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JP2010245368A - 故障検出装置 - Google Patents

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JP2010245368A
JP2010245368A JP2009093706A JP2009093706A JP2010245368A JP 2010245368 A JP2010245368 A JP 2010245368A JP 2009093706 A JP2009093706 A JP 2009093706A JP 2009093706 A JP2009093706 A JP 2009093706A JP 2010245368 A JP2010245368 A JP 2010245368A
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JP
Japan
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wiring
substrate
pkg
stack
stack via
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009093706A
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English (en)
Inventor
Masaya Hiwatari
雅哉 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2009093706A priority Critical patent/JP2010245368A/ja
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

【課題】パッケージ基板の故障を検出できるようにする。
【解決手段】PKG基板3に、故障検出用のスタックビア14及びこのスタックビア14
に接続される配線11が設けられている。検出部10を始点及び終点として、故障検出用
のスタックビア14を配線11,12,13によりデイジーチェーン接続している。検出
部10は、スタックビア14とスタックビア14に接続される配線11などから成る故障
検出用の回路におけるインピーダンスと閾値を比較する。例えば故障検出用のスタックビ
ア14とスタックビア14に接続される配線11に破断が生じ始めてインピーダンスが閾
値を超過した場合、検出部10は、故障を示すアラームを発生する。これにより、PKG
基板3の故障を検出できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッケージ基板の故障検出に関し、特にスタックビア及びスタックビアに接
続される配線の破断を検出する故障検出装置に関するものである。
近年、Siチップの小型化に伴いBGA(Ball Grid Array)やCSP(Chip Size Pac
kage)が多く使用されている。BGAは、半田による小さいボール状電極(バンプ)をデ
ィスペンサで格子状に並べたものである。CSPは、外形寸法がSiチップサイズと略同
等な大きさのパッケージである。一般に、パッケージ基板(以下PKG基板という)の片
面にSiチップをFC(Flip Chip)実装し、他面側に複数個の半田ボールを配置してい
る。
配線の間隔によりSiチップをプリント配線基板(以下PWB基板という)に直接に接
続できないので、PKG基板を介在させてSiチップをプリント配線基板に電気的に接続
する。
FC実装では、半田バンプによりSiチップとPKG基板の電気的接続を行っている。
PKG基板の一方の面(SiチップがFC実装される面)と他方の面(半田ボールが配置
される面)は、PKG基板のビアとスルーホールにより電気的接続を行っている。例えば
、ビアは、PKG基板の2層以上の絶縁層間を接続する導通した穴である。スルーホール
は、PKG基板のコア層の上面と下面を接続する導通した穴である。
Siチップが搭載されたPKG基板をPWB基板に実装した後には、溶融した半田ボー
ルによりPKG基板とPWB基板の電気的接続が行われる。PKG基板の小型化が進むに
つれてPKG基板が多層化されている。PKG基板の多層化により、設計の自由度の向上
やインダクタンスの低減のためにビアの上にビアを配置するスタックビアが用いられるよ
うになってきた。
Siチップが搭載されたPKG基板では、熱膨張係数の違いによる歪み(応力)によっ
てPKG基板のスタックビア及びこのスタックビアに接続される配線が破断する問題が発
生することが知られている。
このようなスタックビアやその配線が破断する問題に対処した従来技術が特許文献1に
開示されている。この特許文献1によれば、半導体装置の設定温度の変化によるスタック
ビアにおける歪み量の評価をシミュレーションにより行い、この評価の結果をもとに導電
性スタックビアの再配置を行うものである。これにより、スタックビアに集中する応力や
ひずみを効果的に低減し、信頼性の高い半導体装置を設計できるようになる。
また、特許文献2には、半導体素子に不良検出回路を付加しておき、不良検出回路から
出力される不良検出信号を監視することで、不良を事前に検知してアラームを出力するも
のである。これにより、半導体装置における耐湿性の不良やエレクトロマイグレーション
、また熱膨張係数差による応力の繰り返しで発生するストレスマイグレーション等の不良
を検出できる。
特開2006−60072号公報 特開平11−260878号公報
ところで、従来例に係る特許文献1によれば、シミュレーションによる計算予測であり
、計算に使用するモデルや物性値によっては結果が異なる問題がある。また、特許文献2
によれば、半導体素子のエレクトロマイグレーションやストレスマイグレーションの故障
は検出できるが、PKG基板のスタックビア及びこのスタックビアに接続される配線の故
障を検出することは困難である。
そこで、本発明はこのような従来例に係る課題を解決したものであって、パッケージ基
板の故障を検出できるようにした故障検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、故障検出装置は、半導体チップが実装され、前記半導
体チップの中央部に形成されるスタックビアと前記スタックビアに接続される配線とが形
成されるパッケージ基板と、前記スタックビアと前記配線とを有する故障検出用の回路と
、前記故障検出用の回路のインピーダンスを検出する検出部とを備えるものである。
本発明に係る故障検出装置によれば、故障検出用の回路の配線の一部は、パッケージ基
板に設けられている。パッケージ基板は複数層の絶縁層から成る多層構造であり、故障検
出用の回路は、パッケージ基板の絶縁層の各々に形成されたビアがスタックされたスタッ
クビアと、このスタックビアをデイジーチェーン接続する構成と配線とを備える。検出部
は、故障検出用の回路のインピーダンスの変化に基づいてパッケージ基板の故障を検出す
る。例えば、検出部は、故障検出用の回路におけるインピーダンスと閾値を比較して、イ
ンピーダンスが閾値を超過した場合、アラームを発生する。これにより、故障検出用のス
タックビアの破断、又はこのスタックビアに接続される配線の破断を検出できる。この破
断により、パッケージ基板全体のスタックビア及び配線の破壊を予測する。
本発明に係る故障検出装置によれば、パッケージ基板に設けられた故障検出用の回路を
備え、検出部は、この故障検出用の回路のインピーダンスの変化に基づいてパッケージ基
板の故障を検出するものである。
この構成によって、パッケージ基板の故障を検出できる。例えば、パッケージ基板に形
成された電気的接続用のスタックビア及びスタックビアに接続される配線の破断を検出で
きる。
Aは、Siチップ1を搭載したPKG基板3の故障を検出する第1実施例としての故障検出装置100の構成例を示す上面図であり、Bは、この故障検出装置100の構成例を示す横面透視図である。 Siチップ1とPKG基板3の熱膨張係数の違いにより生じるPKG基板3の歪を示す模式図である。 第2実施例としての故障検出装置200の構成例を示す上面図である。 故障検出装置200の構成例を示す横面透視図である。
続いて、図面を参照しながら本発明に係る故障検出装置の実施の形態について説明する
。図1Aは、Siチップ1を搭載したPKG基板(パッケージ基板)3の故障を検出する
第1実施例としての故障検出装置100の構成例を示す上面図である。図1Bは、図1A
に示す故障検出装置100の横面透視図である。また、一般には、複数個の半田バンプ、
半田ボール、ビア、スタックビア、スルーホールを配置しているが、この例では、説明の
理解を容易にするために主に本発明に係る部分を記載する。
図1A及び図1Bに示すSiチップ1は、PKG基板3にFC(Flip Chip)実装され
ている。Siチップ1の底面に設けられた複数の半田バンプ2は、Siチップ1とPKG
基板3を電気的に接続している。Siチップ1が搭載されたPKG基板3は、PWB基板
9Aに半田ボール8a〜8dにより実装されている。Siチップ1が搭載されたPKG基
板3をPWB基板9Aに実装した後には、溶融した半田ボール8a〜8dによりPKG基
板3とPWB基板9Aは、電気的に接続されている。
故障検出装置100は、Siチップ1を搭載したPKG基板3の故障を検出するもので
あり、故障検出用の回路の一例である配線11,12、故障検出用のスルーホール5及び
故障検出用のスタックビア14を備えている。また、故障検出装置100は、この故障検
出用の回路に接続される配線13とこの配線13に接続される検出部10を備えている。
検出部10は、故障検出用の回路におけるインピーダンスに基づいてPKG基板3の故障
を検出する。
PKG基板3は、コア層6、複数層の絶縁層7、不図示の配線パターンなどを備えて多
層構造を成している。コア層6と絶縁層7の間や複数層の絶縁層7の間には、不図示の配
線パターンが形成されている。絶縁層7は、層間の配線パターンを絶縁する。
コア層6には、スルーホール5が4箇所に形成されている。絶縁層7には、これらのス
ルーホール5に接続されるスタックビア14が形成されている。この例で、絶縁層7aに
は4つのビア14a〜14dが形成され、絶縁層7bにも4つのビア14a〜14dが形
成され、同様に絶縁層7c〜7fにも4つのビア14a〜14dが形成されている。スタ
ックビア14は、絶縁層7a〜7fの各々に形成された4つのビア14a〜14dがスタ
ックされて形成されている。これらの絶縁層7a〜7fに形成されたビア14a〜14d
とコア層6のスルーホール5は接続されている。
ビア14a〜14dは、Siチップ1の中央部における絶縁層7a〜7fに形成される
。このSiチップ1の中央部は、Siチップ1を搭載したPKG基板3の故障を検出する
最適な位置である。この理由は、Siチップ1とPKG基板3の熱膨張係数の違いにより
生じるPKG基板3の歪(応力)は、Siチップ1の中央部が最大となるからである。P
KG基板3の歪は、PKG基板3の端から最も離れた部位で最大となる。
例えば、図2は、Siチップ1とPKG基板3の熱膨張係数の違いにより生じるPKG
基板3の歪を示す模式図である。一般に、Siチップ1の熱膨張係数は3.5ppm/℃
であり、PKG基板3の熱膨張係数は7.0ppm/℃である。図2に示すPKG基板3
によれば、PKG基板3は、Siチップ1とPKG基板3の熱膨張係数の違いにより円弧
状に沿って歪んでいる。この場合、PKG基板3の歪は、Siチップ1の中央部が最大と
なる。
これにより、Siチップ1の中央部に配設されたスタックビア14とスタックビア14
に接続される配線11から破断が進んでいく。従って、Siチップ1の中央部に故障検出
用のスタックビア14及びスタックビア14に接続される配線11を配設することにより
、精度良くSiチップ1を搭載したPKG基板3の破断を検出することができる。これに
より、Siチップ1の中央部より外側に配設された、スタックビアとスタックビアに接続
される配線が破断することを検出できる。従って、Siチップ1を搭載したPKG基板3
の故障を未然に検出できる。
検出部10はPWB基板9A上に設置されている。検出部10を始点及び終点として、
故障検出用のスタックビア14を配線11,12,13によりデイジーチェーン接続して
いる。例えば、検出部10の始点はPWB基板9A上の配線13の一端に接続され、配線
13の他端は半田ボール8bに接続される。半田ボール8bにはPKG基板3の下面にお
ける配線12の一端が接続され、配線12の他端には絶縁層7fのビア14bが接続され
る。
絶縁層7fのビア14bは、スタックビア14及びスルーホール5を介してPKG基板
3の上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端には絶縁層7aのビア1
4cが接続される。絶縁層7aのビア14cは、スタックビア14及びスルーホール5を
介してPKG基板3の下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は半田ボ
ール8cに接続される。半田ボール8cは、PWB基板9A上の配線13の一端に接続さ
れ、配線13の他端は半田ボール8dに接続される。半田ボール8dは配線12の一端に
接続され、配線12の他端はPKG基板3の下面における絶縁層7fのビア14dに接続
される。
絶縁層7fのビア14dは、スタックビア14及びスルーホール5を介してPKG基板
3の上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端は絶縁層7aのビア14
aに接続される。絶縁層7aのビア14aは、スタックビア14及びスルーホール5を介
してPKG基板3の下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は半田ボー
ル8aに接続される。半田ボール8aは、PWB基板9A上の配線13の一端に接続され
、配線13の他端は検出部10の終点に接続される。このように、検出部10を始点及び
終点として、故障検出用のスタックビア14とスタックビア14に接続される配線11な
どを経由してデイジーチェーン接続となっている。
検出部10は、スタックビア14の破断、又はこのスタックビア14に接続される配線
11の破断を検出してアラームを発生する。例えば、検出部10は、出力端から一定の電
流を流してインピーダンスを測定する。検出部10は、スタックビア14とスタックビア
14に接続される配線11などから成る故障検出用の回路におけるインピーダンスと閾値
を比較する。故障検出用のスタックビア14とスタックビア14に接続される配線11に
破断が生じてインピーダンスが閾値を超過した場合、検出部10は、故障を示すアラーム
を発生する。
また、検出部10は、出力端から一定の電流を流して電気的導通を測定するようにして
もよい。検出部10は、スタックビア14とスタックビア14に接続される配線11など
から成る故障検出用の回路に破断(断線)が生じると、検出部10は入力端から電流を入
力しないので電気的導通が無くなったことを検出して故障を示すアラームを出力する。
このように、本発明に係る故障検出装置100によれば、PKG基板3に設けられた故
障検出用の回路を備え、検出部10は、この故障検出用の回路のインピーダンス又はイン
ピーダンスの変化に基づいてPKG基板3の故障を検出するものである。
この構成によって、PKG基板3の故障が検出できる。例えば、PKG基板3に形成さ
れた電気的接続用のスタックビア及びこのスタックビアに接続される配線の破断を検出で
きる。
続いて、第2実施例としての故障検出装置200について説明する。図3は、故障検出
装置200の構成例を示す上面図である。図4は、故障検出装置200の構成例を示す横
面透視図である。図3及び図4では、Siチップ1Aが搭載されたPKG基板3AとSi
チップ1Bが搭載されたPKG基板3BとをPWB基板9Bに実装している。
なお、図1Aに示した故障検出装置100と同じ構成要素には同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。また、図3及び図4に示すPKG基板3A,3Bは、図1に示した
PKG基板3と同様の構成を成している。
故障検出装置200の検出部10はPWB基板9B上に設置されている。図3に示す検
出部10を始点及び終点として、PKG基板3A,3Bにおける故障検出用のスタックビ
ア15,16をデイジーチェーン接続する配線11,12,13とを備える。例えば、検
出部10の始点はPWB基板9B上の配線13の一端に接続され、配線13の他端は半田
ボール80bに接続される。半田ボール80bにはPKG基板3Aの下面における配線1
2の一端が接続され、配線12の他端には絶縁層7fのビア15bが接続される。
絶縁層7fのビア15bは、スタックビア15及びスルーホール5Aを介してPKG基
板3Aの上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端には絶縁層7aのビ
ア15cが接続される。絶縁層7aのビア15cは、スタックビア15及びスルーホール
5Aを介してPKG基板3の下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は
半田ボール80cに接続される。半田ボール80cは、PWB基板9B上の配線13の一
端に接続され、配線13の他端はPKG基板3Bの半田ボール81bに接続される。半田
ボール81bは配線12の一端に接続され、配線12の他端はPKG基板3Bの下面にお
ける絶縁層7fのビア16bに接続される。
絶縁層7fのビア16bは、スタックビア16及びスルーホール5Bを介してPKG基
板3Bの上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端は絶縁層7aのビア
16cに接続される。絶縁層7aのビア16cは、スタックビア16及びスルーホール5
Bを介してPKG基板3Bの下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は
半田ボール81cに接続される。半田ボール81cは、PWB基板9B上の配線13の一
端に接続され、配線13の他端は半田ボール81dに接続される。半田ボール81dは、
PKG基板3Bの下面の配線12の一端に接続され、配線12の他端は絶縁層7fのビア
16dに接続される。
絶縁層7fのビア16dは、スタックビア16及びスルーホール5Bを介してPKG基
板3Bの上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端は絶縁層7aのビア
16aに接続される。絶縁層7aのビア16aは、スタックビア16及びスルーホール5
Bを介してPKG基板3Bの下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は
半田ボール81aに接続される。半田ボール81aは、PWB基板9B上の配線13の一
端に接続され、配線13の他端はPKG基板3Aの半田ボール80dに接続される。半田
ボール80dは、PKG基板3Aの下面の配線12の一端に接続され、配線12の他端は
絶縁層7fのビア15dに接続される。
絶縁層7fのビア15dは、スタックビア15及びスルーホール5Aを介してPKG基
板3Aの上面における配線11の一端に接続される。配線11の他端は絶縁層7aのビア
15aに接続される。絶縁層7aのビア15aは、スタックビア15及びスルーホール5
Aを介してPKG基板3Aの下面における配線12の一端に接続され、配線12の他端は
半田ボール80aに接続される。半田ボール80aは、PWB基板9A上の配線13の一
端に接続され、配線13の他端は検出部10の終点に接続される。このように、検出部1
0を始点及び終点として、故障検出用のスタックビア15,16とスタックビア15,1
6に接続される配線11などを経由してデイジーチェーン接続となっている。
検出部10は、故障検出用のスタックビア14,15の破断、又はこのスタックビア1
5,16に接続される配線11の破断を検出してアラームを発生する。例えば、検出部1
0は、出力端から一定の電流を流してインピーダンスを測定する。検出部10は、スタッ
クビア15,16とスタックビア15,16に接続される配線11などから成る故障検出
用の回路におけるインピーダンスと閾値を比較する。故障検出用のスタックビア15,1
6とスタックビア15,16に接続される配線11に破断が生じてインピーダンスが閾値
を超過した場合、検出部10は、故障を示すアラームを発生する。
また、検出部10は、出力端から一定の電流を流して電気的導通を測定するようにして
もよい。検出部10は、スタックビア15,16とスタックビア15,16に接続される
配線11などから成る故障検出用の回路に破断(断線)が生じると、検出部10は入力端
から電流を入力しないので電気的導通が無くなったことを検出して故障を示すアラームを
出力する。
このように、本発明に係る故障検出装置200によれば、複数のPKG基板3A,3B
に設けられた故障検出用の回路を備え、検出部10は、故障検出用の回路のインピーダン
ス又はインピーダンスの変化に基づいてPKG基板3A,3Bの故障を検出するものであ
る。この構成によって、1個の検出部10により複数のPKG基板3A,3Bの故障を検
出できる。
なお、故障検出装置100は、工場から出荷される半導体装置に組み込むようにしても
良いし、LSI開発時における評価テストに利用するようにしても良い。LSI開発時に
おける評価テストに利用する場合、温度条件などと共にインピーダンスの変化を検出する
ようにすれば、半導体装置の性能向上に役立てることができる。
また、必ずしも故障検出用のビアをスタックする必要はなく、最上面の絶縁層のビア及
びビアに接続される配線だけを故障検出用の回路として用いても良い。さらにビアを用い
ずとも、配線だけを故障検出用として用いても良い。また、故障検出用のスタックビア1
4をSiチップ1の中央部に4個配置したが、1個以上であれば何個でも良い。例えば奇
数個の場合、配線11は、電気的接続用のスタックビア及びスルーホールを経由してPK
G基板の配線12に接続する。
また、図1Aに示したビア14aとビア14dを接続する配線11及びビア14bとビ
ア14cを接続する配線11の形状は、一例であり必ずしも図1Aに示した形状でなくて
も良い。また、図1Bに示した絶縁層7a〜7fとコア層6の層構成は一例であり、他の
層構成でも良い。また、故障検出用のスタックビア14は、Siチップ1の中央部であれ
ば良く、Siチップ1の真の中心である必要はない。また、Siチップ1及びPKG基板
3は正方形である必要はなく、またSiチップ1及びPKG基板3は相似形である必要も
ない。PKG基板3にSiチップ1を実装する例を示したが、これに限らず例えば化合物
半導体などであっても良い。検出部10は、PWB基板9A上に設置せずに、PKG基板
3やSiチップ1上に設置してもよい。また、故障検出用のスタックビアを用いたが、電
気的接続用のスタックビアや電気的接続用のビアを故障検出用に適用しても良い。
本発明は、パッケージ基板の故障検出に関し、特にスタックビア及びスタックビアに接
続される配線の破断を検出する故障検出装置に適応して極めて好適である。
1・・・半導体チップ
3,3A,3B・・・パッケージ基板
7a〜7f・・・絶縁層
10・・・検出部
11,12,13・・・配線
14,15,16・・・スタックビア
14a〜14d,15a〜15d,16a〜16d・・・ビア

Claims (3)

  1. 半導体チップが実装され、前記半導体チップの中央部に形成されるスタックビアと前記
    スタックビアに接続される配線とが形成されるパッケージ基板と、
    前記スタックビアと前記配線とを有する故障検出用の回路と、
    前記故障検出用の回路のインピーダンスを検出する検出部とを備えることを特徴とする
    故障検出装置。
  2. 前記パッケージ基板は、
    複数個が形成された前記スタックビアと、
    一方のスタックビアと他方のスタックビアとを接続し、該パッケージ基板の一方の面に
    形成される配線と、
    前記スタックビアと前記検出部に接続される配線とを接続し、他方の面に形成される配
    線とを備えることを特徴とする請求項1に記載の故障検出装置。
  3. 前記検出部は、
    前記故障検出用の回路におけるインピーダンスと閾値を比較して、インピーダンスが閾
    値を超過した場合、アラームを発生することを特徴とする請求項1に記載の故障検出装置
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