンツ素材データ(波形データ)WVeが切り出され(P6)、切り出された所望の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)WVeが復号化される(P7)。これにより、暗号化された複数の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)が含まれている音楽コンテンツ(波形パッケージファイル)から、所望の音楽コンテンツ素材データ(波形データ)のみをすばやく復号化し取り出して利用に供することができる。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、暗号化アドレス表ATeは、実施例の図5(2)左側のように暗号化波形パッケージファイルWFe内に含まれていてもよいし、波形パッケージファイルWFeとは別ファイルとしてもよい。
また、実施例では、種々の音色パラメータデータ(PR)に対応して選択的に用いられる複数の波形データ(WV)を音楽コンテンツ素材データとしたが、種々の自動演奏データ或いは自動伴奏スタイルデータに対応して選択的に用いられる複数のオーディオデータや、種々の自動演奏データに対応して選択的に用いられる複数の動画データなど、電子音楽装置にて種々の演奏に対応して選択的に用いられる複数の同種類データであれば、任意のものを音楽コンテンツ素材データとすることができる。
8a,8b 音色パラメータ記憶領域及び波形RAM(波形データ記憶領域)、
VF:VFa,VFb;VF1〜VF4 ボイスファイル(音楽コンテンツファイル)、
VFa,VFb 第1及び第2タイプのボイスファイル(音楽コンテンツファイル)、
PR:PR1〜PR4 音色パラメータデータ(第1音楽コンテンツ素材)、
DW 波形特定情報(第2音楽コンテンツ素材特定情報)、
WF 波形パッケージファイル、
WV:WV1〜WV3 波形IDを有する波形データ(第2音楽コンテンツ素材)、
VFe:VFe1,VFe2,… 暗号化ボイスファイル、
WFe 暗号化波形パッケージファイル、
ATe 暗号化アドレス表(波形IDから記録位置LCを特定する記録位置情報)、
WVe:WVe1,WVe2,… 暗号化波形データ(音楽コンテンツ素材データ)。

Claims (2)

  1. それぞれ識別情報が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データが記録された音楽コンテンツ、及び、当該音楽コンテンツを構成する各音楽コンテンツ素材データに付与された識別情報に対応付けて、当該音楽コンテンツ内の記録位置を特定する位置情報を記憶した音楽コンテンツ記憶手段と、
    利用対象となる音楽コンテンツ素材データを識別情報によって指定する音楽コンテンツ素材指定手段と、
    位置情報記憶手段に記憶された位置情報に基づいて、上記識別情報に対応付けられた記録位置を特定する記録位置特定手段と、
    記録位置特定手段により特定された記録位置に基づいて、上記識別情報が付与された音楽コンテンツ素材データを音楽コンテンツ記憶手段に記憶された音楽コンテンツから切り出す音楽コンテンツ素材切出し手段と、
    音楽コンテンツ素材切出し手段により切り出された音楽コンテンツ素材データを復号化する音楽コンテンツ素材復号化手段と
    を具備することを特徴とする音楽コンテンツデータ処理装置。
  2. それぞれ識別情報が付与されると共に暗号化されている複数の音楽コンテンツ素材データが記録された音楽コンテンツ、及び、当該音楽コンテンツを構成する各音楽コンテンツ素材データに付与された識別情報に対応付けて、当該音楽コンテンツ内の記録位置を特定する位置情報を記憶した音楽コンテンツ記憶手段を具備し、音楽コンテンツデータ処理装置として機能するコンピュータに、
    利用対象となる音楽コンテンツ素材データを識別情報によって指定する音楽コンテンツ素材指定ステップと、
    位置情報記憶手段に記憶された位置情報に基づいて、上記識別情報に対応付けられた記録位置を特定する記録位置特定ステップと、
    記録位置特定ステップで特定された記録位置に基づいて、上記識別情報が付与された音楽コンテンツ素材データを音楽コンテンツ記憶手段に記憶された音楽コンテンツから切り出す音楽コンテンツ素材切出しステップと、
    音楽コンテンツ素材切出しステップで切り出された音楽コンテンツ素材データを復号化する音楽コンテンツ素材復号化ステップと
    から成る手順を実行させる音楽コンテンツデータ処理プログラム。
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