JP2010104611A - 作業台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の方法では、ネイルアートの施術やホビー・玩具等の加工の際に発生する手元の粉塵が室内に舞い上がる前に回収したり、揮発し始めた有機溶剤が室内に拡散する前に回収することが、何れもできなかった。
【解決手段】 筐体1の上面板1aに開口部1bを設け、開口部1bの位置にエアーを筐体内に吸引するファン2を取り付けた作業台Wを用いる。作業台Wは、筐体1の側面板1cにファン2が吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口1dを設けるとともに、排気口1dの筐体内側に、ファン2が吸引したエアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルター3aと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルター3bを配設した構成としている。
【選択図】 図2
【解決手段】 筐体1の上面板1aに開口部1bを設け、開口部1bの位置にエアーを筐体内に吸引するファン2を取り付けた作業台Wを用いる。作業台Wは、筐体1の側面板1cにファン2が吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口1dを設けるとともに、排気口1dの筐体内側に、ファン2が吸引したエアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルター3aと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルター3bを配設した構成としている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えばネイルアートにおいて爪に加工を施す場合や、小型のルーターを用いて玩具やホビーの研削又は切削加工を行う場合などに用いる作業台に関する。
ネイルサロンにおいて、ネイリストが顧客の自爪に装飾を施したり、人工爪を加工して取り付ける場合、机の上に作業台を設置し、その上に例えば下記特許文献1に示すようなネイルアート台を置いて施術するのが一般的である。
特開2006−255088号公報
その際、ネイリストは、アクリル酸、アセトンなどを含む有機溶剤が入った容器を作業台の上に置いて長時間かけて施術するため、時間の経過とともに有機溶剤が揮発し、揮発した有機溶剤がネイルサロンの店内に拡散する。
また、ネイリストは、作業台の上で、ヤスリ、ブラシなどの研磨用具を用いて顧客の自爪や人工爪を加工するため、作業台の周辺には、加工の際に生じた爪の粉塵が飛散して舞い上がり、舞い上がった粉塵がネイルサロンの店内に拡散してしまう。
そのため、作業台の近くにいるネイリストや顧客だけでなく、同じ室内にいる他のネイリストや顧客、スタッフも、揮発した有機溶剤や粉塵を吸い込むことになり、健康上、問題がある。また、昨今では、自宅で、アクリルパウダーとリキッドモノマーを混ぜて自爪上に人工爪を形成するスカルプチュアを行う人もいるが、スカルプチュアにおいても、人工爪の研磨時に発生する粉塵や、揮発したリムーバーやモノマー等を吸い込むことによる同様の健康上の問題がある。
特に、ネイリストは、職業上、日常的に有機溶剤や粉塵を吸い込む環境にいるため、アレルギーを発症するリスクが高い。実際、専門学校などで技術を習得してネイリストになっても、アレルギーを発症してやむなく転職をするケースがある。
一方、家庭での趣味や手作り商品の加工現場などにおいて、例えば小型のルーターを使用して、作業台の上に置いた玩具やホビーの表面を研削したり、切削する作業が行われている。ところが、室内で研削又は切削加工を行うと、樹脂、木、ガラス、金属などの粉塵が舞い上がって室内に拡散するため、作業者が粉塵を吸い込むという、ネイルサロンと同様の問題が生じている。また、玩具やホビーの製作において使用されるニスや接着剤は、揮発性であるため、室内に拡散すると、健康上の問題がある。
従来、ネイルサロンや自宅でネイルアートを行う場合、あるいは、玩具やホビーの加工を行う場合は、換気扇や空気清浄機を利用して、揮発した有機溶剤や舞い上がった粉塵を除去していた。また、下記特許文献2には、有機溶剤の揮発ガスを吸込用ヘッドから吸引し、放出部から外部へ放出する装置であって、吸引用ヘッドと放出部の間に、吸込用ヘッドから吸引された揮発ガスを吸着・脱臭するフィルター装置と中和剤を介装した構成の揮発ガス吸着・脱臭装置が開示されている。
特開2007−117684公報
また、従来、作業台の周囲に飛散した粉塵は、ネイルアートの施術やホビー・玩具等の加工作業が終了した後に、小型の掃除機を使用して吸引する場合もあった。
しかしながら、換気扇や空気清浄機は、自爪や人工爪などを削ったときに発生する手元の粉塵や、揮発し始めた有機溶剤を、室内に拡散する前にその場で回収することはできないという問題があった。
また、特許文献2の揮発ガス吸着・脱臭装置も、作業台と吸込用ヘッドの間には距離があるので、揮発し始めた有機溶剤が拡散する前に回収したり、手元の粉塵が舞い上がる前に回収することができない点で、同様の問題があった。
また、掃除機による清掃も、事後的な処置である上、手間と時間がかかるという問題があった。しかも、粉塵は部屋全体に飛散し、手の届きにくい隙間にも入り込むため、掃除機で完全に掃除することは難しい。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ネイルアートの施術やホビー・玩具等の加工の際に生じる粉塵や揮発した有機溶剤が、室内に拡散する前に、速やかに回収することができる作業台を提供することを目的としている。
本発明が解決しようとする課題は、従来の技術では、ネイルアートの施術やホビー・玩具等の加工の際に発生する手元の粉塵が室内に舞い上がる前に回収したり、揮発し始めた有機溶剤が室内に拡散する前に回収することが、できない点である。
上記の課題を解決するために、本発明の作業台は、
筐体の上面板に開口部を設け、前記開口部又は前記開口部の下方の位置にエアーを筐体内に吸引するファンを取り付けた作業台であって、前記筐体の側面板に、前記ファンが吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口を設けるとともに、前記排気口の筐体内側に、前記エアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルターと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルターを配設したこと、
を最も主要な特徴点としている。
筐体の上面板に開口部を設け、前記開口部又は前記開口部の下方の位置にエアーを筐体内に吸引するファンを取り付けた作業台であって、前記筐体の側面板に、前記ファンが吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口を設けるとともに、前記排気口の筐体内側に、前記エアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルターと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルターを配設したこと、
を最も主要な特徴点としている。
本発明によれば、ファンを回転駆動させながら筐体の上面でネイルアートの施術やホビーの加工を行うと、それらの作業中に発生する手元の粉塵は、室内に舞い上がる前に、開口部から筐体内に吸引される。また、ネイルアートにおいて使用される揮発性の有機溶剤も、室内に拡散する前に、開口部から筐体内に吸引される。そして、筐体内に吸引されたエアーに含まれる粉塵又は有機溶剤は、排気口の筐体内側に配設された粉塵フィルターと脱臭フィルターによって除去されるので、排気口からは、粉塵や有機溶剤が除去された清浄なエアーが排出される。
したがって、本発明の作業台を用いれば、粉塵や有機溶剤が室内に拡散するのを可及的に抑制することができるので、空気中に拡散した粉塵や有機溶剤を吸い込むことによってアレルギーなどの健康上の障害が発生していた従来の問題点を解消できる。
以下、本発明の最良の実施形態を、図1〜図5に基づいて説明する。図1は本実施例の作業台を上方から見た説明図、図2は図1のA−A’線における断面図、図3はファンを2つ設けた第2実施例の説明図、図4はカバー部を設けた第3実施例の説明図、図5は図4のB−B’線における断面図である。
本実施例の作業台Wは、図1に示すように、平面視矩形状の筐体1を備えており、筐体1の上面板1aの中央には方形状の孔が開口し、開口部1bが設けられている。
開口部1bには、図1〜図2に示すように、電動モーター(図示は省略)によって回転駆動され、エアーを開口部1bから筐体1の内部に吸引するファン2が取り付けてある。また、筐体1の側面板1cには、図2に示すように、ファン2が吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口1dを設けている。図2では、左右に各1個の排気口1dが表れているが、左右の側面板1cには、同様の排気口が水平方向に各5個ずつ開口している。なお、図1において、6は、電動モータを起動させるスイッチを示しており、ファンの回転速度を変化させることにより、吸引する風量を調節する風量コントローラの機能を兼ね備えている。
図2に示すように、排気口1dの筐体内方側には、先ず、排気口1dに接する位置に、ファン2が吸引したエアーに含まれる有機溶剤を除去する脱臭フィルター3bを設け、脱臭フィルター3bよりもさらに内側の位置に、ファン2が吸引したエアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルター3aを配設している。
本実施例では、粉塵フィルター3aは、不織布製のものを使用している。しかし、粉塵を捕捉できるものであれば、他の材質のものに代替することも可能である。例えば、スポンジフィルタや、紙製のフィルタが使用できる。
また、本実施例では、脱臭フィルター3bは、不織布の間に有機溶剤を吸着する作用を有する活性炭を挟み込むことにより担持させたフィルターを使用している。脱臭フィルター3bは、揮発した有機溶剤を捕捉できるものであれば、他のフィルターに代替することも可能であり、例えば、不織布の間にゼオライト等を担持させた化学吸着型のフィルターであっても良い。
このように、本実施例は、筐体1の上面板1aに開口部1bを設け、開口部1bの位置にエアーを筐体内に吸引するファン2を取り付けた作業台Wであって、筐体1の側面板1cにファン2が吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口1dを設けるとともに、排気口1dの筐体内側に、ファン2が吸引したエアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルター3aと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルター3bを配設した構成である。
なお、本実施例では、筐体1の側面板1cの高さを30mm〜50mm程度の薄型にしているため、開口部1bの位置にファン2を取り付けているが、筐体1の高さが十分である場合は、開口部1bの下方の位置にファン2を取り付けても良い。
また、本実施例では、ファン2は、プロペラ式ファン(軸流式ファン)を使用しているが、シロッコ式ファン(遠心式ファン)を使用することもできる。何れを使用した場合でも、電動モータ及びファンの音は静かであり、静音で集塵・脱臭ができる。もっとも、薄型で邪魔にならず利用しやすい作業台とするためには、プロペラ式のファン2を開口部1bの位置に取り付ける本実施例の作業台Wの構成が最も望ましい。
本実施例の作業台Wは、特に、図2に示すように、脱臭フィルター3bは、粉塵フィルター3aと排気口1dの間に配設している。このようにした理由は、ファン2が吸引したエアーには、有機溶剤と粉塵の両方が含まれているところ、先ず、粒子の大きい粉塵を粉塵フィルター3aによって取り除いた後に、粒子の小さい有機溶剤を脱臭フィルター3bで除去する順序で処理する方が、両フィルターを効率的に使用することができ、フィルターの寿命が長くなるからである。なお、筐体1の底面板1eの上にも脱臭フィルター3bを取り付けることにより、揮発した有機溶剤に対する吸収性能をさらに高めることもできる。
また、本実施例では、図2に示すように、筐体1の上面板1aの周縁部1aaから開口部1bの開口縁1baに向けて傾斜面1abを形成し、開口部1bの高さ位置を上面板1aの周縁部1aaの高さ位置よりも低くして、上面板1aを漏斗状に形成している。このように、上面板1aを漏斗状に形成すれば、開口部1bに直接落ちなかった粉塵は、開口部1bに向けて下り勾配が付いている傾斜面1abの上に落ちることになるので、徐々に開口部1bの方向に吸引することができる。したがって、上面板1aを漏斗状に形成した場合は、上面板1a上に回収されずに残ってしまう粉塵の量は少なくなり、残った粉塵が再び飛散することも少なくできるので、好適である。
また、上記のように上面板1aを漏斗状に形成する場合は、上面板1aの周縁部1aaに、傾斜面1abの上方を覆うように網状部材4を取付けることが望ましい。このようにすれば、網状部材4の上面を、水平な作業面として使用できるので、上面板1aを漏斗状のものとした場合でも作業がし易いからである。なお、網状部材4としては、金網やパンチング板などが使用できる。
筐体1は、図1に示すように、平面視矩形(長方形状)であって、4枚の側面板を有している。本実施例では、図2に示すように、4枚の側面板の内、対向する2枚の側面板1c,1cに、夫々排気口1d,1dを設けている。このようにすれば、上面板1aの中央に設けた開口部1bから吸引したエアを、左右2方向に排出することができるので、排気の流れが良好となる。
本実施例の作業台Wは、例えばネイルサロンにおいて、ネイリストが顧客の自爪に装飾を施す場合に使用するネイルアート用作業台であるため、筐体1の上面に、図1に示すように、ネイルアートの施術を受ける者の手首を載置するリストレスト部5を設けている。リストレスト部5は、図2に示すように、筐体1の上面に、作業面となる網状部材4よりも高さが高くなるようにしている。このようにすれば、施術が長時間に及ぶ場合でも、顧客は手首をリストレスト部5の上に載せておくことができるので手首が疲れず、一方、ネイリストも顧客の手首がしっかりと固定されて作業し易いので、好適である。
さらに、本実施例では、リストレスト部5は、図1〜図2に示すように、筐体1の上面で、かつ、排気口1cを設けない側面板と筐体1の上面とが交わる辺に沿わせた位置に、手首を載置する樹脂製のリストレスト部5を設けている。すなわち、作業台Wは、図1の紙面上方に顧客が座り、図1の紙面下方にネイリストが座る位置関係を想定し、筐体外へ排出するエアーは、図1の紙面左右方向に流れるように、リストレスト部5と排気口1dを設ける位置を考慮した。このようにすれば、顧客やネイリストに、排気口1dから排出されるエアーが当たることがないので、好適である。なお、排気口1cを設けない側面板と筐体1の上面とが交わる辺は2本あるが、その内、何れか一方の辺に沿わせるようにリストレスト部5を設ければ良い。
次に、本発明の作業台Wよって得られる作用・効果について説明する。例えばネイルサロンにおいて、ネイリストが作業台W上で、顧客の自爪に装飾を施したり、人工爪を取り付ける作業を行う場合、先ず、スイッチ6をONにして電動モータを駆動し、ファン2を回動させる。これにより、上面板1aの中央に設けた開口部1bから筐体1の内部へエアーが吸引される状態となる。
その後、ネイリストは、ヤスリやブラシを用いて顧客の自爪や人工爪に対して研磨作業等を行ったり、接着剤を塗布してネイルチップを接着する。従来のように換気扇や空気清浄機を用いた場合は、加工時に発生する粉塵が舞い上がろうとするが、本発明の作業台Wを使用した場合は、ファン2の作用により、粉塵を含むエアーは、室内に拡散する前に、網状部材4のメッシュ部分を通って開口部1bから筐体1の内部に吸引される。また、ネイルアートにおいて使用される接着剤やリムーバーなどの揮発性の有機溶剤の容器も、作業台Wの上に置くようにすれば、揮発蒸散して室内に拡散する前に、網状部材4のメッシュ部分を通って開口部1bから筐体1の内部に吸引される。
このようにして、筐体1の内部に吸引されたエアーは、粉塵フィルター3a、脱臭フィルター3bの順に通過するときに、粉塵と揮発した有機溶剤が共に除去されるので、排気口1dから筐体外に排気されるエアーは、粉塵及び有機溶剤を含まないエアーとなる。したがって、ネイリストや顧客を、粉塵や有機溶剤から保護することができる。また、作業台Wは、上面板1aに設けた開口部1bにファン2を取り付けているので、排気ホースが不要で、薄型のコンパクトな構造となっている。そのため、嵩張ることがなく、簡単に移動させることができる。
なお、粉塵フィルタ3a、脱臭フィルタ3bは、所定の時間使用すると回収効率が低下する。また、筐体内には、吸引した粉塵が溜まるので、所定の時間使用した後は、清掃する必要がある。そのため、筐体1において、ファン2を設けた開口部1を含む上面板1aの部分は、側面板1c、底面板1eを含む他の部分とは、引き出し式又は開閉式によって分離可能に構成している。網状部材4と上面板1aを取り外せば、筐体1の内部に溜まった粉塵を捨てたり、粉塵フィルタ3aと脱臭フィルタ3bを新しいフィルタに交換する作業が容易に行える。
以上の実施例では、上面板1aの中央に開口部1bを1つ開口させる例を開示したが、ホビー・玩具等の制作物の大きさやネイルアートの作業内容に応じて吸引力を高める必要がある場合は、図3に示す第2実施例の作業台W2のように、上面板10aの中央左寄りの位置と右寄りの位置に、第1開口部10b1,第2開口部10b2の2つの開口部を並べて開口させ、それらの開口部の下方の位置に、夫々、第1ファン21,第2ファン22を設けた構成とすることもできる。
第3実施例の作業台W3は、図4に示すように、上面板50aの左寄り上方の位置と右寄り上方の位置に、第1開口部50b1,第2開口部50b2の2つの開口部を並べて開口させ、こららの開口部50b1,50b2の上方を覆うカバー部90を設けたことを特徴とする作業台である。開口部50b1,50b2の下方の位置には、夫々、第1ファン61,第2ファン62を設けている。なお、80は、リストレスト部を示している。
第3実施例の作業台W3は、図5に示すように、カバー部90が開口部50b1,50b2の上方の位置を覆うように構成したので、ネールアートの施術を行う際に用いるアクリルリキッド、アセトン、リムーバーなどの溶剤が施術中に垂れても、カバー部90によって受け止められ、直接、第1ファン61,第2ファン62に落下することがないので、衛生的である。
図5において、50cは側面板を、50dは排気口を示している。排気口50dに接する位置には、第1ファン61,第2ファン62が吸引したエアーに含まれる有機溶剤を除去する脱臭フィルター70bを設け、脱臭フィルター70bよりも内側の位置には、吸引したエアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルター70aを配設している。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。例えば、実施例では、開口部1bは長方形状に開口している例を開示したが、円形状に開口していても良い。
本発明の作業台は、例えばネイルサロンなどの専門店に限らず、ネイルアートを楽しむ一般ユーザ向けにも適用できるものである。
W,W2,W3 作業台
1 筐体
1a 上面板
1aa 上面板の周縁部
1ab 傾斜面
1b 開口部
1ba 開口部の開口縁
1c 側面板
1d 排気口
1e 底面板
2 ファン
3a 粉塵フィルター
3b 脱臭フィルター
4 網状部材
5 リストレスト部
6 スイッチ
90 カバー部
1 筐体
1a 上面板
1aa 上面板の周縁部
1ab 傾斜面
1b 開口部
1ba 開口部の開口縁
1c 側面板
1d 排気口
1e 底面板
2 ファン
3a 粉塵フィルター
3b 脱臭フィルター
4 網状部材
5 リストレスト部
6 スイッチ
90 カバー部
Claims (8)
- 筐体の上面板に開口部を設け、前記開口部又は前記開口部の下方の位置にエアーを筐体内に吸引するファンを取り付けた作業台であって、前記筐体の側面板に、前記ファンが吸引したエアーを筐体外へ排気するための排気口を設けるとともに、前記排気口の筐体内側に、前記エアーに含まれる粉塵を除去する粉塵フィルターと、前記エアーに含まれる揮発した有機溶剤を除去する脱臭フィルターを配設したことを特徴とする作業台。
- 前記脱臭フィルターは、前記粉塵フィルターと前記排気口の間に配設したことを特徴とする請求項1に記載の作業台。
- 前記上面板の周縁部から前記開口部の開口縁に向けて傾斜面を形成し、前記開口部の高さ位置を前記上面板の周縁部の高さ位置よりも低くして、前記上面板を漏斗状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の作業台。
- 前記上面板の周縁部に、前記傾斜面の上方を覆うように網状部材を取付けたことを特徴とする請求項3に記載の作業台。
- 前記筐体は平面視矩形であって、4枚の側面板の内、対向する2枚の側面板に、夫々前記排気口を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の作業台。
- 前記筐体の上面に、手首を載置するリストレスト部を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の作業台。
- 請求項5記載の作業台において、前記筐体の上面で、かつ、前記排気口を設けない側面板と前記筐体の上面とが交わる辺に沿わせた位置に、手首を載置するリストレスト部を設けたことを特徴とする作業台。
- 前記開口部の上方を覆うカバー部を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の作業台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008280349A JP2010104611A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008280349A JP2010104611A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 作業台 |
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ID=42294652
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2010104611A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015105447A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社松風 | まつげエクステンションの取り付け方法、および、まつげエクステンション用の施術器具セット |
CN114179039A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-15 | 南通职业大学 | 一种先进制造与自动化生产用工作台 |
-
2008
- 2008-10-30 JP JP2008280349A patent/JP2010104611A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015105447A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社松風 | まつげエクステンションの取り付け方法、および、まつげエクステンション用の施術器具セット |
CN114179039A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-15 | 南通职业大学 | 一种先进制造与自动化生产用工作台 |
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