[go: up one dir, main page]

JP2009222832A - 液晶装置および電子機器 - Google Patents

液晶装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009222832A
JP2009222832A JP2008065285A JP2008065285A JP2009222832A JP 2009222832 A JP2009222832 A JP 2009222832A JP 2008065285 A JP2008065285 A JP 2008065285A JP 2008065285 A JP2008065285 A JP 2008065285A JP 2009222832 A JP2009222832 A JP 2009222832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
polymer
crystal layer
alignment
crystal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008065285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Fukui
甲祐 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008065285A priority Critical patent/JP2009222832A/ja
Publication of JP2009222832A publication Critical patent/JP2009222832A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】短時間でOCBモードの初期配向転移を行うことができる液晶装置を提供する。
【解決手段】液晶層を挟持する一対の基板を備え、液晶層50の配向状態をスプレイ配向からベンド配向へと転移させて表示を行う液晶装置1であって、液晶層50は、一対の基板のうち少なくとも一方の基板と接して形成され、形成材料として紫外線硬化性の液晶モノマー又は液晶オリゴマー等の高分子前駆体を含んだ液晶材料を光重合させて得られる高分子安定化型液晶層54を備え、高分子安定化型液晶層54では液晶分子の配向がランダムな配向状態を呈していることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶装置および電子機器に関するものである。
液晶装置の分野においては、近年、動画の画質向上を目的として応答速度の速いOCB(Optical Compensated Bend)モードの液晶装置が脚光を浴びている。OCBモードにおいて、初期状態では液晶が2枚の基板間でスプレイ状に開いたスプレイ配向となっており、表示動作時には液晶が弓なりに曲がった状態(ベンド配向)となっている。OCBモードの液晶装置では、表示動作時にベンド配向の曲がりの度合いで透過率を変調することで高速応答性を実現している。
このようにOCBモードの液晶装置は、電源遮断時に液晶はスプレイ配向であるため、電源投入時にある閾値電圧以上の電圧を液晶に印加することによって初期のスプレイ配向から表示動作時のベンド配向に液晶の配向状態を転移させる、いわゆる初期転移操作が必要となる。ここで、初期転移が十分になされないと表示不良が生じたり、所望の高速応答性が得られなかったりする不具合を生じる。そこで、液晶層に面する配向膜の配向処理を工夫し、液晶の初期配向転移を促進する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2には、液晶層内に液晶ポリマーからなる壁状の構造体を形成し、該液晶ポリマーをベンド配向と類似の配向状態としておくことで、電圧無印加時にもベンド配向を保つことができる技術が開示されている。
特開平11−7018号公報 特開平8−152609号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、2種の異なる配向状態を備えた配向膜を形成するために複雑な工程を必要とする。また、特許文献2に記載された技術では、壁構造体を形成する際に、一度実装し電圧を印加して液晶の配向状態をベンド配向とする必要があるため、製造工程が煩雑となるといった問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、短時間でOCBモードの初期配向転移を行うことができる液晶装置を提供することを目的とする。また、このような液晶装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の液晶装置は、液晶層を挟持する一対の基板を備え、前記液晶層の配向状態をスプレイ配向からベンド配向へと転移させて表示を行う液晶装置であって、前記液晶層は、前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板と接して形成され、形成材料として紫外線硬化性の液晶モノマー又は液晶オリゴマー等の高分子前駆体を含んだ液晶材料を光重合させて得られる高分子安定化型液晶層を備え、前記高分子安定化型液晶層では高分子前駆体の分子配向がランダムな配向状態を呈していることを特徴とする。
この構成によれば、高分子安定化型液晶層では高分子前駆体の分子の配向がランダムな配向状態となっているため、隣接する液晶層と該高分子安定化型液晶層との界面においてディスクリネーションが発生する。このディスクリネーションでは初期配向転移を用意とするツイスト配向となりやすいため、初期配向のための電圧を印加すると、ディスクリネーションが発生している箇所では素早くベンド配向への転移が完了しベンド核を形成する。すると、ベンド核から周辺の領域に配向規制力を及ぼすため、ベンド配向への転移を促し初期配向転移を伝播する。そのため、スプレイ配向からベンド配向への転移が良好にかつ迅速に行われるようになり、初期配向転移が早く、応答性に優れた液晶装置となる。
本発明においては、前記高分子安定化型液晶層は、前記一対の基板の両方と接して形成されていることが望ましい。
この構成によれば、液晶層を挟持する両基板に接しているため、駆動による液晶層の流動により高分子安定化型液晶層が剥離し表示に悪影響を与えることがない。そのため、上記効果に加え信頼性の高い液晶装置とすることができる。
本発明においては、前記液晶装置は、複数の有効表示領域と、前記複数の有効表示領域が配置されない非表示領域と、を備え、前記高分子安定化型液晶層は、前記非表示領域に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、表示への影響を小さくし素早い初期配向転移が可能な液晶装置とすることができる。
本発明においては、前記高分子安定化型液晶層は、前記複数の有効表示領域に隣接し、帯状に延在して形成されていることが望ましい。
この構成によれば、帯状の高分子安定化型液晶層に沿って複数個所でベンド核の発生が起こるため、複数のベンド核により初期配向転移がより促進され、高速な初期配向転移が実現できる液晶装置となる。
本発明においては、前記高分子安定化型液晶層は、前記複数の有効表示領域の周囲を囲んで形成されていることが望ましい。
この構成によれば、各々の有効表示領域に発生する複数のベンド核により初期配向転移が促進され、より高速な初期配向転移が実現できる液晶装置となる。
本発明においては、前記高分子安定化型液晶層は、0.1重量%以上5重量%以下の高分子前駆体と液晶との混合物を重合することで形成されていることが望ましい。
0.1重量%未満だと、形成される高分子安定化型液晶層が少なく、期待するベンド転移促進の効果が低い。また、5重量%より多いと、未反応の高分子前駆体が液晶層中に残存し、表示特性や信頼性に悪影響を及ぼすおそれがある。しかし、この構成によれば適切に高分子安定化型液晶層を形成することができ、早い初期配向転移を実現する液晶装置とすることができる。
本発明の電子機器は、上述した液晶装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、短時間でOCBモードの初期配向転移を行うことができ、応答性の優れた表示装置を備える液晶装置とすることができる。
以下、図1〜図7を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る液晶装置について説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
図1(a)は本実施形態の液晶装置を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)の線分H−H’における矢視断面図である。図2は液晶装置を示す等価回路図である。
本実施形態の液晶装置1は、アクティブマトリクス方式の透過型液晶装置であって、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光に対応する3個のサブ画素で1個の画素を構成するものである。なお、以下の実施形態では透過型液晶装置を構成する場合について説明するが、本発明は反射型や半透過反射型の液晶装置にも問題なく適用することができる。
液晶装置1は、図1に示すように、素子基板(第1の基板)10と、素子基板10に対向配置された対向基板(第2の基板)20と、素子基板10及び対向基板20に挟持された液晶層50とを備えている。また、液晶装置1は、素子基板10及び対向基板20をシール材52によって貼り合わせており、液晶層50をシール材52で区画された領域内に封止している。シール材52の内周に沿って周辺見切り53が形成されており、周辺見切り53に囲まれた平面視(対向基板20側から素子基板10を見た状態)で矩形状の領域を画像表示領域10aとしている。また液晶装置1は、シール材52の外側領域に設けられたデータ線駆動回路101及び走査線駆動回路104と、データ線駆動回路101及び走査線駆動回路104と導通する接続端子102と、走査線駆動回路104同士を接続する配線105とを備えている。
液晶装置1の画像表示領域10aには、図2に示すように、複数のサブ画素領域が平面視マトリクス状に配列されている。各々のサブ画素領域に対応して、画素電極9と、画素電極9をスイッチング制御するTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)30とが設けられている。画像表示領域10aにはまた、複数のデータ線6aと走査線3aとが格子状に延びて形成されている。
TFT30のソースにデータ線6aが電気的に接続されており、ゲートには走査線3aが電気的に接続されている。TFT30のドレインは画素電極9と電気的に接続されている。データ線6aは図1に示したデータ線駆動回路101に接続されており、データ線駆動回路101から供給される画像信号S1、S2、…、Snを各サブ画素領域に供給する。走査線3aは図1に示した走査線駆動回路104に接続されており、走査線駆動回路104から供給される走査信号G1、G2、…、Gmを各サブ画素領域に供給する。
データ線駆動回路101からデータ線6aに供給される画像信号S1〜Snは、この順に線順次で供給してもよく、互いに隣接する複数のデータ線6a同士に対してグループごとに供給してもよい。走査線駆動回路104は、走査線3aに対して、走査信号G1〜Gmを所定のタイミングでパルス的に線順次で供給する。
液晶装置1は、スイッチング素子であるTFT30が走査信号G1〜Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、データ線6aから供給される画像信号S1〜Snが、所定のタイミングで画素電極9に書き込まれる構成となっている。そして、画素電極9を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1〜Snは、画素電極9と液晶層50を介して対向配置された後述する共通電極との間で一定期間保持される。
ここで、保持された画像信号S1〜Snがリークするのを防止するため、画素電極9と共通電極との間に形成される液晶容量と並列に保持容量17が接続されている。保持容量17は、TFT30のドレインと容量線3bとの間に設けられている。
次に、液晶装置1の詳細な構成について、図3を参照して説明する。図3はサブ画素領域の断面図である。液晶装置1は、図3に示すように、液晶層50を挟持して対向する素子基板10及び対向基板20と、素子基板10の外側(液晶層50と反対側)に配置された位相差板33及び偏光板36と、対向基板20の外側(液晶層50と反対側)に配置された位相差板34及び偏光板37と、偏光板36の外側に設けられて素子基板10の外面側から照明光を照射する照明装置60とを備えて構成されている。
図に示すように、素子基板10と対向基板20との間に封入された液晶層50は、OCBモードで動作する構成となっている。液晶装置1の動作時には、液晶層50を構成する液晶分子51は、概略弓形に配向したベンド配向を呈する。
素子基板10が備える基板本体11は、例えばガラス、窒化ケイ素等の無機物や、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の有機高分子(樹脂)、またはこれらの複合材料など光透過性を備えた材料で形成されている。
基板本体11の内側(液晶層50側)には、TFTや、配線、保持容量、及びこれらを電気的に絶縁する無機物または有機物の絶縁膜などを備えた素子層12が形成されている。各種配線や駆動素子はフォトリソグラフィによりパターニングした後エッチングすることにより、また、絶縁膜は蒸着法やスパッタ法など通常知られた方法により適宜形成することができる。
素子層12の上には、TFT等に起因する基板上の凹凸を平坦化する平坦化膜13が形成されている。更に、平坦化膜13上にはITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電材料を用いて画素電極9が形成されており、平坦化膜13を貫通して形成される画素コンタクトホール14を介して素子層13内のTFTと電気的に接続されている。
また、素子層12の上には、画素電極9を覆って配向膜18が形成されている。配向膜18は、例えばポリイミドからなるものであり、所定の方向にラビング処理されている。かかる配向膜18により、ラビング方向に沿って液晶分子51が配向するようになっている。
対向基板20は、例えばガラスや石英、プラスチックなど基板本体11と同様の透光性材料で構成された基板本体21を基体として備える。基板本体21の内側(液晶層50側)には、着色層22aおよび遮光層22bを備えたカラーフィルタ層22が形成されている。カラーフィルタ層22で、照明装置60からの入射光を赤色、緑色、青色に変調し、各色の光を混色することでフルカラー表示が可能となる。また、対向基板20側から液晶装置1を観察した場合には、着色層22aが重なる領域は照明装置60からの光と透過し画像表示を行う有効表示領域AR1であり、遮光層22bが重なる領域は非表示領域AR2である。なお、カラーフィルタ層22は、素子基板10側に形成することもできる。
カラーフィルタ層22の上には共通電極25が形成されている。共通電極25は、ITO等の透明導電材料からなり、複数のサブ画素領域を覆う平面形状である。また、共通電極25とカラーフィルタ層22との間に、カラーフィルタ層22を物理的または化学的に保護するために、または、カラーフィルタ層22上の凹凸を平坦化するためにオーバーコート層が形成されていてもよい。
共通電極25の上には、配向膜29が形成されている。配向膜29は、例えばポリイミドからなるものであり、所定の方向にラビング処理されている。かかる配向膜29により、ラビング方向に沿って液晶分子51が配向するようになっている。また、配向膜18,28は、互いのラビング方向が略平行になるように配置されている。
偏光板36,37は、それらの透過軸が互いにほぼ直交するように配置されている。偏光板36の内面側に設けられた位相差板33、及び偏光板37の内面側に設けられた位相差板34は、透過光に対して略1/4波長の位相差を付与するλ/4位相差板であり、λ/4位相差板とλ/2位相差板とが積層されたものであってもよい。
さらに、偏光板36,37の一方または双方の内側にさらに光学補償フィルムを追加配置してもよい。光学補償フィルムを配置することで、コントラストをさらに向上させることができる。光学補償フィルムとしては、屈折率異方性が負のディスコティック液晶などをハイブリッド配向させた負の一軸性媒体や、屈折率異方性が正のネマチック液晶などをハイブリッド配向させた正の一軸性媒体が挙げられる。さらに、負の一軸性媒体と正の一軸性媒体とを組み合わせたものや、各方向の屈折率がnx>ny>nzである二軸性媒体を用いてもよい。
液晶層50には、誘電率異方性が正の液晶分子51が含まれている。更に、非表示領域AR2と平面的に重なる領域には、本発明の特徴部分である高分子安定化型液晶層54が形成されている。本実施形態の高分子安定化型液晶層54は、素子基板10と対向基板20との両方に接して形成されているが、一方の基板にのみ接して形成されていても良い。本実施形態では液晶層50の厚み(素子基板10と対向基板20との離間距離)は約5.3μmとなっており、両基板に接する高分子安定化型液晶層54の厚みも約5.3μmとなっている。
高分子安定化型液晶層54は、紫外線硬化性の液晶モノマー又は液晶オリゴマー等の高分子前駆体を含んだ液晶材料を、等方相の状態で重合した重合体(液晶ポリマー)で形成されている。
高分子前駆体としては、それ自身が液晶相を持つものを用いることができ、例えば液晶性紫外線硬化型モノマーあるいはそれらのオリゴマーを用いることができる。用いる高分子前駆体の詳細な構造については後述する。
液晶層内に含有された高分子前駆体から高分子安定化型液晶層54を形成する。高分子前駆体として、紫外線硬化型モノマーあるいはそれらのオリゴマーを用いた場合には、液晶セルに、例えば300〜400nm程度の紫外線を3〜15mW/cm程度の強度で、10〜60分間程度照射し、高分子前駆体を重合して高分子化するとともに硬化することにより、等方相状態の液晶分子間に、高分子安定化型液晶層54を容易に形成することができる。これによって等方相のランダムな高分子前駆体の分子の配向状態を保つことができる。
ここで、用いる高分子前駆体の詳細な構造について説明する。高分子前駆体としては、上述したように、それ自身が液晶相を持つものを用いることができ、例えば液晶性紫外線硬化型モノマーあるいはそれらのオリゴマーを用いることができ、具体的には例えば下記表1または表2に記載した構造を有するモノマー、もしくはこれらのモノマーを重合させて得られるオリゴマーから、1種もしくは複数種組み合わせて使用することができる。
Figure 2009222832
Figure 2009222832
また上記表1および表2以外に記載した高分子前駆体以外にも例えば下記〔化1〕の一般式(A)で表される高分子前駆体を1種もしくは複数種組み合わせて使用することもできる。
Figure 2009222832
なお上記式中、Y1およびY2は、メタクリレート基、アクリレート基、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、フッ素原子、シアノ基のいずれかを示すが、Y1およびY2の少なくとも一方はメタクリレート基またはアクリレート基のいずれかを示し、A1は存在せずその両側のベンゼン環同士が単結合で直結しているか、またはA1は下記〔化2〕の一般式(B)〜(E)のいずれかの基または酸素原子、あるいは硫黄原子のいずれかを示し、A1の両側のベンゼン環の水素原子はすべて水素原子であるか、または少なくとも1つの水素原子がハロゲン原子によって置換されているものであってもよい。
Figure 2009222832
また、本発明に用いられる高分子前駆体としては、上記以外にもそれ自身が液晶相を持つものであるか、あるいは、それ自身は液晶相を持たないが、液晶と混合してもその液晶を崩さないものを用いることができ、これらの高分子前駆体を総称して液晶性を有する高分子前駆体と呼ぶ。
また、上記高分子前駆体には、光吸収剤、脱励起剤、抗酸化剤のうちから選択される一種または二種以上の添加剤を添加してもよい。
上記光吸収剤としては、例えば、光吸収帯域が270〜450nmに存在するものを用いることができ、具体的には、ベンゾトリアゾール、ヒンダードアミン、セラミック粒子などを使用できる。
上記脱励起剤としては、ビフェニル、カルバゾール、ベンゾフェノンなどを用いることができる。
上記抗酸化剤としては、ヒドロキノン、2,5−ジ−tert.−ブチルヒドロキノン、フェノール類、リン化合物、硫黄化合物などを用いることができる。
以上の構成を備えた本実施形態の液晶装置1では、液晶層50中に高分子安定化型液晶層54が形成された構成となっており、この高分子安定化型液晶層54がOCBモードの液晶層50における初期配向転移(ベンド転移)を促進する機能を備える。
続いて、高分子安定化型液晶層54の機能について図を参照しながら説明を行う。以下では、まずOCBモードの液晶分子の配向状態について説明した上で、次いで高分子安定化型液晶層54の機能について説明する。
まず、OCBモードの液晶装置1の初期転移操作について説明する。図4は、OCBモードの液晶分子の配向状態を示す説明図である。OCBモードの液晶装置では、その初期状態(非動作時)において、図4(a)に示すように液晶分子51がスプレイ状に開いた配向状態(スプレイ配向)になっており、表示動作時には、図4(b)に示すように液晶分子51が弓なりに曲がった配向状態(ベンド配向)になっている。そして、液晶装置1は、表示動作時にベンド配向の曲がり度合いで透過率を変調することで、表示動作の高速応答性を実現する構成となっている。
OCBモードの液晶装置1の場合、電源遮断時における液晶分子の配向状態が図4(a)に示すスプレイ配向であるため、電源投入時にある閾値以上の電圧を液晶分子51に印加することで、図4(a)に示す初期のスプレイ配向から、図4(b)に示す表示動作時のベンド配向に液晶分子の配向状態を転移させる、いわゆる初期転移操作(ベンド転移操作)が必要となる。ベンド転移が十分に行われない場合には、表示不良が生じ、また、所望の応答速度を得られなくなることがある。液晶装置1における液晶層50のベンド転移操作としては、図1に示す走査線3aを線順次に通電しつつ、画素電極9と共通電極25との間にパルス電圧を印加する方法を用いることができる。
このようなベンド転移において、スプレイ配向からベンド配向への転移はエネルギー障壁が高く、エネルギー障壁を超えるために所定の電圧以上の電圧を印加しないとベンド転移が起こらないことが知られている。また、これらのスプレイ配向およびベンド配向では、液晶分子51が平面視方向で略平行に重なって配向しているが、スプレイ配向からベンド配向へ転移する過程において、ツイスト配向を経由するとベンド転移が起こりやすいことも知られている。ツイスト配向とは、隣接する液晶分子のダイレクタ同士が互いにねじれた配向状態である。ツイスト配向を経由すると、ベンド転移におけるエネルギー障壁が低下しベンド転移がしやすくなる。
本発明の特徴部分である高分子安定化型液晶層54は、スプレイ配向をしている液晶分子がツイスト配向を経由するとベンド転移を起こしやすいという性質を利用し、ベンド転移を促進する機能を備える。図5は、高分子安定化型液晶層54の機能を説明する概略図である。
図5(a)に示す液晶装置1が備える高分子安定化型液晶層54は、上述のように、液晶材料を等方相にしてから重合した重合体で形成されている。そのため、高分子安定化型液晶層54の近傍の領域DAに位置する液晶分子51は、素子基板10および対向基板20に形成された配向膜からの配向規制力だけではなく、高分子安定化型液晶層54を形成する高分子前駆体の分子のランダムな配向状態からも配向規制力を受ける。したがって、領域DAに位置する液晶分子51では、初期配向状態で規則的に配向したスプレイ配向を形成せず、ディスクリネーションが発生し、ランダムな配向に基づいたツイスト配向を形成することになる。
図5(b)に示すように、液晶装置1に電圧Eを印加すると、ツイスト配向を形成している領域DAの液晶分子51は、他の領域の液晶分子より早くベンド転移を完了し、ベンド配向を形成する。すると、領域DAのベンド配向をした液晶分子51から、ベンド配向の配向規制力が周辺の液晶分子51に伝わりベンド転移を促進する。
すると、図5(c)に示すように、領域DAの液晶分子51を核(ベンド核)として、周辺の液晶分子51へ次々と伝播しベンド配向した領域が広がる。このようにして、高分子安定化型液晶層54の周辺に基点となるベンド配向の領域を形成することでベンド転移をすばやく起こさせることが可能となる。
図6は、高分子安定化型液晶層54の配置箇所を説明する概略平面図である。図を見やすくするために、高分子安定化型液晶層54を実線で、有効表示領域AR1および非表示領域AR2を点線で示し、両者の位置関係を示す。ここでは、マトリクス状に配置された平面視略矩形の有効表示領域AR1の間の領域に、格子状の非表示領域AR2が配置されている液晶装置を例に説明する。
図6(a)に示すように、高分子安定化型液晶層54は非表示領域AR2の交点部分に配置することができる。このような配置の場合には、有効表示領域AR1の四隅にベンド核が発生し、すばやくベンド転移を完了する。また、隣接する2つの有効表示領域AR1の間に挟まれるように、有効表示領域AR1の各辺に対向して配置してもよい。高分子安定化型液晶層54を点在させる場合には、各々の有効表示領域AR1に隣接する高分子安定化型液晶層54の数が等しくなるように形成すると、各々の有効表示領域AR1の周辺でのベンド核の発生確率をそろえることができ、有効表示領域AR1同士に差がなくなるため好ましい。
また、図6(b)に示すように、非表示領域AR2に重なってストライプ状で複数の高分子安定化型液晶層54を形成することとしても良い。この場合には、帯状の高分子安定化型液晶層54に沿って複数のベンド核の発生が起こり、複数のベンド核によりベンド転移が促進され、高速なベンド転移が実現できる。図では、縦方向に複数の高分子分散層54を形成しているが、もちろん横方向に形成することとしても良い。
更には、図6(c)に示すように、各有効表示領域AR1の周囲を囲んで形成しても良い。更にベンド核の発生箇所が増え、より高速なベンド転移が実現できる。
そして、図6(d)に示すように、有効表示領域AR1と平面的に重なって高分子安定化型液晶層54を形成しても良い。この場合には、対向基板20の高分子安定化型液晶層54と平面的に重なる領域に別途遮光膜を形成し、表示への影響を小さくすることが望ましい。
次に、図7を用いて、これまで説明した液晶装置1の製造方法について説明する。ここでは、特徴部分である液晶層の形成方法について説明する。
まず、図7(a)に示すように、通常知られた方法により、素子基板10および対向基板20を形成し、シール材を介して互いを貼り合わせた後に、素子基板10と対向基板20との隙間に液晶混合物50aを封入する。液晶混合物50aは、液晶層が有する液晶分子と、紫外線硬化性の液晶モノマー又は液晶オリゴマー等の高分子前駆体と、を含んでいる。
次に、図7(b)に示すように、全体を液晶混合物50aの等方相転移温度以上に加熱し、等方相に転移した液晶混合物50bとする。加熱には、赤外線照射装置やホットプレートなどを用いることができる。
次に、図7(c)に示すように、等方相転移温度以上の温度に保ったまま、素子基板10側からマスク60を介して紫外線を照射し、高分子前駆体を光重合させる。マスク60には、形成する高分子安定化型液晶層54に対応する形状の開口部60aと、遮光部60bとが備わっている。ここでは、カラーフィルタ層の遮光層22bと平面的に重なる開口部60aを備えたマスク60を用いる。
ここで、液晶混合物中の高分子前駆体は、0.1重量%以上5重量%以下の割合で添加する。0.1重量%未満だと、形成される高分子安定化型液晶層54が少なく、期待するベンド転移促進の効果が低い。また、5重量%より多いと、未反応の高分子前駆体が液晶層50中に残存し、表示特性や信頼性に悪影響を及ぼす。
開口部60aと平面的に重なり紫外線が照射される領域では、液晶材料が等方相状態のランダムな配向状態を保持したまま高分子前駆体が重合し、高分子安定化型液晶層54を形成する。以上のようにして、液晶装置1を製造する。
以上のような構成の液晶装置1によれば、高分子安定化型液晶層54では高分子前駆体の分子がランダムな配向状態となっているため、隣接する液晶層と該高分子安定化型液晶層54との界面においてディスクリネーションが発生する。初期配向のための電圧を印加すると、ディスクリネーションが発生している箇所では素早くベンド配向への転移が完了しベンド核を形成するため、ベンド核からの配向規制力によりスプレイ配向からベンド配向への転移が良好にかつ迅速に行われるようになり、ベンド転移が早く、応答性に優れた液晶装置1となる。
また、本実施形態では、高分子安定化型液晶層54は、一対の基板の両方と接して形成されていることとしている。そのため、駆動による液晶層50の流動により高分子安定化型液晶層54が剥離することなく、信頼性の高い液晶装置1とすることができる。
また、本実施形態では、液晶装置1は、複数の有効表示領域AR1と、複数の有効表示領域AR1が配置されない非表示領域AR2と、を備え、高分子安定化型液晶層54は、非表示領域AR2に形成されていることとしている。そのため、表示への影響を小さくし素早いベンド転移が可能な液晶装置1とすることができる。
また、高分子安定化型液晶層54は、複数の有効表示領域AR1に隣接し、帯状に延在して形成されていることとしてもよい。このようにすると、帯状の高分子安定化型液晶層54に沿って複数個所でベンド核の発生が起こるため、複数のベンド核によりベンド転移がより促進され、高速なベンド転移が実現できる液晶装置1とすることができる。
また、本実施形態では、高分子安定化型液晶層54は、複数の有効表示領域AR1の周囲を囲んで形成されていることとしてもよい。このようにすると、各々の有効表示領域AR1に発生する複数のベンド核によりベンド転移が促進され、より高速なベンド転移が実現できる液晶装置1とすることができる。
また、本実施形態では、高分子安定化型液晶層54は、0.1重量%以上5重量%以下の高分子前駆体と液晶分子との液晶混合物50aから、高分子安定化型液晶層54が形成されていることとしている。そのため、適切に高分子安定化型液晶層54を形成することができ、早いベンド転移を実現する液晶装置1とすることができる。
なお、本実施形態においては、高分子安定化型液晶層54が素子基板10と対向基板20との両方に接して形成されているものとしたが、いずれか一方にのみ接続して形成していても構わない。
[電子機器の一例]
次に、本発明の電子機器の実施形態について図を用いて説明する。図8は上記実施形態の液晶装置を備えた携帯電話の斜視図である。図8に示す携帯電話1300は、本発明の液晶表示装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。本実施形態によれば、上記実施形態の液晶表示装置が備えられたことで初期配向転移が速く、動画表示特性に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
[電子機器の他の例]
以下、本発明の電子機器の他の実施形態を図9を用いて説明する。図9は上記実施形態の液晶装置を備えたプロジェクタの概略構成図である。
本例のプロジェクタ1500は、図9に示すように、光源111、ダイクロイックミラー114,115、反射ミラー116,117,118、入射レンズ119、リレーレンズ120、出射レンズ121、液晶ライトバルブ112R,112G,112B(上記実施形態の液晶装置1)、クロスダイクロイックプリズム122、投射レンズ113等から構成されている。その他、光源111から射出される光の照度分布を均一化するためのインテグレータ光学系、光源111から射出される光の偏光状態を液晶ライトバルブ112R,112G,112Bで用いる偏光に揃える偏光変換光学系を備えていても良い。
光源111は、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等のランプ124と、ランプ124の光を反射するリフレクタ125とから構成されている。ダイクロイックミラー114は、光源111からの白色光に含まれる赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射する機能を有している。ダイクロイックミラー115は、青色光を透過させるとともに、緑色光を反射する機能を有している。よって、ダイクロイックミラー115を透過した赤色光は反射ミラー116で反射されて、赤色光用液晶ライトバルブ112Rに入射される。また、ダイクロイックミラー114で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー115によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ112Gに入射される。
さらに、ダイクロイックミラー114で反射された青色光は、ダイクロイックミラー115を透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ119、リレーレンズ120および出射レンズ121を含むリレーレンズ系からなる導光光学系126が設けられている。この導光光学系126を介して青色光が青色光用液晶ライトバルブ112Bに入射される。
各液晶ライトバルブ112R,112G,112Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム122に入射する。このクロスダイクロイックプリズム122は4つの直角プリズムを貼り合わせたものであり、その界面には赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とがX字状に形成されている。これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ113によってスクリーン130上に投影され、画像が拡大表示される。本実施形態によれば、上記実施形態の液晶装置を用いた液晶ライトバルブが備えられたことで初期配向転移が速く、動画表示特性に優れたプロジェクタを実現することができる。
上記各実施の形態の液晶表示装置は、上記の例に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、テレビジョン受像機、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、かかる構成とすることで、初期配向転移が早く、動画表示特性に優れた表示部を備えた電子機器を提供できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本発明の液晶装置の全体構成図である。 本発明の液晶装置を構成するサブ画素の回路構成図である。 本発明の液晶装置の概略断面図である。 OCBモードの液晶分子の配向状態を示す説明図である。 本発明の液晶装置の初期配向転移を示す説明図である。 本発明の液晶装置の高分子安定化型液晶層の配置例を示す概略平面図である。 本発明の液晶装置の製造方法を示す工程図である。 本発明の電子機器の例を示す斜視図である。 本発明の電子機器の例を示す斜視図である。
符号の説明
1…液晶装置、10…素子基板(一対の基板)、20…対向基板(一対の基板)、50…液晶層、50a,50b…液晶混合物(混合物)、54…高分子安定化型液晶層、1300…携帯電話(電子機器)、1500…プロジェクタ(電子機器)、AR1…有効表示領域、AR2…非表示領域、

Claims (7)

  1. 液晶層を挟持する一対の基板を備え、前記液晶層の配向状態をスプレイ配向からベンド配向へと転移させて表示を行う液晶装置であって、
    前記液晶層は、前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板と接して形成された高分子安定化型液晶層を備え、
    前記高分子安定化型液晶層は、液晶分子の配向がランダムな配向状態を呈していることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記高分子安定化型液晶層は、前記一対の基板の両方と接して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記液晶装置は、複数の有効表示領域と、前記複数の有効表示領域が配置されない非表示領域と、を備え、
    前記高分子安定化型液晶層は、前記非表示領域に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶装置。
  4. 前記高分子安定化型液晶層は、前記複数の有効表示領域に隣接し、帯状に延在して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。
  5. 前記高分子安定化型液晶層は、前記複数の有効表示領域の周囲を囲んで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の液晶装置。
  6. 前記高分子安定化型液晶層は、0.1重量%以上5重量%以下の高分子前駆体と液晶との混合物を重合することで形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液晶装置を備えることを特徴とする電子機器。
JP2008065285A 2008-03-14 2008-03-14 液晶装置および電子機器 Withdrawn JP2009222832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008065285A JP2009222832A (ja) 2008-03-14 2008-03-14 液晶装置および電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008065285A JP2009222832A (ja) 2008-03-14 2008-03-14 液晶装置および電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009222832A true JP2009222832A (ja) 2009-10-01

Family

ID=41239716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008065285A Withdrawn JP2009222832A (ja) 2008-03-14 2008-03-14 液晶装置および電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009222832A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090284672A1 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Bong-Jin Baek Liquid Crystal Display and Method for Manufacturing the Same
KR101157948B1 (ko) * 2009-10-06 2012-06-22 엘지디스플레이 주식회사 Ips 모드 액정표시장치의 제조방법
CN107505757A (zh) * 2017-07-25 2017-12-22 惠科股份有限公司 显示面板及其制造方法与应用的显示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090284672A1 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Bong-Jin Baek Liquid Crystal Display and Method for Manufacturing the Same
KR101157948B1 (ko) * 2009-10-06 2012-06-22 엘지디스플레이 주식회사 Ips 모드 액정표시장치의 제조방법
CN107505757A (zh) * 2017-07-25 2017-12-22 惠科股份有限公司 显示面板及其制造方法与应用的显示装置
WO2019019261A1 (zh) * 2017-07-25 2019-01-31 惠科股份有限公司 显示面板及其制造方法与应用的显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858460B2 (ja) 液晶装置とその製造方法
CN100568065C (zh) 液晶显示器及制造该显示器的方法
JP3982146B2 (ja) 液晶装置及びその製造方法並びにそれを用いた電子機器
JP3879326B2 (ja) 液晶装置の製造方法
US8570467B2 (en) Liquid crystal display and the fabricating method of the same
CN100383634C (zh) 液晶装置和投影型显示装置
US7659955B2 (en) Liquid crystal device and projection display device with optical-axis-adjusting unit for optical compensator
JP5737854B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000347175A (ja) 液晶装置及びその製造方法並びにそれを用いた電子機器
JP2009222832A (ja) 液晶装置および電子機器
JP4506183B2 (ja) 液晶装置および投射型表示装置
JP2011215455A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法並びに投射表示装置
JP2007187720A (ja) 液晶装置、電子機器
JP2006285001A (ja) シール構造、液晶装置、その製造方法およびプロジェクタ
JP2008089685A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2007058019A (ja) 液晶装置および電子機器
JP2003098514A (ja) 液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2012137602A (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器
JP3858503B2 (ja) 液晶装置および電子機器
CN100437254C (zh) 液晶显示面板及其制造方法
JP4165470B2 (ja) 液晶装置の製造方法
JP2006323417A (ja) 液晶装置および投射型表示装置
JP2002287153A (ja) 液晶装置及びその製造方法、並びに電子機器
JP2008170678A (ja) 配向膜の形成方法及び液晶装置の製造方法
JP5200886B2 (ja) 液晶装置および投射型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20110118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20111212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761