JP2010203704A - 燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ファン回転数−電流特性が変動する場合に、ファン回転数−電流特性に個体差によるばらつきがあってもそのファンの特性に応じた正確な風量補正ができる燃焼装置を提供する。
【解決手段】 給湯器1では、ファン制御手段32によりファンモータのファン電流を制御するとき、まず、演算処理部33によって算出した第1ファン補正係数を記憶部34に記憶する。次いで、演算処理部33によって第1補正係数及び火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数により算出したファン補正係数を記憶部34に記憶する。その後、補正部35により、ファン補正係数に基づくファンの風量補正が行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】 給湯器1では、ファン制御手段32によりファンモータのファン電流を制御するとき、まず、演算処理部33によって算出した第1ファン補正係数を記憶部34に記憶する。次いで、演算処理部33によって第1補正係数及び火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数により算出したファン補正係数を記憶部34に記憶する。その後、補正部35により、ファン補正係数に基づくファンの風量補正が行われる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガスバーナに燃焼用空気を供給するファンの回転数がガスバーナの燃焼量に応じた目標回転数に一致するようにファン電流が制御される燃焼装置に関する。
従来、上記のような燃焼装置としては、ガスバーナに燃焼用空気を供給するファンの作動を制御する次のようなファン制御手段を設けたものが知られている(特許文献1参照)。
そのファン制御手段は、ファンの電流のばらつきの下限を示すファン電流特性に対応して予め定められたファン回転数−電流特性を基準とし、検出電流値と基準電流値との差からファン電流修正値を算出する第1演算手段と、検出電流値とファン電流修正値との差であるファン電流認識値を算出する第2演算手段と、ファン電流認識値に基づいてファン補正値を算出する第3演算手段と、基準電流値、ファン電流修正値、ファン電流認識値、及びファン補正値をそれぞれ記憶する記憶手段と、ファン補正値に基づいてファンの風量を補正する補正手段とを備えている。
この燃焼装置では、ファン制御手段によりファンモータのファン電流を制御するとき、まず、第1演算手段によって算出したファン電流修正値を記憶手段に記憶する。次いで、第2演算手段によって算出したファン電流認識値を記憶手段に記憶する。続いて、第3演算手段によって算出したファン補正値を記憶手段に記憶する。そして、補正手段により、ファン補正値に基づくファンの風量補正が行われる。
従って、上記燃焼装置によれば、ファン回転数−電流特性に個体差によるばらつきがあってもそのファンの特性に応じた風量補正が行なわれ、作業者による調整作業を軽減して精度の高い風量補正を行うことができる。
上記の燃焼装置においては、ファン回転数−電流特性は、ファンの電流のばらつきの下限を示すファン電流特性に対応して予め定められたファン回転数−電流特性を基準としているため、気温変動、経時変動、及び高/低回転時のモータの傾向等によりファン回転数−電流特性が変動する場合に正確な風量補正ができないという問題がある。
本発明は、ファン回転数−電流特性が変動する場合に、ファン回転数−電流特性に個体差によるばらつきがあってもそのファンの特性に応じた正確な風量補正ができる燃焼装置を提供することを目的とする。
本発明の燃焼装置は、ガスバーナと、前記ガスバーナに燃焼用空気を供給するファンと、前記ファンを回転駆動するファンモータと、前記ファンモータのファン電流値を検出する電流検出手段と、前記ファンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ガスバーナの火炎温度を検出する火炎温度検出手段と、前記ファンの回転数が前記ガスバーナの燃焼量に応じた目標回転数に一致するように前記ファンモータのファン電流を制御するファン制御手段とを備え、前記ファン制御手段は、前記ファン電流のばらつきの下限を示すファン電流特性に対応して予め定められたファン回転数−電流特性を基準とし、前記電流検出手段により検出されたファン電流検出値及び前記ファン回転数−電流特性による基準電流値に基づいて第1補正値を算出する第1演算手段と、前記第1補正値及び前記火炎温度検出手段の出力に基づく第2補正値によりファン補正値を算出する第2演算手段と、前記ファン電流値、前記基準電流値、前記第1補正値、前記第2補正値、及び前記ファン補正値を記憶する記憶手段と、前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ファン制御手段によりファンモータのファン電流を制御するとき、まず、第1演算手段によって算出した第1補正値を記憶手段に記憶する。次いで、第2演算手段によって第1補正値及び火炎温度検出手段の出力に基づく第2補正値により算出したファン補正値を記憶手段に記憶する。その後、補正手段により、ファン補正値に基づくファンの風量補正が行われる。従って、ファン補正値は第1補正値及び火炎温度検出手段の出力に基づく第2補正値により算出するので、ファン回転数−電流特性が変動する場合に、ファン回転数−電流特性に個体差によるばらつきがあってもそのファンの特性に応じた正確な風量補正ができる。
本発明において、前記火炎温度検出手段は、前記ファンモータのファン電流を制御するか否かの上限出力値と下限出力値を有し、前記ファン制御手段は、前記第2補正値により前記ファンの風量を増加する補正を所定の回数繰り返しても前記火炎温度検出手段の出力が前記上限出力値を超える場合に前記ファンを停める燃焼停止することが好ましい。
この好ましい形態によれば、ファンの故障等によりファン電流の制御ができない状態になった場合に燃焼装置を安全に停止することができる。
また、本発明において、前記ファン制御手段は、燃焼停止した後においても前記ファン補正値を記憶し、次回の燃焼においては、前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正することが好ましい。
この好ましい形態によれば、次回の燃焼においては、点火及び点火初期からの燃焼を良好にすることができる。
また、本発明において、前記ファン制御手段は、燃焼開始後であり所定の熱量以上の領域で前記火炎温度検出手段の出力に基づく前記第2補正値により前記ファン補正値を算出することが好ましい。
この好ましい形態によれば、火炎温度検出手段の出力の精度が高い領域を使用することで精度の高い補正をすることができる。
また、本発明において、前記ファン制御手段は、前記火炎温度検出手段が存在しない領域の燃焼においても前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正することが好ましい。
この好ましい形態によれば、火炎温度検出手段が存在しない領域の燃焼も良好に保つことができる。
図1に示す燃焼装置は給湯器1であり、ガスバーナ2と、ガスバーナ2を含む通気系3と、通気系3に設けられガスバーナ2に燃焼用空気を強制的に供給するファン4と、通水路5と、リモコン6の給湯温度の設定等に基づいて給湯運転を制御する制御ユニット7とを備えている。
ガスバーナ2はガス通路8を介して供給されるガスに、点火電極9を介してイグナイタ10により点火されることで燃焼し、その燃焼炎の状態はフレームロッド11により検知される。また、ガスバーナ2の上方で所定の熱量以上の領域に燃焼炎の温度を測定する火炎サーミスタ(火炎温度検出手段)8aが設けられている。火炎サーミスタ8aはガスバーナ2の燃焼温度に応じた信号を出力する。ガス通路8には上流から下流に向かって順に、元電磁弁12と、ガバナ比例電磁弁13とが設けられている。ガバナ比例電磁弁13は、制御ユニット7により通電制御されて通電量に応じた開度を呈し、ガス通路8を流れるガス量を連続的に調節する。
ガスバーナ2を収納する燃焼室14の下部には、ガスバーナ2に燃焼用空気を送る吸気口15が設けられ、燃焼室14の上部には、ガスバーナ2からの燃焼排気を排出する排気口16が設けられている。そして、吸気口15から排気口16までの空気経路により通気系3が構成されている。
また、ファン4はファンモータ17を備えており、制御ユニット7に備える回転数検出手段18及び電流検出手段19によりファン4の回転数及び電流値が検出される。
通水路5は上流で上水道(図示省略)に接続された給水路20と、上流で給水路20に連続する熱交換通水路5aと、上流で熱交換通水路5aに連続し下流で蛇口21に接続された給湯路22と、給水路20から分岐して給湯路22に合流するバイパス路23とより構成されている。給水路20とバイパス路23との分岐位置上流には電動水量制御装置24が設けられている。電動水量制御装置24は、制御ユニット7により通電制御され、熱交換通水路5aの流水量とバイパス路23の流水量とを制御する。
給水路20には上流から下流に向かって順に流水量センサ25と、給水サーミスタ26とが設けられている。流水量センサ25は流水量に応じた信号を出力し、給水サーミスタ26は給水温度に応じた信号を出力する。熱交換通水路5aでは、燃焼室14内においてガスバーナ2の上方に設けられた熱交換器27のフィン28を介してガスバーナ2の燃焼排気により水が加熱されて温水となる。熱交換通水路5aにおいて熱交換器27の下流には出湯温に応じた信号を出力する出湯温サーミスタ29が設けられている。給湯路22にはバイパス路23との合流位置より下流に給湯温に応じた信号を出力する給湯温サーミスタ30が設けられている。
制御ユニット7は、ガスバーナ2の燃焼量を制御する燃焼制御手段31と、ファン4によりガスバーナ2に燃焼用空気を供給する風量を制御するファン制御手段32とを備えている。
燃焼制御手段31は、リモコン6において設定される給湯温度に基づいてガスバーナ2の目標燃焼量を設定し、当該目標燃焼量に一致するようにガスバーナ2の燃焼量を制御する。
ファン制御手段32は、目標燃焼量に応じてファン4の目標回転数を設定し、回転数検出手段18により検出されるファン4の回転数が目標回転数に一致するようにファンモータ17のファン電流を制御する。更に詳しく説明すれば、ファン制御手段32は、演算処理部33(第1演算手段、第2演算手段)と、記憶部34(記憶手段)と、補正部35(補正手段)とを備えている。演算処理部33は、後述するが、第1補正係数(第1補正値)、及びファン補正係数(ファン補正値)を算出する機能を有している。
記憶部34は、ファン電流検出値、第1補正係数、第2補正係数(第2補正値)、及びファン補正係数を記憶する。更に、記憶部34には、図2に示すように、予めファン回転数−電流特性の基準ラインL(実線)が記憶されている。基準ラインLは、ファンのばらつきの下限を示すファン回転数−電流特性に対応して予め定められる。本実施形態においては、ファンのばらつきの下限を示すファン回転数−電流特性ラインLs(一点鎖線)の下側近傍に沿って基準ラインLが設定されており、これにより、基準ラインLはファン電流以外のばらつき(例えば、通気系3等のばらつき)による誤差を排除している。尚、通気系3等に十分な精度が得られれば、その誤差による影響が極めて小さくなるので、基準ラインLは、ファンのばらつきの下限を示すファン回転数−電流特性ラインLsと一致させることもできる。補正部35は、記憶部34に記憶されているファン補正係数に基づいてファン4の目標回転数を補正する。
次に、前記構成の燃焼装置の機能について説明する。まず、蛇口21が開かれることで通水路5に水が流れ、流水量センサ25により測定される流水量が所定量以上になったとき、ガスバーナ2が燃焼を開始する。このとき、リモコン6において設定された給湯温度の温水を供給するため、ガスバーナ2の目標燃焼量が燃焼制御手段31により設定される。また、ファン制御手段32がガスバーナ2の目標燃焼量に応じてファン4の目標回転数を設定した上で、ファン回転数を目標回転数に一致するように制御する。更に、燃焼制御手段31が、ファン制御手段32により制御されるファン回転数に応じ、ガバナ比例電磁弁13の通電量を制御することでガス通路8からガスバーナ2へのガス供給量を制御する。こうしてまずファン4により燃焼用空気が供給され、次いでイグナイタ10により点火電極9が作動され、ガスバーナ2にガスが供給されてガスバーナ2が燃焼を開始する。そして、ガスバーナ2の燃焼排気により熱交換通水路5aを流れる水が熱交換器27を介して加熱されて温水となり、給湯路22を介して外部に供給される。このとき、燃焼制御手段31は給湯サーミスタ30により測定される給湯温度が設定値に一致するようにガスバーナ2の目標燃焼量を適宜変更する。
次に、ファン制御手段32の作動を図3のフローチャートに基づいて詳しく説明する。まず、STEP1において点火信号がONとされ、点火電極9を介してイグナイタ10によりガスバーナ2に点火される。
次いで、STEP2では、補正部35によって記憶部34に予め記憶されている第1補正係数Rfc及び第2補正係数Rthを用いてファン回転数が補正され、ガスバーナ2の燃焼運転が行われる。尚、このときの補正回転数は、設定回転数とファン補正係数(第1補正係数×第2補正係数)とから算出される。
そして、STEP3では、火炎サーミスタ8aで検出されたガスバーナ2の燃焼温度が、燃焼制御手段31により設定された目標燃焼量の燃焼温度に対して高い状態が20秒以上経過したか否かを判定する。具体的には、火炎サーミスタ8aで検出されたガスバーナ2の燃焼温度が、図4に示す上限出力値(補正UP判定温度)を超えて20秒以上経過したか否かを判定する。
その後、STEP3での判定がNOである場合、STEP4では、火炎サーミスタ8aで検出されたガスバーナ2の燃焼温度が、燃焼制御手段31により設定された目標燃焼量の燃焼温度に対して低い状態が10秒以上経過したか否かを判定する。具体的には、火炎サーミスタ8aで検出されたガスバーナ2の燃焼温度が、図4に示す下限出力値(補正DOWN判定温度)から下がって10秒以上経過したか否かを判定する。
一方、STEP3での判定がYESである場合、STEP5では、図5に示す第2補正係数Rthの程度である補正カウンタの値が5であるか否かを判定する。補正カウンタの値が5でない場合、STEP6では、補正カウンタに1を加算する。一方、補正カウンタの値が5である場合、STEP7では、給湯器1の燃焼運転を停止する。また、STEP4での判定がYESである場合、STEP8では、補正カウンタから1を減算する。尚、第2補正係数Rthの初期設定値は補正カウンタが1である。
本実施形態では、STEP5では、補正カウンタの値が5であるか否かを判定し、補正カウンタの値が5である場合、STEP7で、給湯器1の燃焼運転を停止する。具体的には、図6に示すように、ファン制御手段32は、火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数によりファン4の風量を増加する補正を所定の回数(図示の場合は2回)繰り返しても火炎サーミスタ8aの出力が上限出力値を超える場合にファン4を停める燃焼停止する。
次いで、STEP4での判定がNOである場合、STEP9では、第1補正係数Rfcが更新されたか否かを判定する。
そして、STEP9での判定がNOである場合、STEP10では、ファン補正係数をRfc×Rthとしてガスバーナ2を燃焼運転する。
その後、STEP11において、演算処理部33により更新ファン補正係数Rfc×Rthが算出され、補正部35により更新ファン補正係数を用いてファン回転数が補正されてガスバーナ2の燃焼運転が行われる。尚、演算処理部33は、電流検出手段19により検出されたファン電流検出値と図2に示す基準電流値とによって第1ファン補正係数を算出する。そして、算出された第1ファン補正係数は記憶部34に記憶される。
尚、ファン制御手段32は、燃焼停止した後においてもファン補正係数を記憶部34に記憶し、次回の燃焼においては、記憶部34に記憶したファン補正係数に基づいてファン4の風量を補正する。
また、ファン制御手段32は、ガスバーナ2の上方で所定の熱量以上の領域に燃焼炎の温度を測定する火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数によりファン補正係数を算出する。
また、ファン制御手段32は、火炎サーミスタ8aが存在しない領域の燃焼運転においても記憶部34で記憶しているファン補正係数に基づいてファン4の風量を補正する。
次いで、STEP12では、ガスバーナ2の燃焼停止信号がON(燃焼運転の終了)か否かを判定する。STEP12での判定がNOである場合、STEP3に戻る。一方、STEP12での判定がYESである場合、STEP13では、更新したファン補正係数を記憶する。そして、ファン制御手段32によるファン電流の制御を終了する。
本実施形態によれば、ファン制御手段32によりファンモータのファン電流を制御するとき、まず、演算処理部33によって算出した第1ファン補正係数を記憶部34に記憶する。次いで、演算処理部33によって第1補正係数及び火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数により算出したファン補正係数を記憶部34に記憶する。そして、補正部35により、ファン補正係数に基づくファンの風量補正が行われる。従って、ファン補正係数は第1補正係数及び火炎温度検出手段の出力に基づく第2補正係数により算出ので、ファン回転数−電流特性が変動する場合に、ファン回転数−電流特性に個体差によるばらつきがあってもそのファンの特性に応じた正確な風量補正ができる。
また、火炎サーミスタ8aは、ファンモータ17のファン電流を制御するか否かの上限出力値と下限出力値を有し、ファン制御手段32は、火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2ファン補正係数によりファン4の風量を増加する補正を所定の回数繰り返しても火炎サーミスタ8aの出力が上限出力値を超える場合にファン4を停める燃焼停止するため、ファン4の故障等によりファン電流の制御ができない状態になった場合に給湯器1を安全に停止することができる。
また、ファン制御手段32は、燃焼停止した後においてもファン補正係数を記憶し、次回の燃焼においては、ファン補正係数に基づいてファン4の風量を補正するため、次回の燃焼においては、点火及び点火初期からの燃焼を良好にすることができる。
また、ファン制御手段32は、燃焼開始後であり所定の熱量以上の領域で火炎サーミスタ8aの出力に基づく第2補正係数によりファン補正係数を算出するため、火炎サーミスタ8aの出力の精度が高い領域を使用することで精度の高い補正をすることができる。
また、ファン制御手段32は、火炎サーミスタ8aが存在しない領域の燃焼においてもファン補正係数に基づいてファン4の風量を補正するため、火炎サーミスタ8aが存在しない領域の燃焼も良好に保つことができる。
1…給湯器、2…ガスバーナ、3…通気系、4…ファン、5…通水路、5a…熱交換通水路、6…リモコン、7…制御ユニット、8…ガス通路、8a…火炎サーミスタ、9…点火電極、10…イグナイタ、11…フレームロッド、12…元電磁弁、13…ガバナ比例電磁弁、14…燃焼室、15…吸気口、16…排気口、17…ファンモータ、18…回転数検出手段、19…電流検出手段、20…給水路、21…蛇口、22…給湯路、23…バイパス路、24…電動水量制御装置、25…流水量センサ、26…給水サーミスタ、27…熱交換器、28…フィン、29…出湯温サーミスタ、30…給湯温サーミスタ、31…燃焼制御手段、32…ファン制御手段、33…演算処理部(第1演算手段、第2演算手段)、34…記憶部(記憶手段)、35…補正部(補正手段)、L,Ls…ファン回転数−電流特性ライン。
Claims (5)
- ガスバーナと、
前記ガスバーナに燃焼用空気を供給するファンと、
前記ファンを回転駆動するファンモータと、
前記ファンモータのファン電流値を検出する電流検出手段と、
前記ファンの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記ガスバーナの火炎温度を検出する火炎温度検出手段と、
前記ファンの回転数が前記ガスバーナの燃焼量に応じた目標回転数に一致するように前記ファンモータのファン電流を制御するファン制御手段とを備え、
前記ファン制御手段は、
前記ファン電流のばらつきの下限を示すファン電流特性に対応して予め定められたファン回転数−電流特性を基準とし、
前記電流検出手段により検出されたファン電流検出値及び前記ファン回転数−電流特性による基準電流値に基づいて第1補正値を算出する第1演算手段と、
前記第1補正値及び前記火炎温度検出手段の出力に基づく第2補正値によりファン補正値を算出する第2演算手段と、
前記ファン電流検出値、前記基準電流値、前記第1補正値、前記第2補正値、及び前記ファン補正値を記憶する記憶手段と、
前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正する補正手段とを有することを特徴とする燃焼装置。 - 請求項1記載の燃焼装置において、
前記火炎温度検出手段は、前記ファンモータのファン電流を制御するか否かの上限出力値と下限出力値を有し、
前記ファン制御手段は、前記第2補正値により前記ファンの風量を増加する補正を所定の回数繰り返しても前記火炎温度検出手段の出力が前記上限出力値を超える場合に前記ファンを停める燃焼停止することを特徴とする燃焼装置。 - 請求項1又は2記載の燃料装置において、
前記ファン制御手段は、燃焼停止した後においても前記ファン補正値を記憶し、次回の燃焼においては、前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正することを特徴とする燃焼装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の燃焼装置において、
前記ファン制御手段は、燃焼開始後であり所定の熱量以上の領域で前記火炎温度検出手段の出力に基づく前記第2補正値により前記ファン補正値を算出することを特徴とする燃焼装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項記載の燃焼装置において、
前記ファン制御手段は、前記火炎温度検出手段が存在しない領域の燃焼においても前記ファン補正値に基づいて前記ファンの風量を補正することを特徴とする燃焼装置。
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JP2006094575A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Rinnai Corp | 燃焼装置 |
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2009
- 2009-03-04 JP JP2009051134A patent/JP2010203704A/ja active Pending
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