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JP2010244607A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込みによりデータが変化するビットだけ書き込みを行う半導体記憶装置を少ない面積で実現する。
【解決手段】メモリセルに対するデータの読み出し及び書き込み制御を行う制御回路であって、メモリセルアレイから読み出したデータ又はメモリセルアレイに書き込むデータを格納するフリップフロップ回路と、フリップフロップ回路にスイッチを介して接続され、前記メモリセルから読み出したデータを一時的に保持するダイナミック型の保持回路とを含み、メモリセルへの書き込み時、保持回路に保持するメモリセルアレイから読み出したデータと前記フリップフロップ回路の外部からの書き込みデータとが異なるときに前記フリップフロップ回路のデータを前記メモリセルに書き込むように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。特に、相変化メモリ等の不揮発性半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置の分野では、DRAM、SRAMなどの電源を切断すると情報が失われてしまう揮発性メモリの他、フローティングゲートを用いたフラッシュメモリやMRAM、FeRAMなど、様々なタイプの不揮発性半導体記憶装置が開発されている。これらの不揮発性半導体記憶装置は、電源を切断しても情報を記憶しておくことができる。なかでも、相変化メモリは、書き込み消去に要する時間が短いこと等から注目されている。相変化メモリはメモリセルの一部にアモルファス状態であるか結晶状態にあるか電気的にプログラム可能な材料を用い、その材料がアモルファス状態にあるか結晶状態にあるかを抵抗値により判定してデータを読み出すメモリである。
上記相変化メモリでは、書き換え前のメモリセルのデータとメモリセルのデータを書き換える外部からの外部書き込みデータが同一である場合は、書き込みを行わないほうが抵抗値を安定にすることができる。また、相変化メモリに限らないが余計な書き込みを行わなければメモリセル寿命が延び、プログラム電流を削減することができる。この観点から以下の提案がされている。
特許文献1には、高抵抗状態と低抵抗状態の2つの状態を電気的にプログラム可能な相変化記憶要素を有する相変化メモリにおいて、記憶要素の現在の状態を読み取って、プログラミングしようとする状態と異なる場合に、プログラミングを行う相変化メモリが記載されている。
また、特許文献2には、相変化メモリにおいて、書き込みパルスの立ち上がり波形から相変化メモリの記憶状態を読み出し、記憶状態と書き込むべき情報が一致する場合には書き換え処理を停止する相変化メモリが記載されている。
さらに、特許文献3の図11、図22〜図24には、NAND−EEPROMにおける電子注入(FNトネリング)による書き込みとベリファイの繰り返し動作において、データが「0」から「1」に変わった(閾値が高くなった)メモリセルにはそれ以上書き込みを行わないようにする回路が開示されている。
また、特許文献4の図5、図6には、セルからの読み出しデータと書き込みデータを保持するリードデータラッチと、セルへの書き込みデータを保持するライトデータラッチと、リードデータラッチからライトデータラッチへの転送を制御する転送スイッチを設け、リードデータラッチとライトデータラッチの内容が不一致の場合にライトデータラッチの書き込みを行う相変化メモリが記載されている。
特表2003−502791号公報 国際公開第2005/041204号パンフレット 特開2000−215684号公報 特開2008−159178号公報 特開2003−100085号公報 特開2005−100617号公報 特開2004−362761号公報
以下の分析は本発明により与えられる。上記特許文献1には、書き換え前と書き換え後でデータが同一である場合は、書き込みを行わないほう良いことが記載されているが、そのための具体的な回路については記載されていない。また、特許文献2は、書き込みパルス立ち上がりで判定しているので、書き込みを行う必要がない場合にもストレスを与えることになる。また、特許文献3によれば、データが「0」から「1」に変わったセルにはそれ以上書き込みをしないことはできるが、データが「1」から「0」にも双方向に書き込みを行う場合には適用できない。上記特許文献1乃至6のいずれにも、回路規模を大きくすることなく、書き込みによりデータが変化するビットだけ書き込みを行う半導体記憶装置は開示されていない。
本発明の1つの側面による半導体記憶装置は、複数のメモリセルで構成されるメモリセルアレイと、前記メモリセルに対するデータの読み出し及び書き込み制御を行う制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記メモリセルから読み出したデータを格納し、且つ前記メモリセルに書き込む外部からのデータを格納するフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路にスイッチを介して接続され、前記メモリセルから読み出したデータを一時的に保持するダイナミック型の保持回路と、を含み、前記メモリセルへの書き込み時、前記保持回路に保持するメモリセルから読み出したデータと前記フリップフロップ回路の外部からの書き込みデータとが異なるときに前記フリップフロップ回路のデータを前記メモリセルに書き込むように制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の側面による半導体記憶装置は、複数のワード線、ビット線に各々接続された複数のメモリセルで構成されたメモリセルアレイが、行列状に配置された複数の前記メモリセルアレイと、前記複数のメモリセルアレイにそれぞれ対応して配置され、各々のビット線を介して対応する前記メモリセルのデータを読み出し及び書き込み制御する複数のビット線制御回路と、前記ビット線の延在方向である第1方向に各々配置された複数の前記ビット線制御回路に共通に接続された複数のデータ線と、前記ワード線の延在方向である第2方向に各々配置された複数の前記ビット線制御回路に共通に接続された複数のビット線制御信号発生回路と、を備え、前記第1方向の複数のビット線制御回路は、それぞれ異なる前記データ線及びそれぞれ対応するメモリセルアレイのそれぞれ異なるビット線に接続された複数の制御回路を含み、前記制御回路は、前記メモリセルから読み出したデータを格納し、且つ前記メモリセルに書き込む外部からのデータを格納するフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路にスイッチを介して接続され、前記メモリセルから読み出したデータを一時的に保持するダイナミック型の保持回路と、を含み、前記メモリセルへの書き込み時、前記保持回路に保持するメモリセルから読み出したデータと前記フリップフロップ回路の外部からの書き込みデータとが異なるときに前記フリップフロップ回路のデータを前記メモリセルに書き込むように制御し、前記スイッチの導通を制御する信号、及び、前記フリップフロップ回路から前記対応するメモリセルへのデータの書き込みタイミング信号を制御する信号が、前記ビット線制御信号発生回路から前記第2方向に配置された複数のビット線制御回路にそれぞれ含まれる複数の制御回路に共通に接続されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、書き込みによりデータが変化するビットだけ書き込みを行う半導体記憶装置を少ない制御回路の面積で実現できる。
本発明の一実施例による半導体記憶装置の主要部のブロック図である。 本発明の一実施例による半導体記憶装置における制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による半導体記憶装置の書き込み動作時のタイミング図である。 本発明の一実施例による半導体記憶装置全体の平面図である。 本発明の別な実施例による半導体記憶装置の主要部のブロック図である。
本発明の概要について、必要に応じて図面を参照して説明する。なお、概要の説明において引用する図面及び図面の符号は実施形態の一例として示すものであり、それにより本発明による実施形態のバリエーションを制限するものではない。また、本願の請求内容はこの概要に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。
本明細書において、以降、ライトコマンド実行による外部からフリップフロップ回路3への書き込みを「ライト」と呼び、フリップフロップ回路3からメモリセル16への書き込みを「プログラム」と呼ぶ。また、リードコマンド実行によるフリップフロップ回路3から外部へのデータの読み出しを「リード」、メモリセル16からフリップフロップ回路3への読み出しを「センス」と呼ぶ。なお、対象を限定せずに「書き込み」と呼ぶ場合は、「ライト」と「プログラム」を含み、「読み出し」と呼ぶ場合は「センス」と「リード」を含む。
本発明の半導体記憶装置100は、読み出し動作時にメモリセルアレイ1のメモリセルから読み出したデータを格納し、書き込み動作時にメモリセルアレイ1のメモリセルに書き込むデータを格納するフリップフロップ回路3と、書き込み動作時にオフ(非導通)するスイッチ(TGS1、TGR1)を介してフリップフロップ回路3に接続され、フリップフロップ回路3の書き込み動作前のデータを一時的に保持する保持回路(S1、R1)と、を含み、メモリセルアレイ1のメモリセルに対する書き込み時に、書き込みデータをフリップフロップ回路3に格納し、保持回路(S1、R1)に保持するデータとフリップフロップ回路3のデータが異なるときにフリップフロップ回路3のデータをメモリセルアレイ1のメモリセルに書き込むように制御する制御回路2を備えている。メモリセルアレイのメモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルアレイのメモリセルからのデータの読み出しは、フリップフロップ回路3を介して行われる。また、保持回路(S1、R1)は、メモリセル16へのプログラム実行中だけフリップフロップ回路3へのライト前のデータを保持する。上記構成によれば、保持回路は、メモリセルへのプログラム実行中だけデータを保持すればよく、それ以上に長い時間の保持を必要としない。従って、ゲート容量、配線容量、スイッチ(TGS1、TGR1)の拡散層容量等の寄生容量だけでもデータを保持することができる。故に、保持回路は、一時的に情報を記憶できるダイナミック型の保持回路である。「ダイナミック」とは、保持された電圧が時間の経過と共に遷移することを意味し、「一時的」とは、例えば、情報1である所定電圧の入力から、過渡特性等により前記電圧が遷移して前記情報1が情報0に変化するまでの時間を示す。本願では、少なくともプログラムの実行期間に対応するプログラム時間、若しくは、前記プログラム時間に「センス後からライトコマンドが入力されるまでの時間」を加えた時間であれば良い。特許文献等に開示されるスタティックにデータを保持するラッチ回路(電源を切断しない限り情報を保持できるスタティック型の保持回路)等は、別に設ける必要がない。従って、メモリセルにデータを書き込む前に、そのメモリセルからセンシングしたデータをフリップフロップ回路にセンスしておけば、上記の構成のとおり簡素な回路でメモリセルに対してプログラムを行う必要があるか否か判断することができる。所定のビット線(GBL)ピッチに制御回路を配置することができる。特許文献1乃至6のいずれに対してもビット線(GBL)ピッチを縮小することができる。
また、本発明の半導体記憶装置は、一実施形態において、1つのメモリセルアレイ1に対して制御回路(2−0、2−S、2−L)が複数設けられ、複数の制御回路は、それぞれメモリセルアレイ1の異なるビット線13に(共通ビット線GBL1、ビット線選択回路5を介して)接続され、外部からアクティブ(ACT)コマンドが与えられると、各制御回路(2−0、2−S、2−L)に接続される複数のビット線から並列に読み出されたデータがそれぞれ各制御回路のフリップフロップ回路に格納される。その後で、外部からライトコマンドが与えられると、複数の制御回路のうち、ライトコマンドによって指定された制御回路のフリップフロップ回路に書き込みデータが格納され、さらにフリップフロップ回路に格納されたデータがメモリセルアレイのメモリセルに書き込まれるように構成されている。すなわち、アクティブコマンドを与えると各フリップフロップ回路にはメモリセルアレイのメモリセルからセンスされたデータが格納される。従って、アクティブコマンドを与えた後、ロウアドレスを変えなければ、ライトコマンド実行時には、フリップフロップ回路には、プログラムしようとするロウアドレスのメモリセルデータが格納されている。従って、データが書き換わるメモリセルにだけプログラムを行うことができる。
さらに、複数のフリップフロップ回路のうち、一部のフリップフロップ回路だけがライトの対象となっている場合、一部のフリップフロップ回路にだけライトを行えば、フリップフロップ回路からメモリセルへのプログラムは、複数のフリップフロップ回路の中からライトの対象となったフリップフロップ回路を選択してライトする回路は特に必要ない。本発明の半導体記憶装置によれば、ライトによって書き換わったフリップフロップ回路からのみメモリセルへのプログラムが行われるからである。
また、本発明の一実施形態の半導体記憶装置によれば、フリップフロップ回路3とデータ線(GIOT/N_0〜N)とを接続し、それぞれ対応するカラム選択信号(CSWX_a、CSWY_A)によりオンオフ(導通/非導通)が制御されるデータ入出力スイッチ回路4を備え、書き込み動作時には、複数のフリップフロップ回路3のうち、ライトコマンドによりカラム選択信号(CSWX_a、CSWY_A)が選択されたデータ入出力スイッチ回路4がオン(導通)し、対応するフリップフロップ回路3にデータ線(GIOT/N_0〜N)のデータが格納される。すなわち、カラム選択信号(CSWX_a、CSWY_A)によりデータ入出力スイッチ回路4を選択してライトを行ったフリップフロップ回路3からのみメモリセルアレイ1のメモリセル16へのプログラムが行われる。以下、実施例について、図面を参照して詳しく説明する。
図4は、実施例1による半導体記憶装置100の1チップ全体を示す平面図である。本発明において、特に限定されないが、実施例1の半導体記憶装置100は、DDRSDRAM(Double Data Rate Synchronous DRAM)と互換性を有する相変化メモリ装置である。半導体記憶装置100は、Bank_A〜Dの4バンクを備えている。バンクとは、メモリ装置に備えられる複数のメモリアレイが、外部からの非排他制御にアクセスできる領域のことを示す。Bank_Aについて更に、バンクの内部の構成を示すと、サブマット21が、ビット線延在方向に行A〜行Jの計J個の行に、ワード線延在方向に列A〜列Kの計K個の列にマトリックス状に配置されている。各サブマット21には、複数のメモリセルがアレイ状(マトリックス状)に配置されるメモリセルアレイ1と、メモリセルアレイ1の複数のワード線15を駆動するワード線ドライバ14と、複数のビット線を選択しメモリセルアレイ1のメモリセル16に対してデータのプログラムとセンスを行うビット線制御回路12と、が設けられている。また、マトリックス状に設けられたサブマット21の各行(ワード線延在方向)の端には、それぞれ各行に対応する複数のビット線制御信号発生回路11が列方向(ビット線延在方向)に配置され、それぞれ各行の複数のビット線制御回路12に接続されている。また、マトリックス状に設けられたサブマット21の各列(ビット線延在方向)の端には、GIOT/N、CSWY制御回路22が設けられ、GIOT/N、CSWY制御回路22からは、複数のデータ線GIOT/Nがそれぞれ対応する列の複数のビット線制御回路12に接続されている。
図4において、上記構成をBANK_Aについてだけ示すが、他のバンクも内部の構成は同一である。また、半導体記憶装置100の各バンクが配置されていない領域には、アドレス信号やコマンドを外部から入力し、リードライトデータを入出力する入出力バッファ回路23、クロックジェネレータ24、コマンドデコーダ25や、コントロール回路26などが配置されている。
図1は、図4の各バンクのうち、一部のメモリセルアレイ1とそのビット線制御回路12の内部構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ1には、ワード線ドライバ14から複数のワード線15が配線されている。その複数のワード線15と直交する方向に複数のビット線13が配線され、ビット線制御回路12に接続されている。さらに、複数のワード線15と複数のビット線13の交点には、それぞれメモリセル16が配置されている。メモリセル16はそれぞれ、GST(Ga−Sb−Te;相変化素子)とセルトランジスタにより構成される。GSTはビット線13とセルトラジスタのドレインとの間に接続され、セルトランジスタのソースはグランドに、ゲートはワード線15に接続されている。
また、ビット線制御回路12には、2−0〜LのL個の制御回路が設けられており、このL個の制御回路2には、ビット線制御信号発生回路11から共通の制御信号線が配線されている。また、各制御回路2には、メモリセルアレイ1から配線されたビット線13が接続されている。なお、ビット線制御信号発生回路11から配線される制御信号線は、行方向に配列された他のビット線制御回路12の制御回路2にも配線される。さらに、1つのビット線制御回路12に含まれるL個の制御回路2のうち、2−0〜SのS個の制御回路には、共通のカラム選択信号CSWY_Aが接続されている。すなわち、行方向のS個の制御回路2毎に1本のカラム選択信号CSWY_jが接続されることになる。このカラム選択信号CSWY_jは、列方向に配列された他のビット線制御回路12の制御回路2にも接続されている。さらに、各制御回路2には、それぞれ対応するデータ線GIOT/Nが接続されており、そのデータ線GIOT/Nは列方向に配置された他のビット線制御回路12の制御回路2にも接続されている。
なお、カラム選択信号には、GIOT/N、CSWY選択回路22が出力する列方向に配線されるカラム選択信号(CSWY_A、K)の他に、ビット線制御信号発生回路11が出力する制御信号線に含まれる行方向に配線されるカラム選択信号(後で説明するCSWX_a)があり、行方向に配線されるカラム選択信号と列方向に配線されるカラム選択信号の両方が選択された制御回路2(制御回路2−0、2−S、2−L等のうち、特定する必要のない制御回路)がデータ線GIOT/N(データ線GIOT/N_0、S、L等のうち、特定する必要のないデータ線)との間でデータのリード、ライトが行われる。
この制御回路2は、ライトコマンドに応答して外部からデータ線GIOT/Nに入力されたデータをカラム選択信号によって選択的にライトし、さらに、ライトされたデータをビット線制御信号発生回路11から与えられる制御信号によって、メモリセルアレイ1のメモリセル16へプログラムする機能を有する。また、制御回路2は、メモリセルアレイ1のメモリセル16から制御回路2内にセンスしたデータをリードコマンドに応答してデータ線GIOT/Nへ出力する機能を果たしている。
次に、図2を参照して制御回路2の内部構成について、さらに詳しく説明する。図2は、実施例1の半導体記憶装置100における制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路2は、データ入出力スイッチ回路4を介してデータ線GIOT/Nに接続される。なお、各データ線GIOT/Nは、正転のデータ信号GIOTと反転のデータ信号GIONからなる一対の信号線である。
データ入出力スイッチ回路4には、制御信号としてカラム選択信号CSWX_j及びCSWY_jが接続される。カラム選択信号CSWX_jはビット線制御信号発生回路11が制御する信号であり、カラム選択信号CSWY_jはGIOT/N、CSWY選択回路22が制御する信号である。カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jは互いに直交する方向に配線されており、それぞれ入力されたカラムアドレスに従って活性化する。そのため活性化されたカラム選択信号CSWX_j、CSWY_jの交点のデータ入出力スイッチ回路4がオン(導通)する。リードコマンド実行時には、カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jにより選択されたデータ入出力スイッチ回路4からデータがデータ線GIOT/Nにリードされ、ライトコマンド実行時には、カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jにより選択されたデータ入出力スイッチ回路4を介してデータ線GIOT/Nから制御回路2へデータがライトされる。
1本のカラム選択信号CSWY_jは行方向S個の制御回路2に接続されるため、カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jそれぞれ1本ずつ活性化すれば、S個の制御回路2を同時に選択でき、S個ビットのリードまたはライトを同時に行うことができる。また、CSWX_jを1本、かつCSWY_jを同時に複数本、例えば4本を活性化すれば、4×S個のビットを同時にリードまたはライトすることができる。
データ線GION/Tはデータ入出力スイッチ回路4を介して制御回路2の内部に設けられたフリップフロップ回路3に接続される。データ線GIOT/Nの正転信号GIOTは、フリップフロップ回路3のノードNS1に、データ線GIOT/Nの反転信号GIONは、フリップフロップ回路3のノードNR1に、それぞれ接続される。なお、フリップフロップ回路3は、互いにゲートがドレインに接続された2つのCMOSインバータにより構成される。フリップフロップ回路3の内部構成は図2に記載した構成以外にも、ライト又はセンスしたデータを保持できれば、どのような構成であってもよい。
また、複数のビット線13はビット線選択回路5に接続され、複数のビット線13のうち、ビット線選択アドレス信号BLSADD_0〜Nにより選択されたビット線13が制御回路2内の共通ビット線GBL1に接続される。なお、ビット線選択アドレス信号BLSADD_0〜Nにより選択されるビット線13は、バンクアクティブ(ACT)コマンド等によりロウアドレスを決定してワード線15を選択するときに決定され、ワード線15の選択が解除されるまで、ビット線選択アドレス信号BLSADD_0〜Nにより選択されるビット線13は変わらない。
さらに共通ビット線GBL1はセンス回路8に接続されている。センス回路8には、ビット線制御信号発生回路11が出力するセンスタイミング信号SENSE_aがさらに接続され、センス回路8の出力信号がフリップフロップ回路3のノードNR1とノードNS1に接続されている。
また、制御回路2には、セットプログラムドライバ6とリセットプログラムドライバ7が設けられている。このセットプログラムドライバ6とリセットプログラムドライバ7は、それぞれメモリセル16のセットプログラムパルスとリセットプログラムパルスを生成する。セットプログラムドライバ6は、内部にライトする前のフリップフロップ回路3のデータを一時的に保持する保持回路S1を備えている。さらに、保持回路S1は内部にCMOSトランスミッションゲートからなるスイッチTGS1を備えている。スイッチTGS1は、PMOSトランスファーゲートとNMOSトランスファーゲートで構成され、PMOSトランスファーゲートとNMOSトランスファーゲートのゲートには、それぞれビット線制御信号発生回路11が出力するデータ保持指示信号WH_a、WHB_aが接続されている。スイッチTGS1はフリップフロップ回路3のノードNR1とNMOSトランジスタTNS3のゲートとの間に接続されている。CS1は保持容量であり、ノードNS2に付随する寄生容量である。尚、プログラム時間やノイズ等を考慮して、前記保持容量CS1をNMOSまたは/且つPMOS若しくは金属容量等で校正されるコンデンサ素子を更に付加しても良い。
NMOSトランジスタTNS3のソースはグランドに、ドレインはNMOSトランジスタTNS2のソースに接続される。NMOSトランジスタTNS2のゲートはフリップフロップ回路3のノードNS1に接続されている。さらに、NMOSトランジスタTNS2のドレインはNMOSトランジスタTNS1のソースに接続され、NMOSトランジスタTNS1は、PMOSトランジスタTPS1とゲートとドレインがそれぞれ共通接続され、ゲートは、ビット線制御信号発生回路11が出力するセットプログラムタイミング信号WSET_aに接続され、ドレインは、PMOSトランジスタTPS2のゲートに接続される。また、PMOSトランジスタTPS1のソースはプログラム用電源VPPに接続される。さらに、PMOSトランジスタTPS2のドレインは共通ビット線GBL1に接続され、ソースは電流源回路IS1に接続されている。なお、電流源回路IS1は、プログラム用電源VPPから電源が供給される。
また、リセットプログラムドライバ7も、セットプログラムドライバ6と同様に、内部にライトする前のフリップフロップ回路3のデータを一時的に保持する保持回路R1を備えている。保持回路R1は、内部にCMOSトランスミッションゲートからなるスイッチTGR1を備えている。スイッチTGR1は、スイッチTGS1と同様にPMOSトランスファーゲートとNMOSトランスファーゲートで構成され、PMOSトランスファーゲートとNMOSトランスファーゲートのゲートには、それぞれビット線制御信号発生回路11が出力するデータ保持指示信号WH_a、WHB_aが接続されている。スイッチTGR1はフリップフロップ回路3のノードNS1とNMOSトランジスタTNR3のゲートとの間に接続されている。CR1は保持容量であり、ノードNR2に付随する寄生容量である。尚、プログラム時間やノイズ等を考慮して、前記保持容量CR1をNMOSまたは/且つPMOS若しくは金属容量等で校正されるコンデンサ素子を更に付加しても良い。
NMOSトランジスタTNR3のソースはグランドに、ドレインはNMOSトランジスタTNR2のソースに接続される。NMOSトランジスタTNR2のゲートはフリップフロップ回路3のノードNR1に接続されている。さらに、NMOSトランジスタTNR2のドレインはNMOSトランジスタTNR1のソースに接続され、NMOSトランジスタTNR1は、PMOSトランジスタTPR1とゲートとドレインがそれぞれ共通接続され、ゲートは、ビット線制御信号発生回路11が出力するリセットプログラムタイミング信号WRESET_aに接続され、ドレインは、PMOSトランジスタTPR2のゲートに接続される。また、PMOSトランジスタTPR1のソースはプログラム用電源VPPに接続される。さらに、PMOSトランジスタTPR2のドレインは共通ビット線GBL1に接続され、ソースは電流源回路IR1に接続されている。なお、電流源回路IR1は、プログラム用電源VPPから電源が供給される。
なお、図1で説明したビット線制御信号発生回路11から行方向に配置された各制御回路2に共通に接続される制御信号には、以上説明したように、ビット線選択アドレス信号BLSADD_a_0〜N、リセットプログラムタイミング信号WRESET_a、セットプログラムタイミング信号WSET_a、データ保持指示信号WH_a、WHB_a、センスタイミング信号SENSE_a、行方向に配線されるカラム選択信号CSWX_aが含まれる。
次に、図3のタイミング図を用いて実施例1の動作について説明する。まず、外部コマンドとしてACT(バンクアクティブ)コマンドが与えられると、選択されたバンクが活性化し、与えられたロウアドレスにより特定のワード線15が活性化し、同じワード線に接続される複数のメモリセルからビット線選択アドレス選択信号BLSADD_0〜Nにより選択されたビット線に電流が流れる。この後、プリチャージコマンド「PRE」の実行までメモリセルアレイ1のロウアドレス、ワード線15とビット線選択アドレス信号BLSADD_0〜Nの状態には変化がないものとする。
次に、図3で、センスタイミング信号SENSE_aがハイレベルになるとセンス回路8は活性化し、ビット線に流れる電流が基準値と比較して大きいか小さいかによってメモリセル16のデータが0であるか1であるか判定する。なお、センスタイミング信号SENSE_aがハイレベルになる前は、図示しないイコライズ回路により、ノードNR1、NS1は同電位に設定されているものとする。相変化メモリの場合、メモリセル16のGSTはアモルファス状態であるときは高抵抗となり、結晶状態にあるときは低抵抗になるので、GSTの状態によりビット線に流れる電流が変わる。この場合、該当するメモリセル16のGSTはアモルファス状態にあり高抵抗であるので、センス回路8はビット線に流れる電流が基準値より小さいと判定し、ノードNR1をハイレベル、ノードNS1をローレベルに設定する。そのセンス回路8の出力信号によってフリップフロップ回路3の状態も設定される。また、プログラム期間以外は、データ保持指示信号WH_aがローレベル、WHB_aがハイレベルであるので、スイッチTGS1、TGR1はいずれもオン(導通)している。従って、保持回路S1のノードNS2はノードNR1と同電位、保持回路R1のノードNR2はノードNS1と同電位になる。
なお、図1を用いて説明したように、1つのビット線制御回路12には、L個の制御回路2すなわちL個のセンス回路8が存在する。また、図4を用いて説明したように、1つのバンクには、サブマット列がK列存在する。従って、1行のサブマット行を活性化させると、L個×K列ビットが同時にセンスされる。図4に示すように、1つのバンクには、サブマット行がJ行存在するが、このうち、ロウアドレスに従って、N個のサブマット行のみを活性化させ、ACTコマンドにより、L個×K列×「N個のサブマット行」=16KとなるようにN個の行数を設定すれば、ACTコマンドによって16K個のセルがセンスされ、それぞれ対応する16K個の制御回路2のフリップフロップ回路3にセンスされたデータが格納されることになる。
次に、外部からライトコマンド「W」が入力されるとプログラム期間1に入る。プログラム期間1の間、データ保持指示信号WH_aがハイレベル、WHB_aがローレベルとなりスイッチTGS1、TGR1はいずれもオフ(非導通)する。従って、保持回路S1、R1のノードNS2、NR2はプログラム期間1に入る直前の状態を維持する。
プログラム期間1に入った後、カラム選択信号CSWX_a、CSWY_Aがハイレベルのパルスを出力し、カラム選択信号CSWX_a及びCSWY_Aが接続されているデータ入出力スイッチ回路4がオン(導通)し、対応するデータ線GIOT_i、GION_iのデータがフリップフロップ回路3に書き込まれる。この書き込みによりフリップフロップ回路3のデータは反転し、ノードNR1がハイレベルからローレベルに、ノードNS1がローレベルからハイレベルに変化する。一方、ノードNS2、NR2は、スイッチTGR1、TGS1がオフ(非導通)しているので、変化しない。
次に、ビット線制御信号発生回路11からリセットプログラムタイミング信号WRESET_aとセットプログラムタイミング信号WSET_aが出力される。すると、セットプログラムドライバ6の3段直列に接続されているNMOSトランジスタTNS1、TNS2、TNS3がすべてオン(導通)し、PMOSトランジスタTPS1がオフ(非導通)する。従って、セットプログラムタイミング信号WSET_aがハイレベルとなる期間だけ、ノードNS3がローレベルとなる。ノードNS3がローレベルとなることによって、PMOSトランジスタTPS2がオン(導通)し、電流源回路IS1からセットプログラム電流IS[A]が共通ビット線GBL1、ビット線選択回路5、ビット線13を介して、選択されたメモリセル16のGSTに流れる。すると、GSTは電流が流れることによる発熱によりアモルファス状態(高抵抗)から結晶状態(低抵抗)に変化する。また、セットプログラム電流IS[A]が共通ビット線GBL1を流れることにより、共通ビット線GBL1の電位は、VBLSだけ上昇する。セットプログラムタイミング信号WSET_aが立ち下がるとプログラムは終了し、セットプログラム電流IS[A]も0[A]へ戻る。なお、リセットプログラムドライバ7では、NMOSトランジスタTNR2、TNR3がいずれもオン(導通)しないため、リセットプログラムドライバ7からはプログラム電流は流れない。
なお、GST(相変化素子)がアモルファス状態になるか、結晶状態になるかは、電流を流したときの発熱による温度プロファイルによって決まる。短時間に大電流を流すと結晶状態からアモルファス状態に変化し、比較的長い時間に比較的少ない電流を流すと結晶状態に変化する。従って、メモリセル16のGSTを結晶状態に変化させるプログラム電流を出力するセットプログラムドライバ6の電流源回路IS1は、メモリセル16のGSTをアモルファス状態に変化させるプログラム電流を出力するリセットプログラムドライバ7の電流源回路IR1に比べると出力電流が小さくなるように設定されている。また、セットプログラム電流を流すタイミングを決めるセットプログラムタイミング信号WSET_aは、リセットプログラム電流を流すタイミングを決めるリセットプログラムタイミング信号WRESET_aよりパルス幅は長い。
プログラム期間1が終了すると、データ保持指示信号WH_a、WHB_aは元の状態に戻り、保持回路S1、R1のスイッチTGR1、TGS1はいずれもオン(導通)状態に戻る。すると、フリップフロップ回路3のデータが保持回路S1、R1に伝わり、ノードNS2はノードNR1と同電位に、ノードNR2はノードNS1と同電位になる。
図3では、次に、また、外部からライトコマンド「W」が入力されプログラム期間2に入る。このプログラム期間2での基本的な動作は、プログラム期間1と同一である。しかし、この例では、プログラム期間1とプログラム期間2で同一の制御回路2に同一のデータをライトしている。この場合は、保持回路S1、R1の保持ノードNS2、NR2と、フリップフロップ回路3の出力ノードNS1、NR1と、のデータが同一であるので、セットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7はいずれもプログラム電流を出力することはない。
最後に、プリチャージコマンド「PRE」が外部から入力されるとメモリセルアレイ1はプリチャージ状態に戻り、ACTコマンドによる指定されたバンクの指定やロウアドレスの指定が解除され、アイドル状態に戻る。また、ノードNR1、NS1も図示しないイコライズ回路により同電位に設定される。
なお、すでに説明したようにACTコマンドの実行によって、16K個のメモリセルからセンスされたデータがそれぞれ対応する16K個の制御回路2のフリップフロップ回路3に格納される。
一方、ライトコマンドの実行によって、上記16K個の制御回路2のフリップフロップ回路3のうち、どのフリップフロップ回路にデータをライトするかは、カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jによって決まる。従って、各制御回路2に接続するカラム選択信号CSWX_j、CSWY_jを必要に応じて変えれば、並列に接続された複数の制御回路2のうち、任意の制御回路のフリップフロップ回路3に外部から入力したデータをライトすることができる。ライトコマンド実行時にも、ACTコマンドにより選択されたメモリセル16はそのまま選択された状態にあるが、ライトコマンドによりメモリセル16のデータがプログラムされるのは、フリップフロップ回路3のデータが書き換えられた制御回路2に接続されているメモリセル16だけである。従って、カラム選択信号CSWX_j、CSWY_jによって、任意のフリップフロップ回路3にだけ外部からデータをライトすれば、セットプログラムドライバ6やリセットプログラムドライバ7には、何らカラムアドレス信号を絡ませる必要はなく、ビット線制御信号発生回路11から共通のリセットプログラムタイミング信号WRESET_a、セットプログラムタイミング信号WSET_aを供給するだけで任意のメモリセルだけを選択してデータの書き込みができることになる。従って、ライト制御の回路構成や、配線を非常にシンプルにすることができ、回路規模を小さくすることができる。また、フリップフロップ回路3のデータが書き換わった制御回路2しか、プログラム電流が流れないのでプログラム電流を低減することができる。
たとえば、DDRSDRAMでは、ライトマスクイネーブル信号DMにより外部から与えられたビットデータ(例えば32ビット)のうち、一部のビット(例えば8ビット)をマスクして書き込み動作を行うことができるが、この様な動作も本発明によれば、カラム選択信号CSWY_jを行方向8個の制御回路2毎に接続し、カラム制御信号CSWY_jを制御するだけで実現できる。図1、図2に示した実施例1のビット線制御信号発生回路11が出力する信号や、セットプログラムドライバ6やリセットプログラムドライバ7の回路構成は何ら変更することなく実現できる。
なお、実施例1では、好適な回路として、セットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7は、それぞれ、フリップフロップ回路3の出力ノード、保持回路S1、R1の保持ノード、プログラムタイミング信号の3つの信号が入力されるNMOSトランジスタを3個縦積みにすることにより、3つの信号がいずれかもハイレベルになったときにプログラム電流を出力する構成として回路構成を簡素化している。また、NMOS側を3個のトランジスタを縦積みにしているのに対してPMOS側はプログラムタイミング信号が入力される1つのPMOSトランジスタしか設けていないので、完全なCMOS構成にはしていない。いわゆるソース選択制御のAND論理の回路構成である。従って、プログラムタイミング信号がハイレベルである期間は、出力ノードNR3、NS3はハイインピーダンスとなる場合がある。しかし、プログラムタイミング信号がハイレベルとなる期間は短期間であるので、縦積みに設けられた3個のNMOSトランジスタがオン(導通)しない限り、ノードNR3、NS3はハイレベルを維持する。したがって、セットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7は、図2のように簡素化できる。尚、3個縦積みの直列接続の順序は、問わない。
しかし、図2のセットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7の回路構成は好ましい一例であり、本発明におけるセットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7の構成は必ずしも実施例の構成に限定されない。例えば、電流源回路IR1、IS1を高電位側ではなく、低電位側に設け、メモリセル16から電流を引き込みことによりプログラミングを行うことも可能である。このような場合は、NMOSトランジスタ3個の縦積みではなく、PMOSトランジスタの縦積みによりプログラム電流の流し込みを制御してもよい。また、実施例では、トランジスタをMOSトランジスタで構成する例を示したが、実施例で示したMOSトランジスタは、スイッチの機能を持つほかの機能素子に置き換えることが可能である。
実施例1のメモリセルアレイ1は、メモリセルアレイ1の一方の側のみにビット線制御回路12を配置した例で説明してきたが、図5に示すようにメモリアレイ1のビット線方向の両側にビット線制御回路(12aと12b)を配置し、ビット線制御回路12aと12bとに挟まれるメモリセルアレイ1−1のビット線13はメモリセルアレイ1−1を挟む2つのビット線制御回路12a、12bから交互にビット線を配線し、1つのメモリセルアレイ1−1を2つのビット線制御回路12a、12bから制御しても良い。
この場合、図5に示す1つのビット線制御回路(たとえば、12a)は、ビット線方向の隣接する両側の2つのメモリセルアレイ(たとえば、1−1と1−2)を制御する。また、ビット線選択アドレス信号もメモリセルアレイ1−1に対応するビット線選択アドレス信号BLSADD_a_0〜Nと、メモリセルアレイ1−2に対応するビット線選択アドレス信号BLSADD_a_[N+1]〜Pが配線され、ロウアドレスによって、どちらか一方のみが選択される。これによって、ビット線制御回路12aは、ビット線方向に隣接する両側の2つのメモリセルアレイ(1−1と1−2)のうち、どちらか一方のメモリアレイ1を選択して活性化する。また、同時に選択されたメモリセルアレイ1のワード線15が活性化する。
この他、実施例2においても、実施例1と同様に、ビット線制御信号発生回路11から複数のビット制御信号(BCa、BCb)が各行の制御回路2に配線され、センス回路8やセットプログラムドライバ6、リセットプログラムドライバ7等を制御することは、実施家例1と同様である。
また、上記各実施例において、ビット線選択回路5を設け、複数のビット線13に対して1個の制御回路2を設けている。ビット線13の配線ピッチと制御回路2の配置に必要な面積からは上記の構成が好ましい。しかし、ビット線選択回路5は本発明の必須の要件ではない。レイアウトが許せば、ビット線13毎に制御回路2を設けてもよい。
さらに、本発明は、単体の半導体記憶装置だけではなく、複数の機能が1チップ化されたシステムLSIの機能の一部となる記憶回路に本発明を適用することもできる。この場合の外部から与えられるコマンドとは、システムLSIの外部ではなく、システムLSIに含まれる他の機能ブロックから記憶回路に与えられるコマンドであってもよい。また、メモリセルを備えた種々のロジックデバイス、半導体装置や半導体システムに提供することができる。例えば、本発明は、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)、POP(パッケージオンパッケージ)、MCU(メモリーコントロールユニット)等にも適用することができる。
以上、本発明について、特に相変化メモリに好適な実施例について説明したが、本発明は、相変化メモリに限られるものではない。書き込み回数に制限があるメモリや、書き込みに消費電流を要する不揮発性半導体記憶装置に好適である。例えば、ReRAM(resistance random access memory)と呼ばれる抵抗変化型素子にも応用できる。また、その他の原理、構造の不揮発性記憶装置にも適用できる。さらに、本発明によれば、それぞれ異なるビット線に接続されるフリップフロップ回路のうち、データが書き換わるフリップフロップ回路のデータのみがルメモリセルへプログラムされるので、複数のフリップフロップ回路のうち、書き込みを行うフリップフロップ回路を選択して書き込みを行えば、フリップフロップ回路からメモリセルへの書き込みについては、外部からカラムを指定する必要はない。従って、半導体記憶装置の書き込み制御回路を簡素化できる。
以上、実施例について説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、上記実施の形態では、セットとリセットの定義を逆にしても良いし、情報1と0の定義を逆にしても良い。更に、上記実施の形態では、各部に用いられるトランジスタとして、MOSトランジスタを用いたが、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)であればよく、MIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なトランジスタを用いることができる。なお、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は第1導電型のトランジスタ、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は第2導電型のトランジスタの代表例である。
本発明は、相変化メモリに特に好適であるが、相変化メモリに限られず、書き込みによるストレスや消費電流を減らす効果が得られ、また、書き込みビット選択回路のデコードが容易になるので、相変化メモリ以外の不揮発性半導体記憶装置やさらには、不揮発性半導体記憶装置以外の半導体記憶装置の分野に広く用いることができる。
1、1−1、1−2:メモリセルアレイ
2、2−0、2−1、2−L、2−S:制御回路
3:フリップフロップ回路
4:データ入出力スイッチ回路
5:ビット線選択回路
6:セットプログラムドライバ
7:リセットプログラムドライバ
8:センス回路
11:ビット線制御信号発生回路
12、12a、12b:ビット線制御回路
13:ビット線
14:ワード線ドライバ
15:ワード線
16:メモリセル
21:サブマット
22:GIOT/N、CSWY制御回路
23:入出力バッファ回路
24:クロックジェネレータ
25:コマンドデコーダ
26:コントロール回路
100:半導体記憶装置
CR1、CS1:保持容量
IR1、IS1:電流源回路
R1、S1:保持回路
TGR1、TGS1:スイッチ
TPR1、TPR2、TPS1、TPS2:PMOSトランジスタ
TNR1、TNR2、TNR3、TNS1、TNS2、TNS3:NMOSトランジスタ
BCa、BCb:ビット線制御信号
BLSADD_a_0〜N:ビット線選択アドレス信号
CSWX_a、j、CSWY_A、K、M、j:カラム選択信号
GBL1:共通ビット線
GIOT/N_0、1、S、L、M、N、i:データ線
GST:Ga−Sb−Te(ゲルマニウムアンチモンテルル:相変化素子)
NR1〜NR3、NS1〜NS3:ノード
SENSE_a:センスタイミング信号
WH_a、WHB_a:データ保持指示信号
WRESET_a:リセットプログラムタイミング信号
WSET_a:セットプログラムタイミング信号

Claims (18)

  1. 複数のメモリセルで構成されるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルに対するデータの読み出し及び書き込み制御を行う制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記メモリセルから読み出したデータを格納し、且つ前記メモリセルに書き込む外部からのデータを格納するフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路にスイッチを介して接続され、前記メモリセルから読み出したデータを一時的に保持するダイナミック型の保持回路と、を含み、
    前記メモリセルへの書き込み時、前記保持回路に保持するメモリセルから読み出したデータと前記フリップフロップ回路の外部からの書き込みデータとが異なるときに前記フリップフロップ回路のデータを前記メモリセルに書き込むように制御する、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記保持回路は、少なくとも前記スイッチであるトランジスタの寄生容量を含み、前記寄生容量によって前記メモリセルから読み出したデータを所定時間保持する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記保持回路は、更にコンデンサを含み、前記コンデンサによって前記メモリセルから読み出したデータを所定時間保持する、ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記寄生容量または前記コンデンサが保持する前記一時的な時間は、少なくとも前記メモリセルへの書き込み時間に対応する、ことを特徴とする請求項2または3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記半導体記憶装置は、
    前記制御回路が複数設けられ、前記複数の制御回路は前記メモリセルアレイ内の異なるビット線に各々接続され、
    外部から前記メモリセルアレイを選択するアクティブ(ACT)コマンドが与えられると、前記異なるビット線から並列に読み出された各々対応する前記メモリセルのデータが前記複数の制御回路のフリップフロップ回路に格納され、
    前記アクティブ(ACT)コマンドが与えられた後に外部からライトコマンドが与えられると、前記ライトコマンドによって指定された所定数の制御回路のフリップフロップ回路に外部からの書き込みデータが各々格納され、さらに前記フリップフロップ回路に格納されたデータが前記メモリセルに書き込まれるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 前記複数の制御回路は、更に、複数の前記フリップフロップ回路とデータ線とをそれぞれ対応する選択信号により接続するデータ入出力スイッチ回路を備え、書き込み動作時、前記ライトコマンドに対応して所定数の前記データ入出力スイッチ回路が前記選択信号により選択的に導通し、対応する前記フリップフロップ回路に外部からのデータが前記データ線から格納される、ことを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記各制御回路は、更に、
    それぞれ対応する複数のビット線からビット線選択アドレス信号により書き込みと読み出しを行うビット線を選択するビット線選択回路と、
    センスタイミング信号に対応して前記ビット線選択回路を介して前記メモリセルから読み出されたデータを増幅して前記フリップフロップ回路に格納するセンス回路と、
    前記保持回路に保持する前記メモリセルから読み出されたデータと前記フリップフロップ回路に保持する外部からの書き込みデータとが異なるとき、プログラムタイミング信号に対応して前記外部からの書き込みデータを前記メモリセルに書き込むプログラムドライバ回路とを含む、ことを特徴とする請求項5又は6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記スイッチの導通を制御するデータ保持指示信号、前記ビット線選択アドレス信号、前記センスタイミング信号、前記プログラムタイミング信号が、前記各制御回路に共通に接続されている、ことを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 前記プログラムドライバ回路、前記保持回路と前記フリップフロップの出力信号に対応する選択素子とが、互いに直列に接続され、前記保持回路と前記選択素子のAND論理によって、前記プログラムドライバの制御を行う、ことを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  10. 前記保持回路は、前記フリップフロップ回路の正転(正論理)データを保持する第1の保持回路と、前記フリップフロップ回路の反転(負論理)データを保持する第2の保持回路と、を含み、
    前記プログラムドライバ回路は、第1のプログラムドライバ回路と第2のプログラムドライバ回路と、を含み、
    前記第1のプログラムドライバ回路は、
    第1の第1導電型トランジスタと第1の第2導電型トランジスタとで構成され、前記プログラムタイミング信号を入力し第1の書き込みパルスを出力する第1のインバータと、
    前記第1の書き込みパルスを入力し、前記ビット線を介して電流を流し、前記メモリセルへ第1のプログラムを行う第1のプログラムトランジスタと、
    前記第1のインバータのソースに直列に接続され、ゲートが前記フリップフロップ回路の反転出力端子に接続された第2の第2導電型トランジスタと、
    ゲートが前記第1の保持回路の保持端子に接続された第3の第2導電型トランジスタと、を備え、
    前記第1乃至第3の第2導電型トランジスタがいずれも導通したときに、前記第1のプログラムトランジスタが導通するように構成され、
    前記第2のプログラムドライバ回路は、
    第2の第1導電型トランジスタと第4の第2導電型トランジスタとで構成され、前記プログラムタイミング信号を入力し第2の書き込みパルスを出力する第2のインバータと、
    前記第2の書き込みパルスを入力し、前記ビット線を介して電流を流し、前記メモリセルへ前記第1のプログラムとは異なる第2のプログラムを行う第2のプログラムトランジスタと、
    前記第2のインバータのソースに直列に接続され、ゲートが前記フリップフロップ回路の正転出力端子に接続された第5の第2導電型トランジスタと、
    ゲートが前記第2の保持回路の保持端子に接続された第6の第2導電型トランジスタと、を備え、
    前記第4乃至第6の第2導電型トランジスタがいずれも導通したときに、前記第2のプログラムトランジスタが導通するように構成される、
    ことを特徴とする請求項7または9記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第1のプログラムトランジスタのソースは、第1の定電流回路を介して第1の電源に接続され、前記第2のプログラムトランジスタのソースは、第2の定電流回路を介して前記第1の電源に接続されていることを特徴とする請求項10記載の半導体記憶装置。
  12. 前記メモリセルが、不揮発性メモリセルであることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  13. 前記メモリセルが、可変抵抗型メモリセル若しくは相変化メモリセルであることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  14. 複数のワード線、ビット線に各々接続された複数のメモリセルで構成されたメモリセルアレイが、行列状に配置された複数の前記メモリセルアレイと、
    前記複数のメモリセルアレイにそれぞれ対応して配置され、各々のビット線を介して対応する前記メモリセルのデータを読み出し及び書き込み制御する複数のビット線制御回路と、
    前記ビット線の延在方向である第1方向に各々配置された複数の前記ビット線制御回路に共通に接続された複数のデータ線と、
    前記ワード線の延在方向である第2方向に各々配置された複数の前記ビット線制御回路に共通に接続された複数のビット線制御信号発生回路と、
    を備え、
    前記第1方向の複数のビット線制御回路は、それぞれ異なる前記データ線及びそれぞれ対応するメモリセルアレイのそれぞれ異なるビット線に接続された複数の制御回路を含み、
    前記制御回路は、前記メモリセルから読み出したデータを格納し、且つ前記メモリセルに書き込む外部からのデータを格納するフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路にスイッチを介して接続され、前記メモリセルから読み出したデータを一時的に保持するダイナミック型の保持回路と、を含み、
    前記メモリセルへの書き込み時、前記保持回路に保持するメモリセルから読み出したデータと前記フリップフロップ回路の外部からの書き込みデータとが異なるときに前記フリップフロップ回路のデータを前記メモリセルに書き込むように制御し、
    前記スイッチの導通を制御する信号、及び、前記フリップフロップ回路から前記対応するメモリセルへのデータの書き込みタイミング信号を制御する信号が、前記ビット線制御信号発生回路から前記第2方向に配置された複数のビット線制御回路にそれぞれ含まれる複数の制御回路に共通に接続されている、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  15. 前記複数の制御回路は、更に、複数の前記フリップフロップ回路と前記データ線とをそれぞれ接続するデータ入出力スイッチ回路を備え、
    前記書き込み時、選択された前記データ入出力スイッチ回路により外部からのデータが前記フリップフロップ回路に前記データ線から格納され、
    読み出し時、選択された前記データ入出力スイッチ回路により前記メモリセルのデータが前記データ線に前記フリップフロップ回路から出力される、ことを特徴とする請求項14記載の半導体記憶装置。
  16. 前記データ入出力スイッチ回路の制御は、前記行列状に配線された複数のビット線制御回路のうち、前記第1方向に配列された他のビット線制御回路と共通に配線された第1の選択信号と、前記第2方向に配列された他のビット線制御回路と共通に配線された第2の選択信号により、前記接続が制御されることを特徴とする請求項15記載の半導体記憶装置。
  17. 前記メモリセルが、不揮発性メモリセルであることを特徴とする請求項14乃至16いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  18. 前記メモリセルアレイのメモリセルが、可変抵抗型メモリセル若しくは相変化メモリセルであることを特徴とする請求項14乃至17いずれか1項記載の半導体記憶装置。
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