JP2009541431A - 非カルベン経由のシクロメタル化のない遷移金属−カルベン錯体の利用 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
M1は、元素周期律表(CAS版)のIIB、IIIB、IVB、VB、VIB、VIIB、VIII族の遷移金属とCuからなる群から選ばれる金属原子であり、特定の金属原子の酸化状態はいずれでもよく;
Kは、無電荷の一座または二座の配位子であり;
Lは、一座または二座の、モノアニオン性またはジアニオン性配位子であり;
mは、0〜5であり;
oは、0〜5であり;
nは、1〜6であり;
pは、錯体の電荷数で、0、1、2、3または4であり;
W-は、モノアニオン性の対イオンであり;
mとoとnとpは、用いる金属原子の酸化状態と配位数に、また配位子の電荷と錯体の全体として電荷に依存し、
カルベンは、一般式(II)のカルベン配位子であり:
Doは、N、C、P、O、およびSiからなる群から選ばれるドナー原子であり;
rは、DoがCまたはSiの時2、DoがNまたはPの時1、またDoがOまたはSの時0であり;
Y1とY2は、
各々独立して、水素、またはアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、及びアルキニル基からなる群から選ばれる炭素含有基であって、これらの基は置換されていても非置換であってもよく;または
Y1とY2は、一緒になって、ドナー原子Doと窒素原子との間で、少なくとも2個の原子を有する飽和又は不飽和の架橋を形成していてもよく、
なお、この架橋の一個以上の原子は必要に応じてアルキルまたはアリール基で置換されていてもよく(これらの置換基はさらに置換されていても又は無置換であってもよく)、
及び/又はドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく、
またこの架橋はさらに、必要に応じて一個以上の環を形成していてもよく;
R1とR2は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、またはアルキニル(これらの基は置換されていても、非置換であってもよく)、BR3 2、NR22 2、PR23 2、OR24、SR25またはSiR4 4であってもよく;
または
−n>1の場合−
R1及び/又はR2は、各々の独立して、一個または二個の他のカルベン配位子のR1基及び/又はR2基の一つと共に、
以下に定義する架橋を形成し:
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、および(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];
式中、
Xは、2〜10であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R22、R23、R24、およびR25は、各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシであり、これらの基は置換されていても無置換であってもよく;
また、
R12とR13は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、またはアルケニルであり、これらの基は置換されていても無置換であってもよく、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく;
式中、式Iの遷移金属錯体中の一個以上のカルベン配位子は、カルベン炭素原子のみを経由して遷移金属に結合している。
M1は、Pt(II)またはPd(II)で、好ましくはPt(II)である;
Lは、好ましくは独立して、ハライド、擬ハライド、アルコキシ、及びOAc-から選択される、より好ましくはBr-、I-、及びOAc-から選択さえる単座モノアニオン性配位子であい;
R1とR1'は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはアラルキルであり、好ましくは水素、C1−C4−アルキル、シクロヘキシル、2,4,6−トリメチルフェニルまたはベンジルであり、より好ましくはメチル、イソプロピル、またはn−ブチルである;
R2と、R3、R2'、R3'は、
各々独立して、水素、アルキル、アリールであり、好ましくは水素であり;
XとX’は、
各々独立して、アルキレン、
W-は、モノアニオン性の対イオンであり、好ましくはハライド、擬ハライドまたはOAc-であり、より好ましくはCl-、Br-、I-、CN-、またはOAc-であり、最も好ましくはBr-またはI-である。
「単座配位子」は、ある配位子が、一つの部位でもって遷移金属原子M1に配位することを意味するものとする。
Doは、N、C、P、O、およびSiからなる群から選ばれるドナー原子であり、
好ましくはN、P、O、Sから選ばれる原子であり、より好ましくはNである;
rは、DoがCまたはSiの時2、DoがNまたはPの時1、またDoがOまたはSの時0であり;
Y1とY2は、
各々独立して、水素またはアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、及びアルキニル基からなる群から選ばれる炭素含有基であって、これらの基は置換されていても非置換であってもよく;または
Y1とY2は、一緒になって、ドナー原子Doと窒素原子との間で、少なくとも2個の原子を有する飽和又は不飽和の架橋を形成していてもよく、なお、この架橋の一個以上の原子は必要に応じてアルキルまたはアリール基で置換されていてもよく(これらの置換基はさらに置換されていても又は無置換であってもよく)、及び/又はドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく、またこの架橋はさらに、必要に応じて一個以上の環を形成していてもよい;
R1とR2は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、またはアルキニル(これらの基は置換されていても、非置換であってもよく)、BR3 2、NR22 2、PR23 2、OR24、SR25またはSiR4 4であってもよく;好ましくは、水素、置換又は非置換のアルキル、シクロアルキル、またはあアラルキル基である;または
−n>1の場合−
R1及び/又はR2は、各々の独立して、一個または二個の式IIのカルベン配位子のR1及び/又はR2基の一つと共に、架橋を形成してもよく、その架橋は次のように定義される:
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、および(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];式中、
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R22、R23、R24、およびR25は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また
R12とR13は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、またはアルケニルであり、これらの基は置換されていても無置換であってもよく、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシであり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノ、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキル、またはアミノである。
Y1グループとY2グループの置換基は、一緒になって、少なくとも2個の原子、好ましくは合計2〜4個の原子、より好ましくは2〜3個の原子を有する架橋(ただし、うち一個以上の原子、好ましくは一個または二個の原子が、ヘテロ原子、好ましくはNまたはBで、残りの原子が炭素原子である)を形成して、NCDo基が、この架橋と共に、好ましくは五員環〜七員環、より好ましくは五員環〜六員環(ただし、これらの環は、必要に応じて2個のまたは、−六員環〜七員環の場合−3個の二重結合を有していてもよく、また、必要に応じてアルキルまたはアリール基(これらの基は置換していても無置換であってもよい)及び/又はドナーまたはアクセプター作用のある基で置換されていてもよく、必要に応じて、ヘテロ原子を、好ましくはNを含んでいてもよい)を形成するようにしてもよい。無置換の又はアルキルまたはアリール基、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)及び/又はドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換された五員環〜六員環芳香族環であることが好ましく、あるいはこの好ましい五員環〜六員環芳香族環が、必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子、好ましくはNを含む他の環、好ましくは六員環の芳香族環に縮合していることが好ましい。
構造IIa中の曲線は、上述のようにしてY1とY2とが共に形成した架橋を示す。
式中
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3であり;
R5、R6、R7、R8、R9、R10、およびR11は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、またはアルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノ、またはアルコキシ、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノ、またはアルコキシ、より好ましくは水素、アルキル、アミノを持つ基である。
Z’は、各々独立して、CR21またはN;0〜3個のZ’基は、好ましくはNであり、より好ましくは0〜2個が、最も好ましくは0または1個がNであり、残るZ’グループがそれぞれCR21である;
R14、R15、R16、R17、R18、R19、およびR20は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、好ましくは水素、アルキルまたはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、より好ましくは水素またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基である;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であるか、いずれの場合も、二個のR21基が一緒になり、必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子を含有してもよい縮合環を形成し;
また、基IIaa中のR14またはR15、基IIab中のR18、基IIac中のR21基の一つ、及び基IIad中のR20は、架橋を経由してR1に結合してもよく、及び/又は基IIaa中のR16またはR17、基IIab中のR19e、基IIac中のR21基の一つは、架橋を経由してR2に結合してもよい。なおこの架橋は、次のように定義される:
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、および(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];式中、
Xは、2〜10、好ましくは2〜5、より好ましくは2または3であり;
R5、R6、R7、R8、R9、R10、およびR11は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシであり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノまたはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキル、アミノである。
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、および(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];好ましくはCH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR8 2 -、
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2または3であり;
また、
R5、R6、R7、R8、R9、R10、およびR11は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、またはアルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシ、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノあるいはアルコキシ、より好ましくは水素、アルキル、アミノである。
Do’は、N、C、P、及びSiから選ばれるドナー原子であり;
また、
X1とX2、X3、X4は、
各々独立して、アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、または(CR12R13)Xであり[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];好ましくはCH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR8 2 -、
式中、
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3であり;
また、
R5とR6、R7、R8、R9、R10、R11は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシ、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノまたはアルコキシ、より好ましくは水素、アルキル、アミノである。
A、A’、A”、およびA'''は、それぞれR18であり、
B、B’、B”、およびB'''は、それぞれR19であり、
A、A’、A”、A'''グループ中のR18とB、B’、B”、B'''グループ中のR19とは、いずれの場合も、同一であっても異なっていてもよい。
または
AとB、A’とB’、A”とB”、またはA'''とB'''は、
各々独立して、ともに、下記式の基を形成して:
AとB、A’とB’、A”とB”、及びA'''とB'''グループ中のZ’は、
いずれの場合も、同一であっても異なっていてもよく;
その際の好適なR18基とR19基また好適なZ’グループは上述の通りである。
M1は、Pt、Os、Ru、またはIrであり、より好ましくはPt(II)、Pt(IV)、lr(l)、Ir(lll)、Os(II)、またはRu(II)である;
Kは、無電荷の一座または二座配位子である;
Lは、Cl-、Br-、I-、CN-、OAc-、アルコキシド、またはチオレートである;
mは、0〜5、好ましくは0〜3、より好ましくは0〜2である;
oは、0〜5、好ましくは0〜3、より好ましくは0〜2、最も好ましくは0である;
pは、0、1、2、または3、好ましくは0、1、または2である;
W-はハライド、擬ハライドまたはOACであり、より好ましくはCl-、Br-、I-、CN-、またはOAC、最も好ましくはBr-またはI-である;
R1とR2は、各々独立して、置換又は非置換のアルキルであり、好ましくはメチル、i−プロピル、n−ブチル、置換又は非置換のシクロアルキルであり、さらに好ましくはシクロヘキシル、または置換又は非置換のアラルキルであり、さらに好ましくはベンジルである;
A、A’、A”、およびA'''は、それぞれR18である;
B、B’、B”、およびB'''は、それぞれR19である;なお、
A、A’、A”、A'''グループ中のR18とB、B’、B”、B'''グループ中のR19は、各々独立して、水素またはドナーまたはアクセプター作用のある基である;
または
AとB、A’とB’、A”とB”、またはA'''とB'''は、
各々独立して、共に下記式の基を形成して:
AとB、A’とB’、A”とB”、及びA'''とB'''グループ中のZ’は、いずれの場合も、同一であっても異なっていてもよい。
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であり、または、いずれの場合も、二個のR21基が共に、必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子を有する縮合環を形成する;
なお、A、A’、A”、及びA'''グループと、B、B’、B”、およびB'''グループ、またはAとB、A’とB’、A”とB”、およびA'''とB'''グループは、より好ましくはそれぞれ同じである;
X1とX2、X3、X4は、
各々独立して、CH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR8 2 -、
例えば、次のテトラカルベン錯体:
M1は、PtまたはPdである;
X1は、各々独立して、CH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR82−、
R1とR2は、各々独立して、置換又は非置換のアルキル、例えばメチル、iso−プロピル、n−ブチル、置換又は非置換のシクロアルキル、例えばシクロヘキシル、置換又は非置換のアリール、例えば2,4,6−メチルフェニル、置換又は非置換のアラルキル、例えばベンジルである;
W-は、ハライド、擬ハライドまたはOAc-であり、より好ましくはCl-、Br-、I-、CN-、またはOAc-であり、最も好ましくはBr-またはI-である。
M1は、OsまたはRuである;
X1とX2、X3、X4は、
各々独立して、CH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR82−、
Lは、ハライド、例えばBr-、I-;擬ハライド、例えばCN-、またはOAc-である。
M1は、OsまたはRuである;
R1とR2は、各々独立して、置換又は非置換のアルキル、例えばメチル、iso−プロピル、n−ブチル、置換又は非置換のシクロアルキル、例えばシクロヘキシル、置換又は非置換のアリール、例えば2,4,6−メチルフェニル、置換又は非置換のアラルキル、例えばベンジルである;
Lは、ハライド、例えばBr-、I-;擬ハライド、例えばCN-、またはOAc-である。
Q-は、モノアニオン性の対イオン、好ましくはハライド、擬ハライド、BF4 -、BPh4 -、PF6 -、ASF6 -、またはSbF6 -であり、
また、
一般式IIIの配位子前駆体の他の基や記号や数字は、それぞれ上述の通りである。
1.アノード(1)
2.正孔輸送層(2)
3.発光層(3)
4.電子輸送層(4)
5.カソード(5)
・アノード(1)と正孔輸送層(2)の間に正孔注入層
・正孔輸送層(2)と発光層(3)の間に電子及び/又は励起子遮断層
・発光層(3)と電子輸送層(4)の間に電子及び/又は励起子遮断層
・電子輸送層(4)とカソード(5)の間に電子注入層
Claims (10)
- 一般式(I)の遷移金属−カルベン錯体の有機発光ダイオード内での使用:
M1は、元素周期律表(CAS版)のIIB、IIIB、IVB、VB、VIB、VIIB、VIII族の遷移金属とCuからなる群から選ばれる金属原子であり、前記特定の金属原子の酸化状態はいずれでもよく;
Kは、無電荷の一座または二座配位子であり;
Lは、一座または二座の、モノアニオン性またはジアニオン性配位子であり;
mは、0〜5であり;
oは、0〜5であり;
nは、1〜6であり;
pは、錯体の荷電数で、0、1、2、3、または4であり;
W-は、モノアニオン性の対イオンであり;
mとoとnとpは、用いる金属原子の酸化状態と配位数に、また配位子の電荷と錯体の全体として電荷に依存し、
カルベンは、一般式(II)のカルベン配位子であり:
Doは、N、C、P、O、SおよびSiからなる群から選ばれるドナー原子であり;
rは、DoがCまたはSiの時2、DoがNまたはPの時1、またDoがOまたはSの時0であり;
Y1とY2は、
各々独立して、水素またはアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、及びアルキニル基からなる群から選ばれる炭素含有基であって、これらの基は置換されていても非置換であってもよく;
または
Y1とY2は、一緒になって、ドナー原子Doと窒素原子との間で、少なくとも2個の原子を有する飽和又は不飽和の架橋を形成していてもよく、なお、この架橋の一個以上の原子は必要に応じてアルキルまたはアリール基で置換されていてもよく(これらの置換基はさらに置換されていても又は無置換であってもよく)、及び/又はドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく、またこの架橋はさらに、必要に応じて一個以上の環を形成していてもよく;
R1とR2は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、アルキニル、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、BR3 2、NR22 2、PR23 2、または24、SR25、またはSiR4 3であり;
または
−n>1の場合−
R1及び/又はR2は、各々の独立して、一個または二個の他のカルベン配位子のR1基及び/又はR2基の一つと共に、
以下に定義する架橋を形成し:
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、及び(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];
式中、
Xは、2〜10であり;
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R22、R23、R24、およびR25は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシであり、これらの基は置換されていても無置換であってもよく;
また、
R12とR13は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、またはアルケニルであり、これらの基は置換されていても無置換であってもよく、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく;
式Iの遷移金属錯体中の一個以上のカルベン配位子は、カルベン炭素原子のみを経由して遷移金属に結合している。 - 一般式IIのカルベン配位子が以下の配位子からなる群から選ばれる請求項1または2に記載の使用:
Z’は、各々独立して、CR21またはNであり;0〜3個のZ’基は、好ましくはNであり、より好ましくは0〜2個、最も好ましくは0または1個であり、残るZ’グループがそれぞれCR21であり;
R14、R15、R16、R17、R18、R19、およびR20は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、好ましくは水素、アルキルまたはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、より好ましくは水素またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であり;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であるか、いずれの場合も、二個のR21基が一緒になり必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子を含有してもよい縮合環を形成し;
また、基IIaa中のR14またはR15、基IIab中のR18、基IIac中のR21基の一つ、及び基IIad中のR20は、架橋を経由してR1に結合してもよく、及び/又は基IIaa中のR16またはR17、基IIab中のR19e、基IIac中のR21基の一つは、架橋を経由してR2に結合してもよい。なおこの架橋は、次のように定義される:
アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO及び(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい];式中
Xは、2〜10、好ましくは2〜5、より好ましくは2または3であり;
また、
R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシである;
また、
R12とR13は、
各々、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシであり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノまたはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキル、アミノである。 - 前記カルベン配位子が以下の配位子から選ばれる請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用:
Doは、N、C、P、O、およびSiからなる群から選ばれるドナー原子であり、
rは、DoがCまたはSiの時2、DoがNまたはPの時1、またDoがOまたはSの時0であり;
Y1とY2は、
各々独立して、水素またはアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、及びアルキニル基からなる群から選ばれる炭素含有基であって、これらの基は置換されていても非置換であってもよく;
または
Y1とY2は、一緒になって、ドナー原子Doと窒素原子との間で、少なくとも2個の原子を有する飽和又は不飽和の架橋を形成していてもよく、この架橋の一個以上の原子は必要に応じてアルキルまたはアリール基で置換されていてもよく(これらの置換基はさらに置換されていても又は無置換であってもよく)、及び/又はドナーまたはアクセプター作用を持つ基で置換されていてもよく、またこの架橋はさらに、必要に応じて一個以上の環を形成していてもよく;
R1とR2は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、アルキニル、(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、BR3 2、NR22 2、PR23 2、または24、SR25またはSiR4 3であり;
また、
Do’は、N、C、P、及びSiからなる群より選ばれるドナー原子であり;
また、
X1、X2、X3、及びX4は、
各々独立して、アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、B8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、または(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい]であり;好ましくはCH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、B8 2 -、
式中、
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3であり;
また、
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R22、R23、R24、およびR25は、
各々の水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、アルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々の水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシであり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノまたはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキル、アミノである。 - 前記カルベン配位子が、次の配位子から選ばれる、請求項4に記載の使用:
R1とR2は、
各々独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルケニル、アルキニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、BR3 2、NR22 2、PR23 2、OR24、SR25またはSiR43であり;
X1、X2、X3、およびX4は、
各々独立して、アルキレン、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、アルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、B8 2 -、CR9(O-)、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−CO、または(CR12R13)X[式中、一個以上の非隣接(CR12R13)グループが、アリーレン、ヘテロアリーレン、アルキニレン、またはアルケニレン(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、NR5、PR6、BR7、BR8 2 -、CR9(O-)、O、S、SO、SO2、SiR10R11、CO、CO−O、O−COで置換されていてもよい]であり;
好ましくはCH2、CH=CH、1,2−フェニレン、QQ、CH(アミノ)、CH(O-)、BR8 2 -
式中、
Xは、2〜10であり、好ましくは2〜5、より好ましくは2〜3であり;
また、
R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R22、R23、R24、およびR25は、
各々の水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ(これらの基は置換していても無置換であってもよい)であり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキルまたはアルコキシであり;
また、
R12とR13は、
各々の水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基、例えばアミノまたはアルコキシであり、好ましくは水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アミノ、またはアルコキシであり、より好ましくは水素、アルキル、またはアミノであり;
A、A、A”、A'''は、それぞれR18であり、
B、B’、B”、B'''は、それぞれR19であり、式中、
A、A’、A”、A'''グループ中のR18と、B、B’、B”、B'''グループ中のR19とは、いずれの場合も、同一であるか異なり;
または
AとB、A’とB’、A”とB”、またはA'''とB'''は、各々独立して、下記式
AとB、A’とB’、A”とB”、およびA'''とB'''グループ中のZは、いずれの場合も、同一であっても異なっていてもよく;
R18とR19は、
それぞれ、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ置換基であり、好ましくは水素、アルキルまたはドナーまたはアクセプター作用を持つ置換基であり、より好ましくは水素またはドナーまたはアクセプター作用を持つ置換基であり;
Z’は、各々独立して、CR21またはNであり;0〜3個のZ’グループが好ましくはNであり、より好ましくは0〜2個が、最も好ましくは0または1個がNであり、残るZ’グループがそれぞれCR21であり;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であるか、いずれの場合も、二個のR21基が一緒になり必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子を含有してもよい縮合環を形成していてもよい。 - 前記遷移金属−カルベン錯体が次式の配位子から選ばれる請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用:
M1は、Pt、Os、Ru、またはIrであり、より好ましくはPt(II)、Pt(IV)、Ir(I)、Ir(III)、Os(II)、またはRu(II)であり;
Kは、無電荷の一座または二座配位子であり;
Lは、Cl-、Br-、I-、CN-、OAc-、アルコキシド、またはチオレートであり;
mは、0〜5、好ましくは0〜3、より好ましくは0〜2であり;
oは、0〜5、好ましくは0〜3、より好ましくは0〜2であり、最も好ましくは0であり;
pは、0、1、2、または3、好ましくは1または2であり;
W-は、ハライド、擬ハライドまたはOAc-であり、より好ましくはCl-、Br-、I-、CN-、またはOAc-であり、最も好ましくはBr-またはI-であり;
R1とR2は、各々独立して、置換又は非置換のアルキルであり、好ましくはメチル、i−プロピル、n−ブチル、置換又は非置換のシクロアルキルであり、好ましくはシクロヘキシルまたは置換又は非置換のアラルキルであり、好ましくはベンジルであり;
AとA’、A”、A'''は、それぞれR18であり;
BとB’、B”、B'''は、それぞれR19であり;式中
AとA’、A”、A'''グループ中のR18と、BとB’、B”、B'''グループ中のR19は、各々独立して、水素またはドナーまたはアクセプター作用のある基であり;
または
AとB、A’とB’、A”とB”、またはA'''とB'''は、
各々独立して、下記式:式
AとB、A’とB’、A”とB”、及びA'''とB'''グループ中のZ’は、いずれの場合も、同一であっても異なっていてもよく;
Z’は、各々独立して、CR21またはNであり;0〜3個のZ’グループは、好ましくはN、より好ましくは0〜2個、最も好ましくは0または1個が好ましくはNであり、残るZ’グループがそれぞれCR21であり;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルキニル、アルケニル(これらの基は置換していても無置換であってもよい)、またはドナーまたはアクセプター作用を持つ基であり、またはいずれの場合も、
二個のR21基が共に、必要に応じて少なくとも一種のヘテロ原子を有する縮合環を形成し;
なお、A、A’、A”、及びA'''グループと、B、B’、B”、およびB'''グループ、またはAとB、A’とB’、A”とB”、およびA'''とB'''グループは、より好ましくはそれぞれ同じであり;
X1、X2、X3、およびX4は、
各々独立して、CH2、CH=CH、1,2−フェニレン、CH(アミノ)、CH(O-)、BR8 2 -、
式中、R8は、水素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールであり、好ましくは水素またはアルキルである(これらの基は置換していても無置換であってもよい)。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の一般式Iの遷移金属−カルベン錯体を少なくとも一種含むことを特徴とする有機発光ダイオード。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の一般式Iの遷移金属−カルベン錯体を少なくとも一種含むことを特徴とする発光層。
- 請求項8に記載の発光層を少なくとも一つ含むことを特徴とする有機発光ダイオード。
- 請求項7または9に記載の発光層を少なくとも一つ含むことを特徴とする、コンピューターの画像表示装置や、テレビ、プリンターの画像表示装置、厨房装置、宣伝用パネル、照明、情報パネルなどの据置型の画像表示装置、および携帯電話の画像表示装置や、ラップトップコンピューター、デジタルカメラ、車両、バスや列車の行き先表示などの携帯型画像表示装置からなる群から選ばれる装置。
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