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JP2010002674A - 液晶表示パネル - Google Patents

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JP2010002674A
JP2010002674A JP2008161380A JP2008161380A JP2010002674A JP 2010002674 A JP2010002674 A JP 2010002674A JP 2008161380 A JP2008161380 A JP 2008161380A JP 2008161380 A JP2008161380 A JP 2008161380A JP 2010002674 A JP2010002674 A JP 2010002674A
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Abstract

【課題】視野角特性が良好で色付きの少ないFFSモードの液晶表示パネルを提供するこ
と。
【解決手段】液晶層を挟持して対向配置された一対の基板を有し、前記一対の基板の一方
側には、下電極と、前記下電極の表面に絶縁層を介して形成され、サブ画素毎に複数のス
リット17aが形成された上電極18aと、前記上電極18aと絶縁層の表面を被覆すよ
うに形成された配向膜と、を備えた液晶表示パネル10Aであって、複数の前記スリット
17aは、前記長さ方向の両端部で幅が相違していることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、横電界方式の液晶表示パネルに関する。更に詳しくは、本発明は視野角特性
が良好で色付きの少ないフリンジ・フィールド・スイッチング(Fringe Field Switching
:以下、「FFS」という。)モードの液晶表示パネルに関する。
液晶表示パネルはCRT(陰極線管)と比較して軽量、薄型、低消費電力という特徴が
あるため、表示用として多くの電子機器に使用されている。液晶表示パネルは、配向膜に
対してラビング処理することにより所定方向に整列した液晶分子の向きを電界により変え
て、光の透過量ないし反射量を変化させて画像を表示させるものである。
液晶表示パネルの液晶層に電界を印加する方法として、縦電界方式のものと横電界方式
のものとがある。縦電界方式の液晶表示パネルは、液晶層を挟んで配置される一対の電極
により、概ね縦方向の電界を液晶分子に印加するものである。この縦電界方式の液晶表示
パネルとしては、TN(Twisted Nematic)モード、VA(Vertical Alignment)モード
、MVA(Multi-domain Vertical Alignment)モード等のものが知られている。横電界
方式の液晶表示パネルは、液晶層を挟んで配設される一対の基板のうちの一方の内面側に
一対の電極を互いに絶縁して設け、概ね横方向の電界を液晶分子に対して印加するもので
ある。この横電界方式の液晶表示パネルとしては、一対の電極が平面視で重ならないIP
S(In-Plane Switching)方式のものと、重なるFFS(Fringe Field Switching)方式
のものとが知られている。
このうち、FFSモードの液晶表示パネルは、絶縁膜を介して上電極と下電極とからな
る一対の電極をそれぞれ異なる層に配置し、上電極にスリット状の開口を設け、このスリ
ットを通る概ね横方向の電界を液晶層に印加するものである。このFFSモードの液晶表
示パネルは、広い視野角を得ることができると共に画像コントラストを改善できるという
効果があるので、近年、多く用いられるようになってきている。しかしながら、横電界方
式の液晶表示パネルにおいては、サブ画素毎に一定幅のスリットが使用されているため、
サブ画素毎のVT特性によって視野角方向によって色付きが生じるという問題点が存在し
ている。このような横電界方式の液晶表示パネルにおける視野角特性の向上と色付き低減
を目的として、1画素内でラビング方向を複数に分割することが試みられている(下記特
許文献1参照)。ここで、下記特許文献1に開示されている液晶表示パネルを図10を用
いて説明する。
図10は、下記特許文献1に開示されている横電界方式の液晶表示パネルの1サブ画素
の模式平面図である。
この横電界方式の液晶表示パネル50は、1サブ画素内をIA、IIA、IIIB、IVBの
4ドメインに分割し、共通電極51a、51bと、TFTによって駆動される画素電極5
2a、52bとがラビング方向とのなす角度をそれぞれのドメインで異ならせているもの
である。この液晶表示パネル50においては、共通電極51a、51bと画素電極52a
、52bとをそれぞれ横方向及び縦方向に折り曲げて配置することにより、4つのドメイ
ンを形成し、更に、1サブ画素の領域A及びBにおけるラビング方向を異ならせ、各ドメ
インで色変換を互いに補償して色付きをなくすようにしているものである。
特開2005−196118号公報
上述した従来例の横電界方式の液晶表示パネル50によれば、一応は視野角特性の向上
と色付き低減を期待することができる。しかしながら、上述の液晶表示パネル50の場合
、1サブ画素という狭い領域内でラビング方向を複数に分けなければならないという技術
的困難性が存在する。更に、上述の液晶表示パネル50では、一定幅のスリットによって
4つのマルチドメインを形成しているため、1サブ画素中に4つの領域が生じ、ディスク
リネーションによって良好な表示特性を得られないという問題も存在する。
本発明は、上述の従来の横電界方式の液晶表示パネルの問題点を解決すべくなされたも
のであって、視野角特性が良好で色付きの少ないFFSモードの液晶表示パネルを提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液晶表示パネルは、液晶層を挟持して対向配置され
た一対の基板を有し、前記一対の基板の一方側には、下電極と、前記下電極の表面に絶縁
層を介して形成され、サブ画素毎に複数のスリットが形成された上電極と、前記上電極と
絶縁層の表面を被覆すように形成された配向膜と、を備えた液晶表示パネルであって、複
数の前記スリットは、前記長さ方向の両端部で幅が相違していることを特徴とする。
本発明の液晶表示パネルは、液晶層を挟持して対向配置された一対の基板を有し、前記
一対の基板の一方側には、下電極と、前記下電極の表面に絶縁層を介して形成され、サブ
画素毎に複数のスリットが形成された上電極と、前記上電極と絶縁層の表面を被覆すよう
に形成された配向膜とを備えている。係る構成によって本発明の液晶表示パネルはFFS
モードで作動するものとなる。なお、本発明の液晶表示パネルにおいては、下電極は樹脂
膜からなる層間膜の表面に形成されていても、あるいは、ガラス基板等の透明基板の表面
に形成されていてもよい。また、下電極の表面に形成される絶縁膜としては、酸化ケイ素
ないし窒化ケイ素等の無機絶縁膜が使用されるが、絶縁性の観点からは窒化ケイ素が望ま
しい。また、上電極及び下電極としてはITO(Indium Tin Oxide)ないしIZO(Indi
um Zinc Oxide)等の透明導電性材料を使用し得る。
液晶層にかかる駆動電圧の変化にともない、液晶表示パネルの光透過率が変化する。こ
の特性は、電圧透過率(VT)特性と称されている。このような駆動電圧の変化による光
透過率の変動は光の波長によって異なってくるため、色付きという現象を生じる。また、
FFSモードの液晶表示パネルの場合、上電極のスリットの長手方向であって、ラビング
方向と交差するスリットとラビング方向とのなす角度によって液晶層に付与される電圧と
液晶層の光透過率との関係、すなわちVT特性が変動する。
本発明の液晶表示パネルにおいては、複数の前記スリットは、前記長さ方向の両端部で
幅が相違した構成を備えている。このような構成を備えていると、それぞれのスリットの
長さ方向に沿った両側の辺とラビング方向とのなす角度が異なることとなる。さらにスリ
ットおよびスリット間の電極部の幅が長さ方向に沿って、順次変化することから、各々の
幅の部分でVT特性がずれてくるので、スリット毎に異なる複数のVT特性を備えているこ
とになる。スリット毎に複数のVT特性を備えていると、複数のVT特性は重畳されてそ
の包絡線で表されるVT特性を有するものとなる。そのため、本発明の液晶表示パネルに
よれば、幅広い範囲のVT特性を備えていることとなるので、視野角特性が良好になると
共に、色付きの生じにくい液晶表示パネルを得ることができる。この構成によって複数の
スリット幅を持つ画素となるため、複数のVT特性を備えることが可能となる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、複数の前記スリットは、それぞれ長さ方向
の両端部が閉鎖されているスリット状開口を有していることが好ましい。
本発明の液晶表示パネルによれば、複数のスリット状開口の長さ方向の両端部が閉鎖さ
れていることで、スリット端部の形状まで微細に形成することができるため、リバースド
メインが発生し難くなり、高品位の液晶表示パネルを提供することが可能となる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記スリットは、前記スリットの長さ方向
に対応する軸を中心として、前記長さ方向に沿った前記スリットの辺が非対称に形成され
ていることが好ましい。
スリットが、前記スリットの長さ方向に対応する軸を中心として、長さ方向に沿った前
記スリットの辺が非対称となっていると、実質的にそれぞれのスリットの長さ方向に沿っ
た両側の辺とラビング方向とのなす角度が異なることとなる。しかも、それぞれのスリッ
トの長さ方向に沿った両側の辺とラビング方向とのなす角度を任意の複数の値となるよう
に設定できるようになるので、この角度によって定まる複数のVT特性を任意に設定する
ことができるようになる。従って、係る態様の液晶表示パネルによれば、視野角特性が良
好になると共に、より色付きの生じ難い液晶表示パネルを得ることができるようになる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記スリットは、前記スリットの長さ方向
に沿った前記スリットの辺が互いに離間する方向に折り曲げられた折り曲げ部を備えてい
ることが好ましい。
スリットは、前記スリットの長さ方向に沿った前記スリットの辺が互いに離間する方向
に折り曲げられた折り曲げ部を備えていると、それぞれのスリットの長さ方向に沿った両
側の辺とラビング方向とのなす角度は少なくとも3種類となる。そのため、係る態様の液
晶表示パネルによれば、スリット毎に少なくとも3種類のVT特性を備えていることとな
るので、視野角特性が良好になると共に、より色付きの生じ難い液晶表示パネルを得るこ
とができるようになる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記スリットは、互いに形状が相違する一
対のスリットの組を複数組備えていることが好ましい。
互いに形状が相違する一対のスリットの組は、それぞれのスリットの形状によって異な
るが、一対のスリットの組毎に少なくとも2種類のVT特性を備えていることになる。そ
のため、係る態様の液晶表示パネルによれば、視野角特性が良好になると共に、色付きの
生じ難い液晶表示パネルを得ることができるようになる。また、より多くのスリットを配
置することができるため透過率が向上する。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記一対のスリットの組は、同一形状のス
リットを前記スリットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として互いに反転させて配置
されていることが好ましい。
一対の同一形状のスリットを前記スリットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として
互いに反転させて配置すると、1サブ画素内に互いに形状が相違する一対のスリットを、
数多く、前記軸に対して対称に配置することができるようになる。このような構成を備え
ていると、一対のスリットの組毎に少なくとも2種類のVT特性を備えているようになる
と共に、1サブ画素内に多くのスリットを配置でき、しかも、液晶の発光状態も前記スリ
ットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として対称になる。そのため、係る態様の液晶
表示パネルによれば、視野角特性が良好になると共に、高開口率で表示画質が良好でかつ
色付きの生じ難い液晶表示パネルを得ることができるようになる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、一対のスリットの組は、互いに形状が相違
するスリットを前記スリットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として互いに反転させ
て配置されているものであることが好ましい。
一対の互いに形状が相違するスリットを前記スリットの長さ方向と直交する方向の中心
を軸として互いに反転させて配置すると、1サブ画素内に互いに形状が相違する一対のス
リットを、数多く、前記軸に対して対称に配置することができるようになる。このような
構成を備えていると、一対のスリットの組毎に少なくとも3種類のVT特性を備えている
ようになると共に、1サブ画素内に多くのスリットを配置でき、しかも、液晶の発光状態
も前記スリットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として対称になる。また、例えば一
つのスリットを形成する各辺同士を平行に形成しない場合は、4種類のVT特性を備える事
が可能となる。そのため、係る態様の液晶表示パネルによれば、視野角特性が良好になる
と共に、表示画質が良好でかつ色付きの生じ難い液晶表示パネルを得ることができるよう
になる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記一対のスリットの組は、隣接するスリ
ットの長さ方向に沿った辺同士が互いに平行となるように形成されていることが好ましい
一対のスリットの組において、隣接するスリットの長さ方向に沿った辺同士が互いに平
行となるように形成されていると、一対のスリットは互いに相補的な形状となる。このよ
うな構成を備えていると、スリットの長さ方向と直交する方向の中心を軸として互いに非
対称なスリットも含むようになるが、一対のスリットの組毎に少なくとも2〜4種類のV
T特性を備えているようになると共に、互いに形状が相違する一対のスリットを1サブ画
素内に多数有効に配置することができる。そのため、係る態様の液晶表示パネルによれば
、視野角特性が良好になると共に、透過率が高く色付きの生じ難い液晶表示パネルを得る
ことができるようになる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記配向膜のラビング方向は、前記スリッ
トの長さ方向に対応する全ての辺と交差する方向であることが好ましい。
係る態様の液晶表示パネルによれば、前記スリットの長さ方向に対応する全ての辺にお
いてフリンジフィールド効果を奏させることができるようになるので、上記発明の効果が
より顕著に奏されるようになる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための液晶表示パネルを例示するものであって、本発
明をこの液晶表示パネルに特定することを意図するものではなく特許請求の範囲に含まれ
るその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。また、この明細書における
説明のために用いられた各図面においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大
きさとするため、各層や各部材ごとの縮尺を異ならせて表示しており、必ずしも実際の寸
法に比例して表示されているものではない。
図1は本発明の液晶表示パネルの動作原理を説明する略断面構成図である。図2Aは第
1の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図2Bは図2Aの一スリットとラビン
グ方向とのなす角度を説明する拡大図である。図3は第1の実施形態のスリットの長辺の
VT特性を表すグラフである。図4Aは第2の実施形態の1画素分の上電極の平面図であ
り、図4Bは図4Aの一スリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。
図5Aは第3の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図5Bは図5Aの一スリッ
トとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。図6は第3の実施形態のスリッ
トの長辺のVT曲線を表すグラフである。図7Aは第4の実施形態の1画素分の上電極の
平面図であり、図7Bは図7Aの一対のスリットとラビング方向とのなす角度を説明する
拡大図である。図8Aは第5の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図8Bは図
8Aの一対のスリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。図9は第5
の実施形態のスリットの長辺のVT曲線を表すグラフである。
まず、本発明の各実施形態に共通するFFSモードの液晶表示パネルの動作原理を図1
を用いて説明する。このFFSモードの液晶表示装置10は、アレイ基板ARとカラーフ
ィルタ基板CFとを備えている。アレイ基板ARは、第1の透明基板11の表面にそれぞ
れ平行に複数の走査線及び共通配線が設けられ、これら走査線及び共通配線に交差する方
向に複数の信号線(何れも図示省略)が設けられている。そして、走査線及び信号線で区
画された領域のそれぞれを覆うように共通配線に接続されたITOやIZO等の透明材料
で形成された下電極15が設けられている。従って、ここでは下電極15は共通電極とし
て作動する。この下電極15の表面に絶縁膜16を介してストライプ状に複数のスリット
17が形成されたITO等の透明材料からなる上電極18が設けられている。そして、こ
の上電極18及び複数のスリット17の表面は配向膜20により被覆されている。なお、
上電極18は、図示しないTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子に接続
されており、画素電極として作動する。
また、カラーフィルタ基板CFは、第2の透明基板22の表面にカラーフィルタ層23
、オーバーコート層24及び配向膜25が設けられた構成を有している。そして、アレイ
基板ARの上電極18及び下電極15とカラーフィルタ基板CFのカラーフィルタ層23
とが互いに対向するようにアレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFを対向させる。次
いで、アレイ基板ARとカラーフィルタ基板CFの間に液晶LCを封入すると共に、両基
板AR、CFのそれぞれ外側に偏光板26及び27を配置することにより、FFSモード
の液晶表示装置10が形成される。
このFFSモードの液晶表示装置10は、上電極18と下電極15の間に電界を形成す
ると、図1に示したように、この電界は上電極18の両側で下電極15に向かう。そのた
め、スリット17に存在する液晶だけでなく上電極18上に存在する液晶も駆動させるこ
とが可能である。従って、FFSモードの液晶表示装置10は広視野角かつ高コントラス
トであり、更に高透過率であるため明るい表示が可能となるという特徴を備えている。加
えて、FFSモードの液晶表示装置10は、平面視で上電極18と下電極15との重複面
積が大きいためにより大きな保持容量が副次的に生じ、別途補助容量線を設ける必要がな
くなるという長所も存在する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の液晶表示パネル10Aにおける1サブ画素分の上電極18aの構成を
図2A及び図2Bを用いて説明する。この上電極18aは、矩形状であり、図2Aにおい
ては横長に描かれている。そして、この上電極18aには複数個の同一形状のスリット1
7aが形成されている。このスリット17aは、概ね縦長であり、対向する短辺をそれぞ
れ第1の短辺31、第2の短辺32、これに連なる一対の長辺のうち、左側の長辺を第1
の長辺33、右側の長辺を第3の長辺34と称する。そして、このスリット17aの第1
及び第2の長辺33及び34とラビング方向R(電界無印加時の液晶の配向方向に等しい
)とは互いに交差するようになされている。このスリット17aの第1及び第2の長辺3
3、34とラビング方向Rとのなす角度を、図2Bに示すように、左側の長辺33とラビ
ング方向Rとのなす角度をθ1、右側の長辺34とラビング方向Rとのなす角度をθ2と
し、θ1≠θ2となるようにしてある。そして、スリット17aは、長辺方向に対する中
心軸Yaに対して対称となるようになされている。すなわち、スリット17aの第2の短
辺32の2等分垂線を中心軸Yaとしたとき、第1の短辺31の中心軸Yaの両側に位置
する部分の長さをそれぞれX1及びX2とすると、X1=X2の関係が成り立っている。
FFSモードの液晶表示パネルにおいては、スリットの長辺とラビング方向とのなす角
度及びスリットの幅と隣接するスリットとの距離によってVT特性は変化する。そのため
、上電極18aの1つのスリット17aは、図3Aに示すように、左側の長辺33による
VT特性(θ1として表示)と右側の長辺34によるVT特性(θ2として表示)の両方
を備えるようになる。そのため、第1の実施形態の液晶表示パネル10Aによれば、図3
Bに示したように、観察者には両方のVT特性の包絡線で表されるVT特性を有するもの
として観察されるようになる。そして、それぞれのVT特性で各々の黄色味がついたとし
ても、ある領域で黄色味がかっている時には、その他のVT特性領域では黄色味がからず
、お互いの特性で色を補償しあうので、色付き現象を抑制することができるようになる。
ここでは、図2に示すようにラビング方向に対し、スリットの左辺と右辺は同じ側に傾
倒して、交差する角度を作っているが、実施形態としては、左辺と右辺はラビング方向に
対して、逆の側に傾倒していてもかまわない。その場合、左辺近傍と右辺近傍の液晶の回
転方向が異なってくるため、実施例のように、異なるVT特性による色味補償の効果に加え
て、視野角に依存する色味の変化の補償に大きな効果が得られる。以下の実施例について
も、同様にラビング角度を設定することで、同様の効果が得られる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態の液晶表示パネル10Bにおける1サブ画素分の上電極18bの構成を
図4A及び図4Bを用いて説明する。なお、図4A及び図4Bにおいては、第1の実施形
態の液晶表示パネル10Aと同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説
明は省略する。この上電極18bは、スリット17bの第1及び第2の長辺33、34と
ラビング方向Rとのなす角度を、図4Bに示すように、左側の長辺33とラビング方向R
とのなす角度をθ1、右側の長辺34とラビング方向Rとのなす角度をθ2とした場合、
θ1≠θ2となるようにしてある点では第1の実施形態の液晶表示パネル10Aの場合と
同様である。しかしながら、上電極18bのスリット17bは長辺方向に対する中心軸Y
bに対して非対称となるようになされている点で、第1の実施形態の液晶表示パネル10
Aとは構成が相違している。
すなわち、スリット17bの第2の短辺32の2等分垂線を中心軸Ybとしたとき、第
1の短辺31の中心軸Ybの両側に位置する部分の長さをそれぞれX1及びX2とすると
、X1≠X2の関係が成り立っている。このような構成とすると、それぞれのスリット1
7bの長さ方向に沿った両側の長辺33及び34とラビング方向Rとのなす角度θ1及び
θ2を任意の複数の値となるように設定できるようになるので、この角度によって定まる
複数のVT特性を任意に設定することができるようになる。このような構成とすることに
よっても、第1の実施形態の液晶表示パネル10Aにおける上電極18aと同様の傾向の
VT特性を備えている。そのため、第2の実施形態の液晶表示パネル10Bにおいても、
第1の実施形態の液晶表示パネル10Aと同様の効果を奏するようになる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態の液晶表示パネル10Cにおける1サブ画素分の上電極18cの構成を
図5A及び図5Bを用いて説明する。なお、図5A及び図5Bにおいては、第1の実施形
態の液晶表示パネル10Aと同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説
明は省略する。この上電極18cに形成されたスリット17cは、長辺方向の両側の長辺
33及び34が部分的に平行な箇所又は部分的に異なる方向に延在する部分を有するよう
に形成され、かつ、長辺方向に対する中心軸Ycに対して対称となるように形成されてい
る。このような構成を備えていると、それぞれの長辺33及び34は、図5Bに示すよう
に、θ1、θ2及びθ3の3つの異なる角度でラビング方向と交差するようになる。その
結果、第3の実施形態の液晶表示パネル10Cは、図6Aに示したように、観察者には3
つのVT特性の包絡線で表されるVT特性を有するものとして観察されるようになる。そ
して、それぞれのVT特性で各々の黄色味がついたとしても、ある領域で黄色味がかって
いる時には、その他のVT特性領域では黄色味がからず、お互いの特性で色を補償しあう
ので、より色付き現象を抑制することができるようになる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態の液晶表示パネル10Dにおける1サブ画素分の上電極18dの構成を
図7A及び図7Bを用いて説明する。なお、図7A及び図7Bにおいては、第1の実施形
態の液晶表示パネル10Aと同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説
明は省略する。この上電極18dは、同一形状のスリットを互いに反転配置した1対のス
リット17d1及び17d2を複数組備えている。このうち、一方のスリット17d1は
第1の実施形態の液晶表示パネル10Aのスリット17aと同様の形状を備えているが、
他方のスリット17d2はこの長さ方向と直交する方向の中心軸Xdに対してスリット1
7d1を例えば図7Bにおいて上下反転させた構成となっている。
このような構成を備えていると、1サブ画素内に互いに形状が相違する一対のスリット
17d1、17d2を数多く、前記中心軸Xdに対して対称に配置することができるよう
になる。しかも、1サブ画素内に多くのスリットを配置でき、しかも、液晶の発光状態も
前記スリット17d1、17d2の長さ方向と直交する方向の中心軸Xdに対して対称に
なる。そのため、第4の実施形態の液晶表示パネル10Dによれば、視野角特性が良好に
なると共に、透過率が向上し、表示画質が良好でかつ色付きの生じ難い液晶表示パネルと
なる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態の液晶表示パネル10Eにおける1サブ画素分の上電極18eの構成を
図8A及び図8Bを用いて説明する。なお、図8A及び図8Bにおいては、第4の実施形
態の液晶表示パネル10Dと同一の構成部分には同一の参照符号を付与してその詳細な説
明は省略する。この上電極18eは、互いに異なる形状の1対のスリット17e1及び1
7e2を複数組備えている。このうち、一方のスリット17e1は第3の実施形態の液晶
表示パネル10Cのスリット17cと同様の形状を備えているが、他方のスリット17e
2の左側の長辺33'及び右側の34'はそれぞれ一方のスリット17e1の右側の長辺3
4及び左側の長辺33と互いに平行になるように形成されている。
このような構成は、一般的に相補的な形状と称される形状であり、スリット17e1及
び17e2の長さ方向と直交する方向の中心軸Xeに対して互いに非対称となるとともに
、1サブ画素毎に数多くのスリットを17e1及び17e2を配置することができるよう
になる。しかも、図8Bに示すように、一対のスリットの組毎に少なくともθ1〜θ3の
3つの角度でラビング方向と交差するようになる。その結果、第5の実施形態の液晶表示
パネル10Eは、図9に示したように、θ1〜θ3の3つのVT特性を有するようになり
、観察者には3つのVT特性の包絡線で表されるVT特性を有するものとして観察される
ようになる。また、例えばスリット17e1と17e2を形成する長辺33および34、
長辺33'および34'が、それぞれ同一のスリット内で平行に形成されていない場合、長
辺33および34、長辺33'および34'とラビング方向Rとの成す角はθ1〜θ4の4
つのVT特性を有するようになる。そして、それぞれのVT特性で各々の黄色味がついた
としても、ある領域で黄色味がかっている時には、その他のVT特性領域では黄色味がか
らず、お互いの特性で色を補償しあい、より色付き現象を抑制することができるようにな
る。
なお、本発明のスリット形状はスリットの両端部の幅が異なる構造にしてあり、この構
造を採ることにより、幅の違いでVT特性が変化するため、ラビング角との成す角だけで
はなく、スリット幅によっても複数のVT特性を有する事なり、これらの複数の特性によ
り、お互いの色つき減少を補償しあい、色つき現象を抑制する事が可能となり、高品位の
液晶表示パネルを提供する事が可能となる。
図1は本発明の液晶表示パネルの動作原理を説明する略断面構成図である。 図2Aは第1の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図2Bは図2Aの一スリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。 第1の実施形態のスリットの長辺のVT曲線を表すグラフである。 図4Aは第2の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図4Bは図4Aの一スリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。 図5Aは第3の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図5Bは図5Aの一スリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。 第3の実施形態のスリットの長辺のVT曲線を表すグラフである。 図7Aは第4の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図7Bは図7Aの一対のスリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。 図8Aは第5の実施形態の1画素分の上電極の平面図であり、図8Bは図8Aの一対のスリットとラビング方向とのなす角度を説明する拡大図である。 第5の実施形態のスリットの長辺のVT曲線を表すグラフである。 従来例の横電界方式の液晶表示パネルの1サブ画素内の電極の配置とラビング方向を示す摸式平面図である。
符号の説明
10、10A〜10E:液晶表示パネル 11:第1の透明基板 15:下電極 16:
絶縁膜 17、17a〜17e:スリット 18、18a〜18e:上電極 20:配向
膜 22:第2の透明基板 23:カラーフィルタ層 24:オーバーコート層 25:
配向膜 26、27:偏光板 31:第1の端部 32:第2の端部 33、33':左
側の長辺 34、34':右側の長辺 AR:アレイ基板 CF:カラーフィルタ基板
R:ラビング方向

Claims (9)

  1. 液晶層を挟持して対向配置された一対の基板を有し、前記一対の基板の一方側には、下
    電極と、前記下電極の表面に絶縁層を介して形成され、サブ画素毎に複数のスリットが形
    成された上電極と、前記上電極と絶縁層の表面を被覆すように形成された配向膜と、を備
    えた液晶表示パネルであって、
    複数の前記スリットは、前記長さ方向の両端部で幅が相違していることを特徴とする液
    晶表示パネル。
  2. 複数の前記スリットは、それぞれ長さ方向の両端部が閉鎖されているスリット状開口を
    有していることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 前記スリットは、前記スリットの長さ方向に対応する軸を中心として、前記長さ方向に
    沿った前記スリットの辺が非対称に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示パネル。
  4. 前記スリットは、前記スリットの長さ方向に沿った前記スリットの辺が互いに離間する
    方向に折り曲げられた折り曲げ部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示パネル。
  5. 前記スリットは、互いに形状が相違する一対のスリットの組を複数組備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  6. 前記一対のスリットの組は、同一形状のスリットを前記スリットの長さ方向と直交する
    方向の中心を軸として互いに反転させて配置されていることを特徴とする請求項5に記載
    の液晶表示パネル。
  7. 前記一対のスリットの組は、互いに形状が相違するスリットを前記スリットの長さ方向
    と直交する方向の中心を軸として互いに反転させて配置されていることを特徴とする請求
    項5に記載の液晶表示パネル。
  8. 前記一対のスリットの組は、隣接するスリットの長さ方向に沿った辺同士が互いに平行
    となるように形成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の液晶表示
    パネル。
  9. 前記配向膜のラビング方向は、前記スリットの長さ方向に対応する全ての辺と交差する
    方向であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液晶表示パネル。
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