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JP2009189498A - 軟質樹脂製人形の胸部骨格構造 - Google Patents

軟質樹脂製人形の胸部骨格構造 Download PDF

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JP2009189498A JP2008032149A JP2008032149A JP2009189498A JP 2009189498 A JP2009189498 A JP 2009189498A JP 2008032149 A JP2008032149 A JP 2008032149A JP 2008032149 A JP2008032149 A JP 2008032149A JP 2009189498 A JP2009189498 A JP 2009189498A
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Abstract

【課題】肩部骨格の可動範囲が大きく、躍動感のある豊かな表現力を備えた軟質樹脂製人形の胸部骨格構造を提供する。
【解決手段】少なくとも、胸部骨格Cと、胸部骨格の上方に連結された首部骨格Nと、下方に連結された胴部骨格Tと、胸部骨格に接続された、一対の肩部骨格S,Sとを含む骨格構造を備え、骨格構造を軟質樹脂製の外皮FSで覆ってなる軟質樹脂製の人形において、胸部骨格は、肩部骨格を人形の前後方向に回動可能な肩部前後回動構造C3と、肩部骨格を人形の上下方向に回動させる肩部上下回動構造C4を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、硬質樹脂の骨格を備え、該骨格の周りを軟質樹脂製の外皮で覆った軟質樹脂製の人形に関する。
なお、本明細書において、人形とは、胴体と脚部と腕部と頭部を備えた人形に限らず、頭部や脚部又は腕部を備えない人形も含む概念とする。
また、人間の形状に限られず、胸部骨格を備えていれば、犬猫等の動物やあるいはロボット等の非生物をも含み、衣服や服飾品等の製品の使用状態を展示するために用いられる人形の全てが対象とされる。
昨今の人形業界において、特にフィギュアと称される人間の身体(裸体)形態を忠実に模写した構成を有する人形が需要者に人気を得ている。
このフィギュアなる人形は、一般に女児等が手に持って遊んだり、単に着せ替えをして遊んだりすることもあるが、昨今フィギュアの需要者層も変化してきており、特に成人男性などの需要者も多くなってきていることからも、その遊び方が変わってきている。
すなわち、手足や腰などが可動するフィギュアでは、例えば裸のまま、若しくは様々な衣装を着せた状態で、思い思いの姿勢を取らせ、その姿勢を維持させたまま棚やケース内などに飾ったり、あるいは写真撮影をしたりして楽しむ趣向がある。なお、手足や腰などが動かない人形にあっても、需要者の好みにあった衣装などを着せて飾ったり、写真撮影をしたりしている。
また、例えば、美術用デッサンなどで使用される可動人形にあっては、手足や腰などを任意に折り曲げて、デッサンしたい姿勢を取らせ、それをデッサンしていたものである。
上述のような場合、人間が行なう所作のポーズを人形に置き換えて表現するため、少しでも人間の身体の動きに忠実なポージングが望まれている。そのような要望に応えるため、本願出願人は、従来から、腕や脚などの身体の各関節箇所にて屈曲作動できる骨格構造を軟質樹脂製の外皮で覆ってなる軟質樹脂製の人形を開発し、提供している(特許文献1参照)。
上記軟質樹脂製の人形の骨格構造では、胸部骨格と、胸部骨格に接続された一対の肩部骨格と、該胸部骨格の上方に連結された首部骨格と、下方に連結された胴部骨格と、胴部骨格の下方に連結された腰部骨格と、腰部骨格に接続された左右の脚部骨格とで構成され、左右の脚部骨格から左右の腕部骨格および首部骨格までが一体に連結されている(特許文献1の図1参照)。
そして、腕部骨格は、人形の側面まで延設された腕部骨格連結部を備え、該連結部に胸部骨格が回動可能に差し込まれて接続されている。
ところで、実際の人間は、胸部から肩部の可動範囲が大きく、その部分の位置関係によって、屈強さや妖艶さが顕著に表現されて看者が受ける印象が変化する。そのような印象の一例を挙げれば、なで肩であれば艶やかな印象になり、いかり肩であれば大柄で屈強そうに見える。また、猫背であれば華奢な印象となり、鳩胸であれば豊満で明るい印象となる。
また、上記胸部から肩部に複雑な動作をさせることによって、様々な運動をしている。例えば、格闘技においては、片方の肩を前に出して腕を体の前側に持ってくることによって防御とする一方で、他方の肩を体の後側にそらせて、攻撃の力を溜めるような姿勢をとることがあるが、左右の肩を前後上下に自由に動かせるからこそ、このような姿勢をとることができる。
或いは、両肩を前にだして、両腕を体の中央方向に絞り込むことで、豊満なバストを強調することができ、そのようなポーズをしたタレントに人気があったりもする。
そこで、上記従来の人形にさらなる表現力を持たせるため、より実際の人間に近づいた動きを実現する胸部骨格構造が望まれていた。
特開2004−222935号公報
本発明の目的は、肩部骨格の可動範囲が大きく、躍動感のある豊かな表現力を備えた軟質樹脂製人形の胸部骨格構造を提供することである。
上記課題を達成するために本発明がなした技術的手段は、少なくとも、胸部骨格と、該胸部骨格の上方に連結された首部骨格と、下方に連結された胴部骨格と、前記胸部骨格に接続された、一対の肩部骨格とを含む骨格構造を備え、該骨格構造を軟質樹脂製の外皮で覆ってなる軟質樹脂製の人形において、前記胸部骨格は、肩部骨格を人形の前後方向に回動可能な肩部前後回動構造を備えていることを特徴とする軟質樹脂製人形の胸部骨格構造としたことである。また、前記胸部骨格は、肩部骨格を人形の上下方向に回動させる肩部上下回動構造を備える場合もあり、上記肩部前後回動構造と肩部上下回動構造の双方を備える場合もある。
また、胸部骨格は、胴部骨格と首部骨格を結ぶ背骨軸を含み、肩部前後回動構造は、前記背骨軸の周りを水平方向に回動する水平方向回動部を含んでいてもよく、肩部上下回動構造は、前記背骨軸を水平方向に直交する仮想延長線の所定位置にて、その仮想延長線に対して水平方向に直交する仮想水平軸を中心として回動する上下方向回動部を含んでいても良い。
本発明によれば、肩部骨格の可動範囲が大きく、躍動感のある豊かな表現力を備えた軟質樹脂製人形の胸部骨格構造を提供することができるようになった。
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図は、本発明の一実施形態を示すものであって、特に限定されるものではなく本発明の範囲内において適宜構成が追加・変更されることがある。また、本実施形態では、人間を模写した人形を代表例として説明するが、ロボットタイプ、怪獣タイプなどの種々の外観形状を有する人形に適用される。
図面は、軟質樹脂製人形の胸部骨格構造Cを示し、図1(a)は、胸部骨格構造Cの斜視図であり、図1(b)は、胸部骨格構造Cの側面図であり、図2は、胸部骨格構造Cの展開図であり、図3は、胸部骨格構造Cの簡略機構図であり、図4(a)は、肩部骨格S,Sが人形の前方向に回動した状態を示す胸部骨格構造Cの斜視図であり、図4(b)は、胸部骨格構造Cを図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、図4(c)は、胸部骨格構造Cを図4(a)の状態にした人形の斜視図であり、図5(a)は、肩部骨格S,Sが人形の後方向に回動した状態を示す胸部骨格構造Cの斜視図であり、図5(b)は、胸部骨格構造Cを図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、図5(c)は、胸部骨格構造Cを図5(a)の状態にした人形の斜視図であり、図6(a)は、肩部骨格S,Sが人形の下方向に回動した状態を示す胸部骨格構造Cの斜視図であり、図6(b)は、胸部骨格構造Cを図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、図6(c)は、胸部骨格構造Cを図6(a)の状態にした人形の斜視図であり、図7(a)は、肩部骨格S,Sが人形の上方向に回動した状態を示す胸部骨格構造Cの斜視図であり、図7(b)は、胸部骨格構造Cを図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、図7(c)は、胸部骨格構造Cを図7(a)の状態にした人形の斜視図である。
本発明は、前述した従来の軟質樹脂製人形に使用されている胸部骨格構造の改良であり、軟質樹脂製人形に使用される他の骨格群は、前述した従来の骨格構造を使用することができる。
本実施例では、胸部骨格構造Cは、図2に示すように、上方に首部骨格Nが連結される首側背骨部材C1と、下方に胴部骨格Tが連結される胴側背骨部材C2と、肩部骨格Sが連結され、該肩部骨格Sを人形の前後方向に回動可能な一対の肩部前後回動構造C3と、肩部骨格Sを人形の上下方向に回動可能な一対の肩部上下回動構造C4で構成されている。なお、骨格構造の材質は、ABS樹脂、その他の樹脂、若しくは金属製など任意に選択される。
また、前記首側背骨部材C1と胴側背骨部材C2によって首部骨格Nと胴部骨格Tを結ぶ背骨軸Dが構成されている。なお、本実施例では、背骨軸Dは、首側背骨部材C1に形成される首側背骨軸D1と、胴側背骨部材C2に形成される胴側背骨軸D2とに分割される。また、首側背骨軸D1が胴側背骨軸D2に対して並行に配されるとともに、人形の後方向にオフセットして配されている。
首側背骨部材C1は、円柱状の首側背骨軸D1(背骨軸D)と、その円柱の高さ方向上端から、該首側背骨軸D1の軸線と直交して、水平方向に延設したつば部10と、そのつば部10の上面に突出して設けられ、首部骨格Nを連結する首骨格連結部11とを含む。
なお、前記首側背骨軸D1の下端面12には、ネジ穴12aが形成されている。また、首骨格連結部11は、本実施例では、一例として、横方向に貫通した筒状に形成され、該筒状部に、首部骨格Nの連結ボルト(図示せず)が差し込まれることによって、首側背骨部材C1と首部骨格Nが連結固定される。なお、首骨格連結部11は、前記構成に限定されるものではなく、連結される首部骨格Nの連結構造に合わせて形成されれば良い。
つば部10の前方側端部10aからは、人形の前方に向けて(人形の前方向、図中の矢印参照)、なだらかに下降傾斜した前方突起30が延出している。なお、前方突起30の延出基端部分には、該前方突起30とつば部10に掛け渡されたリブ36が形成されている。
また、前方突起30は、その前方側面に胸骨面31、その下端面に接合面33を含む。
胸骨面31は、前方突起30の前方側の下降傾斜面に構成されるとともに、前方突起30の突出方向と直交した面状に形成されている。
この胸骨面31は、骨格構造に軟質樹脂製の外皮FSが被せられた場合(図1(b)中の2点鎖線参照)に、該外皮FSのバストM上部に形成されるデコルテ部F(バストMと首との間の皮膚面)が凹まないように、人形内部側から支持する。従って、胸骨面31の傾斜角度は、外皮FSのデコルテ部Fの傾斜角度に合わせて設定されることが好ましい。
さらに、前方突起30の下端面には、後述する胴側背骨部材C2の前方突起接合部41が接合する接合面33が形成されている。接合面33は、平面に形成されるとともに、ネジ穴33aを有している。
また、前方突起30の胸骨面31の下面(裏面)側には、後述する胴側背骨部材C2の胴側背骨軸D2の上端42が嵌合固定される胴側背骨受け部34が形成されている。なお、該胴側背骨受け部34は、前記接合面33と人形の背中方向に隣りあって配されている。
胴側背骨受け部34の下端面は、円形に形成されるとともに、胴側背骨軸D2の上端22の突起22aが嵌合可能な嵌合穴34a(図示せず)を有している。なお、本実施例では、前記胴側背骨受け部34の下端は、前記接合面33及び、前記首側背骨軸D1の下端面12よりも上方に位置している。
さらに、前方突起30の胸骨面31の下面(裏面)側には、前記胴側背骨受け部34と人形の背中方向に隣りあって、補強板35が形成されている。該補強板35は、胴側背骨受け部34から前方突起30の突出方向に沿って、人形の背中方向に延出するとともに、前記首側背骨軸D1とは所定の隙間35aを有して形成されている。
胴側背骨部材C2は、胴骨格Tを連結可能な胴骨格連結部20を備えるとともに、該胴骨格連結部20が胴側背骨軸D2を形成している。具体的には、胴骨格連結部20は、胴骨格Tの円柱状の連結部に外嵌可能に形成されるとともに、人形の上下方向に形成された連結穴21であって、該連結穴21の外殻部が胴側背骨軸D2となる。なお、胴側背骨軸D2の上端22には、前記首部背骨部材C1の胴側背骨受け部34に形成された嵌合穴34aと嵌合可能な突起22aが形成されている。
胴側背骨軸D2の前方側には、該胴側背骨軸D2と隣り合って、前方突起接合部41が形成されている。前方突起接合部41は、その上端に、前記前方突起30の接合面33と面接触可能な平面に形成された接合面41aを備える。なお、該接合面41aは、前記胴側背骨軸D2の上端22よりも、前記胴側背骨受け部34の下端と接合面33との高低差分と等しい段差を有して形成されている。これにより、前記胴側背骨軸D2の突起22aを首部背骨部材C1の胴側背骨受け部34の嵌合穴34aに嵌合させた場合に、接合面41aが前記前方突起30の接合面33と面接触する。
さらに、該接合面41aには、前方突起接合部41の下面まで貫通した貫通穴41bが設けられている。この貫通穴41bは、前記胴側背骨軸D2の突起22aを首部背骨部材C1の胴側背骨受け部34の嵌合穴34aに嵌合させた場合に、前記前方突起30の接合面33のネジ穴33aと対面する位置に配されている。これにより、前方突起接合部41の下側から図示しないネジが差し込まれ、該ネジが前記前方突起30の接合面33のネジ穴33aに締めこまれて、胴側背骨部材C2と首側背骨部材C1が一体に連結固定される。
前方突起接合部41の前面は、垂直面に形成されるとともに、該垂直面は、前記前方突起30と接合した場合に、胸骨面31の下端と連続するように形成されている。
胴側背骨軸D2の後方側には、首側背骨軸受け部42が形成されている。
首側背骨軸受け部42は、人形の上下方向に直交した平面を有する円板状に形成されるとともに、該円板面の中心には、上下に貫通する貫通穴43が形成されている。また、首側背骨軸受け部42の上面42aには、前記首側背骨軸D1の下端面12が嵌合可能な円形の凹み42bが形成されている。
首側背骨軸受け部42は、前記胴側背骨軸D2の突起22aを首部背骨部材C1の胴側背骨受け部34の嵌合穴34aに嵌合させた場合に、首側背骨軸受け部42の上面42aの凹み42bに、前記首側背骨軸D1の下端面12が嵌合する位置及び高さに配されている。
凹み42bに、前記首側背骨軸D1の下端面12が嵌合した状態において、首側背骨軸受け部42の下側から図示しないネジが差し込まれ、該ネジが前記首側背骨軸D1の下端面12のネジ穴12aに締めこまれることにより、首側背骨軸受け部42に首側背骨軸D1がぶれることなく固定されるとともに、胴側背骨部材C2と首側背骨部材C1が一体に連結固定される。
首側背骨軸受け部42の後端部分には、円板状の外周面上に、首側背骨軸D1を中心として左右対称に突出した一対の突起44,44が設けられている。
また、胴側背骨軸D2と首側背骨軸受け部42は補強板45で連結されているとともに、該補強板45の両側面(左側及び右側の面)には、それぞれ、補強リブ46が備えられている。
一対の肩部前後回動構造C3は、それぞれ、前記首側背骨軸D1の周りを水平方向に回動する水平方向回動部50と、該水平方向回動部50から延設された板状部材52とで構成される。
水平方向回動部50は、人形の上下方向(図の上下方向と同じ。図中の矢印参照)に、円板面を有する円筒に形成されている。また、該円筒の径中心の穴51は、前記首側背骨軸D1の外径よりも僅かに大径に形成されるとともに、該穴51の内径周面には、部分的に、前記首側背骨軸D1の外径よりも僅かに小径となる小径部51aが形成されている。本実施例では、小径部51aは、穴51の断面視円形の内径のうち、3箇所を直線に形成することによって小径にしている。なお、小径部51aは、内径周面を軸方向に連続して形成されている。
これにより、水平方向回動部50を首側背骨軸D1に外嵌した場合に、首側背骨軸D1(背骨軸D)の周りを水平方向に回動(図2中の円弧状矢印A及び図3(a)参照)可能となる。その場合に、前記小径部51aのみが水平方向回動部50の外周面ときつく当接して摺動することとなり、回動時の適度な渋さを実現しており、肩部骨格Sを任意の回動角度に保持することができる。
なお、水平方向回動部50の外径は、前記首側背骨部材C1のつば部10と同径に形成されている。
また、一対の水平方向回動部50のうち、一方の水平方向回動部50が、つば部10の下面に当接するように首側背骨軸D1に外嵌され、他方の水平方向回動部50は、その上面が、該一方の水平方向回動部50の下面に当接するように首側背骨軸D1に外嵌される。このとき、水平方向回動部50の径方向の厚みが、前記首側背骨部材C1の補強板35と首側背骨軸D1との隙間35aに収容される。
板状部材52は、前記水平方向回動部50の外径面の軸方向に連続した一部分から、径方向外向きに直状の板状体に延設されている。さらに、板状部材52は、水平方向回動部50が前述のように首側背骨軸D1に外嵌された場合に、前記首側背骨軸受け部42の突起44がある高さまで、下方に向けて垂直に延出している。すなわち、板状部材52の下方端52aを突起44の位置にあわせるため、一対の水平方向回動部50では、その延出長さがそれぞれ相違している。
また、一対の水平方向回動部50を首側背骨軸D1に外嵌する場合には、それぞれの水平方向回動部50に延設された板状部材52が、互いに首側背骨軸D1を挟んで反対側に配される。
これにより、水平方向回動部50が首側背骨軸D1の周りを人形の後側に向けて回動した場合に、板状部材52の下端部52aの後側の面が突起44と当接した角度において、それ以上の回動が制限される。従って、回動が所望の角度となったときに、板状部材52の下端部52aの後側の面が突起44と当接するように突起44,44の設置位置を設定すれば、水平方向回動部50の回動を所望の角度で制限することができる。
一対の肩部上下回動構造C4は、それぞれ、上下方向回動部60と、該上下方向回動部60を回動可能に支持する回動部支持部61と、肩部骨格支持部70とで構成される。
上下方向回動部60は、人形の後側に向けて水平に伸びて、上下方向回動部60の回動の中心となる回動軸64と、該回動軸64の前側端から延設されたアーム65と、該アーム65の上端に設けられた肩部骨格支持部70で構成されている。
アーム65は、人形の前後方向に所定の厚みで形成された直状の板状体であり、前記回動軸64の前側端から所定の寸法で上方に向けて延設されている。
肩部骨格支持部70は、径の軸芯を人形の左右方向に向けた、前記アーム65の厚みよりも大径の外径面72をもった円筒状に形成されている。
肩部骨格支持部70は、図1(b)に示すように、首側背骨軸D1と胴側背骨軸D2の中間に位置するように配されている。また、肩部骨格支持部70の外径面72の後端は、アーム65の後面よりも後側に位置している。
また、正面視右側の肩部骨格Sが連結される肩部骨格支持部70の右端は、前記アーム65の右端よりも右側に突出して形成され、正面視左側の肩部骨格Sが連結される肩部骨格支持部70の左端は、前記アーム65の左端よりも左側に突出して形成されている。
肩部骨格支持部70の円筒の径中心の穴71は、肩部骨格Sの連結軸S1を内嵌可能に形成されている。この場合、穴71は、連結軸S1の外径よりも僅かに大径に形成されるとともに、該穴71の内径周面には、部分的に、連結軸S1の外径よりも僅かに小径となる小径部71aが形成されている。本実施例では、小径部71aは、穴71の断面視円形の内径のうち、3箇所を直線に形成することによって小径にしている。なお、小径部71aは、内径周面を軸方向に連続して形成されている。
これにより、連結軸S1を穴71に外嵌した場合に、前記小径部71aのみが連結軸S1の外周面ときつく当接して摺動することとなり、肩部骨格Sを肩部骨格支持部70の円筒の軸芯に沿って回転させることが可能となるとともに、回転時のの適度な渋さを実現しており、肩部骨格Sを任意の角度に保持することができる。
回動部支持部61は、前記板状部材52の下方端52a側の前方側の面から、円筒状体が、前方側に向けて、板状部材52の前方側の面と直交し、首側背骨軸D1の軸線に対して水平に突出している。該円筒状体の径中心には、後述する上下方向回動部60を回動可能に支持する回動部支持穴62が形成されている。
すなわち、回動部支持穴62は、前記首部背骨軸D1を水平方向に直交する仮想延長線L(図2中の破線矢印L参照)の所定位置(矢印Lの寸法)にて、その仮想延長線Lに対して水平方向に直交する仮想水平軸E(図2中の2点鎖線E参照)を径中心として形成されている。
なお、回動部支持部61が前記板状部材52の下方端52a側の前方側の面から突出する寸法は、前記肩部骨格支持部70の外径面72の後端が、アーム65の後面よりも突出した寸法よりも僅かに大きい寸法に設定されている。また、回動部支持部61の外径は、アーム65が上方に向けて延設された所定の寸法よりも小径に設定されている。
肩部上下回動構造C4は、前記上下方向回動部60の回動軸64が、回動部支持部61の回動部支持穴62に嵌合されて、回動軸64の軸芯(仮想水平軸E)を中心として回動した場合に、肩部骨格支持部70に連結された肩部骨格Sを上下方向に回動させる(図2中の円弧矢印B及び図3(b)参照)。
なお、図示を省略したが、回動軸64の後側端部にはネジ穴が設けられている。回動軸64は、回動部支持部61の回動部支持穴62に嵌合した後に、回動部支持穴62の後側から、皿つきネジが締めこまれることによって、回動部支持穴62から脱落しないように保持される。
以下に、本発明による胸部骨格構造Cを使用した軟質樹脂製人形の姿勢の変化について説明する。
まず、図4(a)に示すように、肩部骨格S,Sを人形の前方向に回動した場合には、軟質樹脂製人形の姿勢は、肩部骨格S,Sを人形の前方向に回動しない場合(図4(b)参照)の姿勢から、図4(c)に示す姿勢に変化する。この場合、肩部骨格S,Sの回動によって、人形の肩関節S2,S2が前方向に移動するとともに、該肩関節S2,S2に引っ張られて、樹脂製人形の外皮FSの肩口の部分が前方向に移動している。それに伴ない、鎖骨を模した部分やバストMが体の中央に寄せられている。このとき、外皮FSがたるんで、デコルテ部Fが体の内部方向に移動する力が働くが、デコルテ部Fは、前方突起30の胸骨面31によって、人形内部側から支持されているので、不自然に窪むことがない。これにより、軟質樹脂製人形は、猫背で華奢な印象を醸すことができる。
次に、図5(a)に示すように、肩部骨格S,Sを人形の後方向に回動した場合には、軟質樹脂製人形の姿勢は、肩部骨格S,Sを人形の後方向に回動しない場合(図5(b)参照)の姿勢から、図5(c)に示す姿勢に変化する。この場合、肩部骨格S,Sの回動によって、人形の肩関節S2,S2が後方向に移動するとともに、該肩関節S2,S2に引っ張られて、樹脂製人形の外皮FSの肩口の部分が後方向に移動している。それに伴ない、鎖骨を模した部分やバストMが体側方向に引っ張られている。このとき、外皮FSのデコルテ部Fには、外皮FSが左右にが引っ張られて平坦になる力が働くが、デコルテ部Fは、前方突起30の胸骨面31によって、人形内部側から支持されているので、現実の人間のように、胸の中央部分が最も前方に位置状態を保つ。これにより、軟質樹脂製人形は、鳩胸で豊満な明るい印象を醸すことができる。
次に、図6(a)に示すように、肩部骨格S,Sを人形の下方向に回動した場合には、軟質樹脂製人形の姿勢は、肩部骨格S,Sを人形の下方向に回動しない場合(図6(b)参照)の姿勢から、図6(c)に示す姿勢に変化する。この場合、肩部骨格S,Sの回動によって、人形の肩関節S2,S2が下方向に移動するとともに、該肩関節S2,S2に引っ張られて、樹脂製人形の外皮FSの肩口の部分が下方向に移動している。それに伴ない、首筋から肩にかけた部分や、鎖骨を模した部分が下方向に引っ張られている。これにより、軟質樹脂製人形は、なで肩で艶やかな印象を醸すことができる。
次に、図7(a)に示すように、肩部骨格S,Sを人形の上方向に回動した場合には、軟質樹脂製人形の姿勢は、肩部骨格S,Sを人形の上方向に回動しない場合(図7(b)参照)の姿勢から、図7(c)に示す姿勢に変化する。この場合、肩部骨格S,Sの回動によって、人形の肩関節S2,S2が上方向に移動するとともに、該肩関節S2,S2に引っ張られて、樹脂製人形の外皮FSの肩口の部分が上方向に移動している。それに伴ない、鎖骨を模した部分やバストMが上方向に引っ張られている。これにより、軟質樹脂製人形は、いかり肩で大柄に見えて屈強そうな印象を醸すことができる。
本実施例の胸部骨格構造Cは、背骨軸D(首側背骨軸D1及び胴側背骨軸D2)は、人形の垂直軸に沿って垂直に備えられている。これにより、肩部前後回動構造C3では、肩部骨格Sは、首側背骨軸D1の周りを前後方向に、最前から最後まで、純粋な水平変位のみで、回動することができる。すなわち、前後方向の回動動作から上下方向の変位を排除することができる。
また、肩部上下回動構造C4では、首側背骨軸D1に対して水平に突出した仮想線Eを中心に回動する。これにより、肩部骨格Sは、上下方向に、最上から最下まで、純粋な垂直変位のみで、回動することができる。すなわち、上下方向の回動動作から前後方向の変位を排除することができる。
もちろん、上記肩部前後回動構造C3の回動と肩部上下回動構造C4の回動を組み合わせることにより、肩部骨格Sは前後上下の任意の位置に変位させることができるので、軟質樹脂製人形に、複雑なポージングをさせることが可能である。例えば、左側の肩部骨格Sは、後方向かつ上方向に回動させ、さらに、右側の肩部骨格Sは、前方向かつ下方向に回動させることも可能である。このようなポージングをさせることによって、テニスのサーブを打つ姿勢や、格闘技の攻撃の準備と防御の姿勢など、躍動的で豊かなポージング表現が可能となる。
本実施例では、上記肩部前後回動構造C3と肩部上下回動構造C4の双方を備えた例を説明したが、この構成に限定されず、上記肩部前後回動構造C3と肩部上下回動構造C4のいずれか一方のみが備えられている場合も本発明の範囲内である。
また、背骨軸Dは、首側背骨部材C1に形成される首側背骨軸D1と、胴側背骨部材C2に形成される胴側背骨軸D2とに分割され、首側背骨軸D1が胴側背骨軸D2に対して、並行に配されるとともに、人形の後方向にオフセットして配したが、この構成に限定されるものではなく、分割された首側背骨軸D1と胴側背骨軸D2がオフセットされずに一本の軸線上に配されていたり、或いは、背骨軸Dが分割されずに連続して形成されていたりする構成であっても本発明の範囲内である。また、首側背骨軸D1が胴側背骨軸D2に対して並行ではなく、角度を持って配されている構成も本発明の範囲内である。
本実施例では、板状部材52やアーム65は直状の板状体に形成したが、これに限定されず、前後方向や左右方向に曲面状の板として形成されていても良い。また、胴側背骨部材C2を備えず、首側背骨部材C1に胴骨格Tを連結可能な胴骨格連結部20を備えている構成も本発明の範囲内である。この場合には、首側背骨軸D1の下端面12のネジ穴12aには、皿つきネジを締めこむ等により、首側背骨軸D1から水平方向回動部50が抜け落ちないようにすれば良い。
(a)は、胸部骨格構造の斜視図であり、(b)は、胸部骨格構造の側面図である。 胸部骨格構造の展開図である。 胸部骨格構造の簡略機構図である。 (a)は、肩部骨格が人形の前方向に回動した状態を示す胸部骨格構造の斜視図であり、(b)は、胸部骨格構造を図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、図4(c)は、胸部骨格構造を図4(a)の状態にした人形の斜視図である。 (a)は、肩部骨格が人形の後方向に回動した状態を示す胸部骨格構造の斜視図であり、(b)は、胸部骨格構造を図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、(c)は、胸部骨格構造を図5(a)の状態にした人形の斜視図である。 (a)は、肩部骨格が人形の下方向に回動した状態を示す胸部骨格構造の斜視図であり、(b)は、胸部骨格構造を図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、(c)は、胸部骨格構造を図6(a)の状態にした人形の斜視図である。 (a)は、肩部骨格が人形の上方向に回動した状態を示す胸部骨格構造の斜視図であり、(b)は、胸部骨格構造を図1(a)の状態にした人形の斜視図であり、(c)は、胸部骨格構造を図7(a)の状態にした人形の斜視図である。
符号の説明
10 上端部
C 胸部骨格
C3 肩部前後回動構造
C4 肩部上下回動構造
FS 外皮
N 首部骨格
S,S 一対の肩部骨格
T 胴部骨格

Claims (5)

  1. 少なくとも、胸部骨格と、該胸部骨格の上方に連結された首部骨格と、下方に連結された胴部骨格と、前記胸部骨格に接続された一対の肩部骨格とを含む骨格構造を備え、該骨格構造を軟質樹脂製の外皮で覆ってなる軟質樹脂製の人形において、
    前記胸部骨格は、肩部骨格を人形の前後方向に回動可能な肩部前後回動構造を備えていることを特徴とする軟質樹脂製人形の胸部骨格構造。
  2. 少なくとも、胸部骨格と、該胸部骨格の上方に連結された首部骨格と、下方に連結された胴部骨格と、前記胸部骨格に接続された一対の肩部骨格とを含む骨格構造を備え、該骨格構造を軟質樹脂製の外皮で覆ってなる軟質樹脂製の人形において、
    前記胸部骨格は、肩部骨格を人形の上下方向に回動させる肩部上下回動構造を備えていることを特徴とする軟質樹脂製人形の胸部骨格構造。
  3. 少なくとも、胸部骨格と、該胸部骨格の上方に連結された首部骨格と、下方に連結された胴部骨格と、前記胸部骨格に接続された一対の肩部骨格とを含む骨格構造を備え、該骨格構造を軟質樹脂製の外皮で覆ってなる軟質樹脂製の人形において、
    前記胸部骨格は、肩部骨格を人形の前後方向に回動可能な肩部前後回動構造と、肩部骨格を人形の上下方向に回動させる肩部上下回動構造を備えていることを特徴とする軟質樹脂製人形の胸部骨格構造。
  4. 胸部骨格は、胴部骨格と首部骨格を結ぶ背骨軸を含み、
    肩部前後回動構造は、前記背骨軸の周りを水平方向に回動する水平方向回動部を含む
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の軟質樹脂製人形の胸部骨格構造。
  5. 胸部骨格は、胴部骨格と首部骨格を結ぶ背骨軸を含み、
    肩部上下回動構造は、前記背骨軸を水平方向に直交する仮想延長線の所定位置にて、その仮想延長線に対して水平方向に直交する仮想水平軸を中心として回動する上下方向回動部を含む
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の軟質樹脂製人形の胸部骨格構造。
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