JP2010129178A - 液冷式led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】LED光源の消灯時における配管や循環ポンプの一時的な温度上昇を防いで高い信頼性を確保することができる液冷式LED照明装置を提供すること。
【解決手段】LED光源10と、
受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備えた液冷システム3と、
前記LED光源10に電力を供給するLED光源駆動用電源28と、
前記液冷システム3に電力を供給する液冷システム駆動用電源30と、
を含んで構成される液冷式LED照明装置において、
前記LED光源駆動用電源28による前記LED光源10への電力供給が停止した後においても前記液冷システム駆動用電源30から前記液冷システム3への電力供給を一定時間だけ継続するタイマー回路(制御手段)29を設ける。
【選択図】図5
【解決手段】LED光源10と、
受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備えた液冷システム3と、
前記LED光源10に電力を供給するLED光源駆動用電源28と、
前記液冷システム3に電力を供給する液冷システム駆動用電源30と、
を含んで構成される液冷式LED照明装置において、
前記LED光源駆動用電源28による前記LED光源10への電力供給が停止した後においても前記液冷システム駆動用電源30から前記液冷システム3への電力供給を一定時間だけ継続するタイマー回路(制御手段)29を設ける。
【選択図】図5
Description
本発明は、LED光源を液冷システムによって冷却する方式を採用した液冷式LED照明装置に関するものである。
近年、車両用前照灯や屋外照明灯等の照明装置としては、キセノンランプやナトリウムランプ等の大光量ランプを光源とするものから、長寿命で低消費電力のLEDを光源とするものへの置き換えが進んでおり、LEDを光源とするLED照明装置に対しては更なる高出力化が望まれている。
ところで、現在普及しているキセノンランプは200W〜2000W程度の出力のものが多く、これに代わるLED照明装置への投入電力も増加していく傾向にあり、最近では1つのLED照明装置への投入電力が200Wを超えるものも開発されてきている。
こうようなLED照明装置の大電力化に伴ってLED光源の発熱量も増加するため、温度によって寿命や出力が変化するLED光源においては、温度をより低く安定して駆動するための冷却構造が重要な開発課題となっている。その冷却構造として例えば特許文献1には、LED実装基板を金属製の放熱固定板に金属製の放熱カバーによって押圧固定するとともに、該LED実装基板が固定された放熱固定板を透光性カバーと樹脂ケースによって形成された密閉空間内に配置し、放熱固定板には複数の放熱フィンを形成する構成が提案されている。この構成では、LED光源で発生した熱は、LED実装基板を介して放熱固定板に伝導されるとともに、放熱カバーを介して放熱固定板に伝導され、この放熱固定板に伝導された熱は放熱フィンから樹脂ケースを経て大気中に放散されるためにLED光源が冷却される。
ところが、上記のような自然冷却放熱構造では高い冷却効果を期待することができず、更なる高出力化に対応するには限界がある。
そこで、閉ループの循環経路で冷却液を循環させてLED光源を冷却する液冷システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この液冷システムは、受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備え、循環ポンプによって冷却液を循環経路を循環させ、LED光源で発生した熱を受熱ジャケットにおいて冷却液によって受熱し、受熱して温度の上昇した冷却液を放熱ラジエータにおける外気との熱交換によって冷却するという動作を繰り返すことによってLED光源を液冷するシステムである。
ここで、上記液冷システムを備えた液冷式LED照明装置の基本構成と点灯時及び消灯時の制御フローを図15〜図17に基づいて説明する。
図15は従来の液冷式LED照明装置の電力供給系の基本構成を示すブロック図であり、商用電源等の電源入力(主電源)126にはLED点灯用SW127が接続され、このLED点灯用SW127には、LED光源110に電力を供給するためのLED光源駆動用電源128と、冷却システムのファン(FAN)や循環ポンプに電力を供給するための液冷システム駆動用電源130が並列に接続されている。
図16は液冷式LED照明装置の点灯時の制御フローを示すフローチャートであり、同図に示すように主電源126が入力され(ステップS41)、LED点灯用SW127がONされると(ステップS42)、LED光源駆動用電源128と液冷システム駆動用電源130が同時にONされ(ステップS43,S44)、LED光源110が点灯するとともに(ステップS45)、液冷システムが駆動されてLED光源110が冷却される。
又、図17は液冷式LED照明装置の消灯時の制御フローを示すフローチャートであり、同図に示すようにLED点灯用SW127がOFFされると(ステップS51)、LED光源駆動用電源128がOFFされてLED光源が消灯されるとともに(ステップS52)、液冷システム駆動用電源130がOFFされて液冷システムのファン(FAN)と循環ポンプが停止され(ステップS53)、液冷式LED照明システムが全停止される(ステップS54)。
特開2002−299700号公報
特開2006−047914号公報
ところが、従来の液冷式LED照明装置においては、図17のフローチャートに示すように、LED点灯用SW127をOFFすると同時に液冷システム駆動用電源130もOFFされて液冷システムのファンと循環ポンプが停止されるため、冷却液が受熱した熱の外気への放熱性が著しく低下するとともに、冷却液の循環が停止して受熱ジャケットから先の伝熱が遮断されて断熱状態となってしまう。
液冷式LED照明装置には、LED光源の温度が150℃以下となるような放熱性能が要求され、例えば外気温度が20℃程度と考えると、通常動作時には受熱ジャケットやその内部の冷却液の温度はLED光源の温度と外気温度の中間程度となるために最高で85℃程度となる。
従って、前述のようにLED光源の消灯と同時に液冷システムを停止したために受熱ジャケットが断熱状態となった場合には、LED光源や受熱ジャケットに蓄積された熱が放熱ラジエータで放熱できなくなり、LED光源の温度上昇はないものの、受熱ジャケットやその内部の冷却液の温度が一時的に上昇し、その熱が配管内の液体を伝わって循環ポンプやゴムホースの温度上昇を招いてしまう。
ここで、従来の液冷式LED照明装置の各部位(LED光源、受熱ジャケット、循環ポンプ及び放熱ラジエータ)の点灯時と消灯直後の温度(外気温度25℃)を測定した結果を表1に示す。
循環ポンプについても、その寿命が温度によって大きく影響されることが知られているが、前述のようにLED光源の消灯と同時に液冷システムが停止すると循環ポンプの温度も一時的に100℃程度まで上昇するため、このことも装置の信頼性を低下される要因となっていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、LED光源の消灯時における配管や循環ポンプの一時的な温度上昇を防いで高い信頼性を確保することができる液冷式LED照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
LED光源と、
受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備えた液冷システムと、
前記LED光源に電力を供給するLED光源駆動用電源と、
前記液冷システムに電力を供給する液冷システム駆動用電源と、
を含んで構成される液冷式LED照明装置において、
前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給が停止した後においても前記液冷システム駆動用電源から前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続する制御手段を設けたことを特徴とする。
LED光源と、
受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備えた液冷システムと、
前記LED光源に電力を供給するLED光源駆動用電源と、
前記液冷システムに電力を供給する液冷システム駆動用電源と、
を含んで構成される液冷式LED照明装置において、
前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給が停止した後においても前記液冷システム駆動用電源から前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続する制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、LED点灯用SWからのOFF信号によって動作するタイマー回路を備えており、該タイマー回路からの出力信号に応じて前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続することを特徴とする請求項1記載の液冷式LED照明装置。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記LED光源、前記受熱ジャケット又は該受熱ジャケットに接する金属ベースの何れかに固定された温度検出素子を含む温度制御回路を備えており、該温度制御回路からの出力信号に応じて前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記制御手段は、前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給が停止した後に前記温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以上である場合には、その温度が閾値以下となるまで前記液冷システムへの電力供給を継続することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の発明において、前記制御手段は、前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給を開始したときに前記温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以下である場合には、その温度が閾値以上となるまで前記液冷システムへの電力供給を行わないことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3〜5の何れかに記載の発明において、前記温度検出素子は、サーミスタ又は温度検出ICであることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、前記液冷システム駆動用電源から前記液冷システムへの電力供給が遮断されて該液冷システムが停止すると点灯するパイロットランプを設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、LED光源駆動用電源によるLED光源への電力供給が停止して該LED光源を消灯した後においても、液冷システム駆動用電源から液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続してファンや循環ポンプを引き続き駆動するようにしたため、ゴムホース等の配管や循環ポンプの一時的な温度上昇が防がれ、当該液冷式LED照明装置の信頼性が高められる。
請求項2記載の発明によれば、LED光源を消灯した後においても、タイマー回路によって設定された時間だけ液冷システムのファンや循環ポンプが引き続き駆動されるため、ゴムホース等の配管や循環ポンプの一時的な温度上昇が防がれて当該液冷式LED照明装置に高い信頼性が確保される。
請求項3及び4記載の発明によれば、LED光源を消灯した後に温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以上である場合には、その温度が閾値以下となるまで液冷システムへの電力供給を継続してファンや循環ポンプを引き続き駆動するようにしたため、ゴムホース等の配管や循環ポンプを設定温度まで確実に下げることができる。
請求項5記載の発明によれば、LED電源を点灯したときに温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以下である寒冷時には、その温度が閾値以上となるまで液冷システムへの電力供給を遮断して冷却を行わないようにしたため、当該液冷式LED照明装置全体を必要な動作温度まで迅速に高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、サーミスタや温度検出ICによってLED光源、受熱ジャケット又は該受熱ジャケットに接する金属ベースの何れかの温度を正確に検出して液冷システムを適正に制御することができる。
請求項7記載の発明によれば、LED光源を消灯した後に液冷システムが所定時間だけ引き続き駆動され、その後、液冷システムへの電力供給が遮断されて該液冷システムが停止すると、そのことがパイロットランプの点灯によって報知されるため、それを確認してから主電源SWをOFFすることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る液冷式LED照明装置の基本構成を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は本発明に係る液冷式LED照明装置の内部構造を示す斜視図、図2は同液冷式LED照明装置の灯体部の分解斜視図、図3は同灯体部の平断面図、図4は同液冷式LED照明装置の液冷システムの基本構成図である。
本発明に係る液冷式LED照明装置1は、図1に示すように、灯体部2に液冷システム3を組み込んで構成されており、これらの全体は不図示の樹脂製ケースによって覆われている。
先ず、上記灯体部2の構成を図2及び図3に基づいて説明すると、該灯体部2においては、光照射方向とは反対方向(図の上方)に向かってカバーレンズ4、LED光源モジュール5、金属ベース6、受熱ジャケット7、駆動回路ボックス8及びハウジング9が順次配置されており、LED光源モジュール5、金属ベースプレート6、受熱ジャケット7及び駆動回路ボックス8は、カバーレンズ4とハウジング9によって形成される空間内に収容されている。
前記LED光源モジュール5は、計9個設けられており、それぞれはLED光源10とコネクタ11を基板12に実装して構成されている。そして、各LED光源モジュール5は、図3に示すように、銅やアルミニウム等の熱伝導率の高い金属から成る前記金属ベース6に絶縁性熱伝導シート13を介して取り付けられている。
そして、9個のLED光源モジュール5は、図2に示すように、縦横3列のマトリックス状に配置されており、前記カバーレンズ4の各LED光源モジュール5に対応する位置にはレンズカット部4aがそれぞれ形成されている。
又、金属ベース6のLED光源モジュール5が取り付けられた側とは反対側の面には前記受熱ジャケット7が取り付けられており、金属ベース6と受熱ジャケット7は互いに面接触している。ここで、受熱ジャケット7は、中空の矩形板状に成形されており、図3に示すように、その内部には冷却液(不凍液)の通路となる中空部Sが形成されるとともに、外気との熱交換によって冷却された冷却液が流入する流入口7aと当該受熱ジャケット7において受熱した冷却液を排出する排出口7bが設けられている(図2参照)。
更に、受熱ジャケット7の金属ベースプレート6が取り付けられた側とは反対側の面には前記駆動回路ボックス8が取り付けられており、図示しないが、この駆動回路ボックス8内にはLED光源10を駆動するための定電流電源回路を含む電子部品や回路部品が収容されている。
前記ハウジング9には、図2に示すように、これには配管連結用のジョイント14,15が取り付けられており、一方のジョイント14には、受熱ジャケット7の流入口7aに連結された配管(ゴムホース)16が接続され、他方のジョイント15には、受熱ジャケット7の排出口7bに連結された配管(ゴムホース)17が連結されている。
次に、前記液冷システム3の構成を図1及び図4に基づいて説明する。
液冷システム3は、熱交換器である前記受熱ジャケット7と、該受熱ジャケット7において受熱して温度が高くなった冷却液を外気との熱交換によって冷却する放熱ラジエータ18と、該放熱ラジエータ18に冷却風を供給するファン19と、冷却液を閉ループ内で循環させる循環ポンプ20及び冷却液を貯留するリザーブタンク21を備えており、ファン19は放熱ラジエータ18と対向する位置に配置されている。
そして、放熱ジャケット7の排出口7bに配管17(図2参照)を介して連結されたジョイント15から延びる配管(ゴムホース)22は、放熱ラジエータ18の流入口18aに連結されており、放熱ラジエータ18の排出口18bから延びる配管(ゴムホース)23は、リザーブタンク21の流入口21aに連結されている。そして、リザーブタンク21の排出口21bから延びる配管(ゴムホース)24は、循環ポンプ20の吸入口20aに連結され、循環ポンプ20の吐出口20bから延びる配管(ゴムホース)25は、受熱ジャケット7の流入口7aに配管16(図2参照)を介して連結されたジョイント14に連結されている。このようにして受熱ジャケット7、放熱ラジエータ18、リザーブタンク21及び循環ポンプ20は配管22〜25(16,17)によって連結されて開ループを成す循環経路が形成されており、その循環経路を冷却液が循環することによって所要の冷却作用がなされる。
即ち、循環ポンプ20によって循環経路を循環する冷却液は、受熱ジャケット7においてLED光源10において発生する熱を受熱してLED光源10を冷却し、受熱して温度の高くなった冷却液は、配管22を通って放熱ラジエータ18へと導入される。放熱ラジエータ18においては、ファン19によって供給される冷却風によって冷却液の熱が外部に放熱されて該冷却液が冷却され、温度の下がった冷却液は、配管23を通ってリザーブタンク21に貯留され、リザーブタンク21から配管24を通って循環ポンプ20へと送られ、該循環ポンプ20によって昇圧された後に配管25を通って受熱ジャケット7へと導入されてLED光源10の冷却に供される。そして、以上の作用(冷却サイクル)が連続的に繰り返されてLED光源10が冷却され、その温度上昇が抑えられる。
而して、本発明は、以上のように構成された液冷式LED照明装置1において、LED光源10を消灯した後においても液冷システム3の駆動を一定時間だけ継続する制御手段を設けたことを特徴とする。以下、制御手段による液冷システム3の制御についての実施の形態を説明する。
<実施の形態1>
図5は本発明の実施の形態1に係る液冷式LED照明装置の電力供給系の基本構成を示すブロック図であり、同図に示すように、商用電源等の電源入力(主電源)26にはLED点灯用SW27が接続され、このLED点灯用SW27には、LED光源10に電力を供給するためのLED光源駆動用電源28と、当該LED点灯用SW27からの信号によって動作するタイマー回路29が接続されている。
図5は本発明の実施の形態1に係る液冷式LED照明装置の電力供給系の基本構成を示すブロック図であり、同図に示すように、商用電源等の電源入力(主電源)26にはLED点灯用SW27が接続され、このLED点灯用SW27には、LED光源10に電力を供給するためのLED光源駆動用電源28と、当該LED点灯用SW27からの信号によって動作するタイマー回路29が接続されている。
又、前記電源入力(主電源)26には、冷却システム3のファン(FAN)19や循環ポンプ20に電力を供給するための液冷システム駆動用電源30が並列に接続されている。そして、液冷システム駆動用電源30には前記タイマー回路29が接続されている。尚、図5に破線にて示すように、電源入力(主電源)26と液冷システム駆動用電源30との間に液冷システム用SW31を設け、この液冷システム用SW31にタイマー回路29を接続しても良い。又、図6に示すように、図5に示す構成において電源入力(主電源)26の後に主電源SW32を設けても良く、或いは図7に示すように、LED点灯用SW27を独立に設け、このLED点灯用SW27からのOFF信号によってタイマー回路29を動作させるようにして良い。
而して、本実施の形態は、LED点灯用SW27をOFFしてLED光源駆動用電源28によるLED光源10への電力供給を停止してLED光源10が消灯した後においても、タイマー回路29がLED点灯用SW27からのOFF信号を受けて動作し、液冷システム駆動用電源30から液冷システム3への電力供給を設定時間だけ継続してファン(FAN)19と循環ポンプ20を引き続き駆動することを特徴とする。
先ず、点灯時の制御フローを図8に示すフローチャートに従って以下に説明する。
主電源26が入力されると(ステップS1)、液冷システム駆動用電源30がONされてファン19と循環ポンプ20が作動し(ステップS2)、図4に示す循環回路を冷却液が循環して前述のようにLED光源10を冷却する。その後、LED点灯用SW27がONされると(ステップS3)、LED光源駆動用電源28がONしてLED光源10に電力が供給され(ステップS4)、LED光源10が点灯する(ステップS5)。
次に、消灯時の制御フローを図9に示すフローチャートに基づいて説明すると、LED点灯用SW27がOFFされると(ステップS11)、LED光源駆動用電源28がOFFされ(ステップS12)、LED光源10への電力供給が遮断されて該LED光源10が消灯するとともに、LED点灯用SW27のOFF信号がタイマー回路29に送信されて該タイマー回路29が動作し、LED点灯SW27がOFFされて所定の設定時間が経過したか否かが判断される(ステップS13)。
LED点灯SW27がOFFされてから所定の設定時間が経過するまでの間(ステップS13での判断結果がNOである場合)は液冷システム駆動用電源30から液冷システム3への電力供給が継続され、該液冷システム3は引き続き駆動されてLED光源10が冷却され続ける。そして、LED点灯SW27がOFFされてから所定の設定時間が経過すると(ステップS13での判断結果がYESである場合)、液冷システム駆動用電源30がOFFされてファン19と循環ポンプ20の運転が停止し(ステップS14)、液冷システム3での冷却液の循環も停止する。すると、不図示のパイロットランプが点灯し(ステップS15)、液冷システム3が停止したことがパイロットランプの点灯によって報知されるため、それを確認してから例えば図6及び図7に示す主電源SW32をOFFして当該液冷式LED照明装置1を全停止することができる(ステップS16)。
以上のように、本実施の形態では、LED光源駆動用電源28によるLED光源10への電力供給が停止して該LED光源10を消灯した後においても、タイマー回路29によって液冷システム駆動用電源30から液冷システム3への電力供給を一定時間だけ継続してファン19や循環ポンプ20を引き続いて駆動するようにしたため、ゴムホースから成る配管16,17,22〜25や循環ポンプ20の一時的な温度上昇が防がれ、当該液冷式LED照明装置1の信頼性が高められる。
ここで、本実施の形態に係る液冷式LED照明装置1の各部位(LED光源10、受熱ジャケット7、循環ポンプ20及び放熱ラジエータ18)の点灯時と消灯直後の温度(外気温度25℃)を測定した結果を表2に示す。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図10〜図12は本発明の実施の形態2に係る液冷式LED照明装置の電力供給系の基本構成を示すブロック図であり、これらの図に示される電力供給系は図5〜図7に示すタイマー回路29を温度制御回路33に置き換えることによって構成されている。
上記温度制御回路33は、LED光源10、受熱ジャケット7又は該受熱ジャケット7に接する金属プレート6の何れかに固定された不図示の温度検出素子を備えており、該温度検出素子からの検出信号に応じて液冷システム3への電力供給を一定時間だけ継続する。ここで、温度検出素子にはサーミスタ又は温度検出ICが使用されている。
而して、本実施の形態に係る液冷式LED照明装置1の寒冷下以外の通常の点灯時の制御フローは前記実施の形態1のそれ(図8参照)と同じであるため、これについての説明は省略する。
従って、ここでは消灯時と寒冷下での点灯時の制御フローを図13と図14に基づいてそれぞれ説明する。
図13に示すように、消灯時にLED点灯用SW27がOFFされると(ステップS21)、LED光源駆動用電源28がOFFされ(ステップS22)、LED光源10への電力供給が遮断されて該LED光源10が消灯するとともに、LED点灯用SW27のOFF信号が温度制御回路33に送信されて該温度制御回路33が動作し、温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以下であるか否かが判断される(ステップS23)。
温度検出素子によって検出される温度が閾値よりも高い間(ステップS23での判断結果がNOである場合)は液冷システム駆動用電源30から液冷システム3への電力供給が継続され、該液冷システム3は引き続き駆動されてLED光源10が冷却され続ける。そして、温度検出素子によって検出される温度が閾値以下に下がると(ステップS23での判断結果がYESである場合)、液冷システム駆動用電源30がOFFされてファン19と循環ポンプ20の運転が停止し(ステップS24)、液冷システム3での冷却液の循環も停止する。すると、不図示のパイロットランプが点灯し(ステップS25)、液冷システム3が停止したことがパイロットランプの点灯によって報知されるため、それを確認してから例えば図11及び図12に示す主電源SW32をOFFして当該液冷式LED照明装置1を全停止することができる(ステップS26)。
以上のように、本実施の形態では、LED光源駆動用電源28によるLED光源10への電力供給が停止して該LED光源10を消灯した後においても、温度検出素子によって検出される温度が閾値以下に下がるまでの間は液冷システム駆動用電源30から液冷システム3への電力供給をそのまま継続してファン19や循環ポンプ20を引き続いて駆動するようにしたため、ゴムホース空成る配管16,17,22〜25や循環ポンプの一時的な温度上昇が防がれ、当該液冷式LED照明装置の信頼性が高められる。
次に、寒冷下での点灯時の制御フローを図14に基づいて説明する。
外気温度が低い寒冷下でLED光源10を点灯する場合、主電源が入力され(ステップS31)、LED点灯用SW27がONされると(ステップS32)、LED光源駆動用電源28がONしてLED光源10に電力が供給され(ステップS33)、LED光源10が点灯する(ステップS34)。
又、同時に温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以上であるか否かが判断され(ステップS35)、その温度が閾値よりも低い間(ステップS35での判断結果がNOである場合)は液冷システム駆動用電源30のOFF状態が維持され、液冷システム3への電力供給がなされず(ステップS36)、該液冷システム3は駆動されない。そして、温度検出素子によって検出される温度が閾値以上に上がると(ステップS35での判断結果がYESである場合)、液冷システム駆動用電源30がONされてファン19と循環ポンプ20が駆動され(ステップS37)、液冷システム3での冷却液の循環が開始されて所要の冷却作用がなされる。尚、この場合も、LED光源10を消灯するときの制御は図13に示すフローに従ってなされる。
以上のように、本実施の形態では、LED電源10を点灯したときに温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以下である寒冷時には、その温度が閾値以上となるまで液冷システム3への電力供給を遮断して冷却を行わないようにしたため、当該液冷式LED照明装置1の全体を必要な動作温度まで迅速に高めることができる。
本発明に係る液冷式LED照明装置は、街路灯、庭園灯、各種競技場照明灯等の屋外照明用として利用することができる。
1 液冷式LED照明装置
2 灯体部
3 液冷システム
4 カバーレンズ
4a カバーレンズのレンズカット部
5 LED光源モジュール
6 金属ベース
7 受熱ジャケット
7a 受熱ジャケットの流入口
7b 受熱ジャケットの排出口
8 駆動回路ボックス
9 ハウジング
10 LED光源
11 コネクタ
12 基板
13 絶縁性熱伝導シート
14,15 ジョイント
16,17 配管
18 放熱ラジエータ
18a 放熱ラジエータの流入口
18b 放熱ラジエータの排出口
19 ファン
20 循環ポンプ
20a 循環ポンプの吸入口
20b 循環ポンプの吐出口
21 リザーブタンク
21a リザーブタンクの流入口
21b リザーブタンクの排出口
22〜25 配管
26 電源入力(主電源)
27 LED点灯用SW
28 LED光源駆動用電源
29 タイマー回路(制御手段)
30 液冷システム駆動用電源
31 液冷システム用SW
32 主電源SW
33 温度制御回路(制御手段)
S 受熱ジャケットの中空部
2 灯体部
3 液冷システム
4 カバーレンズ
4a カバーレンズのレンズカット部
5 LED光源モジュール
6 金属ベース
7 受熱ジャケット
7a 受熱ジャケットの流入口
7b 受熱ジャケットの排出口
8 駆動回路ボックス
9 ハウジング
10 LED光源
11 コネクタ
12 基板
13 絶縁性熱伝導シート
14,15 ジョイント
16,17 配管
18 放熱ラジエータ
18a 放熱ラジエータの流入口
18b 放熱ラジエータの排出口
19 ファン
20 循環ポンプ
20a 循環ポンプの吸入口
20b 循環ポンプの吐出口
21 リザーブタンク
21a リザーブタンクの流入口
21b リザーブタンクの排出口
22〜25 配管
26 電源入力(主電源)
27 LED点灯用SW
28 LED光源駆動用電源
29 タイマー回路(制御手段)
30 液冷システム駆動用電源
31 液冷システム用SW
32 主電源SW
33 温度制御回路(制御手段)
S 受熱ジャケットの中空部
Claims (7)
- LED光源と、
受熱ジャケット、放熱ラジエータ、循環ポンプ、リザーブタンク及びファンを備えた液冷システムと、
前記LED光源に電力を供給するLED光源駆動用電源と、
前記液冷システムに電力を供給する液冷システム駆動用電源と、
を含んで構成される液冷式LED照明装置において、
前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給が停止した後においても前記液冷システム駆動用電源から前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続する制御手段を設けたことを特徴とする液冷式LED照明装置。 - 前記制御手段は、LED点灯用SWからのOFF信号によって動作するタイマー回路を備えており、該タイマー回路からの出力信号に応じて前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続することを特徴とする請求項1記載の液冷式LED照明装置。
- 前記制御手段は、前記LED光源、前記受熱ジャケット又は該受熱ジャケットに接する金属ベースの何れかに固定された温度検出素子を含む温度制御回路を備えており、該温度制御回路からの出力信号に応じて前記液冷システムへの電力供給を一定時間だけ継続することを特徴とする請求項1記載の液冷式LED照明装置。
- 前記制御手段は、前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給が停止した後に前記温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以上である場合には、その温度が閾値以下となるまで前記液冷システムへの電力供給を継続することを特徴とする請求項3記載の液冷式LED照明装置。
- 前記制御手段は、前記LED光源駆動用電源による前記LED光源への電力供給を開始したときに前記温度検出素子によって検出される温度が所定の閾値以下である場合には、その温度が閾値以上となるまで前記液冷システムへの電力供給を行わないことを特徴とする請求項3又は4記載の液冷式LED照明装置。
- 前記温度検出素子は、サーミスタ又は温度検出ICであることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の液冷式LED照明装置。
- 前記液冷システム駆動用電源から前記液冷システムへの電力供給が遮断されて該液冷システムが停止すると点灯するパイロットランプを設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液冷式LED照明装置。
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