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JP2010230544A - 回転体検知装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転体検知装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 感光ドラム等の回転体の回転状態を検知する回転検知装置に異常が発生した場合、その異常原因を特定すること。
【解決手段】 回転検知装置に異常が発生した場合、感光ドラム11を回転させた状態で第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113から出力される信号に基づき、エンコーダホイール111、第1のエンコーダセンサ112、及び第2のエンコーダセンサ113のいずれに異常が発生したのかを特定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、回転体の回転状態を検知する回転体検知装置と、当該回転体検知装置を有し記録紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、感光ドラム等の回転体を一定速度で回転させるために、一定間隔のスリットのパターンを有するエンコーダホイールを回転体の軸に設け、エンコーダセンサにより当該パターンを検知して回転体の回転速度を検知していた。
また、エンコーダホイールの反りや、スリット間隔のムラ、取り付け誤差による偏心等の影響により検知誤差が生じることから、当該誤差を補正すべく、2つのエンコーダセンサを設けたものがあった。具体的には、エンコーダホイールに対して第1のエンコーダセンサと第2のエンコーダセンサを設け、当該第1及び第2のエンコーダセンサの出力の平均値を算出して、回転体の回転制御を行っていた。
さらに、第1のエンコーダセンサと第2のエンコーダセンサとを有する回転検知装置の異常を検知する方法が提案されている。具体的には、第1のエンコーダセンサ及び第2のエンコーダセンサから出力される信号と、予めメモリに記憶しておいた誤差基準値とを比較することにより、エンコーダ装置の異常を検知していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−140856号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、回転検知装置の異常を検知することができるが、その異常を引き起こす原因が、エンコーダホイールか、第1のエンコーダセンサか、第2のエンコーダセンサかを特定することができなかった。したがって、回転検知装置に異常が発生した場合に、サービスマン等によるメンテナンス時の作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、回転体の回転検知を行う回転検知装置に異常が発生した場合、その異常原因を特定することができる回転体検知装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る回転検知装置は、回転体の回転状態を検知する回転検知装置であって、前記回転体の回転軸に設けられ、一定間隔のパターンを有するエンコーダホイールと、前記エンコーダホイールのパターンを検知する第1のエンコーダセンサと、前記第1のエンコーダセンサとは別に設けられ、前記エンコーダホイールのパターンを検知する第2のエンコーダセンサと、前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサの出力に基づき、前記回転体の回転速度を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記回転検知装置に異常が発生した場合、前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサから出力される信号に基づき、前記エンコーダホイール、前記第1のエンコーダセンサ、及び前記第2のエンコーダセンサのいずれに異常が発生したのかを特定することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記回転検知装置を有し、記録紙に画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、回転体の回転検知を行う回転検知装置に異常が発生した場合、その異常原因を特定することができる。
画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 感光ドラムの駆動構成を説明する図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 CPUのクロックと、エンコーダ装置からの出力信号を示す図である。 エンコーダセンサの異常検出処理を示すフローチャートである。 正常時の動作例及び異常時の動作例を示す図である。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態に係る電子写真カラー複写機の全体構成を示す概略断面図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、複数の画像形成部を並列に配し、中間転写方式を採用したカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、画像読取部1Rと、画像出力部1Pとを有する。画像読取部1Rは、原稿画像を光学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1Pに送信する。
画像出力部1Pは、4つ並設された画像形成部10と、給紙ユニット20と、中間転写ユニット30と、定着ユニット40と、クリーニングユニット50と、フォトセンサ60と、制御ユニット80とを有する。
4つ並設された画像形成部10において、それぞれ回転体としての感光ドラム11a〜11dが回転自在に軸支され、図の矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に沿って、一次帯電器12a〜12d、露光装置13a〜13d、ミラー16a〜16d、現像装置14a〜14d、及びクリーニング装置15a〜15dが設けられている。
一次帯電器12a〜12dは、感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで、露光装置13a〜13dは、画像読取部1Rからの画像信号に応じて変調したレーザビームを照射する。照射されたレーザビームは、ミラー16a〜16dにより感光ドラム11a〜11d上に導かれ、感光ドラム11a〜11dの表面を露光することによって静電潜像が形成される。
現像装置14a〜14dは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(以下、「トナー」という)で、感光ドラム11a〜11d上の静電潜像を顕像化する。顕像化されたトナー像を一次転写領域Ta〜Tdにて中間転写ユニット30を構成する中間転写ベルト31に転写する。中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32と、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33と、二次転写対向ローラ34との間に張設巻回されている。
一次転写領域Ta〜Tdの下流側には、クリーニング装置15a〜15dが設けられている。クリーニング装置15a〜15dは、中間転写ベルト31に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落として、感光ドラム11a〜11dの表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の内面側に一次転写用帯電器35a〜35dが配置されている。また、二次転写対向ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teが形成される。二次転写ローラ36は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。
一方、給紙ユニット20は、カセット21、ピックアップローラ22、給紙ローラ対23、搬送路24、及びレジストローラ25から構成される。カセット21に収納された記録紙Pは、ピックアップローラ22により一枚ずつ送り出され、給紙ローラ対23により搬送路24上を搬送される。搬送路24上を搬送された記録紙Pは、レジストローラ25により、各画像形成部の画像形成タイミングに合わせて二次転写領域Teへ送り出される。
また、中間転写ベルト31の二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット50が配置される。クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31上のトナーを除去するためのクリーニングブレード51と、回収トナーを収納する回収トナーボックス52とを備えている。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータなどの熱源を備えた定着ローラ41aと、そのローラに加圧される加圧ローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)とを有する。また、定着ユニット40には、定着ローラ対41aと加圧ローラ41bとのニップ部へ記録紙Pを導くためのガイド43、定着ユニットの熱を内部に閉じ込めるための定着断熱カバー46が設けられている。
内排紙ローラ44は、定着ローラ対41a及び加圧ローラ41bからなるローラ対から搬送されてきた記録紙Pを搬送するためのローラである。内排紙ローラ44により搬送された記録紙Pは、縦パスローラ45a及び45bによりさらに搬送され、外排紙ローラ48により排紙トレイ47上に排紙される。
次に、記録紙Pの両面に画像形成する場合について説明する。カセット21から給紙された記録紙Pの1面目のトナー画像が定着された後、内排紙ローラ44、縦パスローラ45aによって記録紙Pが搬送される。記録紙Pの後端が搬送路の分岐位置70を通過して所定距離進んだことに応じて、縦パスローラ45aは回転を停止し、その後逆回転して逆方向に記録紙Pの搬送を始める。搬送路の分岐位置70には、記録紙Pの搬送方向を切り替えるためのフラッパ等の仕組みを必要に応じて設ける。
1面目の画像形成がなされた記録紙Pは、両面搬送路71を搬送され、カセット21から搬送された後続の記録紙Pと衝突しないタイミングで搬送路24に再び搬送され、2面目の画像形成が行われる。そして、定着ユニット40にて2面目のトナー画像を定着された記録紙Pは、内排紙ローラ44、縦パスローラ45a及び45bにより搬送され、外排紙ローラ48により排紙トレイ47上に排紙される。
図2は、感光ドラムの駆動構成を説明する図である。
本実施形態に係る回転検知装置は、感光ドラム11の回転状態を検知する装置であり、エンコーダ装置110等から構成される。感光ドラム11は、カップリング102を介して、回転軸としてのドラム駆動軸103より駆動を伝達される。ドラム駆動軸103には、ドラム駆動ギア101及びエンコーダホイール111が固定されており、ドラム駆動軸103、ドラム駆動ギア101、及びエンコーダホイール111は、同じ角速度で回転する。
エンコーダ装置110は、エンコーダホイール111、第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113から構成される。エンコーダホイール111には、一定間隔でスリットが印刷/印刻されている。エンコーダホイール111のスリットのパターンを検知するための第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113は、ドラム駆動軸103の角速度に応じた周期の信号を駆動制御部200(図3)に供給する。
図3は、回転検知装置を有する画像形成装置の制御ブロック図である。
駆動制御部200は、CPU114、ROM115、及びRAM116を有する。CPU114は、画像形成装置1全体を制御する制御回路である。ROM115には、画像形成装置1で実行する各種処理を制御するための制御プログラムが格納されている。RAM116は、CPU114が動作するためのシステムワークメモリであり、また画像データを一時記憶するための画像メモリとしても機能する。操作部118には、ユーザからの操作入力を受け付ける入力キーや表示部が設けられており、駆動制御部200と通信可能に接続されている。
CPU114は、第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113からの信号に基づき、ドラムモータ100を駆動するためのモータドライバ117に駆動信号を送る。モータドライバ117は、駆動制御部200からの駆動信号に基づきドラムモータ100を駆動し、ドラム駆動ギア101を回転させることにより、感光ドラム11を回転させる。
次に、図4を用いて、ドラムモータ100の駆動制御について、より詳細に説明する。
CPU114は、エンコーダ装置110からのエンコーダ信号401のパルス幅(周期)を検知する。エンコーダ信号401は、H(High)レベルとL(Low)レベルとに変化する。具体的には、CPU114は、エンコーダ信号401のパルス幅を、CPU114を駆動するクロック402でカウントすることにより検知する。
ここで、エンコーダ信号401としては、第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113からの信号のエッジのタイミングを平均化した信号を用いる。平均値を用いることで、エンコーダホイールの反りや、スリット間隔のムラ、取り付け誤差による偏心等の影響により検知誤差を低減することができる。
なお、クロック402は、不図示の水晶振動子などにより生成され、必ずしもCPU114を駆動しているクロックである必要は無い。また、クロック402の周波数は、エンコーダ信号401の周期により適したものを選択することが望ましく、本実施形態では40MHzにてエンコーダ信号401の立ち上がり〜次の立ち上がりまでを繰り返しカウントする(N1、N2、・・・)。また、エンコーダ信号401にチャタリングなどの外乱が影響する場合があるときは、必要に応じて外乱を除去するアルゴリズムを付加してもよい。
RAM116には、目標パルス幅があらかじめ記憶されており、CPU114は、検知したエンコーダ信号401のパルス幅とRAM116に記憶されている目標パルス幅との差分を算出する。そして、CPU114は、算出した差分に基づき、ドラム駆動軸103が一定角速度で回転するために必要な制御値を算出する。
制御値の算出は、本実施形態ではPID制御で行うこととする。制御値MVは、検知したエンコーダ信号401のパルス幅とRAM116に記憶されている目標パルス幅との差分eにより、下記の数式で求められる。
ここで、各ゲイン値K,T,TはCPU114よりドラム駆動軸103の速度に応じて決定される。そして、CPU114は、算出した制御値に応じた制御信号(本実施形態では、PWMのDUTY)をモータドライバ117に出力し、感光ドラム11の回転速度を制御する。
次に、図5のフローチャートを用いて、エンコーダセンサの異常検出処理について説明する。このフローチャートを実行するためのプログラムは、ROM115に記憶されており、CPU114により読み出されることにより実行される。
まず、CPU114は、ドラムモータ100を駆動するための信号をモータドライバ117に出力することで、感光ドラム11の回転を開始する(S501)。そして、CPU114は、感光ドラム11を回転し続け、第1のエンコーダセンサ112からの出力信号が所定時間無いかどうかを判別する(S502)。ここでいう「所定時間」は、エンコーダホイール111が1回転する時間以上であるように設定する。第1のエンコーダセンサ112からの出力信号が所定時間無い場合は、CPU114は、第1のエンコーダセンサ112の異常を操作部118に設けられた表示部に表示する(S503)。
次に、CPU114は、感光ドラム11を回転し続けている間に、第2のエンコーダセンサ113からの出力信号が所定時間無いかどうかを判別する(S504)。第2のエンコーダセンサ113からの出力信号が所定時間無い場合は、CPU114は、第2のエンコーダセンサ113の異常を操作部118に設けられた表示部に表示する(S505)。
第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113のいずれにも異常がない場合、CPU114は、エンコーダホイール111の異常を判断するための第1のカウント値C1及び第2のカウント値C2を0に初期化する(S506)。そして、CPU114は、ドラムモータ100を駆動して感光ドラムを回転し続けながら、第1のエンコーダセンサ112からの信号がLレベルからHレベルに変化した立ち上がりエッジを検出したかどうかを判断する(S507)。立ち上がりエッジを検出した場合、CPU114は、第1のカウント値C1に1を加算するとともに、第2のカウント値C2をゼロクリアする(S508)。
次に、CPU114は、第2のエンコーダセンサ113からの信号の立ち上がりエッジを検出したかどうかを判断する(S509)。立ち上がりエッジを検出した場合、CPU114は、第1のカウント値C1をゼロクリアするとともに、第2カウント値C2に1を加算する(S510)。
その後、CPU114は、第1のカウント値C1が予め決められた所定値(本実施形態では2に設定)に達したか、又は第2のカウント値C2が当該所定値に達したかどうかを判断する(S511)。第1のカウント値C1が所定値に達したか、又は第2のカウント値C2が所定値に達したと判断された場合、CPU114は、操作部118上の表示部にエンコーダホイール111に異常が発生した旨のメッセージを表示させる(S512)。一方、第1のカウント値C1及び第2のカウント値C2のいずれもが所定値に達していないと判断された場合、前述のステップS507に戻る。
エンコーダホイール111が正常な場合には、第1のエンコーダセンサ112及び第2のエンコーダセンサ113からの信号の立ち上がりエッジは交互に検知される。しかし、エンコーダホイール111に汚れ等の異常がある場合には、一方のエンコーダセンサから立ち上がりエッジが連続で検知され、他方のエンコーダセンサからは立ち上がりエッジが検知できなくなる。このことから、立ち上がりエッジの連続カウント値に基づき、エンコーダホイール111に異常が発生したかどうかを判別することができる。
なお、ステップS504及びS506では立ち上がりエッジを検出することとして説明したが、HレベルからLレベルに変化した立ち下がりエッジを検出するようにしても構わない。
図6(a)に正常時の動作例を、図6(b)に異常時の動作例を図示する。
図6(a)のAからBの領域で、外乱等の影響により感光ドラム11の速度が急激に変化した場合でも、それぞれのエンコーダセンサからの信号の立ち上がりエッジが交互に発生していることから、本異常検出動作には影響がでない。
また、図6(b)では、エンコーダホイール111の汚れ等による異常の発生により、第1のエンコーダセンサ112からの信号が1パルス欠けた場合、第2のカウント値C2が2に達する。これにより、CPU114は、エンコーダホイール111の異常を検出することが可能となる。
なお、第1のエンコーダセンサ112からの信号と第2のエンコーダセンサ113からの信号とがほぼ同位相で遷移している場合、誤差等の影響で、これらのエンコーダセンサが正常であるにもかかわらず異常と検出されてしまうことがある。すなわち、エンコーダセンサ112及び113の位相誤差等の要因により、これらのエンコーダセンサが正常であるにもかかわらず、第1及び第2のカウント値C1、C2が2までカウントされる場合がある。この場合には、異常と判断する回数を3とするか第1のエンコーダセンサ112からの信号は立ち上がりエッジ、第2のエンコーダセンサ113からの信号は立下りエッジを検出するようにすればよい。
なお、回転体として感光ドラムを例に説明したが、記録紙を搬送する搬送ローラや中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ等、画像形成装置内に設けられた各種ローラに本発明を適用しても構わない。
以上で説明したように、本実施形態によれば、回転検知装置に異常が発生した場合、その異常を引き起こす原因が、エンコーダホイールか、第1のエンコーダセンサか、第2のエンコーダセンサかを特定することができる。また、操作部118に設けられた表示部に異常の発生箇所を表示するようにしたので、サービスマン等によるメンテナンス時の作業効率を向上させることができる。
1 画像形成装置
11 感光ドラム
110 エンコーダ装置
111 エンコーダホイール
112 第1のエンコーダセンサ
113 第2のエンコーダセンサ
114 CPU
118 操作部
200 駆動制御部

Claims (8)

  1. 回転体の回転状態を検知する回転検知装置であって、
    前記回転体の回転軸に設けられ、一定間隔のパターンを有するエンコーダホイールと、
    前記エンコーダホイールのパターンを検知する第1のエンコーダセンサと、
    前記第1のエンコーダセンサとは別に設けられ、前記エンコーダホイールのパターンを検知する第2のエンコーダセンサと、
    前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサの出力に基づき、前記回転体の回転速度を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサから出力される信号に基づき、前記エンコーダホイール、前記第1のエンコーダセンサ、及び前記第2のエンコーダセンサのいずれに異常が発生したのかを特定することを特徴とする回転検知装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1のエンコーダセンサからの出力信号が所定時間無い場合は、前記第1のエンコーダセンサに異常が発生したことを特定することを特徴とする請求項1記載の回転検知装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2のエンコーダセンサからの出力信号が所定時間無い場合は、前記第2のエンコーダセンサに異常が発生したことを特定することを特徴とする請求項2記載の回転検知装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサが検知する前記エンコーダホイールのパターンの数をそれぞれカウントし、前記第1のエンコーダセンサにより検知された前記エンコーダホイールのパターンのカウント値と、前記第2のエンコーダセンサにより検知された前記エンコーダホイールのパターンのカウント値とに基づいて、前記エンコーダホイールの異常を特定することを特徴とする請求項3記載の回転検知装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1のエンコーダセンサ及び前記第2のエンコーダセンサのうちの一方のエンコーダセンサにより前記エンコーダホイールのパターンが検知された後、他方のエンコーダセンサにより前記エンコーダホイールのパターンが検知されずに再び前記一方のエンコーダセンサにより前記エンコーダホイールのパターンが検知されたことによる前記パターンの連続カウント値が所定値に達した場合、前記エンコーダホイールの異常を特定することを特徴とする請求項4記載の回転検知装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の回転検知装置を有し、前記回転検知装置の回転体を用いて記録紙に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記回転体は、トナー像が形成される感光ドラムと、前記トナー像が転写される中間転写ベルトを駆動する駆動ローラの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段により特定された異常の発生箇所を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載の回転検知装置。
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