[go: up one dir, main page]

JP2009293892A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009293892A
JP2009293892A JP2008150086A JP2008150086A JP2009293892A JP 2009293892 A JP2009293892 A JP 2009293892A JP 2008150086 A JP2008150086 A JP 2008150086A JP 2008150086 A JP2008150086 A JP 2008150086A JP 2009293892 A JP2009293892 A JP 2009293892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
infrared communication
communication device
kitchen
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008150086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kobayashi
英明 小林
Ryuji Nagata
隆二 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008150086A priority Critical patent/JP2009293892A/ja
Publication of JP2009293892A publication Critical patent/JP2009293892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

【課題】微弱な赤外線信号でも減衰することなく換気扇装置を駆動する信号を伝える加熱調理器を提供すること。
【解決手段】天板四隅の角部の少なくとも1か所を削除して設けた収納部と、収納部に収納される赤外線通信装置とで構成し、耐熱ガラスでできた天板6を介さずに赤外線信号を換気扇装置29に送信することで、赤外線信号が遮られることがなく確実に赤外線信号を換気扇装置29と送受信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、換気扇装置と連動する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の換気扇装置と連動する加熱調理器は、加熱調理器の前部の操作部付近に備えた発信装置から赤外線を発信して、天板を構成するガラス板を通過させた赤外線を換気扇装置に備えた受信装置で受信する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−83550号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱調理器に備えられた発信装置が天板を構成するガラス板を介して赤外線を換気扇装置に発信するために、赤外線がガラス板を通貨するときに減衰するといった課題があった。また、ガラス板の上には鍋やフライパン等の取っ手や調理する人の頭や手が発信装置の上方を覆い、発信された赤外線を遮断するといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、微弱な赤外線信号でも減衰することなく換気扇装置を駆動する信号を伝えることができ、また、鍋やフライパンの取っ手や人の手や頭が発信された赤外線を遮蔽することなく、かつ従来の換気扇装置にも簡単にその効果を適用できる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記天板四隅の角部の少なくとも1か所を削除して設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成したものである。
これによって、赤外線通信装置の発信する赤外線は微弱な信号でも減衰の原因になる数ミリ厚のガラス板を介さないので、換気扇装置を駆動することができる。赤外線通信装置の出力を大きなものにする必要がなく、経済的な部材で構成することができるとともに、省エネにもなる。また、天板四隅の角部の少なくとも1か所に設けているので、加熱装置の上に位置するガラスの上方に鍋やフライパンの取っ手や人の頭や手があっても、天板隅に位置する赤外線通信装置の発信する赤外線を遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動することができる。
また、本発明の加熱調理器は、収納部は天板四隅の角部の少なくとも一方を略直線で切断して天板を削除するとともに、外枠で囲まれた略直角三角形の形状を成し、赤外線通信装置は前記収納部に収納された構成したものである。
これによって、加熱調理器の外寸を大きくすることなく天板を構成するガラス板を直線的にカットするだけで赤外線通信装置を収納することができる。また、天板四隅の角部の少なくとも1か所に設けているので、加熱装置の上に位置するガラスの上方に鍋やフライパンの取っ手や人の頭や手があっても、天板隅に位置する赤外線通信装置の発信する赤外線を遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動することができる。
また、本発明の加熱調理器は、赤外線通信装置は、天板とは異なる部材で構成された防水部材で防水される構成としたものである。
これによって、赤外線通信装置を簡便に防水構成にすることができる。また、経済的な部材で防水構成を構築することができる。
また、本発明の加熱調理器は、赤外線通信装置は、外枠の一部が収納部の上面を構成して収納される構成としたものである。
これによって、防水部材を構成する材料の一部を外枠で形成することで経済的であり、かつ外枠の外寸を大きくすることなく形成できるので、余分な材料を必要とせず省資源になる。
また、本発明の加熱調理器は、天板と収納部の間に天板上面より高い凸部を備えた構成としたものである。
これによって、天板上で鍋等を転倒して液体が天板上を流れても、凸部が防波堤のようになって収納部に液体が流れ込むことがないので、換気扇装置を駆動する赤外線通信装置から発信する赤外線を液体が遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動させることができる。
また、本発明の加熱調理器は、天板外周はキッチンに載置され、赤外線通信装置はキッチン上面より上方に位置する構成としたものである。
これによって、キッチンの穴部を追加加工することなく赤外線通信装置を天板の四隅の一部に収納することができる。
また、本発明の加熱調理器は、キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記外枠の加熱装置より後方の位置に少なくとも1か所以上に設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成したものである。
これによって、本体後方から赤外線信号を上方に発信することができるので、本体前方で鍋の把手や操作する人の頭や手が赤外線通信装置の信号を遮ることがなく、確実な通信を行うことができる。
また、本発明の加熱調理器は、赤外線通信装置の一部は、キッチン上面より下方に位置する構成としたものである。
これによって、本体後方のキッチンの上面より下方に位置する本体内の空間に赤外線通信装置を収納することができるので、赤外線通信装置構成の自由度が大きくなり、設計的にも経済的にも生産性が改善できる。
また、本発明の加熱調理器は、収納部に赤外線通信装置と制御回路の電源スイッチを収納する構成としたものである。
これによって、電源スイッチを天板近傍に配置することができ、調理する姿勢のままで
操作することができ、また調理する姿勢のままで電源スイッチの位置や状態を見ることができるので、操作性に優れている。
さらに、本発明の加熱調理器は、赤外線通信装置は送信または受信機能のみを有する構成としたものである。
これによって、送受信機能のうちの必要最小限の機能を備えることで、経済的な調理器を提供することができる。
本発明の加熱調理器は、赤外線通信装置の発信する赤外線は微弱な信号でも減衰の原因になる数ミリ厚のガラス板を介さないので、換気扇装置を駆動することができる。赤外線通信装置の出力を大きなものにする必要がなく、経済的な部材で構成することができるとともに、省エネにもなる。
第1の発明は、特に、キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記天板四隅の角部の少なくとも1か所を削除して設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成することにより、赤外線通信装置の発信する赤外線は微弱な信号でも減衰の原因になる数ミリ厚のガラス板を介さないので、換気扇装置を駆動することができる。赤外線通信装置の出力を大きなものにする必要がなく、経済的な部材で構成することができるとともに、省エネにもなる。また、天板四隅の角部の少なくとも1か所に設けているので、加熱装置の上に位置するガラスの上方に鍋やフライパンの取っ手や人の頭や手があっても、天板隅に位置する赤外線通信装置の発信する赤外線を遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動することができる。つまり本体の調理操作と換気扇装置が確実に連動して使い勝手の良い加熱調理装置を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、収納部は天板四隅の角部の少なくとも一方を略直線で切断して天板を削除するとともに、外枠で囲まれた略直角三角形の形状を成し、赤外線通信装置は前記収納部に収納された構成と構成とすることで、加熱調理器の外寸を大きくすることなく天板を構成するガラス板を直線的にカットするだけで赤外線通信装置を収納することができる。また、天板四隅の角部の少なくとも1か所に設けているので、加熱装置の上に位置するガラスの上方に鍋やフライパンの取っ手や人の頭や手があっても、天板隅に位置する赤外線通信装置の発信する赤外線を遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、赤外線通信装置は、天板とは異なる部材で構成された防水部材で防水される構成とすることにより、赤外線通信装置を簡便に防水構成にすることができる。また、経済的な部材で防水構成を構築することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、赤外線通信装置は、外枠の一部が収納部の上面を構成して収納される構成とすることにより、防水部材を構成する材料の一部を外枠で形成することで経済的であり、かつ外枠の外寸を大きくすることなく形成できるので、余分な材料を必要とせず省資源になる。
第5の発明は、特に、第1から第4の発明において、天板と収納部の間に天板上面より
高い凸部を備えた構成とすることにより、天板上で鍋等を転倒して液体が天板上を流れても、凸部が防波堤のようになって収納部に液体が流れ込むことがないので、換気扇装置を駆動する赤外線通信装置から発信する赤外線を液体が遮蔽することがなく、確実に換気扇装置を駆動させることができる。
第6の発明は、特に、第1から第5の発明において、天板外周はキッチンに載置され、赤外線通信装置はキッチン上面より上方に位置する構成とすることにより、キッチンの穴部を追加加工することなく赤外線通信装置を天板の四隅の一部に収納することができる。
第7の発明は、特に、キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記外枠の加熱装置より後方の位置に少なくとも1か所以上に設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成することにより、本体後方から赤外線信号を上方に発信することができるので、本体前方で鍋の把手や操作する人の頭や手が赤外線通信装置の信号を遮ることがなく、確実な通信を行うことができる。
第8の発明は、特に、第7の発明において赤外線通信装置の一部は、キッチン上面より下方に位置する構成とすることにより、本体後方のキッチンの上面より下方に位置する本体内の空間に赤外線通信装置を収納することができるので、赤外線通信装置構成の自由度が大きくなり、設計的にも経済的にも生産性が改善できる。
第9の発明は、特に、第1から第8の発明において、収納部に赤外線通信装置と制御回路の電源スイッチを収納する構成とすることにより、電源スイッチを天板近傍に配置することができ、調理する姿勢のままで操作することができ、また調理する姿勢のままで電源スイッチの位置や状態を見ることができるので、操作性に優れた加熱調理器を提供することができる。
第10の発明は、特に、第1から第9の発明において、赤外線通信装置は送信または受信機能のみを有する構成とすることにより、送受信機能のうちの必要最小限の機能を備えることで、経済的な加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の部分斜視図である。図3は第1の本発明の実施の形態における加熱調理器の部分断面図である。
図1において、キッチン1には幅560mm奥行き460mmの穴部2が設けてあり、ガスコンロやIHクッキングヒーター3等が収納されるように統一規格化されている。この穴部2に加熱調理器であるIHクッキングヒーター3を収納する。略直方体の本体4の天面5には結晶化ガラスで形成した厚さ4mmの天板6が取り付けられている。天板6の大きさは幅600mm奥行き516mmであり、穴部2に本体4を収納すると、左右方向でキッチン上面7に片側が約20mm掛かり、前後方向で片側約28mm掛かることとなる。
天板6の下部で本体4内の左右方向に位置するように加熱装置である加熱コイル8が配
置されている。左の加熱コイル8の下方には魚等を焼くグリル9が配置されていて、本体4前面から調理物を出し入れする扉10が備えられている。右の加熱コイル8の下方には加熱コイル8への電力を供給し制御する制御回路11が配置されている。制御回路11の前方で本体4の前面に開閉自在な操作部12が配置されている。操作部12で前記グリル9の調理を操作する。被加熱物である鍋13は前記天板6上で加熱コイル8上の位置に載置する。
前記天板6の加熱コイル8より前部端近傍に加熱コイル8を操作するスイッチ14が配置されている。スイッチ14はガラスで形成されている天板6を介して静電気で動作する静電タッチ式の構成をしている。天板6上に印刷されたスイッチ14に触れると天板6下面に備えられた電極(図示せず)が電気的に反応してスイッチ14の操作を検知する。
本体4後方右側に位置するとともに加熱コイル8より後ろの位置に吸気口15が配置されている。吸気口15は天板6の後ろに位置し、天板6とは別部材で構成される。吸気口15はステンレス板で形成されている。吸気口15の下近傍には吸気用の冷却ファン16が備えられている。吸気口15が本体4の右側に位置するのは本体4内の右側に前記制御回路11を内蔵するからである。前記冷却ファン16は吸気口15直下に配置されるので、吸気口15から最短の距離で吸気するとともに、冷却ファン16の前に制御回路11が配置されているので、最短距離で制御回路11に冷却風を送風することができる。
本体4後方左側に位置するとともに加熱コイル8より後ろの位置に排気口17が配置されている。本体4左側にはグリル9が配置されている。排気口17からは前記吸気口15から吸気して本体4内の制御回路11や加熱コイル8を冷却した空気が排気される。排気口17は天板6の後ろに位置し、前記吸気口15と同じステンレス板で形成され、天板6とは別部材で構成されることとなる。吸気口15と排気口17にはカバー18が載置されている。
天板6外周にはステンレス鋼板をプレス加工して形成するかまたは鋼板をプレス加工した後にホーロー処理をした外枠19が取り付けられている。外枠19は略長方形で幅が約600mmで奥行きが約516mmであり、略天板6に沿って取り付けられている。
天板6の四隅のうち右前の角部20について詳細に説明する。角部20の天板6は直線的にカットされている。カットされた天板6を補うように外枠19から収納部21を伸設して設けている。収納部21の形状はカットされた直線部を最長辺とする略直角三角形である。この収納部21の上面は外枠19の上面から一段下がった高さになっていて、天板6との間には凸部22が外枠19の一部をプレス加工して形成してある。凸部22の上面は外枠19の上面と同じ高さに設定してある。
収納部21の下面はキッチン上面7である。したがって、収納部21が外枠19の四隅のどの角に位置しても、収納部21の位置に合わせてキッチン1をカットするといった加工は必要ない。収納部21は外枠19の下で外枠19内方に位置することとなる。
収納部21上面を形成する外枠19の一部に防水部材であるメンブレン23を水密的に貼り付けてある。メンブレン23は防水部材であるとともに操作部12の印刷も施される。収納部21には操作基板24が収納固定されている。電源スイッチ25と赤外線通信装置26が操作基板24に電気的に接続されている。また、メンブレン23の電源スイッチ25上に位置する部分にはエンボス加工が施されていて、外枠19の電源スイッチ25上部には貫通穴27が設けてあるので、エンボス28を押して貫通穴27を介して電源スイッチ25を操作することができる。
また、外枠19の赤外線通信装置26上部には信号貫通穴29が設けてある。信号貫通穴29の上には前記メンブレン23が水密的に貼り付けられている。赤外線通信装置26はメンブレン23を介して信号を送受信することとなる。赤外線通信装置26の位置は外枠19の右端に位置するので、右の加熱コイル8よりもさらに外側に位置することとなる。特に、本体4よりも外枠19は片側で約30mm外に伸びていて、キッチン1への掛かり代になっている。一方加熱コイル8は本体4内に内蔵されているので、本体4を穴部2に収納すると穴部2の内側に位置することになる。つまり、赤外線通信装置26は加熱コイル8のどの部分よりも本体4中心からは右側に位置することとなる。
本体4上方には換気扇装置30が備えられている。換気扇装置30は天蓋31の内方に配置されて、天蓋31で誘導収集した煙を室外に排気する。換気扇装置30には前述の赤外線通信装置26から発信された赤外線信号を受信する受信装置32が備えられている。
受信装置32の位置は換気扇装置30の前側に位置している。受信装置32の受信指向性はキッチン上面からの信号を受信するように構成されている。
前記赤外線通信装置26から発信された赤外線は本体4上方の約100度の角度で放射される。受信装置32は信号を受信すると、換気扇装置30は信号により駆動される。
以上のように構成された加熱調理器において、以下その動作、作用を説明する。
まず、天板6に鍋13を置く。電源スイッチ25を操作する。次にスイッチ14を操作して制御回路11から加熱コイル8に高い周波数の電流を流す。加熱コイル8から発生した磁束により鍋13の底に渦電流が発生して発熱する。鍋13の中の調理物は加熱に伴い蒸気を発生する。また本体4の排気口17からは制御回路11や加熱コイル8から発生した熱損失分を冷却した熱風が排気口17から排出される。操作部12を操作して赤外線通信装置26から換気扇装置30を動作させる赤外線信号を発信する。
赤外線通信装置30から上向きに発信された赤外線はメンブレン23を介して上方に放射される。信号はやがて受信装置32に到達する。受信装置32に受信された赤外線信号により換気扇装置30が駆動される。
調理が終了した後しばらくは室内の換気をするために換気扇装置30を運転しているが、やがて換気が終了すると操作部12を操作して、赤外線通信装置30から停止信号である赤外線信号を発信し、受信装置32で停止信号を受信して換気扇装置30は停止する。
赤外線通信装置26からの赤外線信号は、操作部12からの直接の操作によるものや、制御回路11が自動的に操作信号を出して換気扇装置30を作動させたり停止させたりすることができる。赤外線通信装置26と受信装置32の間で信号の送受信ができれば信号の発信源は人でも制御回路11でも良い。また、信号の送受信は赤外線通信装置26と受信装置32の間で通信を行うことにより成立する。その通信の送受信方向は仕様に基づいて決定すればよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の部分斜視図である。
外枠40に形成された収納部41の上部形状が異なること意外は実施の形態1と同じ符号のものは同じ形状であり同じ機能である。
図4において、外枠40の収納部41上面の高さ関係は外枠40の上面と収納部41の
上面が同じ高さである、メンブレン23を貼る位置が実施の形態1の凸部22上面と同じ位置となる。つまり、天板6の上面よりメンブレン23の位置は上であり、かつ実施の形態1の凸部22の上面が伸長して収納部41上面を形成していることとなる。
上記の内容も含めて、符号と名称が実施の形態1と同じものは実施の形態1と同じ機能であるので説明を省略する。
以上のように構成された加熱調理器において、以下その動作、作用を説明する。
まず、天板6に鍋13を置く。電気的な操作や動作は実施の形態1と同じであるので省略する。天板6に置いた鍋13をひっくり返してしまい、中の液体が天板6にあふれた場合について、詳細を述べる。天板6にあふれたスープ等の液体は収納部41近傍に流れてくるが、天板6より約6mm高い収納部41上面までは乗り上げては来ない。したがって、赤外線通信装置26の上に異物が付着して通信ができなくなるといった不具合は発生しない。
また、仮に収納部41の上面まで液体が乗り上げてきても、天板6よりも高い位置にあるので、一瞬は液体に浸されるが、すぐに流れ去るので、メンブレン23上に滞留することはない。メンブレン23上に赤外線を遮るものがないので、赤外線通信装置26の通信機能は維持されることとなる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の部分斜視図である。また、図6は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の部分断面図である。
外枠50の左後ろ隅に収納部51を設け、赤外線通信装置52を収納部51に収納している。
図6において、外枠50の下方に赤外線通信装置52を配置している。赤外線通信装置52は本体4内部で、キッチン1上面より下に位置し、穴部2の内側に位置する。外枠50には信号貫通穴53を開けて、防水部材であるメンブレン54を外枠50下方から水密的に貼り付けている。信号貫通穴53は吸気口15近傍の右側に位置する。また、信号貫通穴53は加熱コイル8のどの部分よりも後ろに位置する。つまり赤外線通信装置52は本体4の後ろに位置するとともに加熱コイル8より後ろに位置し、かつ穴部2の中に位置し、キッチン1の上面よりも下側に収納されている。ただし、赤外線通信装置52の一部はキッチン1の上面より上に位置することがある。
以上のように構成された加熱調理器において、以下その動作、作用を説明する。
加熱操作や加熱の動作は実施の形態1と同じであり、省略する。
操作部12を操作して赤外線通信装置52から換気扇装置30を動作させる赤外線信号を発信する。赤外線通信装置52から上向きに発信された赤外線はメンブレン54を介して上方に放射される。信号はやがて受信装置32に到達する。受信装置32に受信された赤外線信号により換気扇装置30が駆動される。
調理が終了した後しばらくは室内の換気をするために換気扇装置30を運転しているが、やがて換気が終了すると操作部12を操作して、赤外線通信装置52から停止信号である赤外線信号を発信し、受信装置32で停止信号を受信して換気扇装置30は停止する。
赤外線通信装置26からの赤外線信号は、操作部12からの直接の操作によるものや、制御回路11が自動的に操作信号を出して換気扇装置30を作動させたり停止させたりすることができる。赤外線通信装置52と受信装置32の間で信号の送受信ができれば信号の発信源は人でも制御回路11でも良い。また、信号の送受信は赤外線通信装置52と受信装置32の間で通信を行うことにより成立する。その通信の送受信方向は仕様に基づいて決定すればよい。
スイッチ14の操作時や調理中に天板6の前に人の手や頭またはフライパンや鍋13の取っ手が位置するが、換気扇装置30と本体4との間に前述のものが位置しても、赤外線通信装置52は本体4の後ろ右角に位置するので、障害物に邪魔されることなく換気扇装置30との赤外線信号の送受信を行うことができる。
なお、実施の形態1では収納部21の形状を直角三角形の形にしたが、収納部21の形状は加工しやすい任意の形状で良い。
また、実施の形態2では収納部41上面の高さを外枠40の上面と同じ高さにしたが、外枠40の上面より高くしても良い。液体が滞留しない形状と位置であれば良い。
また、実施の形態1と実施の形態2と実施の形態3では、赤外線通信装置26、52を収納する収納部21、41、51が右の角に設けたが、左の角に設けてもその機能と効果は同じである。
さらに、実施の形態3では赤外線通信装置52の位置を穴部2の内側にしたが、穴部2の外側に位置しても良い。赤外線通信装置52の配置をキッチン1の上面より低い位置にしたが、キッチン1の上面より高い位置にしても良い。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、赤外線通信装置を天板をカットした隅に位置させて、ガラス板を介することなく赤外線信号による送受信を換気扇装置と行うことができる構成にすることで、赤外線が減衰することなく、また、赤外線信号が取っ手や調理する人の手等で遮蔽されることなく、より確実に送受信することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の収納部の部分斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の収納部の部分断面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の収納部の部分斜視図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の収納部の部分断面図
符号の説明
1 キッチン
2 穴部
4 本体
5 天面
6 天板
7 キッチン上面
8 加熱コイル(加熱装置)
11 制御回路
13 鍋(被加熱物)
19 外枠
21 収納部
22 凸部
23 メンブレン(防水部材)
25 電源スイッチ
26 赤外線通信装置
40 外枠
41 収納部
50 外枠
51 収納部
52 赤外線通信装置
54 メンブレン(防水部材)

Claims (10)

  1. キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記天板四隅の角部の少なくとも1か所を削除して設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成した加熱調理器。
  2. 収納部は天板四隅の角部の少なくとも一方を略直線で切断して天板を削除するとともに、外枠で囲まれた略直角三角形の形状を成し、赤外線通信装置は前記収納部に収納された構成とした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 赤外線通信装置は、天板とは異なる部材で構成された防水部材で防水される構成とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 赤外線通信装置は、外枠の一部が収納部の上面を構成して収納される構成とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 天板と収納部の間に天板上面より高い凸部を備えた構成とした請求項1から4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 天板外周はキッチンに載置され、赤外線通信装置はキッチン上面より上方に位置する構成とした請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. キッチンに形成した略長方形の穴部に収容される略直方体の本体と、前記キッチン上面と略同一面に位置する前記本体の天面に備えた略長方形の天板と、前記天板を囲う外枠と、前記本体に内蔵されて前記天板に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の制御回路と、前記外枠の加熱装置より後方の位置に少なくとも1か所以上に設けた収納部と、前記収納部に収納される赤外線通信装置とで構成した加熱調理器。
  8. 赤外線通信装置の一部は、キッチン上面より下方に位置する構成とした請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 収納部に赤外線通信装置と制御回路の電源スイッチを収納する構成とした請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 赤外線通信装置は送信または受信機能のみを有する構成とした請求項1から9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
JP2008150086A 2008-06-09 2008-06-09 加熱調理器 Pending JP2009293892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008150086A JP2009293892A (ja) 2008-06-09 2008-06-09 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008150086A JP2009293892A (ja) 2008-06-09 2008-06-09 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009293892A true JP2009293892A (ja) 2009-12-17

Family

ID=41542217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008150086A Pending JP2009293892A (ja) 2008-06-09 2008-06-09 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009293892A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013044508A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Harman Co Ltd 加熱調理器
JP2014504431A (ja) * 2010-12-17 2014-02-20 ユーロケラ ソシエテ オン ノーム コレクティフ 誘導調理器具
JP2014037939A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Harman Co Ltd 加熱調理器
WO2015040865A1 (ja) * 2013-09-19 2015-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱調理器
CN105444210A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 青海天地乐科技有限责任公司 双层铝壳电炉
CN105444211A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 青海天地乐科技有限责任公司 钢化玻璃面板电灶
CN105465841A (zh) * 2015-12-30 2016-04-06 青海天地乐科技有限责任公司 环保集成单灶
JP2016173232A (ja) * 2016-06-22 2016-09-29 株式会社ハーマン 加熱調理器
WO2018216298A1 (ja) * 2017-05-24 2018-11-29 三菱電機株式会社 電気炊飯器及び加熱調理システム
JP2021067398A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社パロマ ガスコンロ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582249A (ja) * 1991-09-25 1993-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組み込み式加熱調理器
JP2007198613A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2007328930A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2008123877A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582249A (ja) * 1991-09-25 1993-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組み込み式加熱調理器
JP2007198613A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2007328930A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2008123877A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014504431A (ja) * 2010-12-17 2014-02-20 ユーロケラ ソシエテ オン ノーム コレクティフ 誘導調理器具
US11770880B2 (en) 2010-12-17 2023-09-26 Eurokera S.N.C. Induction cooking device
JP2013044508A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Harman Co Ltd 加熱調理器
JP2014037939A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Harman Co Ltd 加熱調理器
WO2015040865A1 (ja) * 2013-09-19 2015-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱調理器
CN105465841A (zh) * 2015-12-30 2016-04-06 青海天地乐科技有限责任公司 环保集成单灶
CN105444211A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 青海天地乐科技有限责任公司 钢化玻璃面板电灶
CN105444210B (zh) * 2015-12-30 2017-11-07 青海天地乐科技有限责任公司 双层铝壳电炉
CN105444210A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 青海天地乐科技有限责任公司 双层铝壳电炉
JP2016173232A (ja) * 2016-06-22 2016-09-29 株式会社ハーマン 加熱調理器
WO2018216298A1 (ja) * 2017-05-24 2018-11-29 三菱電機株式会社 電気炊飯器及び加熱調理システム
JPWO2018216298A1 (ja) * 2017-05-24 2020-01-09 三菱電機株式会社 電気炊飯器及び加熱調理システム
JP2021067398A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社パロマ ガスコンロ
JP7315212B2 (ja) 2019-10-23 2023-07-26 株式会社パロマ ガスコンロ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009293892A (ja) 加熱調理器
JP5151178B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2017208218A (ja) 誘導加熱調理器及び厨房家具
JP5092566B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2007311212A (ja) 誘導加熱調理器
JP5027712B2 (ja) 加熱調理器
JP6875246B2 (ja) 加熱調理器
JP5176403B2 (ja) 据置型の誘導加熱調理器
JP2004245426A (ja) 蒸し調理具
JP5824652B2 (ja) 加熱調理器
JP2009152101A (ja) ビルトイン型ih調理器
JP5003513B2 (ja) 換気扇装置
JP4969351B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3879042B2 (ja) 高周波加熱調理器
JP2004327221A (ja) 誘導加熱調理器
JP6395545B2 (ja) 加熱調理器及びシステムキッチン
JP5051035B2 (ja) 加熱調理器
JP7281076B2 (ja) 加熱調理器
CN215259966U (zh) 烹饪器具
JP2006344455A (ja) 加熱調理器
JP6719430B2 (ja) 炊飯器
JP6819465B2 (ja) 蓋体、加熱調理器、および、炊飯器
JP2021014968A (ja) 加熱調理器
JP2022023298A (ja) 加熱調理器
KR20250042613A (ko) 조리기기 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100915

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20101013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121116

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121126

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121212

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130819