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JP2010123753A - 半導体装置、半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2010123753A JP2008295958A JP2008295958A JP2010123753A JP 2010123753 A JP2010123753 A JP 2010123753A JP 2008295958 A JP2008295958 A JP 2008295958A JP 2008295958 A JP2008295958 A JP 2008295958A JP 2010123753 A JP2010123753 A JP 2010123753A
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Abstract

【課題】周辺回路にストレスを与えずに選択したアンチヒューズ素子を確実に導通させることのできる半導体装置を提供する。
【解決手段】アンチヒューズ素子(Maf)を含み、第一及び第二の電源(VDD、VSS)から電力が供給されて動作する半導体装置であって、ソースが第三の電源(VPPSV)に、ゲートが制御ノード(AFCTL)に接続されたドライバトランジスタ(PH0)と、一端がドライバトランジスタのドレインに他端が第四の電源(VBBSV)に接続されたアンチヒューズ素子と、第一及び第二の電源に接続され、アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、を備え、第三及び第四の電源の電圧を、第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧としてアンチヒューズ素子を導通させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンチヒューズ素子を備えた半導体装置、半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法、及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の分野では、通常は絶縁状態にあり、書き込み工程で、高電圧を印加して絶縁状態を破壊すると導通状態になるアンチヒューズ回路が用いられている。アンチヒューズ回路は、プログラミングの方法が、絶縁状態を破壊させることにより行うので、書き込みは1回限りであり、一度書き込んだデータを元に戻すことはできない。しかし、他の不揮発性のプログラミング素子に比べると導通抵抗が低いため、フィールドプログラマブルゲートアレイやその他の半導体装置の不揮発性プログラマブル回路として広く用いられるようになっている。
特に半導体メモリ等の不良ビット救済用の冗長回路の置換アドレスを指定する回路やトリミング回路としては、レーザヒューズが一般的であるが、レーザヒューズは、半導体装置をパッケージに組み立てた後は、プログラミングができないのに対して、アンチヒューズ回路は、電気的に書き込みを行うため、半導体装置をパッケージに組み立てた後も、プログラミングが可能であることから、注目されている。
特許文献1には、半導体メモリ等に用いられる従来のアンチヒューズ素子を備えた半導体装置が記載されている。特に、特許文献1の図3には、アンチヒューズ素子をプログラムミングする際には、アンチヒューズ素子32の一端に高電圧(vpgm)を印加し、アンチヒューズ素子の他端は、Nチャンネル保護トランジスタ34とNチャンネルドライバトランジスタ38を介してグランドGND電位に接続し、アドレス等で選択されるNチャンネルドライバトランジスタ38のゲートに与える電圧によって、アンチヒューズ素子を絶縁破壊させるか否かをプログラムする半導体装置が記載されている。また引用文献1の図13には、アンチヒューズ素子102の一端に高電圧(vpgm)を印加し、アンチヒューズ素子の他端は、Pチャンネル保護トランジスタ104とPチャンネルドライバトランジスタ108を介してVCC電位に接続し、アドレス等で選択されるPチャンネルドライバトランジスタ108のゲートに与える電圧によって、アンチヒューズ素子を絶縁破壊させるか否かをプログラムする半導体装置が記載されている。
特開2002−134620号公報
以下の分析は本発明において与えられる。アンチヒューズ素子の絶縁破壊を生じさせて導通状態にするためには、アンチヒューズ素子の端子間に高電圧を印加させることが必要である。一方、アンチヒューズ素子以外の素子(切断時、アンチヒューズのノードに共通に接続され、高電圧が印加されるその他の素子)等の周辺回路に高電圧を印加することは、それらその他の素子が高電圧による破壊を生じさせる恐れがあり、破壊にまで至らないとしてもトランジスタ特性の劣化を引き起こす恐れがある。また、特許文献1の図3においては、選択されたアンチヒューズ素子の他端がグランドGND電位であることから、アンチヒューズ素子の構造、プロセス条件によっては、アンチヒューズ素子の一端に与える高電圧(vpgm)が非常に高くなる。また、特許文献1の図13においては、選択されたアンチヒューズ素子の他端がVCC電位であり、アンチヒューズ素子の一端に与える高電圧(vpgm:負電圧―VCCH)が抑制できるも、低電位側(VCCH側のノード10)に大きなドライバトランジスタ108、トランジスタ106と104が接続されるので、検出回路が検出するノード10の寄生容量値等は大きい、且つそれらトランジスタのサブシュレッショルド電流によるリーク電流も無視できない。よって、アンチヒューズ素子の切断抵抗が比較的高く遷移した時のアンチヒューズの抵抗値を検知する判定回路の検出精度を低下させる。従って、アンチヒューズ素子の端子間には抑制された高電圧を与え、かつ、周辺回路に与える電圧ストレスが抑制できるアンチヒューズ回路、判定回路の検出精度を向上するアンチヒューズ回路と判定回路の構成や製造プロセスを複雑化させずに実現することが求められている。
本発明の1つの側面による半導体装置は、アンチヒューズ素子を含み、第一及び第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置であって、ソースが第三の電源に、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第四の電源に接続されたアンチヒューズ素子と、前記第一及び第二の電源に接続され、前記アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、を備え、前記第三及び第四の電源の電圧を、前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧として前記アンチヒューズ素子を導通させることができるように構成されている。
また、本発明の他の側面による半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法は、ソースが第一のノードに、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第二のノードに接続されたアンチヒューズ素子と、を含み、第一、第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置において、前記第一のノード及び第二のノードに前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧を印加し、前記制御ノードの電圧を制御して前記アンチヒューズ素子を導通させる。
本発明のさらに他の側面による半導体装置の製造方法は、アンチヒューズ素子を備え、通常動作時には、第一、第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置の製造方法であって、ソースが第一のノードに、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第二のノードに接続されたアンチヒューズ素子と、を半導体基板の上に形成する工程と、前記第一のノード及び第二のノードに前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧を印加し、前記制御ノードの電圧を制御して前記アンチヒューズ素子を導通させる工程と、を有する。
本発明の代表的な少なくとも一つの効果によれば、直列接続されたドライバトランジスタとアンチヒューズ素子の両端に、第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧を印加することによりアンチヒューズ素子を導通させるようにしているので、アンチヒューズ素子の端子間に与える電圧を確保し、かつ、それぞれの前記アンチヒューズ素子の端子間に与える電圧を抑制された高電圧とし、周辺回路に与える電圧ストレスが抑制できる。更に、アンチヒューズ素子を選択するデコーディング素子は、前記ドライバトランジスタのゲート制御信号の生成部において配置するので、アンチヒューズ素子に付随する寄生容量値やリーク電流を抑制できることから、アンチヒューズの抵抗値を検知する判定回路の精度を向上することができる。
本発明の課題を解決するコンセプトの代表的な一例は、以下に示される。
アンチヒューズ素子を切断するために必要なアンチヒューズ素子の両端に与えるそれぞれの電圧を、周辺回路で使用される一般的な第1電源、第2電源よりもそれぞれ高い高電圧としている。よって、それぞれの高電圧値を抑制ながらも、アンチヒューズの切断の信頼性(切断時の低抵抗性)を確保できる。且つ、アンチヒューズ素子に接続されるアンチヒューズ素子の抵抗値を検出する判定回路が接続されるノードに対して、アンチヒューズを切断するドライバトランジスタ以外の素子は、原則付加されない。よって、前記ノードに付随するその他の素子等の破壊や信頼性の問題は生じない。更に前記ノードの寄生容量値が極力抑制でき、且つ前記ノードのリーク電流等が生じないので、前記判定回路の精度が向上する。且つ、アンチヒューズ素子の切断の選択を行なう選択トランジスタを、前記ドライバトランジスタのゲート信号である制御ノードに接続している。よって、前記ノードの寄生容量は生じない。且つ、制御ノードに対して負荷トランジスタを配置している。また、アンチヒューズ素子の抵抗値を検出するにあたり、判定電流調整信号により調整された電流を、アンチヒューズ素子に流している。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明において引用する図面及び図面の符号は実施形態の一例として示すものであり、それにより本発明による実施形態のバリエーションを制限するものではない。
本発明の一実施形態による半導体装置によれば、例えば、図1又は図9に示すように、アンチヒューズ素子Mafを含み、第一の電源VDD及び第二の電源VSSから電力が供給されて動作する半導体装置(例えば図2全体。31)であって、ソースが第三の電源VPPSVに、ゲートが制御ノードAFCTLに接続されたドライバトランジスタ(PH0、またはPH2とPH3)と、一端がドライバトランジスタのドレイン(AFGATE)に他端が第四の電源ABBSVに接続されたアンチヒューズ素子Mafと、第一の電源VDD及び第二の電源VSSに接続され、アンチヒューズ素子Mafの抵抗値を判定する判定回路22と、を備え、第三の電源VPPSVの電圧及び第四の電源VBBSVの電圧を、第一の電源VDDと第二の電源VSSとの電圧範囲外の電圧としてアンチヒューズ素子Mafを導通させることができるように構成されている。なお、第三、第四の電源へは、半導体装置31の外部から電源を直接供給してもよいし、半導体装置31の内部に昇圧回路や降圧回路を設け、第一の電源、第二の電源から半導体装置31の内部で電源電圧を生成してもよいことは言うまでもない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1、図9に示すように、第一乃至第四の電源(VDD、VSS、VPPSV、VBBSV)の電圧を、第三の電源VPPSV、第一の電源VDD、第二の電源VSS、第四の電源VBBSVの順番に低くなる電圧としてアンチヒューズ素子Mafを導通させるようにしてもよい。すなわち、図1に示す回路では、第三の電源VPPSVの電源電圧が最も高く、第四の電源VBBSVに最も低い電圧を与えてアンチヒューズ素子に絶縁破壊を引き起こさせ、導通状態にしている。しかし、図1のアンチヒューズ回路の導電型をすべて逆にすれば、第四の電源を最も高電圧にして、第二の電源、第一の電源、第三の電源の順番に低い電圧にしても同一の効果が得られる。
さらに、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1に示すように、第三の電源VPPSVと制御ノードAFCTLとの間に接続された負荷トランジスタPH1(高耐圧MOSトランジスタ(厚膜トランジスタ))と、第二の電源VSSと制御ノードAFCTLとの間に接続された複数の選択トランジスタ(NH1、NH2;(高耐圧MOSトランジスタ(厚膜トランジスタ)))と、を備えたデコード回路21をさらに有することとしてもよい。デコード回路によって、ドライバトランジスタをオンさせてアンチヒューズ素子に電圧を印加して書き込みを行うか否かを決定することができる。なお、図1において、複数の選択トランジスタが直列接続されているが、デコード回路の構成によって、複数の選択トランジスタは、直列接続されたものであつても、並列接続されたものであっても、行列上に配列されたものであってもよい。
さらに、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、例えば図4に示すように、第三の電源VPPSVの電圧と第二の電源VSSの電圧とを分圧する負荷電圧生成回路24(図4)を更に備え、負荷電圧生成回路24の出力信号DBIASが負荷トランジスタPH1のゲートに接続されているものであってもよい。すなわち、負荷電圧生成回路によって、負荷トランジスタのバイアス電圧を制御し、負荷トランジスタのバイアス電圧を介して、ドライバトランジスタのバイアス電圧を間接的に制御することができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図9に示すように、ドライバトランジスタ25が直列接続された複数のトランジスタ(PH2、PH3)で構成され、デコード回路の機能を兼ねることができる。上記構成によれば、トライバトランジスタにデコード回路の機能を兼ねさせているので、ヒューズ素子への書き込みに要する回路の素子数を減らすことができる。
さらに、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1、図9に示すように、アンチヒューズ素子Mafは、一端AFGATEにゲートが、他端VBBSVにソースとドレインが接続されたMOSトランジスタとすることができる。すなわち、MOSトランジスタのゲート絶縁膜をアンチヒューズに用いることができる。従って、半導体装置中の回路素子として用いられるMOSトランジスタと同一構造のMOSトランジスタをアンチヒューズとして用いれば、アンチヒューズを設けることによって、製造工程が増えることはない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1、図9に示すように、判定回路22は、ソース・ドレインの一方が前記アンチヒューズ素子の一端AFGATEに接続され他方が判定回路の電位判定ノードLAT_Bに接続された入力トランジスタNH3を備え、ドライバトランジスタPH0及び入力トランジスタNH3が高耐圧MOSトランジスタ(厚膜トランジスタ)で構成され、アンチヒューズ素子Mafが、低耐圧MOSトランジスタ(薄膜トランジスタ)で構成されている。すなわち、高電圧の印加されるドライバトランジスタPH0及び入力トランジスタNH3を高耐圧トランジスタで構成しているので、アンチヒューズ素子に高電圧を印加しても、周辺回路(後述)に悪影響が及ぶことはない。また、アンチヒューズ素子Mafを低耐圧MOSトランジスタで構成しているので、比較的容易に、絶縁膜を破壊させ導通させることができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1、図9に示すように、入力トランジスタNH3のゲートが、判定クロック信号AFDETに接続され、判定回路22は、判定クロック信号AFDETに同期して判定結果をラッチする。すなわち、判定クロック信号は、アンチヒューズ素子の導通状態を調べるときにアクティブにすれば、判定結果をラッチできる。アンチヒューズ素子に高電圧を印加して導通させるときは、判定クロック信号をアクティブにする必要がないので、入力トランジスタはオフし、判定回路には、高電圧が印加されることはない。また、判定回路には、アンチヒューズ素子の抵抗値を判定し、判定結果をラッチする機能が備わっているので、電源投入後、一回判定クロックを与え、抵抗値の判定結果をラッチしてしまえば、再び電源投入するか、イニシャライズしない限り、アンチヒューズ素子の抵抗値を再度判定する必要はない。尚、前記ラッチの制御と前記入力トランジスタNH3の制御を分離することもできる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図2に示すように、半導体装置が、メモリセルアレイ10と、メモリセルアレイのメモリセルに対して外部からのアクセスを制御する周辺回路(例えば、データコントロール回路14、ラッチ回路15、コントロールロジック5、コマンドデコーダ4など)とをさらに備え、アンチヒューズ素子Mafが、周辺回路に用いられるMOSトランジスタ(低耐圧MOSトランジスタ(薄膜トランジスタ))と同一構成のMOSトランジスタで構成することができる。従って、アンチヒューズ素子は周辺回路と同時に製造できるので、アンチヒューズ素子を設けても製造工程が増えることはない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図1、図3に示すように、判定電流調整信号LBIASが判定回路22に接続され、判定回路22が、判定電流調整信号LBIASにより調整された電流をアンチヒューズ素子Mafに流し込み、生じた電位差により判定を行う。すなわち、判定電流調整信号LBIASの電圧レベルを調整することにより、判定回路22からアンチヒューズ素子に流し込む電流を制御し、アンチヒューズ素子に流れる電流によって生じる電位差を判定回路によって測定することによってアンチヒューズが導通しているか判定することができる。尚、前記アンチヒューズ素子に流し込む電流は、ラッチ回路(トランジスタPL1、NL1とインバータIL1で構成される)のフィードバック電流でもあり、トランジスタPL3とそのゲートに入力される判定電流調整信号LBIASの電圧値は、ラッチ回路の判定特性(アンチヒューズ素子の抵抗値を電流で1/0判定する閾値を決定する特性)をも、決定する重要な要素である。更に、トランジスタPL3は、判定回路22内においてラッチ回路から分離することもできる。更に、アンチヒューズ素子側から電流を引き抜く逆の回路形式であれば、トランジスタPL3等の素子が接続される電源との接続関係も逆となることは、言うまでもない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図3に示すように、第一の電源VDDの電圧と前記第二の電源VSSの電圧とを分圧する判定電圧生成回路23を更に備え、判定電圧生成回路23が判定電流調整信号LBIASを出力することができる。すなわち、判定電圧生成回路23を調整することによって、判定電流調整信号LBIASの電圧レベルを調整することができ、その結果、アンチヒューズ素子が導通しているか否かの判定レベルを調整することができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、半導体装置31が、半導体基板と複数層の配線層とを備えており、アンチヒューズ素子Mafのゲートは、複数の配線層のうち、最下層の配線層のみを用いて少なくとも1箇所で半導体基板に接続する。すなわち、図1を参照すると、アンチヒューズ素子MafのゲートAFGATEは、配線を通って、ドライバトランジスタPH0のドレインと、判定回路22の入力トランジスタNH3のソース・ドレインで半導体基板に接続されることになる。この少なくともどちらかを複数の配線層のうち、最下層の配線層のみを用いて配線する。このような構造にすれば、最下層の配線の形成が終わった後は、アンチヒューズ素子のゲートから半導体基板への放電経路が形成されているので、半導体装置の製造工程におけるイオン注入工程や、リソグラフィ工程において、アンチヒューズ素子のゲートがチャージアップして破壊されることがない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置によれば、図2に示すように、第一乃至四の電源(VDD、VSS、VPPSV、VBBSV)は、それぞれ第一乃至第四の電源パッドに接続され、第一、第二の電源パッド(VDD、VSSの電源パット。図示せず)は半導体装置の外部に設けられた電源配線(図示せず)に接続され、第三、第四の電源パッド(VPPSV、VBBSV)は半導体装置の外部に設けられた電源配線には接続されず(図示せず)に、第三、第四の電源が半導体装置の内部で電源電圧を発生する電源電圧発生回路18にそれぞれ接続されている。すなわち、第三の電源、第四の電源は、外部から直接電圧を与えなくとも半導体装置の内部に設けた電源電圧発生回路18で発生することができる。しかし、半導体ウェハや、半導体チップの状態で、アンチヒューズ素子を導通される場合は、導通箇所が多いので、外部からも第三、第四の電源が供給できる電源パッドを設けている。この電源パッドはパッケージに組み立てた後は外部端子には接続されない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法は、図1に示すように、ソースが第一のノードVPPSVにゲートが制御ノードAFCTLに接続されたドライバトランジスタPH0と、一端がドライバトランジスタPH0のドレインに他端が第二のノードVBBSVに接続されたアンチヒューズ素子Mafと、を含み、第一の電源VDD、第二の電源VSSから電力が供給されて動作する半導体装置において、第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVに第一の電源VDDと第二の電源VSSとの電圧範囲外の電圧を印加し、制御ノードAFCTLの電圧を制御してアンチヒューズ素子Mafを導通させる。第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVを共に、第一の電源VDDと第二の電源VSSとの電圧範囲外の電圧を印加するので、第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVのどちらもそれほど絶対値の大きな電圧を印加しなくともアンチヒューズを導通させることができる。第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVのどちらもそれほど絶対値の大きな電圧を印加しないので、アンチヒューズ素子の周辺回路へストレスを与えることも少ない。
また、本発明の一実施形態による半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法は、図1、図2に示すように、半導体装置31が、ドライバトランジスタPH0とアンチヒューズ素子Mafとを複数組備え、さらに、メモリセルアレイ10と冗長メモリセル(図示せず)とを備えた半導体装置31であって、メモリセルアレイ10の機能テストを行う工程と、機能テストの結果メモリセルアレイに機能不良があった場合には、冗長メモリセルに置き換えるメモリセルを決定し、そのメモリセルに対応して複数のアンチヒューズ素子から選択したアンチヒューズ素子を導通状態にさせる工程と、を備える。メモリセルアレイ10の内部には、列及び列単位に設けられた冗長メモリセルが存在するが、機能テストの結果によって、欠陥が見つかったメモリセルは、冗長メモリセルに置き換える。その置き換えるメモリセルのアドレスをアンチヒューズ回路にプログラムする。
また、本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法は、図1に示すように、アンチヒューズ素子Mafを備え、通常動作時には、第一、第二の電源(VDD、VSS)から電力が供給されて動作する半導体装置31の製造方法であって、ソースが第一のノードVPPSVに、ゲートが制御ノードAFCTLに接続されたドライバトランジスタPH0と、一端がドライバトランジスタPH0のドレインAFGATEに他端が第二のノードVBBSVに接続されたアンチヒューズ素子Mafと、を半導体基板の上に形成する工程と、第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVに第一の電源VDDと第二の電源VSSとの電圧範囲外の電圧を印加し、制御ノードAFCTLの電圧を制御してアンチヒューズ素子Mafを導通させる工程とを有する。例えば、アンチヒューズがトリミングや欠陥メモリセルの置換に用いられるものであるならば、アンチヒューズによる調整前の機能として規格はずれや欠陥が存在する半製品を測定結果等に基づいて所定のアンチヒューズを導通させることにより機能として規格はずれや欠陥のない半導体装置として完成させることができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法は、図1、図2に示すように、ドライバトランジスタPH0と、アンチヒューズ素子Mafと、を半導体基板の上に形成する工程において、複数組のドライバトランジスタPH0と、アンチヒューズ素子Mafを形成するとともに、メモリセルアレイ10と冗長メモリセル(図示せず)とを半導体基板の上に形成し、メモリセルアレイ10の機能テストを行う工程をさらに備え、アンチヒューズ素子を導通させる工程において、機能テストの結果によって、冗長メモリセルに置き換えるメモリセルを決定し、そのメモリセルに対応して複数のアンチヒューズ素子から選択したアンチヒューズ素子を導通状態にさせる。すなわち、メモリセルアレイの機能テストの結果に基づいて所定のアンチヒューズ素子を導通させることによってアンチヒューズによる調整前の機能的に欠陥のあるメモリセルアレイを機能的に欠陥のないメモリセルアレイとして完成された半導体装置にすることができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法は、図2に示すように、ウェハまたはペレット状態の半導体装置のパッドから第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVにVDDからVSSの電圧範囲外の電圧を印加し、アンチヒューズ素子Mafを導通させる工程を含む。すなわち、ウェハ状態での試験結果により、ウェハ状態でアンチューズ素子を導通させるときは、半導体装置の外部からパッドへ第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVに電圧を供給し、アンチヒューズ素子を導通させ、機能的に欠陥のない半導体装置にすることができる。
また、本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法は、図2に示すように、半導体装置31が、第一のノードVPPSV及び第二のノードVBBSVにVDDからVSSの電圧範囲外の電圧を発生させる電源電圧発生回路18を備えており、半導体装置31をパッケージに組み立てた後で、電源電圧発生回路18を機能させてアンチヒューズ素子Mafを導通させる工程を含む。すなわち、パッケージに組み立てた後は、通常第一のノードVPPSV、第二のノードVBBSVは端子として設けられていないので、外部から電圧を供給することができないが、半導体装置の内部に電源電圧発生回路を備えているので、電源電圧発生回路を機能させて、第一のノード、第二のノードにアンチヒューズを導通させるために必要な電圧を与えることができる。従って、組み立て後であっても、欠陥が含まれる半製品を機能的に欠陥のない半導体装置として完成させることができる。以下、本発明について実施例に即し、図面を参照してさらに詳しく説明する。
図2は、実施例1における半導体装置全体のブロック図である。図2の半導体装置31は、同期式のDRAMである。図2の半導体装置31の構成について、概略を説明する。クロックジェネレータ1は外部からクロック信号CK、/CK、クロックイネーブル信号CKEを入力し、半導体装置31全体にクロックを供給する。アドレスバス3は、外部からアドレス信号A0〜A13、バンクアドレス信号BA0〜BA2を入力し、モードレジスタ2、ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ6、カラムアドレスバッファ・バーストカウンタ8へ伝える。モードレジスタ2はアドレスバス3からアドレスデータを受けて内部の動作モードを設定する。コマンドデコーダ4は、外部からチップセレクト信号/CS、ロウアドレスストーブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEを入力し、外部から与えられるコマンドをデコードする。コントロールロジック5は、コマンドデコーダでデコードしたコマンドに基づいて、半導体装置31全体を制御する。ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ6はアドレスバス3からロウアドレスを受け付けると共に、リフレッシュアドレスをカウントする。カラムアドレスバッファ・バーストカウンタ8はアドレスバス3からカラムアドレスを受け付けると共にバースト転送のカラムアドレスをカウントする。メモリセルアレイ10には、行列上にDRAMセルが配列され、そのアドレスは、ロウデコーダ11とカラムデコーダにより指定される。なお、メモリセルアレイ10は、Bank0からBank7の8つのバンクを有している。センスアンプ12は、メモリセルアレイからデータを読み出す場合やリフレッシュを行うときに、メモリセルアレイからビット線を介して読み出したデータを増幅する。データコントロール回路14はメモリセルアレイに対して入出力を行うデータを制御する。ラッチ回路15は、外部と入出力を行うデータを一時的に保持する。DLL16は、クロック信号CK、/CKから外部と同期を取るためのクロック信号を生成し、入出力バッファ17へ供給する。入出力バッファ17は、外部のデータバスDQに接続され、データストローズ信号DQS、/DQS、差動データストローブ信号RDQS、/RDQSに同期してデータの入出力を行う。また、入出力バッファ17へは、終端抵抗制御信号ODT、データマスク信号DMが入力される。
各バンクのメモリセルアレイ10には、図示しない冗長メモリセルロウ、冗長メモリセルカラムが含まれる。メモリセルアレイ10をテストした結果、一部のメモリセルに欠陥が見つかった場合には、その不良メモリセルが含まれるロウまたは、カラムを単位に、冗長メモリセルロウ、冗長メモリセルカラムに置き換えられる。ロウデコーダ11、カラムデコーダ13にそれぞれ対応して設けられたアンチヒューズ回路7は、それぞれ不良メモリセルが含まれるロウ、カラムを冗長メモリセルロウ、冗長メモリセルカラムに置き換えるべきロウアドレス、カラムアドレスを記憶し、ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ6、カラムアドレスバッファ・バーストカウンタ8から不良メモリセルが含まれるロウアドレス、カラムアドレスが指定された場合にそのロウアドレス、カラムアドレスに代えて、冗長メモリセルロウ、冗長メモリセルカラムをロウアドレス、カラムアドレスとして出力する。従って、アンチヒューズ回路7は、置き換えるロウアドレス、カラムアドレスのビット数に対応したビット数を有している。また、冗長メモリセルロウ、冗長メモリセルカラムを複数設ける場合は、それぞれに対応して設けられる。また、図2では図示を省略しているが、アンチヒューズ回路7はバンク毎に設けられる。
また、電源電圧発生回路18は、外部から供給される第一の電源VDD、第二の電源VSSからアンチヒューズ回路の書き込みに必要な電源VPPSVとVBBSVを発生し、アンチヒューズ回路7に供給する。なお、電源電圧発生回路18が出力する電源VPPSVとVBBSVには、端子パッドに接続されており、半導体装置31がウェハ状態、または、チップ状態にあるときに外部から直接VPPSV、VBBSVに電源を供給することも可能なように構成されている。
なお、上記図2に示す半導体装置31は、周知の製造方法によりシリコン半導体基板に回路を形成することができる。
図1に、実施例1におけるアンチヒューズ回路7の1ビット分の回路図を示す。1ビット分のアンチヒューズ回路7の構成について説明する。デコーダ21はアンチヒューズの読み出し、または書き込み時に、複数のアンチヒューズからアクセスするアンチヒューズを選択する。デコーダ21は、ソースが第三の電源VPPSVに、ゲートが負荷電圧生成回路24の出力信号DBIASに接続される厚膜PMOSトランジスタPH1と、ソースが第二の電源VSSに、ゲートが選択信号AFDEC0に接続された厚膜NMOSトランジスタNH2と、ソースが厚膜NMOSトランジスタNH2のドレインに、ゲートが選択信号AFADDに、ドレインが厚膜PMOSトランジスタPH1のドレインと共通接続された厚膜NMOSトランジスタNH1を備えている。
また、共通接続された厚膜PMOSトランジスタPH1と厚膜NMOSトランジスタNH1のドレインはデコーダ21の出力となり、ドライバトランジスタPH0のゲートに接続される。ドライバトランジスタPH0は、厚膜PMOSトランジスタで構成され、ソースが第三の電源VPPSVに接続される。
ドライバトランジスタPH0のドレインはアンチヒューズ素子Mafに接続される。アンチヒューズ素子Mafは、薄膜のNMOSトランジスタで構成されており、ゲートがドライバトランジスタPH0のドレインに接続され、ドレインとソースは、第四の電源VBBSVに接続される。なお、アンチヒューズ素子Mafは、半導体装置31に他の回路でも用いられている薄膜のNMOSトランジスタと同一の構成である。
アンチヒューズ素子Mafのゲートは判定回路22のデータ入力端子にも接続される。判定回路22は、読み出し動作時にアンチヒューズ素子MafのゲートAFGATEの電位、すなわち、アンチヒューズ素子Mafのゲートとソース・ドレイン間の抵抗値を判定する回路である。
判定回路22は、ソース・ドレインの一方がアンチヒューズ素子MafのゲートAFGATEに、ゲートが判定クロック信号AFDETに接続された厚膜NMOSトランジスタである入力トランジスタNH3と、ソースが第二の電源VSSに、ドレインが入力トランジスタNH3のソース・ドレインの他方に接続された薄膜NMOSトランジスタNL1と、入力が入力トランジスタNH3の他方に接続され、出力が薄膜NMOSトランジスタNL1のゲート及び薄膜PMOSトランジスタPL1のゲートに接続された低耐圧インバータIL1と、ソースが第一の電源VDDに接続された薄膜PMOSトランジスタPL1と、ソースが薄膜PMOSトランジスタPL1のドレインに、ゲートが判定電流調整信号LBIASに、ドレインが入力トランジスタNH3のソース・ドレインの他方、薄膜NMOSトランジスタNL1のドレイン、薄膜PMOSトランジスタPL2のドレインと共通接続された薄膜PMOSトランジスタPL3を備えている。また、薄膜PMOSトランジスタPL2のソースは第一の電源VDDに、ゲートがプリチャージ信号LPRE_Bに接続されている。さらに、低耐圧インバータIL1の出力は、判定回路22の出力信号LAT_Tとして出力される。尚、PMOSトランジスタPL1〜PL3、NMOSトランジスタNL1とインバータIL1は、低耐圧MOSトランジスタである。
なお、後で詳しく説明するが、書き込み時には、第三の電源VPPSVに第一の電源VDD以上の電圧を印加し、第四の電源VBBSVに第二の電源VSS以下の電圧を印加し、デコーダ21の出力信号である制御ノードAFCTLの電圧によりドライバトランジスタPH0のオンオフを制御し、ドライバトランジスタPH0がオンすると、アンチヒューズ素子Mafのゲートとソース・ドレインとの間に高電圧が印加され、アンチヒューズ素子Mafのゲートは絶縁破壊され、ゲートとソース・ドレインとの間が導通する。
なお、実施例1の半導体装置は、好ましくは、周知の技術により、シリコン半導体基板の上に、多数のMOSトランジスタや、容量素子を形成し、シリコン基板の上に設けたそれらの多数のMOSトランジスタや容量素子の上に絶縁層を介して複数の配線層を設け、それらの配線層に形成した多数の配線を介して、多数のMOSトランジスタや容量素子を外部の端子に接続し、所定の機能を実現している。その中で、図1のアンチヒューズ素子MafのゲートAFGATEは、配線を通って、ドライバトランジスタPH0のドレインと、判定回路22の入力トランジスタNH3のソース・ドレインで半導体基板に接続されることになる。このAFGATEのドライバトランジスタPH0のドレインへの接続配線と、判定回路22の入力トランジスタNH3のソース・ドレインへの接続配線のうち、少なくとも一方を、最下層の配線層のみを用いて配線している。このような構造にすれば、最下層の配線の形成が終わった後は、アンチヒューズ素子のゲートから半導体基板への放電経路が形成されているので、最下層の配線形成工程以降の製造工程におけるイオン注入工程や、リソグラフィ工程によって、アンチヒューズ素子のゲートがチャージアップして破壊されることがない。
なお、この明細書で厚膜PMOSトランジスタ、厚膜NMOSトランジスタとは、ゲート絶縁膜の厚い高耐圧のトランジスタであり、高電圧を印加しても破壊されない。一方、薄膜PMOSトランジスタ、薄膜NMOSトランジスタはゲート絶縁膜の薄い高速に動作する耐圧の低いトランジスタである。電源にVDD、VSSしか印加しないメモリセルアレイ周辺の周辺回路では、薄膜トラジスタを用い、アンチヒューズ素子の周辺回路等高電圧を印加する回路には、高耐圧のトランジスタを使用する。本件の図面では、高耐圧のトランジスタにはゲート絶縁膜を厚くした記号を用い、低耐圧のトランジスタと区別している。また、高耐圧のトランジスタで構成される論理ゲートは、回路図記号を太線で記載し、低耐圧のトランジスタで構成する論理ゲートと区別している(図4のIH31参照)。
図3は、実施例1において、図1の判定電流調整信号LBIASを生成する判定電圧生成回路23の回路図である。なお、図2には、判定電圧生成回路23の記載を省略しているが、判定電圧生成回路23は、半導体装置31の内部に設けられる回路である。
判定電圧生成回路23の構成と動作について説明する。判定電圧生成回路23は、判定電圧生成回路活性化信号LBIASACTBがローレベルとなると活性化し、第一の電源VDDと第二の電源VSSの電圧を抵抗分割により生成し、判定電流調整信号LBIASとして判定回路22に出力する。直列に接続された薄膜PMOSトランジスタPL11、PL12、PL13、PL14と、並列に接続された薄膜NMOSトランジスタNL12、NL14、NL16、NL18、NL20と、ソース・ドレイン間が接続された薄膜NMOSトランジスタNL11、NL13、NL15、NL17、NL19でVDDとVSS間の電圧を分割し、PL16、NL22で構成されるトランスミッションゲートを介してLBIASとして出力する。PL11、PL12、PL13には、金属配線層のみの変更で、ソース・ドレイン間をショートするか否かが切り換えられるスイッチ配線S11、S12、S13が設けられている。同様にスイッチ配線S14、S15は薄膜NMOSトランジスタNL18、NL20のゲートの接続先を金属配線層で切り換えられるスイッチ配線である。
TAFRUPとTAFRDNは判定電流調整信号LBIASの電圧レベルを調整する信号である。TAFRUPがハイレベルになると、NL14、NL18がオフし、判定電流調整信号LBIASの電圧レベルは上昇する。また、TAFRDNがハイレベルになると、NL16、NL20がオンし、判定電流調整信号LBIASの電圧レベルは下降する。
図4は、実施例1において、図1のデコーダ21に入力されるDBIAS信号を生成する負荷電圧生成回路24の回路図である。負荷電圧生成回路24は、判定電圧生成回路23と入出力信号の接続先が異なり信号名が異なることと、電源が第一の電源VDDに代えて第三の電源VPPSVから供給され、全体が厚膜の高耐圧トランジスタで構成されていることを除いて、その構成、動作が同一である。従って、詳細な説明は省略する。
次に、実施例1におけるアンチヒューズ素子への書き込みと読み出し動作についてタイミングチャートである図5〜図8を用いて説明する。なお、以下の動作説明において、アンチヒューズに書き込み動作を行うときの電源電圧は、VPPSV=4V、VBBSV=0〜−2V、VDD=1.5V、VSS=0Vであるとする。また、読み出し動作のときの電源電圧は、VPPSV=1.5V、VBBSV=0V、VDD=1.5V、VSS=0Vである。なお、以下に示すタイミングチャートにおいて、AFADD、AFDEC0、AFDETの振幅に用いられる電圧としてVPP電位を用いているが、VPPには書き込み動作及び読み出し動作のいずれのときにも、2.6Vが与えられる。VPPはメモリセルアレイのワード線に用いられる電位であり、半導体装置31内部で電源電圧発生回路により電圧が与えられる。VPP電位を用いずに、VDD電位を用いても動作するが、VPP電位を用いることにより、VPP電位がゲートに入力されるNMOSトランジスタのオン抵抗を下げ、動作マージンを確保することができる。
図5は、実施例1においてアンチヒューズ素子を導通させる場合のタイミングチャートである。なお、書き込み動作において、判定クロック信号AFDET信号は、常にVSS電位にあり、判定回路22の入力トランジスタNH3は常にオフ状態にあるので、判定回路22は、アンチヒューズ素子Mafから切り離されている。タイミングt51で図1のデコーダ21に入力される負荷電圧調整信号DBIASがVSS電位からVPPSV−α電位に上昇する。「α」は図4に示す負荷電圧生成回路24によって決まる電圧である。「α」は負荷トランジスタPH1の閾値以上の電圧に設定され、負荷トランジスタPH1を弱くオンさせる。負荷電圧調整信号DBIASが立ち上がった後、タイミングt52で選択信号AFADDとAFDEC0がVSS電位からVPP電位に立ち上がる。選択信号AFADDとAFDEC0が立ち上がると、デコーダ21が動作し、タイミングt53でドライバトランジスタPH0のゲート信号となる制御ノードAFCTLがVPPSV電位から、負荷トランジスタPH1と選択トランジスタNH1、NH2とのオン抵抗の比で決まる電圧まで低下する。すると、タイミングt54でドライバトランジスタPH0がオンし、アンチヒューズのゲート信号AFGATEはVPPSV電位まで上昇し、アンチヒューズ素子Mafのソース・ドレインには、負電圧であるVBBSV電位が印加されているので、アンチヒューズ素子Mafの端子間には高電圧が印加されることになる。タイミングt55では、この高電圧の印加によってアンチヒューズ素子Mafが破壊されAFGATEとVBBSV間がアンチヒューズ素子Mafを介して短絡され、AFGATEの電位はVSS電位に近い電圧まで低下する。このとき、負荷トランジスタPH1を弱くオンさせているが、選択トランジスタNH1、NH2が十分にオンしているため制御ノードAFCTLはほぼ0Vとなり、ドライバトランジスタPH0を流れる電流は十分大きくアンチヒューズ素子MafのゲートAFGATEとソース・ドレインVBBSV間を低抵抗に導通することができる。
タイミングt56からは、書き込み動作の終了シーケンスである。まず、タイミングt56では、選択信号AFADD、AFDEC0がVPP電位からVSS電位に立ち下がる。するとタイミングt57でドライバトランジスタPH0のゲート電位である制御ノードAFCTLの電位がVPPSV電位へ上昇する。するとドライバトランジスタPH0はオフするので、タイミングt58でAFGATEの電位はほぼVSS電位まで低下する。また、タイミングt59で負荷電圧生成回路24が出力するDBIAS信号もVSS電位まで低下し、書き込み動作を終了する。なお、アンチヒューズ素子を破壊してプログラミングする時間は数μSオーダーのため、DBIAS信号の復帰時間は問題とならない。
図6は、実施例1の書き込み動作において、アンチヒューズ素子を導通させない場合のタイミングチャートである。まず、タイミングt61で図1のデコーダ21に入力される負荷電圧調整信号DBIASがVSS電位からVPPSV−α電位に上昇する。ここは、図5のタイミングチャートと同じである。負荷電圧調整信号DBIASが立ち上がった後、タイミングt62で選択信号AFDEC0がVSS電位からVPP電位に立ち上がるが、選択信号AFADDの電位はVSS電位のままである。従って、図5と異なりデコーダ21の出力信号である制御ノードAFCTLはVPPSVの電位を保ったままである。従って、ドライバトランジスタPH0はオンしない。そのため、アンチヒューズ素子Mafのゲート電位AFGATEはフローティングの状態になり、高電圧は印加されない。従って、アンチヒューズ素子Mafは破壊されず、ゲートAFGATEとソース・ドレインVBBSVはハイインピーダンス状態を保つ。タイミングt66で選択信号AFDEC0はVPP電位からVSS電位に立ち下がり、タイミングt69で負荷電圧調整信号DBIASもVSS電位に立下り、書き込み動作が終了する。
図7は、実施例1において導通しているアンチヒューズ素子を読み出す動作を示すタイミングチャートである。読み出し動作においては、負荷電圧調整信号DBIAS、選択信号AFADD、AFDEC0は常にVSS電位にあるので、ドライバトランジスタPH0の制御ノードAFCTLは常にAPPSV電位となり、ドライバトランジスタPH0は常にオフとなる。
初期状態では、判定クロック信号AFDETがVSS電位にあるので、判定回路22は、アンチヒューズ素子Mafから切り離されている。まず、タイミングt71で図3に示す判定電圧生成回路23が出力する判定電流調整信号LBIASがVSS電位からVDD−β電位に立ち上がる。「β」は判定電圧生成回路23によって決まる電圧である。「β」はPMOSトランジスタPL3の閾値以上の電圧に設定され、負荷トランジスタPL3を弱くオンさせる。次に、タイミングt72で、プリチャージ信号LPRE_BをVDD電位からVSS電位に立ち下げPMOSトランジスタPL2をオンさせる。するとタイミングt73で電位判定ノードLAT_BはVDD電位に上昇する。電位判定ノードLAT_BがVDD電位に上昇するとインバータIL1の出力がVDD電位からVSS電位に下降し、NMOSトランジスタNL1がオフし、PMOSトランジスタPL1がオンする。
次にタイミングt74でプリチャージ信号LPRE_BをVSS電位からVDD電位に立ち上げるとともに、タイミングt75で判定クロック信号AFDETをVSS電位からVPP電位に立ち上げる。すると入力トランジスタNH3がオンし、タイミングt76で、電位判定ノードLAT_Bからアンチヒューズ素子Mafのゲート電位AFGATEへ入力トランジスタNH3を介して電荷が移動し、電位判定ノードLAT_Bの電位がVDD電位から低下し、AFGATEの電位が上昇し、ほぼ、LAT_BとAFGATEの電位がほぼ同電位になる。タイミングt76以降は、VDD電源からPMOSトランジスタPL1、PMOSトランジスタPL3、入力トランジスタNH3、アンチヒューズ素子Mafを介してVBBSV(読み出し動作時にはVBBSVはVSSと同電位)に流れる電流によって、電位判定ノードLAT_BとAFGATEの電位は決まる。なお、PMOSトランジスタPL3のゲートには、図3に示す判定電圧生成回路23が出力する判定電流調整信号LBIASが与えられているので、判定電圧生成回路23により、判定電流調整信号LBIASの電圧レベルを調整することで、アンチヒューズ素子Mafに判定回路22から流し込もうとする電流値が調整され、判定回路22からアンチヒューズ素子Mafに流し込んだ電流によりアンチヒューズ素子Mafに生じた電位差を判定回路22で判定することができる。
アンチヒューズ素子Mafが導通している場合は、図7に示すとおり、電位判定ノードLAT_B、AFGATEの電位は徐々にVSS電位へ向けて低下する。一定電位まで低下するとインバータIL1が反転し、PMOSトランジスタPL1がオフし、NMOSトランジスタNL1がオンするので、電位判定ノードLAT_Bの電位は、VSS電位で安定した状態となる。
タイミングt77で判定クロック信号AFDETをVPP電位からVSS電位に立ち下げタイミングt78で判定電流調整信号LBIASをVSS電位に立ち下げることで読み出し動作を終了させる。
図8は、実施例1において導通していない絶縁されているアンチヒューズ素子を読み出す動作を示すタイミングチャートである。図8のタイミングチャートは基本的に、図7のタイミングチャートと同一であるが、アンチヒューズ素子Mafのゲートとソース・ドレイン間が絶縁されているので、タイミングt85で判定クロック信号AFDETをVSS電位からVPP電位に立ち上げて、入力トランジスタNH3がオンしても、アンチヒューズ素子Mafを介してVBBSV電位へ電流が流れることはない。従って、タイミングt86で、電位判定ノードLAT_Bからアンチヒューズ素子Mafのゲート電位AFGATEへ入力トランジスタNH3を介して電荷が移動し、AFGATEの電位が上昇するが、電位判定ノードLAT_Bの電位は、PMOSトランジスタPL1、PL3を介して電源VDDから電流が供給されるので、電位が低下することはなく、VDD電位を保持する。従ってインバータIL1の出力はVSS電位を保持し、PMOSトランジスタPL1がオン、NMOSトランジスタNL1がオフの状態を継続する。従って、タイミングt87で判定クロック信号AFDETをVSS電位までの立ち下げ、読み出し動作を終了させた後も、判定回路は、出力信号LAT_Tにローレベルを出力する安定した状態を維持する。最後にタイミングt88で判定電流調整信号LBIAS信号をVSS電位まで立ち下げて読み出し動作を終了させる。
図9は、実施例2による半導体装置におけるアンチヒューズ素子周辺の回路図である。実路例1では、VPPSV電源とアンチヒューズ素子Mafのゲートとの間に介在するドライバトラジスタは、単一のトランジスタで構成されていた。しかし、ドライバトランジスタのオン抵抗が十分低くVPPSV電源とアンチヒューズ素子Mafのゲートとの間に複数のトランジスタが介在しても、問題なくアンチヒューズ素子を破壊させて導通させることができる場合は、ドライバトランジスタを直列接続された複数のトランジスタで構成することもできる。
この場合は、複数直列接続されたトランジスタにドライバトランジスタとデコード回路の機能とを兼用させることによりアンチヒューズ回路の回路規模を小さくすることができる。実施例2はこのような実施例である。
図9において、アンチヒューズ回路26は、図1に示す実施例1のアンチヒューズ回路7のドライバトランジスタPH0とデコーダ21がデコーダ・ドライバ兼用回路25に置き換わっている。その他は実施例1のアンチヒューズ回路7と同一である。デコーダ・ドライバ兼用回路25は、実施例1におけるドライバトランジスタPH0と、デコーダ21の機能を併せ持っている。デコーダ・ドライバ兼用回路25は、直列接続されたデコーダ兼ドライバトランジスタ(厚膜PMOSトランジスタ)PH2、PH3で構成される。
また、デコーダ・ドライバ兼用回路25へ入力される選択信号AFADD_B、AFEC0_Bは、実施例1の選択信号AFADD、AFDEC0に相当する信号である。ただし、実施例1における選択信号AFADD、AFDEC0は共に電源がVPP系の正転信号であったが、実施例2における選択信号AFADD_B、AFEC0_Bは、電源がVPPSV系の反転信号である。従って、書き込み時に、選択信号AFADD_B、AFDEC0_Bが共にローレベル(VSS電位)になると、トランジスタPH2、PH3が共にオンし、アンチヒューズ素子Mafを破壊して導通させることになる。選択信号AFADD_B又は、AFDEC0_Bのいずれかが、VPPSV電位のときは、アンチヒューズ素子Mafへの書き込みは行われない。
さらに、実施例2のデコーダ・ドライバ兼用回路25は、実施例1のようにDBIAS信号の電圧レベルを調整してドライバトラジスタのバイアス電圧を制御するような機能も省略している。従って、図4の負荷電圧生成回路も不要である。判定回路や読み出し動作等その他の構成、動作については、実施例1と同一である。従って、詳細な説明は省略する。
この実施例2によれば、ドライバトランジスタにデコーダの機能を兼用させているため、アンチヒューズ回路26全体をより少ない素子数で構成できるという効果が得られる。
以上による実施例の説明では、アンチヒューズ素子が冗長メモリの選択用に用いられる半導体装置を本発明による実施例として説明した。しかし、本発明による半導体装置は、アンチヒューズ素子が冗長メモリの選択用に用いられるものに限られない。例えば、アンチヒューズ素子は、回路特性の調整用や機能の選択用、デバイス型格や製造ロット番号等の固有情報、顧客が任意に設定する顧客情報等の用途に用いられることがあり、その様なアンチヒューズ素子を有する半導体装置にも本発明を適用することが可能である。
また、上記実施例の半導体装置において、アンチヒューズ素子に書き込みを行う際、常にVBBSV電位をVSS電位より低くする必要はない。VBBSV電位をVSS電位と同電位にしてもアンチヒューズ素子を導通させることができるならば、VBBSV電位をVSS電位と同電位にしてアンチヒューズ素子を導通させてもよい。しかし、必要に応じてVBBSV電位をVSS電位より低い電圧にできるような構成にする必要がある。たとえば、アンチヒューズ素子や周辺回路の耐圧のばらつきにより、VBBSV電位をVSS電位と同電位にした場合には、アンチヒューズ素子を導通させることができない場合も、本発明の半導体装置によれば、VBBSV電位をVSS電位より低い電位に設定することにより、VPPSV電位にさらに高電圧を印加することなく、アンチヒューズ素子を導通させることができる。したがって、周辺回路に必要以上のストレスを与えることなく、アンチヒューズ素子を導通させることができる。
また、上記実施例1によれば、VPPSV電位とVBBSV電位の間に介在するのは、アンチヒューズ素子の他、ドライバトランジスタPH0のみとすることができる。したがってVPPSV電位とVBBSV電位との電位差のうち、ドライバトランジスタによる電圧ドロップ分を除く電位差をすべてアンチヒューズ素子に印加してアンチヒューズ素子を導通させることができる。従って、必要以上に高電圧をアンチヒューズ素子の周辺回路に印加する必要がない。
以上、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
例えば、本発明の一実施形態による半導体装置または半導体装置の製造方法は、トランジスタ構造のアンチヒューズ素子が、周辺回路のトランジスタと同様に、半導体基板に埋め込まれた埋め込み型のトランジスタや半導体基板上に形成された縦型トランジスタ型であてもよい。更に、トランジスタ構造のアンチヒューズ素子は、周辺回路のトランジスタと同様であればよく、MOS型でもMIS型でも、その他のトランジスタ型であってもよい。
以下、本発明のその他の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記26)
ソースが第一のノードに、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、 一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第二のノードに接続されたアンチヒューズ素子と、を含み、第一、第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置において、
前記第一のノード及び第二のノードに前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧を印加し、前記制御ノードの電圧を制御して前記アンチヒューズ素子を導通させることを特徴とする半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法。
(付記27)
前記半導体装置は、前記ドライバトランジスタと前記アンチヒューズ素子とを複数組備え、さらに、メモリセルアレイと冗長メモリセルとを備えた半導体装置であって、
前記メモリセルアレイの機能テストを行う工程と、前記機能テストの結果メモリセルアレイに機能不良があった場合には、前記冗長メモリセルに置き換えるメモリセルを決定し、そのメモリセルに対応して前記複数のアンチヒューズ素子から選択したアンチヒューズ素子を導通状態にさせる工程と、備えたことを特徴とする付記26記載の半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法。
(付記28)
ウェハまたはペレット状態の前記半導体装置のパッドから前記第一のノード及び第二のノードに前記電圧範囲外の電圧を印加し、前記アンチヒューズ素子を導通させる工程を含む付記26又は27記載の半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法。
(付記29)
前記半導体装置が、前記第一のノード及び第二のノードに前記電圧範囲外の電圧を発生させる電源電圧発生回路を備えており、前記半導体装置をパッケージに組み立てた後で、前記電源電圧発生回路を機能させて前記アンチヒューズ素子を導通させる工程を含む付記26乃至28いずれか1項記載の半導体装置におけるアンチヒューズ素子のプログラム方法。
(付記30)
アンチヒューズ素子を備え、通常動作時には、第一、第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置の製造方法であって、
ソースが第一のノードに、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、
一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第二のノードに接続されたアンチヒューズ素子と、を半導体基板の上に形成する工程と、
前記第一のノード及び第二のノードに前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧を印加し、前記制御ノードの電圧を制御して前記アンチヒューズ素子を導通させる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記31)
前記ドライバトランジスタと、前記アンチヒューズ素子と、を前記半導体基板の上に形成する工程において、複数組の前記ドライバトランジスタと、前記アンチヒューズ素子を形成するとともに、メモリセルアレイと冗長メモリセルとを前記半導体基板の上に形成し、
前記メモリセルアレイの機能テストを行う工程をさらに備え、前記アンチヒューズ素子を導通させる工程において、前記機能テストの結果によって、前記冗長メモリセルに置き換えるメモリセルを決定し、そのメモリセルに対応して前記複数のアンチヒューズ素子から選択したアンチヒューズ素子を導通状態にさせることを特徴とする付記30記載の半導体装置の製造方法。
(付記32)
ウェハまたはペレット状態の前記半導体装置のパッドから前記第一のノード及び第二のノードに前記電圧範囲外の電圧を印加し、前記アンチヒューズ素子を導通させる工程を含む付記30又は31記載の半導体装置の製造方法。
(付記33)
前記半導体装置が、前記第一のノード及び第二のノードに前記電圧範囲外の電圧を発生させる電源電圧発生回路を備えており、前記半導体装置をパッケージに組み立てた後で、前記電源電圧発生回路を機能させて前記アンチヒューズ素子を導通させる工程を含む付記30乃至32いずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
(付記34)
アンチヒューズ素子を含み、第一及び第二の電源とから電力が供給されて動作する半導体装置であって、
ソースが第三の電源に、ゲートが第一の選択信号に接続された第一のドライバトランジスタと、
ソースが前記第一のドライバドランジスタに、ゲートが第二の選択信号に接続された第二のドライバトランジスタと、
一端が前記第二のドライバトランジスタのドレインに他端が第四の電源に接続されたアンチヒューズ素子と、
前記第一及び第二の電源に接続され、前記アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、
を備え、
前記第一乃至第四の電源間の電位差のうち、前記第三の電源と前記第四の電源との電位差が最大となるように前記第一乃至第四の電源に電圧を与え、前記第一、第二の選択信号を制御し前記第一、第二ドライバトランジスタを導通させ、前記アンチヒューズ素子を破壊して導通させるようことができるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
(付記35)
前記第一、第二のドライバトランジスタがデコード回路を兼ねており、前記第一の選択信号、第二の選択信号が前記デコード回路の選択信号である付記34記載の半導体装置。
(付記36)
前記第一乃至第四の電源に第三、第一、第二、第四の順に低くなる電圧を与えて前記アンチヒューズ素子を破壊して動作させることができるように構成されていることを特徴とする付記34又は35記載の半導体装置。
(付記37)
前記第三の電源と前記アンチヒューズ素子の一端との間に、前記第一、第二のドライバトランジスタに対してさらに直列接続された他のドライバトランジスタを備え、前記他のドライバトランジスタのゲートには、第一、第二の選択信号以外の他の選択信号が接続されていることを特徴とする付記34乃至36いずれか1項記載の半導体装置。
本発明の一実施例による半導体装置におけるアンチヒューズ素子周辺の回路図である。 本発明の一実施例による半導体装置全体のブロック図である。 本発明の一実施例における判定電圧生成回路の回路図である。 本発明の一実施例における負荷電圧生成回路の回路図である。 本発明の一実施例においてアンチヒューズ素子を導通させる場合の書き込み動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施例においてアンチヒューズ素子を導通させない場合の書き込み動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施例において導通しているアンチヒューズ素子を読み出す動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施例において導通していない絶縁されているアンチヒューズ素子を読み出す動作を示すタイミングチャートである。 本発明の別な実施例による半導体装置におけるアンチヒューズ素子周辺の回路図である。
符号の説明
1:クロックジェネレータ
2:モードレジスタ
3:アドレスバス
4:コマンドデコーダ
5:コントロールロジック
6:ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ
7、26:アンチヒューズ回路
8:カラムアドレスバッファ・バーストカウンタ
10:メモリセルアレイ
11:ロウデコーダ
12:センスアンプ
13:カラムデコーダ
14:データコントロール回路
15:ラッチ回路
16:DLL
17:入出力バッファ
18:電源電圧発生回路
21:デコーダ
22:判定回路
23:判定電圧生成回路
24:負荷電圧生成回路
25:デコーダ・ドライバ兼用回路
31:半導体装置
PH0:ドライバトランジスタ(厚膜PMOSトランジスタ)
PH1:負荷トランジスタ(厚膜PMOSトランジスタ)
PH2:デコーダ兼ドライバトランジスタ(厚膜PMOSトランジスタ)
PH3:デコーダ兼ドライバトランジスタ(厚膜PMOSトランジスタ)
PH11〜16:厚膜PMOSトランジスタ
PL1〜3、PL11〜16:薄膜PMOSトランジスタ
NH1、2:選択トランジスタ(厚膜NMOSトランジスタ)
NH3:入力トランジスタ(厚膜NMOSトランジスタ)
NH11〜23:厚膜NMOSトランジスタ
NL1、NL11〜23:薄膜NMOSトランジスタ
Maf:アンチヒューズ素子(薄膜NMOSトランジスタ)
IL1、IL11:低耐圧インバータ(VDD系)
IH31:高耐圧インバータ(VPPSV系)
S11〜15、S31〜35:スイッチ配線
AFCTL:制御ノード
AFDEC0、AFADD:選択信号
AFDET:判定クロック信号
DBIAS:負荷電圧調整信号
LAT_B:電位判定ノード
LAT_T:判定回路出力信号
LBIAS:判定電流調整信号
LPRE_B:プリチャージ信号
VDD:第一の電源
VSS:第二の電源
VPPSV:第三の電源(第一のノード)
VBBSV:第四の電源(第二のノード)

Claims (25)

  1. 高電位の第1電源と、
    低電位の第2電源と、
    前記第1電源よりも高電位の第3電源と、
    前記第2電源よりも負電位の第4電源と、
    一端と他端のノードを備え、前記他端が前記第4電源に接続されたアンチヒューズ素子と、
    ソースが前記第3電源に、ゲートが制御ノードに、ドレインが前記アンチヒューズ素子の一端に接続されたドライバトランジスタと、
    前記第3電源と前記制御ノードとの間に接続された負荷トランジスタと、前記第2電源と前記制御ノードとの間に接続された少なくとも一つ以上の選択トランジスタとで構成されたデコード回路と、
    前記第1及び第2電源に接続され、前記アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、を備え、
    前記デコード回路により選択された前記ドライバの活性化に応じて、前記アンチヒューズを導通し、前記判定回路により前記導通の有無を判定する、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 更に、前記第3電源の電圧と前記第2電源の電圧とを分圧する負荷電圧生成回路を備え、
    前記負荷電圧生成回路の出力が、前記負荷トランジスタのゲートに接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 更に、前記判定回路は、高耐圧MOSトランジスタで構成された入力トランジスタを備え、
    前記入力トランジスタの一端が、前記アンチヒューズ素子の一端に接続され、前記入力トランジスタの他端が、前記判定回路の電位判定ノードに接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 更に、前記判定回路は、前記判定回路に接続される判定電流調整信号と、前記電位判定ノードに接続されたラッチ回路を備え、
    前記判定電流調整信号は、前記ラッチ回路のフィードバック素子に流れる電流を制限し、前記電位判定ノードに生じた電位により判定を行うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 更に、前記ラッチ回路は、前記フィードバック素子と直列に接続され、前記判定電流調整信号がゲートに接続された電流リミットトランジスタを備える、ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記直列に接続されたフィードバック素子と電流リミットトランジスタのどちらか一方は、前記第1電源に接続され、他方は、前記電位判定ノードに接続される、ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 更に、前記判定回路は、前記判定回路に接続される判定電流調整信号を備え、
    前記判定電流調整信号により調整された電流を、前記電位判定ノードを介して前記アンチヒューズ素子に流し、前記電位判定ノードに生じた電位差により判定を行うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。

  8. 更に、前記判定回路は、前記第1電源と前記第2電源で動作するラッチ回路を備え、
    前記判定電流調整信号により調整された電流に対応して前記電位判定ノードに生じた電位により前記ラッチ回路を活性化することを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 更に、半導体装置は、前記判定回路に接続される判定電流調整信号を備え、
    前記判定回路が、前記判定電流調整信号により調整された電流を前記電位判定ノードを介して前記アンチヒューズ素子に流し込み、生じた電位により判定を行うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  10. 前記第1電源の電圧と前記第2電源の電圧とを分圧する判定電圧生成回路を更に備え、 前記判定電圧生成回路が前記判定電流調整信号を出力することを特徴とする請求項4乃至9いずれか1項記載の半導体装置。
  11. 前記アンチヒューズ素子は、前記一端にゲートが、前記他端にソースとドレインが接続されたMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項記載の半導体装置。
  12. 前記半導体装置が、メモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのメモリセルに対して外部からのアクセスを制御する周辺回路とをさらに備え、
    前記アンチヒューズ素子が、前記周辺回路に用いられるMOSトランジスタと同一構成のMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の半導体装置。
  13. 前記ドライバトランジスタが高耐圧MOSトランジスタで構成され、前記アンチヒューズ素子が低耐圧MOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載の半導体装置。
  14. アンチヒューズ素子を含み、第一及び第二の電源から電力が供給されて動作する半導体装置であって、
    ソースが第三の電源に、ゲートが制御ノードに接続されたドライバトランジスタと、
    一端が前記ドライバトランジスタのドレインに他端が第四の電源に接続されたアンチヒューズ素子と、
    前記第一及び第二の電源に接続され、前記アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、
    前記第三の電源と前記制御ノードとの間に接続された負荷トランジスタと、前記第二の電源と前記制御ノードとの間に接続された複数の選択トランジスタとで構成されたデコード回路と、
    を備え、
    前記第三及び第四の電源の電圧を、それぞれ前記第一の電源と第二の電源との電圧範囲外の電圧として前記アンチヒューズ素子を導通させることができるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  15. 前記第一乃至第四の電源の電圧を、第三の電源、第一の電源、第二の電源、第四の電源の順番に低くなる電圧として前記アンチヒューズ素子を導通させるようにしたことを特徴とする請求項14記載の半導体装置。
  16. 前記第三の電源の電圧と前記第二の電源の電圧とを分圧する負荷電圧生成回路を更に備え、前記負荷電圧生成回路の出力が前記負荷トランジスタのゲートに接続されていることを特徴とする請求項14又は15記載の半導体装置。
  17. 前記アンチヒューズ素子は、前記一端にゲートが、前記他端にソースとドレインが接続されたMOSトランジスタであることを特徴とする請求項14乃至16いずれか1項記載の半導体装置。
  18. 前記判定回路は、ソース・ドレインの一方が前記アンチヒューズ素子の一端に接続され他方が前記判定回路の電位判定ノードに接続された入力トランジスタを備え、前記ドライバトランジスタ及び前記入力トランジスタが高耐圧MOSトランジスタで構成され、前記アンチヒューズ素子が、低耐圧MOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項14乃至17いずれか1項記載の半導体装置。
  19. 前記入力トランジスタのゲートが、判定クロック信号に接続され、前記判定回路は、前記判定クロック信号に同期して判定結果をラッチすることを特徴とする請求項18記載の半導体装置。
  20. 前記半導体装置が、メモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのメモリセルに対して外部からのアクセスを制御する周辺回路とをさらに備え、前記アンチヒューズ素子が、前記周辺回路に用いられるMOSトランジスタと同一構成のMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする請求項14乃至19いずれか1項記載の半導体装置。
  21. 判定電流調整信号が前記判定回路に接続され、前記判定回路が、前記判定電流調整信号により調整された電流を前記アンチヒューズ素子に流し込み、生じた電位差により判定を行うことを特徴とする請求項14乃至20いずれか1項記載の半導体装置。
  22. 前記第一の電源の電圧と前記第二の電源の電圧とを分圧する判定電圧生成回路を更に備え、前記判定電圧生成回路が前記判定電流調整信号を出力することを特徴とする請求項21記載の半導体装置。
  23. 前記半導体装置が、半導体基板と複数層の配線層とを備えており、前記アンチヒューズ素子のゲートは、前記複数の配線層のうち、最下層の配線層のみを用いて少なくとも1箇所で前記半導体基板に接続されていることを特徴とする請求項14乃至22いずれか1項記載の半導体装置。
  24. 前記第一乃至四の電源は、それぞれ第一乃至第四の電源パッドに接続され、前記第一、第二の電源パッドは前記半導体装置の外部に設けられた電源配線に接続され、前記第三、第四の電源パッドは前記半導体装置の外部に設けられた電源配線には接続されずに、前記第三、第四の電源が前記半導体装置の内部で電源電圧を発生する電源電圧発生回路にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項14乃至23いずれか1項記載の半導体装置。
  25. 第一の電源と、前記第一の電源より低電圧の第二の電源とから電力が供給されて動作する半導体装置であって、
    アンチヒューズ素子と、
    ゲートがそれぞれ選択信号に接続され、それぞれのソースドレインが直列接続された複数のドライブトランジスタと、
    前記第1電源及び第2電源に接続され、前記アンチヒューズ素子の抵抗値を判定する判定回路と、
    を備え、
    第一のノードと、第二のノードとの間に前記直列接続された複数のドライブトランジスタと前記アンチヒューズ素子が直列接続され、
    前記複数のドライブトランジスタがデコード回路を兼ね、前記アンチヒューズ素子を導通させる際には、前記アンチヒューズ素子に直列接続された前記複数のドライブトランジスタが全て導通するように前記各選択信号を選択し、かつ、前記第一のノードに前記第一の電源より高電圧を与え、かつ、前記第二のノードに前記第二の電源より低電圧を与えて、前記アンチヒューズ素子を導通させることができるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
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