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JP2009226403A - 水素ガスを混合ガス源から効率的に分離するためのマイクロチャネル構造を有する水素ガス分離システム - Google Patents

水素ガスを混合ガス源から効率的に分離するためのマイクロチャネル構造を有する水素ガス分離システム Download PDF

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Abstract

【課題】原料ガスから水素を高効率で分離させる。
【解決手段】原料ガスから水素ガスを分離するのに用いる水素純化方法及び水素分離器であって、水素分離器20には、水素透過材料から成る少なくとも1つの水素透過性管40がある。各水素透過性管40に対して1つの支持管30が備えられる。支持管30は、水素透過性管40と同軸的に一直線に配置され、ここで、重なり合う領域において、水素透過性管40と支持管30との間にマイクロチャネル42が存在する。原料ガスはマイクロチャネル42に導入される。原料ガスはマイクロチャネル42内の水素透過性管40上を薄く拡がっていく。マイクロチャネル42の制限により、原料ガスは、マイクロチャネル42を流れる際に乱流特性を示す。乱流は水素分離器20に原料ガスから水素を高効率で分離させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、分子水素をガス体から分離するのに用いるシステムと方法に関する。詳細には、本発明は、混合ガスを、原子水素のみを容易に通過させる水素透過性材料に曝露させることによって、水素を混合ガスから分離するシステムおよび方法に関する。
分子水素の使用は産業において多くの用途がある。しかし、水素を生成する一般的なプロセスでは、多くの場合、生成された水素ガスは純粋ではない。それどころか、水素を生成する際に、生じたガスはしばしば水蒸気、炭化水素および/または他の汚染物質に汚染されている。しかし、多くの場合において、超高純度の水素を得ることが望まれている。技術分野において、超高純度の水素とは、一般に、少なくとも99.999%の純度レベルを有する水素を指す。かかる純度レベルを達成するには、水素ガスを汚染物質から意図的に分離することが必要である。
従来技術において、汚染水素ガスを純化するのに最も一般的に用いられている方法は、ガスをパラジウムやパラジウム合金などの水素透過性材料から成る膜に通過させる方法である。汚染水素ガスが膜を通過する際、原子水素は導管の壁を通過し、それによって汚染物から分離される。かかる従来技術のプロセスでは、典型的には、膜は少なくとも摂氏300度に加熱される。膜の表面において、分子水素は原子水素に分解し、膜の材料が原子水素を吸着する。原子水素は、膜の高圧側から膜の低圧側に透過する。膜の低圧側において、原子水素は再び結合して分子水素を形成する。膜を通過した分子水素は集められて使用に供することができる。かかる従来技術のシステムは、小坂、その他による米国特許第5,614,001号、発明の名称「水素分離器、水素分離装置および水素分離器を製造する方法」に例示されている。
従来技術において、水素透過性膜は、一般的に、コイル状の管として形成される。コイル状の管の壁を通過する水素ガスの流量は、コイル状の管の長さに比例し、コイル状の管の壁の厚さに反比例する。従って、高効率な純化システムは、非常に長くて薄い導管を用いて流量を最大化する必要がある。しかし、パラジウムは非常に高価な貴金属である。従って、パラジウムおよびパラジウム合金製の管は、製造するのに非常に高価である。このように、水素ガス純化システムを製造するに当たって、パラジウムの使用量を可能な限り少なくすることが望ましい。更に、一般に、パラジウムおよびパラジウム合金で作成された管は、高温の加圧状態においてガスを保持する。従って、管の壁は、管の壁にかかる圧力勾配次第では、導管が破裂したり、つぶれたりしてしまうので、薄すぎてはならない。
コイル状の管は従来技術の分離器にしばしば使用されているが、コイル状の管材を用いることには多くの欠点がある。パラジウム系水素分離器を動作させるためには、摂氏300度を超えて加熱する必要がある。パラジウムコイルをかかる温度で加熱すると、それらは膨張する。更に、水素がパラジウムコイルの壁を拡散する際に、パラジウムは著しく膨張する。パラジウムコイルが膨張と収縮とを繰り返すと、パラジウムコイルはねじれる。パラジウムコイルのねじれはパラジウムを疲労させ、パラジウムを脆化させる。遂には、パラジウムコイルにクラックが発生し、水素分離器は機能しなくなってしまう。
コイル状のパラジウム管材を用いた水素分離器の他の欠点は、パラジウムのコイルが振動に対して非常に敏感で損傷を受けやすいことである。水素分離器内のパラジウムコイルはバネとして作用する。水素分離器が動作中に何らかの振動を受ける場合、これらの振動はパラジウムコイル中で共振し、パラジウムコイルの運動が起こる。パラジウムコイルが共振して運動すると、パラジウムは疲労して、脆化する。これは、最終的には、パラジウムコイルにクラックが発生して故障する原因となる。
パラジウムコイルを用いる水素分離器の更に他の欠点は、汚染ガスの詰まりが起こることである。炭化水素を多く含むガスがパラジウムコイルに導入されると、水素が炭化水素から部分的に解離してパラジウムコイルの壁を通過する。パラジウムコイル内に残るのは主として炭素と酸素であり、二酸化炭素と一酸化炭素を形成する。二酸化炭素と一酸化炭素とがパラジウム管を満たす。従って新たな炭化水素ガスは、パラジウムコイルの表面に達する前に、汚染ガス中を拡散していかねばならない。もし、汚染ガスの詰まりが大きくなると、炭化水素がパラジウムの表面に達するまでに非常に長い時間がかかる。供給ガス内の水素は、ガスのコイル内滞留時間と比較して短い時間枠内にパラジウム表面に達することができなければならない。しかし、ガスの流れがコイル中を進むにつれより多くの水素が取り除かれていくに従って、供給ガス中の非水素成分の濃度は次第に増加していく。これにより、水素分離器の効率は大きく低下していく。もし、パラジウム管中の流れを大きくして汚染ガスを追い出すと、水素がパラジウムを通過する機会を持つ以前に、炭化水素がパラジウム管を流れてしまう可能性がある。これは、水素分離器の効率を極めて著しく低下させる。
更に面倒なことに、管の内壁に汚染物が付着するにつれて、パラジウムおよびパラジウム合金で作られた管材の効率は時間とともに低下していく。かかる導管の寿命を延ばすため、多くの製造業者は導管に逆圧をかけることによって管材を洗浄することを試みている。かかる方法では、管材の外面が加圧水素に曝露される。水素は管壁を通過して管の内部に入っていく。水素が管の内部に入っていくにつれ、管の内壁に付着した汚染物の一部を水素によって除去することができる。
多くの管材は概して円筒形をしているので、管の内部が管の外部よりも高く加圧されている場合には、管はかなり高い圧力勾配に耐えることができる。しかし、かかる管が洗浄され、管の内圧よりも管の外圧が高くなっている場合、ずっと小さな圧力勾配が使用されるようにしないと、管材が内側に破裂する可能性がある。
コイル状の管材を用いた場合に生じる上記の欠点を克服する一つの試みにおいて、直線状の管材のセグメントを用いる水素分離器が設計された。例えば、Edlundによる米国特許第5,997,594号、発明の名称「水素純化機能を内蔵した水蒸気改質器」では、パラジウム管の直線状のセグメントがより大きな管の内部に配置されている。ガスは大きい方の管内を流れるようになされる。ガスからの水素はパラジウム管中に透過し、そこで集められる。
反対の構造が、Buxbaumによる米国特許第6,461,408号、発明の名称「水素発生器」に開示されている。Buxbaumの設計では、パラジウム管材の直線状の部分の内部に、小径の管が配置される。ガスはパラジウム管材内に導入される。ガスからの水素はパラジウム管材外へ透過し、集められる。残りの廃ガスは小口径の管によって除去される。
Edlund特許およびBuxbaum特許の両方に示されるような従来技術によるシステムでは、パラジウム管の内部か、パラジウム管の外部に沿ってガスが流される。しかし、両従来技術の設計においても、ガスが流される空間は大きい。これにより、ガスがパラジウム管の長さに沿って流れる際にガスは層流を有することができる。通過するガスの層流の特性のため、流れるガスにおける乱流は非常に少ない。層流パターンは、ガスがパラジウム管材外に流れる前に、多くのガスがパラジウム管の表面と接触することを防ぐ。従って、ガス流内に含まれるであろう多くの水素は、パラジウム管に吸収される機会を全く持たない。水素はパラジウム管材内を単に押し流されるだけである。従って、水素分離器の総体的な効率は低いままである。
米国特許第5,614,001号 米国特許第5,997,594号 米国特許第6,461,408号
従って、パラジウム表面へのガスの暴露を最適にし、それによって汚染ガス中を水素が拡散する必要を極小化する水素分離器に対するニーズが存在する。
更に、高濃度の炭化水素ガスが、炭化水素をガスの流れによってパラジウム管材の外部に掃き出してしまう原因となる層流の特性を作ることなく、パラジウム管材内を流れることを可能とする水素分離器に対するニーズが存在する。
これらのニーズは、以下に記載し、その権利を主張するように、本発明によって達成される。
本発明は、原料ガスから水素ガスを分離するのに用いる水素純化システムである。水素純化システムは、原料ガスが流れ込むことが可能なようになされた水素分離器を含む。水素分離器内には、開口した第1の端部と、閉じられた第2の端部を有する少なくとも1つの水素透過性管がある。各水素透過性管は、パラジウムまたはパラジウム合金等の水素透過性材料から作られる。
各水素透過性管に対して支持管が備えられる。支持管は、水素透過性管と同軸となるよう位置決めされる。支持管の外径は、周囲の水素透過性管の内径よりもわずかに小さい。従って、支持管を水素透過性管の内部に配置した場合、水素透過性管の内側と支持管の外側との間には、小さなマイクロチャネルが存在するにすぎない。
原料ガスは、マイクロチャネルに導入される。原料ガスは水素透過性管に沿ってマイクロチャネル内に薄く広がる。マイクロチャネルの寸法により生じる流れの制限は、原料ガスがマイクロチャネルを流れる際に乱流の特性を有する。乱流特性は、原料ガスのほとんどのガス分子を、マイクロチャネル内のある点で、水素透過性管と接触させる。従って、原料ガスからの水素は、高い確率で水素透過性管を通過する。これにより、水素分離器の効率が著しく高められる。
水素ガスを原料ガスから分離する方法であって、第1の端と、内面と、内径とを有する水素透過材料の管を備えるステップと、外面と、外径を有する支持管を備えるステップであって、前記支持管の前記外径が前記水素透過材料の管の前記内径よりもわずかに小さい、支持管を備えるステップと、前記水素透過材料の管を、前記支持管を取り囲むように同軸的に配置して、前記支持管の前記外面と前記水素透過材料の管の前記内面との間に300ミクロンより小さいマイクロチャネルを形成するステップと、前記マイクロチャネルを流れるときに、前記原料ガスが乱流特性を有する流量で前記原料ガスを前記マイクロチャネルに通過させるステップであって、前記原料ガスからの水素が、前記水素透過材料に接触し、前記水素透過材料によって吸収されて前記原料ガスから分離される機会が提供されるステップとを含む方法とした。
本発明のシステムは、小さな空間と少量の貴金属とを用いて、水素ガスを大流量で純化する手段を提供する。
図1を参照すると、本発明による水素純化システム10の例示的な実施の形態の概略図が示されている。水素純化システム10は水素分離器20を含んでいる。水素分離器20は、炭化水素または汚染水素ガスを含む汚染原料ガスの供給源に接続されている。汚染原料ガスは、例えば、加熱ディーゼル燃料、エタノール、ガソリン、または水蒸気を混合された単なる水素である。
水素分離器20は、外部発熱体12によって動作温度に加熱される。水素分離器20は、汚染原料ガスから水素を分離し、それによって超高純度水素と排ガスとを生成する。超高純度水素は第1の収集口14を介して収集される。排ガスは、第2の排ガス収集口16を介して収集される。
汚染原料ガスは供給口18を介して水素分離器20に入る。図2を図3と併せて参照すると、供給口18は、密閉ハウジング24の一端からプレナムチャンバ22内に通じていることがわかる。密閉ハウジング24は汚染原料ガスに含まれるどの成分ガスとも反応しないステンレススチールまたはその他の高強度合金によって作られるのが好ましい。
プレナムチャンバ22は密閉ハウジング24の内側と第1の有孔壁26との間の空間を指す。有孔壁26は、空間的に高効率に、対称的に配置された複数の孔28を含んでいる。孔28は、各孔28の周辺に所定の最小材料領域を維持しながら可能な限り高密度となるように離間されるのが好ましい。
複数の支持管30が、第1の有孔壁26から延在している。支持管30は反対側に開口端46を持ち、堅い管壁を有している。支持管30は、第1の有孔壁26へ各孔28において結合されている。このように、孔28は支持管30の内部と連通し、第1の有孔壁26を介してプレナムチャンバ22から流れ出すガスはすべて必ず支持管30を流れる。
支持管30は、密閉ハウジング24の内部と略同じ長さを有している。支持管30および有孔壁26は、密閉ハウジング24と同じ非反応性材料で作られるのが好ましい。このようにすれば、第1の有孔壁26と支持管30は、密閉ハウジング24と同一の熱膨張係数を有することとなる。
第2の有孔壁32は、密閉ハウジング24内の第1の有孔壁26と隣接する位置に配設されている。第2の有孔壁32は、プレナムチャンバ22に加えて、更に2つのチャンバを密閉ハウジング24内に形成する。排ガス収集チャンバ34が第1の有孔壁26と第2の有孔壁32との間に形成されている。また、水素収集チャンバ36は、第2の有孔壁32と密閉ハウジング24の第2の端部45との間に形成されている。
第2の有孔壁32には、第1の有孔壁26から延在している支持管30の直径よりもわずかに大きな複数の孔38が設けられている。第2の有孔壁32の孔38は支持管30と一直線になっており、これによって支持管30が第2の有孔壁32を通って延在できる。
複数の水素透過性管40が、第2の有孔壁32に結合されている。水素透過性管40は、第2の有孔壁32の孔38と一直線になっており、支持管30の周囲を通っている。従って、水素透過性管40は支持管30と同軸上に配列され、支持管30を囲むことは言うまでもない。水素透過性管40は、パラジウムまたはパラジウム・銀合金等のパラジウム系合金であるのが好ましい。
図4を図5と併せて参照すると、各水素透過性管40の内径は各支持管30の外径よりもわずかに大きいだけであることがわかる。従って、支持管30の外面と水素透過性管40の内面との間にマイクロチャネル42が存在する。マイクロチャネル42は、水素透過性管40が支持管30と重なる領域を、支持管30の長さに沿って延在している。この長さは、3インチから12インチの範囲であるのが好ましい。マイクロチャネル42の大きさは、水素分離器20の機能性にとって重要である。マイクロチャネル42は300ミクロン以下で約250ミクロンであるのが好ましい。任意のマイクロチャネル42を介する汚染原料ガスの流量は、1分間につき2〜3リットルであるのが好ましい。マイクロチャネル42をこのように小さくし、流量をこのように大きくすると、汚染原料ガスは、支持管30の外面と水素透過性管40の内面とにおいて大きな摩擦を生じる。この摩擦によって、汚染原料ガスの流れはマイクロチャネル42の範囲において完全に乱流となる。マイクロチャネル内において汚染原料ガスの流れが乱流となるため、汚染原料ガスを水素透過性管40の内面に衝突させることなくマイクロチャネル42を介して掃き出すことのできる層流の大きなチャネルは全く存在しない。むしろ、汚染原料ガスのマイクロチャネル42内での乱流により、多くの渦と流れのうねりとが生じる。その結果、汚染原料ガスに含まれるほとんどすべての水素分子が、水素透過性管40の内面と接触する確率が統計的に高くなる。更に、汚染原料ガスの乱流により、各水素分子はより大きなエネルギーで水素透過性管の内面と衝突する。従って、水素分子が水素透過性管40と反応し、水素透過性管40を通過する確率が高くなる。
更に、非常に小さいマイクロチャネル42を提供することによって、汚染原料ガスが乱流を受ける際に非常に薄く拡がることは言うまでもない。マイクロチャネル42内のガスが水素透過性管40に達するまでの時間は、一般に、マイクロチャネルの大きさの二乗に比例する。従って、マイクロチャネル42を非常に小さく保てば、水素ガスが水素透過性管40に曝露されるまでの時間は短時間のままである。これによって、短くて比較的安価な水素透過性管40を用いて、従来の長い水素透過性管で得られるよりも高い効率を達成することが可能となる。
水素透過性管40は、それらが囲む支持管30よりも長い。水素透過性管40の自由端は閉じられている。水素透過性管40の自由端は、傾斜されず、鑞付けされないのが好ましい。傾斜のある自由端あるいは鑞付けされた自由端では、膨張と収縮とを繰り返すサイクルに長く耐えることができない。本実施の形態では、内側エンドキャップ44が備えられている。内側エンドキャップを用いることによって、円筒形状を維持したまま水素透過性管40を封止することが可能となる。内側エンドキャップ44は各水素透過性管40の端部位置において内部が鑞付けされる。エンドキャップ44は、水素透過性管40の内側に鑞付けされるのが好ましい。このように、水素透過性管40が加熱されて分子水素で飽和状態になった場合に、エンドキャップ44は水素透過性管40が外側に膨張するのを妨げない。
キャップで封止された各水素透過性管40の端部も、密閉ハウジング24(図2)の第2の端部45(図3)から所定の距離にある。この所定の距離は、温度や水素膨張により生じる水素透過性管40の長さの何れの変化よりも大きい。このように、水素透過性管40は、制限なしに自由に膨張する。
水素透過性管40は直線状である。従って、水素透過性管とその支持体との間の熱および水素による膨張の差による機械的な応力が除去される。水素透過性管40は、1点で支持され各管の長さのただ1点のみにおいて固定される。この基本概念によって、水素透過性管40が温度変化および水素吸収状態の変化に応じて自由に膨張することが可能となる。
再び図2と図3と図4とを併せて参照すると、作動においては、密閉ハウジング24とそのすべての内容物が摂氏300度を超える動作温度に加熱されるのがわかる。汚染原料ガスは、プレナムチャンバ22内に導入される。汚染原料ガスは、プレナムチャンバ22を満たし、第1の有孔壁26を介して支持管30内に流れ込む。汚染原料ガスは、支持管30の開口端46から出て、支持管30の外面と周囲の水素透過性管40の内面との間に存在するマイクロチャネル42を通って強制的に流される。汚染原料ガスは、乱流特性を持つマイクロチャネル42を通って移動する。マイクロチャネル42は、排ガス収集チャンバ34に排出する。しかし、汚染原料ガスがマイクロチャネル42を通って流れる際に、流れるガスは薄く拡がって、乱流となって水素透過性管40の外面に沿って流れていく。マイクロチャネル42の長さと幅、およびガス流量は、汚染原料ガスが水素透過性管40を透過する効率を最大とするように設計される。汚染原料ガスを水素透過性管40の表面上に薄く乱流で拡げることによって、汚染原料ガス中に含まれる水素が水素透過材料と接触する前に遠くまで拡散させる必要はない。このように、汚染原料ガス中にある多くの割合の水素に汚染ガスから分離し、水素透過性管40を透過する機会が与えられる。動作パラメータによっては、80%を超える水素拡散効率を得ることも可能である。
水素ガスは、水素透過性管40を透過した後に、密閉ハウジング24の収集チャンバ36内を通る。収集チャンバ36内の水素ガスは次いで、収集チャンバ36から引き出されて使用に供される。分子水素のみが汚染原料ガスから分離し、水素透過性管40を透過することができるので、水素ガスは超高純度である。
汚染原料ガスの非水素成分は、マイクロチャネル42を通過し、排ガス収集チャンバ34に流れる。更に非水素成分は次いで水素分離器20から排出される。水素ガス収集チャンバ36の圧力は、排ガス収集チャンバ34の圧力よりも低く保たれる。このように、マイクロチャネル42と水素収集チャンバ36との間には正の圧力差が存在し、これにより、水素の流れが水素透過性管40を透過し、水素収集チャンバ36に収集されることが促進される。
マイクロチャネル42は、支持管30を水素透過性管40の内部に同軸的に配置することによって形成される。しかし、かかる構造にすることにより、他の利点も生み出す。通常動作中は、水素透過性管40は、内部で加圧され、従って、外側に向かって、内部の支持管30から遠ざかる方向に膨張する。しかし、水素分離器20は、誤って、または洗浄のために故意に、逆方向に加圧されると、水素透過性管40は外側から加圧され支持管30上で収縮する。マイクロチャネル42は非常に小さく、水素透過性管40が損傷を受けることなく支持管30と接触することができる。支持管30は、水素透過性管40に構造的保全性を提供し、水素透過性管40が崩壊してしまうのを防ぐ。従って、支持管30を水素透過性管40の内部に配置することにより、水素分離器20全体の逆圧による損傷に対する耐性が非常に高められる。
所定の壁厚では、小径の管は、大径の管よりも高い圧力差に耐えることができる。これは、管の壁が受ける応力が、壁にかかる圧力降下と管の半径との積を管壁の厚さで割った値に等しいからである。実際の水素分離器では、大きなガス流を、圧力降下による損失を比較的小さくして流す必要があるが、このような必要性は、単一または少数の小径管を使用した場合には満たすことができないように思われる。更には、小径管における、曝露される壁の面積は比較的小さい。本発明では、これらの問題を、比較的短く小径の水素透過性管40を多数並列に配置することで解決を図っている。
使用される汚染原料ガスによっては、汚染原料ガスを触媒に通過させて汚染ガスを調整することが望ましいであろう。図6を参照すると、水素分離器のプレナムチャンバ22は触媒50で満たすことができることがわかる。この結果、支持管30および水素透過性管40に流れ込むすべてのガスは、まず最初に触媒50を通らなければならない。選択される触媒50は、使用される汚染原料ガスによる。例えば、汚染原料ガスが石油蒸留物である場合には、鉄・クロム酸化物、銅・亜鉛酸化物、およびある種の貴金属等の触媒が使用されて、ガス中に存在する複合炭化水素が解離するのを助けることができる。
触媒50の有効性を高めるために、触媒材料を、支持管30と水素透過性管40の間のマイクロチャネル42に導入することもできる。図6には、マイクロチャネル42中の触媒50の位置についても示されている。このように、汚染ガスから水素が取り除かれるのと同時に汚染原料ガスは触媒作用を受ける。水素ガスの分圧はマイクロチャネル42中では低くなるので、触媒はより有効に水素分子がガス中の炭化水素から分離するのを助けることができる。
上記の本発明の実施の形態においては、水素透過性管40が支持管30を囲むように配置されている。汚染原料ガスは次いで、支持管30と水素透過性管40との間を流れることが可能である。図7を参照すると、水素分離器60の他の実施の形態が示されており、ここでは支持管62が水素透過性管64の外側に配置されている。
この実施の形態では、密閉ハウジング66がある。水素透過性管64は密閉ハウジング66内の第1の有孔壁68から延在している。水素透過性管64はキャップで封止された端部69を有する。収集チャンバ70が密閉ハウジング66の一端部と第1の有孔壁68との間に形成される。収集チャンバ70は水素透過性管64の内部と連通している。
第2の有孔壁72が密閉ハウジング66内に配置される。排ガス収集チャンバ73が第1の有孔壁68と第2の有孔壁72との間に形成される。複数の支持管62が第2の有孔壁72から延在している。支持管62は、水素透過性管64と一直線に配置され、水素透過性管64を囲んでいる。
プレナムチャンバ74が第2の有孔壁72と密閉ハウジング66の他端77との間に形成される。汚染原料ガスがプレナムチャンバ74内に導入される。汚染原料ガスは支持管62内に流れ込み、支持管62を水素透過性管64から分離しているマイクロチャネル76を通って流れる。水素ガスがマイクロチャネル76を乱流となって流れる際、水素ガスが水素透過性管64の材料を透過する。水素透過性管64を通過した水素ガスは収集チャンバ70内に収集される。マイクロチャネル76を流れる排ガスは、排ガス収集チャンバ73内に収集され、水素分離器60から取り除かれる。
説明した水素分離器の実施の形態は単なる例示であり、当該技術に精通する者によって上記実施の形態に対して多くの変更が可能であることは、言うまでもない。例えば、上記の実施の形態はいくつかの支持管と水素透過性管を有するに過ぎない。本発明の実施の形態は、かかる管を数百個用いるようにできていることは言うまでもない。更に、支持管と水素透過性管との間にマイクロチャネルが形成されるようになされる限り、水素透過性管を支持管の内側でも外側でもどちらに配置してもよいことも言うまでもない。更に、汚染原料ガスとして用いられるガス成分の種類によっては、触媒を水素分離器内に含むこともできる。かかるすべての変形、改良、または他の実施の形態は、請求の範囲に定義される本発明に含まれる。
本発明のより良い理解のために、添付図面とともに例示的な実施の形態を参照する。
水素純化システムの例示的な実施の形態の概略図である。 例示的な水素分離器の分解図である。 図2に示す水素分離器の断面図である。 図3に示すAの部分の拡大図である。 図4に示す断面Bの拡大図である。 水素分離器の他の実施の形態の断面図である。 水素分離器のさらに別の実施の形態の断面図である。
10 水素純化システム 12 外部発熱体 14 第1の収集口 16 第2の排ガス収集口 18 供給口 20 水素分離器 22 プレナムチャンバ 24 密閉ハウジング 26 第1の有孔壁 28 孔 30 支持管 32 第2の有孔壁 34 排ガス収集チャンバ 36 水素収集チャンバ 38 孔 40 水素透過性管 42 マイクロチャネル 44 内側エンドキャップ 45 第2の端部 46 開口端 50 触媒 60 水素分離器 62 支持管 64 水素透過性管 66 密閉ハウジング 68 第1の有孔壁 69 端部 70 収集チャンバ 72 第2の有孔壁 73 排ガス収集チャンバ 74 プレナムチャンバ 76 マイクロチャネル 77 他端

Claims (20)

  1. 水素ガスを原料ガスから分離する方法であって、
    第1の端と、内面と、内径とを有する水素透過材料の管を備えるステップと、
    外面と、外径を有する支持管を備えるステップであって、前記支持管の前記外径が前記水素透過材料の管の前記内径よりもわずかに小さい、支持管を備えるステップと、
    前記水素透過材料の管を、前記支持管を取り囲むように同軸的に配置して、前記支持管の前記外面と前記水素透過材料の管の前記内面との間に300ミクロンより小さいマイクロチャネルを形成するステップと、
    前記マイクロチャネルを流れるときに、前記原料ガスが乱流特性を有する流量で前記原料ガスを前記マイクロチャネルに通過させるステップであって、前記原料ガスからの水素が、前記水素透過材料に接触し、前記水素透過材料によって吸収されて前記原料ガスから分離される機会が提供される、ステップと、を含む、
    方法。
  2. 前記原料ガスを前記マイクロチャネルに通過させる前記ステップが、前記原料ガスを、前記支持管を介して前記マイクロチャネルに導入するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記水素透過材料の管を、前記支持管を取り囲むように同軸的に配置する前記ステップが、前記支持管を前記水素透過材料の管の前記第1の端部に挿入するステップを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 更に、前記原料ガスから分離した水素ガスを収集するステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 水素ガスを収集する前記ステップが、前記水素透過材料の管の前記第1の端部から前記水素ガスを収集するステップを含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 水素透過材料の管を備える前記ステップが、複数の水素透過材料の管を備えるステップを含み、前記複数の管は第1の共通チャンバと連通する、
    請求項4に記載の方法。
  7. 水素ガスを収集する前記ステップが、前記第1の共通チャンバから前記水素ガスを引き出すステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 更に、前記原料ガスが前記マイクロチャネルに入る前に、前記原料ガスを触媒に通過させるステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 更に、前記原料ガスを前記マイクロチャネル内の触媒に通過させるステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 水素ガスを原料ガスから分離する方法であって、
    第1の端と、外面と、外径とを有する水素透過材料の管を備えるステップと、
    第1の端と、第2の端と、内面と、内径とを有する支持管を備えるステップであって、前記支持管の前記内径が前記水素透過性材料の管の前記外径よりも大きい、支持管を備えるステップと、
    前記水素透過材料の管を前記支持管の内部に同軸的に配置して、前記支持管の前記内面と前記水素透過材料の管の前記外面との間にマイクロチャネルを形成するステップと、
    前記マイクロチャネルを流れるときに、前記原料ガスが乱流特性を有する流量で前記原料ガスを前記マイクロチャネルに通過させるステップであって、前記原料ガスからの水素が、前記水素透過材料に接触し、前記水素透過材料によって吸収され、その中で前記原料ガスから分離されるステップと、を含む、
    方法。
  11. 前記マイクロチャネルが、前記支持管の前記内面と前記水素透過材料の管の前記外面との間で300ミクロンを超えずに延在する、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記原料ガスを前記マイクロチャネルに通過させる前記ステップが、前記原料ガスを、前記支持管を介して前記マイクロチャネルに導入するステップを含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記水素透過材料の管を前記支持管の内部に同軸的に配置するステップが、前記水素透過材料の管の前記第1の端部を前記支持管の前記第2の端部に挿入するステップを含む、
    請求項10に記載の方法。
  14. 更に、前記原料ガスから分離した水素ガスを収集するステップを含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 水素ガスを収集する前記ステップが、前記水素透過材料の管の前記第1の端部から前記水素ガスを収集するステップを含む、
    請求項14に記載の方法。
  16. 水素透過材料の管を備える前記ステップが、複数の水素透過材料の管を備えるステップを含み、前記複数の管は第1の共通チャンバと連通する、
    請求項14に記載の方法。
  17. 水素ガスを収集する前記ステップが、前記第1の共通チャンバから前記水素ガスを引き出すステップを含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 原料ガスから水素ガスを分離する水素分離器において、前記原料ガスが水素透過膜を流れる際に、前記水素透過膜によって前記原料ガスからの水素をより高い効率で吸収させるために、前記原料ガスに乱流を生じさせる方法であって、
    開放端を有する水素透過性管の形で水素透過膜を備えるステップと、
    支持管を備えるステップと、
    前記水素透過性管と前記支持管とを同軸的に配置させるステップであって、300ミクロンを超えないマイクロチャネルが、前記水素透過性管と前記支持管との間に存在する、ステップと、
    前記マイクロチャネルを流れるときに、前記原料ガスが乱流特性を有する流量で前記原料ガスを前記マイクロチャネルに導入するステップと、を含む、
    方法。
  19. 更に、水素ガスを前記水素透過性管の前記開放端から収集するステップを含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 更に、前記原料ガスを、前記支持管を介して前記マイクロチャネルに導入するステップを含む、
    請求項18に記載の方法。
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