JP2010139919A - Ecbモードの液晶表示パネル。 - Google Patents
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Abstract
、駆動領域と非駆動領域との境界近傍に生じる光漏れ領域を非駆動領域側へ押し込んで目
立たなくしたECBモードの液晶表示パネルを提供すること。
【解決手段】本発明のECBモードの液晶表示パネル10Aは、駆動領域11と非駆動領
域12とを有しアレイ基板ARの非駆動領域12に隣接する駆動領域11の画素電極22
aは、非駆動領域12に隣接しない画素電極22よりも面積が大きくされて非駆動領域1
2側に長く延在されていることを特徴としている。
【選択図】 図4
Description
の液晶表示パネルに関し、特に駆動領域の周縁の光漏れを少なくしたECBモードの液晶
表示パネルに関する。
るため、表示用として多くの電子機器に使用されている。液晶表示装置は、所定方向に整
列した液晶分子の向きを電界により変えて、液晶層の光の透過量を変化させて画像を表示
させるものである。これには外光が液晶層に入光し、反射板で再び液晶層を透光して出光
する反射型と、バックライト装置からの射光が液晶層を透光する透過型と、その両方を備
えた半透過型がある。
d Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Birefringence)モード、ECB(
Electrically Controlled Birefringence)モード等のものが知られている。ECBモー
ドの液晶表示パネルは、誘電異方性が正のネマティック液晶を用いた複屈折性を利用した
もので、液晶分子への印加電圧によってリタデーションを変化させ、位相差フィルムとの
組合せにより液晶層の光の透過及び不透過をコントロールすることにより画像を表示する
ものである。このECBモードの液晶表示パネルを用いると、液晶層の厚みやフィルムの
バラツキの影響によって輝度や色度が変動しやすく、またコントラストが低くなるという
弱点があるものの、反射及び透過の両表示が可能であるため、屋外でも優れた視認性を有
するように形成することができる。
屈折作用と少なくとも1枚の偏光板の偏光作用とを利用して光を着色することができるた
めに、バックライトの消費電力を少なくすることもできる。このために、ECBモードの
液晶表示パネルは携帯電話装置をはじめとするモバイル機器において広く用いられている
。
との境界部分の一方に光漏れが生じることが観察されている。このようなECBモードの
液晶表示パネルにおける光漏れはアレイ基板の液晶方向配向処理(ラビング処理)の開始
方向とは反対側の駆動領域と非駆動領域との境界部分に生じる。なお、駆動領域とは液晶
分子に電界が印加されて画像が表示される領域を意味する。下記特許文献1に示されてい
るように、ECBモードの液晶表示パネルにおける光漏れは次のような理由から生じるも
のと推定されている。すなわち、ECBモードの液晶表示パネル80においては、図8に
示すように、アレイ基板AR側の配向膜のラビング処理方向81とカラーフィルタ基板C
F側の配向膜のラビング処理方向82とは180℃ずれた方向となっている。このような
ECBモードの液晶表示パネル80において、駆動領域83に電界が印加された場合、液
晶分子84は水平方向から垂直方向に立ち上がろうとする。このときの等電位線85は、
駆動領域83内では、図8の破線で示したように、実質的にアレイ基板ARと平行なる。
しかしながら、非駆動領域86においては、等電位線85は、電界が印加されていないた
めに、駆動領域83から非駆動領域86に出たとたんに急激に落ち込むことになる。
る駆動領域83と非駆動領域86との間の境界部分Xにおいては、非駆動領域86の液晶
分子84の立ち上がり方向と駆動領域83内における液晶分子84の立ち上がり方向が同
じとなる。そのため、境界部分Xでは、液晶分子84の配向の乱れは生じない。しかしな
がら、電界が印加された際には、ラビング処理された配向膜によってもたらされるプレチ
ルト角に起因する立ち上がり方向の規制よりも電界の影響による立ち上がり規制の方が強
くなる。従って、アレイ基板ARのラビング処理方向81と反対側の方向に液晶分子84
が配向する駆動領域83と非駆動領域86との間の境界部分Yにおいては、非駆動領域8
6側の液晶分子84の立ち上がり方向は等電位線85が急激に落ち込むことによる影響に
強く支配される。そのため、境界部分Yでは、非駆動領域86における液晶分子84の配
向方向は駆動領域83内における液晶分子84の立ち上がり方向と相反する方向となって
しまうので、液晶分子84の配向が乱れ、光漏れが生じるものと考えられている。
ため、表示画質の低下に繋がる。そこで、下記記特許文献1には、非駆動領域で等電位線
が急激に落ち込むことを防止するための電界を印加するダミー画素を設けたECBモード
の液晶表示パネルが開示されている。
周囲に形成されたダミー画素に波電界が印加されているため、従来例のECBモードの液
晶表示パネルのような等電位線が急激に落ち込むことがなくなるので、駆動領域と非駆動
領域との境界部での光漏れを抑制することができる。しかしながら、上記特許文献1に記
載のECBモードの液晶表示パネルは、電界を印加するダミー画素を追加するという大幅
な設計変更が必要であり、また、非駆動領域が広くなって液晶表示パネルのサイズが大き
くなるという問題点が存在している。
法で、かつ、液晶表示パネルのサイズが大きくなることを抑制しながら、駆動領域と非駆
動領域との境界近傍に生じる光漏れ領域を非駆動領域側へ押し込んで目立たなくしたEC
Bモードの液晶表示パネルを提供することを目的とする。
て対向配置された第1基板及び第2基板を有し、前記第1基板は駆動領域と非駆動領域と
を有し、前記駆動領域には、互いに絶縁された状態でマトリクス状に形成された複数の信
号線及び走査線と、複数のサブ画素が形成され、前記サブ画素には前記液晶層を駆動する
画素電極が形成されている、電界効果複屈折モードの液晶表示パネルであって、前記非駆
動領域に隣接する画素電極は、前記非駆動領域に隣接しない画素電極よりも面積が大きく
されて前記非駆動領域側に長く延在されていることを特徴とする。
、前記非駆動領域に隣接しない画素電極よりも面積が大きくされて前記非駆動領域側に長
く延在されている。このような構成を備えていると、非駆動領域に隣接する画素電極の等
電位線の落ち込む領域が非駆動領域側に移行するので、光漏れを起こす領域は非駆動領域
側に移行されることとなる。そのため、本発明のECBモードの液晶表示パネルによれば
、たとえ、非駆動領域と駆動領域との境界部の近傍で光漏れが生じても、外部から駆動領
域を視認した場合には目立たなくなり、良好な表示画質のECBモードの液晶表示パネル
が得られる。しかも、本発明のECBモードの液晶表示パネルによれば、従来例のように
別途非駆動領域に電界が印加されるダミー画素を形成する必要がなくなり、単に非駆動領
域に隣接する画素電極のサイズを大きくするという簡単な構成によって見かけ上の光漏れ
を抑制することができるようになる。
のことを意味し、表示領域と同意である。また、本発明における非駆動領域とは、遮光部
材で遮光されている領域である非表示領域を含むが、画像表示のために駆動されてはいな
いが、外部から視認できる装飾用の領域を含む意味で用いられている。また、本発明のE
CBモードの液晶表示パネルは、透過型のものであっても半透過型のものであってもよい
。
板の非駆動領域に対向する位置に遮光層が形成され、前記第1基板の非駆動領域に隣接す
る画素電極は前記遮光層と平面視で重畳する位置まで延在されていることを特徴とする。
電位線の落ち込む領域が非表示領域側に移行するので、光漏れを起こす領域は非駆動領域
側に移行されることとなる。しかも、第2基板には、第1基板の非駆動領域に対向する位
置に遮光層が形成されているため、非駆動領域と駆動領域との境界部の近傍で光漏れが生
じても、この光漏れは遮光層によって遮光されるので、より光漏れは視認し難くなる。そ
のため、本発明のECBモードの液晶表示パネルによれば、より良好な表示画質のECB
モードの液晶表示パネルが得られる。
駆動領域のサブ画素は、前記信号線間の距離が前記非駆動領域に隣接しないサブ画素より
も長く形成されていることが好ましい。
領域に隣接する駆動領域のサブ画素の画素電極の幅が長くなる。また、非駆動領域に隣接
する画素電極に対応する信号線間距離を変えずに画素電極の幅を大きくすると、平面視で
画素電極と信号線との間の重畳幅が大きくなるため、画素電極と信号線との間の寄生容量
が大きくなる。そのため、本発明の液晶表示パネルによれば、簡単な構成によって上記本
発明の効果を奏させることができるようになるとと共に、平面視で画素電極と信号線との
間の重畳幅を増加させないで済むので、寄生容量が増加することがないため、クロストー
クが増大することもなくなる。
晶方向配向処理が施され、前記画素電極は前記液晶方向配向処理の方向とは逆方向に延在
されていることが好ましい。
配向方向と駆動領域における液晶分子の立ち上がり方向とが相反する方向となる駆動領域
と非駆動領域との間の境界部分で生じる。本発明のECBモードの液晶表示パネルにおい
ては、画素電極は液晶方向配向処理の方向とは逆方向に延在されているため、非駆動領域
の液晶分子の立ち上がり方向と駆動領域における液晶分子の立ち上がり方向が同じとなる
ので、効率よく光漏れを低減することができるようになる。
CBモードの液晶表示パネルを例にとって説明する。しかしながら、以下に示す実施形態
は、本発明をここに記載したものに限定することを意図するものではなく、本発明は特許
請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用
し得るものである。なお、この明細書における説明のために用いられた各図面においては
、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を
異ならせて表示しており、必ずしも実際の寸法に比例して表示されているものではない。
る。図2は図1のII部分の拡大図である。図3は図2のIII−III線の断面図である。図4
は図2のIV−IV線の断面図である。図5は図2のV−V線の断面図である。図6は第2実
施形態の図2に対応する平面図である。図7は第2実施形態の図4に対応する断面図であ
る。図8はECBモードの液晶表示装置における駆動領域と非駆動領域の境界における液
晶分子の配向状態及び等電位線を示す概略断面図である。
第1実施形態の液晶表示パネル10Aは、透過型のECBモードの液晶表示パネルであ
る。この第1実施形態の液晶表示パネル10Aの要部の構成を図1〜図5を用いて説明す
る。図1に示すように、液晶表示パネル10Aは、液晶分子に電界を印加して画像を表示
する駆動領域11が中央部分に配設されており、この駆動領域11以外の部分が非駆動領
域12となっている。図1において、駆動領域11の左右に隣接して電圧が印加されてい
ないダミー画素領域13が非駆動領域12に設けられている。
0Aは液晶層LCがアレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFで挟持される構成となって
いる。アレイ基板ARは透明な絶縁性を有するガラスや石英、プラスチック等からなる第
1透明基板14を基体としている。第1透明基板14上には、液晶LCに面する側に、ア
ルミニウムやモリブデン等の金属からなる走査線15が図2のX軸方向(行方向)に延設
されている。走査線15からはゲート電極Gが図2の上方に延設されている。また、補助
容量線16が走査線15と平行に形成されており、各サブ画素SPの形成予定位置の補助
容量線16は、図2に示すように、後述のコンタクトホール23と対向する部分が幅広に
形成されて補助容量電極17となっている。
ようにして窒化ケイ素や酸化ケイ素等からなる透明なゲート絶縁膜18が積層されている
。そして、平面視でゲート電極Gと重なるゲート絶縁膜18上には非晶質シリコンや多結
晶シリコンなどからなる半導体層19が形成されている。ゲート絶縁膜18上にはアルミ
ニウムやモリブデン等の金属からなる複数の信号線20が図2のY軸方向(列方向)に延
設されている。この信号線20からはソース電極Sが延設され、このソース電極Sは半導
体層19の表面と部分的に接触している。
ゲート絶縁膜18上に設けられており、このドレイン電極Dはソース電極Sと近接配置さ
れて半導体層19と部分的に接触すると共に、平面視で補助容量電極17と重畳している
。走査線15と信号線20とによって囲まれた領域が1サブ画素SP領域に相当する。例
えば光の3原色であるR(赤)・G(緑)・B(青)の3つサブ画素SPで1画素を構成
している。1画素は略正方形であるので、これを3等分する各サブ画素SPは走査線15
が短辺で信号線20が長辺の長方形となる。ゲート電極G、ゲート絶縁膜18、半導体層
19、ソース電極S、ドレイン電極Dによってスイッチング素子となる薄膜トランジスタ
ー(TFT:Thin Film Transistor)が構成され、それぞれのサブ画素SPにこのTFT
が形成されている。
化ケイ素や酸化ケイ素等からなる透明なパッシベーション膜21が積層されている。そし
て、パッシベーション膜21を覆うようにして、ITO(Indium Thin Oxide)ないしI
ZO(Indium Zinc Oxide)等の透明導電性材料からなる画素電極22が形成されている
。パッシベーション膜21を貫通してドレイン電極Dに達するコンタクトホール23が形
成されており、このコンタクトホール23を介して画素電極22とドレイン電極Dとが電
気的に接続されている。画素電極22を覆うようにして例えばポリイミドからなる配向膜
24が積層されている。配向膜24には信号線20の延在方向に対して45度傾いた方向
(図1で右上に向かって45度の方向)に液晶方向配向処理(ラビング処理)が施されて
いる。
る第2透明基板25を基体としている。第2透明基板25には、不透明な樹脂材料からな
る遮光層26と、サブ画素SP毎に異なる色の光(例えば、R、G、B)を透過するカラ
ーフィルタ層27が形成されている。図2に示すように、遮光層26はTFT、走査線1
5、信号線20と平面視で重なるように形成されている。サブ画素SPの遮光層26が形
成されていない領域にはカラーフィルタ層27が形成されている。遮光層26とカラーフ
ィルタ層27を覆うようにして例えばフォトレジスト等の透明樹脂材料からなるオーバー
コート層29が積層されている。このオーバーコート層29は異なる色のカラーフィルタ
層27による段差を平坦にし、また、遮光層26やカラーフィルタ層27から流出する不
純物が液晶層LCに入らないように遮断するために設けられるものである。オーバーコー
ト層29を覆うようにしてITOないしIZO等の透明導電性材料からなる共通電極29
が全サブ画素SPに跨って形成されている。共通電極29を覆うようにして例えばポリイ
ミドからなる配向膜30が形成されている。この配向膜30にはアレイ基板ARの配向膜
24とは逆方向の液晶方向配向処理が施されている(図1参照)。
せ、両基板の周囲にシール材(不図示)を設けることにより両基板を貼り合せ、両基板間
に液晶を充填することにより第1実施形態にかかる液晶表示パネル10Aが得られる。な
お、液晶層CLを所定の厚みに保持するためのスペーサ(不図示)がカラーフィルタ基板
CFに形成されている。
29間に電圧が印加されると両電極22、29間に電界が発生して液晶層LCの液晶分子
の配向が変化する。これにより、液晶層LCの光透過率が変化して画像を表示することと
なる。補助容量電極17とドレインDとゲート絶縁膜18により補助容量が形成され、T
FTがOFF状態になったときに両電極22、29間の電界を所定時間保持するようにな
っている。
ミーサブ画素DSPが形成されている。ダミーサブ画素DSPは駆動領域11のサブ画素
SPと同様の構成を備えている。しかしながら、ダミーサブ画素DSPはここでは静電気
保護素子として作動するように設けられたものであり、液晶表示パネル10Aに静電気が
誘導された場合等のときにダミーサブ画素DSPのダミー画素電極22bに電流が流れる
ようにされており、通常の画像が表示されているときにはダミー画素電極22bに電界は
印加されておらず、電流は流れない。また、ダミーサブ画素DSPに対応する位置のカラ
ーフィルタ基板CF側は、画像を表示しないために、全面に遮光層26が形成されている
。
素電極22bに電流は流れないために、図4に示すように、等電位線31は駆動領域11
と非駆動領域12の境界近傍で急激に落ち込むことになる。アレイ基板AR側の配向膜2
4のラビング処理方向は右上方向に45度であるので、左側の等電位線31の落ち込みが
駆動領域11と非駆動領域12の境界近傍に光漏れを生じる位置Zとなる(図1参照)。
そこで、図2及び図4に示すように、第1実施形態の液晶表示パネル10Aでは、非駆動
領域12に隣接する駆動領域11のサブ画素SPの画素電極22aを、他のサブ画素SP
の画素電極22の幅L1よりも長さL2だけ非駆動領域12側に延在させている。そのた
め、駆動領域11に隣接する非駆動領域12のサブ画素DSPのダミー画素電極22bの
幅はL1−L2と小さくなっている。
延在されているので、光漏れを生じさせる原因となる等電位線31の落ち込み領域を、非
駆動領域12に隣接する駆動領域11のサブ画素SPの可視領域(カラーフィルタ層27
が形成されている領域)から非駆動領域12側に遠ざけることができる。しかも、カラー
フィルタ基板CFの非駆動領域12には遮光層26が形成されているため、非駆動領域1
2と駆動領域11との境界部の近傍で光漏れが生じても、この光漏れは遮光層26によっ
て遮光されるので、光漏れは視認し難くなる。
動領域12に隣接する駆動領域11のサブ画素SPの画素電極22aを長さL2だけ非駆
動領域12側へ延在するという簡単な構成を採用するだけで、非駆動領域12と駆動領域
11との境界部の近傍で生じる光漏れの影響を低減することができるようになる。なお、
第1実施形態のECBモードの液晶表示パネル10Aでは、駆動領域11に隣接する非駆
動領域12も遮光層26で被覆する構成としたが、この駆動領域11に隣接する非駆動領
域12のサブ画素DSPを装飾用領域として使用する場合は、遮光層26を省略すること
ができる。この場合、装飾用領域は、液晶に電界が印加されないために画像表示はできな
いが、観察者に明るい額縁のように視認させることができ、しかも、この装飾用領域で光
漏れが生じても、観察者には装飾として視認されるため、表示画質に悪影響を与えること
は少ない。
第2実施形態のECBモードの液晶表示パネル10Bを図6及び図7を用いて説明する
。第2実施形態の液晶表示パネル10Bは、第1実施形態の液晶表示パネル10Aの信号
線20の位置を変更したものであり、その他の構成は実質的に同一である。そのため、第
2実施形態の液晶表示パネル10Bにおいては、第1実施形態の液晶表示パネル10Aと
構成が同一の部分については同一の参照符号を付与してその詳細な説明は省略する。
動領域12に隣接する駆動領域11のサブ画素SPの画素電極22aを非駆動領域12側
へ延在させたため、この画素電極22aは平面視で信号線20を跨った状態に形成される
。このような構成であると、画素電極22aと走査線20との間に形成される寄生容量が
大きくなるので、クロストークが生じるようになる。そこで、第2実施形態の第2実施形
態のECBモードの液晶表示パネル10Bは、図7及び図8に示したように、非駆動領域
12に隣接する駆動領域11のサブ画素SPでは、画素電極22aを他のサブ画素SPの
画素電極22の幅L3よりも長さL4だけ非駆動領域12側に延在させ、更に、信号線2
0間距離を他のサブ画素SPの信号線20間距離L5よりも長さL4だけ離間させている
。そのため、駆動領域11に隣接する非駆動領域12のサブ画素DSPのダミー画素電極
22bの幅はL3−L4と小さくなっていると共に、信号線20間距離もL5−L4と小
さくなっている。
では、画素電極22aの両側に位置する信号線20との相対的配置関係を、他のサブ画素
SPの信号線20との相対的配置関係と同様とすることができる。そのため、第2実施形
態の液晶表示パネル10Bでは、第1実施形態の液晶表示パネル10Aの場合とは異なり
、画素電極22aと信号線20との間に形成される寄生容量が大きくならないようにする
ことができるので、光漏れの影響が少なくしかも、クロストークが少ないECBモードの
液晶表示パネル10Bが得られる。
ネルについて説明した。しかしながら、本発明は半透過型のECBモードの液晶表示パネ
ルに対しても適用可能である。
画素領域 14…第1透明基板 15…走査線 16…補助容量線 17…補助容量用端
子 18…ゲート絶縁膜 19…半導体層 20…信号線 21…パッシベーション膜
22、22a、22b…画素電極 23…コンタクトホール 24…第1配向膜 25…
第2透明基板 26…遮光層 27…カラーフィルタ層 28…オーバーコート層 29
…共通電極 30…配向膜 31…等電位線 LC…液晶層 AR…アレイ基板 CF…
カラーフィルタ基板 SP…サブ画素 DSP…ダミーサブ画素
Claims (4)
- 液晶層を挟持して対向配置された第1基板及び第2基板を有し、
前記第1基板は駆動領域と非駆動領域とを有し、
前記駆動領域には、互いに絶縁された状態でマトリクス状に形成された複数の信号線及
び走査線と、複数のサブ画素が形成され、
前記サブ画素には前記液晶層を駆動する画素電極が形成されている、
電界効果複屈折モードの液晶表示パネルであって、
前記非駆動領域に隣接する画素電極は、前記非駆動領域に隣接しない画素電極よりも面
積が大きくされて前記非駆動領域側に長く延在されていることを特徴とする電界効果複屈
折モードの液晶表示パネル。 - 前記第2基板は前記第1基板の非駆動領域に対向する位置に遮光層が形成され、前記第
1基板の非駆動領域に隣接する画素電極は前記遮光層と平面視で重畳する位置まで延在さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果複屈折モードの液晶表示パネル。 - 前記非駆動領域に隣接する駆動領域のサブ画素は、前記信号線間の距離が前記非駆動領
域に隣接しないサブ画素よりも長く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電
界効果複屈折モードの液晶表示パネル。 - 前記画素電極の表面には液晶方向配向処理が施され、前記画素電極は前記液晶方向配向
処理の方向とは逆方向に延在されていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果複屈
折モードの液晶表示パネル。
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