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JP2009277354A - バッテリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な冷却を可能とし、加えて機械的な剛性の確保にも考慮がされたバッテリ装置を提供すること。
【解決手段】それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の複数のバッテリと、複数のバッテリの第1の方向、ならびに、第1の方向および第2の方向に直交する方向を第3の方向として複数のバッテリの該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、複数のバッテリのうちの第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間に、該隣り合うバッテリのそれぞれに接触して設けられた良熱伝導材とを具備する。
【選択図】図1B

Description

本発明は、複数のバッテリを有するバッテリ装置に係り、特に、複数のバッテリ間に通風空間を有するバッテリ装置に関する。
HEV(hybrid electric vehicle)、HV(electric vehicle)などの車両で使われるバッテリ装置は、比較的高出力でかつ頻繁な出力変化にも対応する必要がある。このため、筐体に収められた単位バッテリを多数用意してこれらを電気的に直列に接続し、さらに単位バッテリを空冷するのに適するように単位バッテリ間に適度の空間が生じるような配置を行っている(例えば下記文献を参照)。
バッテリを効率的に冷却することは、HEVやHVにとって走行性能にかかわる重要な要素である。また、単位バッテリを多数使用している関係上、それらを集合させている部材の機械的な剛性にも注意する必要がある。
特許第3388642号公報(図1)
本発明は、効率的な冷却を可能とし、加えて機械的な剛性の確保にも考慮がされたバッテリ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間に、該隣り合うバッテリのそれぞれに接触して設けられた良熱伝導材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリのそれぞれの間が離間配置となっていて、特に、第2の方向の隣り合うバッテリどうしの間に、該隣り合うバッテリのそれぞれに接触して良熱伝導材が設けられる。これにより、第1の方向に隣り合うバッテリ間を冷却流体を流す空間として利用するとともに、バッテリが良熱伝導材に接触する面からも効率的な放熱がされて、良熱伝導材を介して冷却流体への放熱が増加する分、冷却効率を増すことができる。また、バッテリの第1、第3の方向を外部から隔絶するような壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。
また、本発明の別の態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、前記壁面を前記第2の方向に延長するように前記バッテリボックスから前記第2の方向に延設された通風案内部材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリのそれぞれの間が離間配置となっていて、第1の方向に隣り合うバッテリ間を冷却流体の流路空間として利用できる。また、バッテリの第1、第3の方向を外部から隔絶する壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。そして、バッテリボックスの壁面を第2の方向に延長するように通風案内部材が延設されることで、第1の方向に並んだバッテリそれぞれに対する冷却流体の流量を均一化することができる。よって、全体として冷却効率を改善、向上することができる。
また、本発明のさらに別の態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、前記バッテリボックスの前記第2の方向隣りに設けられた、前記第1の方向に延長する仮想軸を共通に有する複数の弧状通風案内部材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリのそれぞれの間が離間配置となっていて、第1の方向に隣り合うバッテリ間を冷却流体の流路空間として利用できる。また、バッテリの第1、第3の方向を外部から隔絶する壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。そして、バッテリボックスの第2の方向隣に、第1の方向に延長する仮想軸を共通に有する複数の弧状通風案内部材を設けることで、第3の方向にみた冷却流体の流れを均一化することができる。よって、全体として冷却効率を改善、向上することができる。
また、本発明のさらに別の(第4の)態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、前記バッテリボックスの前記第3の方向隣に設けられた通風還流路と、前記通風還流路の前記第1の方向両端に対峙してかつ前記バッテリボックスに固定して設けられた対構成の脚部材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリのそれぞれの間が離間配置となっていて、第1の方向に隣り合うバッテリ間を冷却流体の流路空間として利用できる。また、バッテリの第1、第3の方向を外部から隔絶する壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。そして、バッテリボックスの第3の方向隣に通風還流路を設けることにより、第2の方向への冷却流体の流れを乱すことなくこれを還流させることができる。よって、流体による効率的な冷却を保つことができる。また、この通風還流路の第1の方向両端に対峙してかつバッテリボックスに固定して対構成の脚部材を設けることにより、コンパクトな装置構成を実現できる。
また、本発明のさらに別の(第5の)態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、前記複数のバッテリの前記第1の方向に隣り合うバッテリどうしの離間距離よりも、前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリそれぞれまでの離間距離が小さくなるように、該第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間に位置して、かつ、前記バッテリボックスの前記第3の方向を外部から隔絶する前記壁面に固定して設けられた柱状部材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリのそれぞれの間が離間配置となっていて、第1の方向に隣り合うバッテリ間を冷却流体の流路空間として利用できる。また、バッテリの第1、第3の方向を外部から隔絶する壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。
特に、第2の方向に隣り合うバッテリの間に位置するように、バッテリボックスの第3の方向を外部から隔絶する壁面に固定して柱状部材を設けることで、さらに全体の機械的な剛性を向上させている。この柱状部材は、第1の方向に隣り合うバッテリどうしの離間距離よりも、第2の方向に隣り合うバッテリそれぞれまでの離間距離が小さくなるような形状になっている。このようにすることで、第1の方向に隣り合うバッテリ間を第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみを顕著に軽減して、冷却流体による効率的な冷却を確保することができる。
また、本発明のさらに別の(第6の)態様であるバッテリ装置は、それぞれが直方体状の複数のバッテリまたは複数の柱部材であって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリまたは複数の柱部材と、前記複数のバッテリまたは複数の柱部材の前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリまたは複数の柱部材の該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備え、前記複数の柱部材それぞれの前記第3の方向両端が前記壁面に固定されているバッテリボックスと、前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間を通って前記第1の方向に延長する形状を有し、かつ、前記複数のバッテリのうちの前記第1の方向に隣り合うバッテリどうしの間の空間が互いに連通するように溝を備え、かつ、前記複数の柱部材のうちの少なくともひとつに固定されて設けられた補強部材とを具備することを特徴とする。
すなわち、このバッテリ装置は、第1、第2の方向に行列配置された複数のバッテリまたは複数の柱部材のそれぞれの間が離間配置となっていて、第1の方向に隣り合うバッテリまたは柱部材間を冷却流体の流路空間として利用できる。また、バッテリまたは柱部材の第1、第3の方向を外部から隔絶する壁面を有するバッテリボックスによって機械的な剛性を確保するとともに、このバッテリボックスを冷却流体を第2の方向に流すための案内部材として活用する。
特に、柱部材は、その両端がバッテリボックスに固定されており、これによりさらに全体の機械的な剛性を向上させている。また、柱部材に固定して補強部材を有し、この補強部材が複数のバッテリのうちの第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間を通って第1の方向に延長する形状を有している。よって、第3の方向に加えて、第1の方向の剛性がとりわけ増強される。そして、補強部材は、第1の方向に隣り合うバッテリどうしの間の空間が互いに連通するように溝を備えている。これにより、第1の方向に隣り合うバッテリまたは柱部材の間を、冷却流体を第2の方向に流す流路空間として利用する形態を保つ。
本発明によれば、効率的な冷却を可能とし、加えて機械的な剛性の確保にも考慮がされたバッテリ装置を提供することができる。
上記一態様における実施態様として、前記複数のバッテリが、前記第1の方向、前記第2の方向、および前記第3の方向のそれぞれでほぼ同じ寸法を有し、前記良熱伝導材の前記第1の方向への広がりが、前記複数のバッテリそれぞれの前記第1の方向の幅にほぼ等しい、とすることができる。良熱伝導材の第1の方向への広がりを、バッテリの第1の方向の幅に等しくすることで、第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみを減少させることができ、これにより冷却効率をさらに改善することができる。
ここで、前記良熱伝導材の前記第3の方向への広がりが、前記複数のバッテリそれぞれの前記第3の方向の幅にほぼ等しい、とすることができる。これによれば、第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみを一層減少させることができる。これにより冷却効率を一層改善することができる。
また、実施態様として、前記複数のバッテリが、前記行列配置の第1の複数のバッテリと、該第1の複数のバッテリの前記第3の方向に重畳するように設けられた前記行列配置の第2の複数のバッテリとを有し、前記第1の複数のバッテリのそれぞれが、前記第2の複数のバッテリに対向する面に端子を有し、前記第2の複数のバッテリのそれぞれが、前記第1の複数のバッテリに対向する面に端子を有する、とすることができる。このように2層にバッテリを配置することで、バッテリ数を増すことができる。特に、端子のある面を向かい合わせにすることで、まとまった配線領域を確保することができる。
また、実施態様として、前記良熱伝導材が、Cu粉を混入したシリコーン樹脂である、とすることができる。シリコーン樹脂をバッテリ間に配置することで当該樹脂とバッテリとの密着性を良好なものにできる。シリコーン樹脂にCu粉を混入することでその熱伝導性を顕著に増すことができる。
また、上記別の態様における実施態様として、前記通風案内部材の前記第2の方向の長さが、前記バッテリボックスの、前記第2の方向に直交する断面の図形における短辺または短径の内法長さ以上である、とすることができる。通風案内部材の第2の方向の長さをこのように設定することで、冷却流体にとって第2の方向に十分な流れの助走距離が設けられることになり、第1または第3の方向にみた冷却流体の流量をより均一化することができる。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1A、図1B、図1Cは、本発明の一実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す図である。図1Aは正面図、図1Bは図1A中に示すA−Aa位置における矢視方向の断面図、図1Cは、図1A中に示すB−Ba位置における矢視方向の断面図である。これらの図において同一のものには同一符号を付してある。
図1Aは、冷却流体(例えば空気)を流す入口側から出口側を見た図になっている。図示するように、複数のバッテリ11の左右方向、上下方向をバッテリボックス12により覆うことにより、バッテリボックス12を複数のバッテリ11を集合させるための剛性部材として機能させる。さらに、バッテリボックス12の壁面で各バッテリ11を外部から隔絶することにより、図示奥行き方向に冷却流体を流す案内部材としても機能させる。複数のバッテリ11の図示左右方向の間、および図示左右方向の端に位置するバッテリ11とバッテリボックス12との左右間は離間しており、それらの隙間に奥行き方向に冷却流体を流すことができる。
バッテリボックス12の下面には、このバッテリ装置を取り付けるための取り付け板12aが設けられる。取り付け板12aは、バッテリボックス12よりも図1A左右方向に長く、そのはみ出した部位に、ねじを通すための貫通穴が例えば設けられている。
図1Bに示すように、バッテリ11は、冷却流体を流す方向を上から見た図において行列位置となっている。この実施形態では、図1Bにおける紙面上下方向(=第1の方向)に7つのバッテリ11が配置され、同図の紙面左右方向(=第2の方向)に4つのバッテリが配置される。これらの数は、このバッテリ装置を適用する車両により求められる電圧仕様によって変動がある。各バッテリ11は、電気的に直列に接続され、全体としての出力電圧は、数十Vないし数百Vである。
また、図1Cに示すように、バッテリ11は、冷却流体を流す方向を横から見た図において、上下2層(2段)の配置になっている(当該上下方向=第3の方向)。このように2層にバッテリ11を配置することでバッテリ数を増すことができ、高電圧出力仕様にも容易に対応できる。上下2層のバッテリ11は、上下に対向する面に端子が位置するように配置がされ、端子の近傍領域が連なり、端子および配線領域11aとしての領域が確保されている。
なお、バッテリ11は、おのおのがその大きさとして、例えば、図1Bの上下方向(第1の方向)に15mm、同図左右方向(第2の方向)に60mm、図1Cの上下方向(第3の方向)に90mmであり、直方体状の形状である。複数のバッテリ11の図1B上下方向の隙間、および同図上下方向の端に位置するバッテリ11とバッテリボックス12との隙間は、例えば3mmないし4mmである。
図1Aないし図1Cの図示から分かるように、冷却流体が流れる空間に対して各バッテリ11は、その有する面のうちの最も広い面が面するようになっていて、良好な放熱を意図している。さらに、この実施形態では、第2の方向に隣り合うバッテリ11どうしの間に、これらの隣り合うバッテリ11のそれぞれに接触して良熱導電材13が設けられている。したがって、バッテリ11が良熱伝導材13に接触する面からも効率的な放熱がされ、この放熱された熱が、良熱伝導材13を介してさらに冷却流体に放熱される。よって、冷却効率を増加することができる。
良熱伝導材13としては、例えば、Cu粉を混入したシリコーン樹脂を利用できる。シリコーン樹脂によれば当該樹脂とバッテリ11との密着性を容易に良好にできる。また、シリコーン樹脂自体では得られない良熱伝導性を、これにCu粉を混入することで実現している。
次に、図2は、本発明の別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を示す断面図である。この図示は、図1AにおけるA−Aa位置の矢視方向に相当する。図2において、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1Cに相当する図示はまったく同じなので省略する。
図2に示す実施形態では、良熱伝導材13aとして、その第1の方向への広がりが、バッテリ11それぞれの第1の方向の幅にほぼ等しくなるように設定している。このようにすることで、第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみをより減少させることができる。
すなわち、図1Aないし図1Cに示した実施形態のように、第2の方向に隣り合うバッテリ11の間に良熱伝導材13を設けるだけでも、この隙間を多少は埋めている効果により冷却流体の第2の方向への流れのよどみを減少させる作用はある。図2に示す実施形態では、この作用をさらに発揮させるように、第2の方向に流れる冷却流体の流路が拡大・減少する空間形状を均一形状に改善したものと言える。よって通風抵抗を減らしてよどみをなくし、冷却効率をさらに改善できる。
次に、図3は、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を示す断面図である。この図示は、図1AにおけるB−Ba位置の矢視方向に相当する。図3において、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1Bに相当する図示はまったく同じなので省略する。
本実施形態では、良熱伝導材13bとして、その第3の方向への広がりが、バッテリ11それぞれの第3の方向の幅にほぼ等しくなるように設定している。このようにすることによっても、第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみをより減少させることができる。すなわち、図1Aないし図1Cに示した実施形態での、第2の方向に隣り合うバッテリ11の間に良熱伝導材13を設けてよどみを減少させる効果を、第3の方向に十分に展開したものと言える。よってよどみをなくすことで冷却効率をさらに改善できる。
なお、この実施形態の特徴と図2に示した実施形態の特徴とを併せもつような実施形態も、一層よどみを減少させ冷却効率を改善する上で当然ながら意味がある。図2に示した特徴と図3に示す特徴とで設計上どちらを優先すべきかという観点では、冷却流体を空気とした場合の実験によれば、図2に示したような、良熱伝導材の第1の方向への広がりをバッテリ11それぞれの第1の方向の幅にほぼ等しくすることの方が優る。
次に、図4は、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図である。この図示は、図1AにおけるA−Aa位置の矢視方向に相当する。図4において、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1A、図1Cに相当する図示は容易に想到可能なので省略する。
このバッテリ装置は、バッテリボックス12の壁面を第2の方向に延長するように通風案内部材14が延設されている。これにより、第1の方向に並んだバッテリ11それぞれに対する冷却流体の流量を均一化することができる。すなわち、第2の方向への延設により、第2の方向に流れる冷却流体は、流入側からバッテリ11に達する間の流体案内部材に屈曲部位があっても、上記延設部分を通ることで、流れに直交する面で見たときの流速分布が均一化される。よって、全体として冷却効率を改善、向上することができる。
なお、上記延設部分を含んだ図示における直線部の長さは、冷却流体が空気である場合、バッテリボックス12の、第2の方向に直交する断面の図形における短辺(矩形形状の場合)または短径(楕円などの弧状形状の場合)の内法長さ以上に設定することがひとつの好ましい目安になる。通風案内部材14をこのように設定することで、上記短辺または短径を前提として相対的に、第2の方向に沿う十分な流れ均一化のための助走距離が設けられることになる。
次に、図5は、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図である。この図示は、図1AにおけるB−Ba位置の矢視方向に相当する。図5において、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1A、図1Bに相当する図示は容易に想到可能なので省略する。
このバッテリ装置は、バッテリボックス12の第2の方向隣に、第1の方向に延長する仮想軸を共通に有する複数の弧状通風案内部材15aないし15dを設けている。また、この実施形態では、加えて、これらの弧状通風案内部材15aないし15dが有する仮想軸と共通の仮想軸を有する通風案内部材14Aをバッテリボックス12から延設させている。
これらの弧状通風案内部材15aないし15d、および通風案内部材14Aを設けることで、バッテリ11に対する、第3の方向にみた冷却流体の流れを均一化することができる。よって、全体として冷却効率を改善、向上することができる。
なお、この実施形態の特徴と図4に示した実施形態の特徴とを併せもつような実施形態も、冷却流体の流速分布を均一化させ一層冷却効率を改善する上で当然ながら意味がある。この場合には、図4に示した形態によって第1の方向に見た流速分布を均一化させ、図5に示す形態によって第3の方向に見た流速分布を均一化させるというように、分担された役割が与えられることになる。
次に、図6A、図6Bは、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図および正面図である。図6Aの図示は、図1AにおけるB−Ba位置相当の矢視方向のものである。図6A、図6Bにおいて、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1Bに相当する図示は容易に想到可能なので省略する。
この実施形態では、バッテリボックス12の第3の方向隣に通風還流路を設ける。この通風還流路は、バッテリボックス12の取り付け板12Aとして、第1の方向両端に対峙位置する脚部材を含む部材を利用し形成する。すなわち、これらの脚部材の間が通風還流路である。このような流路による還流を実現するため、図6Aに示すように、バッテリボックス12の奥側に奥板120を配置し、バッテリボックス12の奥下側に上記還流路に連通する穴を設ける。これにより、図示するような冷却流体の流れが形成される。
このような還流によっては、バッテリ11に対する第2の方向への冷却流体の流れはほとんど乱されることはない。よって、流体による効率的な冷却を保つことができる。また、この通風還流路として、第1の方向両端に対峙しかつバッテリボックス12に固定して設けられた脚部材を利用することで、還流を含めた通風機能をコンパクトな構成で実現できる。
次に、図7A、図7Bは、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図である。図7Aの図示は、図1AにおけるA−Aa位置相当の矢視方向のものであり、図7Bの図示は、図1AにおけるB−Ba位置相当の矢視方向のものである。図7A、図7Bにおいて、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1Aに相当する図示は容易に想到可能なので省略する。
この実施形態では、第2の方向に隣り合うバッテリ11どうしの間に位置して、かつバッテリボックス12の第3の方向の壁面に固定して柱状部材16が設けられる。このような柱状部材16により、さらに装置全体の(特に第3の方向の)機械的な剛性を向上させている。バッテリ11(その上面および下面)のみをバッテリボックス12の壁面に固定する場合は、バッテリ11は機械的な構造材としても機能を担っていることになる。これでは装置として必要な強度仕様によっては対応ができない場合があり得る。上記のような柱状部材16を設ければ、構造材として適切な剛性を有する材料の選択やその寸法、形状の設計が可能である。
ここで、冷却流体の流れを円滑にする意味で、柱状部材16は、図7A中に拡大図示するように、第1の方向に隣り合うバッテリ11どうしの離間距離gxよりも、第2の方向に隣り合うバッテリ11それぞれまでの離間距離gy1、gy2が小さくなるような断面形状にするのが、ひとつの好ましい設計目安になる。このようにすることで、第1の方向に隣り合うバッテリ11間を第2の方向に流れる冷却流体の第1の方向へのよどみを軽減し、冷却流体による効率的な冷却を確保することができる。すなわち、上記gxのサイズを前提として相対的に、第2の方向に沿う十分な流れの円滑化を図ることができる。
次に、図8A、図8Bは、本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図である。図8Aの図示は、図1AにおけるA−Aa位置相当の矢視方向のものであり、図8Bの図示は、図1AにおけるB−Ba位置相当の矢視方向のものである。図8A、図8Bにおいて、すでに説明した図中に示したものと同一または同一相当のものには同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図1Aに相当する図示は容易に想到可能なので省略する。
この実施形態では、バッテリ11の一部に代えて柱部材17を複数設ける。これらの柱部材17は、それぞれ、第3の方向両端がバッテリボックス12の壁面に固定されている。このような柱部材17により、さらに装置全体の(特に第3の方向の)機械的な剛性を向上させている。バッテリ11(その上面および下面)のみをバッテリボックス12の壁面に固定する場合は、バッテリ11は機械的な構造材としても機能を担っていることになる。これでは装置として必要な強度仕様によっては対応ができない場合があり得る。柱部材17を設ければ、構造材として適切な剛性を有する材料の選択やその寸法、形状の設計が可能である。
また、柱部材17に固定して補強部材18を有し、この補強部材18が複数のバッテリ11のうちの第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間を通って第1の方向に延長する形状を有している。よって、第3の方向に加えて、第1の方向の剛性もとりわけ増強される。さらに、補強部材18は、図示するように、第1の方向に隣り合うバッテリ11どうしの間の空間が互いに連通するように溝を備えている。これにより、第1の方向に隣り合うバッテリ11または柱部材17の間を、冷却流体を第2の方向に流す流路空間として利用する形態を保っている。
以上、本発明の実施形態について述べたが、各実施形態を組み合わせて新たな形態を採ることもできる。図1Aないし図3に示した形態、図4に示した形態、図5に示した形態、図6A、図6Bに示した形態、図7A、図7B(または図8A、図8B)に示した形態を適宜組み合わせることができる。図1Aないし図3に示した形態と図7A、図7B(または図8A、図8B)に示した形態とを組み合わせる場合には、柱状部材16または補強部材18の存在を前提として、間を埋めるように良熱伝導材を設ければよい。
本発明の一実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す正面図。 図1Aに示したバッテリ装置のA−Aa位置における矢視方向断面図。 図1Aに示したバッテリ装置のB−Ba位置における矢視方向断面図。 本発明の別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を示す断面図(図1AのA−Aa位置矢視方向相当)。 本発明のさらに別の実施形態に係るバッテリ装置の構成を示す断面図(図1AのB−Ba位置矢視方向相当)。 本発明のさらに別の(第4の)実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのA−Aa位置矢視方向相当)。 本発明のさらに別の(第5の)実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのB−Ba位置矢視方向相当)。 本発明のさらに別の(第6の)実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのB−Ba位置矢視方向相当)。 図6Aに示したバッテリ装置の構成を模式的に示す正面図。 本発明のさらに別の(第7の)実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのA−Aa位置矢視方向相当)。 図7Aに示したバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのB−Ba位置矢視方向相当)。 本発明のさらに別の(第8の)実施形態に係るバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1のA−Aa位置矢視方向相当)。 図8Aに示したバッテリ装置の構成を模式的に示す断面図(図1AのB−Ba位置矢視方向相当)。
符号の説明
11…バッテリ、11a…端子および配線領域、12…バッテリボックス、12a…取り付け板、12A…取り付け板(通風還流路・脚部材兼用)、13,13a,13b…良熱伝導材、14,14A…通風案内部材、15a,15b,15c,15d…弧状通風案内部材、16…柱状部材、17…柱部材、18…補強部材、120…奥板。

Claims (6)

  1. それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、
    前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間に、該隣り合うバッテリのそれぞれに接触して設けられた良熱伝導材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
  2. それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、
    前記壁面を前記第2の方向に延長するように前記バッテリボックスから前記第2の方向に延設された通風案内部材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
  3. それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、
    前記バッテリボックスの前記第2の方向隣りに設けられた、前記第1の方向に延長する仮想軸を共通に有する複数の弧状通風案内部材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
  4. それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を、外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、
    前記バッテリボックスの前記第3の方向隣に設けられた通風還流路と、
    前記通風還流路の前記第1の方向両端に対峙してかつ前記バッテリボックスに固定して設けられた対構成の脚部材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
  5. それぞれが直方体状の複数のバッテリであって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリの該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備えたバッテリボックスと、
    前記複数のバッテリの前記第1の方向に隣り合うバッテリどうしの離間距離よりも、前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリそれぞれまでの離間距離が小さくなるように、該第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間に位置して、かつ、前記バッテリボックスの前記第3の方向を外部から隔絶する前記壁面に固定して設けられた柱状部材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
  6. それぞれが直方体状の複数のバッテリまたは複数の柱部材であって、前記それぞれが第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向にほぼ一致する辺を有するように配置され、前記第1の方向に互いに離間して列状に複数が配置され、前記第2の方向にも互いに離間して列状に複数が配置されている、行列配置の前記複数のバッテリまたは複数の柱部材と、
    前記複数のバッテリまたは複数の柱部材の前記第1の方向、ならびに、前記第1の方向および前記第2の方向に直交する方向を第3の方向として前記複数のバッテリまたは複数の柱部材の該第3の方向を外部から隔絶する壁面を備え、前記複数の柱部材それぞれの前記第3の方向両端が前記壁面に固定されているバッテリボックスと、
    前記複数のバッテリのうちの前記第2の方向に隣り合うバッテリどうしの間を通って前記第1の方向に延長する形状を有し、かつ、前記複数のバッテリのうちの前記第1の方向に隣り合うバッテリどうしの間の空間が互いに連通するように溝を備え、かつ、前記複数の柱部材のうちの少なくともひとつに固定されて設けられた補強部材と
    を具備することを特徴とするバッテリ装置。
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