JP2010158955A - 車両用収納装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、不用意に操作ノブに物体が当たった場合に、意図しない蓋部の開閉を防止することを可能にするとともに、意図したときの蓋部の開放操作のフィーリングの向上を図ることを可能にする。
【解決手段】押圧動作に連動してロック片82を非ロック位置へ移動させる操作ノブ85と、ヒンジ軸32を中心に揺動可能に支持され、ヒンジ軸32と離間した位置でロック片82により閉鎖位置に保持される蓋部34と、この蓋部34により閉鎖される開口33を有する略凹形状の収納部31とを備えた車両用収納装置30であって、蓋部34が、操作ノブ85よりも車室12側に突出する頂部64と、この頂部64から車室12外方に、隣接する車両部品の車室内端16に向けて延出される延出部62とを備える。
【選択図】図3
Description
この種の車両用収納装置は、操作ノブが蓋部自身に設けられたもの、蓋部を直接押すものなどがあった。
すなわち、不用意に操作ノブに物体が当たった場合に、意図しない蓋部の開閉を防止するようにしたものである。
また、車両用収納装置では、収納部を開放するための操作ノブを蓋部内に設けたので、蓋部の遊びが操作ノブに伝わることもあり、操作ノブの操作が不安定に感ずることもあった。
請求項1に係る発明では、車両用収納装置は、押圧動作に連動してロック片を非ロック位置へ移動させる操作ノブと、ヒンジ軸を中心に揺動可能に支持され、ヒンジ軸と離間した位置でロック片により閉鎖位置に保持される蓋部と、この蓋部により閉鎖される開口を有する略凹形状の収納部とを備える。
蓋部が、操作ノブよりも車室側に突出する頂部と、この頂部から車室外方に、隣接する車両部品の車室内端に向けて延出される延出部とを備える。これにより、頂部と車両部品の車室内端とにより挟まれる領域に操作ノブが配置されるため、前後方向の荷重入力により蓋部が車室側から押されても、蓋部が開放することが防止される。この結果、不用意に操作ノブに物体が当たった場合に、意図しない蓋部の開閉を防止することができるとともに、意図したときの蓋部の開放操作のフィーリングの向上を図ることができる。
開口の周縁部に、ロックモジュールの一部を裏面側に挿通可能なスリットと、周縁部の裏面にてロックモジュールを位置決めする位置決めピンと、位置決めピンで決められた取付位置にロックモジュールを固定する固定部とを備えたので、開口の周縁部の剛性の向上を図ることができ、開口周りの耐圧性が向上する。
ロックモジュールの一部を、周縁部の裏面側に挿通した状態で組付けるようにしたので、開口に対して前後、左右及び上下にそれぞれ位置決めがなされ、開口の周縁部及びその隣接部材との位置精度が向上する。
車両10は、ステアリング13が車室12の左に設けられた左ハンドルの車両である。
インストルメントパネル14は、車両用収納装置30に隣接する車両部品である。
蓋部34は、蓋部本体61と、この蓋部本体61から車室12外方に向けて延出されるとともに、隣接するインストルメントパネル14の車室内端16に向けて延出される延出部62と、この延出部62の角部に設けられロックモジュール36の操作ノブ85を臨ませる蓋部切り欠き63と、蓋部本体61と延出部62との間に水平方向に形成されるとともに、車室12内に向けて凸に形成された頂部64と、蓋部本体61の裏面に設けられ、ロックモジュール36が嵌合する嵌合部65(図12(b)参照)と、蓋部本体61の裏面下部に形成され、ヒンジ軸32を貫通する蓋部側貫通部66,66と、蓋部本体61の裏面側方下部に設けられ、ダンパ機構37に噛み合わせるレバー部67とが形成される。
レバー部67は、図7に示されるように、先端にダンパ機構37に噛み合わせるレバー部側扇形ギヤ69が形成されている。
ダンパユニット72は、粘性を有するオイルを介在させたオイルダンパである。これにより、蓋部34は円滑な回転動作が可能となる。
取付片88は、ロックモジュール取付部44のスリット51に貫通させ、位置決めピン52,52に嵌合させ、ねじ54,54で固定部53,53に固定される。すなわち、取付片88は、位置決めピン52,52に嵌合させる嵌合孔101,101と、ねじ54,54が挿入される挿入孔102,102とが形成される。
ノブ本体96の表面は、蓋部34の延出部62に沿わせた形状に形成される。
操作片97は、ロック片側カム面92に当接するノブ側カム面103が形成される。
開口33の周縁部35に、ロックモジュール36の一部を裏面35a側に挿通可能なスリット51と、周縁部35の裏面35aにてロックモジュール36を位置決めする位置決めピン52,52と、位置決めピン52,52で決められた取付位置にロックモジュール36を固定する固定部53,53とを備えたので、開口33の周縁部35の剛性の向上を図ることができ、開口33周りの耐圧性が向上する。
ロックモジュール36の一部を、周縁部35の裏面35a側に挿通した状態で組付けるようにしたので、開口33に対して前後、左右及び上下にそれぞれ位置決めがなされ、開口33の周縁部35及びその隣接部材との位置精度が向上する。
車両用収納装置30では、蓋部34が閉状態では、先に説明したように、意図しない蓋部34の開閉を防止することができ、蓋部34が開状態では収納部31の開口33に物品を出し入れする際には、面S1〜S4で構成される凹部空間99は、物品の出し入れの案内空間として作用する。
ここで、インストルメントパネル14の下部角部から蓋部34の開放端68までの寸法H1とするときに、寸法H1を大きく稼ぐことができ、物品の出し入れ性の向上を図ることができる。
Claims (4)
- 押圧動作に連動してロック片を非ロック位置へ移動させる操作ノブと、ヒンジ軸を中心に揺動可能に支持され、前記ヒンジ軸と離間した位置で前記ロック片により閉鎖位置に保持される蓋部と、この蓋部により閉鎖される開口を有する略凹形状の収納部とを備えた車両用収納装置であって、
前記蓋部は、前記操作ノブよりも車室側に突出する頂部と、この頂部から車室外方に、隣接する車両部品の車室内端に向けて延出される延出部とを備えることを特徴とする車両用収納装置。 - 前記操作ノブは、前記蓋部の開放端側にて前記蓋部又は前記収納部に揺動可能にノブ軸により軸支され、このノブ軸よりも前記蓋部の前記ヒンジ軸側を押圧することにより前記ロック片を非ロック位置へ移動するよう構成されることを特徴とする請求項1記載の車両用収納装置。
- 前記収納部は、表面を覆うとともに前記開口が形成されるパネルと、このパネルの開口に裏面から臨ませ、物品を収納する凹部とから構成され、
前記操作ノブは、前記開口の周縁部上に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用収納装置。 - 前記ロック片及び前記操作ノブは、一体化されたロックモジュールとして構成され、このロックモジュールは、前記開口の周縁部に支持されるものであり、
前記開口の周縁部は、前記ロックモジュールの一部を裏面側に挿通可能なスリットと、前記周縁部の裏面にて前記ロックモジュールを位置決めする位置決めピンと、前記位置決めピンで決められた取付位置に前記ロックモジュールを固定する固定部とを備え、
前記ロックモジュールの一部を、前記周縁部の裏面側に挿通した状態で組付けることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両用収納装置。
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