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JP2009214571A - 操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器 - Google Patents

操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器 Download PDF

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JP2009214571A JP2008057337A JP2008057337A JP2009214571A JP 2009214571 A JP2009214571 A JP 2009214571A JP 2008057337 A JP2008057337 A JP 2008057337A JP 2008057337 A JP2008057337 A JP 2008057337A JP 2009214571 A JP2009214571 A JP 2009214571A
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Abstract

【課題】温度を速やかに設定できる操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器を提供する。
【解決手段】所定空間の温度を設定する空調機器(80)の操作装置(20)であって、操作パネル(22)と、操作パネルに押し込み自在に支持された操作ノブ本体(32)と、操作ノブ本体の押し込みに伴って作動して第1の電気信号を出力する第1のスイッチ(51)、及び第1のスイッチの作動後に作動して第2の電気信号を出力する第2のスイッチ(52)をそれぞれ備えた検知手段と、第1の電気信号に基づいて温度を所定単位ずつ段階的に設定するとともに、第2の電気信号に基づいて温度を限界値に至らしめる制御手段(70)とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定空間の温度を設定する操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器に関する。
この種の空調装置は、例えば車室内の空気の温度を調整し、車室を快適な状態に維持する。
詳しくは、この空気は操作者によって所望の温度に設定され、車室内に向けて送出されており、この温度の設定は操作装置で行われる。
ここで、例えば車室内の温度を一気に引き上げたい場合に、この温度を1℃ずつ段階的に設定するのでは、操作者の負担が大きくなる。そこで、長押し操作によって温度を限界値に至らしめる操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−313914号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、温度を速やかに設定できないとの問題がある。
すなわち、上記従来の装置が車室内の温度を限界値に至らしめる場合には、押し下げの開始から所定時間の経過によって長押し操作が判別されており、当該所定時間が経過するまでは温度を限界値に設定できないからである。
このように、上記従来の技術では、車室内の温度を迅速に限界値に設定する点については依然として課題が残されている。
また、この課題の解決にあたり、操作内容を分かり易くする点も留意しなければならない。仮に、押し下げ部分の裏面に異物が入り込んでおり、押下げ困難な状態が生じていた場合には、操作者が長押し操作を行っていても、依然として温度を限界値に設定できないからである。
つまり、現在の操作が有効である旨を操作者に認識させる必要が生ずるが、上記技術ではこの点についても格別な配慮がなされていない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、温度を速やかに設定できる操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、所定空間の温度を設定する空調機器の操作装置であって、操作パネルと、操作パネルに押し込み自在に支持された操作ノブ本体と、操作ノブ本体の押し込みに伴って作動して第1の電気信号を出力する第1のスイッチ、及び第1のスイッチの作動後に作動して第2の電気信号を出力する第2のスイッチをそれぞれ備えた検知手段と、第1の電気信号に基づいて温度を所定単位ずつ段階的に設定するとともに、第2の電気信号に基づいて温度を限界値に至らしめる制御手段とを具備する。
第1の発明によれば、空調機器の操作装置は、操作パネルに押し込み自在に支持された操作ノブ本体を有しており、この操作ノブ本体が押し込まれると、第1のスイッチが作動し、第1の電気信号が生ずる。また、第1のスイッチの作動後には、第2のスイッチが作動し、第2の電気信号が生ずる。
そして、制御手段は、第1の電気信号に基づいて温度を所定単位ずつ段階的に設定し、次いで、第2の電気信号に基づいて温度を限界値に至らしめる。よって、温度を限界値に至らしめる場合には、従来に比して所定時間の経過を待たなくて済むので、操作者は温度を速やかに限界値に設定できる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、検知手段は、操作ノブ本体の押し込み力によって第1のクリック感、及び第2のクリック感を操作者にそれぞれ与えており、第1のクリック感による第1の電気信号、及び第2のクリック感による第2の電気信号をそれぞれ出力する2段階クリック感触生起手段であることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、この操作ノブ本体が押し込まれると、操作者には第1のクリック感が与えられ、第1の電気信号が生ずる。また、その後、操作者には第2のクリック感が与えられ、第2の電気信号が生ずる。
そして、制御手段は、第2の電気信号に基づいて温度を限界値に至らしめることから、従来に比して、操作者は温度の限界値への操作が分かり易くなる。
第3の発明は、第1や第2の操作装置を搭載した車両用空調機器であることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、上述した操作装置を車両用空調機器に搭載すれば、操作者の視点が操作装置を長時間に亘って捉え続けなくて済む。したがって、車両の運転者が温度を設定する場合には、運転に集中し易くなって安全運転を行える。
本発明によれば、温度を速やかに設定できるし、その操作内容も分かり易い操作装置及びこれを搭載した車両用空調機器を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
図1には車両1の運転席及び助手席が示されており、シート4から見て各座席の前方には、インストルメントパネル2が車幅方向に沿って配置されている。当該パネル2の前方にはフロントガラス6が設けられ、各座席からは車両1の進行方向を見渡すことができる。
一方、この運転席には、車両1の速度、走行距離やシフト位置等を表示する計器類8がパネル2の正面に配置されており、また、ハンドル10はパネル2の下方からシート4に向けて延びる軸11の先端に回転可能に取り付けられている。さらに、この軸11の周壁にはシフトレバー12が上下動可能に取り付けられており、当該レバー12は助手席に向けて延設されている。
また、このパネル2の正面には、後述のエアーコンディショニング装置(空調機器)80による空気の吹き出し口14が形成され、この吹き出し口14から車室内に向けて送出される。
運転席と助手席との間において、当該パネル2の上面にはモニター16が設置されている。このモニター16は、ナビゲーション装置の構成部品であり、その表示画面は、この装置の起動に伴い、地図や操作メニュー等が表示可能に構成されている。なお、このモニター16はパネル2の適宜位置に埋め込まれていても良い。
また、同図で見て、運転席と助手席との間には、センターコンソール18が設置されている。このコンソール18はインストルメントパネル2の下方からシート4に向けて突出しており、当該コンソール18において、シート4側の適宜位置には、オーディオ装置のスロットが配置され、このスロットはCDやMD等が挿入可能に構成されている。
そして、このコンソール18において、吹き出し口14側の適宜位置には、操作デバイス(操作装置)20が設けられている。当該デバイス20は、エアーコンディショニング装置80の構成部品であり、この装置80の起動に伴って車室の温度操作が可能になる。
より詳しくは、このデバイス20は長方形状の操作パネル22を有し、図2に示される如く、このパネル22の内側には基台24が嵌め込まれており、同図(b)では省略されているが、この基台24は図示しない引き回し電極やランドを有したプリント基板40を覆っている。
また、この基台24は、同図(a)の正面視で長方形状の受容孔26を有し、その長辺が基台24の上下方向に、その短辺が左右方向に向けて形成され、この受容孔26には操作ノブ30が設置されている。
本実施例の操作ノブ30は、略直方体形状のノブ本体32を有している。同図(b)に示される如く、このノブ本体32の中央部分には孔部34が形成され、この孔部34は、本体32内を貫通して基台24の左右方向に沿って穿設されている。
そして、この孔部34は、受容孔26の周壁から同じく基台24の左右方向に向けて延びた支持軸の周壁に嵌合しており、ノブ本体32は基台24に揺動自在に支持されている。
また、このノブ本体32は、その中央部分から基台24の上下両端部分に向けて競り上がり、その中央部分よりも上側にはUP用押し込み部36が、下側にはDOWN用押し込み部66がそれぞれ形成されている。
これら各押し込み部36,66の表面には温度の上昇側を示す矢印と、その下降を示す矢印とがそれぞれ表示されている。これに対し、これら各押し込み部36,66の裏面の適宜位置には、後述のように、プリント基板40に向けて突設された突起部(2段階クリック感触生起手段)38,68がそれぞれ形成されている。
ここで、同図(b)に示されるように、このプリント基板40の表面には4つの固定接点41〜44が配設されている。
そのうち、上述したUP用押し込み部36に関しては、2つのUP用固定接点41,42が該当する。
まず、UP用固定接点41は、押し込み部36の上端部分近傍に配置され、UP用固定接点42は、この押し込み部36の下端部分であって、ノブ本体32の中央部分近傍に配置されている。
これら各UP用固定接点41,42の近傍には第1ゴムスイッチ(2段階クリック感触生起手段)51及び第2ゴムスイッチ(2段階クリック感触生起手段)52がそれぞれ設けられる。
具体的には、各ゴムスイッチ51,52は、いずれも略円柱形状の接触部56をそれぞれ有しており、この接触部56の両端面のうち、プリント基板40側の端面には金属膜が蒸着され、当該端面がUP用固定接点41,42にそれぞれ対峙している。
また、これら各ゴムスイッチ51,52は、いずれも筒状の脚部58をそれぞれ有している。
より詳しくは、当該脚部58は、接触部56の周壁からプリント基板40に向けて拡開して延びており、第1ゴムスイッチ51の脚部58はUP用固定接点41を、第2ゴムスイッチ52の脚部58はUP用固定接点42をそれぞれ囲繞してプリント基板40の表面に連結される。
つまり、ゴムスイッチ51において、金属膜を蒸着した接触部56の端面とUP用固定接点41との間、ゴムスイッチ52の同じく接触部56の端面とUP用固定接点42との間には、それぞれ空間が形成されている。
一方、各ゴムスイッチ51,52とUP用押し込み部36との間にはUP用作動板(2段階クリック感触生起手段)60が配置される。この作動板60は押し込み部36の大きさに略等しい大きさで形成され、作動板60の表面がUP用押し込み部36の突起部38に当接している。
これに対し、この作動板60の裏面は、その上下両端部分にて、ゴムスイッチ51,52の接触部56のうち、金属膜を蒸着した端面とは反対側の端面にそれぞれ連結されている。
そして、このUP用押し込み部36が車室側からプリント基板40に向けて押し込まれた場合には、UP用固定接点41は、第2ゴムスイッチ52とUP用固定接点42との当接よりも前の時点にて、第1ゴムスイッチ51に当接される。突起部38が、UP用作動板60の中央部分よりも、同図(a)で見て上寄り、同図(b)で見て左寄りの位置でUP用作動板60に当接しており、突起部38と第1ゴムスイッチ51との距離が、突起部38と第2ゴムスイッチ52との距離よりも短いからである。
換言すれば、UP用押し込み部36を押し込むと、図3(a)の状態から同図(b)の状態に移行し、第1ゴムスイッチ51は、第2ゴムスイッチ52よりも先に座屈してUP用固定接点41に接触し、第1の電気信号を出力する(第1のスイッチ)。次いで、この押し込み部36をさらに押し込むと、同図(c)の状態に移行し、第2ゴムスイッチ52も座屈してUP用固定接点42に接触し、第2の電気信号を出力する(第2のスイッチ)。
前者の第1の電気信号とは、車室内の温度を1℃ずつの段階的に上昇させる信号であり、後者の第2の電気信号とは、この温度を最高限界値に上昇させる信号である。
これら各ゴムスイッチ51,52は、プリント基板40の回路パターンを介して制御部(制御手段)70に電気的に接続されており、図4に示されるように、第1ゴムスイッチ51からの第1の電気信号や第2ゴムスイッチ52からの第2の電気信号は制御部70に向けて出力され、この制御部70は、エアーコンディショニング装置80の温度を設定する。
ところで、上述した第1ゴムスイッチの座屈、及び第2ゴムスイッチの座屈によってそれぞれクリック感が生起される。
詳しくは、図5に示されており、UP用押し込み部36のストロークが大きくなると、この押し下げ力が突起部38を介してUP用作動板60に伝達されるが、第1ゴムスイッチ51に作用する力のモーメントが第2ゴムスイッチ52に作用する力のモーメントよりも大きくなるので、まず、第1ゴムスイッチ51の脚部58に圧縮力が作用する。
続いて、この圧縮力が増加すると、この脚部58が急激に湾曲し、押し込み操作の抵抗値が急減する。この急減時に、第1ゴムスイッチ51とUP用固定接点41とが接触し、操作者の指先には、クリック感が生起されるのである。
次いで、この第1ゴムスイッチ51とUP用固定接点41とが接触した状態において、押し込み部36のストロークがさらに大きくなると、第2ゴムスイッチ52の脚部58にも大きな圧縮力が作用する。その後、この脚部58も急激に湾曲し、押し込み操作の抵抗値が再び急減する。この再急減時に、第2ゴムスイッチ52とUP用固定接点42とが接触し、操作者の指先には、クリック感が再び生起されることになる。
このように、仮に、車室内の温度を現在よりも1℃ずつ高い温度に設定したい場合には、第1ゴムスイッチ51による第1回目のクリック感が指先に得られるまで、UP用押し込み部36を押し込めば良い。
これに対し、仮に、車室内の温度を直ちに最高限界温度に設定したい場合には、第1ゴムスイッチ51による第1回目のクリック感が指先に得られた後、第2ゴムスイッチ52による第2回目のクリック感が指先に得られるまで、UP用押し込み部36を押し込めば良いのである。
なお、DOWN用押し込み部66についても、上述したUP用押し込み部36と同様に構成されており(図2)、2つのDOWN用固定接点43,44が該当し、DOWN用固定接点43は押し込み部66の下端部分近傍に、DOWN用固定接点44はノブ本体32の中央部分近傍に配置されている。
また、これら各固定接点43,44の近傍にも第3ゴムスイッチ53及び第4ゴムスイッチ54がそれぞれ設けられ、各ゴムスイッチ53,54と押し込み部66との間にもDOWN用作動板62が配置されている。
さらに、この作動板62の表面が突起部68に当接し、この作動板62の裏面はゴムスイッチ53,54にそれぞれ連結されており、当該押し込み部66が押し込まれた場合には、突起部68と第3ゴムスイッチ53との距離が突起部68と第4ゴムスイッチ54との距離よりも短いので、DOWN用固定接点43は、第4ゴムスイッチ54とその固定接点44との当接よりも前の時点にて、第3ゴムスイッチ53に当接される。
よって、第3ゴムスイッチ53は、第4ゴムスイッチ54よりも先に座屈して固定接点43に接触し、クリック感を生起させるとともに、車室内の温度を1℃ずつの段階的に下降させる第1の電気信号を出力する。その後、第4ゴムスイッチ54も座屈して固定接点44に接触し、クリック感を再び生起させるとともに、この温度を最低限界値に下降させる第2の電気信号を出力する。
そして、これら第3ゴムスイッチ53からの第1の電気信号や第4ゴムスイッチ54からの第2の電気信号もまた制御部70に向けて出力され、この制御部70は装置80の温度を設定することになる(図4)。
ところで、上記実施例では1つのノブ本体32で温度を設定しているが、2つのノブ本体で構成されていても良い。
詳しくは、図6に示されたノブ30Aは、UP用ノブ本体32Uと、DOWN用ノブ本体32Dとから構成され、各ノブ本体32U,32Dは押し込み部36,66をそれぞれ有している。
また、各押し込み部36,66の表面には温度の上昇側を示す矢印と、その下降を示す矢印とがそれぞれ表示されているのに対し(同図(a))、これら各押し込み部36,66の裏面には、凹部37の開口が各々形成される(同図(b))。これら各凹部37はプランジャ(2段階クリック感触生起手段)38A,68Aの周壁に嵌合可能に構成されている。
各プランジャ38A,68Aは小径端面と大径端面とを有しており、この小径端面は上述した第1ゴムスイッチ51、第3ゴムスイッチ53にそれぞれ当接している。一方、この大径端面はバネ39にそれぞれ当接しており、これら各バネ39はプランジャ38A,68Aをゴムスイッチ51,53に向けてそれぞれ強く付勢する。
また、これら各押し込み部36,66の裏面は、凹部37の開口を除いて作動面(2段階クリック感触生起手段)60A,62Aとして機能し、上述した第2ゴムスイッチ52、第4ゴムスイッチ54にそれぞれ当接可能に構成されている。
そして、仮に、押し込み部36が押し込まれた場合には、プランジャ38Aがバネ39に強く付勢されているので、UP用固定接点41は、第2ゴムスイッチ52とUP用固定接点42との当接よりも前の時点にて、第1ゴムスイッチ51に当接される。
よって、この場合にも、第1ゴムスイッチ51は、第2ゴムスイッチ52よりも先に座屈して固定接点41に接触し、クリック感を生起させるとともに、車室内の温度を1℃ずつの段階的に上昇させる。
その後、作動面60Aが第2ゴムスイッチ52に当接し、このゴムスイッチ52が座屈すると、固定接点42に接触する。これにより、クリック感を再び生起させ、この温度を最高限界値に上昇させる。
以上のように、本実施例によれば、エアーコンディショニング装置80の操作デバイス20は、操作パネル22に押し込み自在に支持された操作ノブ本体32(32U,32D)を有しており、このノブ本体32(32U,32D)が押し込まれると、第1ゴムスイッチ51(第3ゴムスイッチ53)が作動し、第1の電気信号が生ずる。また、このゴムスイッチ51(53)の作動後には、第2ゴムスイッチ52(第4ゴムスイッチ54)が作動し、第2の電気信号が生ずる。
そして、制御部70は、この第1の電気信号に基づいて温度を所定単位ずつ段階的に設定し、次いで、第2の電気信号に基づいて温度を限界値に至らしめる。よって、温度を限界値に至らしめる場合には、従来に比して所定時間の経過を待たなくて済むので、操作者は車室内の温度を速やかに限界値に設定可能になる。
また、このノブ本体32(32U,32D)が押し込まれると、操作者には第1のクリック感が与えられ、第1の電気信号が生ずる。また、その後、操作者には第2のクリック感が与えられ、第2の電気信号が生ずる。
そして、制御部70は、この第2の電気信号に基づいて車室内の温度を限界値に至らしめることから、従来に比して、操作者は温度の限界値への操作が分かり易くなる。
さらに、上述した操作デバイス20を車両用のエアーコンディショニング装置80に搭載すれば、操作者の視点がデバイス20を長時間に亘って捉え続けなくて済む。したがって、車両の運転者が温度を設定する場合には、運転に集中し易くなって安全運転を行える。
本発明は、上記各実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば上記各実施例の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
また、上記実施例では、車両用空調機器に具現化した例を示している。しかしながら、本発明の空調機器は、車室の他、住宅等の居住空間用空調機器にも適用可能である。
そして、この場合にも上記と同様に、温度を速やかに設定できるとの効果を奏する。
本実施例の操作装置を車両内に備えた図である。 図1の操作装置の説明図であり、(a)は正面図、(b)はb−b線の矢視断面図である。 図2の操作ノブによる動作の説明図であり、(a)は操作前の状態、(b)は温度を1℃ずつの段階的に上昇させる操作、(c)は温度を最高限界値に上昇させる操作である。 図2の操作装置に関する制御ブロック図である。 図2の操作装置によるクリック感生起の説明図である。 他の実施例における操作装置の説明図であり、(a)は正面図、(b)はb−b線の矢視断面図である。
符号の説明
20 操作デバイス(操作装置)
22 操作パネル
32,32U,32D 操作ノブ本体
38 突起部(2段階クリック感触生起手段)
38A,68A プランジャ(2段階クリック感触生起手段)
51 第1ゴムスイッチ(第1のスイッチ、2段階クリック感触生起手段)
52 第2ゴムスイッチ(第2のスイッチ、2段階クリック感触生起手段)
53 第3ゴムスイッチ(第1のスイッチ、2段階クリック感触生起手段)
54 第4ゴムスイッチ(第2のスイッチ、2段階クリック感触生起手段)
60 UP用作動板(作動板、2段階クリック感触生起手段)
60A 作動面(2段階クリック感触生起手段)
62 DOWN用作動板(作動板、2段階クリック感触生起手段)
62A 作動面(2段階クリック感触生起手段)
70 制御部(制御手段)
80 エアーコンディショニング装置(空調機器)

Claims (3)

  1. 所定空間の温度を設定する空調機器の操作装置であって、
    操作パネルと、
    該操作パネルに押し込み自在に支持された操作ノブ本体と、
    該操作ノブ本体の押し込みに伴って作動して第1の電気信号を出力する第1のスイッチ、及び該第1のスイッチの作動後に作動して第2の電気信号を出力する第2のスイッチをそれぞれ備えた検知手段と、
    前記第1の電気信号に基づいて前記温度を所定単位ずつ段階的に設定するとともに、前記第2の電気信号に基づいて前記温度を限界値に至らしめる制御手段と
    を具備することを特徴とする操作装置。
  2. 請求項1に記載の操作装置であって、
    前記検知手段は、
    前記操作ノブ本体の押し込み力によって第1のクリック感、及び第2のクリック感を操作者にそれぞれ与えており、前記第1のクリック感による前記第1の電気信号、及び前記第2のクリック感による前記第2の電気信号をそれぞれ出力する2段階クリック感触生起手段であることを特徴とする操作装置。
  3. 請求項1又は2に記載の操作装置を搭載したことを特徴とする車両用空調機器。
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