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JP2010089684A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2010089684A
JP2010089684A JP2008262907A JP2008262907A JP2010089684A JP 2010089684 A JP2010089684 A JP 2010089684A JP 2008262907 A JP2008262907 A JP 2008262907A JP 2008262907 A JP2008262907 A JP 2008262907A JP 2010089684 A JP2010089684 A JP 2010089684A
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JP
Japan
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tread
land portion
rib
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tire
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Withdrawn
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JP2008262907A
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English (en)
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Arata Tomita
冨田  新
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】最も車両装着内側に位置するの陸部の偏摩耗の抑制に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部に非対称パターンを形成してなり、ネガティブキャンバーを付与された車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置することになる周溝内のみに段下がりリブ7を設け、この段下がりリブ7の、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅が2.0〜20.0mmの範囲を満たし、段下がりリブ7と装着内側ショルダー陸部3との間隔が、このショルダー陸部のタイヤ幅方向内側に隣接する陸部との間隔より狭く、その段下がりリブ7と前記ショルダー陸部3との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たすことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤ、特に、車両装着内側の偏摩耗の抑制に優れた空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤでは、偏摩耗が車両装着内側に位置するショルダー陸部に発生した場合、車両への装着状態では見え難く、運転者が気づき難いので、適切な処置をしないままに放置した場合にはその偏摩耗が進展して、カーカス等が露出してタイヤの寿命が短くなり、最悪の場合、タイヤバースト等の故障の原因となるおそれがあった。
そこで、例えばショルダー陸部の偏摩耗を抑制するために、特許文献1には、トレッド幅方向最外側の周溝の一方または双方に段差のついた段差リブを設け、段差リブの径が隣接するブロックの周囲よりも小さくすることにより、走行中に段差リブに制動方向の力を発生させ、段差リブに偏摩耗を代替わりさせる手段が開示されている。
しかるに、特許文献1に記載のタイヤでは、特に、近年増加しつつある非対称パターンの、最も装着装着内側に位置するショルダー陸部に偏摩耗が発生するおそれがあり、その偏摩耗を更に低減させる技術が望まれていた。
米国特許登録番号5131444号公報
この点につき鋭意検討したところ、最も車両装着内側に位置するのショルダー陸部の偏摩耗に関して、車両の設定がネガティブキャンバーであったり、タイヤ使用中の荷重の変化や経時変化によってネガティブキャンバーになった状態で使用することで発生する他に、トーアウト設定とネガティブキャンバーとの組み合わせで急激に悪化することがわかった。
すなわちネガティブキャンバーの条件下では、第一には、このネガティブキャンバーにより、車両装着の最も内側のショルダー陸部の側壁が、トレッド幅方向内側に隣接する周溝側へ膨出または倒れ込み変形を生じ、この変形が、接地端近傍でのトレッド部の曲げ変形または迫出し変形をもたらすともに、接地端近傍部分における、その迫出し変形がさらに、トレッド部の接地端部分で、トレッドゴムに、剪断変形をもたらし、そして、この剪断変形が、路面でのキャンバースラストを生じさせ、車両装着の最も内側のショルダー陸部には横方向への力が増大する。
そして、第二には、このことに加え、ネガティブキャンバー時には、車両装着の最も内側のショルダー陸部は路面に強く接地し、車両装着の最も内側のショルダー陸部では逆に路面から浮き上がる傾向にあり、特に、車両装着の最も内側のショルダー陸部では、トレッド部の強い接地によって、膨出量も増大する傾向にあり、この変形量の違いに起因して生じる回転半径差により、車両装着の最も内側のショルダー陸部に進行方向とは逆向きの前後方向の力(制動力)が作用することになる。
これらの変形が車両装着の最も内側のショルダー陸部に発生して偏摩耗を生じ、それが進展していくとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は、特に、最も車両装着内側に位置する陸部の偏摩耗の抑制に優れた空気入りタイヤを提供することにある。
この発明にかかる空気入りタイヤは、トレッド踏面に複数本の周溝を配設し、最外側の周溝とトレッド側縁との間に陸部を区画して、トレッド部に非対称パターンを形成してなり、ネガティブキャンバーを付与されるものであって、車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置することになる周溝内のみに段下がりリブを設け、この段下がりリブの、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅が2.0〜20.0mmの範囲を満たし、段下がりリブと最も車両の内側に位置することになるショルダー陸部との間隔が、このショルダー陸部のタイヤ幅方向内側に隣接する陸部との間隔より狭く、その段下がりリブと前記ショルダー陸部との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たすことを特徴とするものである。
ここで、陸部高さとは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州では、ETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムに、タイヤを組付けて、そのタイヤに、JATMA等の規格で定められる、最高空気圧を充填した状態の下で溝底からトレッド踏面までを測った距離をいうものとする。
「タイヤを適用リムに装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負荷を加えた状態」とは、適用リムに組付けて、適用サイズのタイヤにおけるJATMA等の規格の、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負荷を加えた状態をいうものとする。
このようなタイヤでより好ましくは、タイヤを適用リムに装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負荷を加えた状態で、段下がりリブが路面と接触する。
また好ましくは、段下がりリブの、次式で表されるトレッド幅方向の、単位長さあたりの剛性Gが1.0〜30.0の範囲を満たす。
Figure 2010089684
[h:H−H(段差がりリブの高さ),E:トレッドゴムのヤング率,a:段差がりリブの、トレッド踏面での幅,b:段差リブの接地長]
本発明の空気入りタイヤは、ネガティブキャンバーに設定された車両に装着した時に、車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置することになる周溝内のみに段下がりリブを設けることにより、この段下がりリブがタイヤ転動時に、そのショルダー陸部の壁面が変形して接触する陸部の膨出を抑制し、このショルダー陸部の横方向への力を低減するとともに、膨出したゴムはタイヤ周方向に供給され、トレッド踏面の変形差をなくす方向に作用することになり、そのショルダー陸部の制動力を同時に低減することができる。
また、この段下がりリブの、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅aが2.0〜20.0mmの範囲を満たすことにより、ネガティブキャンバーにより接地面積が広くなる車両装着内側の周溝部が減少し、車両装着の最も内側に位置するショルダー陸部の偏摩耗を抑制することができる。
すなわち、HがH/4を超えると、車両装着内側のショルダー陸部の側壁との効果的な接触ができなくなり、また初期には偏摩耗を抑制する効果がほとんど期待できないが、そのショルダー陸部の偏摩耗が進展するにつれて、抑制効果は向上する傾向がある。一方、Hが負の値になると、段下がりリブが周囲の陸部に対して突出するようになり、摩耗性については影響が少ないものの、そのリブが破損等するおそれがある。
また、トレッド踏面での幅aが2.0mm未満では、段下がりリブの、タイヤ幅方向の剛性が低くなり、ショルダー陸部の膨出を抑制することができず、一方、20.0mmを超えると、周溝内の大半を段下がりリブが占めることになり、排水性等の向上が望めない。
そして、段下がりリブと最も車両の内側に位置することになるショルダー陸部との間隔が、このショルダー陸部のタイヤ幅方向内側に隣接する陸部との間隔より狭く、その段下がりリブと前記ショルダー陸部との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たすことにより、タイヤにかかる荷重やキャンバー角、トレッドパターン、ゴムの物性で変化し、接地圧に比例し、硬さに反比例する、前記ショルダー陸部の膨出量に起因する偏摩耗を抑制することができる。
すなわち、Lが0.5mm未満ではタイヤ成型用の金型を設計することが困難であり、Lが2.0mmを超えると、段下がりリブとショルダー陸部とが接触して膨出を抑える効果が小さくなる。
ところで、装着外側に同様の段下がりリブを設けると、この領域ではネガティブキャンバーより、コーナリング時のトレッド幅方向内側の力の影響が大きく、段下がりリブによりトレッド幅方向外側の力を抑制することができず、偏摩耗が悪化するおそれがあり、また排水性の確保の点でも装着内側のみに段差がりリブを設けることが好ましい。
以下に、図面を参照しながら本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図であり、(b)は、(a)に示すトレッドパターン中の、トレッド幅方向最内側の周溝の、b−b線に沿う断面の横断面図である。
図1に記載のトレッドパターンは非対称パターンで、ネガティブキャンバーを付与された状態であり、図では左側を車両の装着内側とし、図中1はトレッド踏面の全体を示し、このトレッド踏面1には、トレッド周方向に延在する複数本の周溝、図では三本の周溝2を配設する。
相互に隣り合う二本の周溝2間および、最外側周溝とトレッド側縁との間にそれぞれの陸部を区画する。
最も車両の装着内側に位置する装着内側ショルダー陸部3はリブとし、それ以外の各陸部4は、トレッド幅方向に延在する横溝5によって、複数のブロック6を区画してなるブロック列とする。
図1に記載のトレッドパターンでは、タイヤ赤道線を基準として、装着内側では各ブロック6の剛性を高めて、コーナリング時のブロック変形を抑制する目的で、ネガティブ率を小さくしてブロック表面積を大きくし、逆に装着外側ではウェット時の排水性を確保する目的でネガティブ率を大きくしている。
そしてこの空気入りタイヤでは、特に車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置することになる周溝内のみに段下がりリブ7を設け、この段下がりリブ7の、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅が2.0〜20.0mmの範囲を満たし、段下がりリブ7と装着内側ショルダー陸部3との間隔が、このショルダー陸部3のタイヤ幅方向内側に隣接する陸部4との間隔より狭く、その段下がりリブ7とショルダー陸部3との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たす。
間隔Lは重荷重用タイヤでは2.0mm以下、乗用軍用タイヤでは1.0mm以下に設定することが好ましい。
ところで、段下がりリブ7は新品タイヤでは必ずしも路面に接触する必要は無く、ショルダー陸部3が摩耗するに連れて段下がりリブ7が路面と接触することにより、段下がりリブ7に、径差引摺りに起因するブレーキングフォースを優先的に発生させ、その段下がりリブ7に偏摩耗を代替わりさせることで、陸部の偏摩耗がトレッド幅方向内側に進展することも抑制することができる。
より好ましくは、タイヤを適用リムに装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負荷を加えた状態で、段下がりリブ7が路面と接触し、この構成により、段下がりリブ7がタイヤ回転方向に引き摺られ、制動力による摩耗を進展させ、所望の段差を維持することができる。また、段下がりリブ7の周囲を駆動力による摩耗が起こり、偏摩耗を抑制することができる。
また好ましくは、段下がりリブ7の、次式で表されるトレッド幅方向の、単位長さあたりの剛性Gが1.0〜30.0の範囲を満たす。
Figure 2010089684
[h:H−H(段差がりリブの高さ),E:トレッドゴムのヤング率,a:段差がりリブの、トレッド踏面での幅,b:段差リブの接地長]
この構成とすることにより、段下がりリブ7には、ショルダー陸部3の膨出を抑制する剛性を得ることができる。
すなわち、剛性Gが1.0未満では、段下がりリブ7の、タイヤ幅方向の剛性が低くなり、ショルダー陸部の膨出を抑制することができず、一方、剛性Gが30.0を超えると、周溝内の大半を段下がりリブ7が占めることになり、排水性等の向上が望めない傾向がある。
段下がりリブの幅aは、重荷重用タイヤでは4mm以上、乗用車タイヤでは2mm以上に設定することで、ショルダー陸部の膨出部分を効果的に抑制することができる。
また、最も車両の内側に位置することになる周溝の溝幅を3.0〜30.0mmの範囲とし、湿潤路での排水性と偏摩耗性とを両立することができる。
図2(a)は、本発明の他の実施形態の空気入りタイヤを示す、トレッドパターンの部分展開図であり、(b)は、(a)に示すトレッドパターン中の、トレッド幅方向最内側の周溝の、b−b線に沿う断面図である。
図2に記載のトレッドパターンは非対称パターンで、ネガティブキャンバーを付与された付与された状態であり、図2では左側を車両の装着内側とし、図中11はトレッド踏面の全体を示し、このトレッド踏面11には、トレッド周方向に延在する複数本の周溝、図ではタイヤ赤道線を隔てて設けた二本のセンター周溝12と、このセンター周溝12のそれぞれの側部に隣接する中間周溝13と、これらそれぞれの中間周溝13のトレッド幅方向外側に隣接するショルダー周溝14とを配設する。
相互に隣り合う二本の周溝間、図では二本のセンター周溝12の間に中央陸部15を、センター周溝12と中間周溝13との間に第一中間陸部16を、各中間周溝13とショルダー周溝14との間に第二中間陸部17をそれぞれ区画し、そして、ショルダー周溝14とトレッド側縁との間にそれぞれショルダー陸部18を区画する。
中央陸部15には、中央陸部15を横切って、トレッド幅方向に延在してそれぞれのセンター周溝12に開口する横溝19によって複数の中央ブロック20を区画する。また、第一中間陸部16には、センター周溝12および中間周溝13の、トレッド周方向に対して傾斜して第一中間陸部16を横切って延在し、それぞれに開口する傾斜溝21によって複数の第一中間ブロック22を区画する。
また、車両内側の第二中間陸部17inでは、中間周溝13およびショルダー周溝14のそれぞれから、トレッド幅方向に延在してその第二中間陸部17in内で終了するそれぞれの横溝23を同一位相で設け、車両外側の第二中間陸部17outでは、それをトレッド幅方向に横断して、それぞれの周溝13,14に開口する横溝24によって複数の幅広の第二中間ブロック25を区画する。
そしてこの空気入りタイヤでは、車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置するショルダー周溝14内のみに段下がりリブ26を設け、この段下がりリブ26の、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅が2.0〜20.0mmの範囲を満たし、段下がりリブ26とショルダー陸部18との間隔が、第二中間陸部17inとの間隔より狭く、その段下がりリブ26とショルダー陸部18との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たす。
次に、サイズが225/45R17のタイヤの実施例タイヤ1および、比較例タイヤ1〜3を試作して、他を表1に示すように、それぞれの諸元を変化させた偏摩耗性を、評価した。比較例タイヤ3は段下がりリブを車両装着内側および外側に設けたものである。
なお、比較例タイヤでは、他の構成は実施例タイヤに準ずるものとした。
Figure 2010089684
上記実施例タイヤ1、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、リムサイズ7.5J×17、タイヤ空気圧230kPaにおいて、FR車の前輪にネガティブキャンバー2°で装着し、テストコースを、速度0〜100km/hで1000km走行することによって、装着内側ショルダー陸部とタイヤ赤道線付近に位置する陸部との摩耗量の差を評価し、その結果を表2に示す。表2中の評価は比較例タイヤ1を指数100とし、数値が小さいほど、タイヤ赤道線付近に位置する陸部との摩耗量の差が小さいことを示す。
Figure 2010089684
表2の結果から、実施例タイヤ1は、比較例タイヤ1〜3に対し耐偏摩耗性が優れていた。
次に、サイズが435/45R22.5のタイヤの実施例タイヤ2および、比較例タイヤ4〜7を試作して、他を表3に示すように、それぞれの諸元を変化させた偏摩耗性を、評価した。
なお、比較例タイヤでは、他の構成は実施例タイヤに準ずるものとした。
Figure 2010089684
上記実施例タイヤ2、比較例タイヤ4〜7のそれぞれにつき、リムサイズ14.00×22.5、タイヤ空気圧900kPaにおいて、フロント1軸、ドライブ2軸の車に、軸荷重45.0KNであり、駆動軸積車時により、軸が撓んでネガティブキャンバーになった状態であり、速度0〜80km/hで3000km走行することによって、装着最内側陸部とタイヤ赤道線付近に位置する中央陸部との摩耗量の差を評価し、その結果を表3に示す。表3中の評価は比較例タイヤ4を指数100とし、数値が小さいほど中央陸部との摩耗量の差が小さいことを示す。
Figure 2010089684
表4の結果から、実施例タイヤ2は、比較例タイヤ4〜7に対し耐偏摩耗性が優れていた。
(a)は、本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図であり、(b)は、溝の一部の実施形態を示す部分断面図である。 (a)は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図であり、(b)は、溝の一部の実施形態を示す部分断面図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。 従来の空気入りタイヤの実施形態を示すトレッドパターンの部分展開図である。
符号の説明
1 トレッド踏面
2 周溝
3 装着内側ショルダー陸部
4 陸部
5 横溝
6 ブロック
7 段下がりリブ
11 トレッド踏面
12 センター周溝
13 中間周溝
14 ショルダー周溝
15 中央陸部
16 第一中間陸部
17in 車両内側の第二中間陸部
17out 車両外側の第二中間陸部
18 ショルダー陸部
19,23,24 横溝
20 中央ブロック
21 傾斜溝
22 第一中間ブロック
25 第二中間ブロック
26 段下がりリブ

Claims (3)

  1. トレッド踏面に複数本の周溝を配設し、最外側の周溝とトレッド側縁との間にショルダー陸部を区画して、トレッド部に非対称パターンを形成してなり、ネガティブキャンバーを付与される空気入りタイヤにおいて、
    車両への装着姿勢で、最も車両の内側に位置することになる周溝内のみに段下がりリブを設け、
    この段下がりリブの、隣接する陸部表面からの段下がり量Hが、陸部高さHに対して0≦H≦H/4の範囲で、トレッド踏面での幅aが2.0〜20.0mmの範囲を満たし、
    段下がりリブと最も車両の内側に位置することになるショルダー陸部との間隔が、このショルダー陸部のタイヤ幅方向内側に隣接する陸部との間隔より狭く、その段下がりリブと前記ショルダー陸部との間隔Lが0.5≦L≦2.0mmの範囲を満たしてことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤを適用リムに装着し、規定の空気圧とし、規定の質量に対応する負荷を加えた状態で、段下がりリブが路面と接触する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 段下がりリブの、次式で表されるトレッド幅方向の、単位長さあたりの剛性Gが1.0〜30.0の範囲を満たしてなる請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
    Figure 2010089684
    [h:H−H(段差がりリブの高さ),E:トレッドゴムのヤング率,a:段差がりリブの、トレッド踏面での幅,b:段差リブの接地長]
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015037943A (ja) * 2014-11-26 2015-02-26 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

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