JP2009520646A

JP2009520646A - シガレットパック

Info

Publication number: JP2009520646A
Application number: JP2008546043A
Authority: JP
Inventors: ダニエラ・ハイーニョ・フィゴリ; フェリペ・アギアール・ボルジェス; フランシスコ・ソアレス・ペレグリノ; レアンドロ・ゴメス・ヴィレイラ; マルコス・ヘンリケ・コシャカ; タチアナ・ネグレリ・マネガッティ; ヒカルド・ヴィラリーニョ
Original assignee: ソウザ・クルズ・エス・エー
Priority date: 2005-12-22
Filing date: 2006-12-01
Publication date: 2009-05-28
Also published as: AR058118A1; SG133469A1; EP1966053A1; KR20080083007A; US20090266725A1; WO2007070993A1; BRPI0506010A; CN101341076A

Abstract

本発明は、柔軟なカップタイプパックのような、実質的に柔軟であり、かつ軽量材料で作られた場合にさえ、パッキングの完全な閉鎖を可能にする差別化された閉鎖システム（１４、１５）を担持する関着可能な頂部カバー（８）を供するシガレット（１）用パックに関する。

Description

本発明は、改良された閉鎖システムを含んでいる、関着可能な頂部を具備するシガレットパックに関し、該シガレットパックは、仮に柔軟材料で作られたとしても、パックの適切な閉鎖を可能にする。

たばこ産業は、慣用的に、ソフトカップ(soft-cup)及び箱(Box)として知られている、２種類のパックでシガレットを販売している。ソフトカップタイプパックは、通常、軽量紙(a low grammage paper)で作られ、かつ箱タイプパックは重量紙(heavier grammage paper)で作られている。

重量に依存して、箱タイプパックは、関着可能な頂部の使用を可能にし、これにより、これらの箱タイプパックは、通常、フリップトップ(fliptop)と呼称されている。

ソフトカップタイプパックは、通常、関着可能な頂部を備えていない。何となれば、軽量のパック紙は、特に、使用者によるパックの一定の取扱いにより、カバーの運動及び閉鎖を難しくしていたためである。パックの構造の抵抗が低いことは、使用者がパックを変形するようにせしめ、パックの頂部の閉鎖及び運動を行い難くしている。

本発明のパックは、軽量紙製のシガレットパックを含む、何れの種類のシガレットパックでも使用することができる、差別化された(differentiated)閉鎖システムを担持する関着可能な頂部を供し、すなわち、使用者による連続的な取扱いによる変形に対する抵抗を低くしている。

従って、本発明はソフトカップタイプパック上でさえ関着可能な頂部の使用を可能にする。

本発明は、差別化された閉鎖システムを含むシステムを含んでいる、頂部を供するシガレットパッケージに関し、ソフトカップタイプパックのような、軽量の、実質的に柔軟な材料で作られた場合でさえ、パッケージの適切な閉鎖を可能にする。

頂部はパックの後部に結合されており、この頂部は、頂部のエッジとパックの後部の頂部エッジとの交差によって形成される軸の回りに関着可能である。パックの頂部には、パックの前部の一部であるタブが嵌り込むことができる開口が形成されている。

本発明は、前部壁２と；後部壁３と；前部壁及び後部壁のエッジに結合された２つの側壁４及び５と；側壁５に結合された１つの固定壁５’と；１つの底部部分及び１つの頂部部分と、を備える。

底部部分は、前部壁２及び後部壁３に、それぞれ、結合された底部壁６及び７、及び前記側壁４に結合された底部フラップ１１及び１２を備え、そして、底部壁は一方が他方の上に重なるように結合されている。

頂部部分は、後部壁３の頂部エッジと、側壁４及び５に結合された頂部側フラップ９及び１０と、に結合されたカバー８と、を備え、パッキングの頂部密封性を向上させている。

底部壁６及び７は、一方が他方の上に重なるように接着されるのが好ましく、固定壁５’は前部壁２の内側面２’’上に接着されるのが好ましい。

カバー８は、後部壁３の頂部エッジと、カバー８のエッジと、の交差によって形成される軸（α）の回りに関着可能であり、そして、カバーは、タブ１３と、前部壁２の延長部である、閉鎖タブ１５を受容することができる開口１４と、を供する。

本発明の一実施形態では、前部壁２は切込み１６を供し、その結果、閉鎖タブ１５は該閉鎖タブ１５の基部１７の回りに関着可能である。こうした切込みは、閉鎖タブ１５の関着、並びにタブ１３の前部壁２の内側面２’’上への取付を容易にしている。また、切込み１６はシガレットのフィルターへの使用者の指によるアクセスを向上させることができ、パック内部に収容されたシガレットのピックアップを容易にしている。

あるいは、本発明では、ソフトカップタイプパックのシガレットを包むアルミニウムライニングは、タバコフィルタを省略することができる。何となれば、ライニングは使用者の指がシガレットにアクセスするのを阻止及び／又は難しくするからである。

あるいは、閉鎖タブ１５はその側部上に穿孔されるか又は切り込まれた領域を示すことができる。そして、使用者がタブを取り除くことを可能にし、そして、タブを回転させて該タブの基部１７の回りに関着させる。

別様に、カバー８は、使用者によるカバー８の取外しを可能にするように、カバーと、後部壁３の頂部エッジと、の交差軸（α）に沿って、穿孔又は切り込まれた線を示すことができる。

図４、図５及び図６は、本発明に従って、パッキングを閉鎖するための３つの異なる形状構成を例示している。

図４では、カバー８が閉じた位置にあるときに、タブ１３は前部壁２の内側面２’上に位置付けられており、そして、閉鎖タブ１５はスロット１４に嵌っている。

図５では、カバー８が閉じた位置にあるときに、タブ１３は前部壁２の外側面２’上に位置付けられており、そして、閉鎖タブ１５はスロット１４に嵌っている。

図６では、閉鎖タブ１５はカバー８より下に位置付けられており、そして、タブ１３は前部壁２の外側面２’上且つ閉鎖タブ１５上に位置付けられている。この形状構成は最終的な製品の販売時に使用されるのが好ましい。何となれば、パックはプラスチックフィルムでラップすることができるからである。

本発明を特定の具体例に基づいて記載してきたが、この課題に熟達した当業者ならば、本発明の基本発明思想の着想及び範囲を保持しつつも、変更を導くことができる。

折り畳まれていないパックを示す図である。頂部が開放された、折り畳まれたパックの前面図である。頂部が開放された、折り畳まれたパックの背面図である。パックを閉鎖した状態の第１の形状構成の前面図である。パックを閉鎖した状態の第２の形状構成の前面図である。パックを閉鎖した状態の第３の形状構成の前面図である。

符号の説明

１シガレットパック
２、２’、２’’ 前部壁
３後部壁
４、５側壁
５’ 固定壁
６、７底部壁
８カバー
９、１０側部フラップ
１１、１２側部フラップ
１３タブ
１４スロット
１５閉鎖タブ
１６切取り部
１７基部
α 交差軸

Claims

シガレットパック（１）であって、
前部壁（２、２’、２’’）と；
後部壁（３）と;
前記前部壁及び前記後部壁のエッジに結合された２つの側壁（４、５）と;
前記前部壁（２）及び前記後部壁（３）に、それぞれ、結合された前記底部壁（６、７）、及び前記側壁（４、５）に結合された側部フラップ（１１、１２）を備える１つの底部分と；
前記側壁（４、５）に結合された側部フラップ（９、１０）と、前記後部壁（３）に結合されたカバー（８）と、を備える１つの頂部部分と；
前記側壁（５）に結合された１つの固定壁（５’）と、を備えるシガレットパック（１）において、
前記カバー（８）は、前記後部壁（３）のエッジと前記カバー（８）のエッジの交線によって形成された交差軸（α）の回りに関着可能であり、
前記カバーは、
タブ（１３）と、
少なくとも前記タブ（１３）の基部（１７）までの前記前部壁（２）の延長部である前記閉鎖タブ（１５）を受容することができる開口（１４）と、を担持することを特徴とするシガレットパック。
前記前部壁（２）は切込み（１６）を供することを特徴とする、請求項１に記載のパック。
前記閉鎖タブ（１５）は前記前部壁（２）に穿孔領域を供することを特徴とする、請求項１または請求項２に記載のパック。
前記閉鎖タブ（１５）は前記前部壁（２）に切込み領域を供することを特徴とする、請求項１または請求項２に記載のパック。
前記交差軸（α）に穿孔が施されていることを特徴とする、請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載のパック。
前記交差軸（α）に切込みが入れられていることを特徴とする、請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載のパック。