[go: up one dir, main page]

JP2009252326A - 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009252326A
JP2009252326A JP2008101906A JP2008101906A JP2009252326A JP 2009252326 A JP2009252326 A JP 2009252326A JP 2008101906 A JP2008101906 A JP 2008101906A JP 2008101906 A JP2008101906 A JP 2008101906A JP 2009252326 A JP2009252326 A JP 2009252326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
spot
optical information
information recording
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008101906A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Koyama
勝弘 小山
Yutaka Imamura
裕 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2008101906A priority Critical patent/JP2009252326A/ja
Publication of JP2009252326A publication Critical patent/JP2009252326A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】 従来よりも精度の高いメインビームのクロストーク補正を可能とする記録再生装置及び記録再生方法を提供する。
【解決手段】データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記サブビームのスポットは、前記メインビームのスポットより幅の狭い形状であり、前記メインビームが照射されているトラックに隣接するグルーブに照射されるように配置するか、前記メインビームのスポットの縁部と接しかつトラック方向に平行な接線に対して、前記サブビームのスポットの縁部が接するように配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば追記型ブルーレイディスク(BD−R)のような高密度記録を行う光ディスクに関して、クロストークの発生を検出してこのクロストークによる信号の劣化を補正する記録方法及び記録再生装置に関するものである。
追記型CD(CD−R)、追記型DVD(DVD±R)または追記型ブルーレイディスク(BD−R)等の光ディスクは、ディスク状基板の一方の面上に、記録層、反射層、及び必要に応じて保護層を形成した構造を有している。また、前記基板の一方の面にはグルーブと呼ばれる螺旋状または同心円状の溝が形成され、隣り合うグルーブの間はランドと呼ばれる凸部となっている。このような光ディスクは、記録用レーザ光をグルーブ上の記録層に照射してピットを形成することにより記録が行われ、このピットの長さ、ピットとピットの間の部分(以下スペースと呼ぶ。)の長さ及びこれらの配列を、再生用レーザ光を照射して反射光を再生信号として読み取ることによって再生が行われる。なお、このピットとスペースの配列を以後トラックと呼ぶ。
このような光ディスクは、記録用レーザ光及び再生用レーザ光が光透過層を通して記録層に照射される。ここで光透過層は、CD−RやDVD±Rの場合は光透過性ディスク状基板(厚さはCD−Rの場合1.2mm、DVD±Rの場合0.6mm)の上に記録層、反射層が順次形成された構造を有するので、光透過性ディスク状基板が光透過層に相当する。また、BD−Rの場合は厚さ1.1mmの光透過性ディスク状基板の上に反射層、記録層が順次形成され、記録層上に厚さ0.1mmの透明のカバー層が形成された構造を有するので、透明のカバー層が光透過層に相当する。
このような光ディスクは、トラックが半径方向に所定の間隔すなわちトラックピッチで並んでいる。このトラックピッチは記録密度が高くなるほど狭くなる。例えば片面一層で4.7GBのDVD−Rでは、トラックピッチが0.74μmであるが、片面一層で25GBのBD−Rではトラックピッチが0.32μmである。今後BD−Rよりも記録密度が高い次世代の光ディスクは、さらにトラックピッチが狭くなることが予想される。
トラックピッチの狭小化に伴って、記録用レーザ光及び再生用レーザ光のスポット径も小さくする必要がある。スポット径を小さくするには、レーザ光の短波長化の他、レンズの開口数(NA:Numerical Aperture)を大きくする方法がある。例えばCD−Rでは0.45、DVD±Rでは0.6、BD−Rでは0.85である。しかしながら、開口数を大きくすると、レンズと光ディスクとの空間も小さくなるため、スポット径を小さくするには限界があった。このことから、BD−Rよりも記録密度が高い次世代の光ディスクにおいては、BD−Rよりもトラックピッチに対するスポット径の大きさが大きくなることが予想される。
このように、トラックピッチの狭小化が進むと、レーザ光のスポットが、レーザ光を照射しているトラックに隣接するトラックにかかって、この隣接するトラックに形成されたピットによる信号を読み取ってしまう、いわゆるクロストークが発生しやすくなる。このクロストークが発生すると、読み取るべきトラックのピットによる信号に、隣接するトラックのピットによる信号が重畳され、データが読み出せなくなるなどの問題が発生する。このようなクロストークの対策として、特開平7−182658号公報や特開平7−320269号公報に開示されているように、サブビームから得られる信号を用いて、メインビームで発生するクロストークを検知し、メインビーム信号とサブビーム信号との差分を演算することによりクロストークを補正する方法が提案されている。
特開平7−182658号公報 特開平7−320269号公報
しかしながら、上記の公知技術においては、図6に示すように、メインビームとサブビームのスポット径が略同じサイズである。このため、サブビーム自体にもクロストークが発生する。サブビームにクロストークが発生すると、メインビームに発生したクロストークを補正するためのサブビーム信号自体の信頼性が低下するので、メインビームのクロストークの補正ができなくなる。
本発明では、このようなサブビームのクロストーク発生を防止して、従来よりも精度の高いメインビームのクロストーク補正を可能とする記録再生装置及び記録再生方法を提供するものである。
本発明では第一の解決手段として、螺旋状のグルーブを有する光情報記録媒体にレーザ光を照射して、データの記録および再生を行う光情報記録再生装置において、データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記サブビームのスポットは、前記メインビームのスポットより幅の狭い形状であり、前記メインビームが照射されているグルーブに隣接するグルーブに照射されるように配置されている光情報記録再生装置を提案する。なお、ここでスポットの幅とは、光ディスクの半径方向、すなわちトラックの方向と直交する方向のスポットの寸法とする。
上記第一の解決手段によれば、サブビームの幅がメインビームより狭い形状例えば楕円形状であるため、サブビームについてはクロストークの発生が少なくなる。そのため、サブビーム信号の信頼性が向上する。上記第一の解決手段では、メインビームが照射されているグルーブに隣接するグルーブにサブビームが照射され、サブビームが隣接グルーブから外れているかどうかを検知することによりクロストークの検出を行い、サブビームが隣接グルーブに照射されるように補正を行う。これにより従来よりも精度の高いメインビームのクロストーク補正が可能になる。なお、上記第一の解決手段では、サブビームの幅をグルーブの幅と略同じにすれば、サブビームの信号強度の変化により、サブビームが隣接グルーブから外れているかどうかを検知することができ、クロストークの発生を検知し、補正を行うことができる。
また、本発明では第ニの解決手段として、前記サブビームのスポットは、前記メインビームのスポットより幅の狭い形状であり、前記メインビームのスポットの縁部と接しかつトラック方向に平行な接線に対して、前記サブビームのスポットの縁部が接するように配置されている光情報記録再生装置を提案する。
上記第二の解決手段によれば、前出の第一の解決手段と同様にサブビームの幅がメインビームより狭い形状例えば楕円形状であるため、サブビームについてはクロストークの発生が少なくなる。さらに上記第二の解決手段ではメインビームの縁部とサブビームの縁部とがトラック方向に対して揃っているため、メインビームが隣接グルーブにかかった場合にサブビームが隣接グルーブのピットを読み取っている。得られたサブビーム信号とメインビーム信号との差分を演算することにより、信号の補正を行うことができる。特にサブビームの配置が内周側の接線及び外周側の接線に挟まれた領域内である場合、隣接グルーブにおいてメインビームがかかっている部分とサブビームがかかっている部分とが同じになるので、サブビームが読み取る隣接グルーブの信号のレベルとメインビームに重畳される隣接グルーブの信号のレベルとを演算により容易に略同じにできる。これによりさらに精度の高いクロストーク補正が可能となる。
本発明によれば、サブビームのクロストーク発生を防止して、従来よりも精度の高いメインビームのクロストーク補正を可能とする記録再生装置及び記録再生方法を実現することができる。
本発明の実施の形態における記録装置の機能ブロック図を図1を用いて説明する。光ディスク記録再生装置100は、以下で説明する処理を行わせるためのプログラムが記録されるメモリ回路を含む演算部122と、記録用レーザ光及び再生用レーザ光の制御を行うレーザダイオード駆動制御部(図示しない)と、メインビーム及びサブビームのRF信号の強度を検出するRF信号強度検出部121と、光ピックアップ110と、光ピックアップから照射されるレーザ光の向きを制御する光ピックアップ駆動制御部と、光ディスク150の回転制御部(図示しない)及びモータ(図示しない)並びに光ピックアップ110用のサーボ制御部等を含む。
また、光ピックアップ110は、対物レンズ114と、ビームスプリッタ116と、検出レンズ115と、コリメートレンズ113と、レーザダイオード111と、フォトディテクタ117と、レーザダイオード111からの光をメインビームとサブビームに分岐する回折格子等の光分岐手段112を含む。光ピックアップ110では、サーボ制御部の制御に応じて図示しないアクチュエータが動作し、フォーカス及びトラッキングが行われる。また、フォトディテクタ117はメインビームの反射光を検知するディテクタPDm、サブビームの反射光を検知するディテクタPDs1及びPDs2を備えている。なお、光分岐手段112はコリメートレンズ113または対物レンズ114と一体にしても良い。
演算部122は、RF信号強度検出部121、光ピックアップ駆動制御部、レーザダイオード駆動制御部(図示せず)、回転制御部(図示せず)及びサーボ制御部などに接続されている。また、演算部122は、メモリ回路に格納されているプログラムを実行することによって、種々の演算及び命令を行うことができる。さらに、RF信号強度検出部121は、フォトディテクタ117及び演算部122に接続されている。演算部122は、インターフェース部(図示せず)を介して入出力システム(図示せず)にも接続されている。
次に、光ディスク150に対してデータを記録する場合における処理の概要を説明する。まず、演算部122又は別途設けられているデータ変調回路(図示せず)は、光ディスク150に書き込むためのデータに対して変調処理などを実施し、変調処理後のデータをレーザダイオード駆動制御部(図示せず)に出力する。レーザダイオード駆動制御部は、指定の記録条件に従って、受信したデータでレーザダイオード111を駆動して記録用レーザ光を出力させる。記録用レーザ光は、光分岐手段112、コリメートレンズ113、ビームスプリッタ116、対物レンズ114を介して光ディスク150に照射され、光ディスク150のグルーブ内にスペースとピットを形成する。
また、光ディスク150に記録されたデータを再生する場合における処理の概要を説明する。演算部122からの指示に従ってレーザダイオード駆動制御部(図示せず)は、レーザダイオード111を駆動して再生用レーザ光を出力させる。再生用レーザ光は、光分岐手段112、コリメートレンズ113、ビームスプリッタ116、対物レンズ114を介して光ディスク150に照射される。光ディスク150からの反射光は、対物レンズ114、ビームスプリッタ116、検出レンズ115を介してPD117に入力される。PD117は、光ディスク150からの反射光をRF信号強度検出部121にて電気信号に変換し、データ復調回路(図示せず)等に出力する。データ復調回路は、出力された再生信号に対して所定の復号処理を行い、復号されたデータを演算部122及びインターフェース部(図示せず)を介して、入出力システム(図示せず)の表示部に出力して、再生データを表示させる。
次に、本発明のクロストーク補正の第一の方法について説明する。図2は光ディスク150へメインビーム、先行サブビーム及び後行サブビームを照射している状態を示す部分拡大図である。グルーブGV1、GV2及びGV3は記録済みのグルーブで、トラックピッチTPで並んでいる。グルーブGV1とグルーブGV2との間にはランドLN1が形成され、グルーブGV2とグルーブGV3との間にはランドLN2が形成されている。メインビームはグルーブGV2にスポットを合わせて照射され、メインスポットMBを形成する。先行サブビームはグルーブGV3にスポットを合わせて照射され、先行サブスポットSB1を形成する。先行サブスポットSB1はメインスポットMBの進行方向前に配置されている。後行サブビームはグルーブGV1にスポットを合わせて照射され、後行サブスポットSB2を形成する。後行サブスポットSB2はメインスポットMBの進行方向後ろに配置されている。メインスポットMB、先行サブスポットSB1及び後行サブスポットSB2の反射光はそれぞれディテクタPDm、PDs1及びPDs2で検知され、これにより再生信号及びサブビームのRF信号が発生する。なお、以降の図面においては進行方向左側を外周側、右側を内周側とする。
先行サブスポットSB1及び後行サブスポットSB2は、その幅がメインスポットMBの幅よりも狭く形成される。これにより先行サブスポットSB1及び後行サブスポットSB2が隣接するグルーブにかかる可能性を低減することができるので、サブスポットにクロストークが生じないようにすることができる。なお、サブスポットの幅をメインスポットの幅より狭くする方法としては、図1の光分岐手段112例えば回折格子によって幅狭に形成する方法、対物レンズ114の設計によってサブビームにコマ収差を持たせて幅狭に形成する方法またはミラー等を用いて光軸をずらすことによってサブビームにコマ収差を持たせて幅狭に形成する方法等がある。
この第一の方法では、サブスポットがそれぞれのグルーブから外れているかどうかを検知することによってクロストークの発生を検出するものである。サブスポットがグルーブから外れていることを検知するには、サブスポットからの反射光の強度の変化を検知することによって行われる。すなわちディテクタPDs1またはPDs2で検出される反射光の強度の変化をRF信号強度検出部121にて検出し、電気信号に変換して演算部122に送信する。演算部122はピーク電圧の変化があればサブスポットがグルーブから外れていると判断する。サブスポットがグルーブから外れていることを検知し、演算部122から光ピックアップ駆動制御部またはサーボ制御部に信号を送信して光ピックアップ110を駆動させ、サブスポットの位置を補正することによりメインスポットが隣接グルーブにかかるのを防止することができる。これにより、メインスポットのクロストークを低減することができる。
この第一の方法では、図2に示すように、サブスポットの幅をグルーブの幅と略同じにするのが好ましい。サブスポットの幅をグルーブの幅と略同じにすると、サブスポットがグルーブから外れた場合はもちろんずれただけの場合でもサブスポットによるピーク電圧がする変化ため、より精度の高い補正が可能になり、メインスポットのクロストークを低減する効果がより向上する。
なお、図2では、3ビーム法によるトラッキングの機能を兼用できるように、サブスポットの配置とサブスポットの配置を先行サブスポットSB1と後行サブスポットSB2の2つにしているが、グルーブGV1に合わされているサブスポットSB2も先行サブスポットとして配置しても良い。
次に、本発明のクロストーク補正の第二の方法について説明する。図3及び図4は光ディスク150へメインビーム、先行サブビーム及び後行サブビームを照射している状態を示す部分拡大図である。前出の第一の方法と異なる点は、サブスポットSB1の縁部が接線SS1と接するように配置され、サブスポットSB2が接線SS2と接するように配置されている点である。接線SS1はメインスポットMBの内周側の縁部と接しかつトラック方向に平行な接線であり、接線SS2はメインスポットMBの外周側の縁部と接しかつトラック方向に平行な接線である。また、図3では、サブスポットSB1及びサブスポットSB2が、接線SS1と接線SS2との間の領域内に配置されている。図4では、サブスポットSB1及びサブスポットSB2が、接線SS1と接線SS2との間の領域の外側に配置されている。
この第二の方法では、先行サブスポットSB1及び後行サブスポットSB2の幅がメインスポットMBの幅よりも狭く形成される点は前出の第一の方法と同じである。これにより先行サブスポットSB1及び後行サブスポットSB2が隣接するグルーブにかかる可能性を低減してサブスポットにクロストークが生じないようにすることができる点も同様である。この第二の方法の特徴は、メインスポットMBが隣接グルーブにかかってクロストークが発生した場合、サブスポットSB1またはサブスポットSB2が当該隣接グルーブのピットを読み取るので、サブスポットによって得られた隣接グルーブの信号を補正信号として用い、メインスポットによって得られた信号との差分を演算することによって、メインスポットの信号に発生したクロストークを補正できる点である。
この第二の方法においては、図3の形態すなわちサブスポットSB1及びサブスポットSB2が、接線SS1と接線SS2との間の領域内に配置されている形態が好ましい。このような形態ではメインスポットが隣接グルーブにかかった部分とサブスポットが当該隣接グルーブにかかった部分とが同じになる。サブスポットとメインスポットとの寸法比または面積比や、メインスポットのディテクタPDmとサブスポットのディテクタPDs1またはPDs2の面積比等のパラメータを用いて演算することにより、メインスポットの信号に重畳された隣接グルーブの信号のレベルとサブスポットによって読み出された隣接グルーブの信号のレベルとを略同じにすることができる。これによりメインスポットの信号とサブスポットの信号との差分の演算が容易になりかつ精度の高い補正が可能となる。
この第二の方法の作用について、図3の形態を例にとって、図5に基づいて説明する。図5においては、メインスポットMBはグルーブGV1に合わせられており、隣接するグルーブGV2にかかってクロストークが発生している。メインスポットMB及び先行サブスポットSB1は接線SS1にそれぞれ縁部が接している。
このような状態でメインスポットMBがピットを読み込む。するとフォトディテクタ117のディテクタPDmがメインスポットからの反射光を感知しRF信号強度検出部121で電気信号に変換して演算部122に送信する。演算部122で図5のAに示す信号の波形が得られる。このメインスポットからの信号にはグルーブGV2の信号が重畳されている。
先行サブスポットSB1はグルーブGV2のピットを読み込む。先行サブスポットSB1からの反射光をフォトディテクタ117のディテクタPDs1が感知し、RF信号強度検出部121で電気信号に変換して演算部122に送信する。演算部122でサブスポットとメインスポットとの寸法比または面積比等のパラメータを用いて演算することにより、図5のBに示す信号の波形が得られる。先行サブスポットSB1の波形Bは、演算部122における演算により、メインスポットMBの波形Aに重畳されている隣接グルーブGV2の信号と略同じレベルに補正される。また、先行サブスポットSB1とメインスポットMBは、隣接グルーブGV2の同じピットを読み込む時間にズレがあるので、演算部122でそのズレを補正して先行サブスポットSB1の波形BとメインスポットMBの波形Aとを同期させる。
続いて得られた波形Aと波形Bとの差分を演算部122で演算すると、図5のCにしめす信号の波形が得られる。この波形CはグルーブGV1すなわちメインスポットMBが読み込むピットから得られる信号である。第二の方法ではこのようにしてクロストークによって重畳された隣接トラックの信号を除去することができる。
なお、図3及び図4では前出の第一の方法と同様に、3ビーム法によるトラッキングの機能を兼用できるように、サブスポットの配置とサブスポットの配置を先行サブスポットSB1と後行サブスポットSB2の2つにしているが、グルーブGV1に合わされているサブスポットSB2も先行サブスポットとして配置しても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲内であれば種々の変更が可能である。例えばサブスポットの幅をメインスポットの幅より狭くする手法は、本発明に開示された方法以外の方法も適用可能である。
本発明の光ディスク記録再生装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第一の方法を示す部分拡大図である。 本発明の第二の方法を示す部分拡大図である。 本発明の第二の方法の別例を示す部分拡大図である。 本発明の第二の方法におけるクロストーク補正の方法を説明するための図である。 従来の技術の問題点を示す図である。
符号の説明
100 光ディスク記録再生装置
110 光ピックアップ
111 レーザダイオード
112 光分岐手段
113 コリメートレンズ
114 対物レンズ
115 検出レンズ
116 ビームスプリッタ
117 フォトディテクタ
121 RF信号強度検出部
122 演算部
150 光ディスク

Claims (6)

  1. 螺旋状のグルーブを有する光情報記録媒体にレーザ光を照射して、データの記録および再生を行う光情報記録再生装置において、データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記サブビームのスポットは、前記メインビームのスポットより幅の狭い形状であり、前記メインビームが照射されているグルーブに隣接するグルーブに照射されるように配置されていることを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 前記サブビームのスポットは、グルーブの幅と略同じであることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  3. 螺旋状のグルーブを有する光情報記録媒体にレーザ光を照射して、データの記録および再生を行う光情報記録再生装置において、データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記サブビームのスポットは、前記メインビームのスポットより幅の狭い形状であり、前記メインビームのスポットの縁部と接しかつトラック方向に平行な接線に対して、前記サブビームのスポットの縁部が接するように配置されていることを特徴とする光情報記録再生装置。
  4. 前記サブビームは、内周側の接線及び外周側の接線に挟まれた領域内に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光情報記録再生装置。
  5. 螺旋状のグルーブを有する光情報記録媒体にレーザ光を照射して、データの記録および再生を行う光情報記録再生方法において、データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記メインビームを照射しているグルーブに隣接するグルーブに、スポットの形状が前記メインビームより幅の狭い形状のサブビームを照射し、前記サブビームが前記メインビームを照射しているグルーブに隣接するグルーブから外れているかどうかを検知することによりクロストークの検出を行うことを特徴とする光情報記録再生方法。
  6. 螺旋状のグルーブを有する光情報記録媒体にレーザ光を照射して、データの記録および再生を行う光情報記録再生方法において、データの記録および再生を行うときに前記光情報記録媒体にメインビームおよびサブビームを照射し、前記サブビームのスポットは、前記メインビームより幅の狭い形状であり、前記メインビームのスポットの縁部と接しかつトラック方向に平行な接線に対して、前記サブビームのスポットの縁部が接するように配置されており、前記サブビームによって得られた信号と前記メインビームによって得られた信号との差分を演算することにより信号の補正を行うことを特徴とする光情報記録再生方法。
JP2008101906A 2008-04-09 2008-04-09 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法 Pending JP2009252326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008101906A JP2009252326A (ja) 2008-04-09 2008-04-09 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008101906A JP2009252326A (ja) 2008-04-09 2008-04-09 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009252326A true JP2009252326A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41312881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008101906A Pending JP2009252326A (ja) 2008-04-09 2008-04-09 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009252326A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272308A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 光ヘッド装置
JPH07311962A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Sony Corp 円盤状記録媒体用の記録再生装置
JP2002056562A (ja) * 2000-05-31 2002-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ及び光情報記録再生装置
JP2003099951A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Toshiba Corp 光ディスク装置
JP2004326875A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Ricoh Co Ltd ウォブル信号検出回路、光ディスク装置及びウォブル信号検出方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272308A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Sanyo Electric Co Ltd 光ヘッド装置
JPH07311962A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Sony Corp 円盤状記録媒体用の記録再生装置
JP2002056562A (ja) * 2000-05-31 2002-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ及び光情報記録再生装置
JP2003099951A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Toshiba Corp 光ディスク装置
JP2004326875A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Ricoh Co Ltd ウォブル信号検出回路、光ディスク装置及びウォブル信号検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012243363A (ja) 再生方法、再生装置
JP2007052905A (ja) 記録層の厚さ変化による球面収差を探知して補償する光ピックアップ装置
JP2002312958A (ja) 3次元光ディスク記録再生装置、記録再生方式及び記録媒体
JP2007179676A (ja) 光ヘッド装置及び光ディスク装置
JP2004288227A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスクドライブ装置
JP2006244535A (ja) 光ヘッド装置および光ディスク装置
US8456974B2 (en) Recording adjusting method, information recording and reproducing device, and information recording medium
US7486606B2 (en) Optical head and optical information apparatus for recording or reproducing information on an information recording medium
US7068571B2 (en) Optical recording apparatus and control method thereof
JP2009252326A (ja) 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法
JP4833912B2 (ja) 光ディスクの反り検出方法及び光ディスクの記録方法並びに光ディスク記録再生装置
JP2006018877A (ja) 光ディスク装置
JP4215765B2 (ja) 光ディスク装置およびチルト制御方法
JP4479645B2 (ja) トラッキングエラー検出方法、トラッキングエラー検出装置及び光記録再生装置
JP3550538B2 (ja) 光ディスク装置
KR100648662B1 (ko) 광 픽업장치의 트래킹 서보 방법
JP4862139B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP4695585B2 (ja) 光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置
US8953424B2 (en) Optical recording medium driving apparatus, and method of generating tracking error signal
JP4396707B2 (ja) 光ディスク装置
JP2007323790A (ja) 光情報記録再生装置
JP2004039063A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2009505322A (ja) 高周波中央開口トラッキング
JP2005203010A (ja) トラッキング信号検出方法及び光ディスクドライブ装置
JP2006344299A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120808