JP2010050406A - 半導体装置、半導体装置製造方法、および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】過剰に供給された接着剤を収容して接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置、そのような半導体装置の製造方法、そのような半導体装置を搭載した電子機器を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、光電変換を行う半導体チップ10と、半導体チップ10が載置された載置部20と、半導体チップ10の外周で載置部20に枠状に突設された突設枠部30と、突設枠部30に接着剤BDで接着された透光性保護板40とを備える。突設枠部30は、載置部20に対して第1高さH1を有し透光性保護板40が接着された第1面31と、載置部20に対して第1高さH1より高い第2高さH2を有する第2面32とを備え、第1面31と第2面32との間の段差部33は、第1面31の面方向に形成された凹部34を有する。
【選択図】図1D
【解決手段】半導体装置1は、光電変換を行う半導体チップ10と、半導体チップ10が載置された載置部20と、半導体チップ10の外周で載置部20に枠状に突設された突設枠部30と、突設枠部30に接着剤BDで接着された透光性保護板40とを備える。突設枠部30は、載置部20に対して第1高さH1を有し透光性保護板40が接着された第1面31と、載置部20に対して第1高さH1より高い第2高さH2を有する第2面32とを備え、第1面31と第2面32との間の段差部33は、第1面31の面方向に形成された凹部34を有する。
【選択図】図1D
Description
本発明は、半導体チップが載置された載置部の外周で枠状に突設された突設枠部に接着された透光性保護板を備える半導体装置、このような半導体装置を製造する半導体装置製造方法、およびこのような半導体装置を搭載した電子機器に関する。
従来、光センサ、光ピックアップなどの光を利用した機能を有する電子機器には、半導体装置(光半導体装置)が搭載されている。このような半導体装置の半導体パッケージは、セラミックなどの素材により形成され、半導体チップを搭載する載置部、光を透過させる透光性保護板、透光性保護板を接着する突設枠部を備え、載置部、突設枠部、および透光性保護板によって半導体チップを封止し、いわゆる中空型半導体パッケージを構成している。
図10Aないし図11に基づいて従来例に係る半導体装置について説明する。なお、従来例に係る半導体装置は、例えば特許文献1に開示されている。
図10Aは、従来例に係る半導体装置の平面状態を示す平面図である。
図10Bは、図10Aに示した半導体装置の透光性保護板を除いた平面状態を示す平面図である。
図10Cは、図10Aに示した半導体装置の裏面の平面状態を示す底面図である。
図10Dは、図10Aに示した半導体装置の断面状態を示す断面図である。
図11は、従来例に係る半導体装置の接着剤不具合状態を示す断面図である。
従来例に係る半導体装置101は、光電変換を行う半導体チップ110と、半導体チップ110が載置された載置部120と、半導体チップ110の外周で載置部120に枠状に突設された突設枠部130と、突設枠部130に接着剤BDで接着された透光性保護板140とを備える。
載置部120、突設枠部130、および透光性保護板140は、いわゆる半導体パッケージであり、載置部120、突設枠部130は、セラミックなどの素材で形成されている。また、透光性保護板140は、ガラスなどの素材で形成されている。
また、突設枠部130は、透光性保護板140が接着された第1面131と、第1面131より高い第2面132とを備える。なお、第1面131と第2面132との間に段差部133が存在することとなる。
載置部120には、配線パターン121が予め形成してあり、半導体チップ110は配線パターン121のダイボンディングエリアに、エポキシ系接着剤などのダイボンディングペーストで固着される。また、半導体チップ110の表面電極(不図示)と配線パターン121とは、金線などで形成されたワイヤ122によって接続されている。また、配線パターン121は、載置部120の内部に形成されたスルーホールなどを介して載置部120の裏面(底面)に配置された外部端子123に接続されている。
透光性保護板140は、接着剤BDを介して第1面131に接着されることから、半導体チップ110およびワイヤ122を半導体パッケージの内側に封止することとなる。
第1面131に供給する接着剤BDの供給量の調整は困難を伴うことが多い。一般的に接着剤BDはディスペンサーなどの設備を使用して透光性保護板140が接着される突設枠部130(第1面131:透光性保護板接着面)に供給されるが、ディスペンサーのエアー圧のバラツキや周囲の温度変化による接着剤の粘度変動によって1回毎の供給量にバラツキが生じる。
過多の接着剤BDが供給されると、透光性保護板140を接着剤BD上に載せる際に透光性保護板140と段差部133の隙間から余分な接着剤が透光性保護板140の上や半導体パッケージ(突設枠部130、第2面132)の上に溢れ出してしまう(図11参照)。また、半導体チップ110側へ溢れ出すこともある。
突設枠部130(第1面131)または透光性保護板140の上部に接着剤BDが溢れ出した場合、あるいは、半導体チップ110側へ溢れ出した場合、溢れ出した接着剤BDが第1面131や透光性保護板140の表面上に付着し、あるいはワイヤ122などに付着することにより、種々の不具合を生じる。
つまり、電気的光学的特性を満足できなくなり不良品となる、外形寸法スペックを満足できなくなり不良品となる、生産装置や治具などに接着剤BDが付着し、生産性が悪化するなどの不具合が発生し、歩留り低下や生産性悪化の原因となる。
また、接着剤BDの量が過少な場合は、第1面131と透光性保護板140との接着面に接着剤が充分に行き渡らずに、接着強度が不足して、例えば温度サイクル試験や耐湿性試験などの信頼性試験においてパッケージと光透過板の剥離が発生し、半導体装置の気密性が確保できなくなり信頼性が悪化する。
特許第3838571号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、光電変換を行う半導体チップと、半導体チップが載置された載置部と、半導体チップの外周で載置部に枠状に突設された突設枠部と、突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置であって、過剰に供給された接着剤を収容する凹部を突設枠部に設けることにより、過剰に供給された接着剤を収容して接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る半導体装置を製造する半導体装置製造方法であって、過剰に供給された接着剤を収容する凹部を設けた半導体パッケージ(突設枠部)を適用することにより、供給した接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止することを可能とし、接着剤の供給量の調整が容易で、作業性を向上させて歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置を生産性良く製造する半導体装置製造方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係る半導体装置を搭載することにより、信頼性の高い半導体装置を搭載した歩留まりの高い安価な電子機器を提供することを他の目的とする。
本発明に係る半導体装置は、光電変換を行う半導体チップと、該半導体チップが載置された載置部と、前記半導体チップの外周で前記載置部に枠状に突設された突設枠部と、該突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置であって、前記突設枠部は、前記載置部に対して第1高さを有し前記透光性保護板が接着された第1面と、前記載置部に対して前記第1高さより高い第2高さを有する第2面とを備え、前記第1面と前記第2面との間の段差部は、前記第1面の面方向に形成された凹部を有することを特徴とする。
この構成により、突設枠部の第1面に供給された接着剤の供給量がばらついた場合、過剰に供給された接着剤を凹部へ収容することが可能となることから、接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置とすることができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記第1面は、第1溝部を有することを特徴とする。
この構成により、接着剤を収容する領域として凹部に加えて第1面の第1溝部を作用させることが可能となることから、凹部の深さを低減して突設枠部の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置を小型化することができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記第1溝部は、前記透光性保護板の端部の外周側に配置されていることを特徴とする。
この構成により、透光性保護板の第1面に対する接着面積を拡大することが可能となることから、透光性保護板の第1面に対する接着性を向上させ信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記透光性保護板の端部は、前記第1面に対向する側で面取り部を有することを特徴とする。
この構成により、接着剤を収容する領域として凹部に加えて面取り部を作用させることが可能となることから、凹部の深さを低減して突設枠部の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置を小型化することができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記第1面に対向する前記透光性保護板の内側面は、前記第1面に接着される位置に第2溝部を有することを特徴とする。
この構成により、接着剤を収容する領域として凹部に加えて内側面の第2溝部を作用させることが可能となることから、凹部の深さを低減して突設枠部の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置を小型化することができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記透光性保護板の端部は、前記段差部に対向する位置に第3溝部を有することを特徴とする。
この構成により、接着剤を収容する領域として凹部に加えて端部の第3溝部を作用させることが可能となることから、凹部の深さを低減して突設枠部の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置を小型化することができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記第1面は、前記半導体チップに近い側にチップ側段差部を有することを特徴とする。
この構成により、接着剤を収容する領域として凹部に加えてチップ側段差部を作用させることが可能となることから、凹部の深さを低減して突設枠部の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置を小型化することができる。
また、本発明に係る半導体装置では、前記第2高さは、前記透光性保護板の外側面が有する前記載置部に対する第3高さより高いことを特徴とする。
この構成により、透光性保護板が周囲部材と接触することを防止することが可能となることから、透光性保護板の損傷を防止することが可能となり、歩留まりの高い半導体装置とすることができる。
また、本発明に係る半導体装置製造方法は、光電変換を行う半導体チップと、該半導体チップが載置された載置部と、前記半導体チップの外周で前記載置部に枠状に突設された突設枠部と、該突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置を製造する半導体装置製造方法であって、前記突設枠部は、前記載置部に対して第1高さを有し前記透光性保護板が接着された第1面と、前記載置部に対して前記第1高さより高い第2高さを有する第2面とを備え、前記第1面と前記第2面との間の段差部は、前記第1面の面方向に形成された凹部を有し、前記半導体チップを前記載置部に載置する工程と、前記第1面に接着剤を供給する工程と、前記透光性保護板を前記接着剤に接着する工程とを備えることを特徴とする。
この構成により、第1面へ供給した接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止することが可能となることから、接着剤の供給量の調整が容易となり、作業性を向上させて歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置を生産性良く製造することが可能となる。
また、本発明に係る半導体装置製造方法では、前記第1面は、第1溝部を有し、前記半導体チップを前記載置部に載置する工程と、前記第1溝部に接着剤を供給する工程と、前記透光性保護板を前記接着剤に接着する工程とを備えることを特徴とする。
この構成により、第1溝部へ供給した接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性の低下を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置を生産性良く製造することが可能となる。
また、本発明に係る電子機器は、半導体装置を搭載した電子機器であって、前記半導体装置は、本発明に係る半導体装置であることを特徴とする。
この構成により、信頼性の高い半導体装置を搭載した歩留まりの高い安価な電子機器とすることが可能となる。
本発明に係る半導体装置によれば、光電変換を行う半導体チップと、半導体チップが載置された載置部と、半導体チップの外周で載置部に枠状に突設された突設枠部と、突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置であって、突設枠部は、載置部に対して第1高さを有し透光性保護板が接着された第1面と、載置部に対して第1高さより高い第2高さを有する第2面とを備え、第1面と第2面との間の段差部は、第1面の面方向に形成された凹部を有することから、突設枠部の第1面に供給された接着剤の供給量がばらついた場合、過剰に供給された接着剤を凹部へ収容することが可能となり、接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置とすることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る半導体装置製造方法によれば、光電変換を行う半導体チップと、半導体チップが載置された載置部と、半導体チップの外周で載置部に枠状に突設された突設枠部と、突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置を製造する半導体装置製造方法であって、突設枠部は、載置部に対して第1高さを有し透光性保護板が接着された第1面と、載置部に対して第1高さより高い第2高さを有する第2面とを備え、第1面と第2面との間の段差部は、第1面の面方向に形成された凹部を有し、半導体チップを載置部に載置する工程と、第1面に接着剤を供給する工程と、透光性保護板を接着剤に接着する工程とを備えることから、第1面へ供給した接着剤の供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止することを可能として、接着剤の供給量の調整を容易とし、作業性を向上させて歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置を生産性良く製造することが可能となるという効果を奏する。
また、本発明に係る電子機器によれば、半導体装置を搭載した電子機器であって、半導体装置を本発明に係る半導体装置とすることから、信頼性の高い半導体装置を搭載した歩留まりの高い安価な電子機器とすることが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1Aないし図1Dに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。
図1Aないし図1Dに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。
図1Aは、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の平面状態を示す平面図である。
図1Bは、図1Aに示した半導体装置の透光性保護板を除いた平面状態を示す平面図である。
図1Cは、図1Aに示した半導体装置の裏面の平面状態を示す底面図である。
図1Dは、図1Aに示した半導体装置の断面状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1は、光電変換を行う半導体チップ10と、半導体チップ10が載置された載置部20と、半導体チップ10の外周で載置部20に枠状に突設された突設枠部30と、突設枠部30に接着剤BDで接着された透光性保護板40とを備える。
載置部20、突設枠部30、および透光性保護板40は、いわゆる半導体パッケージであり、載置部20、突設枠部30は、例えばセラミックなどの素材で形成されている。また、透光性保護板40は、例えばガラスなどの素材で形成されている。
また、突設枠部30は、載置部20に対して第1高さH1を有し透光性保護板40が接着された第1面31と、載置部20に対して第1高さH1より高い第2高さH2を有する第2面32とを備え、第1面31と第2面32との間の段差部33は、第1面31の面方向に形成された凹部34を有する。
したがって、透光性保護板40を第1面31に接着するために第1面31に供給された接着剤BDの供給量がばらついた場合、過剰に供給された接着剤BDを凹部34へ収容することが可能となる。つまり、透光性保護板40と突設枠部30の隙間から突設枠部30の上、透光性保護板40の上、あるいは半導体チップ10側へ接着剤BDが溢れ出すことを防止できることから、接着剤BDの供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置1とすることができる。
なお、第1面31は、半導体チップ10側に配置され、第2面32は、第1面31の外周に配置されているから、透光性保護板40を確実に第1面31に接着することが可能である。
載置部20には、配線パターン21が予め形成してあり、半導体チップ10は配線パターン21のダイボンディングエリアに、例えばエポキシ系接着剤などのダイボンディングペーストで固着される。また、半導体チップ10の表面電極(不図示)と配線パターン21とは、例えば金線などで形成されたワイヤ22によって接続されている。また、配線パターン21は、載置部20の内部に形成されたスルーホールなどを介して載置部20の裏面(底面)に配置された外部端子23に接続されている。
透光性保護板40は、接着剤BDで第1面31に接着されることから、半導体チップ10およびワイヤ22を半導体パッケージの内側に封止することとなる。
凹部34は、例えばセラミックなどの多層基板作成方法と同様にして形成することが可能である。つまり、凹部34に対応する層と第2面32に対応する層との2層に分け、第1面31の面方向での幅をそれぞれ異ならせた2層を第1面31に積層して段差部33を形成することによって凹部34を形成することができる。
<実施の形態2>
図2Aないし図2Cに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置を製造する半導体装置製造方法について説明する。なお、本実施の形態に係る半導体装置製造方法は、実施の形態1に係る半導体装置1を製造する製造方法であるので、半導体装置1の構造については、適宜説明を省略する。
図2Aないし図2Cに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置を製造する半導体装置製造方法について説明する。なお、本実施の形態に係る半導体装置製造方法は、実施の形態1に係る半導体装置1を製造する製造方法であるので、半導体装置1の構造については、適宜説明を省略する。
図2Aは、本発明の実施の形態2に係る半導体装置で半導体チップのダイボンディングおよびワイヤボンディングを終了した状態を示す断面図である。
図2Bは、図2Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に接着剤を供給した状態を示す断面図である。
図2Cは、図2Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
載置部20に形成された配線パターン21のダイボンディングエリアに半導体チップ10を例えば導電性ペーストなどを用いて固着(ダイボンディング)し、半導体チップ10(表面電極)と配線パターン21とを例えば金線などのワイヤ22によって接続する(図2A)。
次に、突設枠部30の第1面31(透光性保護板接着部)に接着剤BDを例えばディスペンサーなどの装置を使用して供給する(図2B)。接着剤BDは例えば紫外線硬化タイプや、熱硬化タイプのものを使用する。
次に、第1面31(透光性保護板接着部)に載置可能な大きさの透光性保護板40を、位置規制しながら接着剤BD上に載置し、UVランプなどによる紫外線照射や、オーブンキュアなどによる加熱硬化により、透光性保護板40を第1面31(半導体パッケージ)に固着させる。半導体チップ10およびワイヤ22は、半導体パッケージ(載置部20、突設枠部30、透光性保護板40)によって封止され、半導体装置1が完成する(図2C)。
本実施の形態は予め個片化された筐体の半導体パッケージ(載置部20、突設枠部30)に半導体チップ10をアセンブリする半導体装置製造方法について説明したが、筐体の半導体パッケージが多数個連なった多連状態の半導体パッケージ(半導体パッケージ集合体)についても同様に適用することが可能である。多連状態の場合は、透光性保護板40を各半導体パッケージにそれぞれ固着した後に、基板分割装置などによる分割方法や、ダイシングなどの方法により個片化し個別の半導体装置1を形成する。
上述したとおり、本実施の形態に係る半導体装置1を製造する半導体装置製造方法は、半導体チップ10を載置部20に載置する工程と、第1面31に接着剤BDを供給する工程と、透光性保護板40を接着剤BDに接着する工程とを備える。
したがって、第1面31へ供給した接着剤BDの供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性不良、外形不良を防止することが可能となることから、接着剤の供給量の調整が容易となり、作業性を向上させて歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置1を生産性良く製造することが可能となる。
<実施の形態3>
図3Aないし図3Cに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置および半導体装置製造方法について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1、実施の形態2と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図3Aないし図3Cに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置および半導体装置製造方法について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1、実施の形態2と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図3Aは、本発明の実施の形態3に係る半導体装置で半導体チップのダイボンディングおよびワイヤボンディングを終了した状態を示す断面図である。
図3Bは、図3Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に接着剤を供給した状態を示す断面図である。
図3Cは、図3Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、第1面31は、第1溝部31gを有する。したがって、接着剤BDを収容する領域として凹部34に加えて第1面31の第1溝部31gを作用させることが可能となることから、凹部34の深さを低減して突設枠部30の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置1を小型化することができる。
なお、第1溝部31gは、例えばセラミックなどを素材とする半導体パッケージでは焼成前の溝入れ加工や、焼成後の切削加工によって形成することが可能である。
第1溝部31gを形成することによって、凹部34とは別に接着剤BDの供給量過多による余分な接着剤BDを収容するスペースを形成することができる。したがって、接着剤BDを溜めるスペースが増えた分、段差部33に形成した凹部34の奥行き(深さ)を低減することができる。つまり、凹部34の深さを低減した分、半導体パッケージ(載置部20、突設枠部30)の外形寸法を低減することができるので小型化が可能となる。
半導体装置製造方法は、実施の形態2と同様であるので詳細な説明は省略する。なお、本実施の形態では、接着剤BDは、第1溝部31gの位置に合わせて供給され、第1溝部31gを充填した状態で供給される。
つまり、本実施の形態に係る半導体装置製造方法では、接着剤BDを第1面31に供給する際に、予め第1面31に第1溝部31gを設けておくことによって第1溝部31g上に接着剤BDを供給することが可能となる。第1溝部31gの位置を適切な位置に設け、適切な量の接着剤BDを供給することによって、透光性保護板40を接着剤BD上に載置したとき、透光性保護板40と突設枠部30の隙間から突設枠部30の上、透光性保護板40の上、あるいは半導体装置1側へ接着剤BDが溢れ出すことを防止できる。
上述したとおり、本実施の形態に係る半導体装置製造方法では、半導体チップ10を載置部20に載置する工程と、第1溝部31gに接着剤BDを供給する工程と、透光性保護板40を接着剤BDに接着する工程とを備える。
したがって、第1溝部31gへ供給した接着剤BDの供給量のバラツキに伴う電気的光学的特性の低下を防止し、歩留まりおよび信頼性の高い半導体装置1を生産性良く製造することが可能となる。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。
<実施の形態4>
図4Aおよび図4Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置および半導体装置製造方法について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態3と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図4Aおよび図4Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置および半導体装置製造方法について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態3と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図4Aは、本発明の実施の形態4に係る半導体装置で半導体チップのダイボンディングおよびワイヤボンディングを終了した状態を示す断面図である。
図4Bは、図4Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1は、実施の形態3の第1溝部31gの位置をさらに変更したものである。
本実施の形態に係る半導体装置1では、第1溝部31gは、透光性保護板40の端部41の外周側に配置されている。つまり、第1溝部31gは、第1面31の端部で透光性保護板40の直下でない部分に形成されている。
したがって、透光性保護板40の第1面31に対する接着面積を拡大することが可能となることから、透光性保護板40の第1面31に対する接着性を向上させ信頼性を向上させることができる。
その他の作用効果は、実施の形態1ないし実施の形態3と同様であるので説明は省略する。
<実施の形態5>
図5Aおよび図5Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態4と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図5Aおよび図5Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態4と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図5Aは、本発明の実施の形態5に係る半導体装置の突設枠部の第1面に接着剤を供給して透光性保護板を位置合わせした状態を示す断面図である。
図5Bは、図5Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、透光性保護板40の端部41は、第1面31に対向する側で面取り部42を有する。したがって、接着剤BDを収容する領域として凹部34に加えて面取り部42を作用させることが可能となることから、凹部34の深さを低減して突設枠部30の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置1を小型化することができる。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。
<実施の形態6>
図6Aおよび図6Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態5と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図6Aおよび図6Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態5と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図6Aは、本発明の実施の形態6に係る半導体装置の突設枠部の第1面に接着剤を供給して透光性保護板を位置合わせした状態を示す断面図である。
図6Bは、図6Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、第1面31に対向する透光性保護板40の内側面43は、第1面31に接着される位置に第2溝部43gを有する。したがって、接着剤BDを収容する領域として凹部34に加えて内側面43の第2溝部43gを作用させることが可能となることから、凹部34の深さを低減して突設枠部30の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置1を小型化することができる。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。
<実施の形態7>
図7Aおよび図7Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態6と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図7Aおよび図7Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態6と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図7Aは、本発明の実施の形態7に係る半導体装置の突設枠部の第1面に接着剤を供給して透光性保護板を位置合わせした状態を示す断面図である。
図7Bは、図7Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、透光性保護板40の端部41(端面41)は、段差部33に対向する位置に第3溝部41gを有する。したがって、接着剤BDを収容する領域として凹部34に加えて端部41の第3溝部41gを作用させることが可能となることから、凹部34の深さを低減して突設枠部30の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置1を小型化することができる。
また、第1面31と透光性保護板40は、相互の接着面積を大きく取ることができるので、半導体パッケージ(突設枠部30)と透光性保護板40の接着性が向上する。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。
<実施の形態8>
図8Aおよび図8Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態7と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図8Aおよび図8Bに基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態7と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図8Aは、本発明の実施の形態8に係る半導体装置で半導体チップのダイボンディングおよびワイヤボンディングを終了した状態を示す断面図である。
図8Bは、図8Aに示した半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、第1面31は、半導体チップ10に近い側にチップ側段差部31sを有する。したがって、接着剤BDを収容する領域として凹部34に加えてチップ側段差部31sを作用させることが可能となることから、凹部34の深さを低減して突設枠部30の平面方向での外周寸法(パッケージサイズ)を縮小することが可能となり、半導体装置1を小型化することができる。
チップ側段差部31sは、例えばセラミックなどの多層基板作成方法と同様にして形成することが可能である。つまり、チップ側段差部31sに対応する層と第1面31に対応する層との2層に分け、第1面31の面方向での幅をそれぞれ異ならせた2層を第1面31に対応させて積層してチップ側段差部31sを形成することができる。その他、例えばセラミックなどを素材とする半導体パッケージでは焼成前の溝入れ加工や、焼成後の切削加工によって形成することが可能である。
透光性保護板40を接着剤BD上に載置した際に、第1面31から半導体チップ10側へ溢れ出した接着剤BDをチップ側段差部31sに溜めることができるので、ワイヤ22、配線パターン21、半導体チップ10に対する接着剤BDの影響を防止することができる。
接着剤BDが半導体チップ10側へ流れ込んだ場合は、半導体チップ10、ワイヤ22、配線パターン21への付着による品質的な不具合が発生するが、本実施の形態では、そのような不具合を防止し、歩留りを向上させることが可能となる。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対してそのまま適用することが可能である。
<実施の形態9>
図9に基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態8と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図9に基づいて、本実施の形態に係る半導体装置について説明する。半導体装置1の基本的な構成、半導体装置製造方法の基本的な構成は実施の形態1ないし実施の形態8と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
図9は、本発明の実施の形態9に係る半導体装置の突設枠部の第1面に透光性保護板を接着した状態を示す断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置1では、実施の形態1ないし実施の形態8の場合と異なり、載置部20に対して第2面32が有する第2高さH2は、透光性保護板40の外側面44が有する載置部20に対する第3高さH3より高い構成としてある。
したがって、透光性保護板40が周囲部材と接触することを防止することが可能となることから、透光性保護板40の損傷を防止することが可能となり、歩留まりの高い半導体装置1とすることができる。
透光性保護板40を接着し半導体パッケージを完成させた後の電気的光学的性能検査工程、出荷する際の梱包工程などにおいて、処理装置、治具、あるいは梱包材料などに半導体パッケージの天面が接触することがある。実施の形態1ないし実施の形態8のように透光性保護板40の高さ(第3高さH3)が第2面32の高さ(第2高さH2)より大きい場合、すなわち、透光性保護板40が半導体パッケージ(突設枠部30)から出っ張る構造の場合では、処理装置、治具、あるいは梱包材料などに透光性保護板40が直に接触することがあり、透光性保護板40のキズ、欠け、クラックなどの不具合が発生し歩留りが低下するケースがある。
しかしながら、本実施の形態に係る半導体装置1では、半導体パッケージ(第2面32)の天面に対して透光性保護板40の外側面44が隠された構造としてある。したがって、処理装置、治具、あるいは梱包材料などに透光性保護板40が直に接触することがないため、透光性保護板40のキズ、欠け、クラックなどの発生を防止することができ、歩留りを向上させることが可能となる。
その他の作用効果は、実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明は省略する。なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対してそのまま適用することが可能である。
<実施の形態10>
本実施の形態に係る電子機器(不図示)は、半導体装置1を搭載した電子機器であって、半導体装置1は、実施の形態1ないし実施の形態9のいずれか一つに記載した半導体装置1である。したがって、信頼性の高い半導体装置1を搭載した歩留まりの高い安価な電子機器とすることが可能となる。
本実施の形態に係る電子機器(不図示)は、半導体装置1を搭載した電子機器であって、半導体装置1は、実施の形態1ないし実施の形態9のいずれか一つに記載した半導体装置1である。したがって、信頼性の高い半導体装置1を搭載した歩留まりの高い安価な電子機器とすることが可能となる。
1 半導体装置
10 半導体チップ
20 載置部
21 配線パターン
22 ワイヤ
23 外部端子
30 突設枠部
31 第1面
31g 第1溝部
31s チップ側段差部
32 第2面
33 段差部
34 凹部
40 透光性保護板
41 端部
41g 第3溝部
42 面取り部
43 内側面
43g 第2溝部
44 外側面
BD 接着剤
H1 第1高さ
H2 第2高さ
H3 第3高さ
10 半導体チップ
20 載置部
21 配線パターン
22 ワイヤ
23 外部端子
30 突設枠部
31 第1面
31g 第1溝部
31s チップ側段差部
32 第2面
33 段差部
34 凹部
40 透光性保護板
41 端部
41g 第3溝部
42 面取り部
43 内側面
43g 第2溝部
44 外側面
BD 接着剤
H1 第1高さ
H2 第2高さ
H3 第3高さ
Claims (11)
- 光電変換を行う半導体チップと、該半導体チップが載置された載置部と、前記半導体チップの外周で前記載置部に枠状に突設された突設枠部と、該突設枠部に接着剤で接着された透光性保護板とを備える半導体装置であって、
前記突設枠部は、前記載置部に対して第1高さを有し前記透光性保護板が接着された第1面と、前記載置部に対して前記第1高さより高い第2高さを有する第2面とを備え、
前記第1面と前記第2面との間の段差部は、前記第1面の面方向に形成された凹部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記第1面は、第1溝部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載の半導体装置であって、
前記第1溝部は、前記透光性保護板の端部の外周側に配置されていること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記透光性保護板の端部は、前記第1面に対向する側で面取り部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記第1面に対向する前記透光性保護板の内側面は、前記第1面に接着される位置に第2溝部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記透光性保護板の端部は、前記段差部に対向する位置に第3溝部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の半導体装置であって、
前記第1面は、前記半導体チップに近い側にチップ側段差部を有すること
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか一つに記載の半導体装置であって、
前記第2高さは、前記透光性保護板の外側面が有する前記載置部に対する第3高さより高いこと
を特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置を製造する半導体装置製造方法であって、
前記半導体チップを前記載置部に載置する工程と、
前記第1面に接着剤を供給する工程と、
前記透光性保護板を前記接着剤に接着する工程とを備えること
を特徴とする半導体装置製造方法。 - 請求項2に記載の半導体装置を製造する半導体装置製造方法であって、
前記半導体チップを前記載置部に載置する工程と、
前記第1溝部に接着剤を供給する工程と、
前記透光性保護板を前記接着剤に接着する工程とを備えること
を特徴とする半導体装置製造方法。 - 半導体装置を搭載した電子機器であって、
前記半導体装置は、請求項1ないし請求項8のいずれか一つに記載の半導体装置であること
を特徴とする電子機器。
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JP2008215650A JP2010050406A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 半導体装置、半導体装置製造方法、および電子機器 |
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-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215650A patent/JP2010050406A/ja active Pending
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