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JP2010218663A - ヘッドスライダおよび磁気記憶装置 - Google Patents

ヘッドスライダおよび磁気記憶装置 Download PDF

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JP2010218663A JP2009066911A JP2009066911A JP2010218663A JP 2010218663 A JP2010218663 A JP 2010218663A JP 2009066911 A JP2009066911 A JP 2009066911A JP 2009066911 A JP2009066911 A JP 2009066911A JP 2010218663 A JP2010218663 A JP 2010218663A
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

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Abstract

【課題】磁気記録媒体を介してヘッドスライダの対向面に付着した不要な流動物質を効率よく回収できるヘッドスライダおよび磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】磁気記憶装置のヘッドスライダ20を形成するスライダ本体部21の流出端面24に、磁気記録媒体を介して対向面22に付着し、この対向面22から誘導された潤滑剤を吸着し保持する多孔質成膜部30を成膜により形成することで磁気記録媒体への潤滑剤の落下を防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヘッドスライダおよび磁気記憶装置に関する。
近年では、磁気記憶装置に設けた磁気ヘッド(ヘッドスライダ)の浮上面と磁気記録媒体との距離(ヘッドスライダの浮上量)は、高記録密度化の要求から、より小さくすることが要求されている。具体的には、このような磁気ヘッドを搭載したヘッドスライダの最小浮上量は既に数nm以下にまで達している。
ところが、このように、ヘッドスライダの浮上量を微少とすると、磁気記録媒体の表面に設けられた潤滑層を形成する潤滑剤が、ヘッドスライダに付着するという問題が発生する。
以下、図7を用いて、このヘッドスライダの浮上量に関する問題点ついて説明する。図7は、従来のヘッドスライダの概要を示す側面図である。図7に示すように、サスペンション8に支持されたヘッドスライダ7の底面(浮上面9)と磁気記録媒体2との間は、空気流の流動により微小量浮上している。
ここで、磁気記録媒体2の表面部には、この磁気記録媒体2とヘッドスライダ7との摩擦を低減するための潤滑剤が塗布されている。このため、磁気記録媒体2の回転時に気化した潤滑剤がヘッドスライダ7の底面部(浮上面9)に付着し、付着した潤滑剤が蓄積して液滴となって磁気記録媒体2上に落下することとなる。
すなわち、図7に示すように、ヘッドスライダ7と磁気記録媒体2との間には、磁気記録媒体2の回転により空気流が発生している。この空気流は、ヘッドスライダの上流側から下流側に流れるため、下流側のヘッドスライダ7の浮上面9から垂直方向に延在する端面(以下、「流出端面9a」と言う)上に潤滑剤が移動し堆積する。そして、このように、ヘッドスライダ7の流出端面9aに潤滑剤が堆積した場合、潤滑剤がある程度の塊となって磁気記録媒体2上に落下する。
そして、このように流出端面9aに堆積した潤滑剤の塊が磁気記録媒体2上に落下した場合には、磁気記録媒体2の表面が汚染されると共に、この潤滑剤の塊がヘッドスライダ7の安定な浮上を阻害したり、ヘッドスライダ7に設けた磁気ヘッドにダメージを与えてしまうという問題が発生する。
そこで、上述したような問題を解決すべく、従来技術として、ヘッドスライダと磁気記録媒体が相対する媒体対向面に硬化樹脂を塗布し、媒体対向面を多孔質化させることにより潤滑剤を保持するヘッドスライダに関するものが開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−269542号公報
ところが、上述した従来のヘッドスライダの場合には、以下に示す問題がある。すなわち、特許文献1に記載されたヘッドスライダでは、ヘッドスライダの媒体対向面(浮上面)に硬化樹脂が成膜されて形成されている。
ところが、このように、ヘッドスライダの浮上面に硬化樹脂を成膜した場合には、ヘッドスライダの浮上特性に悪影響を与えることとなる。また、媒体対向面を介して、ヘッドスライダの媒体対向面から流出端面に近い部分に潤滑剤が移着した場合、この移着した潤滑剤の塊りなどは、ヘッドスライダ上に保持することが困難になる。これにより、ヘッドスライダの汚染や磁気ヘッドに対してダメージが生じたり、ヘッドスライダの浮上の安定性を維持できないという問題が発生する。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、磁気記録媒体からヘッドスライダに付着した潤滑剤の落下の防止とともに、ヘッドスライダの浮上時の安定性を維持することができるヘッドスライダおよび磁気記憶装置を提供することを目的とする。
開示の磁気記憶装置に備えたヘッドスライダは、流入端面から媒体対向面を通して空気流が導かれる流出端面と、媒体対向面の両側に位置する側面と、流出端面又は/及び側面に設けられた空気流とともに導かれる流動物質を吸着させる吸着構造とを備えたことを要件とする。
開示の磁気記憶装置に備えたヘッドスライダは、ヘッドスライダの流出端面に、媒体対向面に付着した潤滑剤を吸着し保持する吸着構造を設けているので、ヘッドスライダに付着した潤滑剤はヘッドスライダ上を流れても塊となって磁気記録媒体に落下することを防止することができ、これによって、磁気記録媒体に対する汚染やヘッドスライダの浮上に対する悪影響を防止し、安定性を向上することができる。
図1は、実施例1に係る磁気記憶装置の内部を示す外観図である。 図2は、実施例1に係るヘッドスライダを示す斜視図である。 図3は、実施例2に係るヘッドスライダを示す斜視図である。 図4は、実施例3に係るヘッドスライダを示す斜視図である。 図5は、実施例4に係るヘッドスライダを示す斜視図である。 図6は、磁気記憶装置の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、従来のヘッドスライダの概要を示す側面図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示するヘッドスライダおよび磁気記憶装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施例1により本願に開示するヘッドスライダおよび磁気記憶装置が限定されるものではない。
先ず、実施例1に係る磁気記憶装置1の概要について説明する。図1は、実施例1に係る磁気記憶装置の内部を示す外観図である。図1に示すように、磁気記憶装置1は、磁気記録媒体2と、サスペンション3に支持されたヘッドスライダ20とスピンドルモータ(以下、「SPM」という)4とを有する。また、サスペンション3(ヘッドスライダ20)の駆動機構であるボイスコイルモータ(以下、「VCM」という)5とを有する。
磁気記録媒体2は、各種の磁気情報を高記録密度に記録する磁気記憶媒体であり、SPM4により所定の方向(図1では、反時計方向)に回転駆動される。
サスペンション3に支持されたヘッドスライダ20の先端部には、磁気記録媒体2に記録された磁気情報の読み書きを行なうための磁気ヘッド10が設けられている。
VCM5は、磁気ヘッド10の位置および速度を制御する。具体的には、VCMドライバ16(図6)から供給される電流に基づいて磁気ヘッド10の速度を加速したり、磁気ヘッド10の作動を停止させたりする。
以上説明した磁気記憶装置1において、ヘッドスライダ20の先端部に設けられた磁気ヘッド10はVCM5の駆動により、サスペンション3が軸部6を中心とする円弧上を回動することで、磁気記録媒体2のトラック横断方向にシーク移動し、読み書き対象となるトラックを変更する。そして、磁気記録媒体2のトラック幅方向にヘッドスライダ20に設けられた磁気ヘッド10を移動させることで読み書き対象となるトラックを変更する。
磁気ヘッド10は、磁気記録媒体2の回転によって生じる揚力によって、磁気記録媒体2の表面から僅かに浮上した状態を維持しつつ、読み書き対象となるトラックまで移動し、リード処理及びライト処理(データの読み書き処理)を行う。
[ヘッドスライダの浮上面]
次に、図2を用いて、本実施例1に係るヘッドスライダの形状の詳細について説明する。図2は、本実施例1に係るヘッドスライダを示す斜視図である。ここで、図2中の白矢印は、ヘッドスライダに流れる空気流の方向を示している。また、黒矢印は、磁気記録媒体を介してヘッドスライダに付着した潤滑剤が流れる方向を示している。
図2に示すように、ヘッドスライダ20は、全体が略四角型に形成されたヘッドスライダ本体部21を備えており、スライダ本体部21は、磁気記録媒体2(図1)に対向する対向面22と、空気流が流入する流入端面23と、空気流が流出する流出端面24とが形成されている。
ここで、図2に示している磁気記録媒体2に対向する対向面22が浮上面となる。また、このヘッドスライダ20の対向面22の側方(左右位置)には、一対の側端面25が形成されている。
また、同図に示すように、ヘッドスライダ20の浮上面となる対向面22には、この対向面22から隆起するセンターパッド部26および一対のサイドパッド部27と、全体がコ字型で一対のサイド面28および仕切り板28aを有する流入側突部29とが形成されている。センターパッド部27は、流出端面24側の幅方向中央に配置された隆起部であり、このセンターパッド部27の先端部には磁気ヘッド10(図1)が固設されている。
サイドパッド部27は、センターパッド部26の一部を挟み込むように配置された隆起部であり、サイドパッド部27とセンターパッド部26との間に形成された2箇所の隙間32から潤滑材を流出させることができる。
流入側突部29は、ヘッドスライダ20の流入端面23側に設けられた隆起部であり、流入端面23から流れ込む空気流を対向面22を通じて流出端面24に向けて誘導する。
ここで、流入側突部29を形成する一対のサイド面28と仕切り板28aとで囲まれた対向面22の領域は、負圧領域28bとなっており、この負圧領域28bは、ヘッドスライダ20が磁気記録媒体2上を高速移動する際に生じる気流を受けて、ヘッドスライダ20を磁気記録媒体2から離隔させる方向、すなわち浮上量を大きくする方向の圧力を生じさせる領域として形成されている。
このように、ヘッドスライダ20の浮上面(対向面22)は、センターパッド部26と一対のサイドパッド部27と、コ字型のサイド面28を有する流入側突部29との3箇所の隆起部を形成することで、ヘッドスライダ20の対向面22(浮上面)に対して、空気流により作用する剪断応力が一点に集中する領域が存在しない形状となっている。具体的には、対向面22に潤滑剤が蓄積し難い形状として形成されている。
さらに、このヘッドスライダ20の対向面22の形状は、流入端面23側よりも流出端面24に向かうほど対向面22の高さ(傾斜)が低くなるように形成されている。具体的には、ヘッドスライダ20の対向面22から流出端面24に向かって不要な流動物質である潤滑剤の流れが促進されるように、対向面22の形状が傾斜部となるように形成している。
これにより、ヘッドスライダ20の対向面22の付着した潤滑剤を流動物質の排出側である流出端面24に向けて効率よく導くことができる。
そして、本実施例1のヘッドスライダ20では、このヘッドスライダ20の対向面22を形成する空気流が流出する流出端面24に、磁気記録媒体2を介して対向面22に付着した潤滑剤を吸着し保持することができる多孔質成膜部30を設けている。
すなわち、図1に示すように、ヘッドスライダ20の流出端面24の表面部には、この流出端面24の全面を覆うように多孔質のセラミックス系の膜体が成膜により形成されている。このように流出端面24に成膜する多孔質のセラミックス系の膜体としては、ポーラスシリカ、ポーラスアルミナ、ポリエチレン粒子などが使用される。
ここで、図2に示すヘッドスライダ20を製造する場合、このヘッドスライダ20の対向面22(浮上面)の加工は、ミリングやエッチングなどで行なう。具体的には、対向面22に形成する部材をそれぞれ形成する度に、レジスト塗布、フォトリソグラフィーによるレジスト加工、ミリングやエッチングによる対象物の加工、レジスト除去などの一連の製造作業を行なう。
また、ヘッドスライダ20の流出端面24にポーラスシリカなどの多孔質成膜部30を塗布や蒸着法により成膜する場合には、ヘッドスライダ20を製造する時に使用する基板の製造時とほぼ同時又は、基板の製造後に行なう。
また、本実施例1では、ヘッドスライダ20の対向面22の側方に位置する一対の側端面25にも、これら側端面25の全面を覆うように多孔質のセラミックス系の膜体が多孔質成膜部31として形成されている。
そして、図1に示すように、本実施例1に係るヘッドスライダ20では、対向面22に付着した潤滑剤のうち、対向面22から直進するように誘導される潤滑剤は、この対向面22からセンターパッド部26とサイドパッド部27との2箇所の間隙32を通じて、流出端面24に設けた多孔質成膜部30により吸着され保持される。
具体的には、多孔質成膜部30に付着した潤滑剤は、多孔質成膜部30を形成する複数個の空孔30aに染み込むことで、これら複数の空孔30aの内部に保持される。
また、対向面22の横方向に誘導される潤滑剤は、この対向面22からセンターパッド部26とサイドパッド部27との2箇所の間隙33を通じて、側端面25に設けた多孔質成膜部31により吸着され保持される。
本実施例1に係るヘッドスライダ20によれば、スライダ20の空気流が流出する流出端面24および側端面25の全面には多孔質成膜部30、31が形成されているので、磁気記録媒体2を介してヘッドスライダ20の対向面22に付着した潤滑剤を多孔質成膜部30、31により効率よく吸着するとともに保持することができる。
これによって、ヘッドスライダ20の対向面22に付着した潤滑剤を円滑な状態で吸い上げるとともに保持することができるため、潤滑剤の溜りを無くすことが可能となるとともに、吸着した潤滑剤を保持することによりこの潤滑剤が磁気記録媒体2に落下することを確実に防止することができる。
次に、本実施例2に係るヘッドスライダ20Aの全体形状について説明する。図3は、本実施例2に係るヘッドスライダ20Aを示す斜視図である。ここで、前述した実施例1のヘッドスライダ20と同一の部材を示す符号の説明については、形状および機能が同一なため詳細な説明は省略する。
図3に示すように、実施例2に係るヘッドスライダ20Aは、全体が略四角型に形成されたスライダ本体部21を備えている。また、ヘッドスライダ20Aの本体部21は、磁気記録媒体2に対する対向面22と、空気流が流入する流入端面23と、空気流が流出する流出端面24と対向面22の側方(左右位置)に位置する一対の側端面25とにより形成されている。
そして、この本実施例2に係るヘッドスライダ20Aでは、空気流が流出する流出端面24には、この流出端面24の全面を覆うように長繊維部材40が貼り付け固定されている。長繊維部材40には、親油性の薬液を塗布した不織布などを用いる。
すなわち、このように、長繊維部材40に親油性の薬液を塗布した不織布などを用いることで、潤滑剤の染み込みの促進および長繊維部材40による潤滑剤の保持を容易且つ確実に行なうことができる。
また、本実施例2では、前記実施例1と同様に、ヘッドスライダ20の対向面22の側方に位置する一対の側端面25にも、これら側端面25の全面を覆うように長繊維部材41が貼り付け固定されている。
そして、図3に示すように、本実施例2に係るヘッドスライダ20Aでは、対向面22に付着した潤滑剤のうち、対向面22から直進するように誘導される潤滑剤は、この対向面22からセンターパッド部26とサイドパッド部27との2箇所の間隙32を通じて、流出端面24に設けた長繊維部材40により吸着され保持される。
また、対向面22の横方向に誘導される潤滑剤は、この対向面22からセンターパッド部26とサイドパッド部27との2箇所の間隙33を通じて、側端面25に設けた長繊維部材41により吸着され保持される。
本実施例2に係るヘッドスライダ20Aでは、ヘッドスライダ20Aの空気流が流出する流出端面24および側端面25の全面には長繊維部材40、41が貼り付け固定されている。
これにより、磁気記録媒体2を介してヘッドスライダ20の対向面22に付着した潤滑剤を長繊維部材40、41により効率よく吸着するとともに保持することで潤滑剤の溜りを無くすことが可能となるとともに、磁気記録媒体2に対する潤滑剤の落下を確実に防止することができる。
次に、本実施例3に係るヘッドスライダ20Bの全体形状について説明する。図4は、本実施例3に係るヘッドスライダ20Bの浮上面を示す斜視図である。ここで、前述した実施例2のヘッドスライダ20Aと同一の部材を示す符号の説明については、形状および機能が同一なため詳細な説明は省略する。
図4に示すように、本実施例3では、ヘッドスライダ20Bを形成する流出端面24および側端面25には、これら流出端面24および側端面25の全面を覆う長繊維部材40を貼り付け固定している。さらに、流出端面24に貼り付けた長繊維部材40を延出させ、延させた延出部(長繊維部材43)を対向面22の一部に設けている。
具体的には、ヘッドスライダ20Bを形成する対向面22の後端部領域(幅方向の一部)に、センターパッド部26を挟み込むように、対向面22に付着した潤滑剤を効率的に染み込ませるための長繊維部材43を配置している。
このように、対向面22の後端部領域に長繊維部材43を配置させることによって、流出端面24に設けた長繊維部材43に到達する以前の潤滑剤を効率良く吸い取ることができる。
本実施例3に係るヘッドスライダ20Bでは、ヘッドスライダ20Bの空気流が流出する流出端面24および側端面25の全面には長繊維部材40、41が貼り付け固定するとともに、流出端面24に貼り付けた長繊維部材40を延出させ、延出させた延出部を長繊維部材43として対向面22の一部に設けているので、この長繊維部材43により対向面22に付着して流出端面24にまで導かれない潤滑剤を、流出端面24に設けた長繊維部材40側に到達するように効率よく導くとともに吸着させることができる。
次に、本実施例4に係るヘッドスライダ20Cの全体形状について説明する。図5は、本実施例4に係るヘッドスライダ20Cの浮上面を示す斜視図である。ここで、前述した実施例1〜3のヘッドスライダ20と同一の部材を示す符号の説明については、形状および機能が同一なため詳細な説明は省略する。
図5に示すように、実施例4に係るヘッドスライダ20Cは、全体が略四角型に形成されたスライダ本体部21を備えている。また、ヘッドスライダ20Cのスライダ本体部21は、磁気記録媒体2に対する対向面22と、空気流が流入する流入端面23と、空気流が流出する流出端面24と対向面22の側方(左右位置)に位置する一対の側端面25とにより形成されている。
そして、図5に示すように、本実施例4のヘッドスライダ20Cでは、流出端面24および側端面25の全面(表面部)に、複数個の細い(10um程度)溝部50、51を対向面22の後端部から離れる方向に延びるように形成している。このように、ヘッドスライダ20の流出端面24に複数の溝部50、51を形成することにより、ヘッドスライダ20の対向面22に付着し、この対向面22の空気流により導かれた潤滑剤は、流出端面24および側端面25に形成された溝部50、51により吸着させるとともに保持することができる。
具体的には、溝部50、51に侵入した潤滑剤は、これら溝部50、51の毛細管現象により吸い上げるとともに、この溝部50、51の内部に保持されることとなる。
本実施例4に係るヘッドスライダ20Cでは、ヘッドスライダ20Cの空気流が流出する流出端面24および側端面25の全面には複数個の溝部50、51を対向面22の後端部から離れる方向に延びるように形成しているので、溝部50、51により、ヘッドスライダ20の対向面22に付着した潤滑剤を吸着させるとともに保持することができる。これによって、潤滑剤の溜りを無くすことが可能となるとともに、磁気記録媒体2に対する潤滑剤の落下を確実に防止することができる。
[磁気記憶装置の構成]
次に、図6を用いて、実施例1〜4で説明したヘッドスライダを備えた磁気記憶装置の内部構成を説明する。図6は、磁気記憶装置の構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、磁気記憶装置1は、ホストコンピュータ11と接続されるインターフェース12と、HDC(Hard Disk Controller:ハードディスクコントローラ)13と、SPMドライバ(スピンドルモータドライバ)14と、リード・ライトチャネル15と、VCMドライバ(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)16と、MCU(Micro Control Unit:マイクロコントロールユニット)17とを備えている。
インターフェース12は、ホストコンピュータ11との間で各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、ホストコンピュータ11から磁気記録媒体2に送信されるデータの読み込み信号や書き込み要求信号などの各種制御信号を受信し、この受信した信号をHDC13に送信する。
HDC13は、ホストコンピュータ11からインターフェース12を介して各種指示を受け付けて、各機能部に送信する手段であり、SPMドライバ14による制御指示を受け付けると、この制御指示をSPM4に送信する。
また、磁気ヘッド10に対する制御指示を受け付けると、受け付けた制御指示をVCMドライバ16または、MCU17に送信する。また、データのリード・ライト指示を受け付けると、リード・ライトチャネル15に送信してデータを書き込んだり、データをホストコンピュータ11へ送信する。
SPMドライバ14は、磁気記録媒体2の回転を行なうSPM4の駆動を制御する手段であり、具体的には、MCU17からの要求指示により、SPM4を起動させるための電流を供給したり、SPM4を停止させるための電流を供給する。
リード・ライトチャネル15は、磁気記録媒体2にデータを書き込むための変調回路やデータを磁気記録媒体2から読み込むための復調回路等を備えており、磁気記録媒体2に対するデータの読み書きを制御する。
VCMドライバ16は、磁気ヘッド10の速度または位置を制御する各種制御要求をVCM5に送信し、VCM5を駆動することで、磁気ヘッド10の速度および位置を制御する。
MCU28は、磁気記憶装置1全体を制御する制御部で、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。
さて、これまで本発明の実施例1〜4について説明したが、本発明は上述した実施例1〜4以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
すなわち、上述した実施例1の場合では、ヘッドスライダ20の流出端面24および側端面25の全面を覆うように多孔質のセラミックスの成膜を形成するものとしているが、全面ではなく、流出端面24および側端面25の一部にセラミックスの成膜を形成するようにとしてもよい。
同様に、上述した実施例2の場合では、ヘッドスライダ20の流出端面24および側端面25の全面を覆うように長繊維部材を貼り付け固定するものとしているが、全面ではなく、流出端面24および側端面25の一部に長繊維部材を貼り付け固定するようにしてもよい。
同様に、上述した実施例4の場合では、ヘッドスライダ20の流出端面24および側端面25の全領域に溝部50および溝部51を形成するものとしているが、溝部50、51の形成領域は全面ではなく、流出端面24および側端面25の一部分に対して形成するようにしてもよい。
また、上述した実施例1〜4の場合には、潤滑剤を保持するための吸着構造とする長繊維部材、溝部は、それぞれヘッドスライダの流出端面24以外に側端面25に配置されることとしているが、このヘッドスライダの側端面25には長繊維部材や溝部などの吸着構造を不要とし、流出端面24にのみ吸着構造を設けるようにしてもよい。
以上の実施例1〜4を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
前記磁気記録媒体に対向する媒体対向面と、
前記磁気記録媒体の回転により発生する空気流が流入する流入端面と、
前記流入端面から前記媒体対向面を通して空気流が導かれる流出端面と、
前記媒体対向面の両側に位置する側面と、
前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記空気流とともに導かれる流動物質を吸着させる吸着構造と
を備えたことを特徴とするヘッドスライダ。
(付記2)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に形成された多孔質膜であることを特徴とする付記1に記載のヘッドスライダ。
(付記3)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた長繊維材料であることを特徴とする付記1に記載のヘッドスライダ。
(付記4)前記長繊維材料は、前記媒体対向面の一部まで延出されるように形成されることを特徴とする付記3に記載のヘッドスライダ。
(付記5)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記媒体対向面側の端部から離れる方向に延びるように形成された複数の溝であることを特徴とする付記1に記載のヘッドスライダ。
(付記6)前記媒体対向面には、当該媒体対向面に付着した流動物質を前記空気流が流出する方向に誘導する溝部が形成され、当該溝部は、前記流入端面側よりも前記流出端面側に向かうほど傾斜が大きくなるように形成されていることを特徴とする付記1から5の何れか一つに記載のヘッドスライダ。
(付記7)磁気記録媒体と、
前記磁気記録媒体を回転させる駆動手段と、
前記磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
前記磁気記録媒体に対向する媒体対向面と、
前記磁気記録媒体の回転により発生する空気流が流入する流入端面と、
前記流入端面から前記媒体対向面を通して前記空気流が導かれる流出端面と、
前記媒体対向面の両側に位置する側面と、
前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記空気流とともに導かれる流動物質を吸着させる吸着構造とを有するヘッドスライダと
を備えたことを特徴とする磁気記憶装置。
(付記8)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に形成された多孔質膜であることを特徴とする付記7に記載の磁気記憶装置。
(付記9)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた長繊維材料であることを特徴とする付記7に記載の磁気記憶装置。
(付記10)前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記媒体対向面側の端部から離れる方向に延びるように形成された複数の溝であることを特徴とする付記7に記載の磁気記憶装置。
1 磁気記憶装置
2 磁気記録媒体
3 サスペンション
10 磁気ヘッド
11 ホストコンピュータ
12 インターフェース
13 HDC
14 SPMドライバ
15 リード・ライトチャネル
16 VCMドライバ
20、20A、20B、20C ヘッドスライダ
21 スライダ本体部
22 対向面
23 流入端面
24 流出端面
25 側端面
26 センターパッド部
27 サイドパッド部
28 サイド面
28a 仕切り板
29 流入側突部
30、31 多孔質成膜部
30a 円孔
40、41、43 長繊維部材
50、51 溝部

Claims (8)

  1. 磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
    前記磁気記録媒体に対向する媒体対向面と、
    前記磁気記録媒体の回転により発生する空気流が流入する流入端面と、
    前記流入端面から前記媒体対向面を通して空気流が導かれる流出端面と、
    前記媒体対向面の両側に位置する側面と、
    前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記空気流とともに導かれる流動物質を吸着させる吸着構造と
    を備えたことを特徴とするヘッドスライダ。
  2. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に形成された多孔質膜であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドスライダ。
  3. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた長繊維材料であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドスライダ。
  4. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記媒体対向面側の端部から離れる方向に延びるように形成された複数の溝であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドスライダ。
  5. 磁気記録媒体と、
    前記磁気記録媒体を回転させる駆動手段と、
    前記磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
    前記磁気記録媒体に対向する媒体対向面と、
    前記磁気記録媒体の回転により発生する空気流が流入する流入端面と、
    前記流入端面から前記媒体対向面を通して前記空気流が導かれる流出端面と、
    前記媒体対向面の両側に位置する側面と、
    前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記空気流とともに導かれる流動物質を吸着させる吸着構造とを有するヘッドスライダと
    を備えたことを特徴とする磁気記憶装置。
  6. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に形成された多孔質膜であることを特徴とする請求項5に記載の磁気記憶装置。
  7. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた長繊維材料であることを特徴とする請求項5に記載の磁気記憶装置。
  8. 前記吸着構造は、前記流出端面又は/及び前記側面に設けられた前記媒体対向面側の端部から離れる方向に延びるように形成された複数の溝であることを特徴とする請求項5に記載の磁気記憶装置。
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