JP2010202761A - ポリオール組成物およびその用途 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールおよび相溶化剤を含有するポリオール組成物であって、前記相溶化剤の水酸基価が20〜120mgKOH/gであり、前記相溶化剤のHLB値が、前記ポリエステルポリオールのHLB値と、前記ポリエーテルポリオールのHLB値とのうち、低い方のHLB値よりも0.3以上低く、前記相溶化剤を、組成物100質量%あたり、0.1〜10質量%含有することを特徴とするポリオール組成物。
【選択図】なし
Description
しかしながら、ポリエステルポリオールとポリエーテルポリオールとは、通常相分離が起こりやすい。そこで、ポリエステルポリオールとポリエーテルポリオールとを含有するポリオール組成物は通常、使用前に攪拌・混合し、強制的に混合された状態で用いられている。しかしながら、攪拌・混合が不充分であると、製品の物性が低下する原因となり、このような攪拌・混合を行うことは、工業的にも煩雑である。
ところで、近年の環境負荷低減の観点から、石油資源から得られた材料の代替として、植物資源から得られる材料が普及しつつある。植物資源は、空気中のCO2を取込みながら光合成により生長する植物から得られた資源であり、使用後の燃焼処理によりCO2が大気中に排出されても結果的に大気中のCO2量は増加しない、いわゆるカーボンニュートラルに対応した資源である。
前記相溶化剤の水酸基価が20〜120mgKOH/gであり、
前記相溶化剤のHLB値が、前記ポリエステルポリオールのHLB値と、前記ポリエーテルポリオールのHLB値とのうち、低い方のHLB値よりも0.3以上低く、
前記相溶化剤を、組成物100質量%あたり、0.1〜10質量%含有することを特徴とする。
前記相溶化剤の重量平均分子量が、1000〜12000であることが好ましい。
前記相溶化剤が、ブタジエン由来の骨格、イソプレン由来の骨格およびダイマー酸由来の骨格から選択される少なくとも一種の骨格を有する相溶化剤を含むことが好ましい。
前記カルボン酸が、炭素数10〜22のカルボン酸を含むことが好ましい。
前記ヒドロキシル基含有脂肪酸が、ヒマシ油から得られるヒマシ油脂肪酸を含むことが好ましく、前記ヒドロキシル基含有脂肪酸100モル%中、前記ヒマシ油脂肪酸が50モル%以上であることが特に好ましい。
本発明のポリウレタンフォーム用組成物は、前記ポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有する。
本発明の軟質ポリウレタンフォーム用組成物は、前記ポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有する。
本発明のシートクッションは、前記軟質ポリウレタンフォームからなる。
本発明のポリオール組成物は、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールおよび特定の相溶化剤(以下、単に「相溶化剤」ともいう。)を特定範囲で含有することを特徴とする。
相溶化剤の水酸基価は、20〜120mgKOH/g、好ましくは25〜110mgKOH/g、特に好ましくは30〜100mgKOH/gである。また、相溶化剤の平均官能基数は、2〜4であることが好ましい。
本発明のポリオール組成物は、該組成物100質量%あたり、相溶化剤を0.1〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%、特に好ましくは1〜3質量%含有する。相溶化剤の含有量が前記範囲にあると、相溶性が良い状態を維持しつつ、ポリウレタン樹脂の物性を保持することができるため好ましい。
また、ダイマー酸と縮合される多価アルコールとしては特に限定されず、例えば下記《ポリエステルポリオール》の欄に例示した多価アルコールを用いることができる。
ポリエステルポリオールとしては、ウレタン樹脂の製造に用いられる従来公知のものを用いることができる。例えば、カルボン酸と多価アルコールとの縮合により得られるポリエステルポリオール、カルボン酸エステルと多価アルコールとの縮合により得られるポリエステルポリオール、カルボン酸とカルボン酸エステルとの混合物と多価アルコールとの縮合により得られるポリエステルポリオール、ε−カプロラクトンを開環重合して得られるポリカプロラクトンジオール、多価アルコールにヒドロキシカルボン酸を縮合して得られるポリエステルポリオールなどが挙げられる。
カルボン酸としては、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、トリデカン二酸、テトラデカン二酸、ペンタデカン二酸、ヘキサデカン二酸、ヘプタデカン二酸、オクタデカン二酸、ノナデカン二酸、イコサン二酸、ヘンイコサン二酸などの低分子量ジカルボン酸;ヒドロキシル基含有脂肪酸などが挙げられる。これらのカルボン酸は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ヒドロキシ基含有脂肪酸エステルとしては、乳酸エステル、グリコール酸エステル、2−ヒドロキシ酪酸エステル、3−ヒドロキシ酪酸エステル、γ−ヒドロキシ酪酸エステル;リシノレイン酸メチル、リシノレイン酸エチル、リシノレイン酸プロピル、リシノレイン酸ブチルなどのリシノレイン酸エステル;12−ヒドロキシステアリン酸メチル、12−ヒドロキシステアリン酸エチル、12−ヒドロキシステアリン酸プロピル、12−ヒドロキシステアリン酸ブチルなどの12−ヒドロキシステアリン酸エステル;セレブロン酸メチル、セレブロン酸エチル、セレブロン酸プロピル、セレブロン酸ブチルなどのセレブロン酸エステル;ヒドロキシウンデカン酸メチル、ヒドロキシウンデカン酸エチル、ヒドロキシウンデカン酸プロピル、ヒドロキシウンデカン酸ブチルなどのヒドロキシウンデカン酸エステルなどが挙げられる。
ヒマシ油脂肪酸エステルは、ヒマシ油脂肪酸をエステル化して得ることができ、またアルコールを用いてヒマシ油をエステル交換して得ることもできる。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,9−ノナンジオールなどの炭素数2〜10の2価アルコール;1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールA、水添ビスフェノールFなどの脂環族2価アルコール;ビスフェノールA、ビスフェノールFなどの芳香族二価アルコール;トリメチロールプロパン、グリセリンなどの炭素数2〜10の3価アルコール;ヒドロキシル基数が4〜8の多価アルコールなどが挙げられる。また、これらの多価アルコールの有するヒドロキシル基の一部または全部にエチレンオキシド、プロピレンオキシドなどを付加した多価アルコールのアルキレンオキシド付加物も使用することができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
平均ヒドロキシル基数が3.5以上8以下である多価アルコール(ii)との質量比((i)/(ii))は、好ましくは1〜100、より好ましくは5〜70、さらに好ましくは5〜50である。質量比が前記範囲を下回ると、所望のポリウレタンフォーム、特に軟質ポリウレタンフォームを製造可能なポリエステルポリオールを設計することが困難になる傾向にあり、また、前記範囲を上回ると、環境負荷低減の効果が小さくなる傾向にある。
ポリエステルポリオールのHLB値は、通常は2.0〜5.0、好ましくは2.5〜4.5、特に好ましくは2.5〜4である。
ポリエーテルポリオールとしては、ウレタン樹脂の製造に用いられる従来公知のものを用いることができる。例えば上記《ポリエステルポリオール》の欄に例示した多価アルコール、エチレンジアミンなどの脂肪族ポリアミンまたは芳香族ポリアミンを開始剤として、アルキレンオキサイドを付加重合させることによって得られるポリアルキレンオキサイド(例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレングリコールなど);テトラヒドロフランの開環重合によって得られるポリテトラメチレンエーテルグリコールなどが挙げられる。
ポリエーテルポリオールの水酸基価は、好ましくは15〜100mgKOH/g、さらに好ましくは15〜60mgKOH/gである。
ポリエーテルポリオールの粘度は好ましくは5000mPa・s以下、より好ましくは3000mPa・s以下である。
本発明のポリオール組成物は、上記ポリエステルポリオールおよびポリエーテルポリオール以外に、他のポリオールを含有してもよい。他のポリオールとしては、低分子量多価アルコール、ポリカーボネートジオール、ポリオールの変性物などが挙げられる。
低分子量多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサシジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、4,4'−ジヒドロキシジフェニルプロパン、4,4'−ジヒドロキシジフェニルメタン、1,2ヘジヒドロキシシクロヘキサン、1,3−ジヒドロキシシクロヘキサン、1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、1,2−ジヒドロキシメチルシクロヘキサン、1,3−ジヒドロキシメチルシクロヘキサン、1,4−ジヒドロキシメチルシクロヘキサン、1,2−ビスヒドロキシエトキシシクロヘキサン、1,3−ビスヒドロキシエトキシシクロヘキサン、1,4−ビスヒドロキシエトキシシクロヘキサン、1,2−ビスヒドロキシエトキシカルボニルシクロヘキサン、1,3−ビスヒドロキシエトキシカルボニルシクロヘキサン、1,4−ビスヒドロキシエトキシカルボニルシクロヘキサン、2,5−ジヒドロキシメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2,6−ジヒドロキシメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン、3,8−ジヒドロキシメチル−トリシクロ[5.2.1.02.6]デカン、3,9−ジヒドロキシメチル−トリシクロ[5.2.1.02.6]デカン、4,8−ジヒドロキシメチル−トリシクロ[5.2.1.02.6]デカンなどの2価アルコール;
グリセリン、2−ヒドロキシメチル−2−メチル−1,3−ジオール、2−エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−ジオール、1,2,5−ヘキサントリオール、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,3−シクロヘキサントリオール、1,3,5−シクロヘキサントリオールなどの3価アルコール;
ペンタエリスリトール、グルコース、シュークロース、フルクトース、ソルビトール、1,2,3,4−シクロヘキサンテトロール、1,2,4,5−シクロヘキサンテトロール、シクロヘキサンペントール(クエルシトール)、シクロヘキサンヘキソール(イノシトール)、キシリトールなどの4価以上の多価アルコールなどが挙げられる。
ポリカーボネートジオールとしては、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどの2価アルコールと、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどのジカーボネートとの縮合により得られるポリカーボネートジオールなどが挙げられる。
本発明では、ポリオールをそのまま使用してもよいが、ポリマー分散ポリオール(以下「ポリマーポリオール」ともいう。)などのポリオールの変性物を使用してもよい。このようなポリマーポリオールは、軟質ポリウレタンフォームの原料として好適である。
本発明のポリオール組成物は、触媒を含有してもよい。触媒としては、ポリオールとポリイソシアネートとの反応に用いられる従来公知の触媒が使用でき、具体的にはトリエチレンジアミン、ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、1−イソブチル−2−メチルイミダゾール、モルフォリン類などの脂肪族アミン類;オクタン酸スズ、ジブチルチンジラウレートなどの有機錫化合物などが挙げられる。これらの触媒は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
触媒を使用する場合は、本発明のポリオール組成物において、ポリオール全成分100質量部に対して、該触媒は0.1〜10質量部の範囲で含まれることが好ましい。
本発明のポリオール組成物は、さらに架橋剤を含有してもよい。架橋剤としては、従来公知の架橋剤を用いることができるが、水酸基価が200〜1800mgKOH/gである化合物が好ましく用いられる。
架橋剤を使用する場合は、本発明のポリオール組成物において、ポリオール全成分100質量部に対して、該架橋剤は0.5〜10質量部の範囲で含まれることが好ましい。
本発明のポリオール組成物は、その使用目的がポリウレタンフォームの原料である場合には、さらに発泡剤を含有することが好ましい。発泡剤としては、液化炭酸ガスなどの物理発泡剤も使用可能であるが、水を使用することが最も好ましい。
本発明のポリオール組成物は、その使用目的がポリウレタンフォームの原料である場合には、さらに整泡剤を含有することが好ましい。整泡剤としては、従来公知の整泡剤が使用でき、通常は有機ケイ素系界面活性剤を使用することが好ましい。
本発明のポリオール組成物には、上記成分に加えて、鎖延長剤、連通化剤、難燃剤、顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消泡剤などのポリウレタンフォームなどのウレタン樹脂を製造する際に一般的に用いられる添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合してもよい。
本発明のポリオール組成物において、ポリエステルポリオールは、該組成物100質量%あたり、好ましくは15〜80質量%、より好ましくは20〜70質量%の範囲で含まれる。また、ポリエーテルポリオールは、該組成物100質量%あたり、好ましくは10〜80質量%、より好ましくは20〜75質量%の範囲で含まれる。これら2種のポリオールの含有量が前記範囲にあると、相溶化剤による相溶効果が良好に発現され、ポリオール組成物の相分離を防止することができる。
本発明のポリウレタン用組成物またはポリウレタンフォーム用組成物は、上述のポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有する。さらに、本発明のポリウレタン用組成物またはポリウレタンフォーム用組成物は、その使用目的(例えば、ポリウレタンフォームなどのウレタン樹脂の原料)に応じて、上述した、他のポリオール、触媒、架橋剤、発泡剤、整泡剤、添加剤などを含有してもよい。
ポリイソシアネートとしては、ウレタン樹脂の製造に用いられる従来公知のものを用いることができ、イソシアネート基を1分子中に2個以上有する、芳香族系、脂肪族系または脂環族系イソシアネートなどが挙げられる。
ポリウレタンフォームを得る際に用いるポリイソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート(TDI)および/またはジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を用いることが好ましい。
また、ポリイソシアネートとして、ヌレート変性ポリイソシアネート、カルボジイミド変性ポリイソシアネート、プレポリマー変性ポリイソシアネート(ポリイソシアネートと上記ポリオールとから得られる、イソシアネート基を分子末端に有するプレポリマー)、ウレトジオン変性ポリイソシアネート等の変性ポリイソシアネートを用いることもできる。
非発泡型のポリウレタン樹脂を得る際に用いるポリイソシアネートとしては、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下「4,4’−MDI」ともいう。)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI:以下「HMDI」ともいう。)、パラフェニレンジイソシアネート(以下「PPDI」ともいう。)、ナフタレンジイソシアネート(以下「NDI」ともいう。)、ヘキサメチレンジイソシアネート(以下「HDI」ともいう。)、イソホロンジイソシアネート(以下「IPDI」ともいう。)、ノルボルナンジイソシアネート(以下「NBDI」ともいう。)、ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、およびこれらのウレタン変性体、ビウレット変性体、アロファネート変性体が好ましく;4,4’−MDI、HMDI、PPDI、NDIなどの有機ジイソシアネート、およびこれらのウレタン変性体、ビウレット変性体、アロファネート変性体が特に好ましい。
本発明のポリウレタン用組成物またはポリウレタンフォーム用組成物は、上記ポリオール組成物と、ポリイソシアネートと、任意成分である他のポリオール、触媒、架橋剤、発泡剤、整泡剤、添加剤などとを、所定の組成比となるよう従来公知の方法により混合して調製される。なお、本発明のポリウレタンフォーム用組成物は、特に軟質ポリウレタンフォームを得るための組成物、すなわち軟質ポリウレタンフォーム用組成物として好適である。
本発明のポリウレタン(ウレタン樹脂)は、従来公知の製造方法に従って製造することができる。具体的には、上記ポリオール組成物からなるレジンプレミックスを調製した後、このレジンプレミックスとポリイソシアネートと任意成分とを混合してポリウレタン用組成物を得て、該組成物を反応させることによりポリウレタンを得ることができる。
なお、非発泡型のポリウレタンを製造する際には、ポリオールの加熱減圧脱水処理を充分に行ない、水分量を低下させておくことが好ましい。例えば、ポリオール組成物あるいはポリウレタン用組成物における水分量は、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.03質量%以下、特に好ましくは0.02質量%以下である。
本発明のポリウレタンフォームは、従来公知の製造方法に従って製造することができる。具体的には、スラブフォーム法、ホットキュアモールドフォーム法、コールドキュアモールドフォーム法のいずれも採用できる。自動車などの車両用シートパッドを製造する場合は、コールドキュアモールドフォーム法が好ましい。
硬化時間は通常は30秒〜30分であり、金型温度は通常は室温から80℃程度であり、硬化温度は室温から150℃程度であることが好ましく、さらに硬化後に、本発明の目的を損なわない範囲で80〜180℃の範囲で硬化物を加熱してもよい。
JIS K−6400記載の見掛け密度の測定方法に準拠して測定を実施した。本発明では、ポリウレタンフォームサンプルから表皮を取り去り、直方体フォームサンプルを調製してコア密度を測定した。
JIS K−6400記載のA法に準拠して測定を実施した。ただし、厚さ100mmのポリウレタンフォームについて測定した。
JIS K−6400記載の方法により測定を実施した。
(4)引張強度
JIS K−6400(1997)記載の方法により測定を実施した。
JIS K−6400(1997)記載の方法により測定を実施した。
(6)相溶性
実施例、比較例で得られたレジンプレミックスを、試験管に移し、室温が23℃である室内の水平な場所に2週間静置した後の分離状態を肉眼で確認した。分離がまったく確認できない状態を相溶性良好(○)、少しでも分離が確認された場合を相溶性不良(×)と評価した。
JIS K−1557−1記載の方法により測定を実施した。
(8)HLB値
HLB値は、甲田善生、外2名著、「有機概念図‐基礎と応用‐」、初版、三共出版、(昭和59年5月10日)、p.11〜17、88〜91に記載された方法により求めた。
リシノレイン酸の構造は、以下の式(A)で表わされる。
グリセリンにプロピレンオキシドを60モル付加することにより、得られた分子量3572のポリエーテルポリオールの平均的な構造は、以下の式(B)で表わされる。
よって、グリセリンにプロピレンオキシドを60モル付加することにより、得られた分子量3572のポリエーテルポリオールの有機性値(O)は、20×183+(−10)×60=3060であり、無機性値は(I)は、20×60+100×3=1500であり、HLB値は、I/O×10=1500/3060×10=4.90である。
ソルビトールにリシノレイン酸を24モル付加することにより、得られた分子量7341のポリエステルポリオールの平均的な構造は、以下の式(C)で表わされる。
1,3−ブタジエンを縮合したポリブタジエン(ブタジエン繰り返し単位40個)の末端に水酸基を付加して、得られる分子量2194のポリブタジエンポリオールの平均的な構造は、以下の式(D)で表わされる。
よって、1,3−ブタジエンを縮合したポリブタジエン(ブタジエン繰り返し単位40個)の末端に水酸基を付加して、得られる分子量2194のポリブタジエンポリオールの有機性値(O)は、20×160=3200であり、無機性値は(I)は、100×2+2×40=280であり、HLB値は、I/O×10=280/3200×10=0.857である。
なお、実施例、比較例で用いた相溶化剤、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールのHLB値は上記例示と同様の方法で求めた。
数平均分子量を測定しようとする物質を0.05g程度精秤し、テトラヒドロフラン(以下、「THF」と略す)を加えて10mLにメスアップした。これをゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)HLC−8020(東ソー(株)製)を用いて以下の条件で測定した。
溶離液:THF
溶離液流量:0.8ml/min
溶離液温度:40℃
カラム温度:40℃
カラム:東ソー(株)製TSKgel G−3000H、G−2000H、
G−1000Hを直列につないで使用
検出器:RI
標準試料:ポリエチレングリコール
JIS K−1557−5記載の方法により測定を実施した。
円錐平板型回転粘度計(E型粘度計)を用い、25℃での粘度を測定した。
(12)ヒマシ油脂肪酸の純度測定
ヒマシ油脂肪酸の純度は、JIS K1557−1の方法により測定されるヒマシ油脂肪酸の水酸基価A、JIS K1557−5の方法により測定されるヒマシ油脂肪酸の酸価Bの比A/Bにより求めた。
植物由来成分含有率は、ポリウレタンフォーム中に含まれる植物に由来する成分の割合として求めた。一例として、植物から得られた原料を用いて製造されるヒドロキシカルボン酸と、植物に由来する多価アルコールとから得られるポリエステルポリオールを60部、植物から得られる成分を含まないポリエーテルポリオール40部、植物から得られる成分を含まない架橋剤、触媒、整泡剤などの総計が10部、植物から得られる成分を含まないイソシアネート40部を用いて樹脂を調製する場合、その植物由来成分含有率は40%となる。
(精製例1)
ヒマシ油を加水分解することにより得られたヒマシ油脂肪酸(伊藤製油(株)製:商品名CO−FA、純度:86%)を、蒸発表面の面積が0.03m2の分子蒸留装置(柴田科学(株)製)を用いて低沸成分である水酸基不含成分を除去し、高純度ヒマシ油脂肪酸を得た。このときの蒸発条件は装入速度200g/h、蒸発表面温度160℃、圧力15Pa、ワイパー回転数300rpmであった。その時得られた高純度ヒマシ油脂肪酸の酸価は180.7mgKOH/g、水酸基価は172.9mgKOH/gであり、これらより求めた高純度ヒマシ油脂肪酸(1)の純度は95.7%であった。なお、高純度ヒマシ油脂肪酸(1)は、リシノレイン酸であることが確認された。
〔合成例1〕ポリエステルポリオールA−1
ヒマシ油脂肪酸(伊藤製油(株)製:商品名CO−FA、純度(リシノレイン酸含有量):86%)を4218g、SOR−400(三井化学ポリウレタン(株)製、ソルビトールにプロピレンオキシドを付加したポリオール、水酸基価400mgKOH/g、平均官能基数:6)を547g、温度計・撹拌装置・生成する水を分離させる装置を具備した2Lのガラス製フラスコに仕込み、窒素気流下、180℃時間で縮合反応を実施した。酸価が10mgKOH/g以下になった時点で触媒としてオルトチタン酸テトラブチル(試薬東京化成(株)製)を0.5g添加し引き続き180℃にて縮合反応を実施し46時間縮合反応を行った。得られたポリエステルポリオールA−1の水酸基価(OHV)は53mgKOH/g、平均官能基数(計算値)は4.3、粘度は2700mPa・s/25℃、HLB値は2.70であった。
精製例1で得られた高純度ヒマシ油脂肪酸(1)とヒマシ油脂肪酸(伊藤製油(株)製:商品名CO−FA、純度:86%)を純度95.0%になる様にあらかじめ混合した高純度ヒマシ油脂肪酸を1944g、SOR−400(三井化学ポリウレタン(株)製、ソルビトールにプロピレンオキシドを付加したポリオール、水酸基価400mgKOH/g)を78g、PE−450(三井化学ポリウレタン(株)製、ペンタエリスリトールにプロピレンオキシドを付加したポリオール、水酸基価450mgKOH/g)を97g(以上、多価アルコールの平均官能基数:4.6)、温度計・撹拌装置・生成する水を分離させる装置を具備した2Lのガラス製フラスコに仕込み、窒素気流下、180℃で縮合反応を実施した。酸価が10mgKOH/g以下になった時点で触媒としてオルトチタン酸テトラブチル(試薬東京化成(株)製)を0.2g添加し引き続き180℃にて縮合反応を実施し45時間縮合反応を行った。得られたポリエステルポリオールA−2の水酸基価(OHV)は49.0mgKOH/g、平均官能基数(計算値)は4.4、粘度は4300mPa・s/25℃、HLB値は2.622であった。
〔合成例3〕:ポリエーテルポリオール(B−1)
グリセリン1モルに対してテトラキス[トリス(ジメチルアミノ)ホスフォラニリデンアミノ]ホスフォニウムヒドロキシド0.01モルを加え、100℃で6時間減圧脱水した後、プロピレンオキシドを反応温度80℃、最大反応圧力3.8kg/cm2で付加重合させた。次いで、エチレンオキシドを反応温度100℃、最大反応圧力3.8kg/cm2で付加重合させてポリエーテルポリオール(B−1)を得た。このポリオール(B−1)の総不飽和度は0.025meq/g、水酸基価は24mgKOH/g、末端オキシエチレン基含有率は15質量%、HLB値は5.50であった。
〔合成例4〕:ポリマーポリオール(PB−1)
温度計、攪拌装置、圧力計および送液装置を備えた1リットル容器の耐圧オートクレーブに、合成例3で得られた水酸基価24mgKOH/gのポリエーテルポリオール(B−1)を満液状態になるまで仕込み、攪拌しながら、120℃に昇温した。これに、ポリエーテルポリオール(B−1)、ラジカル重合開始剤、アクリロニトリルおよび分散安定化剤の混合液を連続装入し、反応温度120℃、反応圧力400kPa、滞留時間50分の条件で、アクリロニトリルをグラフト重合させ、排出口より初留を除いた後、連続的に反応液を得た。なお、原料の使用量は以下のとおりである。
ポリエーテルポリオール(B−1):7200g(オートクレーブ仕込み量と混合液中の使用量との合計)
ラジカル重合開始剤:50g
アクリロニトリル:1800g
ラジカル重合開始剤:2、2’−アゾビス(2−イソブチロニトリル)
得られた反応液を120℃、655Pa以下の条件で3時間の加熱減圧処理を行なって、未反応のアクリロニトリルおよびラジカル重合開始剤の分解物等を除去し、水酸基価19mgKOH/gのポリマーポリオール(PB−1)を得た。このポリマーポリオール(PB−1)のビニルポリマー含量は、20質量%(アクリロニトリルの総使用量が、ポリエーテルポリオール(B−1)、アクリロニトリルの総使用量100質量%に対して20質量%)であった。
実施例および比較例で用いた相溶化剤を表2に示す。
ポリエステルポリオール(A−2)58部と、ポリエーテルポリオール(B−1)42部と、相溶化剤1:R−15HT(出光興産(株)製)2.5部と、架橋剤:アクトコールKL−210(三井化学ポリウレタン(株)製)2部と、整泡剤2:FV−1013−16(東レ・ダウコーニング(株)社製)0.7部と、水:2.3部と、触媒:R−9000(活材ケミカル(株)製)1.2部とを混合し、レジンプレミックスを調製した(表3参照)。このレジンプレミックスの相溶性に関する評価結果を表3に示す。
実施例1において、表3記載の組成でレジンプレミックスを調製したこと以外は実施例1と同様にして、軟質ポリウレタンフォームを製造した。軟質ポリウレタンフォームの上記物性(1)〜(5)の測定結果を表3に示す。
Claims (15)
- ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオールおよび相溶化剤を含有するポリオール組成物であって、
前記相溶化剤の水酸基価が20〜120mgKOH/gであり、
前記相溶化剤のHLB値が、前記ポリエステルポリオールのHLB値と、前記ポリエーテルポリオールのHLB値とのうち、低い方のHLB値よりも0.3以上低く、
前記相溶化剤を、組成物100質量%あたり、0.1〜10質量%含有することを特徴とするポリオール組成物。 - 前記相溶化剤の平均官能基数が、2〜4であることを特徴とする請求項1に記載のポリオール組成物。
- 前記相溶化剤の重量平均分子量が、1000〜12000であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリオール組成物。
- 前記相溶化剤が、ブタジエン由来の骨格、イソプレン由来の骨格およびダイマー酸由来の骨格から選択される少なくとも一種の骨格を有する相溶化剤を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリオール組成物。
- 前記ポリエステルポリオールが、カルボン酸と、多価アルコールとの縮合により得られるポリエステルポリオールを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリオール組成物。
- 前記カルボン酸が、炭素数10〜22のカルボン酸を含むことを特徴とする請求項5に記載のポリオール組成物。
- 前記カルボン酸が、ヒドロキシル基含有脂肪酸を含むことを特徴とする請求項5または6に記載のポリオール組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有脂肪酸が、ヒマシ油から得られるヒマシ油脂肪酸を含むことを特徴とする請求項7に記載のポリオール組成物。
- 前記ヒドロキシル基含有脂肪酸100モル%中、前記ヒマシ油脂肪酸が50モル%以上であることを特徴とする請求項8に記載のポリオール組成物。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有するポリウレタン用組成物。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有するポリウレタンフォーム用組成物。
- 請求項11に記載のポリウレタンフォーム用組成物を反応させてなるポリウレタンフォーム。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリオール組成物とポリイソシアネートとを含有する軟質ポリウレタンフォーム用組成物。
- 請求項13に記載の軟質ポリウレタンフォーム用組成物を反応させてなる軟質ポリウレタンフォーム。
- 請求項14に記載の軟質ポリウレタンフォームからなるシートクッション。
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