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JP2009207263A - 電力変換装置 - Google Patents

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英明 植竹
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Abstract

【課題】電力変換装置が電力供給する交流負荷や電力変換装置自体に対する信頼性と安全性とを向上する。
【解決手段】交流電源1から供給される交流を整流器3で直流に変換し、この直流をインバータ5で交流に変換して交流負荷9に供給する電力変換部2と、インバータの各スイッチング素子7に対してPWM信号aを印加して交流負荷に対する供給電力を制御するインバータ制御部11とを有する電力変換装置において、インバータ制御部11から各スイッチング素子7に対する各PWM信号の信号路13に介挿された抵抗の抵抗値を示すゲート抵抗Rgを、交流負荷の運転、漏れ電流、スイッチング素子の温度等の状況に応じて調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流を整流器で直流に変換し、この直流をインバータで交流に変換して交流負荷に供給する電力変換装置に係わり、特にインバータに組込まれた電力用のスイッチング素子に起因する特性劣化を防止する電力変換装置に関する。
例えば、負荷としての交流電動機における速度やトルクを広範囲に亘って制御する手法として、交流を整流器で直流に変換し、この直流をインバータで交流に変換して交流電動機等の交流負荷に供給する電力変換装置が実用化されている。
図6は、一般的な電力変換装置の構成図である。交流電源1から供給される三相交流は電力変換部2の整流器3で直流に全波整流され、平滑コンデンサ4でリップル分が吸収されインバータ5に供給される。このインバータ5においては、ダイオード6とスイッチング素子7との並列回路8が6個、ブリッジ接続されている。インバータ5は入力された直流を三相交流に変換して、交流負荷としての交流電動機9へ供給する。
交流電動機9に対する運転制御部10は、交流電動機9に対する起動、停止、速度(回転速度)、トルク等をインバータ制御部としてのPWM(パルス幅変調)信号発生部11へ送出する。このPWM信号発生部11は、インバータ5の6個の各スイッチング素子7へそれぞれ、抵抗(ゲート抵抗)12を介して、タイミングをずらせて各PWM信号aを印加する。したがって、各スイッチング素子7は、ベース(ゲート)にPWM信号aが印加している期間のみ導通する。
PWM信号発生部11は、各PWM信号aの送信時間間隔、パルス幅を変更することによって、インバータ5から交流電動機9へ出力される交流の周波数f、及び振幅Aを任意に設定可能である。
このような構成の電力変換装置においては、交流電動機9の定格が大きい場合は、各スイッチング素子7として、大容量の半導体スイッチング素子が使用される。例えば、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)が採用されている。このような大容量の半導体スイッチング素子においては端子間容量が無視できない値となる。前述したように、各PWM信号aの信号線13にはスイッチング素子7を過電流から保護するための抵抗12(ゲート抵抗)が設けられている。したがって、この端子間容量と抵抗12の抵抗値とで形成されるインピーダンス成分によって、図7に示すように、このスイッチング素子の導通時の電流bが、PWM信号発生部11から出力されてスイッチング素子のゲートに印加されるPWM信号aに比較して遅れることになる。
したがって、スイッチング素子のスイッチング速度(電流の立ち上がり速度)が低下するので、PWM(パルス幅変調)信号aの周波数(送信間隔)を一定以上上昇できない。すなわち、交流電動機7の回転速度や応答性が制限される。
また、抵抗12(ゲート抵抗)の抵抗値が小さい場合は、図7に示すように、スイッチング素子の導通時の電流cがオーバシュート現象を起す。
したがって、インバータ5から出力される交流の波形に乱れが生じて、他の機器の誤動作の発生、オーバシュートによるサージ発生に起因する電動機巻線の劣化等が発生する可能性がある。
なお、特許文献1には、インバータを構成する単相ブリッジ接続された4個の各スイッチング素子へ各ゲート信号を出力するゲート駆動回路の各出力端に、3個の抵抗をT型に接続したT型抵抗回路を設け、このT型抵抗回路及びゲート抵抗を介して各スイッチング素子へゲート信号を印加している。このT型抵抗回路を設けることによって、ゲート信号の発振を抑制している。
特願2003―88098号公報
しかしながら、図6、図7に示す従来の電力変換装置、及び特許文献1に記載された電力変換装置においても、まだ改良すべき次のような課題があった。
すなわち、図6、図7に示す従来の電力変換装置においては、インバータ制御部11の各出力端と各スイッチング素子とを接続する信号線13に介挿された抵抗12の抵抗値は固定であるので、この電力変換装置における使用条件によっては、上述した各種の弊害が現れることがある。
また、特許文献1に記載された電力変換装置においても、T型抵抗回路のみでは、発振等の問題は解消できるが、各スイッチング素子のスイッチング速度を上昇できない問題が残る。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、インバータの各スイッチング素子のゲート抵抗を必要に応じて調整可能にすることにより、交流電動機等の交流負荷の運転状況や、自己装置の運転状況に応じた各スイッチング素子におけるスイッチング特性を実現でき、交流負荷における幅広い運転条件範囲に亘って良好な運転を実現でき、さらに、電力供給装置としての信頼性を向上できる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、交流電源から供給される交流を整流器で直流に変換し、この直流をスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータで交流に変換して交流負荷に供給する電力変換部と、インバータの各スイッチング素子に対してPWM信号を印加して交流負荷に対する供給電力を制御するインバータ制御部とを有する電力変換装置において、インバータ制御部から各スイッチング素子に対する各PWM信号の信号路に介挿された抵抗の抵抗値を示すゲート抵抗を調整可能とするゲート抵抗調整部を備えている。
このように構成された電力変換装置においては、例えば、操作者は、この電力変換装置から交流電力が供給される例えば交流電動機等の交流負荷の使用状況に応じて、各スイッチング素子のゲート抵抗を調整して、各スイッチング素子のスイッチング速度を最適値に設定可能である。よって、交流負荷を最適状態で運転可能となる。
また、別の発明は、上記発明の電力変換装に対して、交流負荷のアースに対する漏れ電流を検出する漏れ電流検出部と、漏れ電流検出部で検出された漏れ電流の増加に応じてゲート抵抗調整部に対してゲート抵抗の上昇を指示するゲート抵抗指示部とを備えている。
一般に、電力変換装置に組込まれたインバータから交流負荷に供給される交流の波形は、スイッチング素子の高速スイッチングにおけるパルス波形の合成波形であるので、電動機の巻線とフレーム間の静電容量を介してアースに電流が漏れる。この漏れ電流はスイッチング素子のスイッチング速度(パルス波形の立ち上がり)に依存する。
よって、この漏れ電流を検出して、漏れ電流が増大すると、ゲート抵抗を増大して、スイッチング素子のスイッチング速度を低下させて、漏れ電流を抑制する。
また、別の発明は、上記発明の電力変換装に対して、各スイッチング素子の温度を検出する温度検出部と、検出部で検出された温度の上昇に応じてゲート抵抗調整部に対してゲート抵抗の低下を指示するゲート抵抗指示部とを備えている。
スイッチング素子の温度が上昇する要因の一つとしてスイッチング損失(抵抗損失)があるので、この熱損失を低減させるために、各スイッチング素子の温度を測定して温度が上昇すると、ゲート抵抗を低下させる。
また、別の発明は、上記発明の電力変換装におけるゲート抵抗調整部を、印刷配線基板上に配置された複数の抵抗を挿脱可能な接点部材を介してスイッチング素子とPWM信号の出力端子との間を並列接続し、各接点部材を選択的に挿脱するようにしている。
このような構成のゲート抵抗調整部においては、操作者は簡単にゲート抵抗を手動で調整可能である。
本発明においては、インバータの各スイッチング素子のゲート抵抗を必要に応じて調整可能にすることにより、交流電動機等の交流負荷の運転状況や、自己装置の運転状況に応じた各スイッチング素子におけるスイッチング特性を実現でき、交流負荷における幅広い運転条件範囲に亘って良好な運転を実現でき、さらに、電力供給装置としての信頼性を向上できる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図である。図6に示す従来の電力変換装置と同一部分には、同一符号を付して重複部分の詳細説明を省略する。
交流電源1から供給される三相交流は電力変換部2の整流器3で直流に全波整流され、平滑コンデンサ4でリップル分が吸収されインバータ5に供給される。このインバータ5においては、ダイオード6とスイッチング素子7との並列回路8が6個、ブリッジ接続されている。インバータ5は入力された直流を三相交流に変換して、交流負荷としての交流電動機9へ供給する。
なお、各スイッチング素子7として、大容量の半導体スイッチング素子が使用される。例えば、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)が採用されている。
交流電動機9に対する運転制御部10は、交流電動機9に対する起動、停止、速度(回転速度)、トルク等をインバータ制御部としてのPWM信号発生部11へ送出する。このPWM信号発生部11は、インバータ5の6個の各スイッチング素子7へそれぞれ、信号線13、及びゲート抵抗調整部14を介して、タイミングをずらせて各PWM信号aを印加する。
インバータ制御部としてのPWM信号発生部11は、各PWM信号aの送信時間間隔、パルス幅を変更することによって、インバータ5から交流電動機9へ出力される交流の周波数f、及び振幅Aを任意に設定可能である。
各ゲート抵抗調整部14は、PWM信号発生部11の各PWM信号aの出力端子とスイッチング素子7とを接続する信号線13に介挿された抵抗の抵抗値であるゲート抵抗Rgを選択部15の選択指示信号dが指定する値に調整する。選択部15は、例えば、簡単なスイッチ装置等で構成されており、操作者が手動で、ゲート抵抗Rgを指定する。この選択部15から出力された選択指示信号dは6個のゲート抵抗調整部14へ同時に送出される。
6個のゲート抵抗調整部14は、は同一構成であり、図2に示す回路構成を有する。図2において、PWM信号発生部11の各PWM信号aの出力端子とインバータ5の一つのスイッチング素子7とを接続する信号線13にフォトカプラ16aの受光素子18a、及び抵抗17aの直列回路が介挿されている。
さらに、この直列回路に対して、別のフォトカプラ16bの受光素子18b、及び抵抗17bの直列回路が並列接続されている。さらに、フォトカプラ16cの受光素子18c、抵抗17cの直列回路が並列接続されている。各抵抗17a、17b、17cは互いに異なる抵抗値に設定されている。
そして、各フォトカプラ16a、16b、16cの発光素子18a、18b、18cは切替回路20からの駆動信号eにて点灯する。切替回路20は、図1の選択部15からの選択指示信号dが指定するゲート抵抗Rgになるように、各発光素子18a、18b、18cに駆動信号eを送出する。
その結果、指定されたフォトカプラ16a、16b、16cが導通し、PWM信号発生部11の各PWM信号aの出力端子とスイッチング素子7とを接続する信号線13に介挿された抵抗の抵抗値であるゲート抵抗Rgは、導通されたフォトカプラ16a、16b、16cに接続された各抵抗17a、17b、17cの抵抗値の合成抵抗値となる。この場合、各抵抗17a、17b、17cを単独で指定することも、複数の抵抗17a、17b、17cを指定することが可能である。すなわち、ゲート抵抗Rgの選択範囲を広げることができる。
このように構成された第1実施形態の電力変換装置においては、操作者は、この電力変換装置から交流電力が供給される交流電動機9の運転状態に応じて選択部15を操作して、スイッチング素子7のゲート抵抗Rgを調整して、各スイッチング素子のスイッチング速度を最適値に設定する。例えば、この電力変換装置が電力を供給する電気システムに組込まれた電気機器に誤動作が発生したり、オーバシュートによるサージ発生に起因する電動機巻線の劣化等が発生の懸念がある場合は、ゲート抵抗Rgを大きくするように調整する。また、高い応答性や高速性が要求される場合は、ゲート抵抗Rgを小さく設定する。
(第2実施形態)
図3は本発明の第2実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図である。図1に示す第1実施形態の電力変換装置と同一部分には、同一符号を付して重複部分の詳細説明を省略する。
この第2実施形態の電力変換装置においては、図1の第1実施形態の電力変換装置における操作者が操作する選択部15の代わりに、電流検出コイル21、漏れ電流検出部部22、及びゲート抵抗指示部23が設けられている。
この第2実施形態の電力変換装置においては、前述したこの電力変換装置に組込まれているインバータ5のスイッチング素子7の高速スイッチングに起因して、交流負荷としての交流電動機9の巻線とフレーム間の静電容量を介してアースに漏れる漏れ電流を直接検出しなくて、交流電源1から出力される三相交流のR、S、T相の相間の電流を、漏れ電流として、電流検出コイル21で検出する。これは、交流電動機9からの漏れ漏れ電流はアースを経由して交流電源1に帰還するからである。
漏れ電流検出部22は電流検出コイル21で検出した漏れ電流値をゲート抵抗指示部23へ送出する。ゲート抵抗指示部23は、検出された漏れ電流が予め定められたしきい値を超えると、そのしきい値からの漏れ電流の増加量に対応した、ゲート抵抗Rgの増加量ΔRgを決定して、現在時点で、ゲート抵抗調整部14に選択指示している現在のゲート抵抗Rgに加算して、加算後のゲート抵抗(Rg+ΔRg)を、各ゲート抵抗調整部14の切替回路20へ、新たなゲート抵抗Rg(=Rg+ΔRg)の選択指示信号dとして送出する。
その結果、インバータ5の各スイッチング素子7のゲート抵抗Rgが増加する。前述したように、漏れ電流はスイッチング素子7のスイッチング速度に依存するので、漏れ電流が増大すると、ゲート抵抗Rgを増大して、スイッチング素子7のスイッチング速度を低下させるので、漏れ電流が低下する。
ゲート抵抗指示部23は、漏れ電流がしきい値以下に低下すると、ゲート抵抗Rgを元の値に戻す。
このように構成された第2実施形態の電力変換装置においては、漏れ電流が増加した場合は、自動的に、ゲート抵抗Rgが調整されるので、この電力変換装置から電力供給されれる交流電動機等の交流負荷の信頼性と安全性とを向上できる。
(第3実施形態)
図4は本発明の第3実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図である。図1に示す第1実施形態の電力変換装置と同一部分には、同一符号を付して重複部分の詳細説明を省略する。
この第3実施形態の電力変換装置においては、図1の第1実施形態の電力変換装置における操作者が操作する選択部15の代わりに、各スイッチング素子7に取付けられた温度センサ24、温度検出部25、及びゲート抵抗指示部26が設けられている。
温度検出部25は、インバータ5のIGBT等の電力用の半導体素子で構成された各スイッチング素子7に取付けられた例えば熱電対等の温度センサ24を用いて、各スイッチング素子7の温度を検出して、検出した6個の温度の平均温度を算出して、ゲート抵抗指示部26へ送出する。
ゲート抵抗指示部26は、検出された平均の温度が予め定められたしきい値を超えると、そのしきい値からの温度の上昇量に対応した、ゲート抵抗Rgの低下量ΔRgtを決定して、現在時点で、ゲート抵抗調整部14に選択指示している現在のゲート抵抗Rgから減算して、減算後のゲート抵抗(Rg―ΔRg)を、各ゲート抵抗調整部14の切替回路20に対して、新たなゲート抵抗Rg(=Rg―ΔRgt)の選択指示信号dとして送出する。
その結果、インバータ5のスイッチング素子7のゲート抵抗Rgが低下する。前述したように、インバータ5のスイッチング素子7の発熱に起因する温度上昇は、導通時の抵抗損失に大きく影響されるので、各スイッチング素子7の温度が上昇すると、ゲート抵抗Rgを低下することによって、上昇した温度が低下する。
ゲート抵抗指示部26は、温度がしきい値以下に低下すると、ゲート抵抗Rgを元の値に戻す。
このように構成された第3実施形態の電力変換装置においては、インバータ5に組込まれた各スイッチング素子7の温度が上昇した場合は、自動的に、ゲート抵抗Rgが調整されるので、この電力変換装置自体の信頼性と安全性とを向上できる。
(第4実施形態)
図5は本発明の第4実施形態に係わる電力変換装置に組込まれた6個のゲート抵抗調整部14aの一つのゲート抵抗調整部14aの回路図である。このゲート抵抗調整部14a以外の構成は、図1に示す第1実施形態の電力変換装置とほぼ同一であるので説明を省略する。また、第1実施形態における選択部15は除去されている。
図5のゲート抵抗調整部14aにおいて、印刷配線基盤27上に互いに抵抗値が異なる3個の抵抗17d、17e、17fと、3個の挿脱可能な接点部材としてのジャンパ28a、28b、28cが取付けられている。そして、各抵抗17d、17e、17f及びジャンパ28a、28b、28cを、PWM信号発生部11のPWM信号aの出力端子とスイッチング素子との間を並列接続する3本の配線29a、29b、29cが印刷されている。
このように構成されたゲート抵抗調整部14aが組込まれた第4の実施形態の電力変換装置においては、操作者はこの電力変換装置に交流電動機等の交流負荷を接続して、実際に稼働する前に、ゲート抵抗調整部14aにおける必要なジャンパ28a、28b、28cを残して他のジャンパを取り外して、交流負荷の予想される運転状況に対応したゲート抵抗Rgに設定することができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、ゲート抵抗調整部14のみを、それぞれ異なるゲート抵抗Rgを有した複数の基板で構成して、必要に応じて取替え可能とすることも可能である。この場合、電力変換装置のリニューアル等で主回路素子部が変わる場合でも低コストで変更対応可能となる。
本発明の第1実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図 同実施形態の電力変換装置に組込まれたゲート抵抗調整部の回路図 本発明の第2実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図 本発明の第3実施形態に係わる電力変換装置の概略構成図 本発明の第4実施形態に係わる電力変換装置に組込まれたゲート抵抗調整部の回路図 従来の電力変換装置の概略構成図 同従来の電力変換装置のPWM信号波形とスイッチング素子の導通時の電流波形を示す図
符号の説明
1…交流電源、2…電力変換部、3…整流器、4…平滑コンデンサ、5…インバータ、7…スイッチング素子、9…交流電動機、10…運転制御部、11…PWM信号発生部、12,17a〜17f…抵抗、13…信号線、14,14a…ゲート抵抗調整部、15…選択部、16a〜16c…フォトカプラ、20…切替回路、21…電流検出コイル、22…漏れ電流検出部、23,26…ゲート電流指示部、24…温度センサ、25…温度検出部、27…印刷配線基盤、28a〜28c…ジャンパ、29a〜29c…配線

Claims (4)

  1. 交流電源から供給される交流を整流器で直流に変換し、この直流をスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータで交流に変換して交流負荷に供給する電力変換部と、前記インバータの各スイッチング素子に対してPWM信号を印加して前記交流負荷に対する供給電力を制御するインバータ制御部とを有する電力変換装置において、
    前記インバータ制御部から前記各スイッチング素子に対する前記各PWM信号の信号路に介挿された抵抗の抵抗値を示すゲート抵抗を調整可能とするゲート抵抗調整部を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記交流負荷のアースに対する漏れ電流を検出する漏れ電流検出部と、
    前記漏れ電流検出部で検出された漏れ電流の増加に応じて前記ゲート抵抗調整部に対してゲート抵抗の上昇を指示するゲート抵抗指示部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記各スイッチング素子の温度を検出する温度検出部と、
    前記検出部で検出された温度の上昇に応じて前記ゲート抵抗調整部に対してゲート抵抗の低下を指示するゲート抵抗指示部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記ゲート抵抗調整部は、印刷配線基板上に配置された複数の抵抗を挿脱可能な接点部材を介して前記スイッチング素子とPWM信号の出力端子との間を並列接続し、前記各接点部材を選択的に挿脱されることによってゲート抵抗を調整することを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
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