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JP2009225741A - 刈払装置 - Google Patents

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JP2009225741A
JP2009225741A JP2008076819A JP2008076819A JP2009225741A JP 2009225741 A JP2009225741 A JP 2009225741A JP 2008076819 A JP2008076819 A JP 2008076819A JP 2008076819 A JP2008076819 A JP 2008076819A JP 2009225741 A JP2009225741 A JP 2009225741A
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Yukimitsu Yasukouchi
幸光 安河内
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Abstract

【課題】 コード体を簡単に早く巻き付けることができ、刈払中に巻き付けたコード体が交錯することなくスムーズで確実な自動繰り出しが可能な刈払装置を提供する。
【解決手段】
刈払装置1を、駆動軸8を取り付けることのできる胴部10と、巻取り操作部12とを有する本体2と、枠板20a、20bおよび仕切板21を有し、所定のラチェット機構を介して、胴部10を内挿し、巻取り部29a、29bを形成するとともに、導出部41、41’が配設された枠体3と、胴部10に設けられた挿通孔に、両自由端部を胴部10の内側から挿通し、巻取り操作部12を回転させることによって、巻取り部29a、29bに巻装されるようになされたコード体4と、を備え、本体2の回転に伴って、本体2、枠体3およびコード体4が一体となって回転するとともに、コード体4の両自由端部が、導出部41、41’から上下互い違いに連続して所要長さ延出されるように構成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、草刈機における刈払装置に関する。
従来、草刈作業の安全性等向上のために、ナイロンコード等のコード体を使用した刈払装置が知られている。このような刈払装置では、草刈機の駆動軸先端に装着される回転体と、回転体に巻装されるコード体とが備えられ、駆動軸を介して回転体を回転させるとともに、延出したコード体の自由端部側を草類に衝突させることによって刈払を行うようにしている(例えば、特許文献1)
実開平6−79219号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるもの等従来の刈払装置にあっては、回転体へのコード体の巻き付けに手間や時間がかかるものが多く、また、使用によってコード体が磨耗して短くなったときには、いったん回転を停止させ、手動または回転体を地面に押し付ける等の面倒な操作を行ってコード体を磨耗長さだけ引き出す、あるいはコード体自体を差し替える必要があり、複雑な構成の割には不便で作業効率が非常に悪いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、コード体を簡単に早く巻き付けることができるとともに、刈払中に巻き付けたコード体が交錯することなくスムーズで確実な自動繰り出しが可能で、しかもこれをきわめて簡易な構造によって実現した刈払装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の刈払装置は、一定の回転方向に回転する駆動軸を上端側に取り付けることのできる円筒状の胴部と、該胴部の下端側に連成された巻取り操作部とを有する本体と、リング状をなす上下一対の枠板および該枠板の間に介設される仕切板を有し、該回転方向とは逆廻り方向への該胴部の回転を制限するラチェット機構を介して、該胴部を内挿し、該胴部の外周側かつ該仕切板の上下にそれぞれ巻取り部を形成するとともに、中心角が鈍角となる円弧状をなし、側面外方に向かって開放された一対の導出部が、平面視対称に配設された枠体と、該上下の巻取り部にそれぞれ連通するように該胴部に設けられた挿通孔に、両自由端部を該胴部の内側から挿通し、該胴部の内側に、折曲部を係着するとともに、該巻取り操作部を、該枠体に対して該回転方向と同一廻りに回転させることによって、該回転方向とは逆廻りに、該上下の巻取り部に巻装されるようになされた一本のコード体と、を備え、駆動軸を介して回転させられる該本体の該回転方向への回転に伴って、該本体と該枠体とが係合し、該本体、該枠体および該コード体が一体となって該回転方向に回転するとともに、巻装された該コード体の両自由端部が、磨耗して短くなるごとに、該導出部から上下互い違いに連続して所要長さ延出されるようになされたことを要旨とする。
また、請求項2に記載の刈払装置は、請求項1に記載の構成において、該導出部のなす該中心角が、125〜150度であることを要旨とする。
また、請求項3に記載の刈払装置は、請求項1または2に記載の構成において、該胴部の外周に、複数の係止片が等間隔に突設されるとともに、該仕切板の内周に、該係止片に対応してラチェット機構を形成するための複数の凹部が鋸歯状に周設されたことを要旨とする。
また、請求項4に記載の刈払装置は、請求項3に記載の構成において、該係止片が、剛性を有する細板材からなり、接線状をなして弾力的に該胴部に接続される係止爪により構成されており、該係止爪が、該仕切板の内周に対向して配設されるとともに、該胴部の外周面における該係止爪の上下の位置に、該コード体がそれぞれ巻回されるようになされたことを要旨とする。
また、請求項5に記載の刈払装置は、請求項2乃至4の何れかに記載の構成において、該枠体が、弧状壁からなるガイド部を備え、該ガイド部の配設により該導出部が形成可能となされたことを要旨とする。
本発明の刈払装置によれば、一定の回転方向に回転する駆動軸を上端側に取り付けることのできる円筒状の胴部と、該胴部の下端側に連成された巻取り操作部とを有する本体と、リング状をなす上下一対の枠板および該枠板の間に介設される仕切板を有し、該回転方向とは逆廻り方向への該胴部の回転を制限するラチェット機構を介して、該胴部を内挿し、該胴部の外周側かつ該仕切板の上下にそれぞれ巻取り部を形成するとともに、中心角が鈍角となる円弧状をなし、側面外方に向かって開放された一対の導出部が、平面視対称に配設された枠体と、該上下の巻取り部にそれぞれ連通するように該胴部に設けられた挿通孔に、両自由端部を該胴部の内側から挿通し、該胴部の内側に、折曲部を係着するとともに、該巻取り操作部を、該枠体に対して該回転方向と同一廻りに回転させることによって、該回転方向とは逆廻りに、該上下の巻取り部に巻装されるようになされた一本のコード体と、を備え、駆動軸を介して回転させられる該本体の該回転方向への回転に伴って、該本体と該枠体とが係合し、該本体、該枠体および該コード体が一体となって該回転方向に回転するとともに、巻装された該コード体の両自由端部が、磨耗して短くなるごとに、該導出部から上下互い違いに連続して所要長さ延出される構成であるため、きわめて簡易な構造でありながら、コード体を簡単に早く巻き付けることができるとともに、刈払中に巻き付けたコード体が交錯することなくスムーズで確実な自動繰り出しが可能となる。本発明の刈払装置によれば、使用によってコード体が磨耗して短くなっても、いちいち回転を停止させることなく、長時間連続して刈払作業を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1、2は本実施形態に係る刈払装置1の斜視図であり、図3は本体2のみを示した斜視図、図4は枠体3のみを示した斜視図、図5は刈払装置1の一部分解斜視図である。図6は刈払装置1の縦断面図、図7は図6におけるA−A線断面図である。図8はコード体4の装着状況を示す拡大断面図、図9はコード体4の装着状況を示す平面図、図10は刈払装置1の使用状態を示す平面一部切欠図である。図11(a)(b)は比較例を示す平面図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態に係る刈払装置1は、本体2、枠体3およびコード体4から構成されている。刈払装置1は、図6に示すように、長尺のシャフト6とその基端部に原動機(図示せず)を備えた草刈機7における駆動軸8の先端に、本体2と枠体3とが駆動軸8と一体となって一定の回転方向に回転駆動するように取り付けられるものである。
本体2は、図3および図5に示すように、背の低い円筒状をなす胴部10と、胴部10の上方を覆う円盤状の取付部11と、胴部10の下端にフランジ状に連成される巻取り操作部12とから構成されている。胴部10の外周面10’における中間高さの位置には、係止片としての4個の係止爪14が、所定の方向に向かって、かつ等間隔で周設されている(図7参照)。係止爪14は、剛性を有する細板材からなり、接線状をなして弾力的に胴部10の外周面10’に接続されている。また、胴部10の所定位置には、コード体4を挿通するための一対の挿通孔16a、16bが穿設されている。
取付部11は、中央に駆動軸8を固定するための取付穴18が設けられており、図6に示すように、胴部10に対して径方向内外に突出するように形成されている。
巻取り操作部12は、コード体4の巻取り手動操作に用いられるものであるが、操作性を考慮して、図2および図6に示すように、外周側がやや厚みのある形状となされている。外周部に滑り止めのための凹凸等を設けるようにしてもよい。
枠体3は、図4および図5に示すように、同形のリング状をなす上下一対の枠板20a、20bおよび枠板20a、20bの間に介設される仕切板21と、これらを等間隔に支持するガイド支柱23、24、23’、24’とから構成されている。ガイド支柱23、24および23’、24’は、それぞれ所定のガイド部40および40’を形成している(後述)。
本実施形態では、仕切板21の適宜位置に穿設した貫通孔25にガイド支柱23、24、23’、24’を貫通させ、仕切板21とガイド支柱23、24、23’、24’とをそれぞれ固着する構成としている。
本体2と枠体3とは、図1〜図7に示すように、所定のラチェット機構を介して、枠体3に本体2の胴部10を内挿するとともに、本体2の取付部11と巻取り操作部12との間に枠体3を回動可能に挟み込むようにして組み立てられる。このため、枠体3には、胴部10の外径よりもわずかに(1mm程度)大きい挿入穴27が上下に連通して形成されている。
また、図6に示すように、枠体3の組み付けによって、胴部10の外周側には、仕切板21で上下二分割された巻取り部29a、29bが形成されることとなる。
仕切板21の内周には、図4〜図7に示すように、ラチェット機構を形成するための複数の凹部30が鋸歯状に周設されている。凹部30は、胴部10の係止爪14にちょうど嵌合する形状に切欠してあり、係止爪14の先端に当接可能な係止壁31を備えている。
コード体4は、一本の長尺紐状をなし、上記の巻取り部29a、29bにそれぞれ巻装され、図1〜図2に示すように、自由端部35a、35bを枠体3から所要長さ延出して配設されるものである。また、図6に示すように、枠板20aと仕切板21、枠板20bと仕切板21との間隔は、コード体4の最大直径(=d)に対して、それぞれ1.2×d〜1.4×d程度に構成されている。
コード体4としては、例えばナイロン等の合成樹脂製のものが使用できる。強度向上のため、アルミニウム等の微量の金属粉を混合したものであればより好ましい。本実施形態では、断面円形(直径3mm程度)のコード体4を用いているが、この他に断面多角形や断面星形のもの、あるいは軸方向に捩じりを加えたものを用いてもよい。
本体2および枠体3を構成するための構成材料としては、特に制限は無く、例えばプラスチック等合成樹脂やステンレス等金属を必要に応じて選定することができる。軽量化を図るためには、主要部を合成樹脂製とすることが好ましい。本体2および枠体3の組み立てに際しては、接着、溶着、圧着あるいはビス、ネジ、ボルトなど既知の固着手段が適宜用いられる。
上記構成の刈払装置1において、コード体4の装着(巻取り)は以下のようにして行われる。すなわち、図8に示すように、まず一本のコード体4を約半分折りにし、胴部10の内側から、両自由端部35a、35bをそれぞれ挿通孔16a、16bに挿通し、折曲部36を胴部10の内側に係着する。挿通孔16a、16bは、巻取り部29a、29bにそれぞれ連通する位置に設けてあるため、一本のコード体4が仕切板21を挟んで上下に振り分けられることとなる。図2に示すように、挿通孔16a、16bを周方向にずらして配置しておけば、コード体4の挿通が容易に行える。
次に、一方の手で枠体3を動かないように把持しておき、他方の手で巻取り操作部12を回転方向Rと同一廻りに回転させる。すると、巻取り操作部12と連動して、胴部10および取付部11も枠体3に対して回転方向Rと同一廻りに回転するが、このとき、図9に示すように、係止爪14が、胴部10の外周面10’に接触する向きに弾性変形し、仕切板21の内周に沿って摺動可能となるため、胴部10の回転が規制されることなく行える。そして、上記の通りコード体4の折曲部36が胴部10の内側に係着されていることから、胴部10の回転に伴って、コード体4を、回転方向Rとは逆廻りとなるように(図10参照)、かつ胴部10の外周面10’における係止爪14の上下の位置に分割して巻回することができるものである。回転方向Rと逆廻りに巻回することで、コード体4に回転時の遠心力が作用しても巻回が緩むおそれがない。
本実施形態では、図6に示すように、胴部10の係止爪14が、仕切板21の内周に対向するように配設され、仕切板21の厚みにちょうど相当する上下高さにて形成されているため、係止爪14と、胴部10の外周面10’に巻回されるコード体4との干渉が防止され、係止爪14が確実に機能を発揮し得るものとなる。
上記によってコード体4の巻取りが行われた刈払装置1は、図6に示す如く草刈機7に装着して、さらに図10に示すように、コード体4の自由端部35a、35bをそれぞれ枠体3の外方へ所要長さ延出するとともに、延出部分37a、37bを草類に回転衝突させることによって刈払作業が行われる。
刈払作業に際しては、原動機(図示せず)によって作動する駆動軸8を介して、本体2を回転方向Rに高速回転させる。このとき、慣性力により、枠体3を本体2に対して回転方向Rとは逆廻りに回転させようとする力が瞬間的に作用するものと考えられるが、図7に示すように、胴部10の係止爪14の付勢力に従って、係止爪14と仕切板21の凹部30とが嵌合するようになる。そして、係止爪14が係止壁31に当接しながら、本体2と枠体3とが同一の回転方向Rに一体的に回転することになる。
本体2および枠体3の回転に伴って、巻装したコード体4も回転方向Rの向きに回転するが、図10に示すように、コード体4の自由端部35a、35b側の延出部分37a、37bは、上下で異なるガイド支柱23、23’にそれぞれ係合している。そして、自由端部35a、35bが遠心力によって径方向外方に引っ張られることで、直径両端方向に一直線状をなして高速回転するものである。
また、刈払装置1では、図10に示すように、枠体3の周縁部に配設されるガイド支柱23、24とガイド支柱23’、24’とが、一対のガイド部40および40’をなし、これにより、枠体3の側面外方に向かって大きく開放された一対の導出部41、41’が形成されるようになっている。導出部41、41’は、中心角α=135度となる円弧状に設けられるとともに、平面視で対称に、かつ図1、図2等に示す如く仕切板21を挟んで上下同位置に配設されている。
このような構成であれば、コード体4の自動操り出しを非常にスムーズに行うことができる。つまり、刈払作業中に、一のガイド部40(または40’)に係合するコード体4の自由端部35a(または35b)が磨耗して短くなると、遠心力に従って、コード体4の延出部分37a(または37b)とガイド部40(または40’)との係合が解除され、自由端部35a(または35b)が、回転方向R前方の導出部41(または41’)から外方に引き出されたのち、他のガイド部40’(または40)に係合して再び所要長さにて延出した状態となって回転を続ける。この動作が上下の巻取り部29a、29bで互い違いに繰り返されることにより、コード体4の自動繰り出しが行われるものである。
なお、導出部41、41’の中心角αが所定角度をなし、かつ枠体3やコード体4が高速回転していることから、コード体4の自由端部35a、35bは、ガイド支柱23と24との間(または23’と24’との間)から引き出されることはなく、導出部41、41’のみから引き出され得る。
図11(a)(b)に比較例を示す。図11(a)に示すものでは、ガイド支柱50同士の間隔が狭くなるため、高速回転のもとでは、コード体4が磨耗してガイド支柱50との係合が解除されたときに、コード体4が外方に引き出され難い。
また、図11(b)に示すものでは、図11(a)のものよりはガイド支柱51同士の間隔が広くなるため、自動繰り出しが可能であるが、重心位置が偏心するためバランスが悪く、振動等の不具合が発生してしまう。
これに対して、上記の刈払装置1であれば、ガイド部40、40’によって形成される導出部41、41’が、中心角α=135度をなして大きく開口されているため、コード体4の自由端部35a、35bの引き出しが確実に行われる。また、コード体4の自由端部35a、35bが、ガイド部40または40’にそれぞれ係合し、直径両端方向に一直線状をなして延出するため、バランスも非常に良好なものとなる。
導出部41、41’を形成する上記中心角αは、コード体4の径や強度、剛性等に応じて適宜調節してよいが、中心角αを小さく設定しすぎると枠板20a、20bおよび仕切板21の支持が不安定となり、逆に中心角αを大きく設定しすぎると図11(a)のもののように、コード体4の引き出しが難しくなる。したがって、中心角αは少なくとも鈍角に設定し、好ましくは125〜150度、より好ましくは130〜140度に設定するのがよい。
以上説明した如くの刈払装置1によれば、一本のコード体4を切断等することなく、巻取り操作部12の回転操作というきわめて単純な操作により、誰でも簡単に短時間でコード体4の巻装を完了することができる。
そして、コード体4が巻取り部29a、29bに所定状態で上下分割して巻回されるため、コード体4が交錯したり絡み合ったりすることがなく、上記した通りのガイド部40、40’および導出部41、41’等の構成と相俟って、コード体4の自動操り出しを非常にスムーズに行うことができる。よって、刈払装置1によれば、コード体4が磨耗して短くなっても、いちいち回転を停止させることなく、長時間連続して刈払作業を行うことが可能となる。
上記実施形態の変形例を図12に示す。この変形例では、ガイド支柱23、24およびガイド支柱23’、24’に替えて、導出部41、41’を形成するガイド部としての弧状壁60、60’をそれぞれ配設したものである。弧状壁60、60’の側端部は、コード体4の円滑な繰り出しのために、半円状の丸みを帯びて形成されている。このような構成であれば、導出部41、41’からのコード体4の引き出しをより確実に行い得るものとできる。
本発明は、きわめて簡易な構造でありながら、コード体を簡単に早く巻き付けることができるとともに、刈払中に巻き付けたコード体が交錯することなくスムーズで確実な自動繰り出しが可能な刈払装置を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
実施形態に係る刈払装置の斜視図である。 実施形態に係る刈払装置の斜視図である。 本体のみを示した斜視図である。 枠体のみを示した斜視図である。 実施形態に係る刈払装置の一部分解斜視図である。 実施形態に係る刈払装置の縦断面図である。 図6におけるA−A線断面図である。 コード体の装着状況を示す拡大断面図である。 コード体の装着状況を示す平面図である。 実施形態に係る刈払装置の使用状態を示す平面一部切欠図である。 (a)(b)比較例を示す平面図である。 変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 刈払装置
2 本体
3 枠体
4 コード体
8 駆動軸
10 胴部
14 係止爪
16a、16b 挿通孔
20a、20b 枠板
21 仕切板
29a、29b 巻取り部
30 凹部
31 係止壁
35a、35b 自由端部
37a、37b 延出部分
40、40’ ガイド部
41、41’ 導出部
60、60’ 弧状壁
R 回転方向
α 中心角

Claims (5)

  1. 一定の回転方向に回転する駆動軸を上端側に取り付けることのできる円筒状の胴部と、該胴部の下端側に連成された巻取り操作部とを有する本体と、
    リング状をなす上下一対の枠板および該枠板の間に介設される仕切板を有し、該回転方向とは逆廻り方向への該胴部の回転を制限するラチェット機構を介して、該胴部を内挿し、該胴部の外周側かつ該仕切板の上下にそれぞれ巻取り部を形成するとともに、中心角が鈍角となる円弧状をなし、側面外方に向かって開放された一対の導出部が、平面視対称に配設された枠体と、
    該上下の巻取り部にそれぞれ連通するように該胴部に設けられた挿通孔に、両自由端部を該胴部の内側から挿通し、該胴部の内側に、折曲部を係着するとともに、該巻取り操作部を、該枠体に対して該回転方向と同一廻りに回転させることによって、該回転方向とは逆廻りに、該上下の巻取り部に巻装されるようになされた一本のコード体と、を備え、
    駆動軸を介して回転させられる該本体の該回転方向への回転に伴って、該本体と該枠体とが係合し、該本体、該枠体および該コード体が一体となって該回転方向に回転するとともに、巻装された該コード体の両自由端部が、磨耗して短くなるごとに、該導出部から上下互い違いに連続して所要長さ延出されるようになされた刈払装置。
  2. 該導出部のなす該中心角が、125〜150度である請求項1に記載の刈払装置。
  3. 該胴部の外周に、複数の係止片が等間隔に突設されるとともに、該仕切板の内周に、
    該係止片に対応してラチェット機構を形成するための複数の凹部が鋸歯状に周設された請求項1または2に記載の刈払装置。
  4. 該係止片が、剛性を有する細板材からなり、接線状をなして弾力的に該胴部に接続される係止爪により構成されており、
    該係止爪が、該仕切板の内周に対向して配設されるとともに、該胴部の外周面における該係止爪の上下の位置に、該コード体がそれぞれ巻回されるようになされた請求項3に記載の刈払装置。
  5. 該枠体が、弧状壁からなるガイド部を備え、
    該ガイド部の配設により該導出部が形成可能となされた請求項2乃至4の何れかに記載の刈払装置。
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