JP2010092747A - 車両用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プロジェクタ型の車両用前照灯において、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる車両用前照灯を提供する。
【解決手段】 車両用前照灯10は、光軸Ax上に配置された投影レンズ11と、投影レンズ11の後方側に配置された光源バルブ23と、光源バルブ23からの光を前方に向けて光軸Ax寄りに反射するリフレクタ25と、投影レンズ11と光源バルブ23との間に配置されてリフレクタ25からの反射光の一部及び光源バルブ23からの直接光の一部を遮蔽してロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するシェード29と、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置されたLD1と、入射端3aに導入したLD1からの光を投影レンズ11の焦点面近傍に配置された出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射する光ファイバー3と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 車両用前照灯10は、光軸Ax上に配置された投影レンズ11と、投影レンズ11の後方側に配置された光源バルブ23と、光源バルブ23からの光を前方に向けて光軸Ax寄りに反射するリフレクタ25と、投影レンズ11と光源バルブ23との間に配置されてリフレクタ25からの反射光の一部及び光源バルブ23からの直接光の一部を遮蔽してロービーム用配光パターンのカットオフラインを形成するシェード29と、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置されたLD1と、入射端3aに導入したLD1からの光を投影レンズ11の焦点面近傍に配置された出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射する光ファイバー3と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、所謂プロジェクタ型の車両用灯具ユニットを備えた車両用前照灯に関する。
従来より、車両前後方向に延びる光軸上に配置された光源からの光をリフレクタにより前方へ向けて光軸寄りに集光反射させ、この反射光をリフレクタの前方に設けられた投影レンズを介して灯具前方へ照射するように構成されたプロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯が知られている。
この様なプロジェクタ型の灯具ユニットをすれ違いビーム用前照灯として用いる場合には、投影レンズと光源との間にシェードを設け、このシェードによりリフレクタからの反射光の一部及び光源からの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するのが一般的である。その為、例えばリフレクタの下方に入射し、シェードにより遮られた光は、前方に投影される配光に寄与しないロス光となってしまう。特に、光源(主光源)として半導体発光素子を用いた場合には、照射光量が不足し易い。
そこで、投影レンズの後側焦点面近傍に、該投影レンズへ向けて光照射を行う複数の第2発光素子(補助光源)が配置されたプロジェクタ型の灯具ユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、投影レンズと投影レンズの後側焦点との間に配置された第2発光素子と、該第2発光素子からの光を前方へ向けて反射させる第2リフレクタとを備えたプロジェクタ型の灯具ユニットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、投影レンズと投影レンズの後側焦点との間に配置された第2発光素子と、該第2発光素子からの光を前方へ向けて反射させる第2リフレクタとを備えたプロジェクタ型の灯具ユニットが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1又は特許文献2に記載されたようなプロジェクタ型の灯具ユニットを備えた車両用前照灯の場合、第2発光素子又は第2リフレクタを投影レンズと投影レンズの後側焦点との間に配置しなければならないが、主光源の光を遮らないようにこれら第2発光素子又は第2リフレクタを配置することは困難である。また、投影レンズの後側焦点面近傍や、投影レンズと投影レンズの後側焦点との間に配置された第2発光素子は、例えば放電バルブ等の光源が発生する熱の影響を受け易いという問題がある。
従って、本発明の目的は上記課題を解消すること係り、プロジェクタ型の車両用前照灯において、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる車両用前照灯を提供することである。
本発明の上記目的は、ランプボディとカバーで形成された灯室内に、
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、
前記投影レンズの後方側に配置された光源と、
前記光源からの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、
前記投影レンズと前記光源との間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源からの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、
前記投影レンズの焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子と、
入射端に導入した前記半導体発光素子からの光を前記投影レンズの焦点面近傍に配置された出射端から前記投影レンズへ向けて出射する光ファイバーと、
を備えた車両用前照灯により達成される。
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、
前記投影レンズの後方側に配置された光源と、
前記光源からの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、
前記投影レンズと前記光源との間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源からの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、
前記投影レンズの焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子と、
入射端に導入した前記半導体発光素子からの光を前記投影レンズの焦点面近傍に配置された出射端から前記投影レンズへ向けて出射する光ファイバーと、
を備えた車両用前照灯により達成される。
上記構成の車両用前照灯によれば、投影レンズの焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子からの光が、投影レンズの焦点面近傍に配置された光ファイバーの出射端から投影レンズへ向けて出射される。
そこで、コンパクトな光ファイバーの出射端は、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく、光を投影レンズへ向けて出射することができる。また、投影レンズの焦点面よりも後方に配置され、光ファイバーを介して光を投影レンズへ向けて出射する補助光源としての半導体発光素子は、光源が発生する熱の影響を受け難い位置に配置することができる。
そこで、コンパクトな光ファイバーの出射端は、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく、光を投影レンズへ向けて出射することができる。また、投影レンズの焦点面よりも後方に配置され、光ファイバーを介して光を投影レンズへ向けて出射する補助光源としての半導体発光素子は、光源が発生する熱の影響を受け難い位置に配置することができる。
尚、上記構成の車両用前照灯において、前記光ファイバーの出射端が、前記リフレクタにおける有効反射面よりも前方の上部に配置されることが望ましい。
このような構成の車両用前照灯によれば、リフレクタを有効利用して、光ファイバーの出射端を投影レンズの焦点面近傍に容易に配置することができる。
また、リフレクタの上部に配置された光ファイバーの出射端から投影レンズへ向けて出射された光は、車両前方路面を照射することができる。そこで、光源の主配光パターンにおいて、限られた光量で車両遠方を重視にすると弱くなる車両前方の光を半導体発光素子の光により補うことができる。
このような構成の車両用前照灯によれば、リフレクタを有効利用して、光ファイバーの出射端を投影レンズの焦点面近傍に容易に配置することができる。
また、リフレクタの上部に配置された光ファイバーの出射端から投影レンズへ向けて出射された光は、車両前方路面を照射することができる。そこで、光源の主配光パターンにおいて、限られた光量で車両遠方を重視にすると弱くなる車両前方の光を半導体発光素子の光により補うことができる。
また、上記構成の車両用前照灯において、前記光ファイバーの出射端が、前記シェードに配置されることが望ましい。
このような構成の車両用前照灯によれば、シェードを有効利用して、光ファイバーの出射端を投影レンズの焦点面近傍に容易に配置することができる。
また、光軸より下方に位置するシェードに配置された光ファイバーの出射端から投影レンズへ向けて出射された光は、オーバーヘッドサイン(OHS)を照射することができる。
このような構成の車両用前照灯によれば、シェードを有効利用して、光ファイバーの出射端を投影レンズの焦点面近傍に容易に配置することができる。
また、光軸より下方に位置するシェードに配置された光ファイバーの出射端から投影レンズへ向けて出射された光は、オーバーヘッドサイン(OHS)を照射することができる。
以上に説明した本発明の車両用前照灯によれば、コンパクトな光ファイバーの出射端は、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく、半導体発光素子の光を投影レンズへ向けて出射することができる。
従って、プロジェクタ型の車両用前照灯において、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる。
従って、プロジェクタ型の車両用前照灯において、リフレクタから投影レンズへ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る車両用前照灯を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る車両用前照灯の縦断面図、図2は図1に示した灯具ユニットの動作説明図、図3は図1に示した灯具ユニットから前方に照射される光により灯具前方25mの位置に設置された仮想鉛直スクリーン上に形成される主配光パターンと補助配光パターンを透視的に示す図である。
図1は本発明の第1実施形態に係る車両用前照灯の縦断面図、図2は図1に示した灯具ユニットの動作説明図、図3は図1に示した灯具ユニットから前方に照射される光により灯具前方25mの位置に設置された仮想鉛直スクリーン上に形成される主配光パターンと補助配光パターンを透視的に示す図である。
本第1実施形態の車両用前照灯10は、図1に示すように、ランプボディ12とその前方開口部に取り付けられた素通し状の透明カバー(カバー)14で形成された灯室16内に、灯具ユニット18が収容されている。
ロービーム用配光パターンを形成する灯具ユニット18は、図1に示すように、エイミング機構22を介してランプボディ12に支持されている。
エイミング機構22は、灯具ユニット18の取付位置及び取付角度を微調整するための機構で、エイミング調整した段階では、灯具ユニット18のレンズ中心軸(光軸)Axは、車両前後方向に対して、0.5〜0.6度程度下向きの方向に延びるようになっている。
エイミング機構22は、灯具ユニット18の取付位置及び取付角度を微調整するための機構で、エイミング調整した段階では、灯具ユニット18のレンズ中心軸(光軸)Axは、車両前後方向に対して、0.5〜0.6度程度下向きの方向に延びるようになっている。
灯具ユニット18は、図1及び図2に示すように、プロジェクタ型の灯具ユニットであり、車両前後方向に延びるレンズ中心軸(光軸)Ax上に配置された投影レンズ11と、投影レンズ11の後方側焦点F2よりも後方に配置された光源バルブ23と、この光源バルブ23の光源23aから放射された光(直接光)を前方に向けてレンズ中心軸Ax寄りに反射させるリフレクタ25と、投影レンズ11と光源23aとの間に配置されてリフレクタ25からの反射光の一部及び光源23aからの直接光の一部を遮蔽して主配光による配光パターンのカットオフラインを形成するシェード29と、投影レンズ11とリフレクタ25の前端開口縁との間に介在して両者の連結手段となる略円筒状のホルダ21と、
投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子であるLD(半導体レーザ)1と、入射端3aに導入したLD1からの光を投影レンズ11の焦点面近傍に配置された出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射する光ファイバー3と、を備えている。
投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子であるLD(半導体レーザ)1と、入射端3aに導入したLD1からの光を投影レンズ11の焦点面近傍に配置された出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射する光ファイバー3と、を備えている。
投影レンズ11は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、その後方側焦点F2を含む焦点面状の象を反転象として前方へ投影するようになっている。
光源バルブ23は、放電発光部を光源23aとするメタルハライドバルブ等の放電バルブであって、本実施形態の場合、バルブ軸をレンズ中心軸Axに一致させた向きで、リフレクタ25の後端部に挿入固定されている。
尚、放電バルブの代わりにハロゲンバルブ等を用いることもでき、バルブ軸をレンズ中心軸Axに略交差させた向きで、リフレクタ25の側方より光源バルブ23を挿入固定することもできる。
光源バルブ23は、放電発光部を光源23aとするメタルハライドバルブ等の放電バルブであって、本実施形態の場合、バルブ軸をレンズ中心軸Axに一致させた向きで、リフレクタ25の後端部に挿入固定されている。
尚、放電バルブの代わりにハロゲンバルブ等を用いることもでき、バルブ軸をレンズ中心軸Axに略交差させた向きで、リフレクタ25の側方より光源バルブ23を挿入固定することもできる。
ここで、上記「略交差させた向き」の概念には、光源バルブ23の光軸が車両前後方向に延びるレンズ中心軸Axに対し直交して配置される場合が含まれることは勿論であるが、レンズ中心軸Axに対して立体的に交差して配置される場合や、車両幅方向の水平線に対して±15°程度傾斜させた状態で配置される場合も含む。
リフレクタ25は、光源23aを通るレンズ中心軸Axを中心軸とする略楕円球面状の反射面25aを有している。
この反射面25aは、レンズ中心軸Axを含む断面形状が光源23aの中心位置を第1焦点F1とすると共に投影レンズ11の後方側焦点F2近傍を第2焦点とする略楕円曲面に有効反射面が設定されており、図2に示すように、光源23aからの光を前方へ向けてレンズ中心軸Ax寄りに集光反射させるようになっている。また、この反射面25aの離心率は、鉛直断面から水平断面に向けて徐々に大きくなるように設定されている。
この反射面25aは、レンズ中心軸Axを含む断面形状が光源23aの中心位置を第1焦点F1とすると共に投影レンズ11の後方側焦点F2近傍を第2焦点とする略楕円曲面に有効反射面が設定されており、図2に示すように、光源23aからの光を前方へ向けてレンズ中心軸Ax寄りに集光反射させるようになっている。また、この反射面25aの離心率は、鉛直断面から水平断面に向けて徐々に大きくなるように設定されている。
シェード29は、投影レンズ11の後方側焦点F2近傍においてレンズ中心軸Ax近傍に上端縁29aが位置するように、ホルダ31と一体に形成されており、その上端縁29aにより、図3に示すように、主配光によるロービーム用配光パターンPmのカットオフラインCLを形成する。
ホルダ31は、リフレクタ25の前端開口部から前方へ向けて延びる筒状に形成されており、該ホルダ31の前端部にレンズ11が固定支持されている。ホルダ31の後端部は複数箇所においてリフレクタ25にネジ締め固定されている。
補助光源としてのLD1は、ランプボディ12に内設された不図示の回路ユニットにより点灯制御され、光ファイバー3の一端側に設けられた入射端3aに光を導入する。入射端3aは、LD1からの出射光を光ファイバー3内へ導入する。
光ファイバー3は、入射端3aに導入した光を他端側に設けられた出射端3bから出射する。なお、光ファイバー3は、複数本の光ファイバー心線を束状としたものが用いられる。
光ファイバー3は、入射端3aに導入した光を他端側に設けられた出射端3bから出射する。なお、光ファイバー3は、複数本の光ファイバー心線を束状としたものが用いられる。
本第1実施形態に係る光ファイバー3の出射端3bは、図1及び図2に示すように、リフレクタ25における有効反射面である反射面25aよりも前方の上部25bに配置される。そこで、リフレクタ25を有効利用して、光ファイバー3の出射端3bを投影レンズ11の焦点面近傍に容易に配置することができる。
以上に説明した第1実施形態の車両用前照灯10によれば、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置されたLD1からの光b1が、投影レンズ11の焦点面近傍に配置された光ファイバー3の出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射される。そこで、コンパクトな光ファイバー3の出射端3bは、リフレクタ25から投影レンズ11へ向かう反射光を遮ることなく、光b1を投影レンズ11へ向けて出射することができる。
そして、リフレクタ25の上部25bに配置された光ファイバー3の出射端3bから投影レンズ11の略中心へ向けて出射された光b1は、車両前方路面を照射することができる。そこで、図3に示したように、光源バルブ23の光源23aの主配光によるロービーム用配光パターンPmにおいて、限られた光量で車両遠方を重視にすると弱くなる車両前方の光をLD1の光b1による補助配光パターンPxにより補うことができる。
従って、プロジェクタ型の車両用前照灯10において、リフレクタ25から投影レンズ11へ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる。
従って、プロジェクタ型の車両用前照灯10において、リフレクタ25から投影レンズ11へ向かう反射光を遮ることなく照射光量を増大させることができる。
また、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置され、光ファイバー3を介して光b1を投影レンズ11へ向けて出射するLD1は、光源バルブ23の光源23aが発生する熱の影響を受け難い位置(例えば、リフレクタ25の後方)に配置することができる。更に、LD1が固定されるランプボディ12にヒートシンク(放熱部材)を設け、LD1からの発熱を効果的に放熱できる構成とすることもできる。
図4は本発明の第2実施形態に係る車両用前照灯の縦断面図、図5は図4に示した灯具ユニットの動作説明図、図6は図4に示した灯具ユニットから前方に照射される光により灯具前方25mの位置に設置された仮想鉛直スクリーン上に形成される主配光パターンとOHS配光パターンを透視的に示す図である。
本第2実施形態の車両用前照灯30は、図4に示すように、ランプボディ32とその前方開口部に取り付けられた素通し状の透明カバー(カバー)34で形成された灯室36内に、灯具ユニット38が図示しないエイミング機構を介してランプボディ32に支持された状態で収容されている。
灯具ユニット38は、図4及び図5に示すように、その光軸Axが車両前後方向に延びるようにして配置されている。この灯具ユニット38の光軸Axは、正確には水平方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びている。
そして、ロービーム用配光パターンを形成する灯具ユニット38は、後述するように光源としての半導体発光素子であるLED(発光ダイオード)33と、その前方側に設けられた投影レンズ11とからなるプロジェクタ型の灯具ユニットとして構成されている。
そして、ロービーム用配光パターンを形成する灯具ユニット38は、後述するように光源としての半導体発光素子であるLED(発光ダイオード)33と、その前方側に設けられた投影レンズ11とからなるプロジェクタ型の灯具ユニットとして構成されている。
本実施形態の灯具ユニット38は、図4及び図5に示すように、車両前後方向に延びる光軸Ax上に配置された投影レンズ11と、投影レンズ11の後方側焦点F2よりも後方に発光チップ33aが配置されたLED33と、LED33の発光チップ33aを第1焦点とし、投影レンズ11の後方側焦点F2を第2焦点とする略楕円面形状の反射面35aを有するリフレクタ35と、投影レンズ11とLED33との間に配設されてリフレクタ35からの反射光の一部を遮蔽することによりロービーム用配光パターンPmのカットオフラインCLを形成するシェード39と、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子であるLD1と、入射端3aに導入したLD1からの光を投影レンズ11の焦点面近傍に配置された出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射する光ファイバー3と、を備えている。
そして、灯具ユニット38は、ランプボディ32に不図示のフレームを介して支持されており、このフレームは不図示のエイミング機構を介して、ランプボディ32に支持されている。
LED33は、発光チップ33aが例えば1×4mm四方の大きさの長方形の発光面を有する白色発光ダイオードであって、投影レンズ11の後方側焦点F2よりも後方に配置されると共に、基板に支持された状態で光軸Ax上において鉛直方向上方へ向けて配置されている。また、LED33は、発光面を覆うカバーレンズを備えている。
リフレクタ35は、LED33の上方側に設けられた略ドーム状の部材であって、該LED33からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させる反射面35aを有している。
この反射面35aは、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状に形成されている。具体的には、この反射面35aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。
この反射面35aは、光軸Axを中心軸とする略楕円球面状に形成されている。具体的には、この反射面35aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。
ただし、これら各断面を形成する楕円の後方側焦点は同一位置に設定されており、LED33の発光チップ33aはこの反射面35aの鉛直断面を形成する楕円の第1焦点に配置されている。これにより、反射面35aは、LED33からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させ、その際、光軸Axを含む鉛直断面内においては上記楕円の第2焦点(F2)に略収束させるようになっている。
本第2実施形態のシェード39は、投影レンズ11やリフレクタ35、並びにLED33のホルダを兼ねるブロック(塊)状であり、投影レンズ11とLED33との間に配置される。
そして、シェード39は、遮光端縁39cが投影レンズ11の後方側焦点F2近傍に位置してリフレクタ35からの反射光の一部を遮蔽することによりロービーム用配光パターンPmのカットオフラインCLを形成する。
そして、シェード39は、遮光端縁39cが投影レンズ11の後方側焦点F2近傍に位置してリフレクタ35からの反射光の一部を遮蔽することによりロービーム用配光パターンPmのカットオフラインCLを形成する。
更に、シェード39は、遮光端縁39cから光軸Ax方向後方へ向けて延びる上表面39aがリフレクタ35からの反射光の一部を上方側へ反射させる。上表面39aには、反射面処理が施された付加反射面41が形成されている。
即ち、このシェード39は、遮光端縁(すなわち付加反射面41とシェード39の前端面39bとの間の稜線)39cが、投影レンズ11の後方側焦点F2を通るように形成されている。
そして、その付加反射面41においてリフレクタ35からの反射光の一部を上向きに反射させることにより、該シェード39によって遮蔽されるべき光を照射光として有効に活用し、これによりLED33からの出射光の光束利用率を高めるようになっている。
即ち、このシェード39は、遮光端縁(すなわち付加反射面41とシェード39の前端面39bとの間の稜線)39cが、投影レンズ11の後方側焦点F2を通るように形成されている。
そして、その付加反射面41においてリフレクタ35からの反射光の一部を上向きに反射させることにより、該シェード39によって遮蔽されるべき光を照射光として有効に活用し、これによりLED33からの出射光の光束利用率を高めるようになっている。
なお、シェード39の遮光端縁39cは、投影レンズ11の像面湾曲に対応すべく、平面視において左右両側が前方へ突出する湾曲状に形成されている。この湾曲した遮光端縁39cは、投影レンズ11の焦点群と一致する。すなわち、シェード39は、遮光端縁39cが投影レンズ11の焦点群に沿って形成され、その遮光端縁39c形状がそのままカットオフライン形状となっている。
本第2実施形態に係る光ファイバー3の出射端3bは、図4及び図5に示すように、シェード39の前端面39bに配置される。そこで、シェード39を有効利用して、光ファイバー3の出射端3bを投影レンズ11の焦点面近傍に容易に配置することができる。
以上に説明した第2実施形態の車両用前照灯30によれば、投影レンズ11の焦点面よりも後方に配置されたLD1からの光b2が、投影レンズ11の焦点面近傍に配置された光ファイバー3の出射端3bから投影レンズ11へ向けて出射される。そこで、コンパクトな光ファイバー3の出射端3bは、リフレクタ35から投影レンズ11へ向かう反射光を遮ることなく、光b2を投影レンズ11へ向けて出射することができる。
そして、光軸Axより下方に位置するシェード39の前端面39bに配置された光ファイバー3の出射端3bから投影レンズ11の略中心へ向けて出射された光b2は、投影レンズ11により前方上向きに偏向して出射される。そこで、図6に示したように、主配光によるロービーム用配光パターンPmの上方に、オーバーヘッドサイン照射用の配光パターンPoを形成し、オーバーヘッドサイン(OHS)を照射することができる。
尚、本発明の車両用前照灯に係るランプボディ、カバー、投影レンズ、光源、リフレクタ、シェード、半導体発光素子及び光ファイバー等の構成は、上記各実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、半導体発光素子としてLD(半導体レーザ)を用いたが、LED(発光ダイオード)等も採用可能である。
例えば、上記実施形態においては、半導体発光素子としてLD(半導体レーザ)を用いたが、LED(発光ダイオード)等も採用可能である。
1 LD(半導体発光素子)
3 光ファイバー
3a 入射端
3b 出射端
10 車両用前照灯
11 投影レンズ
12 ランプボディ
18 灯具ユニット
14 透明カバー(カバー)
21 ホルダ
23光源バルブ(光源)
25 リフレクタ
29 シェード
Ax 光軸
3 光ファイバー
3a 入射端
3b 出射端
10 車両用前照灯
11 投影レンズ
12 ランプボディ
18 灯具ユニット
14 透明カバー(カバー)
21 ホルダ
23光源バルブ(光源)
25 リフレクタ
29 シェード
Ax 光軸
Claims (3)
- ランプボディとカバーで形成された灯室内に、
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、
前記投影レンズの後方側に配置された光源と、
前記光源からの光を前方に向けて前記光軸寄りに反射するリフレクタと、
前記投影レンズと前記光源との間に配置されて前記リフレクタからの反射光の一部及び前記光源からの直接光の一部を遮蔽して配光パターンのカットオフラインを形成するシェードと、
前記投影レンズの焦点面よりも後方に配置された半導体発光素子と、
入射端に導入した前記半導体発光素子からの光を前記投影レンズの焦点面近傍に配置された出射端から前記投影レンズへ向けて出射する光ファイバーと、
を備えた車両用前照灯。 - 前記光ファイバーの出射端が、前記リフレクタにおける有効反射面よりも前方の上部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
- 前記光ファイバーの出射端が、前記シェードに配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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---|---|---|---|
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- 2008-10-09 JP JP2008262475A patent/JP2010092747A/ja active Pending
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