JP2010023455A - プリンタ及びプリント位置制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】用紙搬送手段により搬送方向D1に搬送される用紙2に対して、搬送方向と直交する幅方向D2に配列される発熱抵抗体41を有するサーマルヘッド4によって、発熱抵抗体から熱転写することで、用紙に所定の画像を印刷するプリンタ1であって、サーマルヘッドと略平行に延設されて、用紙の側端Eの幅方向の位置を検出して位置検出データとして出力する位置検出手段と、用紙搬送手段に用紙を搬送させながら複数箇所で位置検出手段による検出、出力を行わせ、用紙の搬送量と位置検出データから用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合を演算し、割合を用いて発熱抵抗体の通電範囲を調整して設定する制御部とを備えるプリンタを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、用紙搬送手段により搬送方向に搬送される用紙に対して、搬送方向と直交する幅方向に配列される発熱抵抗体を有するサーマルヘッドによって、前記発熱抵抗体から熱転写することで、前記用紙に所定の画像を印刷するプリンタであって、前記サーマルヘッドと略平行に延設されて、前記用紙の側端の前記幅方向の位置を検出して位置検出データとして出力する位置検出手段と、前記用紙搬送手段に前記用紙を搬送させながら複数箇所で前記位置検出手段による検出、出力を行わせ、前記用紙の搬送量と前記位置検出データから前記用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合を演算し、該割合を用いて前記発熱抵抗体の通電範囲を調整して設定する制御部とを備えることを特徴としている。
また、用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合が小さかったとしても、位置検出手段による位置検出データを取得する搬送方向の間隔を広げることで、複数箇所で検出される位置検出データの差を大きくすることができる。これにより、位置検出手段の精度にかかわらず用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合を正確に求めることができる。このため、必要以上に高精度な検出手段を搭載させる必要がなく、低コストで用紙の所定の範囲に正確に印刷することが可能となる。
ここで、用紙範囲とは、実際に印刷される印刷範囲及び該印刷範囲の周囲に余白が設定される場合には当該余白を含む範囲をいい、例えば、定型紙を使用して印刷する場合には、定型紙全体を意味し、また、ロール紙を使用して印刷する場合には、印刷後に裁断し出力される範囲を意味する。
通電範囲設定処理部1222は、プリント用画像データ生成部121で処理されたプリント用画像データと幅変位割合演算部1221で演算された前記割合とに基づいて、通電範囲を調整する。
発熱抵抗体通電制御処理部1223は、通電範囲設定処理部1222の調整した通電範囲の結果に基づいて、階調(濃度)に応じた通電パルスパターンを発生させる通電パルス発生部72に、発熱抵抗体41の通電範囲をパルス通電させる。
以下、制御部10による制御の詳細並びに本実施形態のプリンタ1の作用について説明する。ここでは、図4に示す画像P及び画像Qを印刷する場合を例として、図5〜図10を用いて説明する。なお、画像P及び画像Qは、図4に示すように、それぞれが矩形の画像であって、例えば、搬送方向D1に並ぶ用紙範囲(第1の用紙範囲)R1、用紙範囲(第2の用紙範囲)R2にそれぞれ印刷されるものとして説明する。また、用紙範囲R1、R2は、それぞれ対応する画像P及び画像Qが印刷される印刷範囲のそれぞれに余白を考慮して設定される用紙2上における範囲である。
なお、図4〜図7及び図9において、用紙2の位置A、位置B及び位置Cに該当する位置にそれぞれ一点鎖線を示しているが、これらは説明をわかりやすくするためのものであって、実際の用紙2に一点鎖線の表示はない。
ホストHから画像データがプリンタ1に送信され、この画像データはイメージバッファ71に一時保存された後、プリント制御部12で処理される。プリント制御部12では、プリント用画像データ生成部121が画像Pと対応する画像データをプリント用画像データに変換する。そして、変換されたプリント用画像データをサーマルヘッドプリント位置制御処理部122、インクリボン巻取/巻戻処理部123及びロール紙駆動処理部124に送信する。
一方で、CCDセンサ5は、用紙2が搬送される前に、図5に示すように、位置Aの側端EをCCDセンサ5が検出し、位置検出データをプリント制御部12の幅変位割合演算部1221へ送信する
ここで、位置Bの側端EをCCDセンサ5が検出し、取得した位置検出データをプリント制御部12の幅変位割合演算部1221へ送信する(この際、前述のように用紙2は幅方向D2に変位量Wだけ変位している)。また、ロール紙駆動処理部124は、ロール紙駆動モータ27に設けられているエンコーダより、用紙2上の用紙範囲R1における搬送量データ(すなわち、搬送量L)を取得し、プリント制御部12の幅変位割合演算部1221へ送信する。
すなわち、プリント制御部12の幅変位割合演算部1221は、CCDセンサ5より送信された、用紙範囲R1の始点である位置Aの位置検出データと終点である位置Bの位置検出データから演算される変位量Wと、ロール紙駆動処理部124より送信された搬送量データである搬送量Lとから、用紙範囲R1における搬送量に対する幅方向D2の変位量の割合を演算する。
そのためにまず、プリント制御部12のロール紙駆動処理部124は、発熱抵抗体41より搬送方向D1下流側に用紙2上の用紙範囲R1の全体が位置するように、搬送方向D1下流に用紙2を搬送させる。
その後、プリント制御部12は、ロール紙駆動処理部124に搬送方向D1上流に用紙2を搬送させながら、発熱抵抗体通電制御処理部1223に、通電範囲設定処理部1222で調整された発熱抵抗体41の通電範囲に基づいて、通電パルス発生部72を制御させる。
プリント制御部12の通電範囲設定処理部1222は、第2の手順で求めた用紙2上の用紙範囲R1における搬送量Lに対する幅方向D2の変位量Wの割合より、CCDセンサ5によって位置検出データを取得していない用紙範囲R1全体に亘って、図7に示すように、幅方向D2の位置を演算することができ、この演算値に基づいて発熱抵抗体41の通電範囲の調整を行う。
更に、用紙2上の位置Aと位置Bとは、搬送量Lだけ間隔があるので、仮に低解像度のCCDセンサ5を用いても検出の精度が悪化することはない。よって、CCDセンサ(位置検出手段)5を必要以上に高精度にする必要がなく、プリンタ1のコストを抑えることができる。
2 用紙
22、25 ピンチロール(用紙搬送手段)
23、26 フィードロール(用紙搬送手段)
4 サーマルヘッド
41 発熱抵抗体
5 CCDセンサ(位置検出手段)
6 発光体(位置検出手段)
10 制御部
D1 搬送方向
D2 幅方向
E 側端
R1 用紙範囲(第1の用紙範囲)
R2 用紙範囲(第2の用紙範囲)
Claims (6)
- 用紙搬送手段により搬送方向に搬送される用紙に対して、搬送方向と直交する幅方向に配列される発熱抵抗体を有するサーマルヘッドによって、前記発熱抵抗体から熱転写することで、前記用紙に所定の画像を印刷するプリンタであって、
前記サーマルヘッドと略平行に延設されて、前記用紙の側端の前記幅方向の位置を検出して位置検出データとして出力する位置検出手段と、
前記用紙搬送手段に前記用紙を搬送させながら複数箇所で前記位置検出手段による検出、出力を行わせ、前記用紙の搬送量と前記位置検出データから前記用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合を演算し、該割合を用いて前記発熱抵抗体の通電範囲を調整して設定する制御部と
を備えることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタにおいて、
前記制御部は、前記用紙搬送手段に前記用紙を前記搬送方向の下流側へ搬送させながら前記位置検出手段に前記位置検出データを取得させた後、前記用紙搬送手段による前記用紙の搬送を前記搬送方向の上流側へ切り替えて搬送させながら前記用紙に前記画像を印刷すること
を特徴とするプリンタ。 - 請求項1または請求項2のいずれかに記載のプリンタにおいて、
前記位置検出手段は、前記サーマルヘッドの近傍に設けられていること
を特徴とするプリンタ。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記用紙における前記搬送方向に連続した第1の用紙範囲及び第2の用紙範囲に順次前記画像を印刷するに際し、
前記制御部は、前記用紙における前記第1の用紙範囲について前記用紙搬送手段に搬送させて印刷または排紙させる際に、前記位置検出手段に前記第2の用紙範囲に該当する前記用紙の位置検出データを取得させること
を特徴とするプリンタ。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記制御部は、前記用紙搬送手段によって搬送される前記用紙の所定の用紙範囲に画像を印刷するに際して、該用紙範囲の始点及び終点の前記位置検出データを、前記位置検出手段に取得させること
を特徴とするプリンタ。 - 用紙搬送手段により搬送方向に搬送される用紙に対して、搬送方向と直交する幅方向に配列される発熱抵抗体を有するサーマルヘッドによって、前記発熱抵抗体から熱転写する際に、該発熱抵抗体の通電範囲を調整するプリント位置制御方法であって、
前記用紙を搬送させながら、該用紙の搬送量データと、前記用紙の側端の前記幅方向の位置である複数箇所の位置検出データとを取得する第1の手順と、
該第1の手順で取得された前記搬送量データと前記位置検出データとに基づいて、前記用紙の搬送量に対する幅方向の変位量の割合を演算する第2の手順と、
該第2の手順で演算された前記割合に基づいて、前記発熱抵抗体の通電範囲を調整して設定する第3の手順と
を備えることを特徴とするプリント位置制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008190992A JP2010023455A (ja) | 2008-07-24 | 2008-07-24 | プリンタ及びプリント位置制御方法 |
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ID=41729730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008190992A Pending JP2010023455A (ja) | 2008-07-24 | 2008-07-24 | プリンタ及びプリント位置制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017140711A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 株式会社イシダ | 印字ユニット |
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2008
- 2008-07-24 JP JP2008190992A patent/JP2010023455A/ja active Pending
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