JP2010021767A - 電子機器、その制御方法およびプログラムならびに撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力操作によって、モニタ12の姿勢が変化する可能性を低減させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】撮像装置1Aは、可動式のモニタ12と、モニタ12の姿勢を検知する姿勢検知部123と、モニタ12の表示面に設けられ、使用者の指示を入力するための表示面タッチパネル151と、モニタ12の側面に設けられ、使用者の指示を入力するための側面タッチパネル152と、姿勢検知部123によって検知されるモニタ12の姿勢に応じて、表示面タッチパネル151によって入力可能な所定指示を、側面タッチパネル152で入力可能とする機能制御部123とを備える。
【選択図】図7
【解決手段】撮像装置1Aは、可動式のモニタ12と、モニタ12の姿勢を検知する姿勢検知部123と、モニタ12の表示面に設けられ、使用者の指示を入力するための表示面タッチパネル151と、モニタ12の側面に設けられ、使用者の指示を入力するための側面タッチパネル152と、姿勢検知部123によって検知されるモニタ12の姿勢に応じて、表示面タッチパネル151によって入力可能な所定指示を、側面タッチパネル152で入力可能とする機能制御部123とを備える。
【選択図】図7
Description
本発明は、電子機器の操作性を向上させる技術に関する。
一眼レフレックスタイプのデジタルカメラ(以下では、「一眼レフカメラ」とも称する)の中には、被写体に関する時系列の画像を動画的態様で表示部(モニタ)に表示させるライブビュー機能を有するものがある。
ライブビュー機能を有するカメラでは、モニタを視認して構図決めを行うことが可能となるが、モニタはカメラの背面に固定的に配置されるため、モニタを視認して構図決めを行う場合、カメラアングルが制限されていた。
このため、ライブビュー機能をさらに有効に利用するために、モニタを可動式にしてモニタの姿勢を変更可能とし、撮影者(以下では「使用者」または「ユーザ」とも称する)の利便性を向上させたカメラが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、モニタの表面にタッチパネルを配してモニタへの接触操作(タッチ操作)を検知可能としたカメラでは、カメラへの指示操作をモニタ上で行うことができる。
しかしながら、可動式のモニタを有し、当該モニタ上でのタッチ操作による指示入力機能を備えたカメラでは、モニタを可動させた可動状態において、モニタ上でタッチ操作が行われると、モニタの姿勢が変化してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、入力操作によって、表示部の姿勢が変わる可能性を低減させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、電子機器であって、可動式の表示部と、前記表示部の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記表示部の表示面に設けられ、使用者の指示を入力するための第1入力手段と、前記表示部の側面に設けられ、使用者の指示を入力するための第2入力手段と、前記姿勢検知手段によって検知される前記表示部の姿勢に応じて、前記第1入力手段によって入力可能な所定指示を、前記第2入力手段で入力可能とする機能制御手段とを備える。
本発明によれば、入力操作によって表示部の姿勢が変化する可能性を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<1.実施形態>
<構成>
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1Aの外観構成を示す図である。図3は、撮像装置1Aをローポジションに構えた撮影姿勢を示す図である。なお、図1は、撮像装置1Aの正面外観図であり、図2は、撮像装置1Aの背面外観図であり、以下の説明では、便宜的に+Y方向を上方向、−Y方向を下方向とする。
<構成>
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1Aの外観構成を示す図である。図3は、撮像装置1Aをローポジションに構えた撮影姿勢を示す図である。なお、図1は、撮像装置1Aの正面外観図であり、図2は、撮像装置1Aの背面外観図であり、以下の説明では、便宜的に+Y方向を上方向、−Y方向を下方向とする。
図1に示されるように、本実施形態に係る撮像装置1Aは、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。具体的には、撮像装置1Aは、撮像装置本体(カメラ本体部)2を備え、このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(以下では、「交換レンズ」とも称する)3が着脱可能となっている。
交換レンズ3は、主として、鏡胴36、ならびに、鏡胴36の内部に設けられるレンズ群37(図4参照)および絞り(不図示)等によって構成される。レンズ群37には、光軸方向に移動することによって焦点位置を変更するフォーカスレンズ(「AFレンズ」とも称する)等が含まれている。
カメラ本体部2は、交換レンズ3が装着される円環状のマウント部Mtを正面略中央に備え、交換レンズ3を着脱するための着脱ボタン89を円環状のマウント部Mt付近に備えている。
また、カメラ本体部2は、その正面左上部にモード設定ダイアル82を備え、その正面右上部に制御値設定ダイアル86を備えている。モード設定ダイアル82を操作することによって、カメラの各種モード(各種撮影モード(人物撮影モード、風景撮影モード、および連続撮影モード等)、撮影した画像を再生する再生モード、および外部機器との間でデータ交信を行う通信モード等を含む)の設定動作(切替動作)を行うことが可能である。また、制御値設定ダイアル86を操作することによれば、各種撮影モードにおける制御値を設定することが可能である。
また、カメラ本体部2は、正面左端部にユーザが把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面には露光開始を指示するためのレリーズボタン(シャッターボタン)11が設けられている。グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として、例えば4本の単3形乾電池が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するための記録媒体(ここでは、メモリカード90(図7参照))が着脱可能に収納されるようになっている。
レリーズボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)とを検出可能な2段階検出ボタンである。レリーズボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AF制御動作およびAE制御動作等)が行われる。また、レリーズボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、本撮影画像の撮影動作(撮像素子(「主撮像素子」とも称する)5(後述)を用いて被写体像に関する露光を行い、その露光によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の本撮影動作)が行われる。
図2において、カメラ本体部2の背面略中央には、表示部としてモニタ12が設けられている。モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成される。モニタ12は、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいてメモリカード90に記録された撮影画像を再生表示したりすることができる。
また、モニタ12は、全体としてチルト可動式の筐体(「可動筐体」とも称する)MKを構成している。当該可動筐体MKは、軸PX1を中心に矢印YG1の向きに回動可能な可動機構を有している(図4参照)。これにより、ユーザは、撮像装置1Aの背面に収められた初期状態(「収納状態」または「非可動状態」とも称する)と、背面より引き出され撮像装置1Aから突出した可動状態との間で、モニタ12の姿勢(状態)を変更することができる。
例えば、可動筐体MKを撮像装置1Aの背面から引き出してモニタ12の画面を傾けた場合は、図3のように撮像装置1Aをローポジションに構えたときにも、ユーザは、モニタ12を正対して視認することが可能になる。
また、可動筐体MKの軸部(「ヒンジ部」とも称する)HR1(図4)には、角度検出器DA(図4中不図示)が設けられ、軸部HR1における開き角度θ1が検出可能となっている。
カメラ本体部2の背面略中央上部には、ファインダ窓10が設けられている。ファインダ窓10には、交換レンズ3からの被写体像が導かれ、ユーザは、ファインダ窓10を覗くことによって、主撮像素子5によって取得される被写体像と等価な像を視認することができる。具体的には、撮影光学系に入射された被写体像は、ミラー機構6(図4参照)で上方に反射され、接眼レンズ67を介して視認される。このように、ユーザは、ファインダ窓10を覗くことによって構図決めを行うことが可能である。なお、レリーズボタン11のS2状態の検出によって本撮影動作が開始されると、ミラー機構6は被写体像を形成する光(被写体光)の光路から待避し、交換レンズ3からの光(被写体像を形成する光)が主撮像素子5に到達し、被写体に係る撮影画像(画像データ)が得られる。
ファインダ窓10の下部には、接眼検知センサ13が設けられている。
接眼検知センサ13は、近接物体の有無を検知するセンサであり、ファインダ窓10への物体の接近を検知する接近検知手段として機能する。具体的には、接眼検知センサ13は、赤外光を発する投光素子と、撮影者の顔における当該赤外光の反射光を受光する受光素子とを備えており、反射光の有無を検出することによって、ユーザによる光学ファインダ使用の有無を検知する。
モニタ12の左上部にはメインスイッチ81が設けられている。メインスイッチ81は、2点のスライドスイッチからなり、接点を左方の「OFF」位置に設定すると、撮像装置1Aの電源がオフになり、接点を右方の「ON」位置に設定すると、撮像装置1Aの電源がオンになる。
モニタ12の右側には方向選択キー84と表示切替スイッチ9とが設けられている。
方向選択キー84は、円形の操作ボタンを有し、この操作ボタンにおける上下左右の4方向の押圧操作と、右上、左上、右下および左下の4方向の押圧操作とが、それぞれ検出されるようになっている。なお、方向選択キー84は、上記8方向の押圧操作とは別に、中央部のプッシュボタンの押圧操作も検出されるようになっている。
表示切替スイッチ9は、3点のスライドスイッチとして構成され、スライド操作によって構図決め操作(フレーミング)のモード(「フレーミングモード」とも称する)を切り換えることができる。
具体的には、表示切替スイッチ9の接点が上段の「光学」位置に設定されると光学ビューファインダモード(「OVFモード」とも称する)が選択され、光学ファインダ視野内に被写体像が表示される。これにより、ユーザは、ファインダ窓10を介して光学ファインダ視野内の被写体像を視認して、構図決め操作を行うことが可能になる。
また、表示切替スイッチ9の接点が下段の「液晶」位置に設定されると電子ビューファインダモード(「EVFモード」とも称する)が選択され、モニタ12において被写体像に係るライブビュー画像が動画的態様にて表示(ライブビュー表示)される。これにより、ユーザは、モニタ12に表示されるライブビュー画像を視認することによって、フレーミングを行うことが可能になる。
また、表示切替スイッチ9の接点が中段の「自動」位置に設定されると、ファインダ窓10への接眼の有無に応じて、光学ファインダ視野内の表示(「OVF表示」とも称する)とライブビュー表示とが自動的に切り替えられる。これにより、ユーザは、撮像装置1Aの使用態様に応じて、OVF表示、或いはライブビュー表示のいずれかを視認して、フレーミングを行うことが可能となる。
モニタ12の左側には、メニュー画面の設定、画像の削除などを行うための複数のボタンからなる設定ボタン群83が設けられている。
次に、撮像装置1Aの内部構成について説明する。図4および図5は、本実施形態に係る撮像装置1Aの縦断面図である。
図4に示すように、撮像装置1Aの内部には、ファインダ部(「ファインダ光学系」とも称する)102、ミラー機構6、位相差AFモジュール(以下、単にAFモジュールとも称する)20、シャッター4、主撮像素子5、および副撮像素子7などが備えられている。
主撮像素子(ここではCCDセンサ(単にCCDとも称する))5は、交換レンズ3が備えているレンズ群37の光軸L上において、光軸Lに対して垂直な平面内に配置される。主撮像素子5は、その撮像面で受光された被写体像を光電変換作用により電気的信号に変換して、本撮影画像に係る画像信号を生成する。
主撮像素子5の直前には、シャッター4が配置されている。このシャッター4は、上下方向に移動する幕体を備え、光軸Lに沿って主撮像素子5に導かれる被写体光の光路開口動作および光路遮断動作を行うメカニカルフォーカルプレーンシャッターである。
また、図4に示されるように、交換レンズ3から主撮像素子5に至る光路(「撮影光路」とも称する)上には、ミラー機構6が設けられている。
ミラー機構6は、撮影光学系からの光を上方に向けて反射する主ミラー61(主反射面)を有している。この主ミラー61は、例えばその一部または全部がハーフミラーとして構成され、撮影光学系からの光の一部を透過させる。また、ミラー機構6は、主ミラー61を透過した光を下方に反射させるサブミラー62(副反射面)をも有している。
また、ミラー機構6は、所謂クイックリターンミラーとして構成されており、ミラーダウン状態とミラーアップ状態との間で姿勢を切り替えることが可能である。
具体的には、撮影モードにおいてレリーズボタン11が全押し状態S2にされるまで、換言すれば構図決めの際には、ミラー機構6はミラーダウン状態となるように配置される(図4参照)。そして、ミラーダウン状態では、交換レンズ3からの被写体光は、主ミラー61で上方に反射され焦点板64で結像した後、観察用光束としてファインダ部(「ファインダ光学系」とも称する)102に入射する。
また、被写体光の一部は、主ミラー61を透過し、サブミラー62によって下方に反射され、AFモジュール20へと導かれる。
AFモジュール20は、セパレータレンズおよびラインセンサ(焦点検出センサ)等を有し、フォーカスレンズによる焦点調節状態に応じた焦点調節に関する情報(「焦点情報」または「測距情報」とも称する)を取得する所謂AFセンサとして機能する。
具体的には、AFモジュール20は、撮影領域に設定された測距エリア(「AFエリア」とも称する)における被写体からの光をセパレータレンズで分離して2つの像を生成する。そして、AFモジュール20は、当該2つの像をラインセンサで受光し、その像間隔に応じた位相差検出信号を焦点情報として出力する位相差検出機能を有している。すなわち、撮影待機時におけるミラーダウン状態においては、AFモジュール20に導かれる被写体光に基づいて、AFモジュール20から焦点情報が出力される。
このようにAFモジュール20は、撮影領域の所定位置に固定的に設定されたAFエリアから、焦点情報を取得する焦点情報取得手段として機能する。
一方、レリーズボタン11が全押し状態S2にされると、ミラー機構6はミラーアップ状態(図5参照)となるように駆動され、露光動作が開始される。
具体的には、図5に示すように、露光時には、ミラー機構6は、回転軸63を支点として上方に向けて跳ね上がり、撮影光路から待避する。詳細には、撮影光学系からの光を遮らないように主ミラー61とサブミラー62とが上方に待避し、交換レンズ3からの光がシャッター4の開放タイミングに合わせて主撮像素子5に到達する。主撮像素子5は、光電変換によって、受光した光束に基づいて被写体像に関する画像信号を生成する。このように、被写体からの光が交換レンズ3を介して主撮像素子5に導かれることによって、被写体に係る撮影画像(撮影画像データ)が得られる。
<構図決め動作について>
次に、撮像装置1Aにおける構図決め動作(フレーミング動作)について説明する。上述のように、撮像装置1Aでは、ユーザは、表示切替スイッチ9のスライド操作によって、OVFモードで光学ファインダを利用して構図決めを行うか、EVFモードで電子ファインダを利用して構図決めを行うかを選択することができる。図6は、EVFモードにおける撮像装置1Aの縦断面図である。
次に、撮像装置1Aにおける構図決め動作(フレーミング動作)について説明する。上述のように、撮像装置1Aでは、ユーザは、表示切替スイッチ9のスライド操作によって、OVFモードで光学ファインダを利用して構図決めを行うか、EVFモードで電子ファインダを利用して構図決めを行うかを選択することができる。図6は、EVFモードにおける撮像装置1Aの縦断面図である。
構図決めの際には、ミラー機構6はミラーダウン状態となるように配置される(図4および図6参照)。上述のように、ミラーダウン状態では、交換レンズ3からの被写体像は、主ミラー61で上方に反射され観察用光束としてファインダ部102に導かれる。
ファインダ部102は、ペンタミラー65、接眼レンズ67、ファインダ窓10、結像レンズ69、および副撮像素子7等を備えている。
ペンタミラー65は、複数のミラー(反射面)を有しており、反射によって被写体像の天地左右を入れ替えて正立像にする機能および被写体光の光路を変更する機能を有している。
具体的には、ペンタミラー65は、三角屋根状に形成された2面のミラー(ダハミラー)65a,65bと、当該ダハミラー(ダハ面)65a,65bに対して固定された面65cと、光路変更ミラー(反射面)65eとを有している。
ダハミラー65a,65bは、プラスチック成型により一体部品65dとして形成され、被写体光を2回反射させることによって被写体像の姿勢を反転させる機能を有している。光路変更ミラー65eは、光学ファインダおよび電子ファインダのいずれを採用して構図決めを行うかに応じて、被写体光の光路を変更する機能を有している。
接眼レンズ67は、ペンタミラー65により正立像にされた被写体像をファインダ窓10の外側に導く機能を有している。
以下では、光学ファインダを用いたフレーミング動作および電子ファインダを用いたフレーミング動作それぞれについて詳述する。
まず、光学ファインダを用いたフレーミング動作について説明する。
図4に示すように、OVFモードでは、ミラー機構6が、交換レンズ3からの被写体像の光路上に配置され、被写体像が主ミラー61とペンタミラー65と接眼レンズ67とを順に介してファインダ窓10へと導かれる。
より詳細には、交換レンズ3を通過した被写体光は、主ミラー61で上方に反射され、焦点板64に結像する。焦点板64に結像した被写体光は、当該焦点板64を通過し、ペンタミラー65で進路変更された後に、接眼レンズ67を通ってファインダ窓10へ向かう(図4の光路PA参照)。このように光路PAに沿って、ファインダ窓10に導かれた被写体像は、ユーザ(観察者)の眼へ到達して視認される。
このようにOVFモードでは、ユーザは、ファインダ窓10を覗くことによって、ファインダ視野内に表示された被写体像を視認し、構図決めを行うことができる。
次に、電子ファインダを用いたフレーミング動作について説明する。
図6に示すように、EVFモードでは、ミラー機構6は、交換レンズ3からの被写体像の光路上に配置される。そして、交換レンズ3を通過した被写体光は、主ミラー61で上方に反射され、焦点板64に結像する。焦点板64に結像した被写体光は、焦点板64を通過し、ペンタミラー65で進路変更された後に、結像レンズ69(結像光学系)を介して副撮像素子7の撮像面上で再結像する(図6の光路PB参照)。
このようにEVFモードでは、被写体像は、OVFモードにおける光路PAとは異なる光路PBに沿って副撮像素子7に導かれる。
ファインダ部102における光路変更は、光路変更ミラー65eの角度(カメラ本体部2に対する設置角度)をファインダモードに応じて変更することによって実現される。
具体的には、光路変更ミラー65eは、表示切替スイッチ9のスライド動作に連動して、軸AX1を中心に回転可能に構成され、EVFモード(図6参照)では、OVFモード(図4参照)に比べて軸AX1を中心に矢印YVの向きに所定角度AN回動される。
このように、EVFモードでは、光路変更ミラー65eの姿勢を変更することによって、ファインダ部102内の被写体光の光路が変更される。これにより、被写体光は、結像レンズ69を通過して副撮像素子7に到達する。
上述のように、副撮像素子7は、光路PBに沿って到達した被写体光を受光し、被写体像に係る撮影画像を微小時間間隔(例えば、1/60秒)で順次に取得する。取得された時系列の撮影画像は、モニタ12に動画的態様にて順次に表示(ライブビュー表示)される。
これによって、ユーザは、モニタ12に表示される動画像(ライブビュー画像)を視認して構図決めを行うことが可能になる。
なお、結像レンズ69および副撮像素子7は、OVFモードにおいて光路変更ミラー65eから接眼レンズ67へと進行する光束を遮らない位置(ここでは、接眼レンズ67の上方位置)に配置されている。
このように、撮像装置1Aでは、ファインダ部102の光路変更ミラー65eの姿勢を変更することによって被写体光の光路が変更され、OVFモードとEVFモードとが切り換えられる。
<機能ブロック>
次に、撮像装置1Aの機能の概要について説明する。図7は、本実施形態に係る撮像装置1Aの機能構成を示すブロック図である。図8は、撮像装置1Aの側面の概略図である。
次に、撮像装置1Aの機能の概要について説明する。図7は、本実施形態に係る撮像装置1Aの機能構成を示すブロック図である。図8は、撮像装置1Aの側面の概略図である。
図7に示されるように、撮像装置1Aは、位相差AFモジュール20、操作部80、タッチパネル部15、全体制御部100、ミラー機構6、シャッター4、主撮像素子5、A/D変換回路52、デジタル信号処理回路50、および画像メモリ56等を備える。
操作部80は、レリーズボタン11(図1参照)を含む各種ボタンおよびスイッチ等を備えて構成される。操作部80に対するユーザの入力操作に応答して、全体制御部100が各種動作を実現する。
タッチパネル部15は、モニタ12の表示面および可動筐体MKの側面にそれぞれ設けられ、ユーザの指示を入力するための入力手段として機能する。
具体的には、モニタ12の表示面には、透明なタッチパネル(「表示面タッチパネル」とも称する)151が配設されている。表示面タッチパネル151は、表示面に対するユーザの接触操作(タッチ操作)を検出する。具体的には、ユーザの指がモニタ12上の任意の位置に配置されると、配置位置(タッチ位置)の座標が表示面タッチパネル151により検出され、全体制御部100に提供される。全体制御部100では、検出された座標(「タッチ座標」とも称する)に対応する表示画面上のキーが認識され、認識されたキーに割り当てられた所定の処理が実行される。
また、図8に示されるように、可動筐体MKの側面にも、タッチパネル(「側面タッチパネル」とも称する)152が設けられている。側面タッチパネル152は、表示面タッチパネル151と同様に、可動筐体MKの側面に対するユーザの接触操作を検出する機能を有し、可動筐体MKの可動状態で、当該検出機能が有効化される。側面タッチパネル152で接触操作が検出されると、接触位置に関する情報(接触情報)が全体制御部100に提供され、接触位置に対応した所定の処理が実行される。
このようなタッチパネル部15を備える撮像装置1Aでは、例えば、モニタ12を撮影方向に垂直な平面内に配置した非可動状態において、ユーザは、表示面タッチパネル151を用いた入力操作を行うことができる。また、モニタ12を撮像装置1Aから突出させた可動状態において、ユーザは、側面タッチパネル152を用いた入力操作を行うことができる。
主撮像素子5は、タイミング制御回路(不図示)から入力される駆動制御信号(蓄積開始信号および蓄積終了信号)に応答して、受光面(撮像面)に結像された被写体像の露光(光電変換による電荷蓄積)を行い、当該被写体像に係る画像信号を生成する。
主撮像素子5で取得された画像信号(アナログ信号)は、A/D変換回路52によってデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号は、デジタル信号処理回路50に入力される。
デジタル信号処理回路50は、A/D変換回路52から入力される画像信号に対してデジタル信号処理を施す。具体的には、黒レベル補正処理、ホワイトバランス(WB)処理、γ補正処理等の信号処理を行う。当該信号処理後の画像信号(画像データ)は、画像メモリ56に格納される。
画像メモリ56は、生成された画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能なメモリであり、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有している。
本撮影時には、画像メモリ56に一時記憶される画像データは、全体制御部100において適宜画像処理(圧縮処理等)が施された後、メモリカード90に記憶される。
副撮像素子7は、基本的には主撮像素子5と同様の機能を有し、いわゆるライブビュー画像取得用(電子ファインダ用)の撮像素子(補助撮像素子)としての役割を果たす。具体的には、副撮像素子7は、ファインダ光学系に導かれた被写体像の露光を行い、ライブビュー表示用の画像に関する画像信号を取得する。なお、副撮像素子7は、ライブビュー用の画像信号を生成するための解像度を有していればよく、通常、主撮像素子5よりも少ない数の画素で構成される。
副撮像素子7によって取得された画像データは、A/D変換回路52およびデジタル信号処理回路50において所定の処理が実行され画像メモリ56に一旦記憶された後、モニタ12に表示される。
全体制御部100は、マイクロコンピュータとして構成され、主にCPU,RAM120A、およびROM120B等を備える。全体制御部100は、ROM120B内に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムをCPUで実行することによって、各種機能を実現する。
全体制御部100は、上述のプログラムの実行によって、位相差AF制御部121、駆動制御部122、姿勢検知部123、指示認識部124、機能制御部125、および表示制御部126等を機能的に実現する。
位相差AF制御部121は、位相差検出方式による自動合焦(AF)動作(位相差AF)を行う。具体的には、位相差AF制御部121は、AFモジュール20から出力される焦点情報に基づいて、合焦時のフォーカスレンズの位置(レンズ合焦位置)を特定するレンズ合焦位置特定動作を行う。
駆動制御部122は、位相差AF制御部121からの制御信号に応じてフォーカスレンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動動作を実行させる。
具体的には、駆動制御部122は、位相差AF制御部121からの制御信号に応じて、交換レンズ3内のレンズ側制御部31を動作させる。レンズ側制御部31は、駆動制御部122からの指令に応じてレンズ駆動部38を駆動させ、交換レンズ3のレンズ群37に含まれるフォーカスレンズを光軸方向に移動させる。また、フォーカスレンズの位置(単に「レンズ位置」とも称する)は、交換レンズ3のレンズ位置検出部39によって検出され、フォーカスレンズの位置を示すデータがレンズ側制御部31からカメラ本体部2の全体制御部100に送られる。
姿勢検知部123は、角度検出器DAによって取得された軸部HR1の角度情報に基づいて、モニタ12の現在位置を演算により算出して、モニタ12の姿勢を検知する機能を有している。
指示認識部124は、表示面タッチパネル151および側面タッチパネル152で検出されたタッチ操作に応じたユーザの指示を認識する機能を有している。
機能制御部125は、姿勢検知部123によって検知されたモニタ12の姿勢に応じて、側面タッチパネル152に検出機能を付与する。
具体的には、機能制御部125は、姿勢検知部123によって検知されたモニタ12の姿勢に応じて、モニタ12が可動状態であるか否かを判断し、モニタ12が可動状態であった場合は、側面タッチパネル152の検出機能を有効化する。そして、機能制御部125は、表示面タッチパネル151によって入力可能なユーザの指示を、側面タッチパネル152で入力可能となるように機能制御する。
表示制御部126は、モニタ12などの表示部における表示内容を制御する。例えば、表示制御部126は、副撮像素子7によって連続的に取得される撮影画像に基づいて、モニタ12に連続的な画像を表示させるライブビュー表示を行う。また、表示制御部126は、ユーザによるタッチ操作のためのキーをモニタ12に表示させる。
<側面タッチパネル152への機能付与について>
次に、モニタ12の可動状態で実行される、側面タッチパネル152への機能付与について説明する。図9は、モニタ12の可動状態における撮像装置1Aを示す図である。
次に、モニタ12の可動状態で実行される、側面タッチパネル152への機能付与について説明する。図9は、モニタ12の可動状態における撮像装置1Aを示す図である。
上述のように、撮像装置1Aでは、モニタ12の可動状態が検知されると、側面タッチパネル152の検出機能が有効化され、表示面タッチパネル151によって入力可能なユーザの指示が、側面タッチパネル152で入力可能とされる。
これにより、ユーザは、側面タッチパネル152でのタッチ操作によって、表示面タッチパネル151における指示操作と同様の指示操作を行うことが可能になる。
モニタ12の可動状態では、可動筐体MKに、モニタ12の表示面に対して垂直な方向(図9中の矢印YAで示す方向)の力が加わると、可動筐体MKは回動され、モニタ12の姿勢が変化する。モニタ12の可動状態において、表示面タッチパネル151でタッチ操作を行うと、表示面に対して垂直な方向の力を可動筐体MKに加えてしまう可能性があり、当該タッチ操作によってモニタ12の姿勢が変化するおそれがある。
これに対して、可動筐体MKの側面に対して垂直な方向(図9中の矢印YB1,YB2で示す方向)の力が可動筐体MKに加えられても、モニタ12の姿勢は変化しない。
そこで、撮像装置1Aでは、可動筐体MKの側面に操作部材として側面タッチパネル152を設け、モニタ12の可動状態を検知すると、側面タッチパネル152の検出機能を有効にする。そして、撮像装置1Aは、表示面タッチパネル151によって入力可能なユーザの指示を、側面タッチパネル152で入力可能となるように表示面タッチパネル151の入力機能を側面タッチパネル152に付与する。
このように、モニタ12の可動状態において、表示面タッチパネル151で入力可能な指示を、側面タッチパネル152を用いて入力可能とすることによれば、モニタ12の姿勢に影響を及ぼさない入力操作を実現することができる。
なお、入力機能の付与に際して、表示面タッチパネル151の検出機能を無効化してもよい。すなわち、表示面タッチパネル151での入力機能を側面タッチパネル152に移動させて、モニタ12の可動状態では、表示面タッチパネル151での入力を受け付けないようにしてもよい。これによれば、モニタ12の可動状態において、表示面タッチパネル151での入力操作が禁止されるので、モニタ12の姿勢に影響を及ぼす入力操作を事前に回避することが可能になる。
ここで、側面タッチパネル152を用いた操作について詳述する。図10には、ISO感度を設定する際のメニュー画面の遷移の様子が示されている。
なお、可動筐体MKの側面GF1に設けられた側面タッチパネル152は、「決定」指示のタッチ操作を検出する第1検出領域KR1と、「送る」指示のタッチ操作を検出する第2検出領域KR2と、「戻る」指示のタッチ操作を検出する第3検出領域KR3とを有している。モニタ12には、上記各検出領域KR1〜KR3で認識される指示の内容が、各検出領域KR1〜KR3の位置と対応した位置に表示されている(図10中の破線で囲まれた領域を参照)。
ISO感度を設定する場合は、図10に示されるように、メニュー画面MG1において、ISO感度を示す項目LM1が選択される。項目の選択は、第2検出領域KR2および第3検出領域KR3のタッチ操作によって、選択対象とする項目(選択対象項目)にカーソルCRを移動させ、第1検出領域KR1のタッチ操作で選択対象項目の選択を決定することによって行われる。
このような項目の選択によって、ISO感度を示す項目LM1が選択されると、モニタ12の表示は切り替えられ(図10中の両矢印WY1で表される遷移)、メニュー画面MG2が表示される。
メニュー画面MG2では、ISO感度を示す項目LM1の隣に、現在のISO感度の設定値が表示される。メニュー画面MG2上では、第2検出領域KR2のタッチ操作でISO感度の値を大きくすることができ、第3検出領域KR3のタッチ操作でISO感度の値を小さくすることができる。例えば、メニュー画面MG2上で、第2検出領域KR2のタッチ操作が行われると、ISO感度の表示値が変更され、大きくなる(図10中の両矢印WY2で表される遷移)。
ISO感度の設定値を所望の設定値に変更する場合は、メニュー画面MG2において所望の設定値を表示させた状態で、第1検出領域KR1のタッチ操作が行われる。
また、ISO感度の設定を終了して、メニュー画面MG2からメニュー画面MG1に戻る場合は、メニュー画面MG2において第1検出領域KR1のタッチ操作を行えばよい。
このように、モニタ12の可動状態においては、側面タッチパネル152を用いた入力操作が実行可能となる。
<モニタ12の姿勢に応じた撮像装置1Aの動作>
次に、本実施形態の撮像装置1Aにおいて、撮影モードにおいて、モニタ12の姿勢に応じて実行される動作について説明する。図11は、モニタ12の姿勢に応じて実行される動作のフローチャートである。
次に、本実施形態の撮像装置1Aにおいて、撮影モードにおいて、モニタ12の姿勢に応じて実行される動作について説明する。図11は、モニタ12の姿勢に応じて実行される動作のフローチャートである。
図11に示されるように、撮影モードに設定されると、ステップSP1では、姿勢検知部123によってモニタ12の姿勢が検知される。
ステップSP2では、機能制御部125によって、モニタ12の姿勢に基づいて、可動筐体MKの側面においてユーザによるタッチ操作が可能であるか否かが判定される。モニタ12が可動状態にあり、側面におけるタッチ操作が可能であると判定されると、ステップSP3に移行される。
ステップSP3では、機能制御部125によって、側面タッチパネル152に入力機能が付与される。具体的には、側面タッチパネル152の検出機能が有効化され、表示面タッチパネル151によって入力可能なユーザの指示が、側面タッチパネル152における側面への操作によって入力可能とされる。これにより、ユーザは、側面タッチパネル152でのタッチ操作によって、表示面タッチパネル151における指示操作と同様の指示操作を行うことが可能になる。
一方、ステップSP2で、機能制御部125によって、モニタ12が収納状態にあり、可動筐体MKの側面におけるタッチ操作が不可能であると判定されると、ステップSP4に移行される。
ステップSP4では、機能制御部125において、側面タッチパネル152の検出機能が有効であるか否かが判定される。側面タッチパネル152の検出機能が有効であった場合は、ステップSP5に移行し、機能制御部125において、側面タッチパネル152の検出機能を無効にする処理が実行され、ステップSP6に移行する。
一方、側面タッチパネル152の検出機能が無効であった場合は、ステップSP5を経ずに、ステップSP6に移行する。
ステップSP6では、撮影モードが継続されているか否かが判定される。撮影モードが継続されていた場合は、ステップSP1に戻り、ステップSP1〜SP6の処理が繰り返し実行される。すなわち、撮影モード中は、ステップSP1〜SP6の処理が繰り返し実行される。一方、撮影モードが終了すると(例えば、再生モードに変更された場合)、モニタ12の姿勢に応じて実行される動作が終了される。
以上のように、撮像装置1Aは、モニタ12の可動状態を検知すると、表示面タッチパネル151によって入力可能なユーザの指示を、側面タッチパネル152で入力可能となるように機能制御する。この入力方式の変更によれば、側面タッチパネル152を用いて表示面タッチパネル151と同様の指示を入力することが可能になるので、モニタ12の姿勢に影響を及ぼさない入力操作を実現でき、撮像装置1Aの操作性が向上する。
<2.変形例>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、可動筐体MKが軸PX1を中心にして回動可能な場合について例示したが、これに限定されない。図12は、変形例に係る撮像装置1Bの側面の概略図である。図13は、変形例に係る撮像装置1Cの背面の概略図である。
具体的には、図12に示されるように、可動筐体MKは、軸PX2を中心に矢印YG2の向きに回動可能に支持されていてもよい。
或いは、図13に示されるように、可動筐体MKは、カメラ本体部2の側端においてヒンジ部HR2を介してカメラ本体部2と開閉自在に取り付けられるとともに、ヒンジ部HR2の回動軸に対して垂直な軸ALを中心としてカメラ本体部2に対して回転自在に支持されていてもよい。
なお、撮像装置1Bの可動筐体MKの側面GF2、および撮像装置1Cの可動筐体MKの側面GF3,GF4には、操作部材として側面タッチパネル152を設けることができる。
また、上記実施形態では、可動筐体MKの姿勢に応じて側面タッチパネル152における検出機能の有効/無効を制御していたが、これに限定されない。図14は、可動筐体MKの側面を覆う被覆部材EBを備えた撮像装置1Dを示す図である。
具体的には、図14に示されるように、モニタ12の非可動状態で可動筐体MKの側面を覆うことが可能な被覆部材EBを新たに設けて、モニタ12の非可動状態での側面タッチパネル152によるタッチ操作を物理的に制限してもよい。これによれば、側面タッチパネル152の検出機能を電気的に無効にすることなく、モニタ12の非可動状態での側面タッチパネル152によるタッチ操作を禁止することができる。
また、モニタ12が可動状態であるか否かは、可動筐体MKが接眼検知センサ13の検知可能領域(または「接眼検知領域」とも称する)に含まれるか否かを基準にして判断してもよい。
具体的には、姿勢検知部123によって検知されたモニタ12の姿勢と、接眼検知センサ13の接眼検知領域とに基づいて、可動筐体MKが接眼検知領域に含まれるか否かが判定される。そして、可動筐体MKが接眼検知領域に含まれると判定された場合は、モニタ12は可動状態であると判断し、可動筐体MKが接眼検知領域に含まれないと判定された場合は、モニタ12は非可動状態であると判断するようにしてもよい。
なお、接眼検知センサ13の接眼検知領域は、接眼検知センサ13によって近接物体を検知することが可能な領域であり、予めROM120Bに記憶されている。
また、上記実施形態では、可動筐体MKの側面に操作部材として側面タッチパネル152を設けていたが、これに限定されない。
具体的には、可動筐体MKの側面に設ける操作部材としては、押し込み式のボタン等を採用してもよい。
また、上記実施形態では、本発明が電子機器としての撮像装置1Aに適用される場合について例示したが、本発明を他の電子機器(例えばカムコーダ)に適用してもよい。
12 モニタ
123 姿勢検知部
124 指示認識部
125 機能制御部
126 表示制御部
15 タッチパネル部
151 表示面タッチパネル
152 側面タッチパネル
MK 可動筐体
123 姿勢検知部
124 指示認識部
125 機能制御部
126 表示制御部
15 タッチパネル部
151 表示面タッチパネル
152 側面タッチパネル
MK 可動筐体
Claims (8)
- 可動式の表示部と、
前記表示部の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
前記表示部の表示面に設けられ、使用者の指示を入力するための第1入力手段と、
前記表示部の側面に設けられ、使用者の指示を入力するための第2入力手段と、
前記姿勢検知手段によって検知される前記表示部の姿勢に応じて、前記第1入力手段によって入力可能な所定指示を、前記第2入力手段で入力可能とする機能制御手段と、
を備える電子機器。 - 前記表示部は、前記電子機器に収められた非可動状態と、前記電子機器から突出した可動状態との間で移動可能であり、
前記機能制御手段は、前記表示部の姿勢に基づいて前記表示部の可動状態を検出した場合は、前記所定指示を、前記第2入力手段で入力可能とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記機能制御手段は、前記表示部の姿勢に基づいて前記表示部の非可動状態を検出した場合は、前記第2入力手段による入力機能を無効にする請求項2に記載の電子機器。
- 前記第1入力手段は、使用者による前記表示面への操作を検出する第1検出手段を含み、
前記第2入力手段は、使用者による前記側面への操作を検出する第2検出手段を含む請求項3に記載の電子機器。 - 可動式の表示部と、
前記表示部の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
前記表示部の表示面に設けられ、使用者の指示を入力するための第1入力手段と、
前記表示部の側面に設けられ、使用者の指示を入力するための第2入力手段と、
前記姿勢検知手段によって検知される前記表示部の姿勢に応じて、前記第1入力手段によって入力可能な所定指示を、前記第2入力手段で入力可能とする機能制御手段と、
を備える撮像装置。 - 前記表示部は、前記撮像装置に収められた非可動状態と、前記撮像装置から突出した可動状態との間で移動可能であり、
前記表示部は、前記非可動状態においては、撮影方向に垂直な平面内に配置され、
前記機能制御手段は、前記非可動状態では、前記第1入力手段による入力操作を実行可能とする請求項5に記載の撮像装置。 - a)可動式の表示部の姿勢を検知する工程と、
b)前記a)工程で検知される前記表示部の姿勢に応じて、前記表示部の表示面に設けられた第1入力手段によって入力可能な所定指示を、前記表示部の側面に設けられた第2入力手段で入力可能とする工程と、
を備える電子機器の制御方法。 - 電子機器に内蔵されたコンピュータに、
a)可動式の表示部の姿勢を検知する工程と、
b)前記a)工程で検知される前記表示部の姿勢に応じて、前記表示部の表示面に設けられた第1入力手段によって入力可能な所定指示を、前記表示部の側面に設けられた第2入力手段で入力可能とする工程と、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008180097A JP2010021767A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 電子機器、その制御方法およびプログラムならびに撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008180097A JP2010021767A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 電子機器、その制御方法およびプログラムならびに撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010021767A true JP2010021767A (ja) | 2010-01-28 |
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ID=41706240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008180097A Pending JP2010021767A (ja) | 2008-07-10 | 2008-07-10 | 電子機器、その制御方法およびプログラムならびに撮像装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010021767A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242416A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nikon Corp | 電子機器 |
-
2008
- 2008-07-10 JP JP2008180097A patent/JP2010021767A/ja active Pending
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JP2011242416A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nikon Corp | 電子機器 |
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