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JP2009536446A - 半導体基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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JP2009536446A JP2008552572A JP2008552572A JP2009536446A JP 2009536446 A JP2009536446 A JP 2009536446A JP 2008552572 A JP2008552572 A JP 2008552572A JP 2008552572 A JP2008552572 A JP 2008552572A JP 2009536446 A JP2009536446 A JP 2009536446A
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Abstract

半導体基板に形成されるデバイスのゲート酸化膜の絶縁破壊を防止してゲート酸化膜の信頼性を向上させる半導体基板の製造方法及び半導体装置の製造方法を提供すること。本発明にかかる半導体基板の製造方法は、単結晶のシリコンからなり、半導体デバイスを形成する活性層基板1の表面にシリコン面を露出し、単結晶のシリコンからなる支持基板2の表面に酸化膜を形成し、活性層基板1のシリコン面と支持基板2に形成される酸化膜とを貼り合わせる。活性層基板1は表面に形成されている自然酸化膜7を除去することによりシリコン面を露出させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法であって、特に貼り合わせSOI基板の製造方法及び貼り合わせSOI基板を用いた半導体デバイスの製造方法に関する。
大規模集積回路において、動作速度の高速化が望まれている。大規模集積回路の更なる高速化のためには寄生容量の低減が不可欠である。この寄生容量を低減するために、SOI(Silicon on Insulator)基板技術が有望視されている。図11AにSOI基板上にトランジスタ等を形成した半導体デバイス90(以下、「SOIデバイス90」という。)の模式図を示す。また、図11BにSi基板上にトランジスタ等を形成した従来の半導体デバイス100(以下、「Si基板デバイス100」という。)の模式図を示す。図11Aに示すように、SOI基板は、Siからなる活性層基板(SOI層)91と、このSOI層91を裏面側から支持する支持基板92との間に厚さ数μmの埋め込み酸化膜(SiO)93が埋め込まれている基板である。このSOI基板の活性層基板91上にトランジスタ等のデバイス101が形成されたものがSOIデバイス90である。SOIデバイス90は、埋め込み酸化膜93により、SOI層91と支持基板92が分離される。このため、SOIデバイス90では薄いSOI層91にトランジスタ等を形成することができ、図11Bに示す従来のSi基板デバイス100がSi基板94上に直接トランジスタ等を形成するのに対し、ソース/ドレイン領域の寄生容量を小さくできるため高速動作が可能となる。
しかしながら、このSOIデバイス90は、デバイスを形成する際の製造設備等で発生する金属不純物等によりデバイスのゲート酸化膜の不良が多いという問題点がある。図11Bに示すように、従来のSi基板デバイス100はSi基板94の内に金属不純物95等を捕獲するための十分なゲッタリングサイトを有する。このゲッタリングサイトによって、金属不純物95等を捕獲する。このため、Si基板デバイス100の製造工程中にSi基板94内に金属不純物が混入しても、このゲッタリングサイトが金属不純物95等を捕獲することができる。これにより、金属不純物95等により引き起こされるデバイスのゲート酸化膜96の不良が少ない。
一方、図11Aに示すSOIデバイス90においては、SOI層91が薄いため、金属不純物95等を捕獲する十分なゲッタリングサイトがない。また、SiからなるSOI層91と支持基板92との間に埋め込み酸化膜93であるSiOを有する。金属の拡散係数はSi内よりSiO内の方が小さいため、SiO内を金属不純物95が通過することが容易でない。これにより、SOI層91に金属不純物95が蓄積してしまう。すなわち、SOI層91に金属不純物95が蓄積することにより、金属不純物95がSOI層基板91上に形成するデバイスに影響を与える確率が高くなる。この金属不純物95による汚染は、接合リークやゲート酸化膜の耐圧劣化等を引き起こす原因となる。
この金属不純物等によるゲート酸化膜の不良を抑制する方法として、基板に結晶欠陥を形成して、この結晶欠陥で金属不純物を捕獲するゲッタリング技術がある。このゲッタリング技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のゲッタリングサイトが形成されたSOIデバイスの製造方法を図12A乃至図12Hに示す。まず、図12Aに示すように、支持基板92を用意する。そして、図12Bに示すように、支持基板92の周囲に埋め込み酸化膜93を形成する。
次に、図12Cに示すように、活性層基板91を用意して、この活性層基板91の一部に所定量のヒ素又はアンチモン等のドーパントを注入する。このとき、Siからなる活性層基板91の表面はドーパント注入により、アモルファス化されてアモルファス層98が形成されている。次に、図12Dに示すように、ドーパントを拡散させるために活性層基板91を熱処理する。このとき、アモルファス層98は再結晶化する。ここで、ドーパントを拡散させるために行う熱処理が酸素雰囲気下で行われるため、アモルファス層98に酸素及びシリコン等が供給されてアモルファス層98の再結晶化が阻害され、結晶欠陥97が形成される。このとき、活性層基板91にシリコン酸化膜99が形成される。その後、図12Eに示すように、コンタミネーションの除去を目的として、活性層基板91をSC1洗浄、SC2洗浄等により貼り合わせ前の洗浄を行う。そして、図12Fに示すように、埋め込み酸化膜93が形成された支持基板92と、活性層基板91の結晶欠陥97が形成された面とを貼り合わせて熱処理等を行う。次に、図12Gに示すように、活性層基板91の研削又は研磨等を行う。そして、図12Hに示すように、活性層基板91の研削又は研磨等を行った面上にトランジスタ等のデバイス101を形成することにより、SOIデバイスを形成する。
特開2006−5341号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、ドーパントを注入し、その後熱処理を行わなければ結晶欠陥97が形成されないため、ドーパント注入工程及び熱処理工程が必須である。すなわち、SOIデバイスの製造工程数が増加するという問題点がある。さらに、空乏層がドーパント注入部に到達するようなデバイスでは耐圧の低下が発生するという問題点がある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る半導体装置の製造方法は、単結晶のシリコンからなり、半導体デバイスを形成する活性層基板の表面にシリコン面を露出し、単結晶のシリコンからなる支持基板の表面に酸化膜を形成し、前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜とを貼り合わせることを特徴とする。
本発明においては、この表面を露出させた単結晶シリコンからなる活性層基板と、酸化膜が形成された単結晶シリコンからなる支持基板とを貼り合わせることにより、活性層基板のシリコン面と支持基板に形成される酸化膜との貼り合わせ面のシリコン面に結晶欠陥を形成する。
本発明に係る半導体基板の製造方法によれば、活性層基板に形成された結晶欠陥に金属不純物を捕獲することにより、半導体基板に形成されるデバイスのゲート酸化膜の絶縁破壊電圧の低下を防止してゲート酸化膜の信頼性を向上させることができる。
上述したように、従来のSOI基板の製造方法においては、ドーパントの注入工程等を有するため、SOI基板の製造工程が煩雑であると共に、空乏層がドーパント注入部に到達するようなデバイスでは耐圧の低下が発生するという問題点がある。これらの問題点を解決すべく本願発明者が鋭意実験研究した結果、活性層基板に形成されている自然酸化膜を完全に除去しSi面を露出した状態で酸化膜を形成した支持基板と貼り合せて熱処理することのみで、活性層基板と埋め込み酸化膜との間に結晶欠陥が形成されることを知見した。
本発明においては、支持基板と活性層基板の貼り合わせ面(「接合面」ともいう。)が、支持基板に形成される酸化膜の上側に形成されるようにした。以下にその理由を説明する。通常、貼り合わせSOI基板の製造方法としては、表面に酸化膜が形成された活性層基板に支持基板を貼り合わせる方法(以下、「活性側酸化」という。)と、表面に酸化膜が形成された支持基板に活性層基板を貼り合わせる方法(以下、「支持側酸化」という。)との2つの方法がある。まず、図1A乃至図1Dを用いて、活性側酸化のSOI基板の製造方法について説明する。図1Aに示すように、支持基板2を用意する。そして、図1Bに示すように、活性層基板1を用意して活性層基板1の周囲に埋め込み酸化膜3を形成する。そして、図1Cに示すように、支持基板2に、埋め込み酸化膜3が形成された活性層基板1を貼り合わせて熱処理を行う。そして、図1Dに示すように、活性層基板1にデバイスを形成するために、活性層基板1の研削又は研磨等行う。
次に図2A乃至図2Dを用いて、支持側酸化のSOI基板の製造方法について説明する。まず、図2Aに示すように、支持基板2の周囲に埋め込み酸化膜3を形成する。そして、図2Bに示すように活性層基板1を用意する。次に、図2Cに示すように、活性層基板1と埋め込み酸化膜3が形成された支持基板2とを貼り合わせて熱処理を行う。そして、図2Dに示すように、活性層基板1にデバイスを形成するために、活性層基板1を研削又は研磨等行う。
ここで、ゲート酸化膜の不良を防ぐために結晶欠陥は活性層基板1に形成することが効果的である。以下にその説明をする。図3Aに結晶欠陥を支持基板に形成する活性側酸化のSOIデバイスの模式図を示す。また、図3Bに結晶欠陥を活性層基板に形成する支持側酸化のSOIデバイスの模式図を示す。後述するように、結晶欠陥は、露出させたSi基板と埋め込み酸化膜3との間に形成される。このため、図3Aに示すように、活性側酸化に本手法を適用することにより、活性側酸化のSOIデバイスは埋め込み酸化膜3の下側の支持基板2に結晶欠陥4が形成される。また、上述したように、SiOからなる埋め込み酸化膜3はSiからなる活性層基板1より拡散係数が小さいため、埋め込み酸化膜3において金属不純物5の拡散速度が遅い。このため、金属不純物5は埋め込み酸化膜3を通過することが容易でない。これにより、埋め込み酸化膜3の下側に形成される結晶欠陥4で活性層基板1内の金属不純物5を捕獲することができず、金属不純物5が活性層基板1内に蓄積する。すなわち、活性層基板1に蓄積している金属不純物5がデバイスのゲート酸化膜の不良を起こす。
一方、図3Bに示すように、支持側酸化に本手法を適用することにより、支持側酸化のSOIデバイスは埋め込み酸化膜3の上側(活性層基板のシリコン面と支持基板に形成される酸化膜との貼り合わせ面)の活性層基板1(シリコン面)に結晶欠陥4が形成される。このため、活性層基板1内の金属不純物5等がこの結晶欠陥4に捕獲される。すなわち、支持側酸化のSOIデバイスに本手法を適用することにより、金属不純物5がゲート酸化膜の不良を起こすことを抑制することができる。以上のことから、本発明においては図3Bに示す支持側酸化を採用する。
次に、活性層基板1の貼り合わせ面(シリコン面)に結晶欠陥4を確実に形成するためには、活性層基板1の表面の自然酸化膜を完全に除去し、清浄なSi面が露出した状態で、酸化膜を形成した支持基板と貼り合わせることが有効であることを本願発明者は見出した。その理由について説明する。まず、2つの洗浄方法について比較する。この洗浄方法は、支持基板と活性層基板とを貼り合わせる前の活性層基板の洗浄方法(以下、貼り合わせ前処理という。)が異なるものであって、図4に各洗浄方法とその効果について示す。図4に示すように、サンプル1を用いた洗浄方法1は、NH、H及びHOの混合薬液を用いるSC1洗浄であり、一分間に略1nmエッチングされる。すなわち、SC1洗浄はアルカリ性であることにより、水酸化物イオン(OH)がエッチャントとなるSiOのエッチングが生じる。また、パーティクルより大きい異物の除去を行う有機物除去及び金属汚染物質の除去の効果は小さい。一方、サンプル2を用いた洗浄方法2は、HCl、H及びHOの混合薬液を用いるSC2洗浄であり、Si及びSiO2がエッチングされることはない。また、SC2洗浄はパーティクル除去及び有機物除去能力の効果は少なく、金属汚染物質の除去の効果が大きい。
そして、支持側酸化のSOIデバイスにおいて貼り合わせ前処理を前記の2つの洗浄方法で実施した。SC1洗浄を行ったサンプル1及びSC2洗浄を行ったサンプル2のSOIデバイスのゲート酸化膜の絶縁耐圧分布評価結果及び活性層基板内の結晶欠陥の有無について図5に示す。ゲート酸化膜の絶縁耐圧分布評価結果については9.5MV/cm以上の耐圧を有しているものを真性絶縁耐圧で破壊したサンプルとし、その破壊の割合を示す。図5は、サンプル1のSOIデバイスは結晶欠陥が形成され、サンプル2のSOIデバイスでは結晶欠陥は形成されていないことを示している。またゲート酸化膜の絶縁耐圧分布はサンプル1の方が良好である。すなわちサンプル1は結晶欠陥が形成され金属不純物等のゲッタリング効果が発揮されている。その結果ゲート酸化膜の絶縁耐圧分布が改善されたことを示している。
ここで、結晶欠陥が形成されたサンプル1の支持側酸化のSOI基板のTEM(Transmission Electron Microscope)画像をトレースした図を図6に示す。図6は、埋め込み酸化膜3と活性層基板1の接合面の一部を示すトレース図であり、倍率は10倍である。図6に示すように、活性層基板1側に結晶欠陥4が形成されていた。
以上のことから考察できることを図7A乃至図7Cに3種類のSOI基板を用いて示す。図7Aに示すように、SiOからなる埋め込み酸化膜3同士を貼り合わせても結晶欠陥は形成されない。一方、図7Bに示すように、Siからなる活性層基板1をSC1洗浄することにより、Si及びSiOのエッチングが行われる。これにより、自然酸化膜7が完全に除去される。そして、埋め込み酸化膜3と貼り合せて熱処理することにより、結晶欠陥4が形成される。また、図7Cに示すように、Siからなる活性層基板1を十分に洗浄しないで活性層基板1に部分的に自然酸化膜7が残っている場合、活性層基板1とSiOからなる埋め込み酸化膜3を貼り合わせると、活性層基板1に自然酸化膜7が形成されているため、結晶欠陥ができない。
すなわち、SiOのエッチング能力がある洗浄液により貼り合わせ前処理を行い、自然酸化膜を除去してから貼り合わせを行うことにより、活性層基板に結晶欠陥が形成される。
ここで、結晶欠陥を確実に形成するためには、貼り合わせ前処理において活性層基板に形成されている自然酸化膜が完全に除去されることが好ましい。その理由について説明する。ここでは、SiOのエッチング能力の異なる2つの洗浄液により貼り合わせ前処理を行い、ゲート酸化膜の絶縁耐圧分布を評価した結果について説明する。この評価においてSC1洗浄と、SC1洗浄よりもSi及びSiOのエッチング効果が大きいHF洗浄を用いることとする。また、使用する基板は、ゲート酸化膜の絶縁耐圧分布の改善がみられたサンプル1の活性側酸化のSOI基板を用いる。この検証結果について図8に示す。貼り合わせ前処理でSC1洗浄を行った基板では部分的に結晶欠陥が形成されず、その部分のゲート酸化膜の絶縁耐圧が低下している。一方、貼り合わせ前処理でHF洗浄を行った基板は結晶欠陥が基板全体に形成されていて、ゲートの酸化膜の絶縁耐圧の低下はみられない。
また、図9に貼り合わせ前処理がSC1洗浄である支持側酸化及び活性側酸化のSOIデバイスのゲート酸化膜破壊耐圧の分布を示す。ここで、横軸は、ゲート酸化膜破壊耐圧Ebd[MV/cm]、縦軸は、ゲート酸化膜の累積不良の割合を示している。また、貼り合わせ前処理にSC1洗浄を行った活性側酸化のSOIデバイスの分布を丸のプロットで示す(サンプル3)。そして、貼り合わせ前処理のSC1洗浄が不十分で活性層基板の表面に自然酸化膜が部分的に残っている支持側酸化のSOIデバイスの分布を四角のプロットで示す(サンプル4)。さらに、貼り合わせ前処理にSC1洗浄を行い活性層基板に形成されている自然酸化膜を完全に除去した支持側酸化のSOIデバイスの分布を三角のプロットで示す(サンプル5)。
図9に示すように、活性層基板側に結晶欠陥が形成されていない活性側酸化のSOIデバイス(サンプル3)は真性絶縁耐圧で破壊した割合(略9.5MV/cm以上のゲート酸化膜破壊耐圧がある割合)が略11%である。これに対し、支持側酸化でSC1洗浄を行っているサンプル4及びサンプル5のSOIデバイスはそれぞれ真性絶縁耐圧で破壊した割合が93%、100%と飛躍的にゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率が向上していることがわかる。ここで、部分的に自然酸化膜が残っているSOIデバイス(サンプル4)は、SOI基板全体の7%程度が、略9.5MV/cmの耐圧を有していない。一方、自然酸化膜を完全に除去したSOIデバイス(サンプル5)は、SOI基板全体に亘って略10MV/cmの耐圧を有している。
すなわち、Si及びSiOのエッチングの効果のある洗浄方法により、貼り合わせ前洗浄を行う。そして、活性層基板に形成されている自然酸化膜を除去することにより、SOIデバイスの基板に結晶欠陥が形成される。そして、結晶欠陥が形成されることにより、SOIデバイスのゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率が向上する。すなわち、SOIデバイスにおいて真性絶縁耐圧より低いゲート酸化膜破壊耐圧を有する比率が低減し、信頼性が向上する。ここで、自然酸化膜を完全に除去することにより、SOIデバイスの基板全体に結晶欠陥が形成されるため、さらにSOIデバイスのゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率が向上する。
以上のことから、結晶欠陥を確実に形成するために、まず、貼り合わせ前処理において、活性層基板に形成されている自然酸化膜を完全に除去し、活性層基板のSiを露出させる。そして、埋め込み酸化膜が形成されている支持基板と貼り合わせて熱処理することにより、活性層基板全体に亘って結晶欠陥を形成することができる。これにより、SOIデバイスのゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率も向上させることができ、SOIデバイスの信頼性を向上できる。
実施の形態1.
以下、本実施の形態について、図10A乃至図10Gを参照しながら詳細に説明する。図10A乃至図10Gは本実施の形態にかかるSOI基板及びSOI基板にデバイスを形成する製造工程を示す模式図である。図10Aに示すように、まず、単結晶のSiからなる支持基板2を用意する。次に、図10Bに示すように、支持基板2を熱酸化することにより、支持基板2の周囲にSiOからなる埋め込み酸化膜3を形成する。
そして、図10Cに示すように、単結晶のSi基板である活性層基板1を用意する。そして、図10Dに示すように、活性層基板1の周囲に形成されている自然酸化膜7を除去するために貼り合わせ前処理を行う。上述したように、活性層基板1に形成されている自然酸化膜7を貼り合わせ前処理によって除去することにより、活性層基板1に結晶欠陥4を形成できる。これにより、ゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率を向上させることができる。そのため、貼り合わせ前処理において、活性層基板1の周囲に形成されている自然酸化膜7を除去して、活性層基板1の表面を露出させる処理を行なう。すなわち、活性層基板1の周囲に形成されている自然酸化膜7が除去でき、活性層基板1の表面のSiを露出させるための貼り合わせ前処理を行う。
例えば、上述したSC1洗浄を行うことにより、Si及びSiOをエッチングして活性層基板1に形成されている自然酸化膜7を除去する。ここで、SC1洗浄の薬液の混合比は、NHOH:H:HO=1:1:5とすることが好ましいが、自然酸化膜7を除去することができればよく、NHOHの混合比は適宜変更可能である。また、自然酸化膜7を完全に除去するために十分な洗浄時間とすることが好ましい。さらに、HF洗浄においてもSi及びSiOのエッチングを行うことが可能である。ここで、HF洗浄の薬液の混合比はHF:HO=1:100とすることが好ましいが、自然酸化膜7を除去することができる混合比であればよい。さらに、HF洗浄においては、HF以外にもHF−H洗浄及びHF−HCl洗浄も可能である。また、機械的研磨であるCMP(Chemical Mechanical Polishing)を用いて自然酸化膜7を除去することも可能である。以上のことから、自然酸化膜7の除去を目的として、以下の組み合わせで貼り合わせ前処理を行うことができる。例えば、SC1洗浄のみ、HF洗浄のみ、CMPのみ、SC1洗浄及びHF洗浄を用いて貼り合わせ前処理を行う。
また、Si及びSiOエッチングの効果はほとんどないが、活性層基板1の表面を清浄化することができる処理として、SPM洗浄と上述のSC2洗浄がある。例えばSC1洗浄を行ってSi及びSiOエッチングすることにより、活性層基板1に形成されている自然酸化膜7を除去すると供に、SPM洗浄又はSC2洗浄等を行うことにより、活性層基板1の基板汚染も改善することができる。ここで、SPM洗浄は、HSOとHの混合薬液を用いる洗浄であって、有機物除去能力及び金属汚染除去能力は大きいが、パーティクル除去の効果は少ない。SPM洗浄の薬液の混合比は、HSO:H=4:1とすることが好ましい。また、SC2洗浄の薬液の混合比は、HCl:H:HO=1:1:6とすることが好ましい。
次に、図10Eに示すように、十分に自然酸化膜7が除去され、Siが露出した活性層基板1と、埋め込み酸化膜3が形成された支持基板2とを貼り合せて熱処理する。このとき、活性層基板1側の貼り合わせ面近傍に結晶欠陥4が形成される。そして、図10Fに示すように、活性層基板1を所定の厚さとするために、貼り合わせ面と対向する面を切削、研磨等行う。このとき、清浄化のために、SC1洗浄や、金属汚染除去効果のあるSC2洗浄及びSPM洗浄等を行ってもよい。
そして、図10Gに示すように、活性層基板1と、埋め込み酸化膜3が形成された支持基板2とを貼り合わせて形成されたSOI基板にデバイスを形成する。すなわち、活性層基板1にソース領域8a及びゲート領域8bを形成する。そして、活性層基板1上にゲート酸化膜9を介してゲート電極10を形成することによりSOI基板にデバイスを形成してSOIデバイスを形成する。
本実施の形態では、活性層基板1と、埋め込み酸化膜3が形成された支持基板1とを貼り合わせる前に活性層基板1に形成されている自然酸化膜7を除去して、埋め込み酸化膜3が形成された支持基板2と貼り合わせる。すなわち、自然酸化膜7が除去されてSiが露出した活性層基板1のSiと埋め込み酸化膜3のSiOを貼り合わせて熱処理することにより、活性層基板1の貼り合わせ面近傍に結晶欠陥を形成する。この活性層基板1の貼り合わせ面近傍に形成された結晶欠陥において活性層基板1内の金属不純物が捕獲される。これにより、活性層基板1に形成するゲート酸化膜9に与える金属不純物の影響を抑制することができるため、ゲート酸化膜9の破壊耐電圧を向上させることができる。そして、ゲート酸化膜9の真性絶縁耐圧での破壊率を向上させることができる。また、本実施の形態においては、活性層基板1にイオン等を注入する工程及びイオン注入された活性層基板1を熱処理する製造工程を経ることなく結晶欠陥4を形成することができるため、基板形成のコストを抑えることができる。さらに、空乏層がドーパント注入部に到達するようなデバイスでの耐圧の低下をなくすことができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明は、半導体基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法であって、特に貼り合わせSOI基板の製造方法及び貼り合わせSOI基板を用いた半導体デバイスの製造方法を提供する。
活性側酸化のSOI基板の製造方法を示す製造工程を示す模式図である。 支持側酸化のSOI基板の製造方法を示す製造工程を示す模式図である。 結晶欠陥を支持基板と活性層基板の貼り合わせ面の上側に形成する場合と下側に形成する場合のSOIデバイスの模式図である。 SOI基板の貼り合わせ前洗浄方法と効果を示す図である。 サンプル1及びサンプル2のSOIデバイスのゲート酸化膜の真性絶縁耐圧での破壊率及び結晶欠陥の有無を示す図である。 サンプル1の支持側酸化のSOI基板のTE画像をトレースした図である。 3種類のSOI基板を用いた発明者の考察を示すSOI基板の模式図である。 貼り合わせ前洗浄の異なるSOIデバイスのゲート酸化膜耐圧のウエハ面内分布と結晶欠陥の有無とを示す図である。 貼り合わせ前処理がSC1洗浄である支持側酸化及び活性側酸化のSOIデバイスのゲート酸化膜破壊耐圧の分布図である。 本実施の形態におけるSOIデバイスの製造工程を示す模式図である。 貼り合わせ面が支持基板と活性層基板の場合のSOIデバイスの模式図である。 従来のドーパントをイオン注入するSOIデバイスの製造工程を示す模式図である。
符号の説明
1、91 活性層基板
2、92 支持基板
3、93 埋め込み酸化膜
4、97 結晶欠陥
5、95 金属不純物
6 SiOの酸化膜
7 自然酸化膜
8a ソース領域
8b ゲート領域
9、96 ゲート酸化膜
10 ゲート電極
90 SOIデバイス
94 Si基板
98 アモルファス層
99 シリコン酸化膜
100 Si基板デバイス
101 トランジスタ等のデバイス

Claims (14)

  1. 単結晶のシリコンからなり、半導体デバイスを形成する側である活性層基板の表面にシリコン面を露出し、
    単結晶のシリコンからなる支持基板の表面に酸化膜を形成し、
    前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜とを貼り合わせる半導体基板の製造方法。
  2. 前記活性層基板の表面に形成されている自然酸化膜を除去することにより前記シリコン面を露出させる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体基板の製造方法。
  3. 前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜の貼り合わせ面の前記シリコン面に結晶欠陥を形成する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体基板の製造方法。
  4. 前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜の貼り合わせ面の前記シリコン面にはドーパントが存在しない
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の半導体基板の製造方法。
  5. 前記活性層基板の表面の自然酸化膜を、洗浄又はエッチングの少なくともいずれか1つを用いて除去する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の半導体基板の製造方法。
  6. 前記自然酸化膜の除去処理は、SC1洗浄、HF洗浄、又は機械的研磨の少なくともいずれか1つを用いて行う
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体基板の製造方法。
  7. 前記自然酸化膜の除去処理は、SC1洗浄、HF洗浄、又は機械的研磨の少なくともいずれか1つに加えてさらに、SC2洗浄又はSPM洗浄を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体基板の製造方法。
  8. 単結晶のシリコンからなり、半導体デバイスを形成する側である活性層基板の表面にシリコン面を露出し、
    単結晶のシリコンからなる支持基板の表面に酸化膜を形成し、
    前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜を貼り合わせて、
    前記活性層基板の貼り合わせ面と対向する面の一部を研磨又は研削し、
    前記活性層基板の前記研磨又は前記切削した領域に半導体デバイスを形成する半導体デバイスの製造方法。
  9. 前記活性層基板の表面に形成されている自然酸化膜を除去することにより前記シリコン面を露出させる
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体デバイスの製造方法。
  10. 前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜との貼り合わせ面の前記シリコン面に結晶欠陥を形成する
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体デバイスの製造方法。
  11. 前記活性層基板の前記シリコン面と前記支持基板に形成される前記酸化膜との貼り合わせ面の前記シリコン面にはドーパントが存在しない
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項記載の半導体デバイスの製造方法。
  12. 前記活性層基板の表面の自然酸化膜を、洗浄又はエッチングの少なくともいずれか1つを用いて除去する
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項記載の半導体デバイスの製造方法。
  13. 前記自然酸化膜の除去処理は、SC1洗浄、HF洗浄、又は機械的研磨の少なくともいずれか1つを用いて行う
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体デバイスの製造方法。
  14. 前記自然酸化膜の除去処理は、SC1洗浄、HF洗浄、又は機械的研磨の少なくともいずれか1つに加えてさらに、SC2洗浄又はSPM洗浄を行う
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体デバイスの製造方法。
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