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JP2009140867A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

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JP2009140867A
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Abstract

【課題】複数の色光を効率良く混色することができると共に、薄型化も可能な照明装置を提供すること。
【解決手段】それぞれが異なる色光を発する複数の光源11R,11G,11Bを含む光源群11と、反射板15とを備える。反射板15は、表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面15Aを有する。拡散反射面15Aの同一部位に、光源群11から発せられた各色光LR,LG,LBが側面方向から入射する。その入射した各色光を混色して照明光(白色光17)として照明対象側に反射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の色光を混色して照明光として用いる照明装置および、その照明装置を用いた表示装置に関する。
従来より、例えば液晶表示装置のバックライトの光源として、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの棒状の蛍光管を使ったものが知られている。また、光源として棒状の紫外線ランプを用い、紫外線を可視光に変換して照明光とするようなバックライトも提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−266605号公報
さらに最近では、バックライトの光源として、LED(Light Emitting Diode)を利用したものが登場し始めている。バックライトとしては、R(赤色),G(青色),B(青色)の各色のLEDを組み合わせて混色するものと、単一のLEDチップで白色発光を行うものとがある。特に各色のLEDを用いた場合、広い色表示範囲が得られるため、その色光をバックライトとして用いるバックライトが実用化されている。この場合、バックライトの構成としては一般的に、照明対象に対して側面方向に配置された光源からの光を導光板を介して照明対象側に導く導光型と、照明対象の直下に光源を配置した直下型とがある。また、バックライトの光出射側には、照明光を均一化するために拡散板が配置される。
ここで、導光型の場合は、導光板内部でR,G,Bの各色光が全反射により比較的長い距離を伝達する間に混色させることが可能であるため、混色性能が高い。また、導光板の設計を工夫することで、薄型化に有利である。しかしながら、導光型の場合、射出させる光の取り出し方法に課題があり、総じて、全反射により導光板内部に入り込んだ光を、板外部に射出させることと板内部封じ込めることとが相反する機能であるため、その点で矛盾し、光利用効率が悪いという欠点がある。また、重量も重くなるため、大型の機器ではあまり活用されない。一方、直下型は、光利用効率は良いが、拡散板の裏面に、比較的近く光源を配置せざるを得ないため、R,G,Bの各色光を十分に混ぜ合わせるために必要な光路長が、直下型の光学ボックスの厚さ方向に相当するため、薄型化しにくいという欠点がある。
このように、導光型および直下型は共に、利点および欠点を持ち合わせており、特に、大型の液晶テレビなどで用いられる、直下型のタイプにおいては、混色を効率よく行い、色度のむらを減らすことが課題となっている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の色光を効率良く混色することができると共に、薄型化も可能な照明装置および表示装置を提供することにある。
本発明の照明装置は、それぞれが異なる色光を発する複数の光源を含む光源群と、表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面とされ、その拡散反射面の同一部位に光源群から発せられた各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した各色光を混色して照明光として照明対象側に反射する反射板とを備えたものである。
本発明の表示装置は、照明装置と、その照明装置からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部とを備えた表示装置であって、照明装置が、上記本発明の照明装置によって構成されているものである。
本発明の照明装置または表示装置では、表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面の同一部位に、光源群から発せられた各色光が側面方向から入射される。その入射した各色光が混色されて照明光として照明対象側に反射される。
本発明の照明装置において、反射板と光源群とを複数有し、反射板と光源群とが同一面内方向に交互に並列配置されていると共に、複数の反射板のそれぞれに対して側面方向に光源群が配置されていても良い。そして、複数の反射板のそれぞれの拡散反射面において、各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した各色光を混色して照明光として反射するようになされていても良い。
この場合、反射板と光源群とが同一面内方向に交互に複数並列配置されているので、全体として薄型化を図りやすくなる。
本発明の照明装置または表示装置によれば、表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面の同一部位に、光源群から発せられた各色光を側面方向から入射し、その入射した各色光を混色して照明光として照明対象側に反射するようにしたので、複数の色光を効率良く混色することができると共に、薄型化も可能となる。
特に、反射板と光源群とを同一面内方向に交互に複数並列配置した構成にした場合には、より薄型化しやすくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の基本原理を示している。
この照明装置は、左側方部に配置された第1の光源群11と、表面が第1の光源群11からの光が照射される拡散反射面15Aとされた第1の反射板15とを備えている。第1の反射板15は、拡散反射面15Aが所定角度θを持つように傾斜配置されている。この照明装置はまた、右側方部に配置された第2の光源群13と、表面が第2の光源群13からの光が照射される拡散反射面16Aとされた第2の反射板16とを備えている。第2の反射板16の拡散反射面16Aは、第1の反射板15の拡散反射面15Aとは逆方向に所定角度θを持つように傾斜配置されている。第2の光源群13および第2の反射板16は、第1の光源群11および第1の反射板15に対して略対称的に配置されている。この照明装置の上側(光出射側)には、拡散板10が配置されている。
第1の光源群11は、赤色光LRを発する赤色光源11Rと、緑色光LGを発する緑色光源11Gと、青色光LB発する青色光源11Bとを有している。各光源11R,11G,11Bにはそれぞれ、集光鏡12R,12G,12Bが設けられている。各光源11R,11G,11Bからの各色光LR,LG,LBは、集光鏡12R,12G,12Bによって、側面方向から第1の反射板15の拡散反射面15Aの同一部位に照射されるようになっている。拡散反射面15Aは、入射した各色光LR,LG,LBを混色して白色光17とし、それを照明光として照明対象側に反射するようになっている。
第2の光源群13も同様に、赤色光LRを発する赤色光源13Rと、緑色光LGを発する緑色光源13Gと、青色光LB発する青色光源13Bとを有している。各光源13R,13G,13Bにはそれぞれ、集光鏡14R,14G,14Bが設けられている。各光源13R,13G,13Bからの各色光LR,LG,LBは、集光鏡14R,14G,14Bによって、側面方向から第2の反射板16の拡散反射面16Aの同一部位に照射されるようになっている。拡散反射面16Aは、入射した各色光LR,LG,LBを加法混色して白色光17とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するようになっている。
この照明装置では、第1の光源群11からの各色光LR,LG,LBは、第1の光源群11の近くに配置された第2の反射板16ではなく、逆側に離れて配置された第1の反射板15の拡散反射面15Aに照射される。拡散反射面15Aでは、各色光LR,LG,LBが重ねあわされて合成される。この場合、点状の光源11R,11G,11Bからの光が、拡散反射面15Aで小斜面の面積に展開されるので、むらを非常に少なくできる。逆側に配置された第2の光源群13についても同様である。この照明装置では、光源と照射面との距離を十分に取り、光を均一かつ広範囲に照射することで効率よく混色を行うことができるが、そのような構成は十分な厚みが取れれば実現可能である。また、この照明装置では、光源として非常に大きな出力のLEDを用いることで、第1の光源群11および第2の光源群13として、R,G,Bの各色のLEDを1つだけ用いた簡単な構成とすることができる。
図2は、図1の基本原理に示した構成をより薄型化した構成例を示している。
図2に示した照明装置は、光源群としてのLED群21と、反射板23とを複数有し、かつ、LED群21と反射板23とを同一面内方向に交互に並列配置したものである。反射板23の表面は、LED群21からの光が照射される拡散反射面23Aとされている。拡散反射面23Aは所定角度θを持つように傾斜配置されている。この照明装置は例えば、筐体18における水平方向の一方の端部(図2の例では左端部)に1つのLED群21が位置し、水平方向の他方の端部(図2の例では右端部)には1つの反射板23が位置するように、LED群21と反射板23とが交互に配置されている。
この照明装置は、複数の反射板23のそれぞれに対して側面方向にLED群21が配置され、複数の反射板23のそれぞれの拡散反射面23Aにおいて、各色光LR,LG,LBが側面方向から入射されると共に、その入射した各色光LR,LG,LBを混色して照明光として反射するようになされている。
この照明装置において、LED群21は、赤色光LRを発する赤色LED21R、緑色光LGを発する緑色LED21G、および青色光LBを発する青色LED21Bを少なくとも1組有している。図2に示した構成例では、LED群21は、赤色LED21R、緑色LED21G、および青色光21Bを2組有し、それらが垂直方向(上下方向)に所定のピッチで配置されている。また、隣り合うもの同士が異なる色となるように各色用のLEDが交互に配置されている。
この照明装置において、LED群21と反射板23との間には、集光手段としての集光レンズシート22が配置されている。集光レンズシート22は、図3に拡大して示したように、表面に複数のプリズム状のレンズが形成されて垂直方向に屈折力を有し、LED群21からの各色光LR,LG,LBを反射板23における拡散反射面23Aの同一部位に集光するようになっている。
この照明装置において、隣接するLED群21の距離L1(図2)と全体の厚みD1は任意に構成できる。また、反射板23の傾斜角度θは、LED群21の物理的寸法に応じて適宜設定できる。傾斜角度θは、45°以下が望ましい。LED群21内のLEDの使用個数を減らしたい場合は、角度θを小さくすると良い。
この照明装置は、LED群21からの各色光LR,LG,LBを反射板23の拡散反射面23Aで加法混色して白色光24とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するという点で、照明光を生成する原理自体は図1の構成例と同様である。
図4は、本実施の形態に係る照明装置を用いた表示装置の一例を示している。
この表示装置は、透過型の液晶表示装置であり、バックライト1と、液晶パネル2と、バックライト1と液晶パネル2との間に配置された拡散板10とを備えている。バックライト1は、本実施の形態に係る照明装置(図1または図2)を用いて構成されている。液晶パネル2は、バックライト1からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部である。
この表示装置では、バックライト1からの照明光が拡散板10を介して液晶パネル2の裏面側から照射される。液晶パネル2では、映像信号に基づいて照明光を変調することで、映像を表示する。
以上説明したように、本実施の形態の照明装置によれば、図1に示したように、表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面15A,16Aの同一部位に、光源群11,13から発せられた各色光LR,LG,LBを側面方向から入射し、その入射した各色光LR,LG,LBを混色して照明光として照明対象側に反射するようにしたので、複数の色光LR,LG,LBを効率良く混色することができると共に、薄型化も可能となる。特に、図2に示したように、反射板23と光源群としてのLED群21とを同一面内方向に交互に複数並列配置した構成にした場合には、より薄型化しやすくなる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、上記第1の実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図5(A),(B)および図6(A),(B)は、本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。特に図5(A),図6(B)では、この照明装置を側方視した状態、図5(B)では上面方向から斜方視した状態、図6(A)では上方視した状態を図示している。
この照明装置は、光源群としての複数のLED群31と、複数の反射板23とを備えている。LED群31と反射板23は、図2の構成例と同様、同一面内方向に交互に並列配置されている。ただし、図2の構成例に対してLED群31内のLEDの配置が異なっている。
この照明装置において、LED群31は、赤色光LRを発する赤色LED31R、緑色光LGを発する緑色LED31G、および青色光LBを発する青色LED31Bを少なくとも1組有している。各LED31R,31G,31Bは、側面方向が発光面30とされた側面射出型のLEDで構成されている。各LED31R,31G,31Bはまた、駆動用の電極31Aを有している。
ここで、本実施の形態において、例えば赤色LED31Rが本発明における「第1の光源」の一具体例に対応し、例えば緑色LED31Gが本発明における「第2の光源」の一具体例に対応し、例えば青色LED31Bが本発明における「第3の光源」の一具体例に対応する。
この照明装置は例えば、筐体18における水平方向の一方の端部(図5(A)の例では左端部)に1つのLED群31が位置し、水平方向の他方の端部(図5(A)の例では右端部)には1つの反射板23が位置するように、LED群31と反射板23とが交互に配置されている。
LED群31内において、各LED31R,31G,31Bは、図5(B)および図6(A)に示したように、第1の方向(縦方向(図のy方向))に直線的に配列されている。LED群31は、第1の方向に直交する第2の方向(水平横方向(図のx方向))に複数、配置されている。そして、隣接するLED群31同士で各LED31R,31G,31Bの配置の順番が異なり、第2の方向で各LED31R,31G,31Bが交互に現れるような配置とされている。すなわち、例えば図5(B)を例にすると、最も左側のLED群31は、手前側から青色LED31B、赤色LED31R、および緑色LED31Gが順に配置されている。その右隣のLED群31は、手前側から緑色LED31G、青色LED31B、および赤色LED31Rが順に配置されている。これにより、複数のLED群31を全体としてみたときに、縦方向および横方向で異なる色のLEDが交互に2次元配列されたような配置とされている。これにより、光源としてのLEDの空間利用効率が高い配置とされている。
この照明装置において、LED群21と反射板23との間には、集光手段としての集光レンズシート32が配置されている。集光レンズシート32は、図6(A)に示したように、表面に複数のプリズム状のレンズが形成されて水平方向に屈折力を有し、LED群31からの各色光LR,LG,LBを反射板23における拡散反射面23Aの同一部位に集光するようになっている。
この照明装置は、LED群31からの各色光LR,LG,LBを反射板23の拡散反射面23Aで加法混色して白色光24とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するという点で、照明光を生成する原理自体は図2の構成例と同様である。また、基本的な作用・効果は、図2の構成例と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
上記第2の実施の形態では、LED群31内において各LED31R,31G,31Bを第1の方向に直線的に配列し、LED群31からの各色光LR,LG,LBを集光レンズシート32によって拡散反射面23Aの同一部位に集光するようにしていた。これに対して、本実施の形態は、LED群31内におけるLED31R,31G,31Bの少なくとも1つを水平面内で傾けて配置することにより、各色光LR,LG,LBを拡散反射面23Aの同一部位に集光するようにしたものである。
この照明装置において、LED群21と反射板23との間には、集光手段としての集光レンズシート33が配置されていても良い。ただし、LED群31内における各LED31R,31G,31Bの配置を工夫することで十分に拡散反射面23Aの同一部位に集光することができれば、集光レンズシート33を構成から省いても良い。集光レンズシート33は、水平方向に屈折力を有し、各LED31R,31G,31Bの配置のみでは十分に集光できないLED群31からの各色光LR,LG,LBを反射板23における拡散反射面23Aの同一部位に集光するようになっている。
この照明装置は、LED群31からの各色光LR,LG,LBを反射板23の拡散反射面23Aで加法混色して白色光24とし、それを照明光として照明対象側(上側)に反射するという点で、照明光を生成する原理自体は図2の構成例と同様である。また、基本的な作用・効果は、図2の構成例と同様である。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図8(A),(B)は、本発明の第4の実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。特に図8(A)では、この照明装置を上方視した状態、図8(B)では側方視した状態を図示している。
この照明装置は、光源群としての複数のLED群51と、複数の反射板23とを備えている。LED群51と反射板23は、例えば図6(A),(B)の構成例と同様、同一面内方向に交互に並列配置されている。ただし、図6(A),(B)の構成例では光源として側面射出型のLEDを用いたが、本実施の形態では上面射出型のLEDを用いている。
この照明装置において、LED群51は、赤色光LRを発する赤色LED51R、緑色光LGを発する緑色LED51G、および青色光LBを発する青色LED51Bを少なくとも1組有している。各LED51R,51G,51Bは、上面方向が発光面30とされた上面射出型のLEDで構成されている。各LED51R,51G,51Bはまた、駆動用の電極31Aを有している。
この照明装置ではまた、反射板23の裏面(拡散反射面23Aの裏面側)が反射面23Bとされている。そして、反射板23における裏面側にLED群51が配置され、LED群51から発せられた各色光LR,LG,LBが、反射板23における裏面側の反射面23Bで反射された後、隣接する他の反射板23の拡散反射面23Aに入射するように構成されている。反射面23Bは、表面を鏡面反射コーティングすることで構成する。
この照明装置は、光源として上面射出型のLEDを用い、反射板23の裏面の反射面23Bを介してLED群51からの各色光LR,LG,LBを反射板23の拡散反射面23Aに照射するという点を除いて、他の基本的な作用・効果は、上記第2の実施の形態の構成例と同様である。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
例えば上記第2の実施の形態に示した照明装置では、観測方向により輝度の違いが生じ、輝線を発生してしまうおそれがある。すなわち、図9に示したように、第1の方向Mでは反射板23の拡散反射面23Aで反射された反射光が支配的に観測され、第2の方向Nでは拡散反射面23Aで反射されずにLED群31から照明対象側に直接向かう直接光が観測される。これらの光線出射方向の違いにより輝線が生ずるおそれがある。
このため、本実施の形態に係る照明装置は、複数の反射板23と照明対象との間に光線拡散手段をさらに備え、直接光と反射光との光線出射方向の違いにより生ずる輝線を緩和するように構成したものである。
図10は、光線拡散手段として方向選択性拡散シート25を配置した構成例である。
方向選択性拡散シート25は、ある方向から見たときの透明度に対して他の方向から見たときの透明度が低くなるような、透明度に角度依存性のあるフィルム状シートである。このような特性を持つ光学フィルムとしては、例えば住友化学株式会社のルミスティがある。方向選択性拡散シート25における透明度が高くなる(へーズ値が小さくなる)方向を反射光が向かう方向(第1の方向M)、透明度が低くなる(へーズ値が大きくなる)方向を直接光が向かう方向(第2の方向N)となるように配置することで、上記輝線を緩和することができる。
図11は、光線拡散手段としてプリズムシート26を配置した構成例である。
プリズムシート26は、表面に複数の微小プリズム26Aが例えば等間隔に所定ピッチで形成されたものである。微小プリズム26Aは、断面が略三角形状であり、反射光が向かう第1の方向Mに配置された第1の面26Mと、直接光が向かう第2の方向Nに配置された第2の面26Nとを有している。そして、第1の面26Mに対して第2の面26Nの透明度が低く形成されている。このような構成は、例えば第2の面26Nをブラスト加工して面を荒らすことで実現できる。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上記第5の実施の形態と同様に、観測方向による輝度の違いを緩和するための構成に関する。図12は、本実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
この照明装置は、上記第5の実施の形態で説明した光線拡散手段として、表面に複数のプリズム状の溝が形成されたプリズムシート27と、プリズムシート27に対して照明対象側に所定間隔dを空けて対向配置され、プリズムシート27を介して入射した光線を一様に拡散する拡散板10とを用いたものである。
プリズムシート27は、図14に拡大して示したように、表面に三角形状の微小プリズム27Aが複数形成されたものである。ここで、図13に示したように、屈折率n0の媒質(例えば空気)から屈折率n1の媒質(例えば透明樹脂)に光線が入射すると、角度αで入射した光線は角度βで屈折する。プリズムシート27は、微小プリズム27Aの屈折効果により、直接光と反射光との光線出射方向の違いを緩和するように構成されている。
微小プリズム27Aは、反射光が向かう第1の方向Mに配置された第1の面27Mと、直接光が向かう第2の方向Nに配置された第2の面27Nとを有している。微小プリズム27Aの第1の面27Mと第2の面27Nの透明度は同一とされている。ここで、プリズムシート27は、微小プリズム27Aの頂角θ1、および隣接する第1の面27Mと第2の面27Nとのなす角度θ2,θ3を適宜調整することで、入射光線を中央の方向Jに矯正して出射させることが可能である。
例えば、反射光が向かう第1の方向Mと直接光が向かう第2の方向Nとが略対称的であれば、図14に示した構成例のように、角度θ2=θ3として、微小プリズム27Aの構成を略対称的な形状とすると共に、微小プリズム27Aの屈折率を適切に設定することで光線出射方向を適切に矯正することができる。一方、反射光が向かう第1の方向Mと直接光が向かう第2の方向Nとが非対称であれば、図15に示した構成例のように、角度θ2と角度θ3とを異ならせて微小プリズム27Aの構成を非対称な形状とすれば良い。
図16は、本実施の形態における光線拡散手段としての効果を示している。本実施の形態ではまず、プリズムシート27における屈折効果により、反射光と直接光との光線出射方向の違いが矯正され、光線出射方向が略同一方向とされる。そして、プリズムシート27から拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、プリズムシート27と拡散板10との間の領域で光線密度が略一様化される。さらに、拡散板10を経ることで光線が拡散し、輝度むらが緩和される。これにより、光線出射方向の違いによる輝線が緩和される。
なお、プリズムには屈折効果のほかにも、反射効果があるため、入射光線の角度によっては、例えば図17に示したように、微小プリズム27Aの第1の面27Mと第2の面27Nとで2重反射して、光線が反射板23の拡散反射面23Aに再帰的に入射することもある。これにより、混色性をより高める効果が期待される。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図12の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施の形態は、上記第6の実施の形態と同様に、観測方向による輝度の違いを緩和するための構成に関する。図18は、本実施の形態に係る照明装置の構成例を示している。
この照明装置は、上記第6の実施の形態におけるプリズムシート27(図12)に代えて、フレネルレンズシート28を備えたものである。
フレネルレンズシート28は、図19(B)に拡大して示したように、表面にフレネルレンズ28Aが複数形成されたものである。フレネルレンズ28Aは、表面に同心円状に溝が形成されていることにより、全体として凹形状で、凹レンズ29としてのレンズ作用を持つものである。フレネルレンズ28Aは、図19(A)に拡大して示したように、中央部から周辺部に行くに従い溝の起伏が高くなるような形状とされている。フレネルレンズシート28は、フレネルレンズ28Aの屈折効果により、直接光と反射光との光線出射方向の違いによる光束の明暗を緩和するように構成されている。輝度の明暗を緩和するために、フレネルレンズ28Aの中央部には明部となる光束が入射し、フレネルレンズ28Aの周縁部には暗部となる光束が入射するように調整してフレネルレンズシート28を配置する。
図20は、本実施の形態における光線拡散手段としての効果を示している。本実施の形態ではまず、フレネルレンズシート28における屈折効果により、反射光と直接光との光線出射方向の違いによる光束の明暗が矯正される。すなわち、フレネルレンズ28Aの中央部に入射した明部の光束がフレネルレンズ28Aの周縁部に振り分けられ、明部と暗部が中和されることで、明暗が矯正される。そして、フレネルレンズシート28から拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、フレネルレンズシート28と拡散板10との間の領域で光線密度が略一様化される。さらに、拡散板10を経ることで光線が拡散し、輝度むらが緩和される。これにより、光線出射方向の違いによる輝線が緩和される。
なお、本実施の形態に係る照明装置を例えば表示装置のバックライトとして用いる場合、図18の方向41を下側に、図の方向42を上側に配置すると良い。一般に、テレビ用途などの表示装置の場合、やや下側から表示装置を見上げるような視聴形態を取ることが多いと考えられる。そのような場合、図の方向41を下側に配置することで、第1の方向M側からの光が支配的に観測されることになり、輝度の良好な観測を行うことができる。
なお、第1、第3および第4の実施の形態に係る構成例についても同様の光線拡散手段を配置することが可能である。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態を説明する。なお、上述の各実施の形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図21は、本発明の第8の実施の形態に係る照明装置の全体構成を示している。
本実施の形態は、複数の光源ユニットを同一面内方向に並列配置して構成された照明装置に関する。光源ユニットとしてはLEDユニット3を用いる。以下では、LEDユニット3として、上記第2の実施の形態に示した照明装置(図5(A),(B)および図6(A),(B))を用いる場合を例に説明する。ただし、LEDユニット3として、他の実施の形態に係る照明装置を用いることも可能である。
図21の構成例では、LEDユニット3が、第1の方向(縦方向(図のy方向))と第1の方向に直交する第2の方向(水平横方向(図のx方向))とにそれぞれ3つずつ、合計9つのユニットが配置された構成とされている。ここで、水平横方向の各ユニットの配置領域を、一方の端部(左端部)側から順に、Aブロック、Bブロック、Cブロックと称することとする。
ここで、図22を参照して、各ブロックの端部の構成について説明する。
LEDユニット3は、上記第2の実施の形態において説明したように、水平方向の一方の端部(左端部)に1つのLED群31が位置し、他方の端部(右端部)には1つの反射板23が位置するように配置されているものとする。このLEDユニット3では、主に拡散反射面23Aの反射光を照明光として用いるので、反射板23が配置された領域に対応する部分が、照明光としての光利用エリアとなる。また、このLEDユニット3では、側方から拡散反射面23Aに向けて色光を照射するので、LED群31が配置された領域である光源配置エリアと上記光利用エリアは水平方向にずれた状態となっている。
このようなLEDユニット3を用いて、水平方向に隣接する2つのLEDユニット3が部分的に重なり合うように組み合わせることができる。すなわち、隣接する一方のLEDユニット3(例えばAブロックのユニット)における他方の端部(右端部)に配置された反射板23と、隣接する他方のLEDユニット3(例えばBブロックのユニット)における一方の端部(左端部)に配置されたLED群31とが水平方向で重なり合うように組み合わせることができる。このようにして、AブロックとBブロック間の繋ぎ目であるユニット接合部63と、AブロックとBブロック間の繋ぎ目であるユニット接合部64では、隣接する2つのLEDユニット3が部分的に重なり合うようにして組み合わされる。これにより、ブロック間の繋ぎ目部分からも照明光が出射されることになるので、繋ぎ目部分が目立たないような照明装置とすることができる。
また、Aブロックの左端部(ユニット左端部61)では、LEDユニット3における左端部に配置されたLED群31が位置し、Cブロックの右端部(ユニット右端部62)では、LEDユニット3における右端部に配置された反射板23が位置することになる。表示装置のバックライトとして使用する場合、Aブロックの左端部とCブロックの右端部はオフセット領域とし、有効画面外に配置すると良い。
図23は、表示装置のバックライトとして使用する場合の構成例を示している。
このバックライトでは、図21に示した照明装置全体が1つのバックライトボックス4内に収納されている。そして、バックライトボックス4の上面には拡散板10が配置されている。図23において、LEDユニット3A,3B,3Cはそれぞれ、図21のAブロック、Bブロック、およびCブロックに対応している。
なお、上記第6の実施の形態におけるプリズムシート27(図12)や、上記第7の実施の形態におけるフレネルレンズシート28(図18)が、LEDユニット3A,3B,3Cの上部に配置されていても良い。この場合には、それらと拡散板10までの間隔dを十分に取ることで、輝度むらを良好に減らすことができる。
なお、本実施の形態におけるユニット形式の照明装置は、特に、部分駆動方式のLEDバックライトとして好適である。部分駆動方式のLEDバックライトは、画面全体の発光領域を複数に分割し、各領域ごとに互いに独立して発光制御が可能とされたものである。部分駆動方式のLEDバックライトを用いた表示装置では、表示する映像に応じて部分的にバックライトの輝度を変えることができるので、より高品質の映像を表示することができる。
[その他の実施の形態]
本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その他の変形実施が可能である。
例えば、上記第1の実施の形態では、表示装置として液晶表示装置の例(図4)を示したが、本発明の照明装置は、液晶表示装置以外の表示装置にも適用可能である。また、本発明の照明装置は、表示装置のバックライト以外の目的で使用することも可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の基本原理を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 図2に示した照明装置におけるレンズシート部分を拡大して示した説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る照明装置を用いた表示装置の一例を示す全体構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の一構成例を示す図であり、(A)はその側方断面図、(B)はLEDの配置を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の一構成例を示す図であり、(A)はその上面図、(B)はその側方断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る照明装置の一例を示す上面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る照明装置の一構成例を示す図であり、(A)はその上面図、(B)はその側方断面図である。 観察方向の違いによる見え方の問題点を示す説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係る照明装置の基本構成を示す側方断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る照明装置において、プリズムシートを用いた構成例を示す側方断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 スネルの法則についての説明図である。 プリズムシートの基本的な作用を示す説明図である。 プリズムシートの変形例を示す説明図である。 本発明の第6の実施の形態に係る照明装置の作用・効果を示す側方断面図である。 プリズムシートによる二重反射の作用を示す説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側方断面図である。 フレネルレンズシートについての説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る照明装置の作用・効果を示す側方断面図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置におけるLEDユニットの接続方法の一例を示す説明図である。 本発明の第8の実施の形態に係る照明装置を用いたバックライトボックスの一例を示す側方断面図である。
符号の説明
LB…青色光、LG…緑色光、LR…赤色光、M…第1の方向(反射光側)、N…第2の方向(直接光側)、1…バックライト、2…液晶パネル、3(3A,3B,3C)…LEDユニット、4…バックライトボックス、10…拡散板、11,13…光源群、11R,13R…赤色光源、11G,13G…緑色光源、11B,13B…青色光源、12R,12G,12B,14R,14G,14B…集光鏡、15,16…反射板、15A,16A…拡散反射面、17…混色光(白色光)、18…筐体、21…LED群、21R…赤色LED、21G…緑色LED、21B…青色LED、22…集光レンズシート、23…反射板、23A…拡散反射面、24…混色光(白色光)、25…方向選択性拡散シート、26…プリズムシート、26A…微小プリズム、26M…第1の面、26N…第2の面、27…プリズムシート、27A…微小プリズム、27M…第1の面、27N…第2の面、28…フレネルレンズシート、28A…フレネルレンズ、29…凹レンズ、30…発光面、31…LED群(側面射出タイプ)、31A…電極、31R…赤色LED、31G…緑色LED、31B…青色LED、32…集光レンズシート、51…LED群(上面射出タイプ)、51R…赤色LED、51G…緑色LED、51B…青色LED、61…ユニット左端部、62…ユニット右端部、63,64…ユニット接合部。

Claims (15)

  1. それぞれが異なる色光を発する複数の光源を含む光源群と、
    表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面とされ、その拡散反射面の同一部位に前記光源群から発せられた各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記各色光を混色して照明光として照明対象側に反射する反射板と
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記反射板と前記光源群とを複数有し、前記反射板と前記光源群とが同一面内方向に交互に並列配置されていると共に、前記複数の反射板のそれぞれに対して側面方向に前記光源群が配置され、
    前記複数の反射板のそれぞれの前記拡散反射面において、前記各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記各色光を混色して照明光として反射するようになされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記複数の反射板と前記照明対象との間に配置された光線拡散手段をさらに備え、
    前記光線拡散手段は、前記拡散反射面で反射されずに前記光源群から前記照明対象側に直接向かう直接光と前記拡散反射面で反射されて前記照明対象側に向かう反射光との光線出射方向の違いにより生ずる輝線を緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光線拡散手段は、第1の方向から見たときの透明度に対して第2の方向から見たときの透明度が低くなるような透明度に角度依存性のあるフィルム状シートであり、
    前記フィルム状シートは、前記第1の方向が前記反射光が向かう方向となり、前記第2の方向が前記直接光が向かう方向となるように配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光線拡散手段は、表面に複数のプリズムが形成されたプリズムシートであり、
    前記プリズムシートの表面に形成されたプリズムは、前記反射光が向かう第1の方向に配置された第1の面と、前記直接光が向かう第2の方向に配置された第2の面とを有し、前記第1の面に対して前記第2の面の透明度が低く形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  6. 前記光線拡散手段として、
    表面に複数のプリズム状の溝が形成されたプリズムシートと、
    前記プリズムシートに対して前記照明対象側に所定間隔を空けて対向配置され、プリズムシートを介して入射した光線を一様に拡散する拡散板とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  7. 前記プリズムシートは、表面に三角形状の微小プリズムが複数形成されたものであり、
    前記微小プリズムの屈折効果により、前記直接光と前記反射光との光線出射方向の違いを緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記プリズムシートは、表面に全体として凹形状のフレネルレンズが複数形成されたフレネルレンズシートであり、
    前記フレネルレンズの屈折効果により、前記直接光と前記反射光との光線出射方向の違いによる光束の明暗を緩和するように構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  9. 前記反射板と前記反射板に対応して配置された前記光源群との間に配置され、前記光源群からの前記各色光を前記反射板における前記拡散反射面の同一部位に集光する集光手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  10. 前記光源群内の前記各光源は、前記各色光を側面方向に出射するものであり、
    前記光源群からの前記各色光が前記反射板における前記拡散反射面の同一部位に集光するように、前記光源群内において前記複数の光源の少なくとも1つが水平面内で傾いて配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  11. 前記光源群内の前記各光源は、前記各色光を上面方向に出射するものであり、
    前記複数の反射板は、前記拡散反射面の裏面側が反射面とされ、
    前記反射板における前記裏面側に前記光源群が配置され、前記光源群から発せられた前記各色光が、前記反射板における前記裏面側の反射面で反射された後、隣接する他の反射板の拡散反射面に入射するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  12. 複数の光源ユニットを同一面内方向に並列配置して構成された照明装置であって、
    前記複数の光源ユニットのそれそれが、前記反射板と前記光源群とを複数有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  13. 少なくとも水平方向に前記光源ユニットが複数配置され、
    前記各光源ユニットは、水平方向の一方の端部に前記光源群が配置されていると共に、水平方向の他方の端部には前記反射板が配置され、
    水平方向に隣接する任意の2つの光源ユニットは、隣接する一方の光源ユニットにおける前記他方の端部に配置された前記反射板と、隣接する他方の光源ユニットにおける前記一方の端部に配置された前記光源群とが水平方向で重なり合うように組み合わされている
    ことを特徴とする請求項12に記載の照明装置。
  14. 前記複数の光源群はそれぞれ、第1の色光を発する第1の光源と、第2の色光を発する第2の光源と、第3の色光を発する第3の光源とを有し、前記第1ないし第3の光源が第1の方向に配列されており、かつ、
    前記複数の光源群は前記第1の方向に直交する第2の方向に配置されると共に、隣接する前記光源群同士で前記第1ないし第3の光源の配置の順番が異なり、前記第2の方向で前記第1ないし第3の光源が交互に現れるような配置とされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  15. 照明装置と、前記照明装置からの照明光を表示用の光として用いて映像を表示する表示部とを備えた表示装置であって、
    前記照明装置は、
    それぞれが異なる色光を発する複数の光源を含む光源群と、
    表面が所定角度を持って傾斜配置された拡散反射面とされ、その拡散反射面に前記光源群から発せられた各色光が側面方向から入射されると共に、その入射した前記各色光を混色して照明光として照明対象側に反射する反射板と
    を有することを特徴とする表示装置。
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