JP2010201307A - 水分吸着剤、除湿用シート状物及び除湿用フィルター材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Si/Al比が0.7〜1で、かつ、29Si固体NMRスペクトルにおいて−78ppm、−87ppm付近にピークを有する非晶質アルミニウムケイ酸塩と吸湿性塩を含有してなる水分吸着剤とこれを含有してなる除湿用シート状物及び除湿用フィルター材。
【選択図】図1
Description
複合粒子は、各粒子の表面に水酸化アルミニウム由来の水酸基が存在するため、高い親水性を示し、水分が付着しやすい。また、複合粒子は非晶質アルミニウムケイ酸塩と低結晶性粘土との隙間でも水分を吸着することができる。さらに、各粒子は凝集構造体を形成し、この凝集構造体が擬似的なメソ孔を形成している。粒子表面の水酸基によって、この擬似的なメソ孔内部は高い親水性を示し、水分を吸着することができる。
このように、非晶質水分吸着剤は粒子の表面、複合粒子の隙間、凝集構造体の擬似的なメソ孔という細孔径が異なる3つのサイトで水分を吸着するため、高中低湿雰囲気のすべてにおいて水分吸着量が大きい。また、擬似的なメソ孔の孔径は2〜20nmにまで広がっているため、水分の脱着速度が大きく、低温再生が可能である。
このような効果は、複合粒子と擬似的なメソ孔を有する非晶質水分吸着剤に特異的なものである。そして、非晶質水分吸着剤の細孔径分布は広く、ゼオライトのように細孔が吸湿性塩によって塞がれてしまうことがないので、水分の脱着速度が極端に遅くなることがなく、低温再生も可能である。
(1)非晶質水分吸着剤と繊維状物とを含有するウェブを湿式抄造法や乾式法で作製した後に吸湿性塩を担持させる方法、
(2)シート状の基材に非晶質水分吸着剤と吸湿性塩とを同時に又は別々にコーティング法で担持させる方法。
(I)上記(1)又は(2)の方法で製造された非晶質水分吸着剤と吸湿性塩とを含有してなる本発明のシート状物をフィルター化する方法、
(II)非晶質水分吸着剤のみを含有するウェブをフィルター化した後に吸湿性塩とをコーティング法で担持させる方法、
(III)シート状の基材をフィルター化した後、非晶質水分吸着剤と吸湿性塩を同時に又は別々にコーティング法で担持させる方法。
Si濃度が383mmol/Lになるように、純水で希釈したオルトケイ酸ナトリウム水溶液400mlを調製した。また、これとは別に、塩化アルミニウムを純水に溶解させ、Al濃度が450mmol/Lの水溶液400mlを調製した。次に、塩化アルミニウム水溶液にオルトケイ酸ナトリウム水溶液を混合し、マグネティックスターラーで撹拌した。このときのSi/Al比は0.85であった。さらに、この混合溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液18mlを滴下し、pHを7とした。この溶液から遠心分離により前駆体を回収し、4Lの純水中に分散させた。室温下で1時間攪拌した後、4Lの密閉容器に移し替え、恒温槽にて98℃で2日間加熱を行った。冷却後、遠心分離により3回洗浄後、60℃で乾燥を行い、非晶質水分吸着剤1を得た。
Si濃度が、800mmol/Lになるように、純水で希釈した水ガラス溶液2Lを調整した。また、これとは別に硫酸アルミニウムを純水に溶解させ、Al濃度が940mmol/Lの硫酸アルミニウム水溶液2Lを調整した。次に、水ガラス水溶液に硫酸アルミニウム水溶液を混合し、攪拌機にて攪拌した。このときのSi/Al比は0.85であった。更に、この混合液に、5N水酸化ナトリウム水溶液600mLを添加し、pHを7とした。この溶液を室温下で30分攪拌した後、5Lの密閉容器に移し替え、恒温槽にて95℃で1日間加熱を行った。こうして非晶質アルミニウムケイ酸塩を含む水溶液を得た。冷却後、遠心分離により4回洗浄後、60℃で乾燥を行い、非晶質水分吸着剤2を得た。
100gの非晶質水分吸着剤1をポリテトラフルオロエチレン製容器に入れ、攪拌羽根を取り付けた攪拌機で攪拌しながら、20質量%の塩化マグネシウム水溶液50gを加え、80℃で6時間乾燥を行い、再粉砕して実施例1の水分吸着剤を得た。
20質量%の塩化マグネシウム水溶液の添加量を100gに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の水分吸着剤を得た。
20質量%の塩化マグネシウム水溶液の添加量を200gに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の水分吸着剤を得た。
20質量%の塩化マグネシウム水溶液の添加量を500gに変更し、乾燥時間を20時間に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例4の水分吸着剤を得た。
100gの非晶質水分吸着剤1をポリテトラフルオロエチレン製容器に入れ、攪拌羽根を取り付けた攪拌機で攪拌しながら、5質量%の塩化マグネシウム水溶液20gをスプレーし、10分間攪拌した。その後、80℃で6時間乾燥を行い、実施例5の水分吸着剤を得た。
100gの非晶質水分吸着剤1をポリテトラフルオロエチレン製容器に入れ、攪拌羽根を取り付けた攪拌機で攪拌しながら、5質量%の塩化マグネシウム水溶液40gをスプレーし、10分間攪拌した。その後、80℃で6時間乾燥を行い、実施例6の水分吸着剤を得た。
100gの非晶質水分吸着剤1をポリテトラフルオロエチレン製容器に入れ、攪拌羽根を取り付けた攪拌機で攪拌しながら、5質量%の塩化マグネシウム水溶液16gをスプレーし、10分間攪拌した。その後、80℃で6時間乾燥を行い、実施例7の水分吸着剤を得た。
20質量%の塩化マグネシウム水溶液の添加量を550gに変更し、乾燥時間を20時間に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例8の水分吸着剤を得た。
非晶質水分吸着剤1の代わりに非晶質水分吸着剤2を用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例9の水分吸着剤を得た。
非晶質水分吸着剤1の代わりに、シリカゲル(商品名:シリカゲルB、BET法による比表面積450m2/g、豊田化工製)を用いた以外は、実施例1と同様にして、比較例1の水分吸着剤を得た。
非晶質水分吸着剤1の代わりに、ゼオライト(商品名:13X、純正化学製、細孔径(カタログ値)1nm)を用いた以外は、実施例1と同様にして、比較例2の水分吸着剤を得た。
<メソポーラスシリカの合成>
純水240質量部に2Nの水酸化ナトリウム水溶液を1.75質量部とセチルトリメチルメチルアンモニウムブロマイドを0.5質量部、テトラエトキシシランを2.5部添加して、90℃で2時間加熱して、メソポーラスシリカ前駆体を得た。さらに、600℃で3時間加熱して有機物を除き、メソポーラスシリカを得た。得られたメソポーラスシリカの比表面積は1000m2/g、透過型電子顕微鏡測定から細孔径は1.5nmであった。
非晶質水分吸着剤1の代わりに、メソポーラスシリカを用いた以外は、実施例1と同様にして、比較例3の水分吸着剤を得た。
非晶質水分吸着剤1及び2、比較例1で使用したシリカゲル、比較例2で使用したゼオライト、比較例3で合成したメソポーラスシリカを吸湿性塩を使用することなく、各々比較例4〜8の水分吸着剤とした。
実施例1〜9及び比較例1〜8で得られた水分吸着剤を0.5g取り出して、90℃で2時間乾燥させて質量を測定し、これを乾燥質量WDとした。次に、25℃、相対湿度30%(低湿雰囲気)で2時間放置して、質量W30を測定した。続いて、温度は25℃のままで、相対湿度を50%(中湿雰囲気)に上げて2時間放置して、質量W50を測定した。さらに、温度は25℃のままで相対湿度を90%(高湿雰囲気)に上げて2時間放置して、質量W90を測定した。下記式(1)〜(3)から、水分吸着量A30、A50、A90(%)を測定し、結果を表1に示した。
A30(%)=(W30−WD)/WD × 100 (1)
A50(%)=(W50−WD)/WD × 100 (2)
A90(%)=(W90−WD)/WD × 100 (3)
質量W90を測定した後に乾燥試験を行った。すなわち、90℃で2時間乾燥させて質量WLを測定し、式(4)から、乾燥度D(%)を算出した。乾燥度Dが40%以下を「○」、40%以上80%未満を「△」、80%以上を「×」とし、結果を表1に示した。
D(%) =(WL−WD)/(W90−WD) × 100 (4)
表1に示す結果から、実施例1〜9の水分吸着剤は、改善が困難であった低湿雰囲気において、比較例1〜8の水分吸着剤と比べて、優れた水分吸着量を示し、低中高湿雰囲気のすべてにおいて、この優れた効果を持続することが確認された。したがって、本発明の水分吸着剤は、従来知られている吸着剤単独(比較例4〜8)又は吸湿性塩を担持させた多孔質の水分吸着剤(比較例1〜3)からは予測し得ない、高中低湿雰囲気のすべてにおいて、驚くべき優れた効果を有していることが明らかである。
非晶質水分吸着剤2を用いて、次の構成(乾燥質量換算)で抄紙用スラリー(固形分濃度1.2質量%)を調製した。
ポリエステル系芯鞘バインダー繊維(繊度:1.1dtex、繊維長:3mm、融点115℃) 18質量%
フィブリル化セルロース繊維 7質量%
非晶質水分吸着剤2 53質量%
塩化マグネシウム水溶液の濃度を各々0.2、1、8質量%に変更した以外は実施例10と同様にして、実施例11〜13の除湿用シート状物と除湿用フィルター材を作製した。実施例11〜13における塩化マグネシウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して各々0.2、1、8質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して0.5、3、21質量%であった。
濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液の代わりに、濃度1質量%の塩化リチウム水溶液を用いた以外は、実施例10と同様にして、実施例14の除湿用シート状物と除湿用フィルター材を作製した。塩化リチウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して1質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して3質量%であった。
濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液の代わりに、濃度5質量%の塩化ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例10と同様にして、実施例15の除湿用シート状物と除湿用フィルター材を作製した。塩化ナトリウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して8質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して21質量%であった。
濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液の代わりに、濃度15質量%のスルファミン酸グアニジン水溶液を用いた以外は、実施例10と同様にして、実施例16の除湿用シート状物と除湿用フィルター材を作製した。スルファミン酸グアニジン(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して15質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して39質量%であった。
濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液の代わりに、濃度15質量%スルファミン酸グアニジンと濃度5質量%の塩化マグネシウムの混合水溶液を用いた以外は、実施例10と同様にして、実施例17の除湿用シート状物と除湿用フィルター材を作製した。スルファミン酸グアニジン(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して15質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して39質量%であった。また、塩化マグネシウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して5質量%であり、非晶質水分吸着剤に対して13質量%であった。
実施例10で得られた目付118g/m2、厚み160μmの貼り合わせシート状物を作製し、吸湿性塩を塗工することなく、比較例9の除湿用シート状物とした。これにコルゲート加工を施して、10cmφ、長さ10cmの円柱状の比較例9の除湿用フィルター材を作製した。
市販のシリカゲル(商品名:シリカゲルB、BET法による比表面積450m2/g、豊田化工製)を用いて、次の構成(乾燥質量換算)で抄紙用スラリー(固形分濃度1.2質量%)を調製した。
ポリエステル系芯鞘バインダー繊維(繊度:1.1dtex、繊維長:3mm、融点115℃) 18質量%
フィブリル化セルロース繊維 7質量%
シリカゲル 53質量%
比較例10で得られた目付118g/m2、厚み160μmの貼り合わせシート状物の両面に濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液を塗工して、塩化マグネシウム(吸湿性塩)を含有させた比較例11の除湿用シート状物を作製した。塩化マグネシウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して5質量%であり、シリカゲルに対して13質量%であった。得られた除湿用シート状物にコルゲート加工(段高:1.9mm、ピッチ:3.2mm)を施し、10cmφ、長さ100mmの円柱状の比較例11の除湿用フィルター材を作製した。
市販のゼオライト(商品名:13X、純正化学製)を用いて、次の構成(乾燥質量換算)で抄紙用スラリー(固形分濃度1.2質量%)を調製した。
ポリエステル系芯鞘バインダー繊維(繊度:1.1dtex、繊維長:3mm、融点115℃) 18質量%
フィブリル化セルロース繊維 7質量%
ゼオライト 53質量%
比較例12で得られた目付118g/m2、厚み160μmの貼り合わせシート状物の両面に濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液を塗工して、塩化マグネシウム(吸湿性塩)を含有させた比較例13の除湿用シート状物を作製した。塩化マグネシウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して5質量%であり、ゼオライトに対して13質量%であった。得られた除湿用シート状物にコルゲート加工(段高:1.9mm、ピッチ:3.2mm)を施し、10cmφ、長さ100mmの円柱状の比較例13の除湿用フィルター材を作製した。
比較例3で合成したメソポーラスシリカを用いて、次の構成(乾燥質量換算)で抄紙用スラリー(固形分濃度1.2質量%)を調製した。
ポリエステル系芯鞘バインダー繊維(繊度:1.1dtex、繊維長:3mm、融点115℃) 18質量%
フィブリル化セルロース繊維 7質量%
メソポーラスシリカ 53質量%
比較例14で得られた目付118g/m2、厚み160μmの貼り合わせシート状物の両面に濃度5質量%の塩化マグネシウム水溶液を塗工して、塩化マグネシウム(吸湿性塩)を含有させた比較例15の除湿用シート状物を作製した。塩化マグネシウム(吸湿性塩)の含有量は、除湿用シート状物に対して5質量%であり、メソポーラスシリカに対して13質量%であった。得られた除湿用シート状物にコルゲート加工(段高:1.9mm、ピッチ:3.2mm)を施し、10cmφ、長さ100mmの円柱状の比較例15の除湿用フィルター材を作製した。
次の構成(乾燥質量換算)で抄紙用スラリー(固形分濃度1.2質量%)を調製した。
パルプ(LBKP) 75質量%
実施例10〜17及び比較例9〜16の除湿用シート状物を10cm×10cmに裁断して、90℃で2時間乾燥させ、乾燥質量WSDを測定した。次に、25℃、相対湿度30%(低湿雰囲気)で2時間放置して、質量WS30を測定した。続いて、温度は25℃のままで相対湿度を50%(中湿雰囲気)に上げて2時間放置して、質量WS50を測定した。さらに、温度25℃のままで相対湿度を90%(高湿雰囲気)に上げて2時間放置して、質量WS90を測定した。下記式(5)〜(7)から、水分吸着量AS30、AS50、AS90(%)を測定し、結果を表2に示した。
AS30(%)=(WS30−WSD)/WSD × 100 (5)
AS50(%)=(WS50−WSD)/WSD × 100 (6)
AS90(%)=(WS90−WSD)/WSD × 100 (7)
図1に水分吸脱着試験装置の断面概略図を示す。除湿用フィルター材を充填したステンレス管1(内径:10cm、長さ10cm)の上流側に、開閉弁6を介して、ステンレス管2(内径:10cm、長さ30cm)が取り付けられてある。また、下流側には、開閉弁7を介して、ステンレス管3(内径10cm、長さ30cm)が取り付けられてある。ステンレス管2及びステンレス管3には、温湿度計4及び5が各々挿入されていて、空気(上流側)及び空気(下流側)の温湿度を測定できるようになっている。
2 ステンレス管(上流側)
3 ステンレス管(下流側)
4 温湿度計(上流側)
5 温湿度計(下流側)
6 開閉弁(上流側)
7 開閉弁(下流側)
Claims (5)
- Si/Al比が0.7〜1で、かつ、29Si固体NMRスペクトルにおいて−78ppm、−87ppm付近にピークを有する非晶質アルミニウムケイ酸塩と吸湿性塩とを含有してなる水分吸着剤。
- 吸湿性塩が、ハロゲン化金属塩、金属硫酸塩、金属酢酸塩、アミン塩、リン酸化合物、グアニジン塩、金属水酸化物からなる群より選択された少なくとも1種である請求項1記載の水分吸着剤。
- 吸湿性塩が、ハロゲン化金属塩又はグアニジン塩であることを特徴とする請求項1記載の水分吸着剤
- 請求項1〜3のいずれか1項記載の水分吸着剤を含有してなる除湿用シート状物。
- 請求項1〜3のいずれか1項記載の水分吸着剤を含有してなる除湿用フィルター材。
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