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JP2010092458A - 画像処理装置、プログラム起動方法 - Google Patents

画像処理装置、プログラム起動方法 Download PDF

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JP2010092458A JP2009149202A JP2009149202A JP2010092458A JP 2010092458 A JP2010092458 A JP 2010092458A JP 2009149202 A JP2009149202 A JP 2009149202A JP 2009149202 A JP2009149202 A JP 2009149202A JP 2010092458 A JP2010092458 A JP 2010092458A
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Abstract

【課題】
本発明では、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させる画像処理装置、及び当該プログラム起動方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る画像処理装置は、複数の機能を実現するプログラムを利用可能な状態に起動させるプログラム起動制御手段を有し、各機能に対応する前記プログラムは複数のプログラムから構成される画像処理装置であって、前記プログラム起動制御手段は、前記機能毎に、前記各機能に対応するプログラムを起動させることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置の機能を実現するためのプログラムを起動する技術に関するものであって、各機能単位でプログラムを起動する技術に関する。
複合機においては、電源をONにしてプログラムを起動させた後、コピー、プリンタ、ファクシミリ等の各機能を利用することができるようになる。最近、複合機に対する機能の追加によって、このプログラムの起動に要する時間が増加しているため、ユーザが複合機の機能を利用可能となるまでの時間の長期化が問題となっている。
上記問題を解決するために、プログラム起動時には、各機能を選択するためのメニュー画面を表示するプログラムのみを起動し、ユーザにより機能が選択された場合、該選択された機能に関するプログラムを起動して実行するということが行われている。
しかし、メニュー画面を表示するまでの起動時間は早くなるが、その後の操作の応答時間が遅くなるという問題点がある。
そこで、デジタル複合機において、電源立ち上げ後にユーザが希望する機能を直ぐに使用可能にしてユーザの待ち時間を少なくし、電源起動時や省電力状態からの復帰時の利便性を向上させる技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、上記の技術においては、優先起動領域が固定されており、その他の機能の扱いについて規定されておらず、優先機能以外の利用に問題点がある。
そこで、本発明では、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させる画像処理装置、及び当該プログラム起動方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、複数の機能を実現するプログラムを利用可能な状態に起動させるプログラム起動制御手段を有し、各機能に対応する前記プログラムは複数のプログラムから構成される画像処理装置であって、前記プログラム起動制御手段は、前記機能毎に、前記各機能に対応するプログラムを起動させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムを一つのプロセスとして起動させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記プログラム起動制御手段は、所定の順序で、前記各機能に対応するプログラムを起動させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記プログラム起動制御手段は、第1の前記機能に対応する第1のプログラムを起動させる途中で、該第1のプログラムの起動処理を停止させ、第2の前記機能に対応する第2のプログラムを起動させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムに関し共通する部分を、一の前記機能に対応するプログラムとして起動させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置の一形態において、前記プログラム毎の属性情報を記憶する記憶装置を有し、各プログラムは、該プログラムを識別するための識別情報を有し、前記プログラム起動制御手段は、前記属性情報と前記識別情報とに基づいて、前記各プログラムが実現する前記機能を識別することを特徴とする。
よって、本発明に係る画像処理装置は、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させることができる。
本発明では、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させる画像処理装置、及び当該プログラム起動方法を提供することができる。
本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の動作原理を説明する図である。 本実施の形態に係る属性情報の一例を示す図である。 本実施の形態に係る起動情報の一例を示す図である。 従来の画像処理装置における起動処理を説明する図である。 本実施の形態に係る画像処理装置における起動処理を説明する図である。 本実施の形態に係る画像処理装置における起動処理を時系列で説明する図である。 本実施の形態に係る画像処理装置における起動処理を時系列で説明する図である。 本実施の形態に係る画像処理装置による起動処理及び画像形成処理の一例を示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例>
図1を用いて、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成の一例について説明する。図1は、画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)210、ROM(Read-Only Memory)220、RAM(Random Access Memory)230、HDD(Hard Disc Drive)240、表示装置250、スキャナ260、プロッタ270、通信I/F(InterFace)280を有する。
CPU210は、ROM220に記憶されたプログラムを実行する装置で、RAM230に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、画像処理装置100の全体を制御する。ROM220は、CPU210が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM230は、CPU210でROM220に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
HDD240は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。本実施の形態では、後述する属性情報150、起動情報160はHDD240に記憶される。
表示装置250は、ハードキーによるキースイッチやLCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、画像処理装置100が有する機能をユーザが利用する際や各種設定を行う際のユーザインタフェースとして機能する装置である。スキャナ260は、原稿の画像データを取得するための装置である。また、プロッタ270は、画像データを紙出力するための装置である。
通信I/F280は、無線又は有線の通信ネットワークを介して接続された他の通信制御機能を備えた周辺機器(PC端末や他の画像処理装置)と情報(データ)を送受信するためのインタフェースである。本実施の形態に係る画像処理装置100は、LANに接続され、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などの通信プロトコルに従って、LANに接続された装置とデータ送受信を行う。また、画像処理装置100は、通信I/F280を介して電話回線に接続され、ファクシミリにおける画像データの送受信を行う。
画像処理装置100が有する各手段は、CPU210が、ROM220又はHDD240に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段に関する処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
<本実施の形態に係る画像処理装置の動作原理>
図2を用いて、本実施の形態に係る画像処理装置100の動作原理を説明する。図2は、画像処理装置100の動作原理を説明する図である。
図2で示すように、画像処理装置100は、プログラム起動制御手段110、画像処理手段120、記憶装置240、スキャナ260、プロッタ270、通信I/F280を有する。記憶装置240には、第1のプログラム130、第2のプログラム140、属性情報150、起動情報160が記憶されている。第1のプログラム130、第2のプログラム140は、画像処理装置が提供する機能を実現するためのプログラムであり、例えば、コピー機能を実現するためのプログラム、ファクシミリ機能を実現するプログラム、プリンタ機能を実現するためのプログラム等である。各機能を実現するためのプログラムは、複数のプログラムから構成されており、一つの機能に対応する構成要素のプログラムを全て起動することにより、画像処理装置100はこの起動されたプログラムに対応する機能をユーザに提供することができる。
また、属性情報150は、図3で示すように各プログラムの名称と各プログラムの特性を保持するデータベース(以下、DBと言う。)である。ここで、各プログラムの特性とは、例えば、当該プログラムの起動の順序、起動時間、データ容量等、各プログラムに関する情報である。一方、起動情報160とは、図4で示すように各プログラムが有する識別情報と、画像処理装置100が提供する機能と、各機能に対応するプログラムを起動する順序とを対応付けて保持するDBである。図4では、識別情報「fr」を有するプログラムは、機能グループ「フレームワーク(CMP:コンポーネント)」に属し、当該機能に対応するプログラムの起動順序は「1(番目)」であることを示す。また、図4では、識別情報「fa」を有するプログラムは、機能グループ「ファクシミリ(CMP:コンポーネント)」に属し、当該機能に対応するプログラムの起動順序は「3(番目)」であることを示す。つまり、図4の例では、各機能に対応するプログラムの起動順序は、「フレームワークCMP」→「コピーCMP」→「ファクシミリCMP」→「プリンタCMP」→「その他CMP」となる。ここで、CMPは、ソフトウェア部品の集合としてのコンポーネントを示す。
プログラム起動制御手段110は、画像処理装置100が提供するコピー機能、ファクシミリ機能を実現するためのプログラムを利用可能な状態に起動させる。その際、プログラム起動制御手段110は、コピー機能やファクシミリ機能等の機能毎に、各機能に対応するプログラムを起動させる。
図5で示すように、従来、画像処理装置は、自身が提供する全ての機能に対応するプログラムを一つのまとまりとして起動させていた。つまり、従来の画像処理装置は、全てのプログラムを一つのプロセスで起動させていたため、ユーザが優先的に利用したい機能(早く利用したい機能)があった場合でも、全てのプログラムが起動するまで、ユーザは画像処理装置を利用することはできなかった。
一方、図6で示すように、プログラム起動制御手段110は、画像処理装置100が提供する機能毎にプログラムをグループ化し、このグループ毎にプログラムを起動させる。つまり、プログラム起動制御手段110は、画像処理装置100が提供する機能毎に割り振られたグループに属する全てのプログラムを一つのプロセスとして起動させるため、例えば、ユーザが優先的に利用したい機能に対応するプログラムの起動時間を短縮することができる。また、こうすることで、特定の機能に対応するプログラムの起動処理にエラーが生じた場合であっても、他の機能に対応するプログラムの起動処理は滞りなく行われる(あるいは、当該エラーから受ける影響は少ない)。
また、プログラム起動制御手段110は、例えば、図4で示す起動情報160に保持される機能グループ毎の起動順序に従って、各機能に対応するプログラムを起動させる。図4の例であれば、プログラム起動制御手段110は、「フレームワークCMP」、「コピーCMP」、「ファクシミリCMP」、「プリンタCMP」、「その他CMP」の順序で、各グループを構成するプログラムを起動させる。
例えば、プログラム起動制御手段110は、図7で示すように、時刻T0でフレームワークCMPの構成要素である「フレームワーク(1)」のプログラムを起動させ、次に、「フレームワーク(2)」、「フレームワーク(3)」と起動させる。そして、プログラム起動制御手段110は、「フレームワーク(3)」の起動処理が終了した時刻T3において、図4で示す起動順序「2」のコピーCMPの構成要素である「コピー(1)」のプログラムを起動させ、時刻T6でコピーCMPのプログラムが全て起動を終了する。そして、時刻T6以降、画像処理装置100はユーザにコピー機能を提供できる状態となる。
一方、時刻T5で「コピー(2)」の起動が終了した時点で、プログラム起動制御手段110は、図4で示す起動順序「3」のファクシミリCMPの構成要素である「ファクシミリ(1)」のプログラムを起動させた後、時刻T9でファクシミリCMPのプログラムが全て起動を終了する。そして、時刻T9以降、画像処理装置100はユーザにファクシミリ機能を提供できる状態となる。
ここで、各CMPの構成要素であるそれぞれのプログラムの起動を開始させるタイミングは、適宜設定することができる。上記例では、「フレームワーク(3)」が起動終了した後に、「コピー(1)」が起動処理を開始し、「コピー(2)」が起動終了した後に、「ファクシミリ(1)」が起動を開始することとしている。
また、プログラム起動制御手段110は、図8で示すように、起動順序が早い(起動順序:2)コピーCMPの起動処理を一時停止させ、起動順序が遅い(起動順序:3)ファクシミリCMPのプログラムを優先的に起動させる。つまり起動処理の途中で、プロセスプライオリティの変更を行うことで、プログラム起動制御手段110は、コピーCMPに割り当てたプロセスを待ち状態へ変遷させ、ファクシミリCMPの起動プロセスを開始させる。こうすることで、図7に示す例では、ファクシミリ機能が利用可能となる時刻はT9であるのに対し、図8に示す例では、ファクシミリ機能が利用可能となる時刻はT8となり、優先する機能であるファクシミリ機能の起動時間を短縮することができる。なお、図8では、「コピー(2)」の起動処理は、時刻T6から再開するように図示しているが、「コピー(2)」の起動処理は、「ファクシミリ(4)」の起動処理終了後の時刻T8以降に再開する形態であっても良い。
また、プログラム起動制御手段110は、図6で示す「コピーCMP」、「ファクシミリCMP」、「プリンタCMP」のような各機能に対応するプログラムの中で、共通するプログラムが有る場合には、当該共通するプログラムを各CMPとは別のCMPとして起動させる。例えば、「コピー(1)」、「ファクシミリ(1)」、「プリンタ(1)」が共通するプログラムである場合、プログラム起動制御手段110は、このプログラムをフレームワークCMPに組み込んで、または、別の機能グループを作成して、元来属するCMPの起動処理とは別に起動させる。ここで、上記「コピー(1)」、「ファクシミリ(1)」、「プリンタ(1)」のような共通するプログラムとは、例えば、外部記録媒体に対する読込・書出処理を行うインタフェースプログラム、データ入力側からデータ出力側へのデータ転送処理を行うプログラム、又はフレームワークCMPのプログラム等をいう。
一方、画像処理装置100へ新たにプログラムをインストールする場合、追加されるプログラム170は、自身を識別するための識別情報180を有する。ここで、識別情報180は、プログラムのファイル名であっても良く、プログラムの中に記述されていても良い。また、識別情報180は、各プログラムが保存されているHDD240内の場所であっても良い。
従って、プログラム起動制御手段110は、図4で示す起動情報160を利用し、追加されるプログラム170の有する識別情報をキーに、当該追加されるプログラム170が属するべき機能グループを検索する。そして、プログラム起動時に、プログラム起動制御手段110は、当該追加されたプログラム170を該当する機能グループの構成要素の一つとして起動させる。ここで、図4で示す「fr(フレームワーク)」、「c(コピー)」、「fa(ファクシミリ)」、「p(プリンタ)」、「o(その他)」の識別情報は、他の文字列であっても良い。また、追加されたプログラム170の識別情報180が起動情報160で停止されていない場合は、プログラム起動制御手段110は、当該追加されたプログラム170を、新しい機能に関するプログラムであると認識する形態でも良い。
また、プログラム起動制御手段110は、追加されたプログラム170に関する属性情報150を参照して、当該追加されたプログラム170が属するべき機能グループを決定しても良い。例えば、追加されたプログラム170が図3で示す「aaa.jar」であった場合、プログラム起動制御手段110は、プログラム「aaa.jar」に関する属性情報150を参照し、特性1の情報に基づいて、プログラム「aaa.jar」の属するべき機能グループをフレームワークCMPと決定する。他の例として、プログラム起動制御手段110は、図3で示す特性2の各プログラムが要する起動時間、特性3の各プログラムの容量を参照して、各プログラムが属するべき機能グループを決定する。そして、プログラム起動時に、プログラム起動制御手段110は、当該追加されたプログラム170を該当する機能グループの構成要素の一つとして起動させる。
ここで、追加されたプログラム170に関する属性情報150は、当該プログラム170のインストールと同時にインストールされる形態であっても良く、当該プログラム170のインストール後に、別途設定する形態であっても良い。
他方、画像処理手段120は、起動後のコピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を、ユーザの要求に応じて提供する。例えば、画像処理手段120は、ユーザによるコピー機能の実行要求を受け付けた場合、スキャナ260を用いて原稿の画像データを取得し、当該取得した画像データをプロッタ270で紙出力する。また、画像処理手段120は、ユーザによるファクシミリ機能の実行要求を受け付けた場合、スキャナ260を用いて原稿の画像データを取得し、当該取得した画像データを通信I/F280を介して指定先に送信する。さらに、画像処理手段120は、ユーザによるプリンタ機能の実行要求を受け付けた場合、通信I/F280を介して印刷すべき画像データを取得し、当該取得した画像データをプロッタ270で紙出力する。
以上のような動作原理に基づいて、本発明に係る画像処理装置100は、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させることができる。
<本実施の形態に係る画像処理装置による起動処理及び画像形成処理>
図9を用いて、本実施の形態に係る画像処理装置100による起動処理及び画像形成処理の一例を説明する。図9は、画像処理装置100による起動処理及び画像形成処理の一例を示すフローチャートである。
S10で画像処理装置100は起動処理を開始する。S20でプログラム起動制御手段110が、画像処理装置100が提供するコピー機能、ファクシミリ機能を実現するためのプログラムを利用可能な状態に起動させる。そのとき、プログラム起動制御手段110は、コピー機能やファクシミリ機能等の機能毎に、各機能に対応するプログラムを起動させる。
その際、プログラム起動制御手段110は、図6で示すように、各機能に対応するプログラムの起動を一つのプロセスとして実行する。こうすることで、一のプログラムの起動処理に対して、他のプログラムの起動時に生じた不具合の影響を抑えることができる。
また、プログラム起動制御手段110は、例えば図4で示す起動順序に従って、各機能に対応するプログラムを起動させる。図4で示す起動順序に関し、図1で示す表示装置250から当該起動順序の指定をすることで、プログラム起動制御手段110は、起動順序を変更することができる。また、図2で示す通信I/F280(インターネット経由)や外部モニタ300(外部入力経由)から起動順序の指定をすることで、プログラム起動制御手段110は、起動順序を変更することができる。このように、図4の起動順序をユーザのニーズに合わせて適宜変更することで、ユーザの利用ニーズに合致した起動処理を行うことができる。
また、プログラム起動制御手段110は、例えば図8で示すように、コピー機能に対応するプログラムの起動処理の途中で、当該プログラムの起動処理を一時停止させ、ファクシミリ機能に対応するプログラムを起動させる形態としても良い。こうすることで、優先すべきファクシミリ機能に関するプログラムを早期に起動させ、ユーザの利用ニーズに合致した起動処理を行うことができる。なお、起動処理を一時停止されたプログラムについては、その後、適当なタイミングで停止された部分以後の起動処理が再開される。
さらには、プログラム起動制御手段110は、各機能に対応するプログラムの中で、共通するプログラムが有る場合、当該共通するプログラムを一の機能に対応するプログラムとして一括して起動させる形態としても良い。例えば、図6で示す「コピー(1)」、「ファクシミリ(1)」、「プリンタ(1)」が共通するプログラムである場合、プログラム起動制御手段110は、このプログラムをフレームワークCMPに組み込んで、または、他の機能グループとして、元来属するCMPとは別に起動させる。こうすることで、各機能間で連動する機能や並列処理する機能に対応することができる。
一方で、プログラム起動制御手段110は、後で追加したプログラム170に関して、当該プログラム170が有する識別情報と、HDD240に保持する属性情報150と、起動情報160とに基づいて、属する機能グループを判定し、判定した機能グループ(CMP)の構成要素として起動させる。こうすることで、追加したプログラムに関しても、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させることができる。
S30で画像処理手段120が、ユーザによる処理要求がなされるのを待ち、S40で画像処理手段120が、表示装置250等を介してユーザによる処理要求を受け付ける。S50で画像処理手段120の受け付けたユーザによる処理要求が終了命令であった場合(S50でYesの場合)、S70で画像処理装置100は、画像形成処理を終了する。
一方、S50で画像処理手段120の受け付けたユーザによる処理要求が終了命令でない場合(S50でNoの場合)、S60で画像処理手段120が、ユーザによる処理要求に従って、画像形成処理を実行する。例えば、画像処理手段120は、ユーザによるコピー機能の実行要求を受け付けた場合、スキャナ260を用いて原稿の画像データを取得し、当該取得した画像データをプロッタ270で紙出力する。また、画像処理手段120は、ユーザによるファクシミリ機能の実行要求を受け付けた場合、スキャナ260を用いて原稿の画像データを取得し、当該取得した画像データを通信I/F280を介して指定先に送信する。さらに、画像処理手段120は、ユーザによるプリンタ機能の実行要求を受け付けた場合、通信I/F280を介して印刷すべき画像データを取得し、当該取得した画像データをプロッタ270で紙出力する。
上記のような処理を行うことで、本発明では、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させる画像処理装置を提供することができる。
(総括)
本発明では、優先させる機能に関するプログラムの起動時間を短縮させる画像処理装置、及び当該プログラム起動方法を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 画像処理装置
110 プログラム起動制御手段
120 画像処理手段
130 第1のプログラム
140 第2のプログラム
150 属性情報
160 起動情報
210 CPU
220 ROM
230 RAM
240 HDD
250 表示装置
260 スキャナ
270 プロッタ
280 通信I/F
300 外部モニタ
特開2007−199773号公報

Claims (10)

  1. 複数の機能を実現するプログラムを利用可能な状態に起動させるプログラム起動制御手段を有し、各機能に対応する前記プログラムは複数のプログラムから構成される画像処理装置であって、
    前記プログラム起動制御手段は、所定の順序で、前記機能毎に、前記各機能に対応するプログラムを起動させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記プログラム起動制御手段は、第1の前記機能に対応する第1のプログラムを起動させる途中で、該第1のプログラムの起動処理を一時停止させ、第2の前記機能に対応する第2のプログラムを起動させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムに関し共通する部分を、一の前記機能に対応するプログラムとして起動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記プログラム毎の属性情報を記憶する記憶装置を有し、
    各プログラムは、該プログラムを識別するための識別情報を有し、
    前記プログラム起動制御手段は、前記属性情報と前記識別情報とに基づいて、前記各プログラムが実現する前記機能を識別することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の画像処理装置。
  5. 前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムを一つのプロセスとして起動させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の画像処理装置。
  6. プログラム起動制御手段が、複数の機能を実現するプログラムを利用可能な状態に起動させるステップを有し、各機能に対応する前記プログラムは複数のプログラムから構成される画像処理装置のプログラム起動方法であって、
    前記プログラム起動制御手段は、所定の順序で、前記機能毎に、前記各機能に対応するプログラムを起動させることを特徴とするプログラム起動方法。
  7. 前記プログラム起動制御手段は、第1の前記機能に対応する第1のプログラムを起動させる途中で、該第1のプログラムの起動処理を一時停止させ、第2の前記機能に対応する第2のプログラムを起動させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム起動方法。
  8. 前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムに関し共通する部分を、一の前記機能に対応するプログラムとして起動させることを特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム起動方法。
  9. 前記プログラム毎の属性情報を記憶する記憶装置を有し、
    各プログラムは、該プログラムを識別するための識別情報を有し、
    前記プログラム起動制御手段は、前記属性情報と前記識別情報とに基づいて、前記各プログラムが実現する前記機能を識別することを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載のプログラム起動方法。
  10. 前記プログラム起動制御手段は、前記各機能に対応するプログラムを一つのプロセスとして起動させることを特徴とする請求項6乃至9の何れか一に記載のプログラム起動方法。
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