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JP2010049859A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドコネクタの内導体端子とシールドケーブルの信号導体との接続部において高くなってしまっていた特性インピーダンスを低くするために、この接続部に導電性テープを巻く際の回数を減らすことができると共に、この接続部の外径を種々なる大きさに形成することが可能なシールドコネクタを提供することである。
【解決手段】シールドケーブルの信号導体に接続される内導体端子と、該内導体端子を誘電体を介在した状態で収容しシールドケーブルのシールド導体に接続される外導体端子とが備えられ、内導体端子には信号導体と接続される信号導体接続部が設けられ、接続後の信号導体接続部の外周には、該信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープが巻回されると共に、該導電性テープと信号導体接続部との間には導電性板材が挟み込まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の電気装置等へのワイヤーハーネス等のケーブルの接続に関し、特にその電気装置におけるプリント基板やアンテナ等に接続されるシールドケーブルの端末部分に接続されるシールドコネクタに関するものである。
近年、カーナビゲーションシステム等の自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリント基板に形成された回路パターンも密集し高密度化されてきている。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送するためにシールドケーブルが用いられるが、伝送される電気信号の更なる高周波化に伴って、このシールドケーブルに接続されるシールドコネクタにも更なる高周波化対応の要求が高まっている。
シールドケーブルの例として、いわゆる同軸ケーブルと呼ばれるものがある。一般的に用いられている同軸ケーブルは、電気信号等の伝送路として銅線などの複数の素線を束ねた信号導体と、同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド導体と、これら導体の間に介在される絶縁体と、シールド導体の外周を覆う絶縁性のシースとが同軸状に配された構造になっており、シールド導体が信号導体の外周を隙間なく覆うことで電磁的にシールドしている。
通常、このような高周波信号を伝送する同軸ケーブルの端末部分に接続されるシールドコネクタには、高周波信号を伝達する信号導体と接続される内導体端子と、編組線などのシールド導体と接続される共に内導体端子の外周を覆う外導体端子と、これら内導体端子と外導体端子の間に介在される所定の比誘電率を有する誘電体とが備えられており、同軸ケーブルの端末部分の絶縁体とシースが剥ぎ取られて露出された信号導体とシールド導体にそれぞれ内導体端子と外導体端子が接続される。
このようなシールドコネクタの例としては、下記特許文献1に開示されているものがある。図8はこのシールドコネクタの縦断面を示している。図示されるように、同軸ケーブルWの絶縁体WbとシースWeが剥ぎ取られて信号導体Waとシールド導体Wdが露出した部分にシールドコネクタ50が接続されている。内導体端子51は圧着部51aを介して信号導体Waと接続され、外導体端子53は圧着部53aを介してシールド導体Wdと接続されており、これら両端子を絶縁状態にする誘電体52が両端子間に介在して設けられている。
一般的に、高周波信号の伝送における同軸ケーブルの特性インピーダンスは、例えば50Ωというように設定されて、接続対象である電気装置の回路基板等の特性インピーダンスとの整合(マッチング)が図られている。高周波信号の伝送経路中に特性インピーダンスが整合していない部分(不整合部)が存在すると、その不整合部での信号の反射による伝送効率の低下及びノイズの発生等の不具合が生じる。したがって、シールドコネクタの特性インピーダンスにおいても同軸ケーブルの特性インピーダンスと整合されている必要がある。
通常、シールドコネクタの特性インピーダンスは、「外導体端子のシェル部内径と内導体端子の端子部外径の比」および「誘電体の比誘電率」を調整して、同軸ケーブルとのインピーダンス整合が図られているが、図8に示されるように内導体端子51の圧着加工後の圧着部51aの外径は、信号導体Waとの電気的な接続信頼性を優先したサイズ・形状となっており、通常、端子部51bの外径よりも小径になるため、圧着部51a位置における「外導体端子53のシェル部53b内径と内導体端子51の圧着部51a外径の比」と、端子部51b位置における「外導体端子53のシェル部53b内径と内導体端子51の端子部51b外径の比」とが同じになっていない。このため、内導体端子51の圧着部51aにおける特性インピーダンスが同軸ケーブルWの特性インピーダンスと整合されておらず、同軸ケーブルWの特性インピーダンスに比べて高い特性インピーダンスなってしまっていた。
このようなシールドコネクタの特性インピーダンスが同軸ケーブルのそれとは等しくない部分では、伝送された電気信号の反射や放射が起こり、信号が正しく伝送されなかったりノイズの原因になったりするなどの不具合が生じたりする。特に数GHzの高周波信号の伝送においてはその傾向が著しいものとなる。
これを改善するためには、内導体体端子の圧着部位置における特性インピーダンスを同軸ケーブルの特性インピーダンスと整合するように低くすれば良いことから、内導体端子の圧着加工後の圧着部の外径を端子部の外径程度に大きくすることでインピーダンス整合を図ることが可能である。従来、この圧着部の外径を大きくする方法として、その圧着部に導電性テープを巻く方法がある。
特開2000−173725号公報
しかしながら、圧着部に導電性テープを巻いて、この部分の導体断面積を大きくする方法では、常に再現性良く断面積を所定の大きさになるように薄い導電性テープを何回も巻く作業は大変であり、作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シールドコネクタの内導体端子とシールドケーブルの信号導体との接続部において高くなってしまっていた特性インピーダンスを低くするために、この接続部に導電性テープを巻く際の回数を減らすことができると共に、この接続部の外径を種々なる大きさに形成することが可能なシールドコネクタを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るシールドコネクタは、信号導体とシールド導体との間に絶縁体が介在されると共に、前記シールド導体の外周にシースが被覆されてなるシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子と、該内導体端子を誘電体を介在した状態で収容し前記シールド導体に接続される外導体端子とが備えられ、前記内導体端子には前記信号導体と接続される信号導体接続部が設けられ、接続後の前記信号導体接続部の外周には、該信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープが巻回されると共に、該導電性テープと前記信号導体接続部との間には導電性板材が挟み込まれていることを要旨とするものである。
このような構成を有するシールドコネクタによれば、信号導体との接続後の内導体端子の信号導体接続部の外周には、この信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープが巻回されると共に、この導電性テープと信号導体接続部との間には導電性板材が挟み込まれているので、内導体端子の端子部よりも小径であった信号導体接続部付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルとのインピーダンス不整合を解消しつつ、導電性板材の大きさの分、従来よりも導電性テープを巻く回数を減らして、導電性テープを信号導体接続部に巻回する作業性を向上させることができる上に、この部分の導体断面積を常に再現性良く所定の大きさに形成することが可能である。また、挟み込まれる導電性板材の大きさを種々変えることで、信号導体接続部の大径化の際の大きさを種々なる大きさに形成することも可能になっている。
この場合、前記導電性テープの一端に前記導電性板材が接合されている構成にすれば、このような導電性テープを信号導体接続部に巻回するだけで、導電性テープと信号導体接続部との間に導電性板材を挟み込んで導電性テープを巻回する際の作業性が向上すると共に、導電性テープと導電性板材とが接合されて一体的になっているので、巻回する前のこれらの取り扱いが行い易い。
また、前記導電性テープの少なくとも内側の面には導電性の接着層が形成されている構成にすれば、特に導電性テープの厚みが薄い場合に信号導体接続部に巻回された導電性テープが不用意に外れてしまうことが防止される。
更に、前記信号導体接続部の上面が二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とを有する場合においては、該信号導体接続部の上面位置にて前記導電性テープによって挟み込まれる前記導電性板材の下面が前記谷状面よりも広い構成にすれば、このような形状を有する信号導体接続部の上面に導電性板材を導電性テープにて安定的に固定しつつ挟み込むことができる。特に、内導体端子の信号導体接続部が一般的な圧着部である場合には、その上面が通常二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とからなる形状を有しているので、このような圧着部に巻回後の導電性テープおよび導電性板材の高さおよび幅を一定に形成することができる。
そして、前記導電性板材には、前記信号導体接続部の前記谷状面に嵌り込んで位置決めされる凸部が突出形成されている構成にすれば、信号導体接続部の上面の所定の位置に安定して導電性板材を挟み込むことができる。また、導電性テープによる巻回の際に導電性板材が信号導体接続部の上面から左右方向にずれてしまうことが防止されるので、巻回の作業が行い易い。
本発明に係るシールドコネクタによれば、信号導体との接続後の内導体端子の信号導体接続部の外周には、この信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープが巻回されると共に、この導電性テープと信号導体接続部との間には導電性板材が挟み込まれているので、内導体端子の端子部よりも小径であった信号導体接続部付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルとのインピーダンス不整合が解消される上に、この導電性板材の大きさ分、導電性テープを巻く回数を減らして、導電性テープを信号導体接続部に巻回する作業性を向上させることが可能である。また、挟み込まれる導電性板材の大きさを種々変えることで、信号導体接続部の大きさを種々なる大きさに形成することができる。
以下に、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタについて図面を参照して詳細に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタについて図1〜図3を用いて説明する。図1は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図2は内導体端子の信号導体接続部に信号導体を接続する手順、図3は信号導体が接続された内導体端子の信号導体接続部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示している。尚、以下の説明においてはシールドコネクタの図示しない相手側コネクタとの接続側を前として説明する。
図1に示されるようにシールドコネクタ1は、同軸ケーブルWの端末において、同軸ケーブルWの信号導体Waに内導体端子2が接続され、この内導体端子2を誘電体5が収容保持し、この誘電体5を外導体端子6が内装し、外導体端子6が同軸ケーブルWのシールド導体Wdに接続されたもので構成されている。
同軸ケーブルWは、電気信号等の伝送路として銅線などの複数の素線を撚り合わせて束ねられた信号導体Waと、同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド導体Wdと、これら導体の間に介在される絶縁体Wbと、シールド導体Wdの外周を覆う絶縁性のシースWeとが同軸状に配された構造になっており、シールド導体Wdが信号導体Waの外周を隙間なく覆うことで信号導体Waが電磁的にシールドされている。
図示されるように同軸ケーブルWは、シースWeが所定長さ皮剥されてシールド導体Wdが露出され、露出されたシールド導体Wdが所定長さ皮剥されて絶縁体Wbが露出され、露出された絶縁体Wbが所定長さ皮剥されて信号導体Waが露出されている。
信号導体Waに接続されるシールドコネクタ1の内導体端子2は、導電性の板材が折り曲げ加工されて一体的に成形されたもので、いわゆるメス型の端子形状を有しており、信号導体Waが接続される信号導体接続部としての圧着部3を後方に備え、図示しない相手側コネクタのオス型内導体端子に接続される端子部4を前方に備えている。
図2(a)に示されるように、圧着加工前の内導体端子2の圧着部3には、同軸ケーブルWの信号導体Wa端末部分が載置される圧着部3の底板部から上方に向かって延設された帯形状を有する一対の圧着片3a,3aが形成されている。この圧着片3a,3aは、上方に向かって末広がり状に拡開しており、種々の径の同軸ケーブルの信号導体に巻き付けできるような十分な長さを有している。
図示されるように圧着部3には、上方に配置されたクリンパ101と下方に配置されたアンビル102によって圧着加工が施される。この場合、クリンパ101は、高さが同じ山を2つ連ねたような形状の左右対称の内面を有しており、左右の窪み101a,101aと、これら2つの窪み101a,101aが繋がる中央部分に突出部101bとが形成されている。また、アンビル102の上面は略円弧形状を有している。このようなクリンパ101とアンビル102によって、左右一対の圧着片3a,3aのそれぞれが屈曲するタイミングが同じになるようにされている。
図2(a)示されるように、圧着部3の底板部の上面に載置された信号導体Waの上方からクリンパ101が下降すると、最初にクリンパ101の窪み101a,101aに、左右の圧着片3a,3aの先端が接触し、圧着片3a,3aが窪み101a,101aに沿って内側に屈曲し始める。そして、中央の突出部101bで圧着片3a,3aの先端同士が突き当たり、それぞれ下方に折れ曲がることで、図2(b)に示されるように信号導体Waに圧着片3a,3aが圧着されて電気的に接続される。
図1に示されるように内導体端子2の端子部4は略筒形状を有しており、端子部4の内部に折り返されることにより形成された一対の弾性接触片4a,4aが設けられている。これら弾性接触片4a,4aは弾性的に撓み変形可能となっており、図示しない相手側コネクタのオス型内導体端子のタブ部が弾性接触片4a,4aの間に挿入されると弾性的に接触して信号の受け渡しができるようになる。また、端子部4の上面には、係止片4bが上方に向けて弾性的に撓み変形可能に突設されている。
このような内導体端子2を収容保持する誘電体5は、所定の比誘電率を有する絶縁性の合成樹脂により略円柱形状に一体的に成形されており、この誘電体5によって内導体端子2と外導体端子6との間が絶縁状態にされる。この誘電体5の内部には、前後方向に開口した端子収容室5aが貫通形成されており、この端子収容室5a内に内導体端子2が収容保持される。この端子収容室5aの後方の天井面には、内導体端子2の係止片4bが係止される係止孔5bが形成されており、この係止孔5bに内導体端子2の係止片4bが係止されると、内導体端子2は端子収容室5aから容易に抜けないように保持される。そして、誘電体5の後方の下面には、ロック突部5cが下方に向けて突設されている。
このような誘電体5が内装される外導体端子6は、導電性の板材が折り曲げ加工されて一体的に成形されたもので、誘電体5が内装される略円筒状のシェル部7を前方に備え、同軸ケーブルWが圧着加工により固定される圧着部8を後方に備えている。
シェル部7の前方側下面には、図示しないコネクタハウジングの収容部に外導体端子6が収容される際に、コネクタハウジングの収容部の底面に形成されているスリットに挿入されるスタビライザー7aが下方に突出して形成されている。このスタビライザー7aにより外導体端子6のコネクタハウジング内への挿入方向が規制される。また、スタビライザー7aの形成により生じた開口部7bの先端には、外導体端子6がコネクタハウジング内に挿入される際に、スタビライザー7aがコネクタハウジングの収容部の底面スリットに案内される案内片7cがテーパ形状に形成されている。
そして、シェル部7の後方側下面には、誘電体5の後方側下面に突設されたロック突部5cと係合するロック片7dが上方に向けて撓み変形可能に形成されており、誘電体5が外導体端子6のシェル部7内に前方から挿入されると、誘電体5は容易に抜けないように保持される。尚、シェル部7の左右両側壁には、相手側コネクタの外導体端子の外壁と弾性的に接触する図示しない舌片状の接触片が形成されている。
外導体端子6の圧着部8は、同軸ケーブルWのシールド導体Wd端末部分及びシースWe端末部分が適切に載置されるように段差状に形成されている。この圧着部8には、圧着部8の底面から上方に向かって延設形成された帯形状の一対のシールド導体圧着片8a,8aと、同じく帯形状の一対のシース圧着片8b,8bが前後に順になって設けられている。これら圧着片8a,8bは、種々なる径の同軸ケーブルに巻き付けできるような十分な長さを有している。
シールド導体Wd端末部分が載置される圧着部8のシールド導体圧着片8a位置の底面の中央には貫通孔8cが形成されており、シールド導体圧着片8b,8bによりシールド導体Wd端末部分が圧着されると、シールド導体Wdの一部がこの貫通孔8c内に入り込むようになっている。
このような構成のシールドコネクタ1が備える内導体端子2の信号導体Waとの接続部である圧着部3の外周には、図3(b),(c)に示されるように信号導体Waに圧着加工された後の圧着部3の外周、つまり上面3b、左右両側面3e,3eおよび下面3fを覆うように導電性テープ9が巻回されている。また、圧着部3の上面3aと巻回された導電性テープ9との間には導電性板材10が挟み込まれている。これら導電性テープ9および導電性板材10が圧着部3と導通接続されることで、圧着部3の外径が電気的に大径化されたことになる。
図3(a)に示されるように導電性テープ9は所定の厚みを有する帯形状に成形されており、一端に導電性板材10が接合されている。この導電性テープ9は、金属テープや導電性樹脂をテープ状に成形したものが用いられる。導電性板材10は、金属板などの導電性を有する板状の部材の打ち抜き加工により断面が長方形状に成形されたもので、4隅の角部がR面取り加工されている。この導電性板材10の導電性テープ9への接合は、導電性の接着剤や溶接加工等によってなされている。このように導電性板材10を導電性テープ9の一端に接合した構成にすることで、導電性テープ9と圧着部3との間に導電性板材10を挟み込んで導電性テープ9を巻回する際の作業性が向上すると共に、導電性板材10と導電性テープ9とが接合により一体的になっているので、巻回する前のこれらの取り扱いが行い易くなっている。
図示されるように、信号導体Waに圧着加工された圧着部3は、その上面3bが二つの山状面3c,3cと、この二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有した形状になっている。
圧着部3のこのような上面3bの形状に対応して、その上面3bに接触される導電性板材10の下面である接触面10aは、圧着部3の上面3bの谷状面3dよりも広い面積を有しており、より詳しくは、接触面10aの左右の幅が隣り合う山状面3c,3cの頂点同士を結ぶ長さよりも長くなっている。
この場合、導電性板材10の接触面10aの面積を谷状面3dよりも狭くして、接触面10aが凹形状となっている谷状面3dにだけ接触する構成、つまり接触面10aが小さく谷状面3dに入り込むような構成にすると、導電性板材10が左右のいずれかの方向にややずれた状態で導電性テープ9が巻回された場合に、接触面10aが谷状面3dには接触せず一方の山状面3cに接触してしまい、その結果、谷状面3dに入り込んで接触したときと、谷状面3dには入り込まずに一方の山状面3cに接触したときとでは、巻回後の圧着部3位置におけるこれら導体断面積の高さが異なってしまうことが発生する。
そこで、図示されるように圧着部3の上面3bが、二つの山状面3c,3cと、この二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有する場合においては、その圧着部3の上面3bに接触される導電性板材10の接触面10aを谷状面3dよりも広くして、山状面3c,3cにだけ接触するような構成にすることで、導電性板材10が左右のいずれかの方向にややずれた状態で導電性テープ9が巻回された場合でも、巻回後の圧着部3位置におけるこれら導体断面積の高さが異なってしまうことが防止される。
これにより、導電性板材10の接触面10aを、圧着部3の上面3bに対して所定の状態で接触させた状態で導電性テープ10を巻回することができる結果、巻回後の圧着部3位置におけるこれら導体断面積の高さを所定の長さに形成することが容易になると共に、この部分の導体断面積を常に再現性良く所定の大きさに形成することが可能になっている。
次に、信号導体Wd端末部分に内導体端子2の圧着部3を圧着加工により接続する手順、および内導体端子2の圧着加工後の圧着部3の外周に導電性テープ9を巻回して接続する手順について説明する。
図2(a)に示されるように、先ず内導体端子2の圧着部3の底板部に信号導体Wa端末部分を載置する。その後、クリンパ101およびアンビル102によって圧着加工を施すことにより、それぞれの圧着片3a,3aが内側に折り曲げられて、図2(b)および図2(c)に示されるような状態にされる。これにより、内導体端子2は圧着部3を介して信号導体Waと導通接続される。
そして、この状態の内導体端子2の圧着部3に、上述した一端に導電性板材10が接合された導電性テープ9が巻回される。図3(a)に示されるように、先ず、導電性板材10を圧着部3の上方に配置し、導電性板材10を下方に降ろして、圧着部3の上面3bに載置する。その後、導電性テープ9を複数回巻くことで、図3(b)および図3(c)に示されるような状態になり、導電性板材10および導電性テープ9が圧着部3と導通接続されて、圧着部3は電気的に大径化されたことになる。
これにより内導体端子3の端子部4よりも小径であった圧着加工後の圧着部3付近の高い特性インピーダンスを、同軸ケーブルWやシールドコネクタ1の圧着部3以外の部分の特性インピーダンスと整合するように低くすることがきる。
このように、圧着部3に導電性板材10を挟み込むように導電性テープ9を巻回する構成により、導電性板材10の大きさの分、従来よりも導電性テープ9を巻く回数を減らされるので、導電性テープ9を圧着部3に巻回する作業性が向上している。また、挟み込まれる導電性板材9の大きさを種々変えることで、巻回後の圧着部3位置のこれら導体断面積を種々なる大きさに形成することができる。従来であれば、巻回後の圧着部3位置の導体断面積を大きく変更するには、導電性テープを巻く回数を増やすしかなかったが、本発明では、圧着部3に導電性テープ9を巻く回数はそのままに、挟み込まれる導電性板材10の大きさを変更するだけで、圧着部3位置の導体断面積を大きく変更することが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係るシールドコネクタについて図4と図5を用いて説明する。図4は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図5は信号導体に接続された内導体端子の圧着部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示している。尚、上述した第1の実施の形態のシールドコネクタ1と同一の構成については同符号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図4に示されるように、シールドコネクタ20は、図1のシールドコネクタ1とは内導体端子2の圧着加工後の圧着部3に巻回される導電性テープ9の内側の面に導電性接着層9aが形成されている点で異なっている。
図5(a)に示されるように、導電性テープ9の内側の面の全面には導電性接着層9aが形成されており、導電性板材10は、この導電性接着層9aを介して導電性テープ9の一端に接着されている。導電性テープ9の内側の面に導電性接着層9aが形成されているので、図5(b)および図5(c)に示されるように、巻回後の導電性テープ9の互いに重なり合った部分が導電性接着層9aによって導通接続されると共に接着されている。したがって、このように導電性接着層9aを導電性テープ9の少なくとも内側の面に形成することにより、特に導電性テープ9の厚みが薄い場合においては、巻回された導電性テープが不用意にずれたり外れてしまったりすることが防止されている。
次に、本発明の第3の実施形態に係るシールドコネクタについて図6と図7を用いて説明する。図6は同軸ケーブルに接続されたシールドコネクタの縦断面図、図7は信号導体に接続された内導体端子の圧着部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示している。尚、上述した第1の実施の形態のシールドコネクタ1と同一の構成については同符号を付して説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図6に示されるように、シールドコネクタ30は、図1のシールドコネクタ1とは内導体端子2の圧着加工後の圧着部3に巻回される導電性テープ9の一端に接合された導電性板材10の接触面10aに凸部が形成されている点で異なっている。
図7(a)に示されるように、導電性板材10の下面である接触面10aの中央には下方に突出した凸部10bが形成されている。この凸部10bは、圧着加工後の圧着部3の上面3bの谷状面3dに嵌り込む大きさになっている。したがって、図7(b)に示されるように、導電性板材10を圧着部3の上面3bに載置すると、導電性板材10の凸部10bが圧着部3の谷状面3dに嵌り込んで位置決めされるので、導電性テープ9による巻回の際に導電性板材10が圧着部3の上面3bから左右方向にずれてしまうことが防止され、巻回の作業が行い易くなっている。また、巻回後においても凸部10bによって導電性板材10が圧着部3の上面3bに位置決めされることから、振動等によって導電性板材10がずれてしまうことが防止されている。
以上説明したシールドコネクタ1(20,30)によれば、信号導体Waとの接続後の内導体端子2の信号導体接続部(圧着部)3の外周には、この信号導体接続部3の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープ9が巻回されると共に、この導電性テープ9と信号導体接続部3との間には導電性板材10が挟み込まれているので、この導電性板材10の大きさの分、従来よりも導電性テープ9を巻く回数を減らして、導電性テープ9を信号導体接続部3に巻回する作業性を向上させることができる上に、この部分の導体断面積を常に再現性良く所定の大きさに形成することが可能である。
このように、導電性テープ9の巻回の作業性を向上させると共に、内導体端子2の端子部4よりも小径であった信号導体接続部3付近の高いインピーダンスを低くすることができ、シールドケーブルWとのインピーダンス不整合が解消されている。また、挟み込まれる導電性板材10の大きさを種々変えることで、信号導体接続部3の大径化の際の大きさを種々なる大きさに形成することが可能になっている。
この場合、導電性テープ9の一端に導電性板材10が接合されているので、このような導電性テープ9を信号導体接続部3に巻回するだけで、導電性テープ9と信号導体接続部3との間に導電性板材10を挟み込んで導電性テープ9を巻回する際の作業性が向上すると共に、導電性板材10と導電性テープ9とが接合されて一体的になっているので、巻回する前のこれらの取り扱いが行い易くなっている。
この場合、導電性テープ9の少なくとも内側の面に導電性の接着層9aが形成されている構成にすれば、特に導電性テープ9の厚みが薄い場合に信号導体接続部3に巻回された導電性テープ9が振動等によって不用意に外れてしまうことが防止される。
更に、信号導体接続部3の上面3bが二つの山状面3c,3cとこの二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとを有する場合においては、信号導体接続部3の上面3b位置にて導電性テープ9によって挟み込まれる導電性板材10の下面が谷状面3dよりも広いので、このような形状を有する信号導体接続部3の上面3bに導電性板材10を導電性テープ9にて安定的に固定しつつ挟み込むことができる。特に、上述したように内導体端子2の信号導体接続部が一般的な圧着部3である場合には、その上面3bが通常二つの山状面3c,3cとこの二つの山状面3c,3cの間の谷状面3dとからなる形状を有しているので、このような圧着部3に巻回後の導電性テープ9および導電性板材10の高さおよび幅を一定に形成することができる。
そして、導電性板材10には、信号導体接続部3の上面3bの谷状面3dに嵌り込んで位置決めされる凸部10bが突出形成されていれば、信号導体接続部3の上面3bの所定の位置に安定して導電性板材10を挟み込むことができる。また、導電性テープ9による巻回の際に導電性板材10が信号導体接続部3の上面3bから左右方向にずれてしまうことが防止されるので、巻回の作業が行い易い。
以上、本発明に係るシールドコネクタの実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記実施形態では内導体端子2の信号導体Waとの接続部としての圧着部3に導電性板材10を挟み込むように導電性テープ9を巻回する形態について説明したが、内導体端子の信号導体との接続部として溶接により接続された溶接接続部や、内導体端子の信号導体との接続部としてハンダ付けにより接続されたハンダ接続部などの接続部にも本発明に係る導電性テープを導電性板材を挟み込むように巻回して電気的に大径化することが可能である。
また、導電性板材10の挟み込み位置を圧着部3の上面3bとした構成について説明したが、導電性板材10の挟み込み位置を下面3fや側面3eとした構成でも良く、上述した実施の形態には限定されない。更に、導電性板材10を二つ用いて例えば圧着部3の上面3bおよび下面3fにそれぞれ導電性テープ9による巻回によって挟み込む構成でも良く、用いられる導電性板材10の数も上述した実施の形態には限定されない。
本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図1に示した内導体端子の圧着部に同軸ケーブルの信号導体を圧着加工により接続する手順を示しており、(a)は圧着加工前の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部と同軸ケーブルの信号導体の縦断面図である。 図2に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回する前の導電性テープと導電性板材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図4に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回する前の導電性テープと導電性板材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るシールドコネクタの縦断面である。 図6に示した圧着加工後の内導体端子の圧着部に導電性板材を挟み込むように導電性テープを巻回する手順を示した図であり、(a)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回する前の導電性テープと導電性板材の横断面図、(b)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の横断面図、(c)は圧着加工後の内導体端子の圧着部に巻回した後の導電性テープと導電性板材の縦断面図である。 従来から用いられているシールドコネクタの概略構成を示した縦断面図である。
符号の説明
1,10,20 シールドコネクタ
2 内導体端子
3 信号導体接続部(圧着部)
3a 圧着片
3b 上面
3c 山状面
3d 谷状面
3e 側面
3f 下面
4 端子部
5 誘電体
6 外導体端子
7 シェル部
8 圧着部
9 導電性テープ
9a 導電性接着層
10 導電性板材
10a 接触面
10b 凸部
W 同軸ケーブル
Wa 信号導体
Wb 絶縁体
Wd シールド導体
We シース
W 同軸ケーブル
Wa 信号導体
Wb 絶縁体
Wd シールド導体
We シース

Claims (5)

  1. 信号導体とシールド導体との間に絶縁体が介在されると共に、前記シールド導体の外周にシースが被覆されてなるシールドケーブルの前記信号導体に接続される内導体端子と、該内導体端子を誘電体を介在した状態で収容し前記シールド導体に接続される外導体端子とが備えられ、前記内導体端子には前記信号導体と接続される信号導体接続部が設けられ、接続後の前記信号導体接続部の外周には、該信号導体接続部の外径を電気的に大径化するために帯形状を有する導電性テープが巻回されると共に、該導電性テープと前記信号導体接続部との間には導電性板材が挟み込まれていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記導電性テープの一端に前記導電性板材が接合されていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記導電性テープの少なくとも内側の面には導電性の接着層が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記信号導体接続部の上面が二つの山状面と該二つの山状面の間の谷状面とを有する場合においては、該信号導体接続部の上面位置にて前記導電性テープによって挟み込まれる前記導電性板材の下面が前記谷状面よりも広いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記導電性板材には、前記信号導体接続部の前記谷状面に嵌り込んで位置決めされる凸部が突出形成されていることを特徴とする請求項4に記載のシールドコネクタ。
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