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JP2010115586A - 微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生装置 Download PDF

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JP2010115586A
JP2010115586A JP2008290114A JP2008290114A JP2010115586A JP 2010115586 A JP2010115586 A JP 2010115586A JP 2008290114 A JP2008290114 A JP 2008290114A JP 2008290114 A JP2008290114 A JP 2008290114A JP 2010115586 A JP2010115586 A JP 2010115586A
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Kenji Takeda
賢治 武田
Tetsunori Sakatani
哲則 坂谷
Masashi Kashiro
将士 加代
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Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】溶存酸素を効率よく向上するとともに均一化し、運転費用を低減する。
【解決手段】微細気泡発生装置10は、水槽11内の流体が流れ込む入口部12aと流体を濾過する濾過器16と濾過された流体が流れ出る出口部12bとを有する濾過装置12と、液体が流入する流入口32と気体が流入する吸気口49aと気泡及び流体を供給する吐出口33とを有する微細気泡発生器15と、水槽11内の流体を取り込む流入部13aと入口部12a側に接続された流出部13bとを有し水槽11内の流体を濾過装置12に送るポンプ13と、濾過装置12の出口部12b側に接続される流入側管24と、流入側管部24から分岐して互いに異なる方向に延びそれぞれの流出側に微細気泡発生器15の流入口32側が接続される複数の流出側管25とを有する連結管14と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば水中に酸素を溶解させるのに用いられる微細気泡を発生させる微細気泡発生装置に関する。
養殖場や生簀などの水槽において、効率的に水の溶存酸素濃度を上昇させることが求められる。このため、養殖場や生簀などの水槽では、空気もしくは酸素からなる粒径数十μmの微細気泡を水中で発生させて、微細気泡がもたらす表面積の拡大や浮遊時間の延長により、効果的に気泡を水に溶け込ませることが行なわれている。
こうした微細気泡を発生させる微細気泡発生装置において、減圧析出方式、超音波方式、2層旋回流方式、エジェクタ方式などを採用した微細気泡発生器が用いられている。
例えば特許文献1に示すようなエジェクタ方式の微細気泡発生装置は、液体が流入する液体流入口、該液体流入口より口径が小さいノズル部、吸気ポートが開口した引込室、吐出口が順に配置され、前記ノズル部の通過で流速が高められた液体が前記ノズル部から噴出することで生ずる負圧により、前記引込室を通じ、前記気体吸入ポートから気体を引き込み、気液混合流体として前記吐出口へ導くエジェクタ部と、前記引込室から下流側の流路部分に設けられ、前記気液混合流体に含まれる気泡を破砕する気泡破砕部とを備え、例えば水槽の隅に配置された吐出口から水槽の中央に向かう1方向に向かって微細気泡と液体を吐出する。
特開2008−86868号公報
しかしながら、上記技術には次のような問題がある。すなわち、微細気泡の吐出方向は1方向であるため、水槽内に溶存酸素濃度のムラが生じやすく、水槽全体の溶存酸素濃度が上昇するのに時間を要する。このため、微細気泡発生装置を連続的に運転する必要があり、運転費用が高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、水槽内の溶存酸素を効率よく向上するとともに均一化することが可能であり、運転費用を低減できる微細気泡発生装置を提供することを目的とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、前記水槽内の流体を取り込む流入部と、前記微細気泡発生器の前記液体入口側に接続された流出部とを有し、前記水槽内の流体を前記微細気泡発生器に送るポンプと、前記ポンプと前記微細気泡発生器との間に設けられ、前記ポンプの前記流出部側に接続される流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、液体が流入する流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、前記微細気泡が発生器の前記吐出口に設けられ前記吐出口から液体及び前記微細気泡が流入する流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延びる複数の流出側管と、を有する連結管と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、流体を収容する水槽内の流体が流れ込む入口部と、前記入口部からの流体を濾過する濾過器と、前記濾過器で濾過された前記流体が流れ出る出口部と、を有する濾過装置と、液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、前記水槽内に気泡及び流体を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、前記水槽内の流体を取り込む流入部と、前記濾過装置の前記入口部側に接続された流出部とを有し、前記水槽内の流体を前記濾過装置に送るポンプと、前記濾過装置と前記微細気泡発生器との間に設けられ、前記濾過装置の前記出口部側に接続される流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記流入側管の流出側の端部は前記水槽の底部近傍に配置され、前記流出側管は、前記流入側管の前記端部から複数に分岐して延びるとともに、前記流入側管から離れた位置において前記水槽の内側面に沿う方向に向かって曲がる曲部を有することを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記水槽は円筒形状であることを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記水槽は角筒形状であることを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記曲部の水平方向の曲げ角度は、30度以上60度以下であることを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記流出側管は前記曲部において、鉛直方向に曲がるとともに、その鉛直方向の曲角度は0度より大きく、かつ、45度以下であることを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、複数の前記微細気泡発生器のそれぞれの吐出方向は、前記水槽の内周方向に向かって傾いていることを特徴とする。
本発明の他の一形態にかかる微細気泡発生装置は、前記微細気泡発生器は、液体が流入する液体入口、該液体流入口より口径が小さいノズル部、前記気体入口に接続された吸気ポートに開放された引込室、吐出口が順に配置され、前記ノズル部の通過で流速が高められた液体が前記ノズル部から噴出することで生ずる負圧により、前記引込室を通じ、前記吸気ポートから気体を引き込み、気液混合流体として前記吐出口へ導くエジェクタ部と、前記引込室から下流側の流路部分に設けられ、前記気液混合流体に含まれる気泡を破砕する気泡破砕部と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、水槽内の溶存酸素濃度を効率よく向上するとともに均一化することが可能であり、運転費用を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる微細気泡発生装置10について、図1乃至図8を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して示している。各図中の矢印X,Y,Zはそれぞれ直交する3方向を示している。
本実施形態にかかる微細気泡発生装置10は、内部に水(流体)を収容する水槽11に設けられ、水槽11外に設けられた濾過装置12と、水槽11と濾過装置12の間に設けられた循環ポンプ13(ポンプ)と、水槽11内に設けられた微細気泡発生器15と、濾過装置12と微細気泡発生器15の間に設けられた連結管14と、を備えている。濾過装置12、循環ポンプ13、微細気泡発生器15の動作は制御部18によって制御される。水槽11と循環ポンプ13の間、循環ポンプ13と濾過装置12の間、濾過装置12と連結管14との間はそれぞれ内部に流体を案内する配管21,22,23により接続されている。
水槽11内の流体は配管21を通って循環ポンプ13により汲み出され、さらに配管22、濾過装置12、配管23、連結管14、微細気泡発生器15を通って循環し、微細気泡とともに水槽11内に再び供給される。図1中の矢印は、運転時の水の流れを示している。
水槽11は、例えば1〜20m程度円筒形を成し、内部に構成された円柱状の空間に水等の液体が収容可能となっている。この水槽11の底部の中央に連結管14が配置されている。
濾過装置12は、水槽11の外部に設けられ、例えば一端側に形成され流体が流れ込む入口部12a、他端側に形成され流体が流れ出る出口部12bを備えている。濾過装置12は、例えば、チラー16aと、複数の層からなる濾過材を充填した上向流方式の濾過器16と、を備え、入口部12aからの流体に溶存している不純物を濾過材で濾過して出口部12bに吐出する機能を有する。水槽11内の流体が循環ポンプ13によりくみ出されて濾過材を通過する間に、含まれる不純物が濾過される。浄水した水は出口部12bから吐き出され、配管23、連結管14、微細気泡発生器15を通じて水槽11内へ送られる。
循環ポンプ13は、水槽11内に接続される配管21に接続された流入部13aと、濾過装置12の入口部12a側に接続される配管22に接続された流出部13bとを有し、水槽11内の流体を流入部13aから吸入して流出部13bから吐き出し、濾過装置12に送る機能を有する。
連結管14は、濾過装置12と微細気泡発生器15との間に設けられ、水槽11の底部中央に固定用架台14aによって固定されている。連結管14は、濾過装置12の出口部12b側に接続される上側の流入側管24と、前記流入側管24部の下端から放射状に分岐して互いに異なる方向に流体を案内する複数の流出側管25とを有する。この分岐した複数の流出側管25a〜25dのそれぞれの先端部に微細気泡発生器15a〜15dが設けられている。
流出側管25は、流入側管24の下端部から左右に延び、さらに左右両側からそれぞれ上下に延びるH字形状を成し、上下左右に分岐している。第1及び第3の流出側管25a,25cの基端側は接続継手26を介して図2中反時計周りに水平方向に90度に屈曲される。
すなわち、第1乃至第4の流出側管25(25a〜25d)は基端側において互いに90度を成す4方向に放射状に延びている。さらに、第1乃至第4の流出側管25は流入側管24が配置される水槽11の底部中心位置から先端側に離間した位置において、夫々屈曲継手27を介して図2中時計回りおよび上方向に向かって屈曲されている。
この屈曲継手27によって屈曲した部分は曲部28(28a〜28d)を構成する。曲部28の角度θ1は、水平方向において30度〜60度が好ましい。このように連結管14の先端側が時計回り方向に向かっていることにより、水槽11内に時計周り方向の流れが発生する。また、図3に示すように曲部28の鉛直方向の角度θ2は、0度より大きく、45度以下であることが好ましい。
微細気泡発生器15は、連結管14の先端に連結される流入口32(液体入口)と、水流と微細気泡を放出する吐出口33とを備えている。流出側管25に連続して設けられた微細気泡発生器15の流路34は、水槽11の中心を通る基準線Bよりも時計回りに傾くとともに、上方に傾いた方向となっている。このため、吐出方向も同様に、図中矢印で示すように、水槽11の中心を通る基準線Bよりも時計回りに傾くとともに、上方に傾いた方向となっている。
図5は微細気泡発生器15の全体を示し、図6は同装置の右側を示し、図7は同装置の一部(右側部分)を分解した状態を示し、図8は気体吸入時に気泡が拡散する状況を示している。
微細気泡発生器15は、エジェクタボディ31を有する。エジェクタボディ31は、例えば左端部に流入口32を有し、右端部に吐出口33(図7にも図示)を有した短筒形をなしている。流入口32の内面には、継手部分となるねじ部32aが形成されていて、液体、例えば水を供給する濾過装置12の出口部12bに連結される連結管の流出側管25が接続される。つまり、流入口32から水(液体)が流入される構造となっている。
例えば、流入口32部分の直径はφ42mm、吐出口33部分の直径はφ52mm、流入口32から吐出口33までの長さは105mm程度に構成されている。
流入口32から吐出口33へ続く流路34には、流入口32側から順に、流入口32の口径から次第に小さくなるテーパー部35、小さくなった口径で形成されたノズル部36、ノズル部36の口径より口径が大きな開口の凹部37(図7にも図示)、凹部37の開口より大きな開口の凹部38が形成されている(直列)。そして、凹部38の開口が、吐出口33と連続している。
凹部37には、ディフューザー部材40が組み込まれている。ディフューザー部材40は、図7にも示されるような例えば凹部38の端面と重なり合う環状のフランジ部41と、同フランジ部41から凹部37内へ突き出る筒形の流入部42とを有している。流入部42の外形は、図5に示されるように凹部37の内径や深さ寸法より、若干、小さい。また内径は、ノズル部36の口径より大きい。この流入部42と凹部37の組み合わせによって、ノズル部36の噴出口36aの直後の地点に、流入部42と凹部37との間の環状の離間部分を利用して、気体引込用空間43を形成している。
気体引込用空間43の壁面、例えば流入部42の外面と向き合う凹部37の近接した壁面部分には、微小なポートで形成される吸気ポート46が形成されている。この吸気ポート46は、エジェクタボディ31の外面に形成された吸入管接続ポート47と連通している。吸気ポート46は、同吸入管接続ポート47に着脱可能に接続された空気導入管、例えば流量弁48(例えばニードル弁からなる)付の空気導入チューブ49と連通している。同空気導入チューブ49の端部が継手部49aを介して吸気ポート46に接続されている。
なお、空気導入チューブ49の先端の吸気口49b(気体入口)は、大気に開放されている。これにより、流速が高められた水がノズル部36の噴出口36aから噴出するときに発生する負圧を利用して、水流へ、気体引込用空間43を通じ、吸気ポート46、空気導入チューブ49から大気(空気)が引き込まれるようにしている。つまり、気液混合流体が得られるようにしてある。むろん、流量弁48の開度を変更することによって、引き込まれる空気流量は可変される。
気体引込用空間43は、流路34の周りに環状に形成され、同環状のまま、流路34の周囲に開口させていることで(図8に図示)、吸気ポート46からの空気が、ノズル部36から噴出する水流へ、周りから引き込まれるようにしている。つまり、拡散しながら水流に混じり合うようにしている。
ディフューザー部材40のフランジ部41は、吐出口33に装着された固定部材50により、位置決め固定されている。例えば固定部材50は、図7にも示されるようなフランジ部53と、同フランジ部53から突き出る筒部54とを有している。フランジ部53は、吐出口33の端面に、締結具、例えばねじ部材52で固定される。筒部54は、凹部38内に嵌挿される。そして、筒部54の先端で、フランジ部41を凹部38の端面に挟み付けている。このディフューザー部材40と固定部材50とがなす管路から、噴出口36a直後から筒部54で囲まれる吐出口33までの流路部分に渡り、空気の引き込み有効に行なわせるためのディフューザー55を形成している。
気体引込用空間43の下流側の流路部分、例えば吐出口33には、気液混合流体に含まれる気泡を破砕する気泡破砕部57が組み付けられている。気泡破砕部57としては、例えば先端に尖る部分をもつ針状突起、具体的には例えば先端に尖頭部58aをもつ小径な複数本のねじ部材58が用いてある。この複数本のねじ部材58が、ディフューザー55を構成する固定部材50を活用して、吐出口33に組付けてある。すなわち、図6に示されるように固定部材50のフランジ部53には、フランジ部53の開口を跨ぐように狭幅のビーム部材、ここでは例えば十字状のビーム部材59が一体に形成されていて、ビーム部材59とフランジ部53との間に形成される4箇所の開放部分60から、ノズル部36の噴出口36aからの気液混合流体が噴出される構造にしてある。このビーム部材59の各部に、上記複数本のねじ部材58が組付けられている。
すなわち、ねじ部材58は、例えば図5〜図7に示されるようにビーム部29の中央の交差したビーム部分29a(吐出口33の中心部に配置される部分)、ビーム部分29aとフランジ部53間に配置されるビーム部分29bの中間(吐出口33の中心外側寄りとなる部分)といった5個所の地点に、外側から螺挿されている。具体的には、ねじ部材58は、頭部を残し、軸部全体を筒部54内へ突出させて螺挿してある。
5本のねじ部材58は、いずれも尖頭部58aがノズル部36へ向くレイアウトで、流路34に沿いに並行に配置される。この流路34中に点在するねじ部材58により、気液混合流体に含まれる気泡V1が尖頭部58aの先端と衝突する構造としている。この衝突により、気液混合流体中の気泡V1が粉砕されるようにしている(微細化)。いずれのねじ部材58も、できうる範囲で、先端(尖頭部58a)を、気体引込用空間43の出口開口に、できるだけ近づけて配置、ここではディフューザー55の入口をなす流入部42に、できるだけ近づけて配置させてある。
以上のように構成された微細気泡発生装置10の作用について説明する。例えば生簀の水に酸素を溶解させる場合を例に挙げて説明すると、流入口32に、連結管14が接続され、吸入管接続ポート47に、流量弁48付の空気導入チューブ49が接続されたエジェクタボディ31を水中に入れる。むろん、空気導入チューブ49端の吸気口49bならびに流量弁19は、水面より上に配置して、大気中の空気が取り込めるようにしておく。
この後、循環ポンプ13を運転する。これにより、循環ポンプ13から吐出された水は、濾過装置12、配管23、連結管14を通って、4方向に分岐し、4つの先端部に配置された微細気泡発生器15の流入口32からエジェクタボディ31の内部の流路34へ圧送される。
流入口32から流入された水は、口径が次第に小さくなるテーパー部35、小口径のノズル部36を順に通過するとき、流速が次第に高められる。そして、高速流となった水が、ノズル部36の噴出口36aから、同噴出口36aより口径が大きい流路部分へ噴出される。このとき発生する負圧は、気体引込用空間43に作用する。この負圧により、大気中の空気が引き込まれる。つまり、大気中の空気が、空気導入チューブ49を経て空気吸入ポート17から吸い込まれる。
このとき気体引込用空間43は、偏平な環状をなしているから、吸気ポート46からの空気は、図8に示されるように空間43の内側の壁面と衝突、さらには該壁面を伝わりながら、噴出口36aから噴出される水流の周囲に回りこむ。続いて、気体引込用空間43の出口開口を形成する流入部42の先端全域から、拡散しながら水流に気泡となって混じり合う。この拡散により、合泡が抑えられる。これで、粒径を抑えた気泡を含む気液混合流体が生成される。この気液混合流体が、流入部42を通じて、気泡破砕部57へ向かう。このとき、両間の距離は、できるだけ短く抑えてあるので、ここでも合泡は抑えられる。
この気液混合流体に含まれる気泡V1が、気泡破砕部57を通過するとき、ねじ部材58の尖頭部58aの先端と衝突する挙動が生ずる。すると、気泡V1は、尖頭部58aによって粉砕され、微細な気泡V2となる。この破砕による気泡V1の微細化により、微細気泡、すなわち微細気泡が発生する。この微細気泡が、吐出口33をなす開放部分60から、水中へ、円錐状に拡散しながら噴出される。
4つの微細気泡発生器15a〜dから夫々噴出された流体及び微細気泡は、図2中矢印で示す吐出方向Aに噴出される。流体及び微細気泡の吐出方向Aは水槽11の中心を通る基準線Bよりも水槽11の内周方向である時計回りに傾くとともに、上方に傾いた方向となっているため、図中矢印で示す時計回りに流れる。
このとき、流体及び微細気泡は、吐出方向Aに沿って水槽11の内壁11a(内側面)に向かって流れる。吐出方向Aは、内壁の接線Cに垂直な法線方向Dよりも時計回りに向かって傾いているため、流体及び微細気泡が内壁に反射されることにより水槽11内において図2中矢印で示すように時計周りに旋回する流れが発生する。このため、微細気泡が水槽11全体に均一に行き届くので、短時間で水槽11内の全体の溶存酸素濃度を高めることが出来る。
本実施形態にかかる微細気泡発生装置10は以下に掲げる効果を奏する。すなわち水槽11内の流体を流動させることが出来るため、溶存酸素を効率よく高めることが可能となる。さらに、水槽11内全体の溶存酸素濃度が短時間で高まることにより、駆動時間及び頻度を減らすことが出来るため、断続的な運転が可能となり運転コストが軽減できる。
したがって、従来微細気泡発生器を連続運転するために別途必要としていた駆動源を省略し、断続的に運転する濾過装置12等の他の装置の循環動作を利用することが可能となる。このため、微細気泡発生のための駆動部が別途必要な技術と比べてコストが軽減できる。
流入側管24が配置された分岐の基点である中央部よりも離れた場所に曲部28を設けたことにより、少ない曲げ角度で、より水槽11の周方向に近づけることが出来る。したがって、管内で流体の流れを妨げることなく、所望の方向に案内することが出来る。さらに、水面に対する角度を設けたことにより、海底に生息するひらめやカレイ等、水槽11の底に位置する魚に直接微細気泡の噴流が接触することが防止でき、魚を弱らせることなく酸素供給が可能となる。
また、微細気泡発生器15と濾過装置12との間に連結管14を設けることにより、既存の微細気泡発生器15や濾過装置12を用いることができる。
さらに、微細気泡発生器15は、エジェクタボディ31で引き込んだ気液混合流体に含まれる気泡V1を破砕して微細気泡を発生させる構造なので、必要な機器は水を供給するのに用いる循環ポンプ13だけでよく、コンプレッサなど気体を圧入する機器は不要である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、濾過装置12を間に連結する場合について説明したが、図9に示すように、濾過装置12を介在させず、連結管14を循環ポンプ13の吐出側に直接接続する場合についても適用可能である。
例えば、図9に示す微細気泡発生装置100は、流体を収容する水槽11内に配置された微細気泡発生器15と、水槽11と前記微細気泡発生器15間で流体を循環させる循環ポンプ13と、前記循環ポンプ13の吐出口に連結された連結管14とを備えている。
この場合には、循環ポンプ13から吐出する流体が流入口32に直接送られ、上記実施形態と同様に吐出口33から微細気泡が発生する。この場合においても、上記一実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、水槽11内の溶存酸素を効率よく向上するとともに均一化することが可能であり、運転費用を低減することができる。
また、上記実施形態では、水槽11が円柱状である場合について説明したが、これに限られるものではなく、例えば図10に示すように、角柱状の水槽111にも適用できる。この場合にも、上記実施形態と同様に、吐出方向Bが内壁111aに対して傾いているため水槽11内の流体を周方向に旋回させ、溶存酸素を効率よく向上するとともに均一化することが可能であり、運転費用を低減することができる。
また、上記実施形態では、エジェクタ方式の微細気泡発生器15を用いた場合について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、高圧の空気(気体)を水(液体)に溶け込ませて飽和溶解させた後、該高圧水を一気に減圧して気泡を発生させる減圧析出方式や、水(液体)に空気(気体)を加圧溶解させた後超音波振動を水に与えて溶け込んでいる空気(気体)を析出させる超音波方式や、円筒状の水槽内へ接線方向から水(液体)を流入させて旋回流を形成し水槽の軸心部に発生する負圧により水槽の軸方向端から外部の空気(気体)を吸入させて旋回流の剪断効果により気泡を発生させる2層旋回流方式等、他の方式の微細気泡発生器15も適用可能である。
また、微細気泡発生器に流体を供給する手段は循環ポンプに限られるものではなく、連結管の配置についても微細気泡発生器の流入口側ではなく吐出口側に設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、気泡破砕部として、針状部材を用いた構造を一例として挙げたが、これに限らず、気泡の破砕ができるものであれば、他の部材を用いてもよい。また一実施形態では、水で使用する場合を例に挙げたが、これに限らず、海水など他の液体で使用する場合にも適用しても構わない。気体も空気でなく、他の気体(酸素など)を用いてもよい。
この他、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わないことはいうまでもない。
本発明の一実施形態にかかる微細気泡発生装置の構成を示すブロック図。 同微細気泡発生装置の連結管及び微細気泡発生器の構成を示す平面図。 同微細気泡発生装置の連結管及び微細気泡発生器の構成を示す側面図。 本発明の一実施形態にかかる水槽を示す平面図。 本発明の一実施形態に係る微細気泡発生器の正断面図。 同微細気泡発生器の右側面図。 同微細気泡発生器のディフューザー、気泡破砕部の組付け構造を説明するための分解図。 同微細気泡発生器の図5中のE線に沿う断面図。 本発明の他の実施形態にかかる微細気泡発生装置の構成を示すブロック図。 本発明の他の実施形態にかかる微細気泡発生装置の水槽内を示す平面図。
符号の説明
10、100…微細気泡発生装置、11…水槽、11a…内壁、
12…濾過装置、12a…入口部、12b…出口部、13…循環ポンプ、13a…流入部、
13b…流出部、14…連結管、15(15a〜15d)…微細気泡発生器、
16…濾過器、17…空気吸入ポート、18…制御部、19…流量弁、
21〜23…配管、24…流入側管、25(25a〜25d)…流出側管、
26…接続継手、27…屈曲継手、28…曲部、32…流入口(液体入口)、
33…吐出口、34…流路、42…流入部、49b…吸気口(気体入口)。

Claims (11)

  1. 液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、
    前記水槽内の流体を取り込む流入部と、前記微細気泡発生器の前記液体入口側に接続された流出部とを有し、前記水槽内の流体を前記微細気泡発生器に送るポンプと、
    前記ポンプと前記微細気泡発生器との間に設けられ、前記ポンプの前記流出部側に接続される流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、
    を備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  2. 液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、
    液体が流入する流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、
    を備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  3. 液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、流体を収容する水槽内に気泡を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、
    前記微細気泡が発生器の前記吐出口に設けられ前記吐出口から液体及び前記微細気泡が流入する流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延びる複数の流出側管と、を有する連結管と、
    を備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  4. 流体を収容する水槽内の流体が流れ込む入口部と、前記入口部からの流体を濾過する濾過器と、前記濾過器で濾過された前記流体が流れ出る出口部と、を有する濾過装置と、
    液体が流入する液体入口と、気体が流入する気体入口と、前記水槽内に気泡及び流体を供給する吐出口と、を有する微細気泡発生器と、
    前記水槽内の流体を取り込む流入部と、前記濾過装置の前記入口部側に接続された流出部とを有し、前記水槽内の流体を前記濾過装置に送るポンプと、
    前記濾過装置と前記微細気泡発生器との間に設けられ、前記濾過装置の前記出口部側に接続される流入側管と、前記流入側管部から分岐して互いに異なる方向に延び、それぞれの流出側に前記微細気泡発生器の前記液体入口側が接続される複数の流出側管と、を有する連結管と、
    を備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
  5. 前記流入側管の流出側の端部は前記水槽の底部近傍に配置され、
    前記流出側管は、前記流入側管の前記端部から複数に分岐して延びるとともに、前記流入側管から離れた位置において前記水槽の内側面に沿う方向に向かって曲がる曲部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の微細気泡発生装置。
  6. 前記水槽は円筒形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか記載の微細気泡発生装置。
  7. 前記水槽は角筒形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか記載の微細気泡発生装置。
  8. 前記曲部の水平方向の曲げ角度は、30度以上60度以下であることを特徴とする請求項5記載の微細気泡発生装置。
  9. 前記流出側管は前記曲部において、鉛直方向に曲がるとともに、その鉛直方向の曲角度は0度より大きく、かつ、45度以下であることを特徴とする請求項5記載の微細気泡発生装置。
  10. 複数の前記微細気泡発生器のそれぞれの吐出方向は、前記水槽の内周方向に向かって傾いていることを特徴とする請求項3記載の微細気泡発生装置。
  11. 前記微細気泡発生器は、
    液体が流入する液体入口、該液体流入口より口径が小さいノズル部、前記気体入口に接続された吸気ポートに開放された引込室、吐出口が順に配置され、前記ノズル部の通過で流速が高められた液体が前記ノズル部から噴出することで生ずる負圧により、前記引込室を通じ、前記吸気ポートから気体を引き込み、気液混合流体として前記吐出口へ導くエジェクタ部と、
    前記引込室から下流側の流路部分に設けられ、前記気液混合流体に含まれる気泡を破砕する気泡破砕部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の微細気泡発生装置。
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