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JP2010162841A - 画像形成装置、画像形成プログラム - Google Patents

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晃宏 菅野
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Abstract

【課題】開示の画像形成装置は、リフィルインクを使用する装置と隔離された場所にいるユーザであっても、当該装置で印刷処理を行うことが無く、かつ、印刷処理が行われないことを知ることが出来る。
【解決手段】開示する画像形成装置の一形態では、リフィルインクを使用して印刷処理を行うリフィルインク印刷手段と、前記印刷処理の種類に応じて、前記リフィルインク印刷手段による前記印刷処理を行うか否かを判定する実行判定手段と、前記実行判定手段により前記印刷処理を行わないと判定された場合、該印刷処理の要求元に対して、所定の通知を行う要求元通知手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置の技術に関する。
画像形成装置においてメーカが保証するインクを使用した場合、メーカは当該インクを使用する画像形成装置の動作を保証する。しかし、メーカが動作保証していないインク(例えば、リフィルインク)を使用した場合、正規のインクと該リフィルインクとがプロッタ内部で混合され、ヘッド部分でインクが固まる時間が早くなり、プロッタとして使用できなくなってしまう可能性もある。
一方、使用済みのインクカートリッジに不正にインクを注入し再度利用されることを防止する技術も提案されている(特許文献1)。
他方、コピーやUSB(Universal Serial Bus)経由のプリンタとして画像形成装置を使用するユーザはリフィルインクを使用するか否かを選択でき、仮にリフィルインクを充填させた装置を使用しない場合、リフィルインクが充填されていることをインクカートリッジによって確認することができる。
しかし、リフィルインクが充填された装置から離れた場所にいるユーザは、処理要求を行う装置がリフィルインクを使用しているか否か確認が出来ないまま、処理要求を行う可能性があるという問題点がある。例えば、FAXを送信して印刷を行うユーザは、受信装置がリフィルインクを使用しているか否か確認が出来ないまま、FAXデータを送信することとなる。
そこで、本発明では、リフィルインクを使用する装置と隔離された場所にいるユーザであっても、当該装置で印刷処理を行うことが無く、かつ、印刷処理が行われないことを知ることが出来る画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
開示の画像形成装置の一形態において、リフィルインクを使用して印刷処理を行うリフィルインク印刷手段と、前記印刷処理の種類に応じて、前記リフィルインク印刷手段による前記印刷処理を行うか否かを判定する実行判定手段と、前記実行判定手段により前記印刷処理を行わないと判定された場合、該印刷処理の要求元に対して、所定の通知を行う要求元通知手段と、を有することを特徴とする。
開示の画像形成装置は、リフィルインクを使用する装置と隔離された場所にいるユーザであっても、当該装置で印刷処理を行うことが無く、かつ、印刷処理が行われないことを知ることが出来る。
本実施の形態に係る画像形成装置の機構部全体の概略構成図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の要部平面説明図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部における制御部の構成図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る画像形成装置による第1の処理例に対応するフローチャートである。 本実施の形態に係る画像形成装置による第2の処理例に対応するフローチャートである。 本実施の形態に係る画像形成装置による第3の処理例に対応するフローチャートである。 本実施の形態に係る画像形成装置による第4の処理例に対応するフローチャートである。
(本実施の形態に係る画像形成装置の概要)
図1を参照して、本実施の形態に係る画像形成手段が含まれる画像形成装置10の一例について説明する。なお、図1は画像形成装置10の機構部全体の概略構成図であり、図2は画像形成装置10の要部平面説明図である。
画像形成装置10は、装置本体1の内部に画像形成部2等を有し、装置本体1の下方側に多数枚の記録媒体(以下、用紙という。)3を積載可能な給紙トレイ4を備え、この給紙トレイ4から給紙される用紙3を取り込み、搬送機構5によって用紙3を搬送しながら画像形成部2によって所要の画像を記録した後、装置本体1の側方に装着された排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
また、画像形成装置10は、装置本体1に対して着脱可能な両面ユニット7を備え、両面印刷を行なうときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構5によって用紙3を逆方向に搬送しながら両面ユニット7内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構5に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
ここで、画像形成部2は、ガイドシャフト11、12にキャリッジ13を摺動可能に保持し、図示しない主走査モータでキャリッジ13を用紙3の搬送方向と直交する方向に移動(主走査)させる。このキャリッジ13には、液滴を吐出する複数の吐出口であるノズル孔を配列した液滴吐出ヘッドで構成した4つのヘッドで構成した記録ヘッド14を搭載し、また、この記録ヘッド14に液体を供給するインクカートリッジ15を着脱自在に搭載している。
また、インクカートリッジ15にはIDチップのような情報が記録できるデバイスが装着されており、画像形成部2はインクカートリッジにあるインク供給箇所とIDチップの2つが接続されている。このインク供給箇所からヘッドにインクが充填されている。
また、IDチップにデータの読み取りだけではなく、記録や消去などが可能な状態である。なお、インクカートリッジ15に代えてサブタンクを搭載し、メインタンクからインクをサブタンクに補充供給する構成とすることもできる。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
給紙トレイ4の用紙3は、給紙コロ(半月コロ)21と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体1内に給紙され、搬送機構5に送り込まれる。搬送機構5は、給紙された用紙3をガイド面23aに沿って上方にガイドし、また両面ユニット7から送り込まれる用紙3をガイド面23bに沿ってガイドする搬送ガイド部23と、用紙3を搬送する搬送ローラ24と、この搬送ローラ24に対して用紙3を押し付ける加圧コロ25と、用紙3を搬送ローラ24側にガイドするガイド部材26と、両面印刷時に戻される用紙3を両面ユニット7に案内するガイド部材27と、搬送ローラ24から送り出す用紙3を押圧する押し付けコロ28とを有している。
さらに、搬送機構5は、記録ヘッド14で用紙3の平面性を維持したまま搬送するために、駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け渡した搬送ベルト33と、この搬送ベルト33を帯電させるための帯電ローラ34と、この帯電ローラ34に対向するガイドローラ35と、搬送ベルト33を画像形成部2に対向する部分で案内するガイド部材(プラテンプレート)と、搬送ベルト33に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
ここで、搬送ベルト33は、無端状ベルトであり、駆動ローラ31と従動ローラ(テンションローラ)32との間に掛け渡されて、図1の矢示方向(用紙搬送方向)に周回するように構成している。
帯電ローラ34は、搬送ベルト33の表層に接触し、搬送ベルト33の回動に従動して回転するように配置されている。この帯電ローラ34には図示しない高圧回路(高圧電源)から高電圧が所定のパターンで印加される。また、搬送機構5から下流側には画像が記録された用紙3を排紙トレイ6に送り出すための排紙ローラ38を備える。
上記のように構成した画像形成装置10において、搬送ベルト33は矢示方向に周回し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ34と接触することで正に帯電される。この場合、帯電ローラ34からは所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、所定の帯電ピッチで帯電させる。
ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト33上に用紙3が給送されると、用紙3内部が分極状態になり、搬送ベルト33上の電荷と逆極性の電荷が用紙3のベルト33と接触している面に誘電され、ベルト33上の電荷と搬送される用紙3上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙3は搬送ベルト33に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト33に強力に吸着した用紙3は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そこで、搬送ベルト33を周回させて用紙3を移動させ、キャリッジ13を片方向又は双方向に移動走査しながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動し、記録ヘッド14から液滴を吐出(噴射)させて、停止している用紙3に液滴であるインク滴を着弾させて1行分を記録する。そして、1行分記録後、用紙3を所定量搬送し、次の行の記録を行なう。
画像形成装置10は、記録終了信号又は用紙3の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。このようにして、画像が記録された用紙3は排紙ローラ38によって排紙トレイ6に排紙される。
上記のように用紙に記録を行うデータは、原稿読み取り部40に原稿をのせ、操作パネル39上にある複写開始ボタン(図示しない)を押すことで原稿読み取りを開始する。また、操作パネル39には読み取りモードを選択するボタン(図示しない)や、部数設定を行うボタン(図示しない)を配置しており、複写開始ボタンを押す前にユーザがこれらのボタンを押すようにする。
(本実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部における制御部の構成)
図3を参照して、この画像形成装置10の画像形成部における制御部の構成について説明する。
制御部100は、装置10全体を制御するCPU101と、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM102と、画像データ等を一時格納するRAM103と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)104と、各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理(場合によっては後述する画像処理の一部の処理を含む)やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC105とを備える。
また、この制御部100は、記録ヘッド14を駆動制御するためのヘッド駆動制御部107及びヘッドドライバ108と、主走査モータ110を駆動するための主走査モータ駆動部111と、副走査モータ112を駆動するための副走査モータ駆動部113と、環境温度及び/又は環境湿度を検出する環境センサ118、図示しない各種センサからの検知信号を入力するためのI/O116などを備える。また、この制御部100には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行なうための操作パネル117が接続されている。
さらにカートリッジに装着されているIDチップが接続されており、IDチップの情報の読み取り、書き込み、又は消去を行なう。
さらに、制御部100は、帯電ローラ34に対する高電圧を印加する高圧回路(ACバイアス供給部)114のオン/オフの切り替え及び出力極性の切り替え制御を行なう。
ここで、制御部100は、原稿を読み取るための読み取り部が接続されている。この読み取り部で読み取られたデータは読み取り部内のバッファ(図示しない)に保持される。なお、この構成では読み取り部の制御もCPU101によって行うようになっているが、読み取り部を独立させて、他のCPUによって制御させる構成でも良い。その際は読み取り部と制御部100の間にI/F(Interface)をそれぞれ備える必要がある。
CPU101は、読み取り部の受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105にてデータの並び替え処理(その他の後述する画像処理の一部の処理を含む構成とすることもできる。)等を行ってヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。
ヘッド駆動制御部107は、記録ヘッド14の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ108にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ108に送出する。
このヘッド駆動制御部107は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM102で構成することもできる。)と、このROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を備える。
また、ヘッドドライバ108は、ヘッド駆動制御部107からのクロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部107からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド14のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
(本実施の形態に係る画像形成装置による処理例)
図4−8を用いて、本実施の形態に係る画像形成装置10による処理例を説明する。図4で示すように、画像形成装置10は、リフィルカートリッジ判定手段210、インク充填手段220、実行判定手段230、リフィルインク印刷手段240、要求元通知手段250を有する。
ここで、リフィルとは、純正品インクカートリッジのインクを消費した後のカートリッジに非純正インクを充填(再充填)することであり、リフィルカートリッジとは、入れ物(カートリッジ)は純正品であるが、中身のインクが非純正品であるものをいう。画像形成装置においてこのようなリフィルインクを使用すると、インク品質の違いにより画像不良や故障等のトラブルを発生する場合がある。
(1)第1の処理例
図5で示すフローチャートを用いて、画像形成装置10による第1の処理例について説明する。第1の処理例において、実行判定手段230は、FAXデータの印刷処理要求を受け付けた場合に、リフィルインク印刷手段240による印刷処理を行わないと判定する。ただし、実行判定手段230は、他の所定の処理要求を受け付けた場合に、リフィルインク印刷手段240による印刷処理を行わないと判定する形態でも良く、所定の処理要求は、ユーザが任意に定めることが出来る。
画像形成装置10が処理を開始した後、S10で装置10のインクが無くなったので、ユーザが空のインクカートリッジを新規のインクカートリッジと交換する。ここで、装置10のインクが無くなっていなくても交換しても良い。
S20でリフィルカートリッジ判定手段210が、装置10に装着されたインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを判定する。リフィルカートリッジ判定手段210は、装置10に装着されたインクカートリッジから該インクカートリッジの識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づきインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを判定する。例えば、リフィルカートリッジ判定手段210は、インクカートリッジに装着されるIDチップから上記識別情報を読み取る形態であっても良い。
S20でリフィルカートリッジ判定手段210によって、インクカートリッジ内のインクはリフィルインクであると判定された場合(S20でYesの場合)、S30の処理に移行する。S20でリフィルカートリッジ判定手段210によって、インクカートリッジ内のインクはリフィルインクでないと判定された場合(S20でNoの場合)、S40でインク充填手段220が、装着されたインクカートリッジ内のインクを装置10に充填させる。
S30でインクカートリッジ内のリフィルインクを装置10に充填させるというユーザの選択を受け付けた場合(S30でYesの場合)、S50でインク充填手段220が、装着されたインクカートリッジ内のインクを装置10に充填させる。S30でインクカートリッジ内のリフィルインクを装置10に充填させないというユーザの選択を受け付けた場合(S30でNoの場合)、画像形成装置10はS10で待機する。
S60で実行判定手段230が、ユーザによる印刷処理要求及び印刷データを受け付ける。S70で実行判定手段230が、受け付けた印刷処理要求が所定の種類の処理要求であるか否かを判定する。第1の処理例において、所定の種類の処理要求とは、FAX受信による印刷データに対する印刷処理要求である。
S70で実行判定手段230が、FAX受信による印刷データに対する印刷処理要求であると判定した場合(S70でYesの場合)、S80でリフィルインク印刷手段240が、当該印刷処理要求を実行しない。一方、S70でFAX受信による印刷データに対する印刷処理要求ではないと判定した場合(S70でNoの場合)、S90でリフィルインク印刷手段240が、当該印刷処理要求を実行する。
S100で要求元通知手段250が、例えば、リフィルインク装着エラーとして、装置10内部で設定する。さらに、S110で要求元通知手段250が、装置10でリフィルインク装着エラーが発生し、印刷処理要求が実行されないことを処理要求元に通知する。
第1の処理例では、FAX受信機がエラーによって印刷処理を行なっていないことがFAX送信元に通知され、他の装置へ別途FAX送信する対応も可能である。また、受信機では印刷できなかった場合の無駄が生じない。
(2)第2の処理例
図6で示すフローチャートを用いて、画像形成装置10による第2の処理例について説明する。第2の処理例において、実行判定手段230は、インターネットを経由し受信したFAXデータの印刷処理要求を受け付けた場合に、リフィルインク印刷手段240による印刷処理を行わないと判定する。ただし、実行判定手段230は、他の所定の処理要求を受け付けた場合に、リフィルインク印刷手段240による印刷処理を行わないと判定する形態でも良く、所定の処理要求は、ユーザが任意に定めることが出来る。
画像形成装置10が処理を開始した後、S120で装置10のインクが無くなったので、ユーザが空のインクカートリッジを新規のインクカートリッジと交換する。ここで、装置10のインクが無くなっていなくても交換しても良い。
S130でリフィルカートリッジ判定手段210が、装置10に装着されたインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを判定する。リフィルカートリッジ判定手段210は、装置10に装着されたインクカートリッジから該インクカートリッジの識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づきインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを判定する。
S130でリフィルカートリッジ判定手段210によって、インクカートリッジ内のインクはリフィルインクであると判定された場合(S130でYesの場合)、S140の処理に移行する。S130でリフィルカートリッジ判定手段210によって、インクカートリッジ内のインクはリフィルインクでないと判定された場合(S130でNoの場合)、S150でインク充填手段220が、装着されたインクカートリッジ内のインクを装置10に充填させる。
S140でインクカートリッジ内のリフィルインクを装置10に充填させるというユーザの選択を受け付けた場合(S140でYesの場合)、S160でインク充填手段220が、装着されたインクカートリッジ内のインクを装置10に充填させる。S140でインクカートリッジ内のリフィルインクを装置10に充填させないというユーザの選択を受け付けた場合(S140でNoの場合)、画像形成装置10はS120で待機する。
S170で実行判定手段230が、ユーザによる印刷処理要求及び印刷データを受け付ける。S180で実行判定手段230が、受け付けた印刷処理要求が所定の種類の処理要求であるか否かを判定する。第2の処理例において、所定の種類の処理要求とは、I−FAX受信による印刷データに対する印刷処理要求である。ここで、I−FAX受信は、電子メールとして送信されたFAXデータが蓄積されるサーバから該電子メールを取得し、取得した電子メールのデータをFAX用データとして印刷するものである。
S180で実行判定手段230が、I−FAX受信による印刷データに対する印刷処理要求であると判定した場合(S180でYesの場合)、S190でリフィルインク印刷手段240が、当該印刷処理要求を実行しない。一方、S180でI−FAX受信による印刷データに対する印刷処理要求ではないと判定した場合(S180でNoの場合)、S200でリフィルインク印刷手段240が、当該印刷処理要求を実行する。
S210で要求元通知手段250が、例えば、リフィルインク装着エラーとして、装置10内部で設定する。さらに、S220で要求元通知手段250が、装置10でリフィルインク装着エラーが発生し、印刷処理要求が実行されないことを処理要求元に電子メールで通知する。
第2の処理例では、I−FAX受信機がエラーによって印刷処理を行なっていないことがI−FAX送信元に通知され、他の装置へ別途I−FAX送信する対応が可能である。また、受信機では印刷できなかった場合の無駄が生じない。
(3)第3の処理例
図7で示すフローチャートを用いて、画像形成装置10による第3の処理例について説明する。ここで、操作キーとLCD(Liquid Crystal Display)が搭載される操作パネル39上においては、キー操作によってLCD上の表示が変化し、装置10の設定を行うメニューが表示される。
画像形成装置10が処理を開始した後、S230でユーザによるキー操作に従いメニューをLCDに表示させる。S240でユーザによる操作に基づいて、リフィルインク印刷手段240によって印刷処理を実行しない処理要求として、FAX受信データに対する印刷処理を設定する。また、S250−S350における処理は、第1の処理例のS10−S110における処理と同じである。
第3の処理例では、特定の印刷処理要求(例えば、FAXデータに対する印刷処理要求)以外の印刷処理要求に対しては、リフィルインクを使用して印刷処理を実行させたいというユーザニーズに対応することができる。
(4)第4の処理例
図8で示すフローチャートを用いて、画像形成装置10による第4の処理例について説明する。第4の処理例の前提として、PC(Personal Computer)端末から装置10の設定ができるソフトウェアが該PC端末上で起動され、該ソフトウェアは使用可能な状態にあるものとする。
画像形成装置10が処理を開始した後、S360でPC端末と装置10を接続し、S370でPC端末が有するメニュー設定用のソフトウェアを起動する。ここで、接続の形態は通信ネットワークとする。S380でユーザによるPC端末上の操作に基づいて、リフィルインク印刷手段240によって印刷処理を実行しない処理要求として、I−FAX受信データに対する印刷処理を設定する。また、S390−S490における処理は、第2の処理例のS120−S220における処理と同じである。
第4の処理例では、特定の印刷処理要求(例えば、I−FAXデータに対する印刷処理要求)以外の印刷処理要求に対しては、リフィルインクを使用して印刷処理を実行させたいというユーザニーズに対応することができる。
(総括)
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
10 画像形成装置
210 リフィルカートリッジ判定手段
220 インク充填手段
230 実行判定手段
240 リフィルインク印刷手段
250 要求元通知手段
特開2007−331383号公報

Claims (6)

  1. リフィルインクを使用して印刷処理を行うリフィルインク印刷手段と、
    前記印刷処理の種類に応じて、前記リフィルインク印刷手段による前記印刷処理を行うか否かを判定する実行判定手段と、
    前記実行判定手段により前記印刷処理を行わないと判定された場合、該印刷処理の要求元に対して、所定の通知を行う要求元通知手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 当該画像形成装置に装着したインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを、該インクカートリッジに付与された識別情報に基づき判定するリフィルカートリッジ判定手段と、
    前記リフィルカートリッジ判定手段によりリフィルインクであると判定された場合、ユーザの選択に基づき、前記印刷処理に使用するインクとして、前記インクカートリッジ内のリフィルインクを当該画像形成装置に充填させるインク充填手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記要求元通知手段は、電子メールを利用して、前記所定の通知を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷処理がFAXデータを印刷する処理である場合、
    前記実行判定手段は、前記リフィルインク印刷手段による印刷処理を行わないと判定し、
    前記要求元通知手段は、要求された前記印刷処理を行わない旨の通知を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置に、
    リフィルインク印刷手段が、リフィルインクを使用して印刷処理を行うステップと、
    実行判定手段が、前記印刷処理の種類に応じて、前記リフィルインク印刷手段による前記印刷処理を行うか否かを判定するステップと、
    要求元通知手段が、前記実行判定手段により前記印刷処理を行わないと判定された場合、該印刷処理の要求元に対して、所定の通知を行うステップと、を実行させる画像形成プログラム。
  6. リフィルカートリッジ判定手段が、前記画像形成装置に装着したインクカートリッジ内のインクがリフィルインクであるか否かを、該インクカートリッジに付与された識別情報に基づき判定するステップと、
    インク充填手段が、前記リフィルカートリッジ判定手段によりリフィルインクであると判定された場合、ユーザの選択に基づき、前記印刷処理に使用するインクとして、前記インクカートリッジ内のリフィルインクを前記画像形成装置に充填させるステップと、をさらに実行させる請求項5に記載の画像形成プログラム。
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