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JP2010098219A - 裏面照射型固体撮像装置 - Google Patents

裏面照射型固体撮像装置 Download PDF

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JP2010098219A
JP2010098219A JP2008269456A JP2008269456A JP2010098219A JP 2010098219 A JP2010098219 A JP 2010098219A JP 2008269456 A JP2008269456 A JP 2008269456A JP 2008269456 A JP2008269456 A JP 2008269456A JP 2010098219 A JP2010098219 A JP 2010098219A
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Abstract

【課題】周辺回路が安定した波形を作り、ノイズが少ない画像特性を得ることが可能な裏面照射型固体撮像装置を提供する。
【解決手段】第1主面1aと前記第1主面と相対向する第2主面1bを有し、かつ、画素領域100a及びアナログ回路領域100bを有する第1導電型の半導体層1と、アナログ回路領域100bの第1主面1aから第2主面1bに形成された第1のP型領域32cと、第1のP型領域32cの前記第2主面1bの少なくとも一部に形成された金属層50と、金属層50と電気的に接続されるVSS電極101bと、画素領域100aに形成され、光電変換により電荷を蓄積する受光部10と、画素領域100aの第2主面1b上に、受光部10に対応するように設けられたマイクロレンズ14とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、裏面照射型固体撮像装置及びその製造方法に関するものである。
近年、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話への応用で、小型カメラモジュールの市場が注目されている。カメラモジュールに使われるCCD、CMOSイメージセンサーなどの撮像素子は、画素の微細化に伴い、光電変換面積が小さくなることにより、感度が低下する可能性がある。感度が低下する原因として画素縮小による光電変換面積の縮小、および、配線の遮光による入射量の低減がある。
これに対し、感度の向上や、光の入射量を低減させない技術として、裏面照射型撮像装置が報告されている。なお、裏面照射型撮像装置に対して、従前の撮像装置を表面照射型撮像装置と記す。
裏面照射型撮像装置は、シリコン基板表面側にロジック回路、アナログ回路などの周辺回路を形成し、シリコン基板裏面側に光電変換領域、カラーフィルタ、マイクロレンズなどを形成する。シリコン基板裏面側に照射された光はシリコン基板内で光電変換され、シリコン基板表面側で信号処理され出力される。
光が入射されるシリコン基板裏面側には、マイクロレンズと光電変換領域との間に配線などの光学的な障害物がなくなるため、高い感度と少ない光学シェーディングを実現している。また、カラーフィルタやマイクロレンズも低背化できるため、集光性が向上し、混色も低減する。
しかし、従来の表面照射型撮像装置では、シリコン基板裏面側とパッケージを接着することにより接地をとることができ、アナログ回路などでは安定した波形を作ることができたが、裏面照射型撮像装置では、シリコン基板裏面側にマイクロレンズなどが設けられているので、シリコン基板裏面側をパッケージと接着して接地をとることができなくなるという問題があった。
これに対し、画素領域の周囲に形成された遮光膜を接地することにより、画素領域の光電変換素子において発生した少数キャリアを引き抜き、感度の低下を抑制する裏面照射型撮像装置がある(例えば、特許文献1)。
しかし、上記撮像装置では、ロジック回路やアナログ回路などの周辺回路への対策はなされておらず、そのため、アナログ回路でのリファレンス波形が遅延したり、あるいは鈍ったりして、安定した波形を作ることができない場合があったり、また、ロジック回路においてパルスによるノイズが飛び込みやすくなったりする場合があった。これにより、再生画像に、例えば、縦筋や横筋などの画質不良が発生するという問題があった。
特開2006−32497号公報(、図2)
本発明は、周辺回路が安定した波形を作り、ノイズが少ない画像特性を得ることが可能な裏面照射型固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の裏面照射型固体撮像装置は、第1主面と前記第1主面と相対向する第2主面を有し、かつ、画素領域及び周辺回路領域を有する第1導電型の半導体層と、前記周辺回路領域の前記第1主面から前記第2主面に到達するように形成された第2導電型の第1不純物層と、前記第2導電型の第1不純物層の前記第2主面の一部に形成された第1金属層と、前記金属層と電気的に接続された第1接地電極と、前記画素領域に形成された受光部と、前記画素領域の第2主面上に、前記受光部に対応するように設けられたマイクロレンズと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、周辺回路が安定した波形を作り、ノイズが少ない画像特性を得ることが可能な裏面照射型固体撮像装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の断面図であり、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の平面図((a)は表面側、(b)は裏面側)である。なお、図1の断面図は、図2のA-A’の断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に示す裏面照射型固体撮像装置100は、N型の半導体層1を有し、この半導体層1は、第1の主面(表面)1aとこの第1の主面1aと相対向する第2の主面(裏面)1bとを有する。また、この半導体層1は、画素領域100aと、周辺回路領域であるアナログ回路領域100b及び、ロジック回路領域100cを有する。
画素領域100の半導体層1の第1の主面1a側の100a領域には、可視光を取り込み、N型の半導体層1で光電変換された信号電荷の蓄積を行うためのN型の受光部10と、ノイズの原因となる暗電流を防ぐための第1のP型シールド層11とを含むフォトダイオードが形成されている。そして、この受光部10の側面の一部に接し、かつ、受光部10を囲むように、第1の主面1aから第2の主面1bに到達するまで第1のP型領域30aが形成される。この第1のP型領域に囲まれた領域のうち、受光部10と第1のP型領域30aとに挟まれた領域の、第1の主面側を埋め込むように第2のP型領域31aが形成される。さらに、第2の主面2b側には、第1のP型領域30aに囲まれた領域を覆うように、第2のP型シールド層12が形成されている。
更に、半導体層1の第2の主面1bの外側は、例えば、シリコン窒化膜で形成された平坦化層51が形成されており、平坦化層51の更に外側には、受光部10に対応するようにカラーフィルタ13及びマイクロレンズ14が形成されている。また、第2の主面1b側の少なくとも一つの受光部に対応する領域の、マイクロレンズ14と第2の主面1bとの間に遮光膜15を設けることにより、オプティカルブラック部16が形成されている。このオプティカルブラック部16は、暗電流の補正に用いられる。なお、オプティカルブラック部16にはカラーフィルタ13や、マイクロレンズ14は適宜形成すればよい。
アナログ回路領域100bには、第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように第1のP型領域30bが形成され、その第2の主面1bには、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されており、この金属層50は接地されている。また、第1のP型領域30bの第1の主面1a側には、第2のP型領域31b及び第2のN型領域33bが交互に形成され、後述するように、第2のP型領域31bにはNMOSFETが、第2のN型領域33bにはPMOSFETが、それぞれ形成される。また、第2の主面1bには、金属層50を覆うように平坦化層51が形成されている。
ロジック回路領域100cには、半導体層1の第1の主面1a側に、第1のN型領域32cが形成され、この第1のN型領域32の周囲を囲むように第1のP型領域30cが、第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように形成されている。また、第1のN型領域32cには、第2のN型領域33c及び第2のP型領域31cが交互に形成され、後述するように、第2のN型領域33cにはPMOSFETが、第2のP型領域31cにはNMOSFETがそれぞれ形成される。また、第2の主面1bには平坦化層51が形成されている。
そして、画素領域100a、アナログ回路領域100b及びロジック回路領域100cの半導体層1の第1の主面1a上には、適宜形成された配線52aと、この配線52a間に形成された層間絶縁膜52bからなる配線層52が形成され、配線層52上には、接着層(不図示)を介して支持基板55が形成される。この支持基板55は、裏面照射型固体撮像装置100を支持するためのものである。
次に、画素領域100aの詳細について図3の断面図を参照して説明する。図3の断面図は、図2のa-a’線に沿った断面図である。
画素領域100aは、上述の通り、半導体層1の第1の主面1aに、可視光を取り込み、N型の半導体層1で光電変換された信号電荷の蓄積を行うためのN型の受光部10と第1のP型シールド層11とを含むフォトダイオードが形成されており、受光部10を囲むように、かつ、半導体層1の第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように第1のP型領域20が形成され、第2の主面2b側に第2のP型シールド層12が形成されている。
上記第2のP型シールド層12は、第1のP型シールド層11と同様の用途を持っている。第2のP型シールド層12を形成しない場合、第2の主面1bの表面に受光部10の空乏層が広がると、第2の主面1bのダメージや欠陥によるリーク電流を取り込んでしまいノイズの原因となる。しかし、第2のP型シールド層12を形成することにより、空乏層は第2の主面1bの界面まで広がることがないため、ノイズの発生を低減することができ、撮像装置の感度を向上させることができる。
そして、ビア56が、第2の主面に形成されるVSS用パッド101aに接続される。なお、この画素領域100aに形成された第1のP型領域30aは画素分離領域として機能する。
また、配線層52の上部には、図2(a)に示すように、VSS電極17と電気的に接続するVSS配線17aが画素領域100aの略内周に沿って形成され、更に、VSS配線17aの略内周に沿って、VDD電極18と電気的に接続するVDD配線18aが形成される。
このように、VSS配線17aが画素領域100aを囲むように形成されることで、画素領域100a全体に対して接地を取ることができ、画素に対して安定したパルスを提供することができる。更に、VDD配線18aが画素領域100aを囲むように形成されることで、周辺回路側で光電変換した電子や、周辺回路側で発生したリーク電流などのノイズが画素領域100aに侵入するのを防ぎ、かつ、画素領域100aで光電変換した電子が周辺回路側に侵出するのを防ぐことができる。
更に、第1の主面1a側の、受光部10と第1のP型領域30aとの間の領域を埋めるように、第2のP型領域31aが形成され、第2のP型領域31aの表面には、N型拡散層からなるN型のソース/ドレイン21aが形成されている。そして、受光部10とN型のソース/ドレイン21aとの間の第1の主面1a上に、ゲート絶縁膜19aを介してゲート電極20aが形成されている。これにより、受光部10に蓄積された電荷を読み出すための読出用のMOSFETが構成される。
次に、アナログ回路領域100bの詳細について図4の断面図を参照して説明する。図4の断面図は、図2のb-b’線に沿った断面図である。
アナログ回路領域100bには、上述の通り、半導体層1の第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように第1のP型領域30bが形成され、その第2の主面1b側には、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されている。この金属層50は、図2に示すように、接地電極であるVSS用パッド101bに接続されるビア56まで形成されることにより接地されている。
第1のP型領域30bの第1の主面1a側には、第2のP型領域31b及び第2のN型領域33bが交互に形成されている。そして、第2のP型領域31bの第1の主面1a側には、1対のN型のソース/ドレイン21bが形成され、その1対のN型のソース/ドレイン21bの間の、第1の主面1a上には、ゲート絶縁膜19bを介してゲート電極20bが形成されることにより、NMOSFETが形成される。また、第2のN型領域33bの第1の主面1a側には、1対のP型のソース/ドレイン22bが形成され、その1対のP型のソース/ドレイン22bの間の、第1の主面1a上には、ゲート絶縁膜19bを介してゲート電極20bが形成されることにより、PMOSFETが形成される。
これらのN型のソース/ドレイン21b、P型のソース/ドレイン及び、ゲート電極20bには、ビア56を介して配線52aが適宜接続される。また、一部の配線52aは、更にビア56を介してVSS用パッド101bに接続される。
次に、ロジック回路領域100cの詳細について図5の断面図を参照して説明する。図5の断面図は、図2のc-c’線に沿った断面図である。
ロジック回路領域100cには、上述の通り、半導体層1の第1の主面1a側に、第1のN型領域32cが形成され、この第1のN型領域32の周囲を囲むように第1のP型領域30cが第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように形成されている。
第1のN型領域32cの第1の主面1a側には、第2のN型領域33c及び第2のP型領域31cが交互に形成されている。そして、第2のN型領域33cの第1の主面1a側には、1対のP型のソース/ドレイン22cが形成され、その1対のP型のソース/ドレイン22cの間の、第1の主面a上には、ゲート絶縁膜19cを介してゲート電極20cが形成されることにより、PMOSFETが形成される。また、第2のP型領域31cの第1の主面1a側には、1対のN型のソース/ドレイン21cが形成され、その1対のN型のソース/ドレイン21cの間の、第1の主面a上には、ゲート絶縁膜19cを介してゲート電極20cが形成されることにより、NMOSFETが形成される。
これらのP型のソース/ドレイン22c、N型のソース・ドレイン21c及び、ゲート電極20cは、ビア56を介して配線52に適宜接続される。
以上の構成により、マイクロレンズ14などを裏面側に配置する裏面照射型固体撮像装置100において、画素領域100aの周辺回路であるアナログ回路領域100bの裏面側を接地することが可能になる。そのため、アナログ回路101bでのリファレンス波形の遅延などが生じにくくなり、安定した波形を作ることができるようになる。これにより、再生画像に縦筋や横筋などが生じにくくなり、画質が向上する。
次に、本実施の形態の製造工程について図6乃至図10を参照して説明する。
まず、図6(a)に示すように、半導体基板200aにBOX(Burried Oxide)層200b、SOI(Silicon On Insulator)層200cからなるSOI基板200を用意する。ここで、SOI層200cは、膜厚が50〜100nmで、濃度が1015〜1017cm-3のN型結晶シリコンである。
次に、図6(b)に示すように、SOI層200c上の全面に、膜厚が3〜8μmで、濃度が1015〜1017cm-3のN型エピタキシャル層からなる半導体層1を形成し、続いて図6(c)に示すように、更にその半導体層1上にシリコン酸化膜7を積層形成する。そして、シリコン酸化膜7上にレジスト60を塗布し、周知のリソグラフィー技術を用いて、レジスト60に開口部60aを形成する。
この開口部60aは、画素領域100aに形成される画素分離のための第1のP型領域30a、アナログ回路領域100bに形成される第1のP型領域30b及び、ロジック回路領域100cに形成される第1のP型領域30cを形成しようとする領域に、それぞれ対応して設けられる。
続けて、このレジスト60をマスクとしてシリコン酸化膜7をエッチング除去し、半導体層1の第1主面1aを露出させる。この半導体層1が露出した領域に、高加速イオン注入により第1のP型領域30a、30b及び30cを形成する。この第1のP型領域30a、30b及び30cは、例えば、1011〜1013cm−2程度のボロンを100kevから3Mev程度の加速エネルギーでP型が途切れないように順次打ち込むことで形成される。このとき、打ち込むイオンに与える加速エネルギーの上限は、イオン注入装置の性能、生産性、マスクプロセスなどで決まっており、3Mev以下が適当である。
次に、図7(c)に示すように、レジスト60及びシリコン酸化膜7を順次除去した後、図8(a)に示すように周知のリソグラフィー技術を用いて、ロジック回路領域100cに第1のN型領域32cを、更に、第1のN型領域32cにトランジスタを形成するための領域である第2のN型領域33cを、また、アナログ回路領域100bに形成された第1のP型領域30bにトランジスタを形成するための領域である第2のN型領域33bを、それぞれ順次形成する。
次に、図8(b)に示すように画素領域100aの第1のP型領域30aに囲まれた領域の第1の主面1a側、第2のN型領域33b及び、33cに、第2のP型領域31b及び31cをそれぞれ選択的に形成する。
その後、アナログ回路領域100bの第2のP型領域31bと第2のN型領域33bの境界部及び、ロジック回路領域100cの第2のP型領域31cと第2のN型領域33cの境界部に、図4に示されるようにそれぞれ素子分離絶縁膜23b領域23cを形成する。この素子分離絶縁膜23b及び23cは、第2のP型領域31b及び31cと、第2のN型領域33b及び33cとの境界部上にそれぞれトレンチを形成し、そのトレンチ内にシリコン酸化膜などの絶縁膜を埋め込むことで形成する。
次に、図3乃至5に示されるように画素領域100a、アナログ領域100b及びロジック領域100cの第1主面1a上にゲート絶縁膜19a、19b及び19cを介してゲート電極19a、19b及び19cをそれぞれ形成する。なお、これらの各ゲート電極19a、19b、19cは、周知のリソグラフィー技術とドライエッチング技術を用いて多結晶シリコンにパターニングを施し形成する。
次に、図3に示されるように画素領域100aのゲート電極19aをマスクにして、第1のP型領域30に囲まれた半導体層1の第1主面1aにN型の受光部10を形成する。そして、受光部10の第1の主面1a側を覆うように、暗電流を防ぐための第1のP型シールド層11を形成し、更に、N型のソース/ドレイン21aを順次形成する。N型のソース/ドレイン21aは、ゲート電極19aをマスクにして第1のP型領域31aの表面部分に形成される。
また、図4に示されるようにアナログ回路領域100bのP型ウェル31bの表面部分には、N型のソース/ドレイン21bを、N型ウェル33bの表面部分には、P型のソース/ドレイン22bを順次形成する。
同様に、図5に示されるようにロジック回路領域100cのP型ウェル31cの表面部分には、N型のソース/ドレイン21cを、N型ウェル33cの表面部分には、P型のソース/ドレイン22cを順次形成する。
これらのN型のソース/ドレイン21b及び21cと、P型のソース/ドレイン22b及び22cは、それぞれ、ゲート電極20b及び20cをマスクに形成される。
次に、図8(c)に示すように、半導体層1の第1の主面1a上に、周知の多層配線プロセスで形成された配線52aや、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜などで形成された層間絶縁膜52b、などからなる配線層52を形成する。なお、これらの配線52aは、P型のソース/ドレイン22a、22b、22cや、N型のソース/ドレイン21a、21b、21cなどと、ビア56を介して適宜電気的に接続されている。
更に、図9(a)に示すように、配線層52上にシリコン酸化膜である接着層(不図示)を形成し、その接着層の表面を平坦化研磨するとともに、同様に表面にシリコン酸化膜である接着層(不図示)が形成された支持基板55を用意して、それぞれの接着層同士が対抗するようにして配線層52と支持基板55とを張り合わせる。
次に、図9(b)に示すように、半導体基板200a、BOX層200b及びSOI層200cからなるSOI基板200を、CMP法あるいはHF溶液によるウェットエッチング法などで除去し、第2の主面1b側に、第1のP型領域30a、30b及び30cを露出させる。そして、この第2の主面1b側に露出した、アナログ回路領域100bの第1のP型領域30bの露出面と、図4に示すようなアナログ回路領域の接地電極であるVSS用パッド101bとを、ビア56を介して接続するように、例えば、Alなどの金属層50を膜厚300〜800nmでスパッタリング形成する。
この金属層50は、アナログ回路領域の第2の主面1b側をほぼ覆うように形成され、更にその一端がVSS用パッド101bに接続されるように形成される。このように、金属層50をスパッタリングで引き出すことにより、接地すべき金属層50をVSS用パッド101bに電気的に接続することが可能となる。その結果、アナログ回路領域100bの第2の主面1b側は、3〜10Ω程度の低抵抗となり安定した接地を行うことができ、安定したパルスがアナログ領域に提供されることになる。

その後、画素領域100aの第1のP型領域30に囲まれた領域の第2の主面1b側に第2のP型シールド層12を形成し、更に、少なくとも1つの第2のP型シールド層12の外側に遮光膜15を形成する。この遮光膜15を含むフォトダイオードにより、オプティカルブラック部16が形成される。
そして、第2の主面1b側にアクリル樹脂やシリコン酸化膜などによる平坦化層51を形成し、更にその外側の、少なくとも画素領域100aの各受光部10に対応する領域に、カラーフィルタ13を形成し、更にその外側にマイクロレンズ14を形成する。
本実施の形態によれば、画素領域の周辺回路であるアナログ回路領域の裏面側を接地することが可能になるため、画素を微細化しても高い感度と少ない光学シェーディングとを実現可能な裏面照射型固体撮像装置において、アナログ回路でのリファレンス波形の遅延などが生じにくくなり、安定した波形を作ることができるようになる。これにより、再生画像に縦筋や横筋などが生じにくくなり、画質が向上する。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の断面図であり、図12は、本発明の第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の平面図((a)は表面側、(b)は裏面側)である。なお、図11の断面図は、図12のA-A’の断面図である。
本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態では、アナログ回路領域の裏面側のみに金属層を設け、その金属層が接地されているのに対し、本実施の形態は、画素領域及びロジック回路領域の裏面側にも金属層を設け、それらの金属層が接地されている点である。
具体的には、図11に示すように、本実施の形態に示す裏面照射型固体撮像装置100は、画素領域100a及びロジック回路領域100cの、第2の主面1b側にも、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されており、この金属層50は接地されている。
画素領域100aの詳細について図13(a)の断面図を参照して説明する。図13(a)の断面図は、図12のa-a’線に沿った断面図である。
画素領域100aは、上述の通り、第1の実施の形態と異なり、第1のP型領域20の第2の主面1b側には、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されており、この金属層50は、図12に示すように、接地電極であるVSS用パッド101aに接続されるビア56まで形成されることにより接地されている。
なお、金属層50は、受光部10を囲むように形成された第1のP型領域20の、第2の主面1b側に形成されるので、図12の平面図のように、画素領域100a内において網目状に配置されることになる。
アナログ回路領域100bの詳細については、第1の実施の形態と同様である。
次に、ロジック回路領域100cの詳細について図13(b)の断面図を参照して説明する。図13(b)の断面図は、図12のc-c’線に沿った断面図である。ロジック回路領域100cには、上述の通り、第1の実施の形態と異なり、第1のP型領域30cの第2の主面1b側には、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されている。この金属層50は、図12に示すように、接地電極であるVSS用パッド101cに接続されるビア56まで形成されることにより接地されている。
以上の構成により、画素領域100aや、ロジック回路領域100cなどの周辺回路の裏面側も接地することが可能になるため、第1の実施の形態における効果に加え、ロジック回路領域100cにおけるパルスによるノイズの飛び込みを抑制することや、画素領域100aにおけるノイズの低減を図ることができるため、再生画像の画質が更に向上する。
次に、本実施の形態の製造工程について図14を参照して説明する。
まず、SOI基板200をCMP法あるいはHF溶液によるウェットエッチング法などで除去し、第2の主面1b側に、第1のP型領域30a、30b及び30cを露出させるまでの製造方法は、第1の実施の形態における図9(b)までの製造方法と同様である。
次に、図12、13(a)、13(b)に示すように、この第2の主面1b側に露出した、第1のP型領域30a、30b及び30cの露出面と、接地電極であるVSS用パッド101a、101b及び101cとが、ビア56を介してそれぞれ接続するように、例えば、Alなどの金属層50を膜厚300〜800nmでスパッタリング形成する。
この金属層50は、画素領域100aにおいては、画素領域100aの第2の主面側に網目状に形成され、その一端がVSS用パッド101aに接続されるように形成される。また、ロジック回路領域101cにおいては、第2の主面1b側の各種素子が形成される領域外周に沿って形成され、同様にその一端がVSS用パッド101cに接続されるように形成される。なお、アナログ回路領域101bについては、第1の実施の形態と同様である。
このように、それぞれの領域の金属層50を、スパッタリングで引き出すことにより、接地すべき金属層50をVSS用パッド101a、101b、101cにそれぞれ電気的に接続することが可能となる。その結果、画素領域100a、アナログ回路領域100b及びロジック回路領域100cの第2の主面1b側は全て、3〜10Ω程度の低抵抗となり安定した接地を行うことができ、安定したパルスがアナログ領域及びロジック領域に提供されることになる。
その後の製造工程は、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、画素領域やロジック回路領域などの周辺回路の裏面側も接地することが可能になるため、第1の実施の形態における効果に加え、ロジック回路におけるパルスによるノイズの飛び込みを抑制することや、画素領域におけるノイズの低減も図ることができるため再生画像の画質が更に向上する。
(第3の実施の形態)
図15(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の断面図であり、図15(b)は、本発明の第3の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置100の平面図である。
本実施の形態が第2の実施の形態と異なる点は、ロジック回路領域100cの第2の主面1b側も、アナログ領域100bの第2の主面1b側と同様に、膜厚300〜800nmの金属層50が形成されており、この金属層50は接地されている点である。
つまり、ロジック回路領域100cは、第1の主面1aから第2の主面1bに到達するように形成された第1のP型領域30cと、第1のP型領域30cの第2の主面1bの少なくとも一部に形成された金属層50と、第1のP型領域30cの第1の主面1a側の一部に形成された第2のN型領域と、金属層50と電気的に接続されるVSS用パッド101cとを有し、第1のP型領域にはNMOSFETが、第2のN型領域にはPMOSFETが、それぞれ適宜形成されている。
以上の構成により、画素領域100aや、アナログ領域100b、ロジック回路領域100cなどの周辺回路の裏面側も接地することが可能になるため、第2の実施の形態における効果と同様の効果を得ることができる。これに加え、アナログ回路領域100bやロジック回路領域100cの第2の主面1b側は金属層50により覆われているので、第2の主面1b側から入射された光がアナログ領域100b及びロジック領域100c内に入りにくくなり、光電変換による余剰な電子に起因するトランジスタ特性の劣化を低減することができる。
なお、上述した本実施の形態ではカラーフィルタ13は画素領域100aのみに形成したが、アナログ回路領域100bやロジック回路領域100cに形成してもよい。また、遮光膜15もが祖領域100aのみに形成したが、アナログ回路領域100bやロジック回路領域100cに形成してもよい。これにより、アナログ回路領域100bやロジック回路領域100cからの暗電流や混色などを低減することができる。
また、上述した実施の形態では、SOI基板上にN型のエピタキシャル層である半導体層1を形成したが、この限りではない。例えば、SOI基板は用いずに、N型のシリコン基板を用いてもよい。
また、上述した実施の形態では、接地のためスパッタリングにより金属層50を形成したが、金属層50はシリサイドでもよい。
また、一般に裏面照射型固体撮像装置を使用したモジュールは、第1の主面側に形成された拡散層(ソース/ドレイン)と、モジュール外部の接地電極とが、支持基板を貫通するように形成されたビアを介して電気的に接続されることで接地が取られる。
一方、本発明による裏面照射型固体撮像装置を使用したモジュールは、図16に示すように、パッケージ303上に設置されパッケージ303とボンディングワイヤ202を介して電気的に接続された裏面照射型固体撮像装置が、レンズユニット300の下のカバーガラス301の下に配置されることで構成される。
そして、第2の主面1b側に広範囲に形成された金属層50と、モジュール外部の接地電極とが、半導体層1を貫通するように形成されたビア56を介して電気的に接続されることで接地を取る。
そのため、本発明による裏面照射型固体撮像装置は、第2の主面1b側に広範囲に接地を取ることができ、より接地を安定させることができる。また、支持基板にビアを貫通させる工程が不要であり、製造工程を短縮できる。
第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の平面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の平面図である。 第1の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図である。 第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の製造方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る裏面照射型固体撮像装置の断面図及び平面図である。 本発明に係る裏面照射型固体撮像装置のモジュール図である。
符号の説明
1 半導体層
1a 第1の主面(表面)
1b 第2の主面(裏面)
7 シリコン酸化膜
10 受光部
11 第1のP型シールド層
12 第2のP型シールド層
13 カラーフィルタ
14 マイクロレンズ
15 遮光膜
16 オプティカルブラック部
17 VSS電極
17a VSS配線
18 VDD電極
18a VDD配線
19a、b、c ゲート絶縁膜
20a、b、c ゲート電極
21a、b、c N型のソース/ドレイン
22b、c P型のソース/ドレイン
23b、c 素子分離絶縁膜
30a、30b、30c 第1のP型領域
31a、31b、31c 第2のP型領域
32c 第1のN型領域
33b、33c 第2のN型領域
50 金属層
51 平坦化層
52 配線層
53 層間絶縁膜
55 支持基板
56 ビア
60 レジスト
60a 開口部
100 裏面照射型固体撮像装置
100a 画素領域
100b アナログ回路領域
100c ロジック回路領域
101 パッド
101a、101b、101c VSS用パッド
200 SOI基板
200a 半導体基板
200b BOX層
200c SOI層
300 レンズユニット
301 パッケージ
302 カバーガラス
303 ボンディングワイヤ

Claims (7)

  1. 第1主面と前記第1主面と相対向する第2主面を有し、かつ、画素領域及び周辺回路領域を有する第1導電型の半導体層と、
    前記周辺回路領域の前記第1主面から前記第2主面に到達するように形成された第2導電型の第1不純物層と、
    前記第2導電型の第1不純物層の前記第2主面の少なくとも一部に形成された第1金属層と、
    前記第1金属層と電気的に接続された第1接地電極と、
    前記画素領域に形成された受光部と、
    前記画素領域の第2主面上に、前記受光部に対応するように設けられたマイクロレンズと、
    を具備することを特徴とする裏面照射型固体撮像装置。
  2. 前記周辺回路領域は、前記第2導電型の第1不純物層の第1主面側の一部に形成された第1導電型の第1不純物層を更に有し、
    前記第1導電型の第1不純物層には第2導電型のMOSFETが
    前記第2導電型の第1不純物層には第1導電型のMOSFETが、
    それぞれ適宜形成されたアナログ回路領域であることを特徴とする請求項1に記載の裏面照射型固体撮像装置。
  3. 前記画素領域は、前記第1主面から前記第2主面に到達するように、かつ、前記受光部を囲むように形成された第2導電型の第2不純物層と、
    前記第2導電型の第2不純物層の前記第2主面の少なくとも一部に形成された第2金属層と、
    前記第2金属層と電気的に接続される第2接地電極とを、
    更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の裏面照射型固体撮像装置。
  4. 前記周辺回路領域は、ロジック回路領域を更に有し、
    前記ロジック回路領域は、前記第1主面側に形成された第1導電型の第2不純物層と、
    前記第1導電型の第2不純物層を囲み、かつ、前記第1主面から前記第2主面に到達するように形成された第2導電型の第3不純物層と、
    前記第1導電型の第2不純物層の第1主面側の一部に形成された第2導電型の第4不純物層と、
    前記第2導電型の第3不純物層の前記第2主面の少なくとも一部に形成された第3金属層と、
    前記第3金属層と電気的に接続される第3接地電極とを有し、
    前記第1導電型の第2不純物層には第2導電型のMOSFETが、
    前記第2導電型の第4不純物層には第1導電型のMOSFETが、
    それぞれ適宜形成されていることを特徴とする請求項3に記載の裏面照射型固体撮像装置。
  5. 前記第1乃至第3金属層と、前記第1乃至第3接地電極とは、それぞれ、前記第1乃至第3金属層を貫くように形成されたビアを介して電気的に接続されることを特徴とする請求項4に記載の裏面照射型固体撮像装置。
  6. 前記第2接地電極は、前記第2導電型の第2不純物層の第2主面側を覆うように、メッシュ状に形成されることを特徴とする請求項3又は5に記載の裏面照射型固体撮像装置。
  7. 前記周辺回路領域は、ロジック回路領域を更に有し、
    前記ロジック回路領域は、前記第1主面から前記第2主面に到達するように形成された第2導電型の第3不純物層と、
    前記第2導電型の第3不純物層の前記第2主面の少なくとも一部に形成された第3金属層と、
    前記第2導電型の第3不純物層の前記第1主面側の一部に形成された第1導電型の第2不純物層と、
    前記第3金属層と電気的に接続される第3接地電極とを有し、
    前記第1導電型の第2不純物層には第2導電型のMOSFETが、
    前記第2導電型の第3不純物層には第1導電型のMOSFETが、
    それぞれ適宜形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の裏面照射型固体撮像装置。
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