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JP2009190292A - 画像形成装置 - Google Patents

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Kiyotaka Osumi
清敬 大隅
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Canon Inc
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Abstract

【課題】 人手を要することなく、記録を完了した後の被記録材を所望位置で無駄なく切断することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像情報に基づいて被記録材に記録する画像形成部1と記録した被記録材を巻き取るための巻取機構3とを備える。巻取機構の近傍又は一部に被記録材を切断するためのカッター手段6を配する。画像形成部1は、ロール状の被記録材を解きながら給紙する給紙手段と解き出された被記録材を巻き戻し可能な巻戻手段とを有する。巻取機構3と巻戻手段との連携により被記録材を装置載置面に接触させることなくカッター手段6により切断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像情報に基づいて被記録材に記録する画像形成部と、記録した被記録材を巻き取るための巻取機構とを備えた画像形成装置に関する。
プリンタ、プロッタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置は、記録紙等の被記録材に画像を記録する画像出力装置として広く使用されている。被記録材としては、紙やプラスチックや布など、種々の材質のものが使用可能である。画像形成装置として、画像情報に基づいて被記録材に記録する画像形成部と、記録した被記録材を巻き取るための巻取機構とを備えたものが知られている。かかる画像形成装置は、一般に、ロール紙などの連続した大判の被記録材に画像を記録するのに好適である。
大判のプリントでは、一般に、被記録材としてロール状に巻き取られたロール紙が使用されている。その理由は、大判の場合は、定寸のカットシートを使用する場合に比べ、プリンタの小型化が可能であり、操作性の向上、保管場所の縮小および物流性能の向上が可能になるからである。この種の画像形成装置においては、ロール状に巻回された被記録材を解きながら画像を記録していき、記録した被記録材を排出していく。この場合、記録後の被記録材の処理方法としては、記録した被記録材は装置内部に配置されたカッター手段で一定サイズごとに切断していく方法と、記録した被記録材を装置本体外部に装備した巻取機構に切断することなくロール状に巻き取る方法がある。
後者のロール状に巻き取る方法は、特に大量の記録を行う場合に好適であり、画像形成装置にいちいち印刷物を取りにいく手間を省くことができ、また、ユーザーにとって断続的な作業を回避することができるなどの利点がある。一般的に、連続的に巻き取られた成果物(印刷物)は、作業台等の分離作業工程に回されて1枚1枚分離される。また、ラミネートを施したり、パネル加工を行ったりする作業を同時に行うこともある。
図7は巻取機構を装備した画像形成装置において記録した被記録材を巻き取っていくときの側面図である。図8は図7の画像形成装置において記録した被記録材を切断したときの側面図である。この種の画像形成装置は、スタンド102上に画像形成部101を搭載して構成され、巻取機構103はスタンド102に配されている。また、画像形成部101から排出されてくる被記録材(印刷物)Sの搬送経路に中間ローラ104が配されている。つまり、画像形成部101でプリントされて排出される連続紙は、矢印A方向に搬送され、中間ローラ104で搬送方向を上向きに変更された後、巻取機構103により矢印B方向に巻き取られていく。このような巻取機構を備えた画像形成装置は特許文献1に開示されている。
特開2001−294345号公報
しかしながら、巻取機構を装備した従来の画像形成装置では、記録を完了した被記録材をカッターで切断すると、図8に示すように、成果物である被記録材が装置本体から落下して装置載置面に接触するという不都合があった。つまり、装置載置面に接触することで、画像を記録した被記録材が汚れたり、損傷するなどの不都合が生じる可能性があった。これを回避する方法として、記録領域に続く余白部分を大量に搬送することが考えられるが、かかる方法では高価な用紙を無駄に消費することになる。そこで、かかる用紙の無駄を避けるために、ユーザーが記録された被記録材を押えながら切断する作業が行われている。しかし、このような作業は、無人化ないし省力化の観点からも好ましいことではない。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、人手を要することなく、記録を完了した後の被記録材を所望位置で無駄なく切断することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明は、画像情報に基づいて被記録材に記録する画像形成部と、記録した被記録材を巻き取るための巻取機構とを備えた画像形成装置において、前記巻取機構の近傍又は一部に被記録材を切断するためのカッター手段を配することを特徴とする。
上記構成においては、前記画像形成部は、ロール状の被記録材を解きながら給紙する給紙手段と解き出された被記録材を巻き戻し可能な巻戻手段とを有し、前記巻取機構と前記巻戻手段との連携により被記録材を装置載置面に接触させることなく前記カッター手段により切断することが好ましい。
本発明によれば、巻取機構の近傍又は一部に被記録材を切断するためのカッター手段を配することにより、人手を要することなく、記録を完了した後の被記録材を所望位置で無駄なく切断することが可能な画像形成装置が提供される。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は一実施形態に係る画像形成装置を前方から見た斜視図である。図2は図1の画像形成部の内部を上方から見た斜視図である。画像形成部1は画像情報に基づいて記録ヘッドにより被記録材に画像を形成する。本実施形態では、画像形成部1が、画像情報に基づいて記録ヘッドから被記録材へインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置である場合を例示する。また、本実施形態では、画像形成部が、記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させて被記録材に記録を行うシリアルプリンタである場合を例示する。
画像形成装置は、スタンド2の上部に画像形成部1を搭載して構成されている。画像形成部1の手前側には紙管に巻回されたロール状の被記録材(ロール紙)Rがセットされている。また、画像形成部1には、ロール紙Rを解きながら記録位置へ給紙(搬送)する給紙手段と、解き出された被記録材(ロール紙)を巻き戻すための巻戻手段とを有する給紙機構34が設けられている。給紙機構34から解き出された被記録材は、Uターン搬送されながら記録位置で記録された後、装置の手前側から排出されてくる。
スタンド2上の画像形成部1より下方には、画像形成部1で記録した被記録材を巻き取るための巻取機構3が装備されている。巻取機構3は、画像形成部から送り出される被記録材(成果物)を、巻取駆動部31と巻取可動部32の間に保持した紙管(不図示)上に巻き取っていく。巻取駆動部31の内部には、後述する検知手段5の信号に基づいて紙管を回転させるモータ(不図示)が装備されている。また、巻取可動部32は両矢印Cで示す幅方向に移動可能であり、保持される紙管の長さ(被記録材の幅サイズ)に応じてユーザーが移動させることができる。例えば24インチ幅の被記録材をセットする場合は、巻取可動部32を24インチ用紙管を保持する位置へ移動させる。また、スタンド2には、排出されてくる被記録材を切断するためのカッター手段6が装備されている。このカッター手段6は、巻取機構3の下側近傍またはその一部に配設されている。
画像形成部1の上部には開閉カバー11が設けられ、開閉カバー11を開くことにより内部の機構にアクセスすることができる。画像形成部1には、記録ヘッド21を搭載して被記録材の幅方向に往復移動可能なキャリッジ14が設けられている。また、記録ヘッド21と対向する位置には、記録ヘッド21により記録される被記録材を案内支持するためのプラテン22が配されている。プラテン22の搬送上流側(本実施形態では、画像形成部1内のUターン搬送経路において、給紙機構34にセットされた巻芯上のロール紙R寄りの位置)には、被記録材を搬送(紙送り)するための搬送ローラ26が配されている。搬送ローラ26に対してローラホルダ28に軸支された複数のピンチローラ27を弾性力により押圧することにより、その間に挟持される被記録材に搬送力が付与される。
記録位置(画像形成位置)においては、キャリッジ14をレール12に沿って矢印E、F方向に移動(主走査)させながら、画像情報に基づいて記録ヘッド21から被記録材へインクを吐出することにより記録(画像形成)が行われる。キャリッジ14の移動に同期して記録する1ライン分の記録と搬送ローラ26による被記録材の矢印G方向への所定ピッチの搬送(紙送り)とを交互に繰り返すことにより、被記録材に画像が形成されていく。
記録された被記録材は、矢印G方向へ搬送されることで、画像形成部1から送り出されていく。本実施形態に係る画像形成部1は、このように記録ヘッド21を搭載したキャリッジ14を往復移動させて被記録材に記録を行うシリアルプリンタで構成されている。キャリッジ14には、被記録材を切断可能なカッター手段13が搭載されている。画像形成部1内に配されたカッター手段13の刃は、必要なときに切断位置まで突出するものであり、通常では被記録材と接触しない位置に引っ込んでいる。このカッター手段13の刃部を突出させる方法としては、例えば、キャリッジ14に搭載したソレノイド等のアクチュエータを用いる方法、あるいは、キャリッジ14を所定の位置へ移動させ、その場所でアクチュエータ等により突出させる方法が用いられる。
図3は図1の画像形成装置において記録動作中に中間ローラの位置が低下したときの側面図である。図4は図1の画像形成装置において記録動作中に中間ローラの位置が上昇したときの側面図である。図5は図1の画像形成装置において被記録材をカッター手段で切断したときの側面図である。画像形成部1の給紙機構34は、ロール状の被記録材Rを解きながら給紙する給紙手段と、解き出された被記録材Sを巻き戻し可能な巻戻手段と有する。つまり、給紙機構3には、給紙手段の他に、ロール紙Rから解き出された被記録材Sを紙管上へ巻き戻し可能な巻戻手段が設けられている。
画像形成部1からカッター手段6へ至る被記録材Sの搬送経路の途中には中間ローラ4が配されている。中間ローラ4は、巻き取り中の被記録材に所定の張力を与えるための錘の役割を有する。インクジェット記録装置で記録した被記録材(特に薄い紙)は、インク(水分)によって部分的に伸びるために凹凸が生じる。凹凸が生じた状態で巻き取った場合は、凹凸のために順調に巻き取ることができないことがある。そこで、Uターン状に垂れ下がった記録後の被記録材上に中間ローラ4を載せて張力を与えることにより、凹凸の発生を防ぎながら巻き取ることが行われる。
また、中間ローラ4は、後述するように、巻取機構の起動および停止のトリガーとなる信号を発生させるための遮蔽物としての機能も有する。検知手段5は、一般に電気式センサで構成される。具体的には、例えば、約20cm程度離れたところに配置された発光部と受光部とを有し、センサ光を遮光したときにオン信号を返し、通光したときにオフ信号を演算部へ送るように構成される。
本実施形態に係る画像形成装置の特徴的な構成および動作をさらに説明する。まず、画像形成部1で記録された被記録材は画像形成部1により下方(矢印A方向)へ搬送され、下方へ搬送されてくる被記録材Sは、搬送経路の下部に配された中間ローラ4によって搬送方向を上向きに変更される。上方へ搬送される被記録材Sは、途中でカッター手段6を通過し、巻取機構3に巻き取られる。搬送される被記録材Sは中間ローラ4により所定の張力を付与されている。検知手段5により中間ローラ4を検知した結果、中間ローラ4が所定高さより低い位置にあると判別されたとき(検知手段5が中間ローラ4の存在を検知したとき)、その検知信号に基づいて巻取機構3を矢印B方向に回転駆動する。巻取機構3の矢印B方向の回転により被記録材Sを巻き取っていくと、巻き取り量に応じて中間ローラ4が上昇する。そして、中間ローラ4が所定高さ位置まで上昇したと判別されたとき(検知手段5が中間ローラ4の存在を検知しないとき)、巻取機構3の巻取動作を停止する。
一方、画像形成部1により被記録材Sが矢印A方向に搬送されると、中間ローラ4は搬送量に応じて下方へ移動する。そして、中間ローラ4が所定高さ位置まで低下すると、再び検知手段5によって検知され、その検知信号に基づいて再び巻取機構3が矢印B方向へ回転駆動される。このような動作を繰り返すことにより、画像形成部1で被記録材に記録するとともに、画像形成部1から送り出される成果物としての被記録材Sを巻き取っていく。被記録材に対する全ての記録が完了した後、画像形成部1内の搬送手段(搬送ローラ26等)により被記録材Sをさらに矢印A方向へ搬送し、記録領域の後側の余白部分(非記録部分)がカッター手段6に到達するまで搬送する。この場合、被記録材Sの搬送量は装置設計上で決まるため、装置本体は必要以上の余白部分を無駄に送ることなく、カッター手段6まで搬送することができる。
余白をカッター手段6まで搬送したところで、被記録材Sの搬送方向を反転させ、画像形成部1の給紙機構34に設けた巻戻手段により被記録材Sを矢印A方向と反対方向へ所定長さだけ巻き戻す。給紙機構34の巻戻手段は、専用モータ、ギア、クラッチなどによって構成され、被記録材(ロール紙)Rを支持している軸の端部のギアと給紙機構34のギアとが噛み合っている。この巻戻手段は、モータをオンにして巻取方向に回転駆動されることで、被記録材をロール紙Rの巻芯上に巻き取ることができる。通常の記録中では、駆動伝達系の途中に配されたクラッチがオフになるため、巻戻手段は駆動されない。つまり、通常の記録中では、搬送ローラ26とピンチローラ27のニップの搬送力等により巻芯上のロール紙Rを解き出しながら記録を行う。
このような巻き戻しにより、中間ローラ4を床面から上方へ所定距離離れた位置まで上昇させる。この巻き戻し操作は、被記録材を切断したときに、被記録材のカッター手段6と中間ローラ4との間の部分が床面に接触して汚損や損傷の原因となることを防ぐためである。この巻き戻しによって被記録材Sの切断位置(カッター手段と被記録材の相対位置)が変動することはない。そこで、カッター手段6の刃61を図1中の矢印C方向に移動させることにより被記録材を切断する。切断後の状態は図5に示すとおりである。続いて、切断された被記録材を給紙機構34の巻戻手段によりさらに巻き戻し(図5中の矢印D方向)、次回の記録において被記録材の先端部分に無駄な余白領域を作らないように準備しておく。
図6は以上説明した一実施形態に係る画像形成装置の動作のフローチャートである。次に、上述の実施形態の一連の動作について順を追って説明する。ステップS1で被記録材の先端部を巻取機構3の紙管に固定し、ステップS2で中間ローラ4を被記録材にセットし、画像形成部1において、給紙機構34にセットされたロール紙Rから搬送ローラ26等によって解き出された被記録材に記録を行う。中間ローラ4はユーザーによってUターン状の被記録材上にセットされる。ステップS1およびステップS2においては、記録した被記録材の先端部を巻取機構3に固定させる手段と、中間ローラ4を所定位置にセットする手段とを設けることで、更なる自動化システムを構築することが可能である。
ステップS3で被記録材に対する記録が完了したか否かを判別し、完了していない場合はステップS4へ進む。ステップS4では、検知手段5により中間ローラ4を検知することにより、中間ローラ4の上下位置が所定高さより低いか否かを判別する。中間ローラ4が検知されず所定位置より高いと判別した場合は、ステップS3へ戻り、被記録材に対する記録が完了するまで記録動作を継続する。ステップS4で中間ローラ4を検知することで所定位置より低いと判別した場合は、ステップS5へ進んで巻取機構3を駆動して被記録材を巻き取ることにより中間ローラ4を所定高さ位置まで上昇させる。
ステップS3において被記録材に対する記録が完了したと判別した場合は、ステップS6へ進み、記録した被記録材の余白部分がカッター手段6の位置にくるまで、画像形成部1の搬送手段(搬送ローラ26等)により被記録材を送り出し方向へ搬送する。余白部分がカッター手段6まで搬送されてきたとき、巻取機構3の巻き取り動作を停止するとともに、ステップS7へ進み、画像形成部1の給紙機構34の巻戻手段により被記録材Sを画像形成部側へ所定長さだけ巻き戻す。この巻戻動作により、中間ローラ4を所定高さ位置まで上昇させる。その後、ステップS8に進んで、カッター手段6により被記録材Sを切断する。この切断動作は、カッター手段6の切断刃を被記録材の幅方向に移動させることにより行われる。
被記録材Sを切断すると、中間ローラ4は床上に落下することになる。これを防止するために、切断した後に中間ローラ4を収容もしくは支持する機構を設けても良い。例えば、給紙機構34の巻戻手段により中間ローラ4を上昇位置(図4)まで巻き戻した後、スタンド2からせり出したサポート部材(不図示)によって落下する中間ローラ4を支持する構成を採ることができる。あるいは、中間ローラ4が上昇したときに、巻取機構3の一部に配されたマグネットによって、中間ローラ4内の磁性体を磁力吸引することで落下を防止する構成を採ることも可能である。次いで、ステップS9へ進み、切断された被記録材をさらに画像形成部内へ所定長さだけ巻き戻す。これにより、次回の記録を開始するときに、被記録材の先端部分に無駄な余白領域を作らないように準備しておく。以上で、被記録材に記録する際の一連の動作を終了する。
以上の実施形態によれば、巻取機構3の近傍又は一部に被記録材Sを切断するためのカッター手段6を配することにより、人手を要することなく、記録を完了した後の被記録材を所望位置で無駄なく切断することが可能な画像形成装置が提供される。また、記録した被記録材Sの切断は、巻取機構3と巻取手段(給紙機構34)との連携により、被記録材Sを装置載置面に接触させることなくカッター手段6により切断する動作によって実行される。つまり、図6のステップS6〜ステップS8で説明したように、巻取機構3により被記録材を切断位置まで搬送した後、切断することなく、一旦巻戻手段により被記録材を所定長さだけ巻き戻す。この巻戻動作により中間ローラ4を所定高さまで上昇させた後で被記録材を切断するように制御される。かかる制御動作により、切断された成果物(被記録材)の装置載置面への落下を防止することができ、装置載置面との接触に起因する記録成果物の汚染や損傷を防止することができる。
なお、以上の実施形態では、画像形成部が記録ヘッドを往復移動させて記録を行うシリアルタイプである場合を例に挙げたが、本発明は、紙送りのみで1ラインずつ一括して画像を形成するラインタイプの画像形成部を用いる場合にも同様に適用可能である。また、以上の実施形態では、画像形成部がインクジェット記録装置である場合を説明したが、本発明は、熱転写式、感熱式、レーザービーム式、ワイヤドット式など、他の記録方式の画像形成部を用いる場合にも同様に適用可能である。さらに、本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の単体の画像形成装置の他、複合機器やシステム構成などにおける画像形成装置に対しても同様に適用可能である。また、本発明は、被記録材として、紙、プラスチックシート、写真調印画紙、布など、種々の材質を使用する場合にも同様に適用可能である。
一実施形態に係る画像形成装置を前方から見た斜視図である。 図1の画像形成部の内部を上方から見た斜視図である。 図1の画像形成装置において記録動作中に中間ローラの位置が低下したときの側面図である。 図1の画像形成装置において記録動作中に中間ローラの位置が上昇したときの側面図である。 図1の画像形成装置において被記録材をカッター手段で切断したときの側面図である。 一実施形態に係る画像形成装置の記録動作のフローチャートである。 巻取機構を装備した画像形成装置において被記録材を巻き取っていくときの側面図である。 図7の画像形成装置において被記録材を切断したときの側面図である。
符号の説明
1 画像形成部
2 スタンド
3 巻取機構
4 中間ローラ
5 検知手段
6 カッター手段
14 キャリッジ
21 記録ヘッド
26 搬送ローラ
34 給紙機構
R 被記録材(ロール紙)
S 被記録材

Claims (6)

  1. 画像情報に基づいて被記録材に記録する画像形成部と、記録した被記録材を巻き取るための巻取機構とを備えた画像形成装置において、
    前記巻取機構の近傍又は一部に被記録材を切断するためのカッター手段を配することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、ロール状の被記録材を解きながら給紙する給紙手段と解き出された被記録材を巻き戻し可能な巻戻手段とを有し、前記巻取機構と前記巻戻手段との連携により被記録材を装置載置面に接触させることなく前記カッター手段により切断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部から前記カッター手段へ至る搬送経路の途中に配された中間ローラと、前記中間ローラの位置を検知する検知手段とを設け、前記中間ローラの位置が低下したとき前記巻取機構により被記録材を巻き取ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成部で記録した被記録材の余白部が前記カッター手段まで搬送されてきたとき、前記巻取機構の巻き取り動作を停止するとともに前記巻戻手段により被記録材を所定長さだけ巻き戻した後に、前記カッター手段により被記録材を切断することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部は、画像情報に基づいて記録ヘッドから被記録材へインクを吐出して記録を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、記録ヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させて被記録材に記録を行うシリアルプリンタであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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