JP2010040068A - 光ディスク装置及びトラッキング制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】正確にトラッキング外れを検出し、光ディスクに記録されている情報の再生や光ディスクへの情報の記録が安定して行える光ディスク装置およびトラッキング制御方法を提供する。
【解決手段】トラッキング外れ検出回路の比較器がTE信号と第1の閾値を比較し、TE信号が第1の閾値を越えたときLからHになる信号を出力し、カウンタがLからHになった場合の回数をカウントし、CPUが、その回数と第2の閾値とを比較し、回数が第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する。
【選択図】図5
【解決手段】トラッキング外れ検出回路の比較器がTE信号と第1の閾値を比較し、TE信号が第1の閾値を越えたときLからHになる信号を出力し、カウンタがLからHになった場合の回数をカウントし、CPUが、その回数と第2の閾値とを比較し、回数が第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する。
【選択図】図5
Description
本発明は、CD系、DVD系、BD系あるいはHD DVD系などの光ディスクに情報を記録し、または光ディスクから情報を再生する光ディスク装置及びトラッキング制御方法に関する。
CD(Compact Disc)規格やDVD(Digital Versatile Disk)規格と呼ばれる複数種類の記録密度の光ディスクが既に広く普及しているが、近年、青紫色の波長のレーザ光を用いて情報を記録することにより、さらに記録密度が高められた超高密度光ディスクであるBD(Blu-ray Disc)規格やHD DVD(High Definition Digital Versatile Disk)規格の光ディスクも実用化されている。
DVD規格やHD DVD規格の光ディスクのうち、再生専用のROMタイプ以外の光ディスク、例えば1回だけ情報を書き込むことのできる追記型ディスク(−R)や、繰り返し情報の書き換えが可能な書き換え型ディスク(−RW、−RAM)においては、記録トラック(案内溝)が、光ディスクの情報記録面に形成されている。
記録トラックは、光ディスクに情報を記録する際及び光ディスクから情報を再生する際に用いられるレーザ光の光スポットの中心が一致されるもので、光スポットの中心が記録トラックの中心をトレースできない場合には、トラック外れとなり、情報の記録や再生が困難になる。
このような背景から、トラッキング制御により、光スポットの中心が記録トラックの中心に一致するよう、レーザ光の光スポットを提供する対物レンズを支持した光ピックアップが、光ディスクの半径方向に、逐次移動され、情報の記録または再生が継続される。トラッキング制御のために、光ディスクの記録面で反射されたレーザ光に含まれる記録トラックの成分を検出可能に設けられた光検出器が用いられる。
光検出器の出力信号が処理されてトラッキングエラー信号、トラッキング制御信号が生成され、トラッキング用のアクチュエータに出力され対物レンズを光スポットが記録トラック上を常にトレースするトラッキング制御が行われる。
光ディスクの表面の傷、汚れ、或いは光ディスクの欠陥によって、光検出器の出力信号に大きなノイズが混入し、トラッキングエラー信号が乱されると、目的の記録トラックからトラッキングが外れてしまうことがある。データの記録途中であれば、近隣の記録トラックの記録済みのデータを破壊する可能性があるため、トラッキング外れを素早く検出しなければならない。
特許文献1には、正確にトラッキング外れを検出するための方法が提案されている。特許文献1では、光ピックアップが出力するトラッキングエラー信号を2つの比較器を用いて2つの比較値と比較し、トラッキングエラー信号がプラスの比較値より大きい期間、マイナスの比較値より小さい期間、およびプラスの比較値とマイナスの比較値の間にある期間の長さを測定し、この測定結果を用いて、光スポットが隣接するトラックに近づいたか、そのときの移動速度は速いかどうかなどを判断し、トラッキング外れを検出するとしている。
特開平8−30990号公報
特許文献1には、トラッキング外れを検出するに当たり、トラッキング信号の振幅値がプラス側の閾値とマイナス側の閾値を越えることを前提としており、トラッキングエラー信号がプラス側あるいはマイナス側の閾値を越えた時間と、一旦プラス側とマイナス側の閾値の間に収まった時の時間と、一回目とは反対の極性の閾値を越えた時間をそれぞれ測定することにより、光スポットの位置とそれぞれの状態での速度からトラッキング外れを検出している。
図6は、トラッキングエラー信号が定常位置からシフトしている場合を示す図である。、図6に示すようなトラッキングエラー信号が定常位置からシフトしているような場合には、プラス側の閾値Sとマイナス側の閾値−Sと内どちらかの閾値に達しない場合があり、そうような場合にはトラッキング外れを検出することができない。図6では、トラッキングエラー信号がプラス方向へシフトしているために、マイナス側の閾値−Sのレベルが検知できない状態を示している。
図6に示すようなトラッキング信号がシフトする要因として、光ディスクの記録トラックのグルーブ形状の特性が挙げられる。光ディスク装置の光ピックアップの性能と記録トラックのグルーブ形状の特性の不整合によって、トラッキングエラー信号がシフトしてしまうことが起こる。また、光ピックアップの対物レンズが光軸からシフトした状態において、記録トラックのグルーブ形状の特性との兼合いからトラッキングエラー信号がシフトしてしまう場合がある。このようなことから、トラッキングエラー信号が定常位置からシフトしているような場合であっても、正確にトラッキング外れを検出することが望まれる。
図7は、通常のトラッキングサーボの残留偏差を示す図である。トラッキング信号が一時的に大きくなるが、トラッキング外れには至らずトラッキングサーボが維持される状態を示しているが、連続した記録或いは再生を中断せずに継続するためには、このような残留偏差の状態のときには、トラッキング信号がプラス側の閾値Sを越えたとしても、トラッキング外れとして検出しないようにした方がよい。
本発明は上記したような事情に鑑み成されたものであって、正確にトラッキング外れを検出し、光ディスクに記録されている情報の再生や光ディスクへの情報の記録が安定して行える光ディスク装置およびトラッキング制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、光ディスクにレーザ光を照射し前記光ディスクからの反射光を受光し光電変換信号を出力する光ピックアップと、前記光電変換信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、前記トラッキングエラー信号の大きさと第1の閾値とを比較し比較結果を出力する比較手段と、前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数手段と、前記回数と第2の閾値とを比較し、前記回数が前記第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明のトラッキング制御方法は、光ピックアップが光ディスクにレーザ光を照射し前記光ディスクからの反射光を受光し光電変換信号を出力する出力工程と、トラッキングエラー信号生成手段が前記光電変換信号からトラッキングエラー信号を生成する生成工程と、比較手段が前記トラッキングエラー信号の大きさと第1の閾値とを比較し比較結果を出力する比較結果出力工程と、計数手段が前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数工程と、制御手段が前記回数と第2の閾値とを比較し、前記回数が第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する判定工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、正確にトラッキング外れを検出し、光ディスクに記録されている情報の再生や光ディスクへの情報の記録が安定して行える光ディスク装置およびトラッキング制御方法を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1に係る光ディスク装置を示すブロック図である。光ディスク2はCD系、DVD系、BD系またはHD DVD系の再生専用あるいは記録型光ディスクである。例えばDVD系では、再生専用型のDVD−Video、DVD−ROM(Read Only Memory)、記録型のDVD−R(Recordable)/RW(Rewritable)/RAM(Random Access Memory)等がある。光ディスク2はディスクモータ3によって回転駆動される。ディスクモータ3はディスクモータ制御回路4によって制御されている。
光ディスク2に対する情報の記録、再生は、光ピックアップ5によって行われる。光ピックアップ5には、対物レンズ6が設けられており、対物レンズ6はフォーカシングアクチュエータ7の駆動によりフォーカスシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能で、またトラッキングアクチュエータ8の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向で光ディスクの径方向)への移動が可能である。
記録データ生成回路9は情報記録時にホスト装置25からインターフェース回路24を介して供給されるデータにエラー訂正コードを付加し、同期コードなどをつけて記録フォーマットの形式に変更し、さらに変調し、変調されたデータをレーザ制御回路10へ提供する。レーザ制御回路10は情報記録時(マーク形成時)に、記録データ生成回路9から供給されるデータに基づいて、書き込み用信号を光ピックアップ5内のレーザダイオード11に供給する。
レーザダイオード11は、波長が約780nm(nano meter)のCD用のレーザダイオード11a、波長は約650nmのDVD用のレーザダイオード11b、波長が約405nmのHD DVD用のレーザダイオード11cがあり、光ディスク装置に装着された光ディスクの種類によって使い分けられ、レーザ制御回路10から供給される信号に応じて選択されてレーザ光を出射する。
レーザダイオード11から発せられるレーザ光は、光学部12、対物レンズ6を介して光ディスク2上に照射される。レーザダイオード11から発せられるレーザ光の光ディスク2からの反射光は、対物レンズ6、光学部12を介して光検出器13に導かれる。光検出器13は受光した光を光電変化し光電変換信号を出力する。光電変換信号は、RFアンプ14へ供給される。
RFアンプ14は、光検出器13からの光電変換信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカスエラー信号(FE信号)、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキングエラー信号(TE信号)、および再生信号(RF信号)を生成し、生成されたFE信号、TE信号、およびRF信号をA/D変換器15に供給する。RFアンプ14は、光検出器13からの光電変換信号を処理する際、使用されるレーザダイオード11の種類に応じて信号を生成する時のパラメータをそれぞれの適切な値に設定して上記信号を生成する。A/D変換器15から出力された信号はバス20を介してCPU(Central Processing Unit)21等に供給される。
フォーカス・トラッキング制御回路16は、A/D変換器15から供給されたFE信号及びTE信号に応じてフォーカス制御信号及びトラッキング制御信号を生成し、フォーカシングアクチュエータ7及びトラッキングアクチュエータ8に出力し対物レンズ6を駆動する。これにより、レーザ光が光ディスク2の情報記録面上に常時ジャストフォーカスとなるフォーカシング制御、及びレーザ光が光ディスク2上に形成されたトラック上を常にトレースするトラッキング制御が行われる。
RF信号は、A/D変換器15でデジタル信号に変換されチャネルビットのデータとしてPLL回路17に供給される。PLL回路17は、A/D変換器15から供給されるデータからデータに同期したクロックとチャネルビット単位のチャネルデータ信号を生成し、データ再生回路18に出力する。データ再生回路18ではフォーマットを解読して、チャネルデータ信号を復調してバイトデータを再生し、再生された再生データはエラー訂正回路19へ出力される。エラー訂正回路19では再生データを付与されているエラー訂正コードを用いてエラー訂正を行った後、インターフェース回路24を介してホスト装置25に出力される。
ディスクモータ制御回路4、変調回路9,レーザ制御回路10、A/D変換回路15、フォーカス・トラッキング制御回路16、PLL回路17、データ再生回路18、エラー訂正回路19等は、バス20を介してCPU(Central Processing Unit)21によって制御される。
CPU21はインターフェース回路24を介してホスト装置25から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置1を総合的に制御する。また、CPU21は、RAM(Random Access Memory)22を記録再生時のバッファメモリ等の作業エリアとして使用し、ROM(Read Only Memory)23に記憶されたプログラムに従った所定の制御を行う。
トラッキング外れ検出回路26は、A/D変換器15から出力されたトラッキングエラー信号(TE信号)を処理してトラック外れの判定の基となるデータを制御部であるCPUへ供給する。トラッキング外れ検出回路26は、TE信号の大きさと第1の閾値とを比較し、その比較結果を出力する比較器と、比較結果の中でTE信号が第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数手段(カウンタ)を有している。カウンタによって計数された出力はバス20を介してCPU21に供給される。
図2は、トラッキング外れ検出回路26のブロック図である。図3は、トラッキング外れ検出回路26の動作を示す波形図である。トラッキング外れ検出回路26は、フィルタ27、絶対値回路28、比較器29、カウンタ30により構成されている。
A/D変換器15から出力されたTE信号は、先ずフィルタ27に送られる。フィルタ27は、TE信号に対してトラッキング外れがおきる周波数付近の周波数成分のみを抽出するフィルタである。TE信号には高周波のノイズ成分が含まれているが、トラッキング外れがおきる周波数付近の周波数成分のみを抽出することによって、トラッキング外れの検出精度を向上することが可能となる。例えば、トラッキングサーボ帯域周波数を中心とし抽出する。図3(a)は、フィルタ27を通過した後のTE信号波形を示す図である。縦軸は信号の振幅を示す。横軸は時間である。
絶対値回路28は、入力電圧の正負に関係なく正の絶対値が得られるもので、図3(b)に示すように、トラッキング波形の負の部分が反転し、絶対値が同じである正の波形となっている。
比較器29は、TE信号の大きさと第1の閾値とを比較し、その比較結果を出力するもので、図3(b)に示すように、第1の閾値を、例えばAとしてAと比較し、TE信号がAを越えたとき、図3(c)に示すように、LからHとなる信号を出力する。TE信号がA以下となったときはHからLになる。再びTE信号がAを越えたとき、LからHとなる信号を出力する。この信号はバス20を介してCPU21へ供給される。第1の閾値は光ディスク装置1のトラッキング制御系の許容値によって決められる。
カウンタ30は、比較結果の中でTE信号が第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数手段である。図3(d)は、カウンタの数値であり、図3(c)に示す信号がLからHになったときにカウントアップする。
図4は、TE信号がプラス方向にシフトしているような場合のトラッキング外れ検出回路26の動作を示す波形図である。図4(a)は、フィルタ27を通過した後のTE信号波形を示す図である。絶対値回路28からの出力信号は、図4(b)に示すように、トラッキング波形の負の部分が反転し、絶対値が同じである正の波形となっている。
比較器29の出力値は、図4(b)に示すように、第1の閾値を、例えばAとしてAと比較し、TE信号がAを越えたとき、図4(c)に示すように、LからHとなる信号を出力する。TE信号がA以下となったときはHからLになる。再びTE信号がAを越えたとき、LからHとなる信号を出力する。この信号はバス20を介してCPU21へ供給される。図4(d)は、カウンタの数値であり、図4(c)に示す信号がLからHになったときにカウントアップする。
図5は、トラッキング外れ検出の制御のフロー図である。S10において、再生または記録を開始するとCPU21はトラッキング外れ検出回路26の比較器29の信号がLからHに変化したかを監視し、LからHに変化したならば、S12へ移る。
S12において、CPU21はタイマ31のタイマ値を0(ゼロ)に設定する。S14において、カウンタ30はカウンタ値に1を加える。カウンタ30のカウンタ値はTE信号がAを越えた場合の回数を表している。
S16において、CPU21は、カウンタ値と第2の閾値とを比較し、カウンタ値が第2の閾値より大きくなったときS18に移る。S18において、CPU21は、トラッキング外れが起きたと判定して、トラッキング外れ検出を終了する。CPU21はその後再生または記録を一旦停止しリトライ処理を行う。
第2の閾値は任意に選べるが、素早い検知が必要なときは、例えば、1とすれば、カウンタ値が2となったときトラッキング外れと検出される。第2の閾値を0(ゼロ)に設定するとカウンタ値が1で検出するので、図7で示したような残留偏差の場合にもトラッキング外れと検知してしまうので0(ゼロ)より大きな値とした方がよい。
S10において、LからHに変化しないならば、S20に移る。S20において、CPU21はタイマ31のタイマ値が第3の閾値より大きいかを判定する。タイマ値が第3の閾値より大きいならば、S22へ移る。S22において、CPU21はカウンタ30のカウンタ値を0(ゼロ)に設定しS10へ戻る。
第3の閾値は時間であり、LからHになったときから次のLからHが出現するまでの閾値を設定するものである。所定時間経っても次のLからHになる信号が生じない場合は、カウンタ30のカウンタ値を0(ゼロ)に設定する。
S20において、タイマ値が第3の閾値より大きくないならば、S10へ戻る。この一連のループは再生または記録動作中継続される。
以上のように、比較器29がTE信号と第1の閾値を比較し、TE信号が第1の閾値を越えたときLからHになる信号を出力し、カウンタ30がLからHになった場合の回数をカウントし、CPU21が、その回数と第2の閾値とを比較し、回数が第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する。
また、タイマ31によってTE信号が第1の閾値を越えたときから経過時間を計測し、CPU21は、経過時間と第3の閾値とを比較し、経過時間が前記第3に閾値より大きくなったとき、カウンタ30の回数を0(ゼロ)に設定する。
このようにすることによって、TE信号がシフトしているような場合であっても、素早く精度よくトラッキング外れを検知することができ、光ディスクに記録されている情報の再生や光ディスクへの情報の記録が安定して行える。また図7で示した残留偏差のような場合には、トラッキング外れの判定をすることがなく、無駄なリトライ動作をしないため、動作時間の短縮と安定した動作を確保できる。
本発明は以上の構成に限定されるもではなく種々の変形が可能である。
1 光ディスク装置
2 光ディスク
5 光ピックアップ
14 RFアンプ
15 A/D変換回路
21 CPU
26 トラッキング外れ検出回路
27 フィルタ
28 絶対値回路
29 比較器
30 カウンタ
31 タイマ
2 光ディスク
5 光ピックアップ
14 RFアンプ
15 A/D変換回路
21 CPU
26 トラッキング外れ検出回路
27 フィルタ
28 絶対値回路
29 比較器
30 カウンタ
31 タイマ
Claims (6)
- 光ディスクにレーザ光を照射し前記光ディスクからの反射光を受光し光電変換信号を出力する光ピックアップと、
前記光電変換信号からトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、
前記トラッキングエラー信号の大きさと第1の閾値とを比較し比較結果を出力する比較手段と、
前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数手段と、
前記回数と第2の閾値とを比較し、前記回数が前記第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する制御手段と
を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなったときから経過時間を計測する時間計測手段を有し、
前記制御手段は、前記経過時間と第3の閾値とを比較し、前記経過時間が前記第3に閾値より大きくなったとき、前記計数手段の回数をゼロにすることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。 - 前記トラッキングエラー信号に対して前記トラッキング外れが起きる周波数付近の周波数成分を抽出するフィルタを有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク装置。
- 光ピックアップが光ディスクにレーザ光を照射し前記光ディスクからの反射光を受光し光電変換信号を出力する出力工程と、
トラッキングエラー信号生成手段が前記光電変換信号からトラッキングエラー信号を生成する生成工程と、
比較手段が前記トラッキングエラー信号の大きさと第1の閾値とを比較し比較結果を出力する比較結果出力工程と、
計数手段が前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなった場合の回数を計数する計数工程と、
制御手段が前記回数と第2の閾値とを比較し、前記回数が第2の閾値より大きくなったときトラッキング外れが起きたと判定する判定工程と
を有することを特徴とするトラッキング制御方法。 - 時間計測手段が前記比較結果の中で前記トラッキングエラー信号が前記第1の閾値より大きくなったときから経過時間を計測する計測工程を有し、
前記制御手段は、前記経過時間と第3の閾値とを比較し、前記経過時間が前記第3に閾値より大きくなったとき、前記計数手段の回数をゼロにする工程を有することを特徴とする請求項4記載のトラッキング制御方法。 - フィルタが前記トラッキングエラー信号に対して前記トラッキング外れがおきる周波数付近の周波数成分を抽出する工程を有することを特徴とする請求項4または請求項5記載のトラッキング制御方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2362378A2 (en) | 2010-02-25 | 2011-08-31 | YAMAHA Corporation | Generation of harmony tone |
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2008
- 2008-07-31 JP JP2008198773A patent/JP2010040068A/ja active Pending
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EP2362378A2 (en) | 2010-02-25 | 2011-08-31 | YAMAHA Corporation | Generation of harmony tone |
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