JP2010101506A - 換気空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントパネルの外観的意匠を損なわず、かつ、メンテ時、お手入れを容易にすることができることを目的とする。
【解決手段】浴室の天井裏に、圧縮機1と、第一熱交換器2と、第二熱交換器3とを順に連結し、冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、送風機ユニット5を配した本体ユニット8において、この本体ユニット8の下方に前記浴室内の空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口14を有したフロントパネル17を設けたことにより、フロントパネル17自体に吸込み口を形成する必要が無いため外観的に意匠を損なわなく、また、設置時フロントパネル17外周と天井を密着しての取付けを必要としないため、施工が容易にできるという効果のある換気空調装置を提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】浴室の天井裏に、圧縮機1と、第一熱交換器2と、第二熱交換器3とを順に連結し、冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、送風機ユニット5を配した本体ユニット8において、この本体ユニット8の下方に前記浴室内の空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口14を有したフロントパネル17を設けたことにより、フロントパネル17自体に吸込み口を形成する必要が無いため外観的に意匠を損なわなく、また、設置時フロントパネル17外周と天井を密着しての取付けを必要としないため、施工が容易にできるという効果のある換気空調装置を提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷凍サイクルを構成し圧縮機を搭載した換気空調装置関する。
従来、この種の換気空調装置としては、化粧板グリル中央に位置する吸込口から吸込まれた空気を送風機によって送り出され、熱交換器によって加熱(冷却)された後、ルーバーによって風向をコントロールされながら吸込口周囲に設けられた吹出口から吹出される構成とした換気空調装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気空調装置について、図11および図12を参照しながら説明する。
図11および図12に示すように、101は天井埋込型の室内機、102は天壁である。103は固定ボルトであり、室内機101を天壁102に固定する。104は天井である。105は、室内機101の外殻であり、天井104と略同一平面上に開口している。106は化粧板グリルであり、外殻105の開口部に取付けられている。107a、107bは空調システムの室内側熱交換器である。108は送風機である。109a、109bは送風機のケーシングである。110は室内空気の吸込口であり、化粧板グリル106の中央部に設けられており、方形状をなしている。111a、111bは熱交換器107a、107bによって熱交換を行った空気の吹出し口であり、吸込口110の周囲に設けられている。112a、112bは吹出し口111a、111bより吹出す空気の方向をコントロールするための回転可能なルーバーを設けた構成としている。
特開平1−169245号公報
このような従来の換気空調装置では、化粧板グリル中央に位置する吸込口から吸込まれた空気は送風機によって送り出され、熱交換器によって加熱(冷却)された後、ルーバーによって風向をコントロールされながら吸込口周囲に設けられた吹出口から吹出される構成となっているために、化粧グリルに開口部が多く外観的に意匠が損なわれるという課題がある。また、化粧板グリルは、天井面である天井に設置した本体外殻の開口部に取付けられるため、メンテ時、高所でのお手入れ作業が困難であるという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、フロントパネルの外観的意匠を損なわず、かつ、メンテ時、お手入れを容易にすることができる換気空調装置を提供することを目的とする。
浴室の天井裏に、本発明の換気空調装置は、上記目的を達成するために、冷媒を圧縮するための圧縮機と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器と、冷媒を膨張するための膨張機構と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部または外郭側面には送風機ユニットを配した本体ユニットにおいて、この本体ユニットの下方にパネル吹出し口と前記浴室内よりの空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口を有したフロントパネルを設けたものである。
また、他の手段は、フロントパネルを、固定パネルと前記可動パネルに分割したものである。
また、他の手段は、可動パネルの側面にフック部を形成し、固定パネルに可動パネルを着脱自在としたものである。
また、他の手段は、可動パネルに鍵状の係止部を設け、固定パネルに前記係止部を保持する係止口を設けたものである。
また、他の手段は、可動パネルに着脱自在フィルターを設けたものである。
また、他の手段は、固定パネルを本体ユニット底面より大きくなるように形成したものである。
また、他の手段は、フロントパネルの吹出し口に多翼のルーバー翼を有したルーバーを設けたものである。
また、他の手段は、ルーバー翼を、直線上に設けたものである。
また、他の手段は、ルーバー翼を、個々に異なる角度で設けたものである。
また、他の手段は、ルーバーに、回動駆動する駆動手段を設けたものである。
また、他の手段は、駆動手段を、ステッピングモーターとしたものである。
また、他の手段は、ルーバー翼を、略円弧体としたものである。
本発明によれば、浴室の天井裏に、冷媒を圧縮するための圧縮機と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器と、冷媒を膨張するための膨張機構と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部または外郭側面には送風機ユニットを配した本体ユニットにおいて、この本体ユニットの下方にパネル吹出し口と前記浴室内よりの空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口を有したフロントパネルを設けたことにより、送風機ユニットのファンにより形成される風路において、本体吸込み口を有した本体ユニット下面に、フロントパネル外周に吸込み口を位置することでフロントパネル自体に吸込み口を形成する必要が無いため外観的に意匠が損なわれず、設置時フロントパネル外周と天井を密着しての取付けを必要としないため、施工が容易にできるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、フロントパネルを、固定パネルと可動パネルに分割することにより、フロントパネルを軽量化することで施工時、高所への施工が容易にできるとともに、設置後、可動パネルにより固定パネルの吸込み口が覆われるためフロントパネルの外観を損なわないという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、可動パネルの側面にフック部を形成し、固定パネルに前記可動パネルを着脱自在としたことにより、可動パネルのフック部を固定パネルの回転軸部に引掛けるのみで可動パネルの装着が可能なため、施工時、高所への施工が容易にできるとともに、可動パネルをはずすことでお手入れ、メンテナンスが容易にできるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、可動パネルに鍵状の第一係止部を設け、固定パネルに前記第一係止部を保持する第一係止口を設けたことにより、可動パネルを固定パネルに引掛けた状態で回動させての可動パネルの着脱が自在にできるため、施工時、高所への施工が容易にできるとともに、可動パネルのお手入れ、メンテナンスが容易にできるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、着脱自在の可動パネルのフィルターを設けたことにより、フィルター装着した状態で可動パネルを回動できるため、可動パネルを固定パネルに装着ままフィルターの清掃ができ容易にお手入れができる。また、可動パネルを取外してのお手入れも可能なため高所での危険な作業を軽減できるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、固定パネルを本体ユニット底面より大きくなるように形成したことにより、本体ユニットの外周フランジを固定パネルを固定することで外周フランジを覆うことができるため、下方向よりの目線でフロントパネルの外観を損なわないという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、フロントパネルの吹出し口に多翼のルーバー翼を有したルーバーを設けたことにより、本体ユニットより搬送された空気は複数個のルーバー翼によって整流されるため、浴室内部に良好な空気分布を得ることができるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、ルーバー翼を、直線上に設けたことにより、ルーバー翼に沿って空気が吹出されるため、吹出したい空間の適所に送風できるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、ルーバー翼を、個々に異なる角度でルーバー翼を設けたことにより、ルーバー翼が縮小方向の場合、吹出す空気は、浴室中央近傍に対して集中的に空気を吹出し、拡大方向の場合は浴室端方向に拡散して空気を吹出すため本体ユニットの運転モードで拡大、縮小させることで快適な室内環境を得ることができるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、ルーバーに、回動駆動する駆動手段を設けたことにより、回動駆動により吹出す空気がルーバー翼の縮小方向の場合、浴室中央近傍に対して集中的に空気を吹出し、拡大方向の場合は浴室端方向に拡散して空気を吹出すため本体ユニットの運転モードで拡大、縮小させることで快適な室内環境を得ることができると共に洗濯物の乾きむらが無い洗濯乾燥が可能となるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、駆動手段を、ステッピングモーターとしたことにより、ルーバーのきめ細かな動作が可能となるため、精度よく角度を調整することができるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
また、ルーバー翼を、略円弧体としたことにより、ルーバーのルーバー翼を円弧体に形成することで吹出し開口を小さくでき、かつスムーズな回動駆動を得ることができるという効果のある換気空調装置を提供することができる。
本発明の請求項1記載の換気空調装置は、浴室の天井裏に、冷媒を圧縮するための圧縮機と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器と、冷媒を膨張するための膨張機構と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部または外郭側面には送風機ユニットを配した本体ユニットにおいて、この本体ユニットの下方にパネル吹出し口と前記浴室内よりの空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口を有したフロントパネルを設けたものであり、送風機ユニットのファンにより形成される風路において、本体吸込み口を有した本体ユニット下面に、フロントパネル外周より浴室内空気を吸込む様に、設置時、フロントパネル外周とフロントパネル設置面である本体ユニット下面に隙間を形成したフロントパネルを設置して通風路を形成するという作用を有する。
また、フロントパネルを、固定パネルと可動パネルに分割したものであり、フロントパネルを、通風路である本体ユニット下面開口に連通する位置に空気を浴室内へ吹出す吹出し口と浴室内の空気を吸込む吸込み口を有した固定パネルと固定パネルに着脱手段により取付けられる可動パネルとに分割した。尚、固定パネルは本体ユニット下面にねじなどで固定され、設置後、固定パネルの吸込み口は可動パネルで覆われるいう作用を有する。
また、可動パネル側面にフック部を形成し、固定パネルに可動パネルを着脱自在としたものであり、可動パネル側面の鉛直方向に、少なくとも2箇所以上のフック部を形成すると共に、固定パネルの外周一端に可動パネルのフック部を係止する回転軸部を形成して、可動パネルを回動可能にするという作用を有する。
また、可動パネルに鍵状の第一係止部を設け、固定パネルに前記第一係止部を保持する第一係止口を設けたものであり、固定パネルとの分割部近傍一端で天井面に対し垂直方向に、少なくとも2箇所以上の鍵状の第一係止部を可動パネルに形成すると共に、可動パネルの突合せ部である固定パネル傾斜面に可動パネルの第一係止部を嵌合する第一係止口を形成したという作用を有する。
また、可動パネルに着脱自在のフィルターを設けたものであり、略ちりとり状に成形された可動パネル内側面に略L字状リブに鍵状の第二係止部を少なくとも4箇所以上有した天井面に対し垂直方向に形成した可動パネルに、箱状で側面4箇所以上に可動パネルの第二係止部を嵌合する第二係止口を有するフィルターを設置するという作用を有する。
また、固定パネルを本体ユニット底面より大きくなるように形成したものであり、固定パネルの平面積を、本体ユニット外壁より外側に成形した本体ユニット下面の外周フランジを含めた外周平面積より大とし、固定パネルを固定する際、外周フランジに干渉しないように固定パネルの取付内側平面に凹部を設けたという作用を有する。
また、フロントパネルの吹出し口に多翼のルーバー翼を有したルーバーを設置したものであり、フロントパネルに沿って曲線状に形成され、複数個のルーバー翼を配し、垂直方向に形成された両側壁に軸を設けたルーバーを固定パネルの吹出し口に設置するという作用を有する。
また、ルーバー翼を、直線上に設けたものであり、ルーバー表面は、フロントパネルに沿って曲線状に形成され、直線上には複数個のルーバー翼を垂直方向に配したルーバーを固定パネルの吹出し口に設置するという作用を有する。
また、ルーバー翼を、個々に異なる角度で設けたものであり、フロントパネルに沿って曲線状に形成され、直線上には複数個のルーバー翼を配し、それぞれのルーバー翼は片端を縮小方向に、もう一方の片端は拡大方向に垂直方向に略扇状に形成されたルーバーを固定パネルの吹出し口に設置するという作用を有する。
また、ルーバーに、回動駆動する駆動手段を設けたものであり、ルーバーにルーバーの軸を固定パネルに設置されたモーターに連結することで回動駆動を可能とし、本体ユニットの運転モードにより吹出し開度がコントロールされるという作用を有する。
また、駆動手段を、ステッピングモーターとしたものであり、ルーバーにルーバーの軸を固定パネルに設置されたステッピングモーターに連結することで回動駆動を可能とし、ルーバー翼の角度を調整するという作用を有する。
また、ルーバー翼を、略円弧体としたものであり、ルーバーに設けたルーバー翼を円弧体に形成し、ルーバーの軸を中心に回動駆動し、本体ユニットの運転モードにより開閉するという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室の天井裏に、冷媒を圧縮するための圧縮機1と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器2と、冷媒を膨張するための膨張機構(図示せず)と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器3とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路(図示せず)を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部には通風路を形成する循環ファン4を有す送風機ユニット5を配し、他室または浴室内の空気を排気する排気ファン6を有す排気ユニット7を配した本体ユニット8において、この本体ユニット8は、本体ユニット下面9に、ダンパーモーター(図示せず)の制御により開閉する第一ダンパー10を有した第一吸込み口11と、第二ダンパー12を有した第二吸込み口13とのそれぞれに連通する位置に浴室内の空気を吸込むパネル吸込み口14を有し、本体ユニット8の下面の本体吹出し口15に連通する位置に空気を浴室内へ吹出すパネル吹出し口16を有したフロントパネル17を設置して構成される。
図1に示すように、浴室の天井裏に、冷媒を圧縮するための圧縮機1と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器2と、冷媒を膨張するための膨張機構(図示せず)と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器3とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路(図示せず)を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部には通風路を形成する循環ファン4を有す送風機ユニット5を配し、他室または浴室内の空気を排気する排気ファン6を有す排気ユニット7を配した本体ユニット8において、この本体ユニット8は、本体ユニット下面9に、ダンパーモーター(図示せず)の制御により開閉する第一ダンパー10を有した第一吸込み口11と、第二ダンパー12を有した第二吸込み口13とのそれぞれに連通する位置に浴室内の空気を吸込むパネル吸込み口14を有し、本体ユニット8の下面の本体吹出し口15に連通する位置に空気を浴室内へ吹出すパネル吹出し口16を有したフロントパネル17を設置して構成される。
また、図2および図3に示すように、フロントパネル17は、可動パネル18と固定パネル19に分割され、固定パネル19は図1の本体ユニット下面9にねじなどで固定され、設置後、固定パネル19のパネル吸込み口14は可動パネル18で覆われ、可動パネル18側面一端の鉛直方向に、少なくとも2箇所以上のフック部20を形成し、可動パネル18は、固定パネル19の外周一端に可動パネル18のフック部20を係止する円柱状の回転軸部21を軸にして回動可能に構成される。
また、図4に示すように、固定パネル19からの可動パネル18の着脱は、固定パネル19との分割部近傍一端で天井面に対し垂直方向に、少なくとも2箇所以上の鍵状の第一係止部22を可動パネル18に形成すると共に、可動パネル18の突合せ部である固定のパネル傾斜面23に可動パネル18の第一係止部22を嵌合する第一係止口24を形成し、可動パネル18装着状態で固定パネル19の設置面と可動パネル18との間に隙間が形成され、固定パネル19外周より浴室よりの空気を吸込む通風路を形成して構成される。
また、図5に示すように、略ちりとり状に成形された可動パネル18内側面に略L字状リブに鍵状の第二係止部25を少なくとも4箇所以上有し、かつ、天井面に対し垂直方向に形成した可動パネル18には、箱状で側面角部4箇所以上に可動パネル18の第二係止部25を嵌合する第二係止口26を有するフィルター27を設置し構成される。
また、図6に示すように、固定パネル19は、固定パネル19の平面積を、本体ユニット8外壁より外側に成形した本体ユニット下面9の外周フランジ28を含めた外周平面積より大とし、固定パネル19を固定する際、外周フランジ28に干渉しないように固定パネル19の取付内側平面に凹部29を設け構成されている。
上記構成により、送風機ユニット5の循環ファン4により形成される風路において、本体吸込み口を有した本体ユニット下面9に、フロントパネル17外周より浴室内空気を吸込む様に、設置時、フロントパネル17外周とフロントパネル17設置面である本体ユニット下面9に隙間を形成したフロントパネル17を設置して通風路を形成する。
また、フロントパネル17を、通風路である本体ユニット下面9開口に連通する位置に空気を浴室内へ吹出す吹出し口と浴室内の空気を吸込む吸込み口を有した固定パネル19と固定パネル19に着脱手段により取付けられる可動パネル18とに分割した。尚、固定パネル19は本体ユニット下面9にねじなどで固定され、設置後、固定パネル19の吸込み口は可動パネル18で覆われる。
また、可動パネル18側面の鉛直方向に、少なくとも2箇所以上のフック部20を形成すると共に、固定パネル19の外周一端に可動パネル18のフック部20を係止する回転軸部21を形成して、可動パネル18を回動可能にする。
また、固定パネル19との分割部近傍一端で天井面に対し垂直方向に、少なくとも2箇所以上の鍵状の第一係止部22を可動パネル18に形成すると共に、可動パネル18の突合せ部である固定のパネル傾斜面23に可動パネル18の第一係止部22を嵌合する第一係止口24を形成した。
また、略ちりとり状に成形された可動パネル18内側面に略L字状リブに鍵状の第二係止部25を少なくとも4箇所以上有した天井面に対し垂直方向に形成した可動パネル18に、箱状で側面4箇所以上に可動パネル18の第二係止部25を嵌合する第二係止口26を有するフィルター27を設置する。
また、固定パネル19の平面積を、本体ユニット8外壁より外側に成形した本体ユニット下面9の外周フランジ28を含めた外周平面積より大とし、固定パネル19を固定する際、外周フランジ28に干渉しないように固定パネル19の取付内側平面に凹部29を設けた。
このように本発明の実施の形態1の換気空調装置によれば、本体吸込み口を有した本体ユニット下面9に、フロントパネル外周に吸込み口を位置することでフロントパネル17自体に吸込み口を形成する必要が無いため外観的に意匠が損なわれず、設置時フロントパネル17外周と天井を密着しての取付けを必要としないため、施工が容易にできることとなる。
また、フロントパネル17を軽量化することで施工時、高所への施工が容易にできるとともに、設置後、可動パネル18により固定パネル19の吸込み口が覆われるためフロントパネル17の外観を損なわないこととなる。
また、可動パネル18のフック部20を固定パネルの回転軸部21に引掛けるのみで可動パネル18の装着が可能なため、施工時、高所への施工が容易にできるとともに、可動パネル18をはずすことでお手入れ、メンテナンスが容易にできることとなる。
また、可動パネル18を固定パネル19に引掛けた状態で回動させての可動パネル18の着脱が自在にできるため、施工時、高所への施工が容易にできるとともに、可動パネル18のお手入れ、メンテナンスが容易にできることとなる。
また、フィルター27を装着した状態で可動パネル18を回動できるため、可動パネル18を固定パネル19に装着ままフィルター27の清掃ができ容易にお手入れができる。また、可動パネル18を取外してのお手入れも可能なため高所での危険な作業を軽減できることとなる。
また、固定パネル19を本体ユニット底面より大きくなるように形成したことにより、本体ユニット8の外周フランジ28を固定パネル19を固定することで外周フランジ28を覆うことができるため、下方向よりの目線でフロントパネル17の外観を損なわないこととなる。
(実施の形態2)
図7〜図10において実施の形態1と異なるところは、ルーバー30がフロントパネル17に沿って曲線状に形成され、複数個のルーバー翼31を配し、垂直方向に形成された両側壁に軸32を設け、直線上の軸32には複数個のルーバー翼31を軸32に対して垂直方向に配し、軸32の両端に対してルーバー翼31は一方を縮小方向33に、もう一方は軸32に対して拡大方向34となるように垂直方向に略扇状に形成したルーバー30を固定パネル19のパネル吹出し口16に設置して構成され、ルーバー30は、ルーバー30にルーバーの軸32を固定パネル19に設置されたステッピングモーター35に連結することで回動駆動を可能とし、本体ユニット8の運転モードによりルーバー翼31の角度および吹出し開度が調整、コントロールし、ルーバー30に設けたルーバー翼31を円弧体36に形成して構成とした点である。また、図7〜図10において、図1〜図6と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
図7〜図10において実施の形態1と異なるところは、ルーバー30がフロントパネル17に沿って曲線状に形成され、複数個のルーバー翼31を配し、垂直方向に形成された両側壁に軸32を設け、直線上の軸32には複数個のルーバー翼31を軸32に対して垂直方向に配し、軸32の両端に対してルーバー翼31は一方を縮小方向33に、もう一方は軸32に対して拡大方向34となるように垂直方向に略扇状に形成したルーバー30を固定パネル19のパネル吹出し口16に設置して構成され、ルーバー30は、ルーバー30にルーバーの軸32を固定パネル19に設置されたステッピングモーター35に連結することで回動駆動を可能とし、本体ユニット8の運転モードによりルーバー翼31の角度および吹出し開度が調整、コントロールし、ルーバー30に設けたルーバー翼31を円弧体36に形成して構成とした点である。また、図7〜図10において、図1〜図6と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
上記構成により、フロントパネル17に沿って曲線状に形成され、複数個のルーバー翼31を配し、垂直方向に形成された両側壁に軸32を設けたルーバー30を固定パネル19のパネル吹出し口16に設置する。
また、ルーバー30表面は、フロントパネル17に沿って曲線状に形成され、軸32の直線上には複数個のルーバー翼31を垂直方向に配したルーバー30を固定パネル19のパネル吹出し口16に設置する。
また、フロントパネル17に沿って曲線状に形成され、軸32の直線上には複数個のルーバー翼31を配し、軸32の両端に対してルーバー翼31は片端を縮小方向33に、もう一方の片端は拡大方向34となるように垂直方向に略扇状に形成されたルーバー30を固定パネル19のパネル吹出し口16に設置する。
また、ルーバー30にルーバー30の軸32を固定パネル19に設置されたモーターに連結することで回動駆動を可能とし、図6の本体ユニット8の運転モードにより吹出し開度がコントロールされる。
また、ルーバー30にルーバー30の軸32を固定パネルに設置されたステッピングモーター35に連結することで回動駆動を可能とし、ルーバー翼31の角度を調整する。
また、ルーバー30に設けたルーバー翼31を円弧体36に形成し、ルーバー30の軸32を中心に回動駆動し、本体ユニット8の運転モードにより開閉する。
このように本発明の実施の形態2の換気空調装置によれば、フロントパネル17のパネル吹出し口16に多翼のルーバー翼31を有したルーバー30を設けたことにより、本体ユニット8より搬送された空気は複数個のルーバー翼31によって整流されるため、浴室内部に良好な空気分布を得ることができることとなる。
また、ルーバー翼31に沿って空気が吹出されるため、吹出したい空間の適所に送風できることとなる。
また、ルーバー翼31が縮小方向33の場合、吹出す空気は、浴室中央近傍に対して集中的に空気を吹出し、拡大方向34の場合は浴室端方向に拡散して空気を吹出すため本体ユニット8の運転モードで拡大、縮小させることで快適な室内環境を得ることができることとなる。
また、ルーバー30に、回動駆動により吹出す空気がルーバー翼31の縮小方向33の場合、浴室中央近傍に対して集中的に空気を吹出し、拡大方向34の場合は浴室端方向に拡散して空気を吹出すため本体ユニット8の運転モードで拡大、縮小させることで快適な室内環境を得ることができることとなる。
また、ステッピングモーター35によりルーバー30のきめ細かな動作が可能となるため、精度よく角度を調整することができることとなる。
また、ルーバー30のルーバー翼31を円弧体36に形成することで吹出し開口を小さくでき、かつスムーズな回動駆動を得ることができることとなる。
本発明の冷凍サイクルを搭載した換気空調装置は、フロントパネルの外観的意匠を損なわず、かつ、メンテ時、お手入れを容易にすることができるものであり、浴室の換気空調のみならず、リビング、寝室、キッチンあるいは洗面所等の換気空調装置にも適用することができる。
1 圧縮機
2 第一熱交換器
3 第二熱交換器
4 循環ファン
5 送風機ユニット
6 排気ファン
7 排気ユニット
8 本体ユニット
9 本体ユニット下面
10 第一ダンパー
11 第一吸込み口
12 第二ダンパー
13 第二吸込み口
14 パネル吸込み口
15 本体吹出し口
16 パネル吹出し口
17 フロントパネル
18 可動パネル
19 固定パネル
20 フック部
21 回転軸部
22 第一係止部
23 パネル傾斜面
24 第一係止口
25 第二係止部
26 第二係止口
27 フィルター
28 外周フランジ
29 凹部
30 ルーバー
31 ルーバー翼
32 軸
33 縮小方向
34 拡大方向
35 ステッピングモーター
36 円弧体
2 第一熱交換器
3 第二熱交換器
4 循環ファン
5 送風機ユニット
6 排気ファン
7 排気ユニット
8 本体ユニット
9 本体ユニット下面
10 第一ダンパー
11 第一吸込み口
12 第二ダンパー
13 第二吸込み口
14 パネル吸込み口
15 本体吹出し口
16 パネル吹出し口
17 フロントパネル
18 可動パネル
19 固定パネル
20 フック部
21 回転軸部
22 第一係止部
23 パネル傾斜面
24 第一係止口
25 第二係止部
26 第二係止口
27 フィルター
28 外周フランジ
29 凹部
30 ルーバー
31 ルーバー翼
32 軸
33 縮小方向
34 拡大方向
35 ステッピングモーター
36 円弧体
Claims (12)
- 浴室の天井裏に、冷媒を圧縮するための圧縮機と、通過する空気に放熱するための第一熱交換器と、冷媒を膨張するための膨張機構と、通過する空気から吸熱するための第二熱交換器とを順に連結し、冷媒を流通させるための冷媒回路を設けた冷凍サイクルを箱状の外郭内に配し、外郭内部または外郭側面に送風機ユニットを配した本体ユニットにおいて、この本体ユニットの下方にパネル吹出し口と前記浴室内の空気を側面外周より吸込むパネル吸込み口を有したフロントパネルを設けたことを特徴とする換気空調装置。
- フロントパネルを、固定パネルと可動パネルに分割したことを特徴とする請求項1記載の換気空調装置。
- 可動パネルの側面にフック部を形成し、固定パネルに前記可動パネルを着脱自在としたことを特徴とする請求項1記載の換気空調装置。
- 可動パネルに鍵状の第一係止部を設け、固定パネルに前記第一係止部を保持する第一係止口を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の換気空調装置。
- 可動パネルに、着脱自在のフィルターを設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の換気空調装置。
- 固定パネルを本体ユニット底面より大きくなるように形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の換気空調装置。
- フロントパネルの吹出し口に、多翼のルーバー翼を有したルーバーを設けたことを特徴とする請求項1記載の換気空調装置。
- ルーバー翼を、直線上に設けたことを特徴とする請求項7記載の換気空調装置。
- ルーバー翼を、個々に異なる角度で設けたことを特徴とする請求項7または8記載の換気空調装置。
- ルーバーに、回動駆動する駆動手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の換気空調装置。
- 駆動手段を、ステッピングモーターとしたことを特徴とする請求項7または8記載の換気空調装置。
- ルーバー翼を、略円弧体としたことを特徴とする請求項7または8記載の換気空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270588A JP2010101506A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 換気空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008270588A JP2010101506A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 換気空調装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010101506A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107410038A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-12-01 | 河南和宏农牧股份有限公司 | 一种幼猪专用猪栏 |
CN112577122A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 空调 |
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2008
- 2008-10-21 JP JP2008270588A patent/JP2010101506A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN107410038A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-12-01 | 河南和宏农牧股份有限公司 | 一种幼猪专用猪栏 |
CN112577122A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 空调 |
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