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JP2010049143A - 表示装置 - Google Patents

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JP2010049143A
JP2010049143A JP2008214994A JP2008214994A JP2010049143A JP 2010049143 A JP2010049143 A JP 2010049143A JP 2008214994 A JP2008214994 A JP 2008214994A JP 2008214994 A JP2008214994 A JP 2008214994A JP 2010049143 A JP2010049143 A JP 2010049143A
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Katsuhiko Oba
雄彦 大場
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Abstract

【課題】複数層の表示面を同時に見ることが可能で、しかも応答性がよく電力消費の少ない表示装置を提供する。
【解決手段】表示面で光を反射し、画像を表示する電子ペーパー102と、電子ペーパー102の表示面側に配置され、非発光時に光透過性を有し、発光時に画像を表示する透明EL表示器101と、所定のイベントの発生に応じて、電子ペーパー102および透明EL表示器101の少なくとも一方に画像を表示させるCPU311とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示面の表側から前記表示面に入射する光の反射光により可視表示を行う反射型表示部を備えた表示装置に関し、特に複数の表示層を備えた表示装置に関する。
携帯電子機器などにおいて画像等を表示するために利用可能な表示デバイスとしては、液晶表示器、有機EL(Organic Electro-Luminescence)表示器、電子ペーパーなどが存在している。
特に、表示デバイスとして電子ペーパーを利用する場合には、表示内容を書き換える時以外は電力を消費しないため、例えば携帯電話端末のようにバッテリーの電力を電源として動作する携帯電子機器に用いるのに非常に都合がよい。しかし、電子ペーパーは一般的に応答速度が遅く、表示内容の書き換えに時間がかかる。従って、動画像などを表示する用途では電子ペーパーは表示デバイスとして適さない。
そのため、従来、携帯電話端末などに用いる表示デバイスとしては、液晶表示器や有機EL表示器が採用されている。しかし、液晶表示器や有機EL表示器は、表示しているときには常に電力を消費するので、静止画のように変化しない画像を表示する場合であっても、それを長時間継続して表示すると、バッテリーの消耗が激しくなる。また、電源をオフにすると、表示は消えてしまう。
そこで、例えば特許文献1においては、電源がオフになったときに表示を継続するための技術を開示している。具体的には、液晶パネルと電子ペーパーとを同一の電極基板上に積層して構成し、電源がオフになった時に、電子ペーパーに所定の画面を表示させることを提案している。
特開2006−139145号公報
特許文献1に開示された技術を採用すれば、液晶パネルと電子ペーパーとの2つの表示デバイスを積層してあるので、これらを使い分けることができ、電源がオフになった時でも電子ペーパーにより表示を継続することができる。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、同一の電極基板上に液晶パネルと電子ペーパーとが積層して構成してあり、これらを同時に制御することになるので、液晶パネルと電子ペーパーに別々の内容を同時に表示させることができない。
また、液晶パネル及び電子ペーパーはいずれも発光しないので、比較的暗い場所で表示装置を使用する場合には、電子ペーパーの表示が見えにくくなる。従って、電子ペーパーや液晶パネルを表示するために別途照明を用意しておかないと、表示内容が見えにくい場合がある。
本発明は、複数層の表示面を同時に見ることが可能で、しかも応答性がよく電力消費の少ない表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、表示面で光を反射し、画像を表示する反射型表示部と、前記反射型表示部の表示面側に配置され、非発光時に光透過性を有し、発光時に画像を表示する光透過型発光表示部と、所定のイベントの発生に応じて、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部の少なくとも一方に画像を表示させる表示制御部とを備える。
この表示装置によれば、複数層の表示面を同時に見ることが可能で、しかも応答性がよく電力消費を少なくすることが可能である。反射型表示部の上方に光透過型発光表示部が例えば重ねて配置されており、光透過型発光表示部は非発光時に光を透過するので、この表示装置を見るユーザは、光透過型発光表示部に表示されている画像等の内容と、光透過型発光表示部を透過して見える反射型表示部の表示内容との両者を同時に見ることが可能である。また、画像等の情報を表示するための表示先デバイスを、表示制御部がイベントの発生に基づいて反射型表示部および光透過型発光表示部の中で指定するので、状況に応じて様々な表示形態で表示することができる。イベントとしては、例えば着信のイベントや、ユーザの入力操作に応じて発生するイベントや、タイマによって定期的に発生するイベントなどが想定される。
また、本発明の表示装置は、表示部に表示させる画像として静止画像および動画像を記憶する画像記憶部を備え、前記表示制御部が、前記反射型表示部に静止画像を表示させ、前記光透過型発光表示部に動画像を表示させる。
この表示装置によれば、所定のイベントが発生したときに、反射型表示部に静止画像を表示し、光透過型発光表示部は動画像を表示するので、ユーザは上記表示部が2層重なった状態で、動画像と静止画像とを同時に見ることができる。そのため、動画像を用いて静止画像の見え方を変化させたり、2層表示により表示内容の奥行き感を表現したり、上下の表示色の重ね合わせで表示色を混色化することも可能になる。
また、本発明の表示装置は、画像を記憶する画像記憶部を備え、前記表示制御部が、前記画像から動画像を抽出し、前記反射型表示部に前記抽出した動画像以外の静止画像を表示させ、前記光透過型発光表示部に前記抽出した動画像を表示させる。
この表示装置によれば、例えば部分的に複数の画像要素を交互にあるいは順番に切り替えて動きを表現する画像のように、静止画像と動画像とが合成された特殊な画像を表示する場合に、静止画像の要素は反射型表示部で表示し、動画像の要素は光透過型発光表示部で表示することができる。反射型表示部は表示の応答速度が比較的遅く、動画像の要素を鮮明に表示することは困難であるが、光透過型発光表示部は反射型表示部と比べて応答速度が速いので、動画像の要素のデータを高速で書き換えて鮮明な動画像を表示することができる。
また、本発明の表示装置は、前記表示制御部が、前記反射型表示部に画像を表示させるとともに、前記光透過型発光表示部に照明用画像を表示させる。
この表示装置によれば、所定のイベントが発生したときに、反射型表示部には表示対象静止画像が表示され、光透過型発光表示部には例えば一部分の表示セル(例えば画面周辺部の矩形の輪郭のような箇所)が発光状態になるような照明用画像が表示されるので、光透過型発光表示部の発光する光がその下側にある反射型表示部の表面を照明することができる。従って、イベントが発生したときには反射型表示部により表示される静止画像を明るく表示することができる。
また、本発明の表示装置は、当該表示装置の周囲照度を検出する照度センサを備え、前記表示制御部が、前記反射型表示部に画像を表示させる際に、前記照度センサにより検出された照度が所定以下である場合、前記光透過型発光表示部に照明用画像を表示させる。
この表示装置によれば、比較的暗い場所で当該表示装置を使用する場合には、照度センサの検出する照度が小さくなり、それに伴って表示制御部が光透過型発光表示部の一部分の表示セルが発光状態となるような照明用画像を表示させるため、光透過型発光表示部から出射される光がその下側に位置する反射型表示部の表面を照明することになり、他の照明装置を使用しなくても明るい表示が行うことができる。
また、本発明の表示装置は、前記表示制御部が、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部のいずれか一方から他方へ表示部を切り替えて画像を表示させる際に、前記反射型表示部の表示特性と前記光透過型発光表示部の表示特性との差分に基づいて前記画像を補正する。
この表示装置によれば、表示対象画像を反射型表示部に表示した場合と、光透過型発光表示部に表示した場合とで、表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度等)が変化するのを抑制することができる。すなわち、反射型表示部と光透過型発光表示部とは構造が異なるので、両者の表示特性も互いに異なり、同一の画像データをそのまま両者に表示させると、反射型表示部の表示内容と光透過型発光表示部の表示内容とに、表示特性の違いが生じることになり、画像表示先のデバイスを切り替えたときに、ユーザに見える画像に変化が生じることになる。そこで、表示制御部は反射型表示部の表示特性と光透過型発光表示部の表示特性との差分に基づく補正値を用いて、表示対象画像のデータを修正し、修正後のデータを切り替え後の表示部としての反射型表示部又は前記光透過型発光表示部に表示する。
また、本発明の表示装置は、前記表示制御部が、前記反射型表示部に第1画像を表示させるとともに前記光透過型発光表示部に第2画像を表示させる際に、前記反射型表示部の表示特性と前記光透過型発光表示部の表示特性とに基づき、前記第1画像と前記第2画像との間に不連続が生じる表示範囲および前記表示範囲において前記第1画像と前記第2画像とを均一化する補正値を算出し、前記補正値に基づいて前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方を補正する。
この表示装置によれば、第1画像と第2画像とを同時に見ることで生じる色むらを抑制できる。反射型表示部と光透過型発光表示部との構造の違い、表示位置の違い、両表示部の重ね合わせの影響による表示特性の違い等により、表示される各画像において色相、彩度、コントラスト、輝度等が不連続の領域が発生して色ムラが発生する可能性があるが、上記補正を行うことで、このような色むらを防止することができる。
また、本発明の表示装置は、前記反射型表示部により表示される画像を立体視させる立体視用光学部材を備え、前記立体視用光学部材が、前記反射型表示部と前記光透過型発光表示部との間に配置されている。
この表示装置によれば、反射型表示部と光透過型発光表示部との間に立体視用光学部材が配置されているので、ユーザが光透過型発光表示部の上方から反射型表示部に表示されている画像を見る際には、立体視用光学部材の境界面における光の屈折の影響により右目に映る像と左目に映る像との間に視差が発生する。従って、反射型表示部に表示する画像をユーザに立体的に見せることが可能になる。
また、本発明の表示装置は、前記光透過型発光表示部が、表示面とは反対の面に凹凸形状を有し、前記光透過型発光表示部の前記反対面と前記反射型表示部との間に、前記光透過型発光表示部を構成する光透過性材料とは異なる光透過性材料が充填された光透過層を備える。
この表示装置によれば、光透過型発光表示部の裏側の面(非表示面)に、例えばかまぼこ状の凹凸形状が複数並んで形成されており、光透過型発光表示部の凹凸形状を有する裏側の面と反射型表示部との間には、光透過型発光表示部を構成する光透過性材料とは異なる光透過性材料が充填されているので、ユーザが光透過型発光表示部の上方から反射型表示部に表示されている画像を見る際には、凹凸形状の境界面における光の屈折の影響により右目に映る像と左目に映る像との間に視差が発生する。従って、反射型表示部に表示する画像をユーザに立体的に見せることが可能になる。
また、本発明の表示装置は、前記反射型表示部により表示される画像を立体視させる立体視用光学部材を備え、前記立体視用光学部材が、前記光透過型発光表示部の表示面側に配置されている。
この表示装置によれば、立体視用光学部材が光透過型発光表示部の表側面側に例えば重ねて配置されているので、ユーザが光透過型発光表示部の上方から光透過型発光表示部および反射型表示部に表示されている画像を見る際には、立体視用光学部材の境界面における光の屈折の影響により右目に映る像と左目に映る像との間に視差が発生する。従って、前記反射型表示部および光透過型発光表示部に表示する画像をユーザに立体的に見せることが可能になる。
また、本発明の表示装置は、前記表示制御部が、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部のいずれか一方から他方へ表示部を切り替えて画像を表示させる際に、前記立体視用光学部材の突出形状に基づいて定まる焦点距離と、前記立体視用光学部材から前記光透過型発光表示部の表示面までの距離と、前記立体視用光学部材から前記反射型表示部の表示面までの距離とに応じて、前記画像を補正する。
この表示装置によれば、光透過型発光表示部に表示する画像および反射型表示部に表示する画像のいずれについても、立体的な画像として鮮明に表示することができる。すなわち、立体視用光学部材の突出形状は所定の焦点を有しており、立体視用光学部材から光透過型発光表示部までの距離と、立体視用光学部材から反射型表示部までの距離との間に差があるので、同一の画像を前記光透過型発光表示部および前記反射型表示部で表示すると、焦点ずれの影響によっていずれか一方の像がぼやけた状態で表示される可能性がある。そこで、表示制御部は、表示先のデバイス(光透過型発光表示部、反射型表示部)を切り替える際に、焦点距離と、立体視用光学部材から光透過型発光表示部の表示面までの距離と、立体視用光学部材から反射型表示部の表示面までの距離とに応じて、表示対象画像のデータを補正することで、所望の画像表示を行うことができる。
また、本発明の表示装置は、前記反射型表示部が、電子ペーパーである。
この表示装置によれば、複数層の表示面を同時に見ることが可能であり、さらに、比較的明るい場所では表示中であっても照明を必要しないため、電力消費を少なくすることができる。
また、本発明の表示装置は、前記光透過型発光表示部が、透明EL表示器である。
この表示装置によれば、複数層の表示面を同時に見ることが可能であり、さらに、優れた応答性能を有する表示が可能である。
また、本発明の表示装置は、前記立体視用光学部材が、レンチキュラーレンズである。
この表示装置によれば、少なくとも反射型表示部の画像を立体的に表示することができる。
また、本発明の携帯端末装置は、上記いずれかの表示装置を備える。
この携帯端末装置によれば、着信イベントなどに基づいて、動画像や静止画像を表示する表示形態を複数の表示部で切り替えることが可能であり、しかも応答性がよく電力消費を少なくすることができる。
本発明によれば、複数層の表示面を同時に見ることが可能で、しかも応答性がよく電力消費の少ない表示装置を提供できる。すなわち、画像の表示先として光透過型発光表示部を指定することにより、応答性がよいため動きの速い動画像であっても鮮明に表示でき、画像の表示先として反射型表示部を指定することにより電力消費を抑制できる。
本発明の実施形態における表示装置および携帯端末装置について図面を参照しながら以下に説明する。
本発明の実施形態の表示装置は、主操作画面やテレビ視聴画面、メール画面等を表示する主表示部と、待受画面の表示や着信表示等を行う副表示部を備えるものである。本実施形態における表示装置は、例えば携帯電話などの携帯端末装置であり、上記副表示部は、携帯端末装置の筐体の外側に取り付けられている。
図1は、本発明の実施形態における副表示部の構成の一例を示す分解斜視図である。本発明の実施形態の表示装置においては、1つの表示手段として例えば図1に示すような構造の副表示部10Aを使用する。また、本発明の実施形態の表示装置においては、図2に示すような構造の副表示部10B、10C、10Dを副表示部10Aの代わりに使用することも想定している。副表示部10B、10C、10Dは、副表示部10Aの変形例である。図2は、本発明の実施形態における副表示部10A,10B,10C,10Dの構成を示す厚み方向の断面図である。
副表示部10Aは、図1及び図2に示すように、透明EL表示器101と電子ペーパー102とを有しており、電子ペーパー102の上方(表示面側)に透明EL表示器101を積層して構成してある。
透明EL表示器101は、非発光時に光透過性を有し、発光時に画像を表示する光透過型発光表示部の一例であり、公知の技術を利用可能である。例えば、透明EL表示器101は、発光層、絶縁層、透明電極、ガラス基板を備えており、透明電極に印加される電圧に応じて発光層が発光し、表示を行うことができる。また、発光層は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)各色の発光層を有しているので、画像等の可視情報を表示できる。表示の応答速度も非常に速いので動画像の表示にも利用でき、カラー画像の表示もできる。
電子ペーパー102は、表示面で光を反射し、画像を表示する反射型表示部の一例であり、公知の技術を利用可能である。電子ペーパー102は、電源をオフにした状態でも表示を維持できる。電子ペーパー102は、例えば表示状態の記憶が可能なコレステリック液晶を封止したR(赤)、G(緑)、B(青)各色の液晶層を設け、各液晶層の上下に電極及び透明フィルムをそれぞれ配置する。電極を介して各液晶層に電圧を印加することにより液晶の配向状態を変化させ、表示内容を更新することができる。また、電子ペーパー102の裏側の面(表示面の裏面)には光吸収層が配置される。
副表示部10Aを用いて表示を行う場合には、透明EL表示器101、電子ペーパー102のいずれにも画像等を表示できるだけでなく、両者に表示した画像等を重ね合わせて表示することもできる。すなわち、透明EL表示器101については、表示により発光している箇所を除き、下側に配置されている電子ペーパー102の表示内容をそのまま透過するので、ユーザからは透明EL表示器101および電子ペーパー102双方の表示内容が見える状態になる。つまり、ユーザは透明EL表示器101の表示内容と電子ペーパー102の表示内容とを重ねて見ることもできる。
次に、副表示部10Aの変形例である副表示部10Bについては、図2に示すように、透明EL表示器101と電子ペーパー102との間にレンチキュラーレンズ103を配置して3層構造に構成してある。
レンチキュラーレンズ103は、光を透過する材料(例えば透明な樹脂)で構成してあり、円柱を半分に分断したような形状、つまりかまぼこ状に形成され、図2の紙面に垂直な方向に延びるかまぼこ状突出部103aを図2の水平方向に向かって多数並べたような形状を有している。レンチキュラーレンズ103の机上は特にかまぼこ形状に限定されるものではなく、以下の立体表示を少なくとも可能にするものであればよい。例えば、図2の紙面奥行き方向に延びる三角柱状とし、図2の水平方向に向かって多数並べたような形状としてもよい。
ユーザがレンチキュラーレンズ103の上方から電子ペーパー102の表示内容を見る場合、右目に映る像と左目に映る像との間に視差が発生する。なお、レンチキュラーレンズ103を透過する光の光路については図3を参照されたい。図3は各副表示部10A,10B,10Cにおける光路の例を示す模式図である。すなわち、各かまぼこ状突出部103aの周面の境界面で光が屈折する際に、この形状の影響を受けるため、右目に映る像の光の経路と左目に映る像の経路との間に位置ずれが生じる。つまり、ユーザが電子ペーパー102上の同じ箇所を左右の目で見る場合であっても、右目に映る像の電子ペーパー102上の位置と、左目に映る像の電子ペーパー102上の位置との間に差が生じる。そこで、ユーザの右目に映る像の位置と左目に映る像の位置とで電子ペーパー102に独立した内容を表示することにより、ユーザの右目と左目にそれぞれ独立した像を見せることができる。これにより、表示内容を立体的に見せることも可能になる。
つまり、副表示部10Bを用いる場合には、電子ペーパー102の上方にレンチキュラーレンズ103を配置してあるので、電子ペーパー102に表示する画像がユーザに立体的に見えるような表示形態も可能になる。
次に、副表示部10Cについては、副表示部10Aと同様に電子ペーパー102の上方に透明EL表示器101Bを重ねて配置してある。また、透明EL表示器101Bについては、下側の面にかまぼこ状の凹部101Baを多数並べて形成してあり、透明EL表示器101Bの凹部101Baと電子ペーパー102の表面との間に形成された光透過層としての空間には、透明な材料を封止材104として充填し封止してある。また、凹部101Baの表面(境界面)で光が屈折するように、封止材104の光透過性材料には透明EL表示器101Bと異なる光透過性材料を用いてある。従って、副表示部10Cにおいては、レンチキュラーレンズ103と同等の形状を有する透明EL表示器101Bの凹部101Baがレンチキュラーレンズ103と同様の働きをすることになり、副表示部10Bの場合と同様に、電子ペーパー102の表示を見るユーザに対して視差が発生する。従って、副表示部10Cを用いる場合にも、電子ペーパー102の表示について立体的な表示が可能になる。なお、副表示部10Bと同様に、かまぼこ状の凸部は一例であり、三角柱状としてもよい。
次に、副表示部10Dについては、副表示部10Aと同様に電子ペーパー102の上方に透明EL表示器101を重ねて配置してあり、更に、透明EL表示器101の上側にレンチキュラーレンズ103が配置してあり3層構造になっている。従って、副表示部10Dの場合には、レンチキュラーレンズ103における光の屈折の影響により、電子ペーパー102の表示だけでなく、透明EL表示器101の表示についても視差が発生することになる。副表示部10Dを用いる場合には、表示装置は、後述する図13のような特別な画像処理を行うことで、透明EL表示器101及び電子ペーパー102の双方の表示について所望の立体的な表示が可能となる。
前述の副表示部10Aを備えた表示装置の構成例が図4に示されている。図4は図1に示した副表示部10Aを備えた表示装置の電気回路の構成例を示すブロック図である。また、副表示部10Aの代わりに、前述の副表示部10B、10C、10Dのいずれかを用いてこの表示装置を構成しても良い。
図4に示す表示装置は、主表示部として利用される液晶表示パネル303(以下、主表示部303ともいう)と、前述の副表示部10Aとが備わっている。
例えば、折り畳み可能な筐体を有する携帯電話端末の場合には、筐体を開いた状態で露出する筐体上側の面に主表示部303を配置し、筐体を閉じた状態で筐体上側に現れる面に、副表示部10Aを配置することが想定される。これにより、ユーザは筐体を閉じた状態では副表示部10Aの表示内容を見ることができ、筐体を開いている状態では液晶表示パネル303の表示内容を見ることができる。
図4に示す表示装置においては、副表示部10Aの表示を制御するために表示制御コントローラ304及び表示制御コントローラ305が備わっており、更に液晶表示パネル303の表示を制御するために表示制御コントローラ306が備わっている。
表示制御コントローラ304は、透明EL表示器101を制御するためのロウドライバ及びカラムドライバを内蔵し、表示制御コントローラ305は、電子ペーパー102を制御するためのソースドライバ及びゲートドライバを内蔵している。表示制御コントローラ306は、液晶表示パネル303を制御するためのソースドライバ及びゲートドライバを内蔵している。なお、表示制御コントローラ305と表示制御コントローラ306を一体化して構成することも可能である。
表示要素以外に関しては、図4に示すように、プログラム保持用メモリ(ROM)307、メモリ(RAM)308、無線部309、マイクロプロセッサ(CPU)311、操作部312、カメラ部313及び照度センサ314が備わっている。
マイクロプロセッサ311はこの表示装置の全体の動作を制御し、特に、表示処理を行う。表示処理では、所定のイベントの発生に応じて、電子ペーパー102及び透明EL表示器101の少なくとも一方に画像を表示するよう制御する。プログラム保持用メモリ307は、マイクロプロセッサ311が実行すべき予め用意されたプログラムやプログラムの実行の際に必要とされるデータなどを予め保持している。メモリ308は、マイクロプロセッサ311が生成したデータや画像などを一時的に保持するために利用される。この画像には静止画や動画も含まれる。
無線部309は、携帯電話の基地局などとの間で無線通信を行う機能を有しており、所定の公衆回線に接続された任意の他局との間で画像などのデータの送受信を行うために利用される。操作部312は、多数のボタンやスイッチ等を備え、ユーザの入力操作を受け付けてマイクロプロセッサ311に指示を与えるために利用される。カメラ部313は、ユーザの指示に従って任意の被写体の像を撮影し、得られた静止画像や動画像などの画像データを出力する機能を有している。照度センサ314は、副表示部10Aや主表示部303の近傍における外来光の照度を検出するために設けてある。
表示制御コントローラ304、305、306は、それぞれバス310を介してマイクロプロセッサ311と接続されている。従って、マイクロプロセッサ311は表示制御コントローラ304、305、306を介して副表示部10Aの透明EL表示器101及び電子ペーパー102、並びに主表示部303の表示を制御することができる。なお、バス310にはアドレスバスやデータバスや複数の制御信号ラインが含まれている。また、図4に示した各構成要素には、表示装置に搭載されているバッテリーの出力により生成される電源電圧が供給される。
次に、図4に示す表示装置における表示処理について図5〜図7を参照しながら説明する。図5〜7は図4に示した表示装置における基本的な表示動作のための表示更新処理(A、B、C)の内容を示すフローチャートである。この表示処理は、図4に示すマイクロプロセッサ311の制御によって実現する。
図4に示す表示装置の副表示部10Aの表示動作に関する基本的な表示更新処理の内容が図5に示されている。図5に示す「表示更新処理A」、すなわちステップS401〜S407は、カスタムジャケットとしての副表示部10Aの電子ペーパー102に表示する静止画(写真など)を更新するための処理である。
ステップS401では、マイクロプロセッサ311は、操作部312の状態を監視し、所定のキー(カスタムジャケット画像更新キー)がユーザによって操作されたかどうかを識別する。このキーの操作を検出するとステップS402に進む。
ステップS402では、マイクロプロセッサ311は、切り替え後(更新後)に選択すべき画像を特定するために、操作部312に対する入力操作を監視し、ユーザの入力操作に従って新しい画像を選択する。
ステップS403では、マイクロプロセッサ311は、ステップS402で選択された画像のデータを電子ペーパー102に表示するための画像としてメモリ308上の所定位置に書き込む。
ステップS404では、マイクロプロセッサ311は、電子ペーパー102の表示内容を更新するために表示制御コントローラ305の制御を開始する。
ステップS405では、マイクロプロセッサ311は、ステップS403でメモリ308上に保存した新しい画像データを表示制御コントローラ305を経由して電子ペーパー102の各表示セルに書き込む。例えば、各表示セルの配向状態を順番に選択し、選択された表示セルの電極間に電圧を印加し、画像データの内容に応じてコレステリック液晶の配向状態を変更し、表示を切り替える。
ステップS406では、電子ペーパー102上の全ての表示セルに対する書き込みが終了した結果として、更新後の画像が電子ペーパー102に表示される。
ステップS407では、電子ペーパー102については表示内容を書き換えるとき以外は電力を供給する必要がないので、ステップS406で更新後の画像が電子ペーパー102に表示された後、マイクロプロセッサ311は、電子ペーパー102の電源を遮断する。
次に、図6に示す「表示更新処理B」、すなわちステップS408〜S414は、所定のイベントの発生に伴って、動画像などを透明EL表示器101に表示するための処理である。
ステップS408では、マイクロプロセッサ311は、予め定められたイベントが発生したかどうかを識別する。例えば、無線部309の状態を監視して、無線部309に他局からの着信があったかどうかをイベント発生の有無として識別する。イベント発生を検出するとステップS409に進む。
ステップS409では、マイクロプロセッサ311は、発生したイベントに予め対応付けられている特定の動画像などのデータを特定する。
ステップS410では、マイクロプロセッサ311は、ステップS409で特定した動画像などのデータを、透明EL表示器101に表示するための画像としてメモリ308上の所定位置に書き込む。
ステップS411では、マイクロプロセッサ311は、透明EL表示器101の表示内容を更新するために表示制御コントローラ304の制御を開始する。
ステップS412では、マイクロプロセッサ311は、ステップS410でメモリ308上に保存した新しい画像データを表示制御コントローラ304を経由して透明EL表示器101の各表示セルに書き込む。例えば、各表示セルを順番に選択し、画像データの内容に応じて選択された表示セルの発光のオンオフや発光量及び発光色を調整することで、表示内容を切り替える。
ステップS413では、透明EL表示器101上の全ての表示セルに対する書き込みが終了した結果として、更新後の画像が透明EL表示器101に表示される。透明EL表示器101の表示を更新するための処理はステップS414で完了するが、透明EL表示器101に対する電源電圧の供給は、表示を行っている限り継続される。
次に、図7に示す「表示更新処理C」、すなわちステップS415〜S421は、この表示装置をユーザが暗い場所で使用する際に、電子ペーパー102の表示を自動的に照明するための処理である。
ステップS415では、マイクロプロセッサ311は、照度センサ314を用いてこの表示装置の使用環境における照度を測定する。そして、検出した照度を予め定めた閾値と比較することにより暗い場所か否かを識別し、暗い場所である場合にはステップS416に進む。
ステップS416では、マイクロプロセッサ311は、暗い場所での電子ペーパー102の照明のために予め用意されている画像データを特定する。この画像データについては、一例として、口の字のような形状、つまり矩形の輪郭部分の領域(画面の周辺部に相当する領域)が明るく表示されるような画像を用いることが考えられる。
ステップS417では、マイクロプロセッサ311はステップS416で特定した画像データを、透明EL表示器101に表示するための画像としてメモリ308上の所定位置に書き込む。
ステップS418では、マイクロプロセッサ311は、透明EL表示器101の表示内容を更新するために表示制御コントローラ304の制御を開始する。
ステップS419では、マイクロプロセッサ311は、ステップS417でメモリ308上に保存した新しい画像データ(照明用のデータ)を表示制御コントローラ304を経由して透明EL表示器101の各表示セルに書き込む。例えば、表示更新処理Bにおける処理と同様の方法により、表示内容を切り替える。
ステップS420では、透明EL表示器101上の全ての表示セルに対する書き込みが終了した結果として、更新後の画像が透明EL表示器101に表示される。つまり、透明EL表示器101に表示した画像によって、例えば矩形の輪郭に相当する箇所が発光し、この光が下方に位置する電子ペーパー102の表面を照明するので、透明EL表示器101はフロントライトとして機能する。透明EL表示器101の表示を更新するための処理はステップS421で完了するが、透明EL表示器101に対する電源電圧の供給は、しばらく継続される。なお、照明を開始してから所定時間が経過したら、照明をオフにするために透明EL表示器101への電源電圧の供給を停止しても良い。
なお、図7に示した処理を実行した場合の表示例を図17に示している。すなわち、電子ペーパー102には静止画像を表示してあり、表示を明るく照明するために、同時に透明EL表示器101の画面の周辺部分800をロ字状に発光し、これを電子ペーパー102に対する照明として利用している。周辺部分800以外の部分は電子ペーパー102の表示内容が確認できる。
このように、本実施形態の表示装置は、図5に示す「表示更新処理A」を実行するので、電子ペーパー102に表示する静止画像(写真等)をユーザの指示に従って切り替えることができる。また、図6に示す「表示更新処理B」を実行するので、例えば着信時のようなイベント発生時に、動画像などを透明EL表示器101に自動的に表示することができる。更に、図7に示す「表示更新処理C」を実行するので、暗い場所で使用する際には、照明用の外部器具を新たに設けなくても、透明EL表示器101に表示される照明用の画像によって下側の電子ペーパー102が照明されるので、電子ペーパー102に表示されている静止画像等は明瞭にユーザに見えることになる。なお、電子ペーパーは一般的に表示のコントラストが高いので、明るい環境で使用する場合には照明は不要である。
更に、様々な表示形態での表示機能を実現にするために、マイクロプロセッサ311は、図8〜図13に示す表示処理を必要に応じて実行する。図8〜図13は、それぞれ図4に示した表示装置における様々な表示のための表示処理の内容を示すフローチャートである。図8〜図13に示すそれぞれの動作について以下に説明する。
図8に示すステップS11では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、電子ペーパー102にある静止画像を表示し、同時に透明EL表示器101にある動画像を表示し、両者の表示を重ねた状態で両方がユーザに見えるような表示形態を開始するために予め割り当てられたイベント(例えば着信の検出)が発生したか否かを識別する。イベントの発生を検出するとステップS12に進む。
ステップS12では、マイクロプロセッサ311は、電子ペーパー102に表示すべき静止画像データDAを取得し、ステップS13では、透明EL表示器101に表示すべき動画像データDBを取得する。これらの画像データは、例えばRAM308に記憶されている。
ステップS14では、マイクロプロセッサ311は、静止画像データDAを電子ペーパー102に表示し、ステップS15では、動画像データDBを透明EL表示器101に表示する。なお、ステップS14の詳細については、図5のステップS403〜S407と同様であり、ステップS15の詳細については、図6のステップS410〜S414と同様である。
図8に示した処理を実行することにより、副表示部10A上に、例えば図14に示すような形態で表示することが可能になる。図14に示す例では、表示装置としての携帯電話における待ち受け中と着信時とで表示形態が切り替わる例を表している。すなわち、図14の左側に示す待ち受け中の状態1401では、透明EL表示器101は非表示状態とし、電子ペーパー102は「星空」の風景を表す静止画像を表示している。そして、図14の右側に示す着信時の状態1402では、電子ペーパー102に「星空」の風景を表す静止画像を表示したまま、透明EL表示器101上に「着信中」の文字列の表示と「流星の移動軌跡」の風景を表す動画像を同時に重ね合わせた状態で表示している。この場合、透明EL表示器101の非表示の箇所においては、透明EL表示器101を透過して下側の電子ペーパー102の表示が見えるので、ユーザは両方の像を重ねた状態で見ることができる。
また、図8に示した処理を実行した場合の他の表示例を図15に示している。図15の左側に示した表示形態1501は、表示装置としての携帯電話における待ち受け状態を表し、「雪だるまの像と着信メールありを表す図形」を含む静止画像を電子ペーパー102上に表示すると共に、副表示部10B〜10Dが備えるレンチキュラーレンズ103によって生じる視差を利用して立体的に見えるような像を表示している。また、図15の右側に示した表示形態1502は、表示装置としての携帯電話における着信時などのイベント発生時を表し、左側に示した静止画像の表示に、更に降雪を表す動画像を重ねて表示している。降雪の動画像については応答速度を考慮して透明EL表示器101に表示している。
また、図8に示した処理を実行した場合の更に他の表示例を図16に示している。図16の左側に示した表示形態1601は、表示装置としての携帯電話における待ち受け状態を表し、「水面の波の様子を表す模様」を含む静止画像を電子ペーパー102上に表示すると共に、副表示部10B〜10Dが備えるレンチキュラーレンズ103によって生じる視差を利用して立体的に見えるような像を表示している。また、図16の右側に示した表示形態1602は、表示装置としての携帯電話における着信時などのイベント発生時を表し、左側に示した静止画像の表示に、更に水面の揺らぎを表す動画像を重ねて表示している。水面の揺らぎの動画像については応答速度を考慮して透明EL表示器101に表示している。
次に、図9に示すステップS21では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、電子ペーパー102に何らかの画像を新たに表示するイベント、もしくは電子ペーパー102の表示内容を更新することを表すイベントが発生したかどうかを識別する。
ステップS22では、マイクロプロセッサ311は、表示すべき画像データを電子ペーパー102に表示する。この処理の詳細については、図5に示したステップS403〜S407と同様である。
ステップS23では、マイクロプロセッサ311は、透明EL表示器101が非表示状態かどうかを識別し、透明EL表示器101が非表示状態であれば次のステップS24に進む。
ステップS24では、マイクロプロセッサ311は、予め用意されている照明用の画像データを取得する。この画像データについては、一例として、口の字のような形状、つまり矩形の輪郭部分の領域(画面の周辺部に相当する領域)が明るく表示されるような画像を用いることが考えられる。
ステップS25では、マイクロプロセッサ311は、ステップS24で取得した照明用の画像データを透明EL表示器101に表示する。この処理の詳細については、図7に示したステップS417〜S421と同様である。
つまり、図9に示した処理を実行するので、電子ペーパー102に新たに画像を表示させたり、電子ペーパー102に表示されている画像を書き換えたりする際には、透明EL表示器101の一部分が発光して電子ペーパー102の表面を照明するので、この時には暗い場所であるか否かとは無関係に電子ペーパー102の表示を照明可能である。
次に、図10に示すステップS31では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、表示対象の画像の表示先を透明EL表示器101から電子ペーパー102に、又は電子ペーパー102から透明EL表示器101に切り替えるためのイベントが発生したかどうかを識別する。イベントが発生するとステップS32に進む。
ステップS32では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイス(電子ペーパー102又は透明EL表示器101)の表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度など)に関するデータを表示特性データD1としてROM307から取得する。
また、ステップS33では、マイクロプロセッサ311は、切り替え先表示デバイス(透明EL表示器101又は電子ペーパー102)の表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度など)に関するデータを表示特性データD2としてROM307から取得する。なお、これらのデータは定数として予めROM307に保持されている。
ステップS34では、マイクロプロセッサ311は、表示特性データD1、D2の差分に基づいて補正値を生成する。
ステップS35では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイスに表示している画像データの(色相、彩度、コントラスト、輝度など)を上記補正値を用いて修正する。
ステップS36では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイスの表示を終了し、ステップS35で修正を完了した画像データを切り替え先表示デバイスに表示する。
電子ペーパー102と透明EL表示器101は構造等が互いに異なるため、電子ペーパー102の表示特性と透明EL表示器101の表示特性との間には差が生じるのは避けられない。従って、例えばある画像を電子ペーパー102に表示している状態から、この画像の表示先を透明EL表示器101に切り替えると、表示特性の違いの影響によって、ユーザから見える表示内容(色相、彩度、コントラスト、輝度など)に変化が現れる。しかし、図10に示す処理を実行する場合には、切り替え前表示デバイスの表示特性と切り替え先表示デバイスの表示特性とに基づいて生成した補正値を用いて、画像データを修正してから切り替え先表示デバイスに画像を表示するので、表示先の切り替えに伴う表示内容(色相、彩度、コントラスト、輝度など)の変化を大幅に抑制できる。
次に、図11に示すステップS41では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、何らかの画像を透明EL表示器101又は電子ペーパー102に表示するためのイベント(例えばユーザの入力操作や着信の発生など)が発生したかどうかを識別する。イベントが発生するとステップS42に進む。
ステップS42では、マイクロプロセッサ311は、表示対象の画像の表示先が電子ペーパー102か否かを識別する。表示先が電子ペーパー102である場合にはステップS43に進む。
ステップS43では、マイクロプロセッサ311は、表示対象の画像データの内容を分析し、この画像データの中に動画像が含まれているか否かを識別する。表示対象の画像データは、例えばRAM308に記憶されている。
例えば、2種類の画像要素(例えば図形)を交互に切り替えて表示したり、3以上の画像要素を順番に切り替えて表示したりすることにより、アニメーションのように動きのある画像を表示することができる。また、このような表示を実現する動画像と静止画像とを組み合わせた画像も表示することができる。しかし、電子ペーパー102の場合には応答速度が遅いので、動画像や動画像の表示には適さない。そこで、表示対象の画像データに前述のような動画像が含まれていることを検出した場合には、特別な処理を行うためにステップS43からS44に進む。
ステップS44では、マイクロプロセッサ311は、表示対象の画像データの中から動画像を抽出する。
ステップS45では、マイクロプロセッサ311は、表示対象の画像データの中から動画像を削除して残りのデータのみを電子ペーパー102に表示する。
ステップS46では、マイクロプロセッサ311は、ステップS44で抽出した動画像を透明EL表示器101に表示する。また、動画像の内容に応じて透明EL表示器101の表示を例えば定期的に更新する。
つまり、図11に示す処理を実行することにより、表示対象の画像データに静止画像と動画像とが含まれている場合には、静止画像だけが電子ペーパー102に表示され、動画像の要素は応答速度の速い透明EL表示器101で表示されるので、動画像を含む画像であっても鮮明に表示することができる。
次に、図12に示すステップS51では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、電子ペーパー102にある画像を表示し、同時に透明EL表示器101にある画像を表示し、両者の表示を重ねた状態で両方がユーザに見えるような表示形態を開始するために予め割り当てられたイベント(例えば着信の検出)が発生したか否かを識別する。イベントの発生を検出するとステップS52に進む。
ステップS52では、マイクロプロセッサ311は、電子ペーパー102に表示すべき第1表示対象画像データDAを取得し、ステップS53では、透明EL表示器101に表示すべき第2表示対象画像データDBを取得する。
つまり、ここでは電子ペーパー102に表示する画像(DAに相当)と透明EL表示器101に表示する画像(DBに相当)とを重ね合わせて、ユーザ側から1つの合成画像として見えるように表示することを想定している。ところが、電子ペーパー102と透明EL表示器101は構造等が互いに異なるため、電子ペーパー102の表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度など)と透明EL表示器101の表示特性との間には差が生じるのは避けられない。従って、電子ペーパー102に表示する画像と透明EL表示器101に表示する画像とを重ね合わせた合成画像については、表示特性の違いの影響によって、画像に不連続の生じる領域が発生することがある。例えば、合成画像上で互いに隣接する箇所に表示される内容として、第1表示対象画像データDAと第2表示対象画像データDBに同一色(C1)の特定像が含まれている場合であっても、電子ペーパー102に可視像として実際に表示される画像の色は前記C1とは多少ずれた色(C2)になり、透明EL表示器101に可視像として実際に表示される画像の色についても上記C1とは多少ずれた色(C3)になり、電子ペーパー102の表示色(C2)と透明EL表示器101の表示色(C3)との間にも差異が生じることがある。そのため、合成画像上で同一色(C1)で連続的に現れるべき箇所に、色が不連続の領域(色C2と色C3が隣接して不連続に見える)ができてしまい、これが色むらとしてユーザに認識されることがある。この色むらの発生を抑制するために、ステップS54以降の処理が実行される。
ステップS54では、マイクロプロセッサ311は、電子ペーパー102の表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度など)に関するデータを表示特性データD1としてROM307から取得する。ステップS55では、マイクロプロセッサ311は、透明EL表示器101の表示特性(色相、彩度、コントラスト、輝度など)に関するデータを表示特性データD2としてROM307から取得する。なお、これらのデータは定数として予めROM307に保持されている。
ステップS56では、マイクロプロセッサ311は、取得した表示特性データD1、D2及び表示対象画像データ(DA、DB)の内容に基づいて、不連続が発生する領域の範囲を算出する。つまり、画像データ上の表示色が同一であって、互いに隣接する位置に存在する像が双方の画像データ(DA、DB)に含まれている場合に、該当する箇所が不連続となる可能性のある領域(不連続発生領域)になる。
ステップS57では、マイクロプロセッサ311は、第1表示対象画像データDAと第2表示対象画像データDBの少なくとも一方について、ステップS56で求めた不連続発生領域に、表示を均一化するための補正値を盛り込み、画像データを修正する。例えば、表示対象画像データ(DA、DB)上の表示色がC1であり、これをそのまま電子ペーパー102及び透明EL表示器101に表示したときに現れる色がそれぞれC2、C3である場合には、表示色C2、C3の差がユーザに見えにくくなるように、例えば表示色C2、C3の中間色(C4)を第1表示対象画像データDA又は第2表示対象画像データDBにおける不連続発生領域の境界位置に書き込むことが考えられる。
ステップS58では、マイクロプロセッサ311は、ステップS57で修正された後の第1表示対象画像データDAを電子ペーパー102に表示し、ステップS59では、ステップS57で修正された後の第2表示対象画像データDBを透明EL表示器101に表示する。
従って、電子ペーパー102に表示する画像と透明EL表示器101に表示する画像とを重ね合わせて1つの合成画像としてユーザに見せる場合には、図12に示す処理を実行することにより、透明EL表示器101及び電子ペーパー102の表示特性の差に基づく色むらの発生を抑制できる。
次に、図13に示す処理については、立体視の表示が可能な前述の副表示部10B、10C、10Dのうち、副表示部10Dを副表示部10Aの代わりに採用した場合に適する処理である。副表示部10Dを利用する場合には、最上部に配置されたレンチキュラーレンズ103による光の屈折の影響により、透明EL表示器101に表示する画像と電子ペーパー102に表示する画像とのいずれについても立体的な像を表示することができる。しかし、透明EL表示器101の表示面と電子ペーパー102の表示面とは厚み方向の位置が少しずれているので、これらの表示面とレンチキュラーレンズ103との距離も異なる。従って、同一の画像を透明EL表示器101及び電子ペーパー102に表示する場合であっても、レンチキュラーレンズ103の焦点距離の影響により、ユーザから見える透明EL表示器101の表示内容と電子ペーパー102の表示内容との間には差が生じる。そこで、画像の表示先の変更に伴ってユーザに見える表示内容が変化しないように図13に示す処理を実行する。
図13に示すステップS61では、マイクロプロセッサ311は、所定のイベントが発生したかどうかを識別する。具体的には、表示対象の画像の表示先を透明EL表示器101から電子ペーパー102に、又は電子ペーパー102から透明EL表示器101に切り替えるためのイベントが発生したかどうかを識別する。イベントが発生するとステップS62に進む。
ステップS62では、マイクロプロセッサ311は、レンチキュラーレンズ103の焦点距離に関する情報をROM307から取得する。焦点距離に関する情報は、あらかじめROM307に格納されている。
ステップS63では、マイクロプロセッサ311は、透明EL表示器101の表示面及び電子ペーパー102の表示面に関する位置情報をそれぞれROM307から取得する。上記位置情報は、あらかじめROM307に格納されている。
ステップS64では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイス(電子ペーパー102又は透明EL表示器101)における表示面の位置と、切り替え先表示デバイス(透明EL表示器101又は電子ペーパー102)における表示面の位置の差と、レンチキュラーレンズ103の焦点距離とに基づいて補正値を生成する。
ステップS65では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイス(電子ペーパー102又は透明EL表示器101)に表示していた表示対象画像データを上記補正値を用いて修正処理する。つまり、表示面の位置の違いによってユーザに見える内容が変化しないように画像データの内容を修正する。
ステップS66では、マイクロプロセッサ311は、切り替え前表示デバイス(電子ペーパー102又は透明EL表示器101)における表示を終了し、ステップS65で修正を施した画像データを切り替え先表示デバイス(透明EL表示器101又は電子ペーパー102)に表示する。
なお、本実施形態における表示装置は、副表示部13の構造、当該表示装置の周囲環境、イベント等に応じて、組み合わせて図5〜図13の処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態における表示装置は、主表示部303を設けずに副表示部10A〜10Dのみを表示手段として有していてもよい。さらに、副表示部10A〜10Dの構造を主表示部に適用してもよい。
以上のように、本発明の表示装置は、2つの画面表示を重ねて合成した内容を表示したり、様々な表示形態を実現できるので、例えば携帯電話端末のような携帯型機器の表示装置として利用するのに便利である。特に、電子ペーパーを利用して表示する際には、画像を書き換えるとき以外は電力を消費しないので、ジャケットなどとして利用する静止画像を筐体の表面に常時表示していてもバッテリーの消耗を避けることができる。更に、動画像については応答速度の速い透明EL表示器に表示することで鮮明な表示が可能であるし、透明EL表示器を照明用の光源として利用することもできる。
本発明の実施形態における副表示部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態における各副表示部の構成を示す厚み方向の断面図である。 本発明の実施形態における各副表示部における光路の例を示す模式図である。 本発明の実施形態における表示装置の電気回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における表示装置の基本的な表示動作のための表示更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の基本的な表示動作のための表示更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の基本的な表示動作のための表示更新処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示装置の表示処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における副表示部の表示例を示す外観図である。 本発明の実施形態における副表示部の表示例を示す外観図である。 本発明の実施形態における副表示部の表示例を示す外観図である。 本発明の実施形態における副表示部の表示例を示す外観図である。
符号の説明
10A,10B,10C,10D 副表示部
101,101B 透明EL表示器
102 電子ペーパー
103 レンチキュラーレンズ
104 封止材
303 液晶表示パネル(主表示部)
304,305,306 表示制御コントローラ
307 プログラム保持用メモリ(ROM)
308 メモリ(RAM)
309 無線部
310 バス
311 マイクロプロセッサ(CPU)
312 操作部
313 カメラ部
314 照度センサ

Claims (15)

  1. 表示面で光を反射し、画像を表示する反射型表示部と、
    前記反射型表示部の表示面側に配置され、非発光時に光透過性を有し、発光時に画像を表示する光透過型発光表示部と、
    所定のイベントの発生に応じて、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部の少なくとも一方に画像を表示させる表示制御部と
    を備える表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、更に、
    表示部に表示させる画像として静止画像および動画像を記憶する画像記憶部を備え、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部に静止画像を表示させ、前記光透過型発光表示部に動画像を表示させる
    表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置であって、更に、
    画像を記憶する画像記憶部を備え、
    前記表示制御部は、前記画像から動画像を抽出し、前記反射型表示部に前記抽出した動画像以外の静止画像を表示させ、前記光透過型発光表示部に前記抽出した動画像を表示させる
    表示装置。
  4. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部に画像を表示させるとともに、前記光透過型発光表示部に照明用画像を表示させる
    表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置であって、更に、
    当該表示装置の周囲照度を検出する照度センサを備え、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部に画像を表示させる際に、前記照度センサにより検出された照度が所定以下である場合、前記光透過型発光表示部に照明用画像を表示させる
    表示装置。
  6. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部のいずれか一方から他方へ表示部を切り替えて画像を表示させる際に、前記反射型表示部の表示特性と前記光透過型発光表示部の表示特性との差分に基づいて前記画像を補正する
    表示装置。
  7. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部に第1画像を表示させるとともに前記光透過型発光表示部に第2画像を表示させる際に、前記反射型表示部の表示特性と前記光透過型発光表示部の表示特性とに基づき、前記第1画像と前記第2画像との間に不連続が生じる表示範囲および前記表示範囲において前記第1画像と前記第2画像とを均一化する補正値を算出し、前記補正値に基づいて前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方を補正する
    表示装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示装置であって、更に、
    前記反射型表示部により表示される画像を立体視させる立体視用光学部材を備え、
    前記立体視用光学部材は、前記反射型表示部と前記光透過型発光表示部との間に配置された
    表示装置。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記光透過型発光表示部は、表示面とは反対の面に凹凸形状を有し、
    前記光透過型発光表示部の前記反対面と前記反射型表示部との間に、前記光透過型発光表示部を構成する光透過性材料とは異なる光透過性材料が充填された光透過層を備える
    表示装置。
  10. 請求項1に記載の表示装置であって、更に、
    前記反射型表示部により表示される画像を立体視させる立体視用光学部材を備え、
    前記立体視用光学部材は、前記光透過型発光表示部の表示面側に配置された
    表示装置。
  11. 請求項10に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記反射型表示部および前記光透過型発光表示部のいずれか一方から他方へ表示部を切り替えて画像を表示させる際に、前記立体視用光学部材の突出形状に基づいて定まる焦点距離と、前記立体視用光学部材から前記光透過型発光表示部の表示面までの距離と、前記立体視用光学部材から前記反射型表示部の表示面までの距離とに応じて、前記画像を補正する
    表示装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記反射型表示部は、電子ペーパーである
    表示装置。
  13. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記光透過型発光表示部は、透明EL表示器である
    表示装置。
  14. 請求項8ないし11のいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記立体視用光学部材は、レンチキュラーレンズである
    表示装置。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の表示装置を備える携帯端末装置。
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