JP2010243811A - 赤色着色組成物及びカラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】A)色材、B)バインダー樹脂、C)ラジカル重合性モノマー、D)光ラジカル発生剤、E)多官能チオールを含有する赤色着色組成物であって、A)色材として、1種の顔料と1種の染料を含有し、E)多官能チオールが全固形分中の1質量%から10質量%であること。A)色材が全固形分中の10質量%から60質量%であり、且つA)色材全質量のうち染料が30質量%以内であること。染料として、アゾ骨格をもつ染料又はアゾ骨格を持つ染料の金属錯体を含有すること。
【選択図】図1
Description
C.I.PigmentRed 254が多く用いられている。この顔料は、C.I.PigmentRed 177よりも600nm付近の透過スペクトルが短波長側に寄っているため、バックライトの赤色輝線の吸収がより少なくなるため、明度向上が可能となる。しかしながら、機械的な処理による微細化は容易であるが、凝集力が強いため、微細化度合いが進むとともに難分散となり、コントラストを向上させるのは容易ではない(例えば、特許文献1参照)。
液晶表示装置用カラーフィルタに用いるには不十分なものであった(例えば、特許文献3、4参照)。
製造したことを特徴とするカラーフィルタである。
また、A)含有量としては、10%から60%が適当である。15%以下では実用的な色の濃さを得るためには塗膜の膜厚が厚くなりすぎるため巻く形成が困難になり、生産性も悪化する。一方、60%以上ではレジストとして必要なその他の成分が不足し感度が得られず膜形状が悪化する。
本発明による赤色着色組成物は、色材、バインダー樹脂、ラジカル重合性モノマー、光ラジカル発生剤、多官能チオールを含有する赤色着色組成物であり、色材として、少なくとも1種の顔料と1種の染料を含有する。そのほかに必要に応じて必要に応じて分散助剤、光重合開始剤、増感剤、及びレベリング剤などを含有する。
たその他の成分が不足し感度が得られず膜形状の悪化、感度の低下を招く。色材のうち染料の含有量は全色材量の50質量%以内が好ましい。より好ましくは30質量%以下である。50質量%以上では染料の重合阻害によって感度の低下が著しく使用が困難になる。
上記酸性染料について説明する。酸性染料は、スルホン酸やカルボン酸やフェノール性水酸基等の酸性基を有する色素であれば特に限定されないが、有機溶剤や現像液に対する溶解性、塩基性化合物との塩形成性、吸光度、硬化性組成物中の他の成分との相互作用、耐光性、耐熱性等の必要とされる性能の全てを考慮して選択される。
Acid Orange 6,7,8,10,12,26,50,51,52,56,62、63,64、74,75、94、95,107,108,169,173;
Acid Red 1,4,8,14,17,18,26,27,29,31,34,35,37,42,44,50,51,52,57,66,73,80,87,88,91,92,94,97,103,111,114,129,133,134,138,143,145,150,151,158,176,182,183,198,206,211,215,216,217,227,228,249,252,257,258,260,261,266,268,270,274,277,280,281,195,308,312,315,316,339,341,345,346,349,382,383,394,401,412,417,418,422,426;
Acid Yellow 1,3,7,9,11,17,23,25,29,34,36,38,40、42,54,65,72,73,76,79,98,99,111,112,113,114,116,119,123,128,134,135,138,139,140,144,150、155,157,160,161,163,168,169,172,177,178,179,184,190,193,196,197,199,202,203,204,205,207,212,214,220,221,228,230,232,235,238,240,242,243,251;
Direct Yellow 2,33,34,35,38,39,43,47,50,54,58,68,69,70,71,86,93,94,95,98,102,108,109,129,136,138,141;
Direct Or ange 34,39,41,46,50,52,56,57,61,64,65,68,70,96,97,106,107;
Direct Red 79,82,83,84,91,92,96,97,98,99,105,106,107,172,173,176,177,179,181,182,184,204,207,211,213,218,220,221,222,232,233,234,241,243,246,250;
Mordant Or ange 3,4,5,8,12,13,14,20,21,23,24,28,29,32,34,35,36,37,42,43,47,48;
Mordant Red 1,2,3,4,9,11,12,14,17,18,19,22,23,24,25,26,30,32,33,36,37,38,39,41,43,45,46,48,53,56,63,71,74,85,86,88,90,94,95;
Food Yellow 3;およびこれらの染料の誘導体が挙げられる。
Acid Orange 8,51,56,74,63,74;
Acid Red 1,4,8,34,37,42,52,57,80,97,114,143,145,151,183,217,249;
Acid Yellow 17,25,29,34,42,72,76,99,111,112,114,116,134,155,169,172,184,220,228,230,232,243;などの染料およびこれらの染料の誘導体が好ましい。
上記酸性染料と含窒素化合物との塩について説明する。酸性染料と含窒素化合物との塩を形成する方法は、酸性染料の溶解性改良(有機溶剤への溶解性付与)や、耐熱性および耐光性改良に効果的な場合がある。
上記に示した酸性染料はその構造上酸性基を導入したことにより、酸性染料としてなりたっていることから、その置換基を変更することにより、非酸性染料とすることができる。
本実施形態に係るカラーフィルタ用の赤色着色組成物を構成する顔料として、必要に応じてアントラキノン系赤色顔料、アゾ系黄色顔料などを含有することが出来る。アントラキノン系赤色顔料としては、例えば、C.I.PigmentRed177が挙げられ、その優れた耐光性・耐熱性や透明性、着色力のため、好適に用いられる。アゾ系黄色顔料としては、例えば、C.I.PigmentYellow1、3、10、12、13、14、17、55、81、83、93、94、95、97、150、154、166、167、180などが挙げられる。中でも、C.I.PigmentYellow150は、優れた耐光性・耐熱性や透明性、着色力のため、特に好適に用いられる。
これら2種の顔料の含有量は、顔料の合計重量を基準(100重量%)として、アントラキノン系赤色顔料60重量%以下、アゾ系黄色顔料30重量%以下であることが好ましく、さらに好ましくは、アントラキノン系赤色顔料50重量%以下、アゾ系黄色顔料25重量%以下であるのがよい。アントラキノン系赤色顔料が60重量%を超える場合には、充分な明度を得ることが困難となる。また、アゾ系黄色顔料の含有量が30重量%を超える場合には、色相が黄味にシフトし過ぎるため、色再現性は悪化する傾向となる。
が起きやすい水系で合成されるアゾ系等の顔料に適用されている。
さらに、顔料の一次粒子径を制御する手段として、顔料を高速のサンドミル等で長時間分散すること(顔料を乾式粉砕する、いわゆるドライミリング法)により、顔料の一次粒子径を小さくすると同時に分散することも可能である。
きる。
また、置換基としては、下記一般式(1)〜(4)で表される置換基が挙げられる。
-、-CH2 -または直接結合を表す。vは、1〜10の整数を表す。
R4、R5は、それぞれ独立に、炭素数1〜36の置換されていてもよいアルキル基、炭素数2〜36の置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基、またはR4 とR5とで一体となって更なる窒素、酸素または硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環残基を表す。
R6は、炭素数1〜36の置換されていてもよいアルキル基、炭素数2〜36の置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。
R7、R8、R9、R10は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜36の置換されていてもよいアルキル基、炭素数2〜36の置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。
Yは、-NR11-Z-NR12-または直接結合を表す。
R11、R12は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜36の置換されていてもよいアルキル基、炭素数2〜36の置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。
Zは、炭素数1〜36の置換されていてもよいアルキレン基、炭素数2〜36の置換されていてもよいアルケニレン基、または置換されていてもよいフェニレン基を表す。
Pは、下記式(5)で示される置換基または式(3)で示される置換基を表す。
Qは、水酸基、アルコキシル基、式(5)で示される置換基または式(3)で示される置換基を表す。なお、式(5)および式(3)において、X、R4〜R10、vは、式(1)〜(3)におけるX、R4〜R10、vと同じである。
赤色着色組成物は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブレンフィルタなどの手段にて、5μm以上の粗大粒子、好ましくは1μm以上の粗大粒子、より好ましくは0.5μm以上の粗大粒子、さらに好ましくは0.2μm以上の粒子および混入した塵の除去を行うことが好ましい。
印刷法による各色フィルタセグメントの形成は、上記各種の印刷インキとして調製した赤色着色組成物の印刷と乾燥を繰り返すだけでパターン化ができるため、カラーフィルタの製造法としては、低コストで量産性に優れている。さらに、印刷技術の発展により高い寸法精度および平滑度を有する微細パターンの印刷を行うことができる。印刷を行うためには、印刷の版上にて、あるいはブランケット上にてインキが乾燥、固化しないような組成とすることが好ましい。また、印刷機上でのインキの流動性の制御も重要であり、分散剤
や体質顔料によるインキ粘度の調整を行うこともできる。
また、転写法は、剥離性の転写ベースシートあるいは転写胴の表面に、あらかじめフィルタセグメントを形成しておき、このフィルタセグメントを所望の透明基板に転写させる方法である。
図2は、本発明の一実施形態に係るカラーフィルタを備えた液晶表示装置の概略断面図である。図2に示す液晶表示装置4は、液晶TV用のTFT駆動型液晶表示装置の典型例であって、離間対向して配置された一対の透明基板5および6を備え、それらの間には、液晶(LC)が封入されている。
液晶(LC)は、TN(Twisted Nematic)、STN(Super Twisted Nematic)、IPS(In-Plane switching)、VA(Vertical Alignment)、OCB(Optically Compensated Birefringence)等の液晶配向モードに応じて配向される。
他方、第2の透明基板6の内面には、本発明のカラーフィルタ11が形成されている。カラーフィルタ11を構成する赤色、緑色および青色のフィルタセグメントは、ブラックマトリックス(図示せず)により分離されている。
カラーフィルタ11を覆って、必要に応じて透明保護膜(図示せず)が形成され、さらにその上に、例えばITOからなる透明電極層12が形成され、透明電極層12を覆って配向層13が設けられている。また、透明基板6の外面には、偏光板14が形成されている。なお、偏光板10の下方には、三波長ランプ15を備えたバックライトユニット16が設けられている。
赤色着色組成物を硬化後の色度xが0.64(F10光源)となるように、スピンコート法によりガラス基板に塗布し、70℃で20分乾燥後、超高圧水銀ランプを用いて紫外線を露光した。その後、この基板を230℃で1時間熱処理をして、赤色着色膜を得た。
この赤色着色膜について、顕微分光光度計(オリンパス光学社製「OSP-SP100」)を用いて、F10光源での色度(Y,x,y)を測定した。また、赤色着色膜を形成した基板の両側に偏光板を重ね、偏光板が平行時の輝度(Lp)と直交時の輝度(Lc)との比、Lp/Lcをコントラストとして算出した。輝度は、色彩輝度計(トプコン社製「BM-5A」)を用い、2°視野の条件で測定した。測定した結果を表4に示す。
[製造例1]
ジケトピロロピロール系赤色顔料PR254(チバスペシャリティケミカルズ社製「イルガフォアレッドB-CF」)100部、色素誘導体(D-1)10部、粉砕した食塩1000部、およびジエチレングリコール120部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、60℃で10時間混練した。この混合物を温水2000部に投入し、約80℃に加熱しながらハイスピードミキサーで約1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗をくりかえして食塩および溶剤を除いた後、80℃で24時間乾燥し、微細化顔料(R-1)を得た。得られた顔料の平均粒子径は25nmであった。
アントラキノン系赤色顔料PR177(チバスペシャリティケミカルズ社製「クロモフタルレッドA2B」)100部、色素誘導体(D-2)8部、粉砕した食塩700部、およびジエチレングリコール180部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、70℃で4時間混練した。この混合物を温水4000部に投入し、約80℃に加熱
しながらハイスピードミキサーで約1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗をくりかえして食塩および溶剤を除いた後、80℃で24時間乾燥し、微細化顔料(R-2)を得た。得られた顔料の平均粒子径は30nmであった。
b)アクリル樹脂溶液(P)の製造
反応容器にシクロヘキサノン370部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら80℃に加熱して、同温度でメタクリル酸20.0部、メチルメタクリレート10.0部、n-ブチルメタクリレート55.0部、2-ヒドロキシエチルメタクリレート15.0部、および2,2’-アゾビスイソブチロニトリル4.0部の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。滴下終了後、さらに80℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル1.0部をシクロヘキサノン50部に溶解させたものを添加し、さらに80℃で1時間反応を続けて、アクリル樹脂の溶液を得た。アクリル樹脂の重量平均分子量は、約40000であった。室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20重量%になるようにシクロヘキサノンを添加してアクリル樹脂溶液(P)を調製した。
表2に示す組成の混合物を均一に撹拌混合し、直径1mmのジルコニアビーズを用いて、アイガーミル(アイガージャパン社製「ミニモデルM-250MKII」)で3時間分散した後、5μmのフィルタで濾過して各種顔料分散体を得た。表2には各顔料分散体中の顔料の含有率も併記した。尚、表2中、Y−1はPY150、ランクセス社製:「E4GN-GT」、Y−2はPY139、BASF社製:「PALIOTOL YELLOW D1819」である。
<実施例1>
下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、5μmのフィルターで濾過して赤色着色組成物を得た。
・染料:C.I.Solvent89 0.68質量%
クラリアント社製〔Savinyl FireRed GLS)
・顔料分散体(PR−1) 28.8質量%
・顔料分散体(PR−2) 0.8質量%
・顔料分散体(PY−1) 4.8質量%
・アクリル樹脂溶液(P) 28.5質量%
・多官能チオール 0.5質量%
(トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート)
・アクリレート多官能モノマー 2.4質量%
(東亞合成(株)社製 アロニックスM402)
・光ラジカル発生剤 0.8質量%
(チバガイギー社製「イルガキュア−OXE02」)
・光増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.2質量%
・有機溶剤(PGMAc・シクロヘキサノン1:1混合) 32.5質量%
染料、顔料分散体、赤色着色組成物中に用いる樹脂に、表3に記載の顔料分散体と樹脂を用いた以外は実施例1と同様にして赤色着色組成物を得た。
表3に示した赤色着色組成物をスピンコート法によりガラス基板に塗工した後、クリーンオーブン中で、70℃で20分間プリベークした。次いで、この基板を室温に冷却後、超高圧水銀ランプを用い、紫外線を露光した。その後、この基板を23℃の炭酸ナトリウム水溶液を用いてスプレー現像した後、イオン交換水で洗浄し、風乾した。その後、クリーンオーブン中で、230℃で60分間ポストベークを行い、赤色塗膜を得た。乾燥塗膜の膜厚は、いずれも1.8μmであった。
表3に示した各赤色着色組成物の感度を以下のようにして評価した。すなわち、はじめに、ガラス基板上に、得られた感光性組成物をスピンコート法により塗布した後、70℃で15分のプリベークを行い、膜厚2.3μmの塗布膜を形成した。次に、露光光源に紫外線を使用した近接露光方式で、50μmの細線パターンを備えたフォトマスクを介して紫外線露光を行なった。露光量は、30、40、50、60、70、80、90、100mJ/cm2の8水準とした。
得られたフィルタセグメントの膜厚を未露光・未現像部分の膜厚(2.3μm)で割ってその残膜率を算出した。そして、横軸を露光量、縦軸を現像後残膜率として露光感度曲線をプロットした。得られた露光感度曲線から、残膜率が80%以上に達する最小露光量を飽和露光量とし、飽和露光量が50mJ/cm2 以下である場合を○、50〜100mJ/cm2 である場合を△、100mJ/cm2 より大きい場合を×とした。結果を表4に示す。
各実施例及び比較例において調製した各感光性赤色着色組成物及びセルギャップ制御用かさ上げ層、について、そのパターニング性能を、以下のようにして評価を行った。
すなわち、はじめに、ガラス基板上に、得られた黒色感光性組成物をスピンコート法により塗布し、70℃で15分のプリベークを行い、膜厚2.3μmの塗布膜を形成した。次に、露光光源に紫外線を使用した近接露光方式で、幅6〜20μmの線幅のストライプパターンを備えたフォトマスクを介して紫外線露光を行なった。露光量は前記で述べた飽和露光量でおこなった。
Red177とPigment Yellow139の組み合わせで同じ色相に調製し
た比較例2と比較すると高い明度とコントラストである。比較例3では染料が色材中60質量%という高い含有量であるため多官能チオールを含有していても感度が不十分であった。比較例4ではチオールの含有量が少なく、比較例5ではチオールを含有していないため感度が不十分で矩形なパターン形成ができなかった。
2・・・ブラックマトリックス
3R・・・赤色画素
3G・・・緑色画素
3B・・・青色画素
Claims (7)
- A)色材、B)バインダー樹脂、C)ラジカル重合性モノマー、D)光ラジカル発生剤、E)多官能チオールを含有する赤色着色組成物であって、前記A)色材として、少なくとも1種の顔料と1種の染料を含有し、E)多官能チオールが全固形分中の1質量%から10質量%であることを特徴とする赤色着色組成物。
- 前記A)色材が全固形分中の10質量%から60質量%であり、且つA)色材全質量のうち染料が30質量%以内であることを特徴とする請求項1に記載の赤色着色組成物。
- 前記染料として、アゾ骨格をもつ染料又はアゾ骨格を持つ染料の金属錯体を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の赤色着色組成物。
- 前記染料がC.I.Solvent Red 124、又はC.I.Solvent 89であることを特徴とする請求項3に記載の赤色着色組成物。
- 前記顔料として、ジケトピロロピロール系赤色顔料、アントラキノン系赤色顔料、アゾ系黄色顔料、イソインドリン系黄色顔料の中から選ばれる少なくとも1種の顔料を含有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の赤色着色組成物。
- 前記ジケトピロロピロール顔料がC.I.Pigment Red 254、アントラキノン系赤色顔料がC.I.Pigment 177、アゾ系黄色顔料がC.I.Pigment Yellow 150、イソインドリン系黄色顔料がC.I.Pigment
Yellow 139であることを特徴とする請求項5に記載の赤色着色組成物。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の赤色着色組成物を用いて製造したことを特徴とするカラーフィルタ。
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