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JP2009199832A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源自身の影を励起光照射側に作ることなく励起光を蛍光体に照射することができ、かつ光利用効率の高い蛍光発光を行うことができると共に、薄型化も可能な照明装置を提供する。
【解決手段】励起光として青色光LBまたは紫外光LUVを発する光源11と、表面に蛍光反射面15Aを有する反射板15とを備える。蛍光反射面15Aは、所定角度θを持って傾斜配置されると共に光源11から発せられた励起光が照射されることにより励起されて蛍光発光する。蛍光反射面15Aには、光源11から発せられた励起光が側面方向から入射する。その入射した励起光と蛍光反射面15Aで励起された発光光とを混色して照明光(白色光17)として照明対象側に反射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光発光を利用した照明装置および、その照明装置を用いた表示装置に関する。
従来より、例えば液晶表示装置のバックライトの光源として、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの棒状の蛍光管を使ったものが知られている。また、光源として棒状の紫外線ランプを用い、紫外線を可視光に変換して照明光とするようなバックライトも提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−266605号公報
さらに最近では、バックライトの光源として、LED(Light Emitting Diode)を利用したものが登場し始めている。バックライトとしては、R(赤色),G(青色),B(青色)の各色のLEDを組み合わせて混色するものと、単一のLEDチップで白色発光を行うものとがある。特に単一のLEDチップで白色発光を行うものは、色合わせのサーボシステムなどが不要と考えられると共に、ある程度広い色表示範囲が得られるため、将来有望視され、白色バックライトとして実用化されている。この場合、バックライトの構成としては一般的に、照明対象に対して側面方向に配置された光源からの光を導光板を介して照明対象側に導く導光型と、照明対象の直下に光源を配置した直下型とがある。また、バックライトの光出射側には、照明光を均一化するために拡散板が配置される。
ここで、導光型の場合は、導光板を薄くするなどして携帯電話等で実用化されている。導光型の場合は、導光板の設計を工夫することで、薄型化に有利である。しかしながら、導光型の場合、射出させる光の取り出し方法に課題があり、総じて、全反射により導光板内部に入り込んだ光を、板外部に射出させることと板内部封じ込めることとが相反する機能であるため、その点で矛盾し、光利用効率が悪いという欠点がある。また、重量も重くなるため、大型の機器ではあまり活用されない。一方、直下型は、光利用効率は良いが薄型化しにくいという欠点がある。
このように、導光型および直下型は共に、利点および欠点を持ち合わせており、特に、大型の液晶テレビなどで用いられる、直下型のタイプにおいては、より薄く高輝度で、色度のむらを減らすことが課題となっている。
ところで、従来のバックライトで用いられている蛍光管は、ガラス管の内部で発生した紫外線が、ガラス管内面に塗布された蛍光体を励起して白色発光する構造となっている。このような構造とされる場合は、励起光である紫外線が蛍光体内部で吸収されるため、励起光がガラス管の内面に塗布されている蛍光体を通過する際に減衰し、出射光に損失が生じる。この蛍光体自身の透過率の影響が避けられないため、蛍光体の透過光を観察するよりも、蛍光体での反射光を観察するほうが輝度が高く得られる。上記特許文献1には、紫外線ランプの外部に反射板を配置し、その反射板の表面に蛍光発光板を配置して紫外線ランプからの紫外光で励起することで、光利用効率の高い蛍光発光を行う発明が記載されている。特許文献1に記載の構造では、励起光が紫外線で不可視である。また、励起用の光源として具体的には例えば水銀放電のUV蛍光発光CCFLを用いることから、ガラス管が透明である。このため、励起光照射側からの観察に対して、励起用光源が影を作ることは無い構成である。
一方、励起光として青色LEDによる青色光を用い、赤と緑の蛍光体を励起して励起光と混色して白色光を得る構成が考えられる。この場合、励起光源である青色LEDは、紫外線ランプのように無色透明ではないため、単純に直下型のような構成にしてしまうと、光源自身が照明対象側から見えてしまう問題がある。仮に光源を空中に浮かせたとしても光源自身の影が励起光照射側にできてしまう。このため、励起光照射側を観測するような現実的な構成は実現できていなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、光源自身の影を励起光照射側に作ることなく励起光を蛍光体に照射することができ、かつ光利用効率の高い蛍光発光を行うことができると共に、薄型化も可能な照明装置および表示装置を提供することにある。
本発明の照明装置は、励起光を発する光源を少なくとも1つ有する光源群と、表面が所定角度を持って照明対象側に傾斜して配置されると共に光源群から発せられた励起光が照射されることにより励起されて蛍光発光する蛍光反射面とされ、その蛍光反射面に励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した励起光と蛍光反射面で励起された発光光とを混色して照明光として照明対象側に反射するようになされた反射板とを備えたものである。
本発明の表示装置は、照明装置と、その照明装置からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部とを備えた表示装置であって、照明装置が、上記本発明の照明装置によって構成されているものである。
本発明の照明装置または表示装置では、表面が所定角度を持って傾斜配置された蛍光反射面に、光源群から発せられた励起光が側面方向から入射される。その入射した励起光と蛍光反射面で励起された発光光とが混色されて照明光として照明対象側に反射される。
本発明の照明装置において、反射板と光源群とを複数有し、反射板が同一面内方向に並列配置されていると共に、1または複数の反射板ごとに光源群が対応付けられて配置されていても良い。そして、複数の反射板のそれぞれの蛍光反射面において、光源群からの励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した励起光と発光光とを混色して照明光として反射するようになされていても良い。
この場合、例えば反射板と光源群とを同一面内方向に交互に複数並列配置することで、全体として薄型化を図りやすくなる。
本発明の照明装置または表示装置によれば、表面が所定角度を持って傾斜配置された蛍光反射面に、光源群から発せられた励起光を側面方向から入射し、その入射した励起光と蛍光反射面で励起された発光光とを混色して照明光として照明対象側に反射するようにしたので、光源自身の影を励起光照射側に作ることなく励起光を蛍光体に照射することができ、かつ光利用効率の高い蛍光発光を行うことができると共に、薄型化も可能となる。
特に、反射板と光源群とを複数有し、反射板が同一面内方向に並列配置するようにした場合には、例えば反射板と光源群とを同一面内方向に交互に複数並列配置することで、より薄型化しやすくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1(A),(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の基本原理を示している。
この照明装置は、左側方部に配置された第1の光源11と、表面が第1の光源11からの光が照射される蛍光反射面15Aとされた第1の反射板15とを備えている。第1の反射板15は、蛍光反射面15Aが所定角度θを持つように照明対象側に傾斜して配置されている。この照明装置はまた、右側方部に配置された第2の光源13と、表面が第2の光源13からの光が照射される蛍光反射面16Aとされた第2の反射板16とを備えている。第2の反射板16の蛍光反射面16Aは、第1の反射板15の蛍光反射面15Aとは逆方向に所定角度θを持つように傾斜配置されている。第2の光源13および第2の反射板16は、第1の光源11および第1の反射板15に対して略対称的に配置されている。この照明装置の上側(光出射側)には、拡散板10が配置されている。
第1の光源11は、図1(A)に示したように、励起光として青色光LBまたは紫外光LUVを発するものである。第1の光源11からの励起光は、集光鏡12によって、側面方向から第1の反射板15の蛍光反射面15Aに全体的に照射されるようになっている。蛍光反射面15Aには、励起光が照射されることにより励起されて蛍光発光する蛍光体が塗布されている。反射板15は、蛍光反射面15Aに第1の光源11からの励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した励起光と蛍光反射面15Aで励起された発光光とを反射して加法混色することで白色光17とし、その白色光17を照明光として照明対象側(上側)に反射するようになっている。
第2の光源13も同様に、図1(B)に示したように、励起光として青色光LBまたは紫外光LUVを発するものである。第2の光源13からの励起光は、集光鏡14によって、側面方向から第2の反射板16の蛍光反射面16Aに全体的に照射されるようになっている。蛍光反射面16Aには、励起光が照射されることにより励起されて蛍光発光する蛍光体が塗布されている。反射板16は、蛍光反射面16Aに第2の光源13からの励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した励起光と蛍光反射面16Aで励起された発光光とを反射して加法混色することで白色光17とし、その白色光17を照明光として照明対象側(上側)に反射するようになっている。
この照明装置では、図1(A)に示したように、第1の光源11からの励起光は、第1の光源11の近くに配置された第2の反射板16にはほとんど照射されることなく、逆側に離れて配置された第1の反射板15の蛍光反射面15Aに照射される。逆側に配置された第2の光源13についても同様に、図1(B)に示したように、第2の光源13からの励起光は、第2の光源13の近くに配置された第1の反射板15にはほとんど照射されることなく、逆側に離れて配置された第2の反射板16の蛍光反射面16Aに照射される。この照明装置では、第1の光源11と第2の光源13とで互いに逆側に配置された反射板15,16を照射するので、光源自身の影を作らないようにして励起光を照射することが可能である。この照明装置では、光源と照射面との距離を十分に取り、光を均一かつ広範囲に照射することで効率よく混色を行うことができるが、そのような構成は十分な厚みが取れれば実現可能である。また、この照明装置では、光源として非常に大きな出力のLEDを用いることで、第1の光源11および第2の光源13としてそれぞれ、例えば青色LEDを1つだけ用いた簡単な構成とすることができる。
図2は、図1の基本原理に示した構成をより薄型化した構成例を示している。
図2に示した照明装置は、光源群としてのLED群21と、反射板23とを複数有し、かつ、LED群21と反射板23とを同一面内方向に交互に並列配置したものである。反射板23の表面は、LED群21からの光が照射される蛍光反射面23Aとされている。蛍光反射面23Aは所定角度θを持つように傾斜配置されている。この照明装置は例えば、筐体18における水平方向の一方の端部(図2の例では左端部)に1つのLED群21が位置し、水平方向の他方の端部(図2の例では右端部)には1つの反射板23が位置するように、LED群21と反射板23とが交互に配置されている。
この照明装置は、複数の反射板23のそれぞれに対して側面方向にLED群21が配置され、複数の反射板23のそれぞれの蛍光反射面23Aにおいて、励起光が側面方向から入射されると共に、その入射して反射した励起光19と蛍光反射面23Aで励起されて反射した発光光20とを加法混色することで白色光24とし、その白色光24を照明光として照明対象側(上側)に反射するようになっている。
この照明装置において、LED群21は、光源としての青色LED21Bを少なくとも1つ有している。青色LED21Bは、励起光として青色光LBを発するものである。図2に示した構成例では、LED群21として、複数の青色LED21Bを有し、それらが垂直方向(上下方向)に所定のピッチで配置されている。
この照明装置において、反射板23の側面方向で、LED群21と反射板23との間には、レンズシート22が配置されている。レンズシート22は、LED群21内での複数の青色LED21Bからの励起光を効率的、かつ均一に蛍光反射面23Aに導くためのものである。具体的には、LED群21内での複数の青色LED21B間の光源としてのばらつきを回避したり、蛍光反射面23Aに入射せずに励起光が直接、照明対象側に出射されることを緩和する目的で設けられている。レンズシート22は、例えば表面に複数のプリズム状のレンズが形成されて垂直方向に屈折力を有したものである。
この照明装置において、隣接するLED群21の距離L1(図2)と全体の厚みD1は任意に構成できる。また、反射板23の傾斜角度θは、LED群21の物理的寸法に応じて適宜設定できる。傾斜角度θは、45°以下が望ましい。LED群21内のLEDの使用個数を減らしたい場合は、角度θを小さくすると良い。
この照明装置は、励起光を側面方向から蛍光反射面23Aに入射すると共に、その入射して反射した励起光19と蛍光反射面23Aで励起されて反射した発光光20とを加法混色することで白色光24とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するという点で、照明光を生成する原理自体は図1の構成例と同様である。
次に、この照明装置における蛍光反射面23Aの蛍光体の構造について説明する。
まず、励起光として紫外光LUVを用いて白色光を得る場合について説明する。図4(A),(B)は、紫外光LUVを用いて白色光を得る場合の蛍光面の構成例とその発光強度の特性を示している。蛍光体としては、赤色蛍光体5R、青色蛍光体5B、および緑色蛍光体5Gを用いるものとする。具体的な構造を説明する前に、図3を参照して、励起光として紫外光LUVを用いた場合の各蛍光体の励起と発光の依存関係を説明する。赤色蛍光体5R、青色蛍光体5B、および緑色蛍光体5Gが同一の蛍光面に塗布されている場合、長波長側の蛍光体は、元々の励起光である紫外光LUVのみならず、短波長側の他の蛍光体で発光した色光を再吸収して発光しやすい。例えば青色蛍光体5Bは励起光である紫外光LUVによって励起されて青色光LBを発するが、緑色蛍光体5Gは紫外光LUVによる励起だけでなく、青色蛍光体5Bで発せられた青色光LBを再吸収して緑色光に変換しやすい。さらに赤色蛍光体5Rは紫外光LUVによる励起だけでなく、青色蛍光体5Bで発せられた青色光LBと緑色蛍光体5Gで発せられた緑色光とを再吸収して赤色光に変換しやすい。
このような特性があるため、例えば図4(A)に示したように赤色蛍光体5R、青色蛍光体5B、および緑色蛍光体5Gの粒子をランダムに混ぜた蛍光面の構造とすると、短波長側の色光が長波長側の色光に変換されるため、相対的に長波長側の色光ほど発光強度が高くなり、色のバランスが悪くなってしまう。これに対し、図4(B)に示したように赤色蛍光体5R、青色蛍光体5B、および緑色蛍光体5Gの粒子をストライプ状に各色領域に分けた構造にした場合、長波長側の蛍光体が他の短波長側の発光光を吸収しにくくなるので、各色の発光量のバランスがとりやすい。特に、図4(A)の構造に比べて青の輝度が大きく取れるため、発光効率が良い。蛍光発光は拡散性があるため、ストライプのピッチ幅は、視覚的に混色可能な幅であればよく、例えば数mm〜数100μmまで自由である。
次に、励起光として青色光LBを用いて白色光を得る場合について説明する。図6(A),(B)は、青色光LBを用いて白色光を得る場合の蛍光面の構成例とその発光強度の特性を示している。蛍光体としては、赤色蛍光体5R、および緑色蛍光体5Gを用いるものとする。具体的な構造を説明する前に、図5を参照して、励起光として青色光LBを用いた場合の各蛍光体の励起と発光の依存関係を説明する。この場合も基本的には、励起光として紫外光LUVを用いた場合と同様である。すなわち、赤色蛍光体5R、および緑色蛍光体5Gが同一の蛍光面に塗布されている場合、緑色蛍光体5Gは励起光である青色光LBによって励起されて緑色光を発するが、長波長側の赤色蛍光体5Rは青色光LBによる励起だけでなく、短波長側の緑色蛍光体5Gで発せられた緑色光を再吸収して赤色光に変換しやすい。
このような特性があるため、例えば図6(A)に示したように赤色蛍光体5Rおよび緑色蛍光体5Gの粒子をランダムに混ぜた蛍光面の構造とすると、短波長側の色光が長波長側の色光に変換されるため、相対的に長波長側の色光ほど発光強度が高くなり、色のバランスが悪くなってしまう。これに対し、図6(B)に示したように赤色蛍光体5Rおよび緑色蛍光体5Gの粒子をストライプ状に各色領域に分けた構造にした場合、長波長側の蛍光体が他の短波長側の発光光を吸収しにくくなるので、各色の発光量のバランスがとりやすい。なお、図6(A),(B)の構造は蛍光面が透過型のものであり、蛍光面を透過した青色光LBと赤色蛍光体5Rおよび緑色蛍光体5Gで励起された赤色光および緑色光とを混色するものとする。図6(B)の未塗布領域6は青色光LBを透過させる領域である。図6(B)の構造では、図6(A)の構造に比べて青の透過輝度が大きく取れるため、発光効率が良い。図6(A)の構造では、未塗布領域6を設けていないので青の透過率が悪く、色温度が低下し暗くなってしまう。蛍光発光は拡散性があるため、ストライプのピッチ幅は、視覚的に混色可能な幅であればよく、例えば数mm〜数100μmまで自由である。
図7は、励起光として青色光LBを用いる場合の透過型の蛍光面の第3の構成例を示している。各色の蛍光体の粒子を混ぜて塗布したものであっても、緑色光が赤の発光用に再吸収されにくい蛍光体も存在する。このような蛍光体を用いる場合、赤色蛍光体5Rおよび緑色蛍光体5Gの粒子をランダムに混ぜて塗布した領域と、蛍光体を何も塗布しない未塗布領域6とをストライプ状に分けて形成すると良い。これにより、励起光である青の透過輝度が大きく取れるため、効率が良い。蛍光発光は拡散性があるため、ストライプのピッチ幅は、視覚的に混色可能な幅あればよく、数mm〜数100μまで自由である。
図2に示した本実施の形態における照明装置では、透過型の蛍光面ではなく反射型の蛍光面(蛍光反射面23A)であるため、透過による青色光LBの減衰は少ない。このため、図6(B)の構造における未塗布領域6を設けることなく、効率的にバランスの良い白色光を得ることができる。例えば単純に赤色蛍光体5Rと緑色蛍光体5Gとを数mm〜数100μ程度の幅で交互に塗布した赤と緑のストライプ状の構造で良い。本実施の形態では、透過型の場合に比べて、未塗布領域6を設ける必要がないので、加工工程的に有利である。
図8は、本実施の形態に係る照明装置を用いた表示装置の一例を示している。
この表示装置は、透過型の液晶表示装置であり、バックライト1と、液晶パネル2と、バックライト1と液晶パネル2との間に配置された拡散板10とを備えている。バックライト1は、本実施の形態に係る照明装置(図1または図2)を用いて構成されている。液晶パネル2は、バックライト1からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部である。
この表示装置では、バックライト1からの照明光が拡散板10を介して液晶パネル2の裏面側から照射される。液晶パネル2では、映像信号に基づいて照明光を変調することで、映像を表示する。
以上説明したように、本実施の形態の照明装置によれば、図1に示したように、表面が所定角度を持って傾斜配置された蛍光反射面15A,16Aに、光源11,13から発せられた励起光を側面方向から入射し、その入射した励起光と蛍光反射面15A,16Aで励起された発光光とを混色して照明光として照明対象側に反射するようにしたので、光源自身の影を励起光照射側に作ることなく励起光を蛍光体に照射することができ、かつ光利用効率の高い蛍光発光を行うことができる。特に、図2に示したように、反射板23と光源群としてのLED群21とを同一面内方向に交互に複数並列配置した構成にした場合には、より薄型化しやすくなる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、上記第1の実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9(A),(B)は、本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。特に図9(A)では、この照明装置を側方視した状態、図9(B)では上面方向から斜方視した状態を図示している。
この照明装置は、光源群としての複数のLED群31と、複数の反射板23とを備えている。LED群31と反射板23は、図2の構成例と同様、同一面内方向に交互に並列配置されている。また、筐体18における水平方向の一方の端部(図9(A)の例では左端部)に1つのLED群31が位置し、水平方向の他方の端部(図9(A)の例では右端部)には1つの反射板23が位置するように、LED群31と反射板23とが交互に配置されている。
この照明装置において、LED群31は、光源としての青色LED31Bを複数有している。青色LED31Bは、励起光として青色光LBを発するものである。青色LED31Bは、側面方向が発光面30とされた側面射出型のLEDで構成されている。青色LED31Bはまた、駆動用の電極31Aを有している。
本実施の形態では、上記第1の実施の形態における図2の構成例に対してLED群31内のLEDの配置が異なっている。図2に示した構成例では、複数の青色LED21Bが垂直方向(上下方向)に配置されていたが、本実施の形態では、1つの反射板23に対応する1つのLED群31内において、複数の青色LED31Bが、図9(B)に示したように、第1の方向(縦方向(y方向))に直線的に配列されている。また、LED群31は、第1の方向に直交する第2の方向(水平横方向(図のx方向))に複数、配置されている。これにより、複数のLED群31を全体としてみたときに、縦方向および横方向で複数の青色LED21Bが2次元配列されたような配置とされている。これにより、光源としてのLEDの空間利用効率が高い配置とされている。
この照明装置において、反射板23の側面方向で、LED群31と反射板23との間には、レンズシート32が配置されている。レンズシート32は、LED群31内での複数の青色LED31Bからの励起光を効率的、かつ均一に蛍光反射面23Aに導くためのものである。具体的には、LED群31内での複数の青色LED31B間の光源としてのばらつきを回避したり、蛍光反射面23Aに入射せずに励起光が直接、照明対象側に出射されることを緩和する目的で設けられている。レンズシート32は、例えば表面に複数のプリズム状のレンズが形成されて例えばy方向に屈折力を有したものである。
この照明装置は、LED群31からの励起光を側面方向から蛍光反射面23Aに入射すると共に、その入射して反射した励起光19と蛍光反射面23Aで励起されて反射した発光光20とを加法混色することで白色光24とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するという点で、照明光を生成する原理自体は図2の構成例と同様である。また、基本的な作用・効果は、図2の構成例と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図10(A),(B)は、本発明の第3の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。特に図10(A)では、この照明装置を上方視した状態、図10(B)では側方視した状態を図示している。
この照明装置は、光源群としての複数のLED群51と、複数の反射板23とを備えている。LED群51と反射板23は、例えば図9(A),(B)の構成例と同様、同一面内方向に交互に並列配置されている。ただし、図9(A),(B)の構成例では光源として側面射出型のLEDを用いたが、本実施の形態では上面射出型のLEDを用いている。
この照明装置において、LED群51は、光源としての青色LED51Bを複数有している。青色LED51Bは、励起光として青色光LBを発するものである。青色LED51Bは、上面方向が発光面30とされた上面射出型のLEDで構成されている。青色LED51Bはまた、駆動用の電極31Aを有している。
この照明装置ではまた、反射板23の裏面(蛍光反射面23Aの裏面側)が反射面23Bとされている。そして、反射板23における裏面側にLED群51が配置され、LED群51から発せられた励起光が、反射板23における裏面側の反射面23Bで反射された後、隣接する他の反射板23の蛍光反射面23Aに入射するように構成されている。反射面23Bは、表面を鏡面反射コーティングすることで構成する。
この照明装置は、光源として上面射出型のLEDを用い、反射板23の裏面の反射面23Bを介してLED群51からの励起光を側面方向から蛍光反射面23Aに照射するという点を除いて、他の基本的な作用・効果は、上記第2の実施の形態の構成例と同様である。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
本実施の形態も、上記第3の実施の形態と同様、光源が上面射出型の青色LED51Bで構成されている。本実施の形態は、光源の使用個数を減らしたい場合の構成例である。上記第3の実施の形態では、LED群51と反射板23とが交互に配置され、LED群51と反射板23とが一対一に対応付けられて配置されていたが、本実施の形態では、LED群51の設置数が、反射板23の設置数よりも少ない構成とされている。そして、1つのLED群51からの青色光LBが、少なくとも2以上の反射板23の裏面側の反射面23Bに対して入射するように構成されている。このため、上記第3の実施の形態の構成に比べて、LED群51が、反射板23よりも下方に、ある程度の距離D2を空けて配置されている。
この照明装置は、1つのLED群51からの青色光LBを、複数の反射板23の裏面側に入射させて励起光として用いる点を除いて、他の基本的な作用・効果は、上記第3の実施の形態の構成例と同様である。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
例えば上記第2の実施の形態に示した照明装置では、観測方向により輝度の違いが生じ、輝線を発生してしまうおそれがある。すなわち、図12に示したように、第1の方向Mでは反射板23の蛍光反射面23Aで反射された反射光(主に発光光20(赤色光および緑色光))が支配的に観測され、第2の方向Nでは蛍光反射面23Aで反射されずにLED群31から照明対象側に直接向かう直接光(青色光LB)が観測される。これらの光線出射方向の違いにより輝線が生ずるおそれがある。
このため、本実施の形態に係る照明装置は、複数の反射板23と照明対象との間に光線拡散手段をさらに備え、直接光と反射光との光線出射方向の違いにより生ずる輝線を緩和するように構成したものである。
図13は、光線拡散手段として方向選択性拡散シート25を配置した構成例である。
方向選択性拡散シート25は、ある方向から見たときの透明度に対して他の方向から見たときの透明度が低くなるような、透明度に角度依存性のあるフィルム状シートである。このような特性を持つ光学フィルムとしては、例えば住友化学株式会社のルミスティがある。方向選択性拡散シート25における透明度が高くなる(へーズ値が小さくなる)方向を反射光が向かう方向(第1の方向M)、透明度が低くなる(へーズ値が大きくなる)方向を直接光が向かう方向(第2の方向N)となるように配置することで、上記輝線を緩和することができる。
図14は、光線拡散手段としてプリズムシート26を配置した構成例である。
プリズムシート26は、表面に複数の微小プリズム26Aが例えば等間隔に所定ピッチで形成されたものである。微小プリズム26Aは、断面が略三角形状であり、反射光が向かう第1の方向Mに配置された第1の面26Mと、直接光が向かう第2の方向Nに配置された第2の面26Nとを有している。第1の面26Mは、励起光19(青色光LB)および発光光20(赤色光および緑色光)のうち発光光20の波長帯域に対して高い反射率を有している。第2の面26Nは、励起光19および発光光20のうち励起光19の波長帯域に対して高い反射率を有している。これにより、第1の面26Mでは、発光光20の一部を蛍光反射面23A側に回帰させて光の再利用を図る。また、第2の面26Nでは、青色光LBを光源側に回帰させて光の再利用を図る。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上記第5の実施の形態と同様に、観測方向による輝度の違いを緩和するための構成に関する。図15は、本実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
この照明装置は、上記第5の実施の形態で説明した光線拡散手段として、表面に複数のプリズム状の溝が形成されたプリズムシート27と、プリズムシート27に対して照明対象側に所定間隔dを空けて対向配置され、プリズムシート27を介して入射した光線を一様に拡散する拡散板10とを用いたものである。
プリズムシート27は、図17に拡大して示したように、表面に三角形状の微小プリズム27Aが複数形成されたものである。ここで、図16に示したように、屈折率n0の媒質(例えば空気)から屈折率n1の媒質(例えば透明樹脂)に光線が入射すると、角度αで入射した光線は角度βで屈折する。プリズムシート27は、微小プリズム27Aの屈折効果により、直接光と反射光との光線出射方向の違いを緩和するように構成されている。
微小プリズム27Aは、反射光が向かう第1の方向Mに配置された第1の面27Mと、直接光が向かう第2の方向Nに配置された第2の面27Nとを有している。微小プリズム27Aの第1の面27Mと第2の面27Nの透明度は同一とされている。ここで、プリズムシート27は、微小プリズム27Aの頂角θ1、および隣接する第1の面27Mと第2の面27Nとのなす角度θ2,θ3を適宜調整することで、入射光線を中央の方向Jに矯正して出射させることが可能である。
例えば、反射光が向かう第1の方向Mと直接光が向かう第2の方向Nとが略対称的であれば、図17に示した構成例のように、角度θ2=θ3として、微小プリズム27Aの構成を略対称的な形状とすると共に、微小プリズム27Aの屈折率を適切に設定することで光線出射方向を適切に矯正することができる。一方、反射光が向かう第1の方向Mと直接光が向かう第2の方向Nとが非対称であれば、図18に示した構成例のように、角度θ2と角度θ3とを異ならせて微小プリズム27Aの構成を非対称な形状とすれば良い。
図19は、本実施の形態における光線拡散手段としての効果を示している。本実施の形態ではまず、プリズムシート27における屈折効果により、反射光と直接光との光線出射方向の違いが矯正され、光線出射方向が略同一方向とされる。そして、プリズムシート27から拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、プリズムシート27と拡散板10との間の領域で光線密度が略一様化される。さらに、拡散板10を経ることで光線が拡散し、輝度むらが緩和される。これにより、光線出射方向の違いによる輝線が緩和される。
なお、プリズムには屈折効果のほかにも、反射効果があるため、入射光線の角度によっては、例えば図20に示したように、微小プリズム27Aの第1の面27Mと第2の面27Nとで2重反射して、光線が反射板23の蛍光反射面23Aに再帰的に入射することもある。これにより、混色性をより高める効果が期待される。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図15の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上記第6の実施の形態と同様に、観測方向による輝度の違いを緩和するための構成に関する。図21は、本実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
この照明装置は、上記第6の実施の形態におけるプリズムシート27(図15)に代えて、フレネルレンズシート28を備えたものである。
フレネルレンズシート28は、図22(B)に拡大して示したように、表面にフレネルレンズ28Aが複数形成されたものである。フレネルレンズ28Aは、表面に同心円状に溝が形成されていることにより、全体として凹形状で、凹レンズ29としてのレンズ作用を持つものである。フレネルレンズ28Aは、図22(A)に拡大して示したように、中央部から周辺部に行くに従い溝の起伏が高くなるような形状とされている。フレネルレンズシート28は、フレネルレンズ28Aの屈折効果により、直接光と反射光との光線出射方向の違いによる光束の明暗を緩和するように構成されている。輝度の明暗を緩和するために、フレネルレンズ28Aの中央部には明部となる光束が入射し、フレネルレンズ28Aの周縁部には暗部となる光束が入射するように調整してフレネルレンズシート28を配置する。
図23は、本実施の形態における光線拡散手段としての効果を示している。本実施の形態ではまず、フレネルレンズシート28における屈折効果により、反射光と直接光との光線出射方向の違いによる光束の明暗が矯正される。すなわち、フレネルレンズ28Aの中央部に入射した明部の光束がフレネルレンズ28Aの周縁部に振り分けられ、明部と暗部が中和されることで、明暗が矯正される。そして、フレネルレンズシート28から拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、フレネルレンズシート28と拡散板10との間の領域で光線密度が略一様化される。さらに、拡散板10を経ることで光線が拡散し、輝度むらが緩和される。これにより、光線出射方向の違いによる輝線が緩和される。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図21の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図24は、本発明の第8の実施の形態に係る照明装置の全体構成を示している。
本実施の形態は、複数の光源ユニットを同一面内方向に並列配置して構成された照明装置に関する。光源ユニットとしてはLEDユニット3を用いる。以下では、LEDユニット3として、上記第2の実施の形態に示した照明装置(図9(A),(B))を用いる場合を例に説明する。ただし、LEDユニット3として、他の実施の形態に係る照明装置を用いることも可能である。
図24の構成例では、LEDユニット3が、第1の方向(縦方向(図のy方向))と第1の方向に直交する第2の方向(水平横方向(図のx方向))とにそれぞれ3つずつ、合計9つのユニットが配置された構成とされている。ここで、水平横方向の各ユニットの配置領域を、一方の端部(左端部)側から順に、Aブロック、Bブロック、Cブロックと称することとする。
ここで、図25を参照して、各ブロックの端部の構成について説明する。
LEDユニット3は、上記第2の実施の形態において説明したように、水平方向の一方の端部(左端部)に1つのLED群31が位置し、他方の端部(右端部)には1つの反射板23が位置するように配置されているものとする。このLEDユニット3では、主に蛍光反射面23Aの反射光を照明光として用いるので、反射板23が配置された領域に対応する部分が、照明光としての光利用エリアとなる。また、このLEDユニット3では、側方から蛍光反射面23Aに向けて色光を照射するので、LED群31が配置された領域である光源配置エリアと上記光利用エリアは水平方向にずれた状態となっている。
このようなLEDユニット3を用いて、水平方向に隣接する2つのLEDユニット3が部分的に重なり合うように組み合わせることができる。すなわち、隣接する一方のLEDユニット3(例えばAブロックのユニット)における他方の端部(右端部)に配置された反射板23と、隣接する他方のLEDユニット3(例えばBブロックのユニット)における一方の端部(左端部)に配置されたLED群31とが水平方向で重なり合うように組み合わせることができる。このようにして、AブロックとBブロック間の繋ぎ目であるユニット接合部63と、AブロックとBブロック間の繋ぎ目であるユニット接合部64では、隣接する2つのLEDユニット3が部分的に重なり合うようにして組み合わされる。これにより、ブロック間の繋ぎ目部分からも照明光が出射されることになるので、繋ぎ目部分が目立たないような照明装置とすることができる。
また、Aブロックの左端部(ユニット左端部61)では、LEDユニット3における左端部に配置されたLED群31が位置し、Cブロックの右端部(ユニット右端部62)では、LEDユニット3における右端部に配置された反射板23が位置することになる。表示装置のバックライトとして使用する場合、Aブロックの左端部とCブロックの右端部はオフセット領域とし、有効画面外に配置すると良い。
図26は、表示装置のバックライトとして使用する場合の構成例を示している。
このバックライトでは、図24に示した照明装置全体が1つのバックライトボックス4内に収納されている。そして、バックライトボックス4の上面には拡散板10が配置されている。図26において、LEDユニット3A,3B,3Cはそれぞれ、図24のAブロック、Bブロック、およびCブロックに対応している。
なお、上記第6の実施の形態におけるプリズムシート27(図15)や、上記第7の実施の形態におけるフレネルレンズシート28(図21)が、LEDユニット3A,3B,3Cの上部に配置されていても良い。この場合には、それらと拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、輝度むらを良好に減らすことができる。
なお、本実施の形態におけるユニット形式の照明装置は、特に、部分駆動方式のLEDバックライトとして好適である。部分駆動方式のLEDバックライトは、画面全体の発光領域を複数に分割し、各領域ごとに互いに独立して発光制御が可能とされたものである。部分駆動方式のLEDバックライトを用いた表示装置では、表示する映像に応じて部分的にバックライトの輝度を変えることができるので、より高品質の映像を表示することができる。
[その他の実施の形態]
本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その他の変形実施が可能である。
例えば、上記第1の実施の形態では、表示装置として液晶表示装置の例(図8)を示したが、本発明の照明装置は、液晶表示装置以外の表示装置にも適用可能である。また、本発明の照明装置は、表示装置のバックライト以外の目的で使用することも可能である。
また、上記各実施の形態では、LED群として青色LEDを用い、励起光を青色光とした場合を例に説明したが、各実施の形態において、LED群として例えば近紫外光を発するLEDを用いても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の基本原理を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 励起光として紫外光を用いた場合の蛍光体の励起と発光の依存関係を示した説明図である。 励起光として紫外光を用いる場合の蛍光面の構成例とその発光強度の特性を示す説明図であり、(A)は第1の構成例とその特性、(B)は第2の構成例とその特性を示す。 励起光として青色光を用いた場合の蛍光体の励起と発光の依存関係を示した説明図である。 励起光として青色光を用いる場合の蛍光面の構成例とその発光強度の特性を示す説明図であり、(A)は第1の構成例とその特性、(B)は第2の構成例とその特性を示す。 励起光として青色光を用いる場合の蛍光面の第3の構成例とその発光強度の特性を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る照明装置を用いた表示装置の一例を示す全体構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の一構成例を示す図であり、(A)はその側方断面図、(B)はLEDの配置を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る照明装置の一構成例を示す図であり、(A)はその上面図、(B)はその側方断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 観察方向の違いによる見え方の問題点を示す説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係る照明装置の基本構成を示す側方断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る照明装置において、プリズムシートを用いた構成例を示す側方断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 スネルの法則についての説明図である。 プリズムシートの基本的な作用を示す説明図である。 プリズムシートの変形例を示す説明図である。 本発明の第6の実施の形態に係る照明装置の作用・効果を示す側方断面図である。 プリズムシートによる二重反射の作用を示す説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 フレネルレンズシートについての説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る照明装置の作用・効果を示す側方断面図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置におけるLEDユニットの接続方法の一例を示す説明図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置を用いたバックライトボックスの一例を示す側方断面図である。
符号の説明
LB…青色光、LUV…紫外光、M…第1の方向(反射光側)、N…第2の方向(直接光側)、1…バックライト、2…液晶パネル、3(3A,3B,3C)…LEDユニット、4…バックライトボックス、5R…赤色蛍光体、5G…緑色蛍光体、10…拡散板、11,13…光源、12,14…集光鏡、15,16…反射板、15A,16A…蛍光反射面、17…混色光(白色光)、18…筐体、19…励起光、20…発光光、21…LED群、21B…青色LED、22…レンズシート、23…反射板、23A…蛍光反射面、24…混色光(白色光)、25…方向選択性拡散シート、26…プリズムシート、26A…微小プリズム、26M…第1の面、26N…第2の面、27…プリズムシート、27A…微小プリズム、27M…第1の面、27N…第2の面、28…フレネルレンズシート、28A…フレネルレンズ、29…凹レンズ、30…発光面、31…LED群(側面射出タイプ)、31A…電極、31B…青色LED、32…集光レンズシート、51…LED群(上面射出タイプ)、51B…青色LED、61…ユニット左端部、62…ユニット右端部、63,64…ユニット接合部。

Claims (15)

  1. 励起光を発する光源を少なくとも1つ有する光源群と、
    表面が所定角度を持って照明対象側に傾斜して配置されると共に前記光源群から発せられた励起光が照射されることにより励起されて蛍光発光する蛍光反射面とされ、その蛍光反射面に前記励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記励起光と前記蛍光反射面で励起された発光光とを混色して照明光として照明対象側に反射するようになされた反射板と
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記反射板と前記光源群とを複数有し、前記反射板が同一面内方向に並列配置されていると共に、1または複数の前記反射板ごとに前記光源群が対応付けられて配置され、
    前記複数の反射板のそれぞれの前記蛍光反射面において、前記光源群からの前記励起光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記励起光と前記発光光とを混色して照明光として反射するようになされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記複数の反射板と前記照明対象との間に配置された光線拡散手段をさらに備え、
    前記光線拡散手段は、前記蛍光反射面で反射されずに前記光源群から前記照明対象側に直接向かう直接光と前記蛍光反射面で反射されて前記照明対象側に向かう反射光との光線出射方向の違いにより生ずる輝線を緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光線拡散手段は、第1の方向から見たときの透明度に対して第2の方向から見たときの透明度が低くなるような透明度に角度依存性のあるフィルム状シートであり、
    前記フィルム状シートは、前記第1の方向が前記反射光が向かう方向となり、前記第2の方向が前記直接光が向かう方向となるように配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光線拡散手段は、表面に複数のプリズムが形成されたプリズムシートであり、
    前記プリズムシートの表面に形成されたプリズムは、前記反射光が向かう第1の方向に配置された第1の面と、前記直接光が向かう第2の方向に配置された第2の面とを有し、
    前記第1の面は、前記励起光および前記発光光のうち前記発光光の波長帯域に対して高い反射率を有し、
    前記第2の面は、前記励起光および前記発光光のうち前記励起光の波長帯域に対して高い反射率を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  6. 前記光線拡散手段として、
    表面に複数のプリズム状の溝が形成されたプリズムシートと、
    前記プリズムシートに対して前記照明対象側に所定間隔を空けて対向配置され、プリズムシートを介して入射した光線を一様に拡散する拡散板とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  7. 前記プリズムシートは、表面に三角形状の微小プリズムが複数形成されたものであり、
    前記微小プリズムの屈折効果により、前記直接光と前記反射光との光線出射方向の違いを緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記プリズムシートは、表面に全体として凹形状のフレネルレンズが複数形成されたフレネルレンズシートであり、
    前記フレネルレンズの屈折効果により、前記直接光と前記反射光との光線出射方向の違いによる光束の明暗を緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  9. 前記反射板に対して側面方向に配置され、前記光源群からの前記励起光を前記反射板の前記蛍光反射面に導くレンズシートをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  10. 前記光源群内の前記各光源は、前記励起光を上面方向に出射するものであり、
    前記複数の反射板は、前記蛍光反射面の裏面側が反射面とされ、
    前記反射板における前記裏面側に前記光源群が配置され、前記光源群から発せられた前記励起光が、前記反射板における前記裏面側の反射面で反射された後、隣接する他の反射板の蛍光反射面に入射するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  11. 前記光源群は、前記複数の反射板よりも少ない数だけ設けられており、
    1つの前記光源群からの前記励起光が、少なくとも2以上の前記反射板の前記裏面側の反射面に対して入射するように構成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 複数の光源ユニットを同一面内方向に並列配置して構成された照明装置であって、
    前記複数の光源ユニットのそれそれが、前記反射板と前記光源群とを複数有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  13. 少なくとも水平方向に前記光源ユニットが複数配置され、
    前記各光源ユニットは、水平方向の一方の端部に前記光源群が配置されていると共に、水平方向の他方の端部には前記反射板が配置され、
    水平方向に隣接する任意の2つの光源ユニットは、隣接する一方の光源ユニットにおける前記他方の端部に配置された前記反射板と、隣接する他方の光源ユニットにおける前記一方の端部に配置された前記光源群とが水平方向で重なり合うように組み合わされている
    ことを特徴とする請求項12に記載の照明装置。
  14. 前記蛍光反射面には、複数色の蛍光体が交互にストライプ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  15. 照明装置と、前記照明装置からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部とを備えた表示装置であって、
    前記照明装置は、
    それぞれが異なる色光を発する複数の光源を含む光源群と、
    表面が所定角度を持って照明対象側に傾斜して配置された蛍光反射面とされ、その蛍光反射面に前記光源群から発せられた各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記各色光を混色して照明光として照明対象側に反射する反射板と
    を有することを特徴とする表示装置。
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