JP2009503515A - 放射線遮蔽組立体とその使用方法 - Google Patents
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Abstract
一つの実施形態では、本発明は放射性物質が配置された放射線遮蔽アセンブリを保持する放射線遮蔽アセンブリに関する。アセンブリは、少なくとも1点に関しては、溶出シールド及び/又は調剤シールと言及する。アセンブリは中空部を少なくとも部分的に形成する本体を有する。中空部に通じる少なくとも1つの開口がある。アセンブリは、アセンブリから開口を通る放射線の漏洩を少なくとも概略的に妨げる蓋を有する。蓋は本体にある方位で解放可能に取り付けられ、他の方位では本体と非取付係合を確立してもよい。アセンブリは異なる高さ有する容器とともに使用するために調整可能なスペーサーシステムを有していてもよい。
Description
本発明は、一般に放射性物質のための放射線遮蔽装置に関し、特には、放射性医薬品の調製および/または調剤に用いられる放射性物質を封入するために用いられる放射線遮蔽組立体に関する。
核医学は、放射性物質(例えば放射性同位体)を種々の研究、診断、および治療に応用する医学分野である。放射性薬学従事者(radiopharmacy)は、放射性物質を特定の医療手順に使用できるようにするために、1つ
以上の放射性物質を別の物質と組み合わせることによって、種々の放射性医薬品(例えば放射能医薬品)を製造する。
以上の放射性物質を別の物質と組み合わせることによって、種々の放射性医薬品(例えば放射能医薬品)を製造する。
例えば、放射性崩壊によって娘放射性同位体を生成する親放射性同位体(例えばモリブデン‐99)から娘放射性同位体(例えばテクネチウム‐99m)を含む溶剤を得るためには、放射性同位体発生器が用いられる。放射性同位体発生器は、担持媒体に吸着された親放射性同位体を収容するカラムを含んでいる。担持媒体(例えばアルミナ)は、娘放射性同位体よりも親放射性同位体に、相対的に高い親和性を有する。親放射性同位体が崩壊することにより、所望量の娘放射性同位体が生成される。所望量の娘放射性同位体を得るために、好適な溶離剤(例えば無菌食塩水)をカラムの中を流すことによって担持体から娘放射性同位体が溶離される。得られた溶出液は、(例えば溶解塩の形態の)娘放射性同位体を含有するために、溶出液は、放射性医薬品の調製に有用な物質となる。溶出液は、任意の種々の診断および/または治療のために、患者に静脈注射することができるよう調製された溶剤中の放射性同位体源として用いられる。
発生器からある量の溶出液を得る一方法においては、減圧容器(例えば溶離ガラス瓶)が、タップ立て位置(tapping point)で発生器に連結される。例えば、発生器の中空針を減圧容器の隔膜に孔を空けるために用いて、溶離ガラス瓶と発生器・カラムの間を連通させることができる。容器は減圧されているために、溶離剤は、カラムを介して溶離剤貯留部からガラス瓶の中に吸引され、これにより、娘放射性同位体をカラムから溶離することができる。容器は溶出遮蔽体に収容されるが、この装置は、発生器から容器に受入された後の溶出液が放出する放射線から作業者を遮蔽するために用いられる放射線遮蔽装置である。
溶離完了後、容器を較正システムに移して溶出液の放射能が測定される。較正は、遮蔽組立体から容器を取り出すステップと、溶出液が放出する放射線量を測定するために、容器を較正システムに配置するステップとを含む。溶出液中の親放射性同位体の量が許容レベルを超えていないことを確認するために、破過試験(break through)が行われる。破過試験は、容器を薄肉の遮蔽カップ(例えば娘同位体が放出する放射線は効果的に遮蔽するが、親同位体が放出する高エネルギーの放射線は遮蔽しないカップ)に移し替えるステップと、カップの遮蔽を透過する放射線量を測定するステップとを含む。
この較正と破過試験の後に、容器は調剤遮蔽体に移される。調剤遮蔽体は、後で放射性医薬品の調製に用いるために、溶出液を容器から1つ以上の別の容器(例えば注射器)に移し替えるとき、容器内の溶出液が放出する放射線から作業者を保護する。調剤遮蔽体は、各々の容器が多数の容器を充填するために用いられ(例えば1日の間に不使用時と使用時がある)、また、溶出液を1つの容器に移動し、次の容器に移動するまでの間の不使用時には、遮蔽された容器は反転して作業面台上(例えばテーブルの上面)に配置することが一般には望ましいために、調剤工程用の溶出遮蔽体より一般に軽量であり、また、取扱いも容易である。先行技術による溶出遮蔽体は、とりわけ反転させたとき不安定になるという理由から、一般に調剤遮蔽体としての使用には不向きである。例えばいくつかの溶出遮蔽体は、重い基部を有するために、溶出遮蔽体を反転させたとき重心が比較的高くなる。別のいくつかの溶出遮蔽体は、平坦な作業面に静置できるような上面を有していない(上面は反転して平面に載置した場合、溶出遮蔽体を不安定にする、例えば突起部を有する)。放射性薬学従事者は、溶出遮蔽体の使用を継続するとともに、別の調剤遮蔽体を使用することによって、この問題に対処してきた。この解決策は、容器を溶出遮蔽体から調剤遮蔽体に移し替えることを必要とし、そのために、作業者は好ましくないほどの放射線に曝される。
この発生器は、カラム内の放射性同位体が消費されてしまうまで、数多くの容器の充填に用いられる。各々の時点で必要な溶出液の量は、放射性医薬品を調剤する必要がある処方の数および/または発生器・カラムに残留する放射性同位体の濃度によって変わり得る。カラムから抜き出す溶出液の量を変える1つの方法は、溶出液の受入に用いられる減圧容器の容量を変えることである。例えば、約5mlから約30mlの容器容量が一般的であり、5ml、10ml、または20mlの容量の標準容器が、現在当業界において使用されている。所望の容量の容器を選ぶことによって、発生器・カラムから対応した量の溶出液の供給を容易にするようにしてもよい。
残念ながら、数多くの、異なるサイズの容器の使用は、大きい不都合を伴う。放射性薬学従事者は、例えば、使用する各々の種類の容器用のラベル、ゴム製ストッパー、フランジ付き金属蓋、スペーサおよび/または鉛製遮蔽材の予備を保管する、または種々のサイズの容器に使用できるようになっている遮蔽装置を用いなければならない。実施されたことのある1つの解決策は、小さい容器を使用するとき、放射線遮蔽装置の余分な空間を占めるように配置するための、種々異なる大きさのスペーサを手元に置いておくことであった。あいにく、この方法は、スペーサが混ざり合う、無くなる、破損する、または違う容器に使用されたりするために、複雑さを増し、そして混乱を起こす危険性を増大するために、その使用は一般に不便である。例えばいくつかの従来技術によるスペーサは、遮蔽装置内の容器の側面を囲繞するようになっているが、そこは、容器にラベルを貼付する場所である。従って、スペーサは、ラベル貼付の妨げとなる、および/またはラベルを容器に貼付するときに用いた接着剤が、結果的には、スペーサの容器側面への付着、さもなければ放射線遮蔽装置に粘着してしまう。
このように、核医学用に生成された放射性物質をより安全で、便利に、そして高い信頼性を持って容易に取り扱えるようにする、改良された放射線遮蔽組立体および1つ以上の放射性同位体を収容した容器を取り扱う方法が求められている。
本発明の1つの観点は、溶離工程および/または調剤工程において放射性物質を遮蔽するために用いられる放射線遮蔽組立体に関する。この組立体は、中空部を有する本体と中空部に通じるように形成された開口を含む。組立体は、また、本体に対して第1の向きにあるとき、(例えば磁力によって)本体に取り外し可能に装着されるが、本体に対して第2の向きにあるときには非装着係合するように構成された蓋を含む。ここで「非装着係合」などは、第1と第2の構造体が相互に作用し合っても、装着の関係にならないことを意味する。非装着係合の一例は、コースターに載置された飲料用カップのインタフェイスである。
本発明の別の観点は、放射線遮蔽組立体を使用する方法に関する。この方法において、放射線遮蔽組立体の蓋は、本体内部に通じる開口を覆って、組立体内部からの放射線の漏洩を制限するために、組立体の本体に取り外し可能に装着される。蓋は、本体から取り外し、そして適切な支持面(例えば作業台面)に載置される。本体を反転して蓋の上に載せたとき、蓋は、本体に取り外し可能に装着したときの状態とは異なる、本体に対する向きになるが、これによって、蓋と本体は、非装着係合の状態になる。開口を露出するには、本体を蓋から持上げる。
本発明の別の観点は、溶出液(例えば放射性同位体発生器からの放射性同位体を含有する溶液)を遮蔽するために用いることができる放射線遮蔽組立体に関する。組立体は、溶出液を収容するための中空部を少なくとも部分的に形成する本体を有する。本体の端部には、本体を貫通して中空部に通じる開口がある。本体は、放射性同位体が本体を透過して溶出遮蔽体から放出する放射線の漏洩を制限するように設計・構成されている。組立体は、また、その第2の端部に、本体に取り外し可能に固定される基部を有する。基部は、基部が本体に固定されたとき周囲の側壁に位置が合わされた側壁延出部を有する。基部の側壁延出部は、本体の周囲の側壁と比較した場合、比較的軽量になるように形成されている。基部の側壁延出部は、例えば第1の比重を有する材料を用いて形成されており、そして本体の周囲の側壁は、第1の比重より大きい第2の比重を有する別の材料を用いて形成されている。
本発明の別の観点は、放射性同位体発生器から受け入れた放射性同位体のための溶出遮蔽体を形成する方法に関する。溶出遮蔽体の本体は、放射線遮蔽材を含んでおり、また、その内部に放射性同位体を収容するための中空部を備えるように形成される。溶出遮蔽体の基部は、放射性同位体が放出する放射線を実質的に透過するであろう材料を含む。基部の材料は、本体の放射線遮蔽材より比較的軽量な材料である。この基部は、本体に連結するように形成されていて、溶出遮蔽体の全長を本体の長さより大きい長さになるように延長する。
本発明のさらに別の観点は、異なる高さを有するとともに、放射性物質を収容するために用いられる一組の容器のいずれか1つを格納する放射線遮蔽組立体に関する。組立体は、容器を収容するための中空部を少なくとも部分的に形成する本体を有する。組立体は、中空部で放出された放射線の、組立体からの漏洩を制限するように形成されていることが好ましい。中空部は、対向する第1と第2の端部を有する。組立体は、また、中空部に(例えば中空部の第2の端部にまたは第2の端部に近接して)少なくとも部分的に配置することができるスペーサを有する。スペーサは、スペーサの支持面を変位させることによって、スペーサの支持面と中空部の第1の端部との間の空間の大きさを変更することによって、支持面が、容器を中空部の第1の端部に対してほぼ同じ位置に位置付けるよう、選択的に調節可能である。
本発明のさらに別の観点は、異なる高さを有するとともに、放射性物質の収容に用いられる容器を取り扱うために、放射線遮蔽組立体を使用する方法に関する。第1の容器は、放射線遮蔽組立体内に形成された中空部に配置される。スペーサが、中空部に挿入され、第1の容器を中空部の端部に対して所定の位置に位置付けるために用いられる。その後、第1の容器は中空部から取り出される。スペーサを中空部の軸に沿って移動させて、スペーサと中空部の端部の間の空間の大きさを変えるために、スペーサが調節される。第1の容器とは異なる高さを有する第2の容器が、中空部に配置される。スペーサは調節されているために、第2の容器は、第1の容器が中空部の端部に対して位置していたのとほぼ同じ、所定の位置に配置される。
本発明のさらに別の観点は、放射性溶出液を収容した容器用の放射線遮蔽組立体に関する。組立体は、容器を収容する中空部を少なくとも部分的に形成する本体を有する。本体を貫通して、中空部に通じる開口がある。開口は、容器を中空部に挿着し、且つ取り出すことができる大きさを有する。組立体の本体は、本体を透過する、放射性物質からの放射線の漏洩を制限するように形成されている。組立体は、また、容器を中空部の所定の位置に位置付けするときの少なくとも手助けとなるよう、開口とは反対側の中空部に位置決め要素を含む。位置決め要素は、容器の一端部と相互に作用し合うことが可能であり、また、容器の一端部と相互に作用し合ったとき、容器を中空部の所定の位置に向けて、少なくとも方向付けるまたは案内するカラーを用いるように形成された案内部材として特徴付けられる。位置決め要素は、広範な材料を含み、且つそれらを用いて形成される。いくつかの実施形態において、位置決め要素は、例えば放射線を実質的に透過する材料を含むまたはそれらを用いて全体が形成される。
本発明の別の観点は、放射性溶出液を収容する容器用の放射線遮蔽組立体を製造する方法に関する。組立体の本体は、その材料を貫通する放射線の透過を実質的に制限することができる遮蔽材を含む。本体は、放射性溶出液の容器を収容する中空部を備えるように形成されている。位置決め要素は、放射線を実質的に透過する材料を用いて形成されるとともに、中空部に受入され、そして容器を(例えば容器を案内するまたは導いて)中空部内で本体に対して所定の位置に位置付けするために中空部に配置されたとき、容器に当接できるようになっている。
本発明のさらに別の観点は、異なる高さを有するとともに、放射性物質を収容するために用いられる一組の容器のいずれか1つを格納する放射線遮蔽組立体に関する。組立体は、容器を収容するための中空部を少なくとも部分的に形成する本体を有する。組立体は、また、中空部に少なくとも部分的に受入されるように形成されたスペーサを有する。スペーサは、中空部に選択的に配置することが可能であり、組立体を小さい容器の少なくとも1つとともに使用するときには、中空部の空間を占めるように配置され、そして組立体を大きい容器の少なくとも1つとともに使用するときには、中空部から取り出すことができるように構成されている。組立体は、また、本体に取り外し可能に装着できるようにされた基部を有していてもよい。基部は、スペーサが中空部から取り出されたとき、そのスペーサを受入することができる、そこに形成された格納部を備えていてもよい。
本発明のさらに別の観点は、異なる高さを有するとともに、放射性物質を収容するために用いられる容器を格納する放射線遮蔽組立体を使用する方法である。組立体を第1の容器とともに使用できるようにするために、スペーサが、組立体の中空部に配置される。第1の容器は、中空部に実質的に封入される。その後、第1の容器は、中空部から取り出される。組立体を、第1の容器より背の高い第2の容器とともに使用できるようにするために、スペーサも、中空部から取り出される。使用しないとき、スペーサは、組立体に設けられた格納部に格納される。第2の容器は、中空部に実質的に封入される。
本発明の、上述の観点に関連して説明した特徴は、種々改良することが可能である。また、別の特徴を本発明の上述した観点に組み入れることもできる。これらの改良と追加される特徴は、個別に、または任意の組合せとして存在する。例えば、本発明の、任意の例示した実施形態に関連して以下説明する種々の特徴は、個別にまたは任意の組合せで本発明の任意の観点に組み入れることができる。
次に図面、まず、特に図1〜図3を参照すると、本発明の放射線遮蔽組立体の一実施形態は、全体に符号101を付して、リアローディング式二重目的の放射線同位体溶離・調剤遮蔽体として図示されている。組立体101は、放射線が遮蔽された中空部で放射線を放出する放射線同位体(例えばテクネチウム99m)を収容した容器(例えば溶出液用ガラス瓶)を組立体内に封入することによって、放射線同位体が放出する放射線の、組立体からの漏洩を制限する。従って、組立体は、1つ以上の放射線同位体または他の放射性物質を取り扱う作業者が曝される放射線量を制限するために用いられる。
図2と図3に示すように、例示した組立体101は、一般には、本体103、蓋105、カラー107および基部109を有する。本体103は、容器119(2点鎖線で図示)を収容するように構成された中空部117を部分的に形成する周囲の外壁115を含む。蓋105は、本体103の一方の端部に取り外し可能に装着され、基部109は、本体の他方の端部に取り外し可能に装着される。必要に応じ、容器119を組立体101に装填するとき、本体103の所望の位置に容易に案内できるようにするために、カラー107を中空部117に装着してもよい。図1と図3に示すように組み立てたとき、本体103、蓋105および基部109は、容器119を組立体101の中空部117に封入して、中空部117の放射線の、組立体101からの漏洩を制限する遮蔽ユニットを形成するために用いられる。
図示した本体103の側壁115は概ね筒状であるが、側壁は、本発明の範囲から逸脱することなく、別の形状(例えば多角形)であってもよい。側壁115は、中空部117で放出された放射線の、側壁を透過しての組立体101からの漏洩を制限するように構成されている。例えば、一実施形態において、側壁115は放射線遮蔽材(例えば、鉛、タングステン、減損ウランまたは他の高密度材)を含む。放射線遮蔽材は、1つ以上の層(図示せず)の形状で用いることができる。放射線遮蔽材のいくつかまたは全ては、1つ以上の放射線遮蔽材が含浸された基材(例えばタングステンが含浸された成形用プラスチック)の形状であってよい。当業者は、中空部で放出されると予測される放射線の量と種類、および受ける被曝の許容範囲を考慮した上で、本体103が、1つ以上の選ばれた放射線遮蔽材の十分な量を含むように設計することによって、側壁115を透過して組立体101から漏洩する放射線量を所望のレベルに制限する方法を周知であろう。
図3に示すように、本体103の一端部には中空部117に通じる第1の開口121が形成され、本体103の第2の端部には中空部117に通じる第2の開口123が形成されている。第2の開口123は、第1の開口121より大きいサイズにされている。例えば、第1の開口121は、容器119の通過を阻止するが、針(例えば放射性同位体発生器のタップ立て位置の針、図示せず)の少なくとも先端が通過できるサイズにすることができる。図示した本体103は、例えば側壁115の上端近くの側壁から半径方向内向きに延出する環状フランジ127を含む。(ここで「上端」と「底」の用語は、図3の組立体101の向きを基準にして用いられており、組立体が特定の向きまたは構成要素が特定の位置にあることは必要としない。)フランジ127の内側縁129には第1の開口121が形成されているが、それは、概ね円形の開口である。フランジ127は、針の先端を、中空部に収容された容器119の貫入式隔膜(pierceable septum)(図示せず)に向けて容易に案内できるよう面取り部131が設けられていてもよい。フランジ127は、側壁115と一体に形成されるまたは別体に製造して固着させてもよい。フランジ127は、先に説明したように、組立体101からの放射線の漏洩を制限するために、放射線遮蔽材を含んでいてもよい。しかし、フランジ127は、本発明の範囲から逸脱することなく、放射線を実質的に透過するように形成することもできる。第2の開口123は、組立体101に容器119を装填し、また、取り出すとき、組立体が通過できるサイズにされる。
組立体の中空部117の容器119が、開蓋された開口121を介して放射線同位体発生器に流体的に連通することができるよう、図5に示したように、蓋105を組立体101から取り外すことができる。ここで「連通する」などは、物質(例えば溶離剤および/または溶出液)が第1と第2の要素の間を少なくとも一方向に通過する(例えば流れる)よう、第1の要素を、第2の要素または第2の要素に接続された1つ以上の要素に接続する、若しくは第1の要素を第2の要素を含むシステムの一部に接続することを指す。図示した実施形態の蓋105は、反転可能である。蓋105が、本体103に対して(図1と図3に示した)第1の向きにあるとき、蓋は本体に取り外し可能に装着されている。蓋105が、本体103に対して(例えば図6と図6Aに示すように反転した)第2の向きにあるとき、蓋105は、本体103に対して非装着係合にされている。より具体的には、図6と図6Aにおいて、蓋は図1〜図3と同じ向きに示されているが、本体は、蓋に対して反転させた後、蓋の上に反対向きに配置されている。図3に示した組立体101の構成は、蓋105を組立体101の上端に固定することなく単に配置した場合に比べ、蓋105が誤って本体103から落下することによって、人を不必要に放射線に曝すことに対する懸念が小さくて済むために、放射性溶出液が収容された容器119を中空部117に入れ、1つの場所から別の場所に容器119を移送するには便利であると特徴付ける人がいる構成である。図6と図6Aの組立体101の構成は、溶出液を組立体内の容器119から、放射性医薬品を調剤する工程の終了段階で用いられる別の容器(例えば注射器)への移し替える間の、不使用中に放射性溶出液の容器119を倒置して格納するには便利であることに気付くであろう。さらに、この向きに配置することによって、本体103を単に持上げることによって蓋105が外れ、第1の開口121を開蓋して容器119の収容物にアクセスできるために、ユーザの中には便利であると思う人もいる。例えば、図7に示したように、片手で本体103を持ち上げることによって、容器119の収容物にアクセス可能になるために、もう一方の手が自由になり、調剤工程を実施するとき、別の動作(例えば注射器を持つ)を行うことができる。
第1の向きにあるとき、本体103に取り外し可能に装着され、第2の向きにあるとき、本体103と非装着係合するように蓋105を設計する方法は多数ある。図4と図4Aに示した蓋105は、例えば蓋が第1の向きにあるとき本体103を引き付ける磁石部137を有しているために、蓋105の本体からの脱落が阻止される。いくつかの実施形態において、本体103は、蓋105の磁石部137に引き付けられる材料(例えば1つ以上の磁性金属を含む合金)を用いて形成される。別の実施形態において、本体103は、蓋105の磁石部137に比較的弱く引き付けられるまたは全く引き付けられない材料を含み、磁石部に比較的強く引き付けられる材料(例えば鉄など)を用いて形成した引力要素(図示せず)を本体に挿着する、それ以外では固定することによって、蓋の磁石部が本体を引き付けることができるように構成される。しかし、蓋105は第2の向きにあるとき、蓋の磁石部137の、本体103に対する引力は(例えば本体と蓋の磁石部間の距離の増大や磁力「遮蔽」などによって)十分に弱力化されるために、本体と蓋の一方が他方から離れるよう付勢されたとき、蓋はその重量により本体から問題なく切り離される。例えば図3と図6Aに示したように、蓋105は、蓋が本体に対して第1の向きに係合されたとき(図3)、磁石部137が本体103に隣接し(例えば接触し)、そして蓋が本体に対して第2の向きに係合されたとき(図6A)、本体(例えば実質的に非磁性材139)から離れて配置されるように形成される。蓋および/または本体は、磁力を用いることなく、蓋を基部に対して第1の向きに取り外し可能に装着するように作用し、そして本発明の範囲から逸脱することなく、蓋を本体に対して第2の向きに装着するようには実質上作用しない、止め具、留め金および/または摩擦留め要素、若しくは別の締着具を備えていてもよい。
蓋105は、蓋が本体103に対して第1の向きに、取り外し可能に装着されたとき、および蓋が本体に対して第2の向きで、非装着係合の状態にあるとき、中空部117で放出された放射線の、第1の開口121を介して組立体101からの漏洩を制限するように構成されてもよい。先に説明したように、蓋105は、例えば1つ以上の放射線遮蔽材(図示せず)を含む。当業者は、放射線遮蔽の所望のレベルを達成するために、十分な量の1つ以上の放射線遮蔽材が含まれるよう、蓋105を設計することが可能であろう。コスト低減のために、放射線遮蔽材は蓋105の中央(例えば蓋が図3と図6に示すように本体に対して配置されたとき、第1の開口121に対応する位置)に配置され、蓋の外側周辺は、より低価格のおよび/または軽量の非放射線遮蔽材を用いて形成してもよいが、このことは、本発明の実施に必要というわけではない。
カラー107(場合によっては、一種の容器「位置決め要素」と呼ぶ)が、容器119を中空部に装填するとき所望のおよび/または所定の位置に容器を案内するために、中空部117に配置される。カラー107は、中空部117に、例えば圧入され、本体103とカラーの間の摩擦によって、カラーは中空部に保持される。別の実施形態において、カラー107は、接着剤または別の好適な付着法によって本体103に固定される。さらに別の実施形態において、カラー107は、本体103に一体化された要素である。カラー107は、容器が本体103の中空部117に配置されたとき、放射線同位体発生器の針先端による容器隔膜の貫入を容易にするために、容器119上端の、本体103の第1の開口121に対する位置合せを手助けするように構成される。いくつかの実施形態において、容器119の上端(例えば口)を第1の開口121に対して位置合せするためには、容器上端が中空部117の中央にあることを必要とするが、そこに向けて容器を案内するようにカラーの製造が行われる所定の位置は、特定の組立体の構成に従って変化することができる。
図3に示した実施形態において、カラー107は、中空部117内の、第1の開口121に隣接し、そして第2の開口123に対向する位置に配置される。図17Aおよび図17Bとともに図3を参照して説明すると、カラー107は、カラーの第1の側と第2の側の間に形成された開口145を有する。第1の開口部は、本体103の第2の開口123に対向する側のカラー107に形成され、第2の開口部は、本体の第1の開口121に対向する側のカラーに形成される。開口145は、容器119が本体103の第2の開口123を介して中空部に装填されたとき、少なくともその一部を受入する。開口部145は、容器119を中空部117に装填するとき、容器の先端をカラーの内面147に当接させることによって、カラー107が容器119を所定の位置に向けて案内するまたは導くように形成されている。例えば、開口部145の第1の開口は、開口部の第2の開口より大きいサイズである。図17Aと図17Bに示したカラー107の開口部145は、テーパーが付けられていて、漏斗に少し似ている。カラー107は、別の形状(例えば図18Aと図18Bに示したカラー107′のように、段差を有するまたは階段状の開口部145′)であってよく、それらは、本発明の範囲から逸脱するものではない。カラー107に形成された開口部145の上部は、図3に示すように、中空部117に格納された容器119の蓋119aのおおよそ上3分の1を係合するまたは少なくとも概ね相互に作用し合うように形成される。別の実施形態において、開口部145の上部は、容器119の蓋119aのおおよそ上3分の1よりを係合するまたは少なくとも概ね相互に作用し合うよう形成してもよいことに留意されるものとする。図示したように、カラー107は、容器119の隔膜の位置を第1の開口121に合わせる(例えば中心にする)ように作用する。カラーに係合される、容器119の部分は、そのサイズおよび/または位置を種々変更してもよく、それらは、本発明の範囲から逸脱するものではない。
カラー107は、比較的低価格、軽量、高耐久性および低摩擦係数の材料(例えばポリカーボネート)のような、任意の好適な材料を用いて形成することができる。さらに、材料は、放射線を実質的に透過してもよい。事実、組立体101の本体103は一般に放射線遮蔽材を含むために、カラー107にも放射線遮蔽材を含ませることは望ましくない。言い換えれば、いくつかの実施形態のカラー107は、特定の用途について望ましいおよび/または要求される程度まで放射線を遮蔽するために必要とされるだけの量の放射線遮蔽材を含む。カラー107の製造に、放射線を透過する材料を用いることは、組立体の重量および/またはコストを低減するために好都合である。本体103に機械加工により円筒形の中空部117を形成するコストは、カラー107と同様の方法で容器を案内するために用いられる、1つ以上の位置決め構造体(例えばショルダー)を形成するようになっている本体に、機械加工により中空部を形成するコストより小さくなる傾向にあることを当業者は理解するであろう。放射線遮蔽材は、機械加工することが困難であり、また、カラー107に使用可能なその他の材料より高価になる傾向にある。さらに、本体103の製造に用いられる比較的重質の材料に替え、比較的軽量の材料を用いてカラー107を形成することにより、組立体の総重量が低減される。しかし、本体103は、本発明の範囲から逸脱することなく、任意の方法(例えば型成形)によって製造可能であると了解されるものとする。さらに、カラーに替えて、別の種類の位置決め要素を用いることは、本発明の範囲内であると考えられる。さらに、本発明のいくつかの実施形態は、放射線遮蔽材を含むカラーを有する。
基部109は、本体103に取り外し可能に装着される。図12と図13が最も判りやすいが、図示した基部109は、延長要素161、基部遮蔽要素163およびスペーサシステム165を含む。延長要素161は、本体103に取り外し可能に連結されるように構成された(例えば第2の開口123に隣接する)開放上端部171と密閉底部173とを有するほぼ円筒形構造である。延長要素161は、1つ以上の強衝撃ポリカーボネート材料(例えばレキサン(登録商標))およびナイロンなどのような比較的低価格、軽量および高耐久性の材料を用いて形成される。延長要素161の底部173は、組立体101を(図1に示すように)作業台面上に配置したとき、より安定するよう当接面積を大きくするために、張り出している。延長要素161は、本体103と基部109を合わせた長さの、組立体101の長さを延長するために用いられる。例えば、延長要素161は、図1に示すように、本体103の周囲の側壁115に概ね対応した周囲の側壁181を含む。当業者は周知のように、いくつかの放射線同位体発生器は、特定の最小長さ(例えば15.2cm(6in))の遮蔽組立体を用いたとき動作するように設計されている。延長要素161は、特定の放射線同位体発生器に対し短すぎて、その発生器の最小長さの基準を満たすことができない本体103と組み合わせて用いられる。基部の延長要素161は、組立体101の別の構成要素を放射線遮蔽について所望のレベルを達成するように設計可能であるために、放射線を透過するようになっている。要求された長さになるよう、比較的軽量な(例えば放射線遮蔽機能の無い)延長要素161を用いることにより、特定の放射性同位体発生器に求められる最小長さの全域に亘って、比較的重質のおよび/またはより高価な材料(例えば放射線遮蔽材)を用いて製造した類似の組立体と比較した場合、組立体101をより軽くおよび/またはより安価にすることができる。基部には、さらなる重量軽減の対象となる空所(ここでは格納部203として図示)がある。例えば、本発明の一実施形態において、総重量は約1.8kg(4lb)以下である。別の実施形態において、重量は約1.4kg(3lb)以下である。また、比較的軽量の延長要素161を用いることにより、組立体101の重心が、第1の開口121が形成されている、本体103の端部側に移動することによって、調剤遮蔽体として使用するために反転したとき(図6参照)、組立体をより安定したものにすることができる。
基部109は、図9に示すように、急速継手(quick turn connection)191(例えば基部を本体に対して約180°以下回転させることによって、基部が本体に装着されるおよび/または取り外される継手)により本体103に取り外し可能に装着されるようになっている。本体103から取り外すために基部109を回転させたとき、急速継手191は、基部が本体に対して十分な角度回転され、組立体101を開くことができることを、明確に合図するように構成されている。基部を本体103に対し比較的小さい角度(例えば図示した実施形態においては約45°)回転させることによって、基部109を本体から分離できるおよび/または基部を本体から引き離すことにより組立体101を開くことが可能であることを、明確に合図することによって、本発明のいくつかの実施形態は、従来技術による遮蔽組立体については、作業者が、基部が既に十分に回転されていて基部を本体から取り外すことができることに気付いていないとき、基部をもう少し回転させるために組立体を持つ彼または彼女の把持力を調節した場合に発生するであろう、組立体を開く途中で基部を誤って落とす(そして多分に放射性物質が充填されたおよび/または放射性物質によって汚染された容器を本体から落下させる)危険を低減できるようになっている。
例えば図9に示した実施形態を参照して説明すると、延長要素161と本体103を連結する急速継手191は、「バヨネット」式継手である。基部の延長要素161は、本体103の底部の、対応した複数の連結要素195と連結できるように形成された複数の連結要素193(例えば突起またはネジなど)を含む。本発明の一実施形態において、対応した連結要素193、195間の接触角「α」(図10C)は、操作中に衝撃が加わったとき、組立体101が意図に反して開くことなくおよび/または誰かが組立体を開こうとしたとき、急速継手191が引っ掛かることなく、確実に連結されたままになっているように選ばれる。
例えば図10A〜図10Cを参照して説明すると、基部の延長要素161の突起193と、本体103の係合突起195の間の接触角「α」は、引っ掛かることなく基部109を本体から分離できると実験的に立証されている比較的小さい角度から、係合し合う連結要素間の摩擦係数の逆正接(arctangent)にほぼ等しい比較的大きい角度の範囲であって、この角度は、連結要素を形成するために用いた材料によって変えてもよい。摩擦係数が小さくなると、接触角「α」はよりなだらかになる。いくつかの実施形態において、摩擦係数は、約0.1から約0.2の間である。別の実施形態において、摩擦係数は、約0.12から約0.15の間である。さらに別の実施形態において、摩擦係数は約0.12である。接触角「α」は、いくつかの実施形態において約2°から約10°の範囲にある。別の実施形態において、接触角「α」は、約5°から約10°の範囲にある。本体103と基部109間の急速ネジ継手(例えば多条ネジ継手)は、意図に反して組立体が開く危険性を低減するとともに、誰かが組立体101を開こうとしたとき引っ掛かりを起こす可能性を小さくするために、バヨネット式継手191に関して説明した接触角とほぼ同じ接触角を設けることが可能であると了解されるものとする。ちなみに、本発明のいくつかの実施形態は、上述した範囲を外れる接触角および/または摩擦係数を示す。
図9〜図10Cに示した急速継手191は、基部109が本体103に対して十分に回転させられたとき、基部が本体から分離可能になった時点でさらなる回転を制限することによって、組立体101を開けることが可能であることを明確に合図するようになっている。例えば突起193、195は、基部109が組立体101を開けるのに十分に回転させられたとき、停止部材として機能するようにされている。例えば図10A〜図10Cを参照して説明すると、一実施形態において、基部109と本体103の略台形の突起193、195は、基部の突起が本体の突起の間を通過できるサイズに形成し、且つ離間して配置されている(図10Aと図10B)。急速継手191は、図10Cに示したように、突起193、195が互いに噛合うよう基部109を本体103に対して回転させることによって連結する。組立体101を開けるために基部109を反対方向に回転させたとき、突起193、195は、基部の突起が本体の突起の間を通過できる位置に達する。その位置(図10B)において、基部109の突起193が本体103の突起195に当接することにより、基部の回転可能な大きさが制限される。組立体101を開けようとしている人が、突起193、195が互いに接触(例えば「当接」)していると感じるとき、彼または彼女は、基部を本体に対してそれ以上回転させることなく、基部109を本体103から分離可能であることを知る。図10Dは、基部109′の突起193′が、その背の高い側から延出する突条193a′を含む急速継手191′の別の実施形態を示す。突起193′、195′(突条193a′は除く)の間には間隙があるが、突起195′は、突条193a′に当接して、組立体101を開けることが可能であることを明確に合図するようになっている。
基部遮蔽要素163は、基部の延長要素を本体103に連結することによって、基部遮蔽要素が本体に相互に連結されるよう(図3に示したように直接または間接的に)基部の延長要素161に連結される。基部遮蔽要素163は、基部の延長要素161が本体103に連結されたとき、中空部117において放出された放射線の、第2の開口123を介しての組立体101からの漏洩を制限するように作用する。例えば図3に示したように、基部遮蔽要素163は、本体103の、中空部117に通じる第2の開口123に摺動式に受入できるように構成されたプラグを含む。基部遮蔽要素163は、例えば開口とほぼ同じ形状およびサイズの板に形成することによって、第2の開口123とほぼ同じ広がりの面積に照射される放射線を吸収するおよび/または反射するように構成されている。本発明のいくつかの実施形態において、基部遮蔽要素は、第2の開口123内に受入されるのではなく、それを概ね覆うように構成されている。基部遮蔽要素163は、上述したように、1つ以上の放射線遮蔽材(図示せず)を含む。当業者は、第2の開口123を介しての組立体101からの放射線の漏洩を所望のレベルに制限するために、基部遮蔽要素163に十分な量の1つ以上の放射線遮蔽材を含ませる設計法を周知であろう。
スペーサシステム165は、異なる高さ(例えば異なる容量)の容器を含む1組の容器から選ばれた容器を格納するために、少なくとも部分的に中空部117に受入されていて組立体101の構成を選択的に変える調節式スペーサ201を含む。図示した実施形態を参照して説明すると、例えばスペーサ201は、基部109の格納部203(例えば基部の延長要素161内のほぼ円筒形の格納部)に摺動可能に装着される。基部109の格納部203は、基部が本体103に取り付けられたとき、本体103の中空部117に通じる第2の開口123に隣接し、それにより、スペーサ201は、中空部117内を摺動して前進位置と後退位置に配置される。中空部に受入された容器119の支持面を形成する基部遮蔽要素163は、スペーサ201に(例えばネジ接続またはその他の取付け方法によって)固定されるまたはそれと一体にされている。スペーサ201を第1の開口121に対して選択的に配置することによって、基部遮蔽要素163の、本体103の第1の開口121に対する位置が変わり、それにより、異なる高さであるにも拘らず、各々の容器119の上端を第1の開口に対してほぼ同じ位置に配置することが可能になる。
スペーサ201は、種々異なった方法で組立体101に装着可能である。例えば図示したスペーサ201は、螺旋形溝205が形成されたほぼ円筒形の面(例えば外面)を有する。溝205に受入された回り止め209は、スペーサシステム165の別の構成要素である。いくつかの実施形態において、例えば図示したものと類似の回り止め209は、基部の延長要素161に関連付けられている(例えば装着されている)が、別の実施形態において、回り止めは組立体101の別の要素に関連付けられている。回り止め209は、本体103に対して(例えば本体に取り付けられた基部109に装着されたとき)実質的に固定される。図示した実施形態の回り止め209は、ボール回り止めプランジャである。ボール回り止めプランジャは、緩装されたボール213を有するネジ付き部材211である。バネ(図示せず)が、ネジ付き部材の一端からボールの一部が突出する位置に向けてボール213を付勢するために、ネジ付き部材211の内部に配置される。ネジ付き部材211は、ネジ付き部材のボール213が付勢されている側の端部が溝205に受入されるようにして、基部の延長要素161にねじ込まれる。しかし、別の回り止めを代わりに用いることもできる。回り止め209はカムとして、そしてスペーサ201は円筒形のカム従動子として特徴付けられる。回り止め209は、スペーサ201を回転させたとき、螺旋形溝205の一方の側に係合して、スペーサを、基部の延長要素161の格納部203に対して(例えば中空部117の軸197に沿って)移動させる。回転の方向によって、スペーサ201は、組立体101の中空部117の中へとさらに前進するおよび中空部から後退する変位に各々対応して、格納部203を出入りする。
さらに、図11と図12に示したように、ボール回り止めプランジャ209の先端を嵌入するように構成された複数の凹所217が、螺旋形溝205の底部に形成されている。これらの凹所217のいくつかだけが図示されている。凹所217の各々は、スペーサ201が、組になっている容器の特定の1つを使用できるよう調節された1つの位置にあるとき、ボール回り止めプランジャ200のボール213に位置が合うようになっている。従って、スペーサ201がその位置に移動させられたとき、ボール回り止めプランジャ209の先端213は、それぞれの凹所217に嵌入して、スペーサが適切な位置にあることを合図するために、可聴クリック音および/または触覚フィードバックを作り出す。凹所217は、スペーサ201を選んだ位置に保持することを支援する。さらに、スペーサ201は、スペーサ上に配置された容器の、螺旋形溝205に対する異なる高さを表示するマーク221を備えているために、スペーサが1つの容器を使用するように配置されたとき、それ以外のマークは見えないように隠されるが、対応したマークが目視可能な所定の位置に配置される。例えば図示した実施形態において、窓223が、ボール回り止めプランジャ209下方の基部109に形成されている。マーク221は、スペーサ201の外面上の、回り止め209と窓223の間の偏倚距離に相当する距離だけ各々の凹所217から(例えば下に)偏倚した位置に配置される。ボール回り止めプランジャ209のボール213が凹所217の1つに嵌入しているとき、相当するマーク221が窓223に見える。その他のマーク221は基部の延長要素161によって覆われているために、作業者は、窓223を覗いて相当するマーク221を見ることによって、組立体161に格納されている容器の大きさを知ることができるために、組立体内の容器の大きさを判断または確認するために、組立体101を開く必要が無くなる。
例えば図14A〜図14Cと図15A〜図15Cは、3つの異なる高さを有する3つの容器119′、119′′、119′′′のためにスペーサシステム165を調節する順序を示す。図14Aは、スペーサが下がった位置にあること、および基部の延長要素161を通して窓223に見える、スペーサ上の「20」のマーク221が示すように、20mlの容器119′を使用するように配置されたスペーサ201を示す(図15A)。スペーサ201を基部の延長要素161に対して、一般には基部の延長要素の縦軸を中心にして回転させることによって、スペーサは、組立体が10mlの背の低い容器119′′を格納できるよう上昇する(図15B)。図14Bにおいて、スペーサ201はこの位置に示されており、「10」のマーク221が窓223に見えるとともに、スペーサは図14Aの位置より上昇している。スペーサ201をさらに回転させることによって、スペーサは、ボール回り止めプランジャ209の位置からさらに上昇し、組立体101がさらに背の低い5mlの容器119′′′を使用可能な位置まで上昇する(図15C)。図14Cにおいて、スペーサ201はこの位置に示されており、「5」のマーク221が窓223に見えるとともに、スペーサは図14Bの位置より上昇している。
スペーサ201が所望の位置にあるように調節を終えたとき、基部109は、容器119を組立体101に封入するために本体103に連結される。図15A〜図15Cは、スペーサ201を調節することによって、組立体101に封入された各々20ml、10ml、および5mlの容器119′、119′′、119′′′を示す。図15A〜図15Cに示したように、ボール回り止めプランジャ209は、容器119′、119′′、119′′′の一番背の高い容器に対応する3つの位置の各々で、螺旋形溝205の凹所217の1つに嵌入して、スペーサ201を、1つの容器に好適な位置から異なる容器に好適な位置へと間欠的に動かす。本発明の範囲内において、組立体を、別の高さを有する容器に使用することができるように形成することが可能であると了解されるものとする。
図16を参照して説明すると、図1〜図3に示した組立体101に好適に使用できる、第2の実施形態としてのスペーサ201′は、第1の螺旋形溝205a′と第2の螺旋形溝205b′を有する。第1の溝205a′は、第1の組の容器(例えば米国の標準容器)に用いるように寸法が決められており、第2の溝205b′は、第2の組の容器(例えば欧州の標準容器)に用いるように寸法が決められている。凹所217′とマーク221′が、先のスペーサ201についての説明と同様な方法で溝205a′、205b′の各々に設けられている。これにより、同一の組立体101を用いて、種々異なる組の容器に対してスペーサ201′を間欠的に動かすことができる。1つの組の容器から別の組の容器に切り換えるためには、ボール回り止めプランジャ209を、(例えばネジ付き部材211を少し回して回り止めを溝から後退させることによって)螺旋形溝205a′、205b′の一方から取り外し、回り止めを備えた他方の螺旋形溝に位置を合わせてスペーサ201を再配置し、そして他方の螺旋形溝に受入されるようボール回り止めプランジャを装着する。
図1〜図3に示した組立体101の基部109は、中空部に容器119(例えば減圧された溶離ガラス瓶)を装填するために本体103から取り外される。作業者は、異なる高さを有する容器を含む1組の容器から選ばれた特定の容器を組立体101に使用することができるよう、スペーサ201の位置を調節する。(例えばスペーサおよび/または基部遮蔽要素163の露出部分を把持して回転させることによって)スペーサ201が適切な位置に移動したとき、ボール回り止めプランジャ209は、対応する凹所217に嵌入して、作業者にスペーサは適切な位置にあることを合図する可聴クリック音および/または触感を作り出す。スペーサ201の位置は、基部の延長要素161の窓223を覗いて、見えるマーク221を調べることによって確認できる。
容器119は、本体103の第2の開口123を介して中空部117に装填される。カラー107は、容器119の上端に係合し、そして(例えば容器上端の隔膜が第1の開口121下方の中央に位置するよう)容器を中空部117の所定の位置に案内する。次いで、容器119を中空部117に封入するために、基部109が本体103に再連結される。容器Cの高さに合うよう調節されたスペーサ201は、容器上端が第1の開口121に隣接するように容器を保持する。本発明のいくつかの実施形態において、本発明の範囲から逸脱することなく、基部109を組立体101に連結した後に、スペーサ201の位置を中空部117内で調節できることを、当業者は理解するであろう。
蓋105が、溶離工程のために取り外される。例えば蓋205を取り外した後(図5)、容器119は、容器にアクセスするための第1の開口121を用いて、発生器に連通する針により、容器119の隔膜を貫入することによって、放射性同位体発生器に連結される。これにより、(例えば溶出液を発生器から抜き出すために容器内の減圧を用いることによって)溶出液が針を通して容器119に流入する。針は、容器が所望の容量の溶出液を受け入れたとき、容器119から取り外される。蓋105は、取り外し可能に本体103に装着されていて、溶出液が放出した放射線の、第1の開口121を介しての組立体101からの漏洩を制限する。蓋105は、(例えば蓋と本体の間の磁気的引力によって)本体103上に保持されるために、蓋が誤って本体から外れる可能性は小さい。容器119は、組立体内において蓋を第1の向きに、取り外し可能に本体103に装着して、較正ステーションのような別の場所に搬送される。
溶出液が別の容器(例えばその後の溶出液の取扱いに用いられる注射器または別の種類の容器)に供給する準備ができたとき、蓋105は、本体103から取り外され、底側を下にして作業台面に載置される。次いで、組立体101の本体103と基部109は、反転して、例えば図6に示したように蓋105の上に配置される。蓋105は、本体103に係合して、溶出液が放出した放射線の漏洩を制限する。作業者が組立体の容器119から溶出液の一部を別の容器に移送する準備ができたとき、彼または彼女は、本体103と基部109を蓋105から単に持上げるだけで、第1の開口121を介して容器にアクセスすることができる。例えば本体103と基部109は、(図7に示したように)片手で蓋105から持上げられ、(例えば注射器に装着された針の先端を用いて容器119の隔膜を貫入し、溶出液を注射器に入れることによって)溶出液が別の容器に移送される間、その手に保持される。組立体101の容器119から所望の量の溶出液が抜き出された後は、容器の溶出液がさらに必要になるまで、本体103と基部109は蓋105の上に戻されたままである。
容器119が空になったまたは容器の溶出液を必要としなくなったとき、基部109は、組立体101を開けるために本体103に対して回転させられる。作業者は、基部109を本体103に対して手動で回転させる。急速継手191のために、作業者は、基部109を約180°以下回転させることによって、基部109を本体103から切り離すことができるが、作業者は、基部をもう少し回転させるとき、彼または彼女が本体または基部の握りを解放することなく作業を行うことができる。一実施形態において、基部を約90°以下回転させることによって、基部109を本体103から切り離すことができる。別の実施形態において、基部を約45°以下回転させることによって、基部を本体から切り離すことができる。さらに、基部109が、基部を本体103から切り離すには十分な角度回転させられたとき、作業者は、基部を本体から切り離すために、基部をさらに回転させる必要が無いことを明確に示す合図(例えば基部はそれ以上回転不可能であるというような触感)を受け取る。作業者は、これにより基部109と本体103を強く把持するよう注意を喚起されるために、基部を誤って本体から切り離すことによって容器119を組立体101から落下させる危険性を低減することができる。
基部109が本体103から切り離されたとき、容器119を中空部117から取り出すことができる。次いで、別の減圧容器119が選択され、工程は繰り返される。新しい容器が先の容器とは異なる高さを有する場合には、スペーサ201の調節が行われる。
図19と図20は、全体に符号501が付されているが、本発明による放射線遮蔽組立体の別の実施形態を示す。注記しない限り、図示した組立体501は、先に説明した組立体101と同様に形成され、かつ動作する。両方の組立体501、101は、同様の本体103、蓋105、基部遮蔽要素163およびスペーサシステム165を有する。組立体501の基部509は、全体の形状は先に説明した基部109に類似するとともに、同様に機能する。1つ異なる点は、基部509が、放射線遮蔽要素521と非遮蔽要素523を有することである。遮蔽要素521は、比較的高密度の放射線遮蔽材(例えばタングステン含浸の成形可能プラスチック材料)を用いて形成されており、非遮蔽要素523は、1つ以上の強衝撃ポリカーボネート材料(例えばレキサン(登録商標))およびナイロンなどのような比較的安価、軽量、そして高耐久性の材料を用いて形成されている。非遮蔽要素523は、遮蔽要素521の少なくとも一部を囲繞する。
例えば図示した遮蔽要素521は、略円筒形の円筒形部529を有する。遮蔽要素521の上に成形可能なプラスチック材料を成形して、非遮蔽要素が形成される。遮蔽要素521の一方の端部531は、非遮蔽要素より突出して、上述した組立体101の基部109とほぼ同様の方法で、基部509を本体103に取り外し可能に固定できるようになっている。図19と図20に示したように、遮蔽要素の円筒形部529は、基部が本体に取り外し可能に固定されたとき本体103に近い側の端部の、比較的厚い厚肉部535から、反対側の端部の比較的薄い薄肉部537へと移行する。さらに、非遮蔽要素523は、基部509が本体に取り外し可能に装着されたとき、遮蔽要素521よりさらに大きく本体103から突出する。これにより、基部509がもたらす放射線遮蔽機能は、容器Cの放射線物質に近接した基部の一部に集中する。さらに、組立体501の重心が、(基部全体が放射線遮蔽材によって形成されていたとした場合の位置と比較して)基部とは反対側の、組立体の端部の方に移るために、支持面に載置されたとき、組立体の安定性が増大する(例えば上述の組立体101を図6と図6Aの向きに載置したときと同様に)。
非遮蔽要素523は、内向きに突出する複数の突条525が形成された内面を有する。遮蔽要素521は、外向きに突出する複数の突条527が形成された外面を有し、これにより、非遮蔽要素の内向きに突出する突条525は、外向きに突出する突条によって形成された溝547に嵌入し、外向きに突出する突条527は、内向きに突出する突条によって形成された溝545に嵌入する。非遮蔽要素は、溝と突条を噛み合わせることによって遮蔽要素に固定されるようになっていてもよい。非遮蔽要素523をオーバーモールド工程により形成する1つの利点は、内向きに突出する突条525は、遮蔽要素の外向きに突出する突条によって形成された溝に対して原位置で形成できることである。図19と図20に示した基部509は、本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明した構成とは異なる構成の放射線遮蔽組立体に使用可能であると了解されるものとする。
本発明の別の実施形態は、図21〜図23Cに、全体に符号301を付し、二重目的でフロントローディング式の放射線遮蔽組立体として示されているが、この組立体は、溶離および/または調剤遮蔽体として使用するのに適している。図22が最も判りやすいが、組立体は、蓋305、少なくとも部分的に中空部317を形成する本体303、スペーサ365および基部309を有する。組立体301の構造と動作は、上述の組立体101の構造と動作とほぼ同じである。
本体303は、主要部311と蓋313の2部構成である。主要部311は、中空部317に容器を装填し且つ取り出すとき容器119が通過可能なサイズの開口323(図22)が形成された開放上端部333と、中空部317で放出された放射線の、本体303の底を介しての組立体301からの漏洩を制限するように構成された密閉底部363を有する、ほぼ円筒形構造である。蓋313は、主要部311の開口323に受入されるようになっている。蓋313は、さらに、上述の組立体101の第1の開口121に類似の開口321を有する。蓋305の構造と動作は、先に説明した組立体101の蓋105の構造と動作と同じである。
図22〜図23Cに示したスペーサ365は、スペーサの内径に亘り直交して延在する横断支持部367を有する円筒形スリーブである。スペーサ368は、比較的背の低い容器119′′′を用いるために、図21Aに示したように配置される。組立体301を背の高い容器119′′に使用できるようにするために、スペーサ365は、図23Bに示したように反転される。組立体301をさらに背の高い容器119′に使用できるようにするために、スペーサ365は中空部から取り外される。
主要部311の底は、基部309に連結(例えばネジ接続)できるようになっている。図示した実施形態の基部の構造は、上述した軽量の、基部の延長要素に類似している。上述したスペーサシステム165はこの実施形態では使用されず、また、基部遮蔽要素163は、主要部311の密閉底部363と重複するために省略される。基部309は、スペーサ365が中空部317にないとき、それを格納できるサイズと形状に形成された格納部385を備える。基部309および/またはスペーサ365は、格納部385内にスペーサを、取り外し可能に、しかし確実に固定できるようになっているために、スペーサが格納部から落下することは防止される。例えば基部309は、スペーサの凹所389に嵌入して、スペーサ365と基部309の間をスナップ嵌合するようになっている回り止め387(図23A〜図23Cおよび図24)を有する。それに替えて、本発明の範囲を逸脱することなく、別の締着具を用いることもできる。
組立体301の使用方法は、上述した組立体101の使用方法に概ね似ている。使用方法の1つの違いは、容器119を中空部317に装填し取り出す方法である。組立体301は、先に説明したように、組立体101同様溶離と調剤に使用することができる。スペーサ365は、異なる高さを有する1組の容器119′、119′′、119′′′から選ばれた特定の容器に合うよう調節される。スペーサ365の不使用時(例えば最も背の高い容器119′が中空部317に保持されているとき)、スペーサは、図23Cと図25に示したように、基部309の底の格納部385に格納される。例えば格納部385は、スペーサ365が格納部に挿入されたとき、スペーサが格納部の側壁にぴったりと当接できるサイズと形状に形成されている。スペーサ365を格納部385に挿入したとき、ユーザは、(図示されるように)スナップ嵌合、摩擦嵌合、またはスペーサを格納部に固定できるその他の適切な手段を用いたことになる。ユーザは、本発明の範囲から逸脱することなく、既に格納部内にある場合にも、(例えば別の締着具を用いて)スペーサ365を格納部385に固定してもよい。
上述した放射線遮蔽組立体101、301は、本発明の範囲から逸脱することなく、多くの方法で変更可能であることが、当業者には理解できるであろう。例えば蓋は、本発明の範囲から逸脱することなく、バヨネット接続、ネジ接続、スナップ接続、またはその他の適した取り外し可能な締結システムによって本体に取り外し可能に装着される、非反転式の蓋にすることができる。必要であれば、カラーを省略してもよい。組立体は、事実上全ての種類の容器を収容できるように変更することができる。同様に、組立体は、別の種類の放射性同位体発生器に使用できるよう変更可能である。組立体は、本発明の範囲から逸脱することなく、溶離だけまたは調剤だけに使用することができる。
以上の説明から、本発明の数種類の目的が達成され、また、他の有利な結果が得られることが判るであろう。
本発明の要素またはその例示した実施形態を説明するとき、冠詞「1つ」及び「前記」は、1つ以上の要素があると意味することを意図している。用語「有する」、「含む」、「備える」およびこれら用語の変形は、内包的であり、且つ表記した要素の他に別の要素があると意味することを意図する。さらに、用法「上端」、「底」およびこれら用語の変形は、利便性のために用いたものであって、要素について特定の向きを必要とするものではない。
本発明の範囲から逸脱することなく、上述した組立体と方法について種々の変更を行うことができるために、先の説明に含まれ、且つ添付図面に示した全ての主題は、例示として解釈されるものであり、限定するものではないことを意図している。
101 組立体
103 本体
105 蓋
107 カラー
109 基部
115 外壁
117 中空部
119 容器
121 第1の開口
123 第2の開口
127 環状フランジ
129 内側縁
131 面取り部
137 磁石部
145 開口
147 内面
161 延長要素
163 基部遮蔽要素
165 スペーサシステム
171 開放上端部
173 密閉底部
181 側壁
191 急速継手
203 格納部
103 本体
105 蓋
107 カラー
109 基部
115 外壁
117 中空部
119 容器
121 第1の開口
123 第2の開口
127 環状フランジ
129 内側縁
131 面取り部
137 磁石部
145 開口
147 内面
161 延長要素
163 基部遮蔽要素
165 スペーサシステム
171 開放上端部
173 密閉底部
181 側壁
191 急速継手
203 格納部
Claims (64)
- 放射性物質を収容した容器用の放射線遮蔽組立体であって、
中空部を少なくとも部分的に形成する側壁を有するとともに、前記中空部に通じる開口を形成する本体と、
前記本体に対して第1の向きにあるとき、前記本体に取り外し可能に装着できるようにされており、また、前記本体に対して第2の向きにあるとき、前記本体に非装着係合するようにされているとともに、前記第1の向きにあって、および前記第2の向きにあって前記開口に隣接するとき、前記開口を介しての、前記組立体の中空部からの放射線の漏洩を制限するように作用する蓋とを有することを特徴とする放射線遮蔽組立体。 - 前記開口は、前記本体の第1の端部に隣接する第1の開口であり、
前記本体は、前記本体の第2の端部に隣接する第2の開口を有し、
前記第1の開口は第1のサイズであり、前記第2の開口は、前記第1のサイズより大きい第2のサイズであり、
前記組立体は、前記第2の開口に隣接する位置で前記本体に取り外し可能に装着されるとともに、前記本体に装着されたとき、前記第2の開口を介しての、組立体からの放射線の漏洩を制限するように作用する基部遮蔽要素を含む基部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の組立体。 - 前記本体は、上部と、前記上部に取り外し可能に相互連結された、密閉端部、および第1のサイズの開口が設けられた開放端部とを備えた下部とを有し、
前記上部は、前記第1のサイズより小さい第2のサイズの、本体の開口を有するとともに、前記中空部に容器を装填し、そして取り出すために、前記下部から取り外し可能であることを特徴とする請求項1記載の組立体。 - 前記蓋は、平坦面に載置可能であり、また、前記蓋が前記第2の向きにあるとき、前記面の上に前記本体を支持するようになっている請求項1記載の組立体。
- 前記蓋は、放射線吸収材および放射線反射材のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1記載の組立体。
- 前記蓋は、前記蓋が前記第1の向きにあるとき、前記基部を引き付けるように作用する磁石部を有することを特徴とする請求項1記載の組立体。
- 放射線遮蔽組立体を使用する方法であって、
放射線遮蔽組立体の蓋を前記放射線遮蔽組立体の本体に取り外し可能に装着するステップと、ここで前記取り外し可能に装着するステップは、前記放射線遮蔽組立体の前記本体の開口を概ね覆うことを含み、前記取り外し可能に装着するステップが完了したとき、前記蓋は前記本体に対して第1の向きにある、
前記取り外し可能に装着するステップの後に、前記蓋を前記本体から取り外すステップと、ここで前記取り外すステップは前記開口を開蓋することを含む、
前記本体と前記蓋を非装着係合させるステップと、ここで前記非装着係合させるステップは、前記放射線遮蔽組立体の前記本体の前記開口を概ね覆うことを含み、前記非装着係合させるステップが完了したとき、前記蓋は、前記本体に対して、前記第1の向きとは反対の第2の向きにある、
前記非装着係合させるステップの後に、前記開口を開蓋するために前記本体と前記蓋を切り離すステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記放射線遮蔽組立体の前記本体内に容器を配置するステップと、
前記容器に挿入された針を通して、放射性物質を前記容器に充填するステップとを含み、
前記充填するステップは、前記容器が前記放射線遮蔽組立体の前記本体内にある間に行われることを特徴とする請求項7記載の方法。 - 前記充填するステップは、放射性同位体発生器からの放射性同位体の受入を含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 放射性物質が充填された前記容器が格納された前記本体を、前記蓋が前記本体に前記第1の向きに装着されている間に、第1の場所から第2の場所に搬送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 前記第1の場所は、放射性同位体発生器に隣接し、前記第2の場所は、較正システムに隣接することを特徴とする請求項10記載の方法。
- 前記開口が開蓋されている間に、前記開口を通して前記本体内から放射性物質を取り出すステップをさらに含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
- 放射性物質を収容するように設計された容器用の溶出遮蔽体であって、
容器受入用の中空部を少なくとも部分的に形成する本体と、ここで前記本体は、前記中空部に通じる開口を前記本体の第1の端部に形成するとともに、前記本体は、少なくとも1つの放射線遮蔽材を有する、
前記本体に、その第2の端部で取り外し可能に固定できるように構成された基部とを有し、
前記基部は、側壁延出部を有し、側壁は比較的重質の材料を用いて形成され、前記側壁延出部は、比較的軽量の材料を用いて形成されていることを特徴とする溶出遮蔽体。 - 前記本体によって前記第1の端部に形成された前記開口は、第1のサイズを有する第1の開口であり、前記本体は、前記第2の端部に、前記第1のサイズより大きい第2のサイズを有する第2の開口を形成し、前記本体の前記第2の端部は、前記基部に取り外し可能に固定できることを特徴とする請求項14記載の溶出遮蔽体。
- 前記本体は主要部と蓋とを有し、前記本体によって形成された前記開口は、前記蓋に形成された第1の開口であり、前記主要部は、容器を通過させることができるサイズの第2の開口を形成し、前記蓋は、前記第2の開口を少なくとも部分的に覆うように構成されていることを特徴とする請求項13記載の溶出遮蔽体。
- 前記第1の開口は、前記容器の通過を阻止するサイズにされていることを特徴とする請求項15記載の溶出遮蔽体。
- 前記基部はプラスチック材料を含むことを特徴とする請求項13記載の溶出遮蔽体。
- 前記基部はポリカーボネート材料を含むことを特徴とする請求項13記載の溶出遮蔽体。
- 溶出遮蔽体を製造する方法であって、
放射線遮蔽材を含み、容器を受入できるサイズおよび形状を有する中空部を備える本体を形成するステップと、
放射線を実質的に透過し、前記本体の前記放射線遮蔽材より比較的軽量の材料を用いて基部を形成するステップとを含み、
前記基部は前記本体に連結するように形成されており、前記基部が前記本体に連結されたとき、前記溶出遮蔽体の縦方向の全長が前記本体の縦方向の長さより大きいことを特徴とする方法。 - 前記基部を、前記本体に前記基部の第1の端部で連結できるように構成された側壁を有するように形成するステップと、
前記本体を支持面上に直立して安定させるために、前記基部を、前記第1の端部の反対側の第2の端部で外向きに広がるように形成するステップとを含むことを特徴とする請求項19記載の方法。 - 前記側壁を空洞の周囲に形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
- 前記基部を形成するステップは、前記基部をプラスチックにより形成するステップを含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
- 容器を格納するための放射線遮蔽組立体であって、
放射線遮蔽材を含むとともに、第1の端部および反対側の第2の端部、並びに前記第1の端部と前記第2の端部の間に延在する軸を備え、少なくとも部分的に中空部を形成する本体と、
前記中空部に少なくとも部分的に受入できるように構成されたスペーサとを有し、
前記スペーサは、前記中空部の容器支持面と前記中空部の前記第1の端部の間の空間の大きさを変更するために選択的に調節して、前記中空部の前記第1の端部に対して容器をほぼ同じ位置に配置するために用いられ、
前記スペーサは、前記中空部の前記支持面と前記第1の端部の間の空間の大きさを調節するために、前記中空部の前記軸に沿って摺動可能であることを特徴とする放射線遮蔽組立体。 - 前記支持面は、前記中空部の前記第2の端部を介しての放射線の漏洩を制限するように構成された放射線遮蔽材によって形成されていることを特徴とする請求項23記載の組立体。
- 前記スペーサは、前記スペーサを回転させたとき、前記中空部の前記軸に沿って前記支持面を動かすように構成されていることを特徴とする請求項23記載の組立体。
- 前記本体に対して固定可能に構成された回り止めをさらに有し、
前記スペーサは、螺旋形溝が形成されていて、前記回り止めが前記溝に受入されることを特徴とする請求項25記載の組立体。 - 前記螺旋形溝は第1の螺旋形溝であり、前記スペーサは第2の螺旋形溝を有し、前記第1の溝は第1の容器に使用するように構成されており、前記第2の溝は第2の容器に使用するように構成されており、前記第1の容器は前記第2の容器とは異なる高さを有し、さらに、前記組立体は、前記第1と前記第2の螺旋形溝の間で前記回り止めを選択的に移し替えることができるように構成されていることを特徴とする請求項26記載の組立体。
- 前記螺旋形溝の底に複数の凹所が形成されていて、前記回り止めは、前記スペーサを前記回り止めに対して間欠的に動かすために、前記凹所に選択的に嵌入するように構成されていることを特徴とする請求項26記載の組立体。
- 前記本体は、前記中空部の前記第2の端部に開口を形成し、前記組立体は、前記中空部の前記第2の端部で、前記本体に取り外し可能に装着された基部をさらに有し、前記基部は、前記基部が前記本体に装着されたとき、前記開口に隣接する格納部を形成し、前記スペーサは、少なくとも部分的に前記格納部に受入されるように構成されており、さらに、前記基部が前記本体に装着されたとき、前記スペーサの回り止めを前記本体に対してほぼ固定させるために、前記回り止めは前記基部に装着されるようになっていることを特徴とする請求項23記載の組立体。
- 前記スペーサは、表面に、前記容器の異なる高さに対応する複数のマークを有し、前記マークは、前記中空部内の容器の特定の高さを示すマークが、前記支持面と前記中空部の前記第1の端部の間の空間の大きさをその特定の高さを有する前記容器に概ね対応するよう前記スペーサによって調節したとき、覗き窓の位置に合うよう前記組立体の前記覗き窓に対して配置されていることを特徴とする請求項23記載の組立体。
- 放射線遮蔽組立体を使用する方法であって、
放射線遮蔽組立体の調節式スペーサを、前記放射線遮蔽組立体に形成された中空部の開放端部から第1の距離に配置するステップと、
前記スペーサを、前記第1の距離とは異なる、前記中空部の前記開放端部から第2の距離に配置するために、前記スペーサを前記中空部の軸に沿って動かすステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記スペーサを、前記中空部に対して適切な位置に取り外し可能に固定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
- 前記動かすステップは、前記スペーサを前記組立体の少なくとも別の部分に対して回転させるステップを含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
- 前記組立体は、回り止めを有するとともに、前記回り止めが挿入される溝を形成し、前記動かすステップは、前記回り止めと前記溝の少なくとも一方を、前記回り止めと前記溝の他方に対して動かすステップを含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
- 前記動かすステップの前に、前記中空部に第1の高さを有する第1の容器を配置するステップと、
前記動かすステップの前に、前記中空部から前記第1の容器を取り出すステップと、
さらに、前記動かすステップの後に、前記中空部に前記第1の高さとは異なる第2の高さを有する第2の容器を配置するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項31記載の方法。 - 前記動かすステップは、前記スペーサを第1の間欠位置から第2の間欠位置に動かすステップを含むことを特徴とする請求項31記載の方法。
- 放射性物質が収容された容器を収容するための放射線遮蔽組立体であって、
放射線遮蔽材を含むとともに、中空部および前記中空部に通じる第1の開口を備える本体と、
前記開口とは反対側の、前記中空部の一部に配置された位置決め要素とを有し、
前記位置決め要素は、前記位置決め要素の第1の側と第2の側の間に広がるように形成された開口を有し、
前記開口の第1の開口部は、前記位置決め要素の前記第1の側に形成され、前記開口の第2の開口部は、前記位置決め要素の前記第2の側に形成され、
前記第1の開口部のサイズは、前記第2の開口部のサイズより大きく、さらに、前記位置決め要素の前記第1の側は、前記位置決め要素の前記第2の側と前記本体の前記中空部の前記第1の開口の間に配置されていることを特徴とする組立体。 - 前記第1の開口部の断面積は、前記第2の開口部の断面積より大きいことを特徴とする請求項37記載の組立体。
- 前記位置決め要素は、それを貫通する前記開口を形成する内壁を有し、前記内壁は階段状であることを特徴とする請求項37記載の組立体。
- 前記位置決め要素は、それを貫通する前記開口を形成する内壁を有し、前記内壁はテーパーが付けられていることを特徴とする請求項37記載の組立体。
- 前記本体は、そこに形成された、前記中空部に通じる第2の開口を有し、前記第2の開口は、前記第1の開口が形成された場所から離間する前記本体の一部に形成されることを特徴とする請求項37記載の組立体。
- 前記本体の前記第1の開口は、第1のサイズを有し、前記本体の前記第2の開口は、第2のサイズを有し、さらに、前記第1の開口は前記第2の開口より大きいことを特徴とする請求項41記載の組立体。
- 前記位置決め要素は、皮下注射針が、前記本体の前記第2の開口と前記位置決め要素の前記開口の両方を貫通するよう、前記第2の開口が形成されている、前記本体の前記一部に隣接して配置されることを特徴とする請求項42記載の組立体。
- 放射性物質を含む溶出液が収容された容器用の放射線遮蔽組立体を製造する方法であって、
放射線の透過を実質的に制限することができる遮蔽材を用いて、放射性物質の容器を受入するための中空部を備える本体を形成するステップと、
放射線を実質的に透過する材料を用いて位置決め要素を形成するステップとを含み、
前記位置決め要素は、前記中空部に収容可能であるとともに、前記中空部内で前記本体に対し所定の位置に前記容器を位置付けるために前記中空部に配置されたとき、前記容器の少なくとも一部に当接することを特徴とする方法。 - 前記本体を形成するステップは、ほぼ円筒形状の中空部を形成するために、前記遮蔽材に機械加工するステップを含むことを特徴とする請求項44記載の方法。
- 前記本体の内面と外面の間で直角に計測した前記本体の厚さは、前記本体の全域についてほぼ同じであることを特徴とする請求項45記載の方法。
- 前記位置決め要素を形成するステップは、ほぼ環状のカラーを形成するステップを含み、前記カラーは、前記容器の少なくとも一部に当接して、前記容器を、前記カラーのほぼ中央の位置に向けて案内するために、その一方の側にほぼ漏斗の形状を有することを特徴とする請求項45記載の方法。
- 放射性物質の容器を格納するための放射線遮蔽組立体において、
放射線遮蔽材を含むとともに、そこに形成された中空部を備える本体と、
前記中空部に少なくとも部分的に配置されたスペーサと、
前記本体に取り外し可能に装着された基部とを有し、
前記基部は、前記スペーサを前記中空部から取り外したとき、前記スペーサをその中に収容するように形成されたスペーサ格納部を有することを特徴とする放射線遮蔽組立体。 - 前記基部は、前記スペーサを前記格納部に取り外し可能に固定するようにされていることを特徴とする請求項48記載の組立体。
- 前記基部は、比較的軽量な材料で製造され、前記本体は、比較的重質の材料で製造されていることを特徴とする請求項48記載の組立体。
- 前記基部は、プラスチックで製造されていることを特徴とする請求項50記載の組立体。
- 前記中空部に配置された、放射性物質の容器をさらに有し、前記容器は前記スペーサに接触していることを特徴とする請求項48記載の組立体。
- 放射線遮蔽組立体を使用する方法であって、
放射線遮蔽組立体の中空部にスペーサを配置するステップと、
前記スペーサが前記中空部内にあるとき、前記中空部に第1の容器を配置するステップと、
前記スペーサおよび前記第1の容器を前記中空部から取り出すステップと、
前記スペーサを前記組立体に形成された格納部に格納するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記格納するステップは、前記スペーサを前記格納部に取り外し可能に固定するステップを含むことを特徴とする請求項53記載の方法。
- 前記取り出すステップの後に、前記中空部に第2の容器を配置するステップをさらに含み、
前記第1の容器は第1の高さを有し、前記第2の容器は第2の高さを有し、さらに、前記第1の高さは前記第2の高さより低いことを特徴とする請求項53記載の方法。 - 前記取り出すステップの後に、前記中空部に第2の容器を配置するステップを含み、
前記第1の容器の口は、前記第1の容器を配置するステップの後であって、前記第1の容器を取り出すステップの前に、前記放射線遮蔽組立体に対して所定の位置に配置され、前記第2の容器の口は、前記第2の容器の配置するステップの後に、前記放射線遮蔽組立体に対してほぼ同じ、所定の位置に配置されることを特徴とする請求項53記載の方法。 - 放射性物質を収容するように設計された容器用の溶出遮蔽体であって、
容器受入用の中空部を少なくとも部分的に形成する本体と、ここで前記本体は、前記本体の第1の端部に、前記中空部に通じる開口を形成し、また、前記本体は、少なくとも1つの放射線遮蔽材を有する、
その第2の端部で前記本体に取り外し可能に固定されるよう構成された基部とを有し、
前記基部は、放射線遮蔽要素、および前記放射線遮蔽要素の少なくとも一部を囲繞する非放射線遮蔽要素を有することを特徴とする溶出遮蔽体。 - 前記放射線遮蔽要素は、一方の端部の比較的厚い肉厚部から、反対側の端部の比較的薄い薄肉部に移行するほぼ円筒形の形状を有し、
前記比較的厚い肉厚部は、前記基部が前記本体に取り外し可能に固定されたとき、前記本体により近い位置にあることを特徴とする請求項57記載の溶出遮蔽体。 - 前記基部の前記非放射線遮蔽要素は、前記遮蔽要素にオーバーモールドされていることを特徴とする請求項57記載の溶出遮蔽体。
- 前記基部の前記非放射線遮蔽要素の内面は、内向きに突出する複数の突条を形成し、前記遮蔽要素の外面は、外向きに突出する複数の突条を形成し、前記非放射線遮蔽要素の前記内向きに突出する突条は、前記遮蔽要素の前記外向きに突出する複数の突条によって形成された溝に嵌合することを特徴とする請求項59記載の溶出遮蔽体。
- 前記遮蔽要素は、タングステンが含浸された成形用プラスチック材料で製造されていることを特徴とする請求項57記載の溶出遮蔽体。
- 前記非放射線遮蔽要素および前記遮蔽要素は、前記基部が前記本体に取り外し可能に固定されたとき、前記非放射線遮蔽要素の方が、前記遮蔽要素より前記本体からさらに延出するように構成されていることを特徴とする請求項57記載の溶出遮蔽体。
- 放射線同位体発生器から放射線同位体を溶離するときの、請求項1、23、37または47記載の放射線遮蔽組立体の使用。
- 放射線同位体発生器から放射線同位体を溶離するときの、請求項13または57記載の溶出遮蔽体の使用。
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