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JP2009240136A - モータ制御装置、及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置、及びモータ制御方法 Download PDF

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JP2009240136A JP2008086225A JP2008086225A JP2009240136A JP 2009240136 A JP2009240136 A JP 2009240136A JP 2008086225 A JP2008086225 A JP 2008086225A JP 2008086225 A JP2008086225 A JP 2008086225A JP 2009240136 A JP2009240136 A JP 2009240136A
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Abstract

【課題】演算処理にて得たモータ発熱温度に基づいてモータの過熱保護を行うものであり、その演算処理が正常に行えない状況でもモータの過熱保護を確実に行うことができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置10は、発熱温度検出部14から出力された温度検出電圧が制御部13による過熱保護制御が実施される第1温度(例えば110℃)より高い第2温度(例えば120℃)に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子(コンパレータ16やトランジスタTr11,Tr12等)の出力特性変化に基づいて制御部13とは独立してモータMへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路15を備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを焼損等から保護する過熱保護機能を備えたモータ制御装置、及びモータ制御方法に関するものである。
車両に搭載されるワイパモータは、ワイパを所定角度範囲で往復払拭動作させ、該ワイパによる往復払拭動作にて払拭面上の雨滴等を払拭させる構成となっているが、この払拭面上に積雪が生じこれを払拭する際、ワイパモータの負荷は増大する。積雪が多くなってくると、ワイパが積雪を払拭範囲外に押し退けることができず反転位置手前でその払拭動作が規制されてしまいワイパモータが強制的に停止されてしまうことがあり、これが長く続くとモータに過電流が流れ、やがて焼損に至ってしまう。そのため、このようなワイパモータには、モータ自身やその制御装置に過熱保護機能が備えられている。
例えば特許文献1にて示されている技術では、モータ内にバイメタル式の過熱保護素子が搭載されており、過電流が生じた際にその発熱で接点が離間することでモータへの電流供給を停止させるものである。しかしながら、バイメタル式の過熱保護素子は自身をモータ駆動電流が直接流れる構成のため、扱う駆動電流の電流値が大きくなる程、素子が大型化し、モータ内に搭載スペースを確保するのが困難となる。中でも、反転駆動式のワイパモータにおいては、リンクを用いる一方向回転式のワイパモータと比べてより大きな駆動電流が必要となるため、特に問題である。
この問題が生じない技術としては、例えば特許文献2にて示されている。特許文献2では、温度とともに抵抗値が変化し出力電圧が変化するサーミスタがモータの発熱温度を検出すべく用いられている。サーミスタの出力電圧の電圧値はマイコン内のA/D変換器にて2値化され、CPUでの演算にてモータ発熱温度が算出される。そして、このようにして算出したモータ発熱温度に基づいて、所定温度以上の過熱状態となった場合にモータへの電流供給を停止させれば、これ以上のモータの発熱を防止することが可能である。
特開平8−9613号公報 実開平5−28946号公報
しかしながら、特許文献2のように、マイコンによるモータ制御を行うものにおいては、マイコンの暴走時等に的確なモータ制御を行えなくなる場合があり、モータが過熱状態となってもモータへの電流供給を停止できず、それ以上のモータの発熱を抑止できなくなる虞があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、演算処理にて得たモータ発熱温度に基づいてモータの過熱保護を行うものであり、その演算処理が正常に行えない状況でもモータの過熱保護を確実に行うことができるモータ制御装置、及びモータ制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、制御対象のモータの駆動に伴う発熱温度に応じた温度検出電圧を出力する発熱温度検出部と、前記モータの駆動制御を行うとともに、前記発熱温度検出部から出力される前記温度検出電圧の電圧値から演算によりモータ発熱温度を算出し、算出した前記モータ発熱温度に基づいて前記モータが所定の過熱状態となった場合に前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護制御を行う制御部とを備えたモータ制御装置であって、前記発熱温度検出部から出力される前記温度検出電圧が、前記制御部による前記過熱保護制御が実施される第1温度より高い第2温度に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子の出力特性変化に基づいて前記制御部とは独立して前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作を行う過熱保護回路を備えたことをその要旨とする。
この発明では、過熱保護回路を設けたことにより、発熱温度検出部から出力された温度検出電圧が、制御部による過熱保護制御が実施される第1温度より高い第2温度に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子の出力特性変化に基づいて制御部とは独立してモータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作が行われる。これにより、制御部によるソフト的な過熱保護がその制御部の暴走等にて効かなくなった場合に、制御部とは独立した過熱保護回路によるハード的な過熱保護が行われるため、モータの過熱保護を確実に行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記制御部は、前記過熱保護制御を実施した際に、前記モータ発熱温度が前記第1温度より低い第3温度以下に低下するまでその過熱保護制御を継続することをその要旨とする。
この発明では、制御部は、過熱保護制御を実施した際に、モータ発熱温度がその過熱保護制御が実施される第1温度より低い第3温度以下に低下するまでその過熱保護制御を継続する。つまり、過熱保護制御にヒステリシスを持たせることで、確実にモータ発熱温度を低下させ次のモータの駆動時にある程度の連続駆動を確保できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、前記過熱保護回路は、前記温度検出電圧と閾値電圧との比較に基づいて前記温度検出電圧が前記第2温度に相当する電圧より高くなると出力信号の論理を変化させるコンパレータと、前記コンパレータの出力信号の論理の変化に基づいて前記モータへの電流供給経路を遮断するスイッチ素子とを備えてなることをその要旨とする。
この発明では、過熱保護回路は、温度検出電圧と閾値電圧との比較に基づいて温度検出電圧が第2温度に相当する電圧より高くなると出力信号の論理を変化させるコンパレータと、コンパレータの出力信号の論理の変化に基づいてモータへの電流供給経路を遮断するスイッチ素子とを備えてなる。つまり、過熱保護回路をコンパレータとスイッチ素子とを用いた簡単な回路にて構成できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータ制御装置において、前記過熱保護回路は、前記過熱保護回路動作を行った際に、前記モータ発熱温度が通常作動できる温度となっても前記モータへの駆動電流の供給停止状態を維持するように前記閾値電圧の電圧値を変更する閾値電圧変更部を備えてなることをその要旨とする。
この発明では、過熱保護回路に閾値電圧変更部を備えることで、過熱保護回路動作を行った際に、モータ発熱温度が通常作動できる温度となってもモータへの駆動電流の供給停止状態を維持するように閾値電圧の電圧値が変更される。つまり、過熱保護回路によるハード的な過熱保護が行われるということは、制御部によるソフト的な過熱保護がその制御部の暴走等にて効かなくなったことを意味するため、外部から閾値電圧を通常時の電圧値に復帰させるといった何らかのリセット処理を必要とする構成とすることで、過熱保護回路によるハード的な過熱保護が繰り返し行われることを防止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、制御対象は、車両のワイパモータであることをその要旨とする。
この発明では、モータ制御装置の制御対象が車両のワイパモータであり、このワイパモータでは例えば払拭面上の積雪等の異物載置によりワイパの払拭動作が妨げられ、これによりモータ駆動電流が過大となってモータ発熱温度が大きく上昇する場合がしばしばあるため、上記のような過熱保護機能を有する意義は大きい。
請求項6に記載の発明は、制御対象のモータの駆動に伴う発熱温度を検出し、該発熱温度に応じた温度検出電圧の電圧値から演算によりモータ発熱温度を算出し、算出した前記モータ発熱温度に基づいて前記モータが所定の過熱状態となった場合に前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護制御を行うモータ制御方法であって、前記温度検出電圧が、前記過熱保護制御が実施される第1温度より高い第2温度に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子の出力特性変化に基づいて前記過熱保護制御とは独立して前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作を行うようにしたことをその要旨とする。
この発明では、上記請求項1と同様に、制御部によるソフト的な過熱保護がその制御部の暴走等にて効かなくなった場合に、制御部とは独立した過熱保護回路によるハード的な過熱保護が行われるため、モータの過熱保護を確実に行うことが可能となる。
本発明によれば、演算処理にて得たモータ発熱温度に基づいてモータの過熱保護を行うものであり、その演算処理が正常に行えない状況でもモータの過熱保護を確実に行うことができるモータ制御装置、及びモータ制御方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、ワイパモータMを制御するモータ制御装置10の電気的構成図である。ワイパモータMは、車両のフロントガラス1を払拭するワイパ2を所定角度範囲で往復払拭動作させ、該ワイパ2による往復払拭動作にて該ガラス1の払拭面1a上の雨滴等を払拭させるものである。ワイパモータMは、モータ制御装置10にて反転駆動制御され、この反転駆動に基づいてワイパ2を往復払拭させている。
モータ制御装置10は、ワイパモータMに供給する駆動電力を車載バッテリ(図示略)から生成するモータ駆動部11を有している。モータ駆動部11は、MOSFETよりなるスイッチング素子Tr1〜Tr4を4個用いたHブリッジ回路で構成され、プラス側電源端子がバッテリ電源+Bの供給を受ける電源線L0に接続され、マイナス側電源端子がシャント抵抗R0を介してグランドGND(車体アース)に接続される。各スイッチング素子Tr1〜Tr4は、ゲートが抵抗R1〜R4を介して駆動信号出力部(プリドライバIC)12の出力端子にそれぞれ接続されており、該ゲートに入力される駆動信号出力部12からの駆動信号に基づいて正転又は逆転駆動用の組毎にオンオフされて、ワイパモータMに正逆転のための駆動電力を生成するようになっている。また正逆転駆動に加え、ワイパモータMの速度制御やトルク制御を行うべく、各スイッチング素子Tr1〜Tr4はPWM制御が行われる。駆動信号を出力する駆動信号出力部12は、入力端子が抵抗R5を介して制御部13に接続されており、該制御部13からの制御信号の入力に基づいてその駆動信号を出力している。
制御部13は、図示しないがA/D変換器やCPU等を備えてなるマイコンにて構成されている。制御部13には、発熱温度検出部14からワイパモータMの発熱温度に応じた温度検出電圧が入力されている。発熱温度検出部14は、5Vの直流電圧が印加される電源線L1とグランドGNDとの間に直列に接続される抵抗R10とサーミスタRthとで構成されている。サーミスタRthは、NTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor )よりなり、周囲温度が高くなるに連れて抵抗値が低くなる特性を有している。従って、サーミスタRthの周囲温度が高くなると、該サーミスタRthの抵抗値が低くなってノードN1の電位が次第に低くなり、このように変化するノードN1の電位が温度検出電圧として制御部13に入力される。
このサーミスタRthは、ワイパモータMの発熱(主として巻線温度)と相関関係のあるモータ駆動電流の流れる前記モータ駆動部11のシャント抵抗R0付近に設置されている。つまり、モータ駆動電流が増大するとワイパモータMの発熱が増大するため、該駆動電流の増大により同様に発熱が増大するシャント抵抗R0を検出対象としている。そして、モータ駆動電流の増大によりシャント抵抗R0の発熱が増大すると、サーミスタRthの周囲温度が高くなりこれに伴いサーミスタRthの抵抗値が低くなって、ノードN1から出力される温度検出電圧が低くなるようになっている。
制御部13は、上記した図示略のA/D変換器で温度検出電圧の電圧値を2値化し、CPUでの演算にてワイパモータMの発熱温度(モータ発熱温度)を算出している。制御部13は、算出したモータ発熱温度が第1温度B(例えば110℃)以下においては、該モータ発熱温度が通常範囲内と判定し、通常のワイパ動作を行うための制御信号を駆動信号出力部12に出力する。駆動信号出力部12は、その制御信号に基づく駆動信号を各スイッチング素子Tr1〜Tr4に出力してオンオフさせ、ワイパモータMを通常動作させる。
一方、温度検出電圧に基づくモータ発熱温度が第1温度B(110℃)より高くなると、制御部13は、ワイパモータMが中度の過熱状態以上になったと判定し、ワイパ動作を停止させるための制御信号を駆動信号出力部12に出力する。駆動信号出力部12は、各スイッチング素子Tr1〜Tr4をオフさせ、ワイパモータMへの駆動電流の供給を停止しその駆動を停止させる。
つまり、払拭面1a上に載置される積雪等の異物がワイパ2の通常払拭動作を妨げ、該ワイパが反転位置手前でその払拭動作が規制されてしまった場合に、ワイパモータMに流れるモータ駆動電流が過電流となり、モータ発熱温度が上昇する。制御部13は、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)より高くなることでワイパモータMが中度の過熱状態以上になったと判定すると、モータMへの駆動電流の供給を停止してモータ発熱温度を低下させ、該モータMの焼損を未然に防止する過熱保護制御を行うようになっている。
尚、このようにワイパモータMが中度過熱状態以上である旨の判定が一旦なされた場合、制御部13は、温度検出電圧に基づくモータ発熱温度が第1温度B(110℃)より低い第3温度C(例えば100℃)以下に低下するまで、ワイパモータMへの駆動電流を停止し駆動停止状態を継続するようにヒステリシスを持たせている。
また、モータ制御装置10には、制御部13によるソフト的な過熱保護制御の他に、制御部13の制御によらないハード的な過熱保護回路動作を行う過熱保護回路15が別途備えられている。
詳述すると、過熱保護回路15には判定切替部15aが備えられ、該判定切替部15aを構成するコンパレータ16のプラス側入力端子は、前記発熱温度検出部14を構成する抵抗R10とサーミスタRthとの間のノードN1と接続され、該入力端子にはノードN1で生じる温度検出電圧が印加される。コンパレータ16のマイナス側入力端子には、閾値電圧生成部15bにて生成される閾値電圧が印加される。閾値電圧生成部15bは、5Vの直流電圧が印加される電源線L1とグランドGNDとの間に直列に接続される2個の抵抗R11,R12で構成されている。コンパレータ16のマイナス側入力端子は、各抵抗R11,R12間のノードN2と接続され、該入力端子にはノードN2の電位が閾値電圧として印加される。この抵抗R11,R12の抵抗値は、前記第1温度B(110℃)より高い第2温度A(例えば120℃)に相当する閾値電圧が生じるような抵抗値に設定されている。
コンパレータ16は、一対の電源端子が5Vの直流電圧が印加される電源線L1とグランドGNDとにそれぞれ接続されている。そして、コンパレータ16は、温度検出電圧と閾値電圧とを比較し、該温度検出電圧が閾値電圧以下、即ちモータ発熱温度が第2温度A(120℃)以下においては、Hレベルの出力信号を出力する。モータ発熱温度が第2温度A(120℃)以下、その中でも第1温度B(110℃)以下では通常範囲内であり、また第1温度B(110℃)より高く第2温度A(120℃)以下では中度の過熱状態を意味し、コンパレータ16の出力信号はHレベルとなる。一方、温度検出電圧が閾値電圧を越え、即ちモータ発熱温度が第2温度A(120℃)より高くなると、コンパレータ16は、出力信号をLレベルとする(内部において出力端子をグランドGNDに接続)。コンパレータ16のLレベルの出力信号は、モータ発熱温度が高度の過熱状態を意味する。
コンパレータ16の出力端子は、5Vの直流電圧が印加される電源線L1に抵抗R13を介して接続されるとともに、NPNトランジスタTr11のベースに抵抗R14を介して接続されている。トランジスタTr11のコレクタは、5Vの直流電圧が印加される電源線L1に抵抗R15を介して接続されるとともにNPNトランジスタTr12のベースに接続され、エミッタはグランドGNDに接続されている。トランジスタTr12のコレクタは、前記制御部13から制御信号が入力される前記駆動信号出力部12の入力端子、及び前記モータ駆動部11の低電位側の2個のスイッチング素子Tr3,Tr4のゲートにダイオードD1〜D3を介してそれぞれ接続され、エミッタはグランドGNDに接続されている。
また、コンパレータ16の出力端子は、前記制御部13に抵抗R16を介して接続されるとともに、閾値電圧変更部15cを構成するPNPトランジスタTr13のベースに抵抗R17を介して接続されている。トランジスタTr13のエミッタは、5Vの直流電圧が印加される電源線L1に接続されるとともに、抵抗R18を介してベースに接続され、コレクタは前記閾値電圧生成部15bを構成する各抵抗R11,R12間のノードN2に抵抗R19を介して接続されている。このような構成の過熱保護回路15は、上記したモータ駆動部11、駆動信号出力部(プリドライバIC)12、制御部13、及び発熱温度検出部14とともに1つの回路基板(図示略)上に構成されている。
そして、このような構成の過熱保護回路15は、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)より高くなり、制御部13による過熱保護制御(ワイパモータMの停止制御)が行えなかった等して第2温度A(120℃)よりも高くなることで作動する。
即ち、第2温度A(120℃)以下では、判定切替部15aのコンパレータ16からHレベルの出力信号が出力されており、トランジスタTr11がオン、トランジスタTr12がオフしている。これにより、制御部13から制御信号が入力される駆動信号出力部12の入力端子、及び、スイッチング素子Tr3,Tr4のゲートはそれぞれグランドGNDに接続されず、駆動信号出力部12への制御信号の入力が可能、駆動信号出力部12からスイッチング素子Tr3,Tr4への駆動信号の出力が可能となっている。つまり、制御部13による駆動信号出力部12及びモータ駆動部11を介したワイパモータMの制御が可能となっている。
尚、コンパレータ16の出力信号がHレベルであることから、閾値電圧変更部15cのトランジスタTr13がオフしており、閾値電圧生成部15bの抵抗R11,R12のみの分圧にてコンパレータ16に供給する閾値電圧が生成されている。また、このコンパレータ16の出力信号は制御部13にも出力している。
一方、払拭面1a上に載置される積雪等の異物がワイパ2の通常払拭動作を妨げて該ワイパが反転位置手前でその払拭動作が規制されてしまい、更にマイコンよりなる制御部13の暴走等により上記した過熱保護制御が行えなかった場合、モータ発熱温度が上昇し、やがて第2温度A(120℃)より高くなる。すると、過熱保護回路15では、制御部13による過熱保護制御が行えなかったとし、コンパレータ16の出力信号がHレベルからLレベルに切り替わり、トランジスタTr11がオフ、トランジスタTr12がオンに切り替わる。
これにより、制御部13から制御信号が入力される駆動信号出力部12の入力端子がグランドGNDに接続されるとともに、スイッチング素子Tr3,Tr4のゲートがグランドGNDに接続され、該スイッチング素子Tr3,Tr4がオフに固定される。つまり、過熱保護回路15は、このようにモータMへの駆動電流の供給を停止してモータ発熱温度を低下させ、該モータMを制御部13によらないハード的な過熱保護回路動作を行うようになっている。
尚、コンパレータ16の出力信号がLレベルになると、閾値電圧変更部15cのトランジスタTr13がオンし、並列接続となった抵抗R11及び抵抗R19の合成抵抗と抵抗R12との分圧でコンパレータ16に供給する閾値電圧が生成される。従って、閾値電圧を生成するノードN2の電位は上昇し、本実施形態では、モータ発熱温度が低下して第1温度B(110℃)以下の通常範囲内に復帰したとしても、過熱保護回路15による過熱保護回路動作が一旦なされた場合には、コンパレータ16の出力信号がLレベルのまま維持されるような抵抗R19の抵抗値に設定されており、制御部13によるワイパモータMの制御が不能な状態まま維持されるようになっている。そして、これ以降は、制御部13によるワイパモータMの通常制御を行うには、外部からトランジスタTr13をオフとするリセット処理を行う必要があり、本実施形態では、そのトリガとして車両のイグニッションスイッチ(IG)をオフからオンに切り替えることでそのリセット処理が可能に構成されている。
次に、本実施形態におけるモータ制御装置10の過熱保護機能について図2の動作フローを用いて説明する。
ステップS1では、発熱温度検出部14にてモータ発熱温度が検出され、ステップS2では、モータ発熱温度が第2温度A(120℃)より高いか否かが過熱保護回路15(コンパレータ16)にて判定される。モータ発熱温度が第2温度A(120℃)以下の場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)より高いか否かが制御部13(マイコン)にて判定される。モータ発熱温度が第1温度B(110℃)以下の場合では、ステップS4に進む。ステップS4では、モータ発熱温度が第3温度C(例えば100℃)より高いか否かが制御部13(マイコン)にて判定される。モータ発熱温度が第3温度C(例えば100℃)以下の場合では、ステップS5に進み、制御部13によるワイパモータMの通常制御が行われる。
また、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)以下で第3温度C(例えば100℃)より高い場合においても、制御部13による過熱保護制御が現在行われていないことを条件に、制御部13によるワイパモータMの通常制御が行われる。
即ち、ステップS3において、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)より高くなるとステップS6に進み、モータ発熱温度を低下させるべく、制御部13による過熱保護制御が行われてワイパモータMへの駆動電流の供給が停止される(ワイパモータM停止)。モータ発熱温度が第1温度B(110℃)以下に低下するが第3温度C(例えば100℃)より高い場合、ステップS4からステップS7に進み、現在、制御部13による過熱保護制御が行われているかが判定される。過熱保護制御が現在行われていなければ、ステップS5に進み、制御部13によるワイパモータMの通常制御が行われる。
一方、制御部13による過熱保護制御中であれば、ステップS8に進み、ワイパモータMへの駆動電流の供給の停止が継続される。つまり、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)よりも一旦高くなり制御部13による過熱保護制御が行われると、モータ発熱温度が第3温度C(例えば100℃)以下となるまで制御部13によるワイパモータMの通常制御が行えないようにヒステリシスを持たせてあり、確実にモータ発熱温度を低下させ次のワイパモータMの駆動時にある程度の連続駆動を確保できるようになっている。
前記ステップS2において、モータ発熱温度が第2温度A(120℃)より高くなると、過熱保護回路15(コンパレータ16)が作動し、ステップS9に進む。即ち、モータ発熱温度が第2温度A(120℃)よりも高くなるということは、マイコンよりなる制御部13に何らかの異常が発生し、該制御部13によるソフト的な過熱保護制御がなされていないことが考えられることから、過熱保護回路15(コンパレータ16)によるハード的な過熱保護回路動作が行われる。過熱保護回路15(コンパレータ16)が作動すると、モータ駆動部11のスイッチング素子Tr3,Tr4のゲートがグランドGNDに接続され、該スイッチング素子Tr3,Tr4がオフとなる。これにより、モータMへの駆動電流の供給が停止され、モータ発熱温度の低下が図られる。
そして、このように過熱保護回路15によるハード的な過熱保護回路動作が行われると、ステップS10に進み、車両のイグニッションスイッチ(IG)をオフからオンに切り替える操作を行わないと、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)や第3温度C(例えば100℃)以下となっても、制御部13によるワイパモータMの通常制御が行えないようになっている。
因みに、このようなモータ制御装置10の過熱保護機能において、制御部13によるソフト的な過熱保護が効いたモータ発熱温度の変化は、図3に実線にて示すように、ワイパモータMの負荷が増大してモータ発熱温度が上昇すると、第1温度B(110℃)にてワイパモータMへの駆動電流の供給を停止してモータ発熱温度の低下が図られ、第3温度C(100℃)以下となるまでこれを継続し、第3温度C(100℃)以下になるとワイパモータMの通常制御が可能となって該モータMへの駆動電流の供給が再開されるというように、第1温度B(110℃)と第3温度C(100℃)との間で繰り返す変化となる。
一方、モータ発熱温度が第2温度A(120℃)まで上昇すると、制御部13によるソフト的な過熱保護が効いていないことから、過熱保護回路15によるハード的な過熱保護が作動する。モータ発熱温度が第2温度A(120℃)よりも高くなると、過熱保護回路15は直接的にワイパモータMへの駆動電流の供給を停止し、モータ発熱温度の低下が図られる。この過熱保護回路15によるハード的な過熱保護がなされた場合には、モータ発熱温度が第1温度B(110℃)や第3温度C(例えば100℃)以下に低下しても、イグニッションスイッチ(IG)をオフからオンに切り替える操作を行わないと、ワイパモータMの通常制御が行えないために該モータMへの駆動電流の供給がなされず、モータ発熱温度が低下の一途を辿る変化となる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態のモータ制御装置10には、ソフト的な過熱保護を行う制御部13とは別にハード的な過熱保護を行う過熱保護回路15が備えられている。そして、発熱温度検出部14から出力された温度検出電圧が、制御部13による過熱保護制御が実施される第1温度B(110℃)より高い第2温度A(120℃)に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子(コンパレータ16やトランジスタTr11,Tr12等)の出力特性変化に基づいて制御部13とは独立してモータMへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作が行われる。これにより、制御部13によるソフト的な過熱保護がその制御部13の暴走等にて効かなくなった場合に、制御部13とは独立した過熱保護回路15によるハード的な過熱保護が行われるため、モータMの過熱保護を確実に行うことができる。特に、本実施形態のようなワイパモータMでは、例えば払拭面1a上の積雪等の異物載置によりワイパ2の払拭動作が妨げられ、これによりモータ駆動電流が過大となってモータ発熱温度が大きく上昇する場合がしばしばあるため、このような過熱保護機能を有する意義は大きい。
(2)本実施形態の制御部13は、過熱保護制御を実施した際に、モータ発熱温度がその過熱保護制御が実施される第1温度B(110℃)より低い第3温度C(100℃)以下に低下するまでその過熱保護制御を継続する。つまり、過熱保護制御にヒステリシスを持たせることで、確実にモータ発熱温度を低下させ次のワイパモータMの駆動時にある程度の連続駆動を確保することができる。
(3)本実施形態の過熱保護回路15は、発熱温度検出部14からの温度検出電圧と閾値電圧生成部15bで生成された閾値電圧との比較に基づいて、温度検出電圧が第2温度A(120℃)に相当する電圧より高くなると出力信号の論理を変化させるコンパレータ16と、コンパレータ16の出力信号の論理の変化に基づいてワイパモータMへの電流供給経路を遮断するスイッチ素子としてのトランジスタTr11,Tr12とを備えてなる。つまり、過熱保護回路15をコンパレータ16とトランジスタTr11,Tr12とを用いた簡単な回路にて構成することができる。
(4)本実施形態の過熱保護回路15には閾値電圧変更部15cが備えられ、過熱保護回路15による過熱保護回路動作を行った際に、モータ発熱温度が通常作動できる第1温度B(110℃)や第3温度C(100℃)以下の温度となってもワイパモータMへの駆動電流の供給停止状態を維持するように閾値電圧の電圧値が変更される。つまり、過熱保護回路15によるハード的な過熱保護が行われるということは、制御部13によるソフト的な過熱保護がその制御部13の暴走等にて効かなくなったことを意味するため、本実施形態のようにイグニッションスイッチをオフからオンに切り替えるといった外部から何らかのリセット処理を必要とする構成とすることで、過熱保護回路15によるハード的な過熱保護が繰り返し行われることを防止することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、モータ駆動部11をスイッチング素子Tr1〜Tr4のHブリッジ回路で構成したが、ブリッジ回路以外の駆動回路で構成してもよい。
・上記実施形態では、過熱保護回路15を判定切替部15a、閾値電圧生成部15b、及び閾値電圧変更部15cで構成したが、例えば閾値電圧変更部15cを省略する等、適宜変更してもよい。また、個々の回路部の構成も適宜変更してもよい。
例えば、判定切替部15aでは、ワイパモータMへの電流供給経路を遮断するスイッチ素子としてトランジスタTr11,Tr12を用いたが、このトランジスタを1個としてもよい。また、トランジスタTr11,Tr12はバイポーラトランジスタを用いているが、MOSFET等のその他の半導体スイッチ素子を用いてもよい。また、半導体スイッチ素子以外で、リレー等を用いてもよい。また、判定切替部15aは、モータ駆動部11のスイッチング素子Tr1〜Tr4をオフさせてワイパモータMへの電流供給経路を遮断したが、電流供給経路上にスイッチ素子を別途設け、該スイッチ素子を切り替える構成としてもよい。
また、過熱保護回路15にて過熱保護が行われた際、閾値電圧変更部15cにて判定切替部15aのコンパレータ16に入力する閾値電圧を変更してコンパレータ16の出力信号を固定するようにしたが、例えば閾値電圧を変更せず、過熱保護回路15にて過熱保護が行われた旨の信号(電圧)をコンパレータ16の入力又は出力に加味してコンパレータ16の出力信号を固定するようにしてもよい。
また、過熱保護回路15にて過熱保護が行われた際、イグニッションスイッチをオフからオンに切り替え操作することで、制御部13によるモータMの通常制御を許可する構成としたが、これに限定されるものではなく、これ以外の操作に適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、制御部13による過熱保護制御において、モータ発熱温度が第1温度Bとなって過熱保護を効かせた場合に、その第1温度Bより低い第3温度C以下となるまで通常制御ができないというヒステリシスを持たせたが、ヒステリシスを持たせなくてもよい。
・上記実施形態では、サーミスタRthにNTCサーミスタを用いたが、周囲温度が高くなるに連れて抵抗値が高くなるPTCサーミスタ(Positive Temperature Coefficient Thermistor )を用いてもよい。また、その他の感温素子を用いてもよい。
・上記実施形態では、ワイパモータMの制御に適用したが、その他のモータ制御に適用してもよい。
本実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 モータ制御装置の過熱保護機能を説明するための動作フロー図である。 過熱保護によるモータ発熱温度上昇時の温度変化を示す波形図である。
符号の説明
10…モータ制御装置、13…制御部、14…発熱温度検出部、15…過熱保護回路、15c…閾値電圧変更部、16…コンパレータ、M…ワイパモータ(モータ)、Tr11,Tr12…トランジスタ(スイッチ素子)、A…第2温度、B…第1温度、C…第3温度。

Claims (6)

  1. 制御対象のモータの駆動に伴う発熱温度に応じた温度検出電圧を出力する発熱温度検出部と、
    前記モータの駆動制御を行うとともに、前記発熱温度検出部から出力される前記温度検出電圧の電圧値から演算によりモータ発熱温度を算出し、算出した前記モータ発熱温度に基づいて前記モータが所定の過熱状態となった場合に前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護制御を行う制御部と
    を備えたモータ制御装置であって、
    前記発熱温度検出部から出力される前記温度検出電圧が、前記制御部による前記過熱保護制御が実施される第1温度より高い第2温度に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子の出力特性変化に基づいて前記制御部とは独立して前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作を行う過熱保護回路を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記制御部は、前記過熱保護制御を実施した際に、前記モータ発熱温度が前記第1温度より低い第3温度以下に低下するまでその過熱保護制御を継続することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、
    前記過熱保護回路は、
    前記温度検出電圧と閾値電圧との比較に基づいて前記温度検出電圧が前記第2温度に相当する電圧より高くなると出力信号の論理を変化させるコンパレータと、
    前記コンパレータの出力信号の論理の変化に基づいて前記モータへの電流供給経路を遮断するスイッチ素子と
    を備えてなることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のモータ制御装置において、
    前記過熱保護回路は、前記過熱保護回路動作を行った際に、前記モータ発熱温度が通常作動できる温度となっても前記モータへの駆動電流の供給停止状態を維持するように前記閾値電圧の電圧値を変更する閾値電圧変更部を備えてなることを特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    制御対象は、車両のワイパモータであることを特徴とするモータ制御装置。
  6. 制御対象のモータの駆動に伴う発熱温度を検出し、該発熱温度に応じた温度検出電圧の電圧値から演算によりモータ発熱温度を算出し、算出した前記モータ発熱温度に基づいて前記モータが所定の過熱状態となった場合に前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護制御を行うモータ制御方法であって、
    前記温度検出電圧が、前記過熱保護制御が実施される第1温度より高い第2温度に相当する電圧に到達すると、その温度検出電圧の変化に伴う回路素子の出力特性変化に基づいて前記過熱保護制御とは独立して前記モータへの駆動電流の供給を停止する過熱保護回路動作を行うようにしたことを特徴とするモータ制御方法。
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