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JP2010085870A - 現像剤補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2010085870A
JP2010085870A JP2008256876A JP2008256876A JP2010085870A JP 2010085870 A JP2010085870 A JP 2010085870A JP 2008256876 A JP2008256876 A JP 2008256876A JP 2008256876 A JP2008256876 A JP 2008256876A JP 2010085870 A JP2010085870 A JP 2010085870A
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Teruaki Tsurusaki
輝明 津留崎
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Abstract

【課題】現像剤補給容器内部の現像剤の使い切りが可能となり、且つユーザー操作性を損なうこともない現像剤補給装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像剤補給容器1は、現像剤補給容器1の外周面の一部に半径方向外方へと突出した光非透過性の突起部材6と、光透過性の窓部材7を有し、光学式センサを用いて突起部材6と窓部材7の通過、非通過を検出し、検出された突起部材6と窓部材7の通過、非通過の信号を、画像形成装置本体の制御部に送信して現像剤補給容器1の有無及び現像剤補給容器内の現像剤の有無を検出する。
【選択図】図9

Description

本発明は、複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。特に、画像形成装置本体に設置された現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置の構成に特徴を有している。
従来、複写機、プリンタ等の電子写真画像形成装置において、現像装置には、電子写真感光体に形成された静電潜像を可視画像とするために現像剤、即ち、トナーが使用されている。画像形成装置本体でトナーが消費された場合には、現像剤補給容器、即ち、トナーボトルから画像形成装置本体へトナーが供給される。トナー補給時には、トナーボトルを画像形成装置本体内部に据え置きトナーボトルの開口部からトナーを少しづつトナーを排出する方法が知られている。
詳しくは後述するが、図1に、本発明にて使用される画像形成装置の概略断面構成を示し、図2に、画像形成装置の外観を示す。また、図3には、外装カバーの一部である現像剤補給容器交換用前カバー100b(以下、「交換用前カバー」という。)が開とされ、現像剤補給装置10にトナーボトル1が載置された状態を示す。
図3に示すように、交換用前カバー100bをオペレータが開けると、現像剤補給装置10の一部である現像剤補給容器保持手段を構成する容器受け台15が設置されており、この容器受け台15上に現像剤補給容器(トナーボトル)1が載置されている。オペレータは、交換用前カバー100bを開閉することにより、トナーボトル1の容器受け台15(即ち、現像剤補給装置10)への着脱、つまり、画像形成装置本体100への投入或いは取り出しが可能とされる。
図15及び図16に、従来の現像剤補給装置10Aの概略構成を、また、図17に、従来のトナーボトル1Aの概略構成を示す。
本例にて、現像剤補給装置10Aにおいて、トナーボトル1Aを矢印G方向に回転させ、トナーボトル先端の排出口4からトナーを排出させる。排出されたトナーは、画像形成装置のバッファ12に一時収納された後に現像装置201(図1)へ供給される。
現像剤補給装置10Aには、トナーボトル1Aと連結してトナーボトル1Aを回転させる回転機構としての駆動ローラ14が具備されている。駆動ローラ14は、図示しないモータなどの駆動源から駆動を受けトナーボトル1Aを矢印H方向に回転させる構成となっている。
図17に、トナーボトル1Aの一部断面図を示す。図示するように、長手軸線方向に延在する円筒形状のトナーボトル1A内部には格子状の攪拌部材5などが配置されている。トナーボトル1Aが矢印B方向に回転するとトナーボトル1A内部のトナーに矢印F方向に搬送力が加わり、トナーボトル1A先端に設けられた排出口4からトナーが排出される。
尚、トナーボトル1Aが画像形成装置に装着されると、キャップ3が矢印A方向に動き、排出口4を形成する。
画像形成装置本体100にてプリントされトナーを消費されると、駆動ローラ14に一定時間の駆動が加えられる。それによって、トナーボトル1Aを一定時間回転させて、所定量のトナーが排出し、バッファ12にトナーを供給する。このトナー供給動作を繰り返しトナーボトル1A内部のトナーが空になるまで使用される。
トナーボトル1Aが空になりバッファ12内部のトナーが減少すると、バッファ12に設けられたトナー有無センサ16、一般的にはピエゾセンサがトナー無しを検出する。これによって、トナーボトル1Aの交換をユーザーに促すメッセージを操作部100a(図2)の表示部に表示して、プリントを停止する。その後、新品のトナーボトル1Aと交換し、一定時間トナーボトル1Aを回転させてバッファ12にトナーを補給してトナーセンサ16がトナー有りを検出した時点でプリント可能状態にする。
回転トナーボトルのトナー有無検知手段として、トナーボトルの重量を検知して有無を判断するアイデアも挙げられ、例えば、特許文献1に記載されている。
また、トナーボトルにトナーセンサを配置してトナーボトル内部のトナー有無を検知する提案もなされており、例えば、特許文献2に記載されている。
また、トナーボトル1Aの有無検知手段(図示せず)は、マイクロスイッチなどで行うものが一般的であり、低速機などの安価なモデルではトナーボトル1の有無検知を行わないものもある。
特開2004−286793号公報 特開2005−331670号公報
しかしながら、現像剤補給装置10Aに設けられたトナーセンサ16がトナー無しを検出してもトナーボトル内部のトナー残量を監視している訳ではない。そのためトナーボトル内部にトナーが残っているにも関わらず、トナー無しを誤検知してしまいトナーを無駄に捨ててしまうといった問題があった。
勿論、トナーセンサをトナーボトルに設けてトナーボトル内のトナー有無を監視する方法もある。しかし、トナーボトルのコストを上げることや着脱可能なトナーボトルにセンサを配置した場合の動作電力の供給やセンサ信号を画像形成装置本体に送信する通信手段が非常に困難なものとなる。従って、複雑で高価なトナーボトルとなり、ユーザーへの負担が大きくなることや、電気部品を樹脂製のトナーボトルに持たせることによりリサイクルも困難になるといった問題もある。
トナーボトルの有無検知センサにおいても、マイクロスイッチなど専用のセンサを設ける必要があり、フルカラー機であれば最低でも4個のセンサが必要となり、コストアップ要因となる。
また、従来のようにトナーボトルが回転する構成ではトナーボトルの有無検知が複雑になるため有無検知手段を持たないものが多い。
しかし、トナーボトル無しで画像形成装置を動作可能状態にすることはユーザー操作性上好ましくない。
トナーボトル無しで画像形成装置内部の現像剤補給装置のトナーのみで動作させた場合は現像剤補給装置内部にトナーが無くなった時点で画像形成装置は停止してしまう。
最近の画像形成装置は、本体サイズが小型化され、現像剤補給装置に収納できるトナー量は非常に少ない。そのため、トナーボトル無しで画像形成装置を動作させても、結果的に画像形成装置はすぐに停止してしまいユーザーが画像形成装置のところまで戻り、トナーボトルの有無を確認する必要があり、ユーザービリティを損なっていた。
本発明の目的は、現像剤補給容器内部の現像剤の使い切りが可能となり、且つユーザー操作性を損なうこともない現像剤補給装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、高価なトナーセンサなどを用いることもなく、コストダウンも図ることのできる現像剤補給装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る現像剤補給装置及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、第一の態様によれば、画像形成装置本体に設置された現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置であって、
長手軸線方向に延在した円筒形状とされ、長手軸線の回りに回転しながら、内部に収容した現像剤を送り出す現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器を保持する現像剤補給容器保持手段と、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器を長手軸線の回りに回転させる回転機構と、を有する現像剤補給装置において、
前記現像剤補給容器は、前記現像剤補給容器の外周面の一部に半径方向外方へと突出した光非透過性の突起部材を有し、且つ、外周面の一部に半径方向外方へと突出した光透過性の窓部材を有し、前記窓部材の内側には前記現像剤補給容器に収容した現像剤が移動可能であり、
前記突起部材と前記窓部材は、前記現像剤補給容器の回転時には同一回転軌跡を取るように、前記現像剤補給容器の同一円周上に配置されており、
前記現像剤補給容器保持手段は、前記突起部材と前記窓部材の回転軌跡付近で、且つ、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器の長手軸線よりも鉛直下側に位置して光学式センサを有し、
前記光学式センサを用いて前記突起部材と前記窓部材の通過、非通過を検出し、検出された前記突起部材と前記窓部材の通過、非通過の信号を、画像形成装置本体の制御部に送信して前記現像剤補給容器の有無及び前記現像剤補給容器内の現像剤の有無を検出する、
ことを特徴とする現像剤補給装置が提供される。
本発明の第二の態様によれば、長手軸線方向に延在した円筒形状とされ、長手軸線の回りに回転しながら、内部に収容した現像剤を送り出す現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器を保持する現像剤補給容器保持手段と、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器を長手軸線の回りに回転させる回転機構と、を有し、現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置と、
光学式センサを用いて前記現像剤補給容器の有無及び前記現像剤補給容器内の現像剤の有無を検出する制御部及び検出結果を表示する表示部と、
を有する画像形成装置において、
前記現像剤補給装置は、上記構成の現像剤補給装置であることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、画像形成装置本体に設けられた1つの光学式センサにて現像剤補給容器内部の現像剤の有無の検知、及び、画像形成装置内部に現像剤補給容器が装着されているか否かの現像剤補給容器有無検知を行うことが可能である。従って、本発明によれば、現像剤補給容器内部の現像剤の使い切りが可能となる。その上、ユーザー操作性を損なうこともない。また、上記の機能を高価なトナーセンサなどを用いることがなく、そのためコストダウンをも図ることができる。
以下、本発明に係る現像剤補給装置及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
先ず、図1を参照して、本発明に係る現像剤補給装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。
[画像形成装置]
図1に示す画像形成装置本体(以下、「装置本体」という。)100は、原稿台ガラス102を備えている。原稿101が原稿台ガラス102の上に置かれると、原稿101の画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)104上に結像する。
カセット105、106、107、108に記録媒体(以下、「用紙」という。)Pが積載されている。カセット105〜108に積載された用紙Pのうち、図2に示す操作部100aからオペレータ(ユーザー)が入力した情報若しくは原稿101の紙サイズから最適な用紙Pをカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択できる。
そして、給紙・分離装置105A、106A、107A、108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送する。更に、用紙Pは、レジストローラ110により感光体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて転写部に搬送される。転写部では、転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形成された現像剤像を用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によって、現像剤像の転写された用紙Pを感光体ドラム104から分離する。
この後、搬送部113により定着部114へ搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧力により用紙P上の現像剤像を定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。又、両面コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119、120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
又、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度装置本体100内へ搬送される。更にこの後、再給紙搬送部119、120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
ところで、上記構成の装置本体100において、感光体ドラム104の回りには現像手段としての現像装置201、クリーナ装置202、一次帯電器203等が配置されている。
現像装置201は、原稿101の画像情報に基づいて一様に帯電された感光体ドラム104上を光学部103により露光して形成された静電潜像を、現像剤を用いて現像する。そして、この現像装置201へ現像剤としてのトナーを補給するための現像剤補給容器1がオペレータによって装置本体100に着脱自在に装着されている。
なお、現像剤補給容器1からトナーのみを画像形成装置本体側へ補給する場合や、トナー及びキャリアを補給する場合であっても本発明を適用できる。本実施例では前者の例について説明する。
又、現像装置201は、収容手段としての現像剤ホッパー201aと現像器201bとを有している。現像剤ホッパー201aは、現像剤補給容器1から補給された現像剤を撹拌するための撹拌部材201cを有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌された現像剤は、マグネットローラ201dにより現像器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り部材201eを有している。そして、マグネットローラ201dにより現像剤ホッパー201aから送られた現像剤は、送り部材201eにより現像ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム104に供給される。
尚、クリーナ装置202は、感光体ドラム104に残留している現像剤を除去するためのものである。又、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯電するためのものである。
上述したように、図2に、画像形成装置の外観を示す。また、図3には、外装カバーの一部である現像剤補給容器交換用前カバー、即ち、交換用前カバー100bが開とされ、現像剤補給装置10にトナーボトル1が載置された状態を示す。
図3に示すように、交換用前カバー100bをオペレータが開けると、現像剤補給装置10の一部である現像剤補給容器保持手段を構成する容器受け台15が設置されており、この容器受け台15上に現像剤補給容器(トナーボトル)1が載置されている。オペレータは、交換用前カバー100bを開閉することにより、トナーボトル1の容器受け台15(即ち、現像剤補給装置10)への着脱、つまり、画像形成装置本体100への投入或いは取り出しが可能とされる。
交換用前カバー100bは、現像剤補給容器1を着脱(交換)するための専用カバーであって、現像剤補給容器1を着脱するためだけに開閉される。
[現像剤補給容器]
次に、図4を参照して、本実施例の現像剤補給容器、即ち、トナーボトル1について説明する。
トナーボトル1は、全体形状が長手軸線方向(Ox−Ox方向)に延在した円筒形状とされ、内部に収容した現像剤、即ち、トナーを回転しながら送り出す。つまり、トナーボトル1は、現像剤を収容した円筒状のトナー収納部2と、トナーボトル先端にキャップ3を備えている。
図5に示すように、キャップ3が、トナー収納部2に対して、長手軸線方向に矢印A方向へと移動し、トナー排出口4を形成する。これにより、内部に収容したトナーが、トナー排出口4を介してバッファ12(図9参照)へとトナーを補給する。
図6の断面図に示すように、トナー収納部2の内側には格子状の攪拌部材5が固定されている。本実施例では格子状であるがトナー排出口4方向にトナー搬送力を有すれば形状はどのようなものでも良い。
また、図4〜図6に示すように、トナーボトル1には、トナー収納部2に位置して、その外周面の一部に半径方向外方へと突出した光非透過性の突起部材6と、光透過性の凸形状の窓部材7が設けられている。窓部材7は、内部が中空とされ、窓部材7内へとトナー収納部2に収容したトナーが移動可能とされる。
また、突起部材6、即ち、凸部材6と窓部材7とは、トナーボトル1の回転時には、同一回転軌跡を取るように、トナーボトル1の、即ち、トナー収納部2の同一円周上に配置されている。凸部材6と窓部材7は、本実施例では同一円周上で180°位相がズレた状態にて配置されている。図7に、光透過性の凸形状の窓部材7の詳細を示す。
図7を参照すると、トナーボトル1、即ち、トナー収納部2の外周面に、例えば角穴8が開けられており、その角穴8に光透過性の窓部材7を溶着または接着している。窓部材7の内側は凹形状(中空)7aとなっており、窓部材7内側には、トナーボトル1に収納されたトナーが移動可能となっている。窓部材7内側にトナーが満たされた場合は当然、窓部材7は光が非透過となり、窓部材7内側にトナーが無い場合は透過性となる。
前述した窓部材7の内側には、トナーが満たされ付着することもあり、窓部材7がトナー汚れを起こすと窓部材7は常に光非透過となってしまう。そのため、清掃部材9を設け、窓部材7内側の清掃を行い、トナーが窓部材7内側に無い場合は光透過できるようにする。トナーの種類によっては、特に重合トナーは流動性が良いため窓部材7の内側にトナーが付着し難く清掃部材9が不必要な場合もある。
図8に、清掃部材9と窓部材7の詳細図を示す。
図8を参照すると、清掃部材9は、窓部材7の内壁面7bに当接し、内壁面7bに付着したトナーを掻き落とす掻き取り部材9aと、掻き取り部材9aを保持する清掃部材保持軸9bとを備えている。
掻き取り部材9aとしては、一般的に薄いPETシート(厚さ100〜200μm程度)の先端部付近を当接させて清掃するものが好適である。
また、清掃部材保持軸9bは、本実施例では、トナーボトル1に対して回転可能に、トナーボトルの長手軸線と同軸に設け、清掃部材保持軸9bに垂直方向に掻き取り部材9aを保持し窓部材7の内側に当接するようにする。
トナーボトル1を画像形成装置本体100に投入し、トナーボトル1が回転する際には、清掃材保持軸9は固定されトナーボトル1の回転に対して連れ回らない構成とする。
従って、トナー供給時にトナーボトル1が回転すると清掃部材9aは固定されているため、1回転に一度清掃部材9aと窓部材7が当接し窓部材7内側の清掃が行われる。トナーボトル1内部にトナーがある場合は、重力に従いトナーはトナーボトル1の下側に溜まるため、清掃位置としては上方の方が好ましい。
図9、図10に、画像形成装置本体100に設置されている現像剤補給装置10の概略構成を示す。
画像形成装置本体100に設けられた現像剤補給装置15には、現像剤補給容器保持手段を構成する容器受け台15に、トナーボトル1を回転させる回転機構としての駆動ローラ14が配置され、トナーボトル1を矢印D方向に回転させる。
駆動ローラ14は、ギアやモータなどで構成される駆動ユニット(図示せず)にて駆動される。勿論、トナーボトル回転機構は、本実施例のように、容器受け台15に設置された駆動ローラ14と駆動ユニットの組合せでなく、トナーボトル1の外周面にギアを設け、このギアに噛合する駆動ギアでトナーボトル1を駆動する方法など、如何なる方法でも良い。
図10に示すように、画像形成装置本体100に設置される現像剤補給装置15の容器受け台15には、凸部材6と窓部材7が通過する回転軌跡に沿って、且つ、トナーボトル1より鉛直下側に位置して溝部13が形成される。本実施例では、この溝部13には、前記回転軌跡付近であって、且つトナーボトル1の長手軸線より下側に位置して光学式センサ11、例えばフォトインタラプタが設置されている。光学式センサ11は、図9で示すように、トナーボトル1の回転時に溝部13を凸部材6と窓部材7が通過し、溝部13に位置する光学式センサ11の光軸を横切るように配置される。即ち、トナーボトル1の回転時に光学式センサ11は、その光軸を遮られる場合があり、信号にON−OFFが発生するようになっており、その信号を制御部200にて受信しON−OFF信号の時間を測定する。
例えば、トナーボトル1が現像剤補給装置15に無い場合には、駆動ユニットが回転駆動を行っても光学式センサ11の光軸を横切るものがないため、図11に示すように、信号はOFF(光透過)のまま変化は無い。
次に、トナー有り状態のトナーボトル1が現像剤補給装置15に装着されている場合は、凸部材6と、トナーで内側が満ちた状態の光を透過しない窓部材7とが光軸を通過した時、図12に示すように、トナーボトル一回転につき2回、ON(遮光)状態になる。この信号を制御部200にて測定し認識することによって、画像形成装置内部にトナー有りのトナーボトルが入っていることが判別できる。
次に、トナー無し状態のトナーボトル1が現像剤補給装置15に入っている場合は、トナーボトル一回転につき、凸部材6が光軸を通過した時、図13に示すように、1回だけON(遮光)状態になる。
尚、トナーボトル1内部にトナーがないため、窓部材7は光を透過し光学式センサをONにすることはない。この信号を制御部200にて測定し認識することによって、画像形成装置内部にトナー無しのトナーボトル1が入っていることが判別できる。
上述のようにして、本実施例によれば、光学式センサを用いて突起部材と窓部材の通過、非通過を検出し、検出された突起部材と窓部材の通過、非通過の信号を用いてトナーボトル(現像剤補給容器)の有無及びトナーボトル(現像剤補給容器)内の現像剤の有無を検出する。
従って、制御部200が、トナーボトル1が現像剤補給装置15に装着されておらず、「現像剤補給容器無し」を検出した場合には、操作部100aの表示部にトナーボトルを画像形成装置本体100、即ち、現像剤補給装置10に投入することを促す表示を行う。
また、制御部200がトナーボトル1内部の「現像剤無し」を検出した場合には、表示部100aにトナーボトルの交換を促す表示をする。
また、制御部200がトナーボトル1内部の現像剤有りを検出した場合には、表示部100aにプリント可能を表示することができる。
図14に、トナーボトル1が引き抜き位置にある概略図を示す。
トナーボトル1を現像剤補給装置15から取り外す時には、次のことが必要となる。つまり、トナーボトル外周面には、凸部材6と窓部材7の2箇所突出部がある。且つ、現像剤補給装置15には凸部材6と窓部材7の2箇所箇所の突出部とオーバーラップするように光学式センサ11が配置されている。そのため、トナーボトル1着脱時には光学式センサ11と干渉しないように位相合せが必要になる。
具体的には、図14に示す破線部のように、トナーボトル1の凸部材6が光学式センサ11を遮光した位置を制御部200にて確認し、そこから所定時間駆動させトナーボトル1を90°回転させる。これにより、図14の実線部のように凸部材6と窓部材7の2箇所箇所の突出部が光学式センサ11などの現像剤補給装置15と干渉しない位相に合せることができる。駆動ローラ14の駆動手段(図示せず)の駆動パルスと駆動時間にてトナーボトル1を90°回転させることは容易である。
また、トナーボトル外周面の2箇所の突出部が光学式センサ11と干渉しなければ着脱には問題がないため、光学式センサ11や現像剤補給装置9の干渉物を退避させても良い。
具体的には、トナーボトル着脱時には、本実施例では、交換用前カバー100bを最低でも1回は開く動作が必要であるため、そのカバー100bと光学式センサ11や干渉物をメカ的にリンクさせてカバーを開けた状態では光学式センサ11は退避位置に移動するものでも良い。
トナーボトル交換後は、前述の通り光学式センサ11にてトナーボトル1とトナーボトル1内部のトナー有無を検出しバッファ12に所定量のトナーを供給し画像形成装置をプリント可能状態とする。
通常のプリント時のシーケンスは、従来と同様に画像形成装置にてトナーを一定量消費したら、トナーボトル1を回転させてトナーを排出しバッファ12にトナーを補給する。トナーを消費しトナーボトル1内部のトナー無しを検出したら、画像形成装置の操作部100a(図2)に設けた表示部にその検出結果、この場合には、トナー無しを表示し、ユーザーにトナーボトル1の交換を促しプリントを停止する。新品のトナーボトル1と交換し、一定時間トナーボトル1を回転させて現像剤補給装置15にトナーを補給しプリント可能状態にする。
本実施例ではトナーボトル1の一回転につき光学式センサ11のON−OFFの間隔を測定しトナー有無とトナーボトル1の有無を検知するため、トナー供給時のトナーボトル1の回転は1回転きざみで行うことが制御上好ましい。但し、制御部200にて駆動時間とON−OFF信号を記憶することによって測定をすることは可能であるため1回転きざみであることは必須ではない。
上述のように、本発明によれば、現像剤補給装置に設けられた1つの光学式センサにて現像剤補給容器内部の現像剤の有無の検知、及び、画像形成装置内部に現像剤補給容器が装着されているか否かの現像剤補給容器有無検知を行うことが可能である。従って、本発明によれば、現像剤補給容器内部の現像剤の使い切りが可能となる。その上、ユーザー操作性を損なうこともない。また、上記の機能を高価なトナーセンサなどを用いることがなく、そのためコストダウンをも図ることができる。
本発明に係る現像剤補給装置を備えた画像形成装置の一実施例の概略構成断面図である。 図1の画像形成装置の外観を示す斜視図である。 図2と同様の画像形成装置の外観を示しており、現像剤補給装置に現像剤補給容器が装着された態様を示すために交換用前カバーを開けた状態とされる斜視図である。 現像剤補給容器の一実施例の概略斜視図である。 図4と同様の現像剤補給容器の一実施例の概略斜視図であり、キャップが開けられている。 現像剤補給容器の一実施例の内部構造を示す一部断面図である。 現像剤補給容器の一実施例の突起部材と窓部材を示す一部斜視図である。 現像剤補給容器の一実施例の窓部材の詳細を示す斜視図である。 本発明に係る現像剤補給装置と現像剤補給容器とを示す概略構成斜視図である。 本発明に係る現像剤補給装置の一実施例を示す概略構成斜視図である。 現像剤補給容器が現像剤補給装置に無い場合の信号を示す図である。 現像剤有りの現像剤補給容器が現像剤補給装置に装着されている場合の信号を示す図である。 現像剤無しの現像剤補給容器が現像剤補給装置に装着されている場合の信号を示す図である。 現像剤補給容器が引き抜き位置にあるのを示す図である。 従来の現像剤補給装置と現像剤補給容器とを示す概略構成斜視図である。 従来の現像剤補給装置の一例を示す概略構成斜視図である。 従来の現像剤補給容器の一例の内部構造を示す一部断面図である。
符号の説明
1 トナーボトル(現像剤補給容器)
6 凸部材(突起部材)
7 窓部材
10 現像剤補給装置
11 光学式センサ
14 駆動ローラ(回転機構)
15 容器受け台(現像剤補給容器保持手段)
16 トナーセンサ
100 画像形成装置本体
100a 操作部(表示部)
200 制御部

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に設置された現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置であって、
    長手軸線方向に延在した円筒形状とされ、長手軸線の回りに回転しながら、内部に収容した現像剤を送り出す現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器を保持する現像剤補給容器保持手段と、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器を長手軸線の回りに回転させる回転機構と、を有する現像剤補給装置において、
    前記現像剤補給容器は、前記現像剤補給容器の外周面の一部に半径方向外方へと突出した光非透過性の突起部材を有し、且つ、外周面の一部に半径方向外方へと突出した光透過性の窓部材を有し、前記窓部材の内側には前記現像剤補給容器に収容した現像剤が移動可能であり、
    前記突起部材と前記窓部材は、前記現像剤補給容器の回転時には同一回転軌跡を取るように、前記現像剤補給容器の同一円周上に配置されており、
    前記現像剤補給容器保持手段は、前記突起部材と前記窓部材の回転軌跡付近で、且つ、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器の長手軸線よりも鉛直下側に位置して光学式センサを有し、
    前記光学式センサを用いて前記突起部材と前記窓部材の通過、非通過を検出し、検出された前記突起部材と前記窓部材の通過、非通過の信号を、画像形成装置本体の制御部に送信して前記現像剤補給容器の有無及び前記現像剤補給容器内の現像剤の有無を検出する、
    ことを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 長手軸線方向に延在した円筒形状とされ、長手軸線の回りに回転しながら、内部に収容した現像剤を送り出す現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器を保持する現像剤補給容器保持手段と、前記現像剤補給容器保持手段に保持された前記現像剤補給容器を長手軸線の回りに回転させる回転機構と、を有し、現像装置に現像剤を補給するための現像剤補給装置と、
    光学式センサを用いて前記現像剤補給容器の有無及び前記現像剤補給容器内の現像剤の有無を検出する制御部及び検出結果を表示する表示部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記現像剤補給装置は、請求項1に記載の現像剤補給装置であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御部が現像剤補給容器無しを検出した場合には、前記表示部に現像剤補給容器を画像形成装置に投入することを促す表示をし、
    前記制御部が現像剤補給容器内部の現像剤無しを検出した場合には、前記表示部に現像剤補給容器の交換を促す表示をし、
    前記制御部が現像剤補給容器内部の現像剤有りを検出した場合には、前記表示部にプリント可能を表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部が現像剤無しを検出した場合、現像剤補給容器の位相を引き抜き位置に位相合せを行い、前記表示部に現像剤補給容器の交換を促す表示をすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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